JPH10300081A - ガスライターのバルブ連結構造 - Google Patents
ガスライターのバルブ連結構造Info
- Publication number
- JPH10300081A JPH10300081A JP11070297A JP11070297A JPH10300081A JP H10300081 A JPH10300081 A JP H10300081A JP 11070297 A JP11070297 A JP 11070297A JP 11070297 A JP11070297 A JP 11070297A JP H10300081 A JPH10300081 A JP H10300081A
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- JP
- Japan
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- valve
- mounting member
- gas
- fitting recess
- connection structure
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】順次、上から液化ガス吸上芯、釘状固定子、フ
ィルター等の内装部品を装着しなければならないなど、
組み付けに手間がかかってしまう。 【解決手段】バルブ5の底面側に環状の取付部材6を介
してフィルター5g、釘状固定子5h、液化ガス吸上部
材5i等からなる内装部品を一体的に組み付ける。この
取付部材6は、その上端開口側を前記バルブ5に気密に
外接し下端側に係合鍔6bを介して同嵌合凹部3aの透
孔3bに抜け止めされる。すなわち、取付部材6は、周
方向に回動されることにより嵌合凹部3aの透孔3bに
形成された張出片3d,3d下に係合される係合鍔6
b,6bが形成されている。また、この張出片3d,3
dの下面には、取付部材6の回動操作に応じて次第に前
記係合鍔6b,6bとの締め付けが強くなるように、換
言すれば、回動方向に厚みが変化するように傾斜面を形
成するのが良い。
ィルター等の内装部品を装着しなければならないなど、
組み付けに手間がかかってしまう。 【解決手段】バルブ5の底面側に環状の取付部材6を介
してフィルター5g、釘状固定子5h、液化ガス吸上部
材5i等からなる内装部品を一体的に組み付ける。この
取付部材6は、その上端開口側を前記バルブ5に気密に
外接し下端側に係合鍔6bを介して同嵌合凹部3aの透
孔3bに抜け止めされる。すなわち、取付部材6は、周
方向に回動されることにより嵌合凹部3aの透孔3bに
形成された張出片3d,3d下に係合される係合鍔6
b,6bが形成されている。また、この張出片3d,3
dの下面には、取付部材6の回動操作に応じて次第に前
記係合鍔6b,6bとの締め付けが強くなるように、換
言すれば、回動方向に厚みが変化するように傾斜面を形
成するのが良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスライターの改
良に関し、更に詳しくは、バルブ並びに焼結芯、釘状固
定子、フィルター等の内装部品の上からの組み付けが簡
単かつコンパクトにできるガスライターのバルブ連結構
造に関する。
良に関し、更に詳しくは、バルブ並びに焼結芯、釘状固
定子、フィルター等の内装部品の上からの組み付けが簡
単かつコンパクトにできるガスライターのバルブ連結構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かるガスライターとしては、例
えば、特公昭57−32304号公報に開示されたもの
が従来例として周知である。このガスライターは、プラ
スチック製ガスタンクの上部にバルブを装着し、該バル
ブの下部から嵌合凹部を介してガスタンク内へ液化ガス
吸上芯を垂下してなるプラスチック製ガスライターにお
いて、前記バルブの下部に、前記液化ガス吸上芯の上部
周囲に延在し、前記バルブ下の釘状固定子の下面に上端
面を接触し、前記吸上芯の上部周面に沿ってガスタンク
内まで延びた金属製の集熱筒を設け、熱伝導によって液
化ガスの熱を釘状固定子に伝達し、液化ガスが気化室内
で気化するのに必要な気化熱を気化室内に供給して炎を
安定させている。
えば、特公昭57−32304号公報に開示されたもの
が従来例として周知である。このガスライターは、プラ
スチック製ガスタンクの上部にバルブを装着し、該バル
ブの下部から嵌合凹部を介してガスタンク内へ液化ガス
吸上芯を垂下してなるプラスチック製ガスライターにお
いて、前記バルブの下部に、前記液化ガス吸上芯の上部
周囲に延在し、前記バルブ下の釘状固定子の下面に上端
面を接触し、前記吸上芯の上部周面に沿ってガスタンク
内まで延びた金属製の集熱筒を設け、熱伝導によって液
化ガスの熱を釘状固定子に伝達し、液化ガスが気化室内
で気化するのに必要な気化熱を気化室内に供給して炎を
安定させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特公昭57−32304号公報のガスライターにあっ
ては、金属製の集熱筒を気化室内からガスタンクに延出
させるべく嵌合凹部内に挿着した後、順次、上から液化
ガス吸上芯、釘状固定子、フィルターを装着しなければ
ならず、また、前記嵌合凹部が小径で、かつ、深く凹設
されていることも相俟って、ピンセット等で正確に掴み
入れなければならないなど、内装部品の取り付けに手間
がかかってしまうといった問題を有するものであった。
た特公昭57−32304号公報のガスライターにあっ
ては、金属製の集熱筒を気化室内からガスタンクに延出
させるべく嵌合凹部内に挿着した後、順次、上から液化
ガス吸上芯、釘状固定子、フィルターを装着しなければ
ならず、また、前記嵌合凹部が小径で、かつ、深く凹設
されていることも相俟って、ピンセット等で正確に掴み
入れなければならないなど、内装部品の取り付けに手間
がかかってしまうといった問題を有するものであった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、バルブ機構と共にフィルター、釘状固
定子、焼結芯等の内装部品を纏めて簡単かつコンパクト
に装着できる低廉なガスライターのバルブ連結構造の提
供を目的としたものである。
なされたもので、バルブ機構と共にフィルター、釘状固
定子、焼結芯等の内装部品を纏めて簡単かつコンパクト
に装着できる低廉なガスライターのバルブ連結構造の提
供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上部開口を閉塞すべく気密に装着された
タンク上蓋と、該タンク上蓋に嵌合凹部を介して気密に
装着されたバルブと、該バルブの下端側に配設されるフ
ィルター、液化ガス吸上手段等の内装部品とを備えてな
るガスライターにおいて、前記バルブは、前記内装部品
を一括して収納する取付部材を介して前記嵌合凹部内に
装着されたガスライターのバルブ連結構造に存する。
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上部開口を閉塞すべく気密に装着された
タンク上蓋と、該タンク上蓋に嵌合凹部を介して気密に
装着されたバルブと、該バルブの下端側に配設されるフ
ィルター、液化ガス吸上手段等の内装部品とを備えてな
るガスライターにおいて、前記バルブは、前記内装部品
を一括して収納する取付部材を介して前記嵌合凹部内に
装着されたガスライターのバルブ連結構造に存する。
【0006】また、前記取付部材は、上端側が前記バル
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されるのが良い。
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されるのが良い。
【0007】更に、前記取付部材は、同ブッシュの回動
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えるのが良い。
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えるのが良い。
【0008】また、前記取付部材は、周面に突設された
少なくとも一以上の操作鍔と、周方向に回動されること
により前記嵌合凹部の透孔に係合される係合鍔とを備え
るのが良い。
少なくとも一以上の操作鍔と、周方向に回動されること
により前記嵌合凹部の透孔に係合される係合鍔とを備え
るのが良い。
【0009】更に、前記嵌合凹部の透孔には、前記取付
部材の回動操作により同取付部材の係合鍔と係合する張
出片を備えるのが良い。
部材の回動操作により同取付部材の係合鍔と係合する張
出片を備えるのが良い。
【0010】また、前記張出片には、回動方向に厚みが
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成するのが好ま
しい。
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成するのが好ま
しい。
【0011】更に、前記取付部材の近傍には、同取付部
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
しても良い。
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
しても良い。
【0012】このように構成される本発明のガスライタ
ーのバルブ連結構造は、前記バルブが内装部品を一括収
納する取付部材を介して前記嵌合凹部内に装着されてい
ることによって、従来、個々に挿着していた内装部品が
一度にしてコンパクトに組み付けし得ることとなる。
ーのバルブ連結構造は、前記バルブが内装部品を一括収
納する取付部材を介して前記嵌合凹部内に装着されてい
ることによって、従来、個々に挿着していた内装部品が
一度にしてコンパクトに組み付けし得ることとなる。
【0013】また、前記取付部材は、上端側が前記バル
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されることにより、側面からのガス漏れを効果的に阻止
すべく同取付部材で嵌合凹部内のシールドが可能となる
と共に、意に反して安易に外れることが阻止されること
となる。
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されることにより、側面からのガス漏れを効果的に阻止
すべく同取付部材で嵌合凹部内のシールドが可能となる
と共に、意に反して安易に外れることが阻止されること
となる。
【0014】更に、前記取付部材が、同ブッシュの回動
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えれば、回動方向を変えるだけで簡単に同ブッシ
ュの着脱操作がなし得ることとなる。
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えれば、回動方向を変えるだけで簡単に同ブッシ
ュの着脱操作がなし得ることとなる。
【0015】また、前記取付部材が、周面に突設された
少なくとも一以上の操作鍔を備えれば、回動レバーを前
記操作鍔に係合させての回動操作が可能となる。
少なくとも一以上の操作鍔を備えれば、回動レバーを前
記操作鍔に係合させての回動操作が可能となる。
【0016】更に、前記嵌合凹部の透孔には、前記取付
部材の回動操作により同取付部材の係合鍔と係合する張
出片を備えれば、該張出片と前記係合鍔との接合、未接
合位置により着脱されることとなる。
部材の回動操作により同取付部材の係合鍔と係合する張
出片を備えれば、該張出片と前記係合鍔との接合、未接
合位置により着脱されることとなる。
【0017】また、前記張出片には、回動方向に厚みが
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成すれば、取付
部材の安易な緩みが阻止されることとなる。
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成すれば、取付
部材の安易な緩みが阻止されることとなる。
【0018】更に、前記取付部材の近傍には、同取付部
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
することにより、取付部材の意に反した緩みが確実に阻
止されることとなる。
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
することにより、取付部材の意に反した緩みが確実に阻
止されることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1実施例を図1乃
至図5を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係
る内燃式ガスライターであり、この内燃式ガスライター
Aは、図1に示すように、ライター本体1内に形成され
たガスタンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋3を
備えている。
至図5を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係
る内燃式ガスライターであり、この内燃式ガスライター
Aは、図1に示すように、ライター本体1内に形成され
たガスタンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋3を
備えている。
【0020】タンク上蓋3には、図2に示すように、上
方が開口された有底筒状の嵌合凹部3aが一体成形され
ており、前記ガスタンク2と連通すべく該嵌合凹部3a
の底面中央に開口された透孔3b(図5参照)を介して
バルブ5が後述する取付部材6と共に気密に圧入されて
いる。
方が開口された有底筒状の嵌合凹部3aが一体成形され
ており、前記ガスタンク2と連通すべく該嵌合凹部3a
の底面中央に開口された透孔3b(図5参照)を介して
バルブ5が後述する取付部材6と共に気密に圧入されて
いる。
【0021】換言すれば、このバルブ機構5は、予め、
後述するフィルター等の内装部品と一体化されるべく取
付部材6を介してユニット化されており、前記嵌合凹部
3a内に、バルブ機構5、フィルター5g、釘状固定子
5h、液化ガス吸上部材5iが一度にしてワンタッチで
挿着できるよう工夫されている。
後述するフィルター等の内装部品と一体化されるべく取
付部材6を介してユニット化されており、前記嵌合凹部
3a内に、バルブ機構5、フィルター5g、釘状固定子
5h、液化ガス吸上部材5iが一度にしてワンタッチで
挿着できるよう工夫されている。
【0022】前記バルブ機構5は、図3に示すように、
頂部端面に開口(図示せず)を有する筒蓋状のノズル螺
旋5aと、該ノズル螺旋5aの下方開口部に嵌合された
有底筒状のノズル底栓体5bとで内部に弁室(図示せ
ず)を形成しているもので、この弁室内には、Oリング
5c、スプリング5dを介してガス噴出ノズル5eが上
端を前記ノズル螺旋5aの開口より外方へ突出すべく装
着されている。
頂部端面に開口(図示せず)を有する筒蓋状のノズル螺
旋5aと、該ノズル螺旋5aの下方開口部に嵌合された
有底筒状のノズル底栓体5bとで内部に弁室(図示せ
ず)を形成しているもので、この弁室内には、Oリング
5c、スプリング5dを介してガス噴出ノズル5eが上
端を前記ノズル螺旋5aの開口より外方へ突出すべく装
着されている。
【0023】更に、ノズル底栓体5bの底面には、取付
部材6を介してフィルター5g、釘状固定子5h、液化
ガス吸上部材5i等からなる内装部品が一体的に組み付
けられている。
部材6を介してフィルター5g、釘状固定子5h、液化
ガス吸上部材5i等からなる内装部品が一体的に組み付
けられている。
【0024】この取付部材6は、外周面が前記嵌合凹部
3aの内周面と整合すべく段差状に形成された両端開口
の筒体からなり、その上端開口側を前記バルブ5に気密
に外接し下端開口側を同嵌合凹部3aの透孔3bに係止
することにより抜け止め保持されている。
3aの内周面と整合すべく段差状に形成された両端開口
の筒体からなり、その上端開口側を前記バルブ5に気密
に外接し下端開口側を同嵌合凹部3aの透孔3bに係止
することにより抜け止め保持されている。
【0025】すなわち、取付部材6は、図4に示すよう
に、周方向に回動し易いように上位表面に突設された操
作鍔6a,6a…と、同方向に回動されることにより嵌
合凹部3aの透孔3bに係合される係合鍔6b,6bと
が形成されている。
に、周方向に回動し易いように上位表面に突設された操
作鍔6a,6a…と、同方向に回動されることにより嵌
合凹部3aの透孔3bに係合される係合鍔6b,6bと
が形成されている。
【0026】一方、この係合鍔6b,6bが係止される
嵌合凹部3aは、図5に示すように、透孔3b内に拡径
部3c,3cを形成すべく内方に向けて突設する張出片
3d,3dを備えてなり、前記拡径部3c,3c内に前
記取付部材6の係合鍔6b,6bを入れて右方向へ回動
させる(捻る)ことにより、同係合鍔6b,6bが前記
張出片3d,3d下に嵌り込み、取付部材6の抜け止め
がなされるものである。
嵌合凹部3aは、図5に示すように、透孔3b内に拡径
部3c,3cを形成すべく内方に向けて突設する張出片
3d,3dを備えてなり、前記拡径部3c,3c内に前
記取付部材6の係合鍔6b,6bを入れて右方向へ回動
させる(捻る)ことにより、同係合鍔6b,6bが前記
張出片3d,3d下に嵌り込み、取付部材6の抜け止め
がなされるものである。
【0027】また、この張出片3d,3dの下面には、
取付部材6の回動操作に応じて次第に前記係合鍔6b,
6bとの締め付けが強くなるように、換言すれば、回動
方向に厚みが変化するように傾斜面(図示せず)が形成
されている。
取付部材6の回動操作に応じて次第に前記係合鍔6b,
6bとの締め付けが強くなるように、換言すれば、回動
方向に厚みが変化するように傾斜面(図示せず)が形成
されている。
【0028】更に、前記タンク上蓋3上には、ストッパ
ーSが突設されている(図2参照)。このストッパーS
は、合成樹脂材等の適宜素材からなり、前記取付部材6
の締め付け(右回り)方向を許容し緩み(左回り)方向
を阻止できるように頂端面が斜めに切り欠かれている。
ーSが突設されている(図2参照)。このストッパーS
は、合成樹脂材等の適宜素材からなり、前記取付部材6
の締め付け(右回り)方向を許容し緩み(左回り)方向
を阻止できるように頂端面が斜めに切り欠かれている。
【0029】また、取付部材6内に包持される液化ガス
吸上部材5iは、焼結芯からなり、上端が前記釘状固定
子5hに接触し下端が前記ガスタンク2内に延出すべく
組み付けられた金属管若しくは合成樹脂管からなるウィ
ックホルダー5jを介して抜け止めされている(図3参
照)。
吸上部材5iは、焼結芯からなり、上端が前記釘状固定
子5hに接触し下端が前記ガスタンク2内に延出すべく
組み付けられた金属管若しくは合成樹脂管からなるウィ
ックホルダー5jを介して抜け止めされている(図3参
照)。
【0030】因に、前記嵌合凹部3aの上端開口下に相
当する取付部材6の外周面には、環状溝を介してOリン
グ5kが嵌合されており、外接する透孔3bの内周面と
のシールド性を保持している。
当する取付部材6の外周面には、環状溝を介してOリン
グ5kが嵌合されており、外接する透孔3bの内周面と
のシールド性を保持している。
【0031】他方、前記ガス噴出ノズル5eの上には、
内燃機構7が組み付けされている。内燃機構7は、図1
に示すように、前記ガス噴出ノズル5eの噴出口に封緘
されたノズルプレート7aと、該ノズルプレート7aを
内設すべく前記ガス噴出ノズル5eの上端に被冠された
混合管7bと、該混合管7bの上部に連設された拡散器
7cと、該拡散器7cを内装すべく接合された燃焼筒7
dとを備えている。
内燃機構7が組み付けされている。内燃機構7は、図1
に示すように、前記ガス噴出ノズル5eの噴出口に封緘
されたノズルプレート7aと、該ノズルプレート7aを
内設すべく前記ガス噴出ノズル5eの上端に被冠された
混合管7bと、該混合管7bの上部に連設された拡散器
7cと、該拡散器7cを内装すべく接合された燃焼筒7
dとを備えている。
【0032】前記ノズルプレート7aは、中央に穿孔7
a1 を有した筒蓋状を呈しており、ガス噴出ノズル5e
から噴出される気化ガスの流速を更に加速せしめるもの
で、必要により前記穿孔7a1 の下面側に微孔径のフィ
ルター(図示せず)が装着されるものである。
a1 を有した筒蓋状を呈しており、ガス噴出ノズル5e
から噴出される気化ガスの流速を更に加速せしめるもの
で、必要により前記穿孔7a1 の下面側に微孔径のフィ
ルター(図示せず)が装着されるものである。
【0033】また、前記混合管7bは、少なくとも内周
面が上方に行くに従って段々と狭くなるように形成され
た断面ロケット状の筒体に成形されており、下端開口を
前記ノズルプレート7aの外周に嵌合させることにより
立設支持されている。
面が上方に行くに従って段々と狭くなるように形成され
た断面ロケット状の筒体に成形されており、下端開口を
前記ノズルプレート7aの外周に嵌合させることにより
立設支持されている。
【0034】更に、この混合管7bの中径部側面の半径
方向には、複数の吸気孔7b1 ,7b1 が開口されてい
る。この吸気孔7b1 ,7b1 は、前記ノズルプレート
7aの穿孔7a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴
出されることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い
込むもので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるも
のである。
方向には、複数の吸気孔7b1 ,7b1 が開口されてい
る。この吸気孔7b1 ,7b1 は、前記ノズルプレート
7aの穿孔7a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴
出されることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い
込むもので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるも
のである。
【0035】また、拡散器7cは、混合管7b側から流
入してくる混合ガスが天頂面に当接して逆噴流を惹起せ
しめるように噴出路7c1 の入口側(下端側)を上方に
連れて細くなるように縮径させており、ガスの混合を更
に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せしめるもの
である。
入してくる混合ガスが天頂面に当接して逆噴流を惹起せ
しめるように噴出路7c1 の入口側(下端側)を上方に
連れて細くなるように縮径させており、ガスの混合を更
に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せしめるもの
である。
【0036】更に、燃焼筒7dは、上端を中間ホルダー
4の嵌合孔4aに、下端を前記拡散器7cの大径部7C
2 に支持させることにより中間ホルダー4内に立設され
ているもので、内方には絶縁子8を介して突出された放
電端子9が装着されている。
4の嵌合孔4aに、下端を前記拡散器7cの大径部7C
2 に支持させることにより中間ホルダー4内に立設され
ているもので、内方には絶縁子8を介して突出された放
電端子9が装着されている。
【0037】一方、この内燃式ガスライターAの着火機
構は、図1に示すように、前述したガス噴出ノズル5e
の頸部に一端が係合された弁操作レバー10と、該弁操
作レバー10の他端側に連動レバー11を介して配設さ
れた着火操作子12と、該着火操作子12の押し込み操
作により動作させる圧電ユニット13から構成されてい
る。
構は、図1に示すように、前述したガス噴出ノズル5e
の頸部に一端が係合された弁操作レバー10と、該弁操
作レバー10の他端側に連動レバー11を介して配設さ
れた着火操作子12と、該着火操作子12の押し込み操
作により動作させる圧電ユニット13から構成されてい
る。
【0038】前記弁操作レバー10は、タンク上蓋3の
頂面に突設された軸受け(図示せず)を支点として上下
方向に揺動すべく一方端を前記ガス噴出ノズル5eの頸
部に嵌合支持されており、他方端が弁操作レバー12の
押し下げ操作により連動レバー11を介して押圧される
ことにより、前記支点を中心として揺動し前記ガス噴出
ノズル5eの頸部を引出方向に動作させるものである。
頂面に突設された軸受け(図示せず)を支点として上下
方向に揺動すべく一方端を前記ガス噴出ノズル5eの頸
部に嵌合支持されており、他方端が弁操作レバー12の
押し下げ操作により連動レバー11を介して押圧される
ことにより、前記支点を中心として揺動し前記ガス噴出
ノズル5eの頸部を引出方向に動作させるものである。
【0039】また、前記圧電ユニット13は、上下方向
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
【0040】また、斯かる圧電ユニット13には、該圧
電ユニット13の一方の電極に接続された導電線13c
が上方に向けて延出されており、その遊端側が前述した
絶縁子8を介して装着された放電端子9と接続されてい
る。
電ユニット13の一方の電極に接続された導電線13c
が上方に向けて延出されており、その遊端側が前述した
絶縁子8を介して装着された放電端子9と接続されてい
る。
【0041】このように構成される本発明の内燃式ガス
ライターAは、バルブ5(詳しくは、バルブ5を構成す
るノズル底栓体5b)の底面には、予め取付部材6を介
してフィルター5g、釘状固定子5h、液化ガス吸上部
材5i等の内装部品が一体的に組み付けられているた
め、従来、個々に挿着していたこれら内装部品の組み付
けが一度にして、かつ、コンパクトにできるものであ
り、作業能率と組付精度を高めることができる。
ライターAは、バルブ5(詳しくは、バルブ5を構成す
るノズル底栓体5b)の底面には、予め取付部材6を介
してフィルター5g、釘状固定子5h、液化ガス吸上部
材5i等の内装部品が一体的に組み付けられているた
め、従来、個々に挿着していたこれら内装部品の組み付
けが一度にして、かつ、コンパクトにできるものであ
り、作業能率と組付精度を高めることができる。
【0042】しかも、この取付部材6は、下端の係合鍔
6b,6bを透孔3b内の拡径部3c,3cに嵌るよう
に整合させると共に、右方向に回動させる(捻る)だけ
の簡単操作で、同係合鍔6b,6bが前記透孔3bの張
出片3d,3d下に嵌り込むため、摺割り等を形成する
ことなく、取付部材6の抜け止め保持をなすことができ
る。
6b,6bを透孔3b内の拡径部3c,3cに嵌るよう
に整合させると共に、右方向に回動させる(捻る)だけ
の簡単操作で、同係合鍔6b,6bが前記透孔3bの張
出片3d,3d下に嵌り込むため、摺割り等を形成する
ことなく、取付部材6の抜け止め保持をなすことができ
る。
【0043】また、前記張出片3d,3dの下面に、周
方向に厚みが変化するように切り欠かれた傾斜面(図示
せず)を設ければ、取付部材6の回動操作に応じて次第
に前記係合鍔6b,6bとの締め付けが強くなり、シー
ルド性を高めることができると共に、必要以上の回動を
阻止することができる。
方向に厚みが変化するように切り欠かれた傾斜面(図示
せず)を設ければ、取付部材6の回動操作に応じて次第
に前記係合鍔6b,6bとの締め付けが強くなり、シー
ルド性を高めることができると共に、必要以上の回動を
阻止することができる。
【0044】更に、前記タンク上蓋3には、前記取付部
材6の締め付け(右回り)を許容し緩み(左回り)を阻
止すべく同取付部材6の係合鍔6b,6bと係合される
ストッパー7が突設されているため(図2参照)、バル
ブ機構5並びに取付部材6の意に反した緩みや欠落が阻
止できるのである。
材6の締め付け(右回り)を許容し緩み(左回り)を阻
止すべく同取付部材6の係合鍔6b,6bと係合される
ストッパー7が突設されているため(図2参照)、バル
ブ機構5並びに取付部材6の意に反した緩みや欠落が阻
止できるのである。
【0045】尚、本発明に係る内燃式ガスライターの着
火方法を示せば、ライター本体1を握持した手の親指で
着火操作子12を押し下げ操作することにより(図1参
照)、圧電ユニット13を押圧動作して前記放電端子9
に火花放電が発生すると共に、ガス噴出ノズル5eの頸
部が弁操作レバー10により引出方向に動作されて弁が
開き、かつ、前記液化ガス吸上部材5Iを介して吸い上
げられたガスタンク2内の燃料ガスが釘状固定子5hの
周面を経てフィルター5gに達し気化する。
火方法を示せば、ライター本体1を握持した手の親指で
着火操作子12を押し下げ操作することにより(図1参
照)、圧電ユニット13を押圧動作して前記放電端子9
に火花放電が発生すると共に、ガス噴出ノズル5eの頸
部が弁操作レバー10により引出方向に動作されて弁が
開き、かつ、前記液化ガス吸上部材5Iを介して吸い上
げられたガスタンク2内の燃料ガスが釘状固定子5hの
周面を経てフィルター5gに達し気化する。
【0046】また、気化したガスは、フィルター5gを
透過してノズル底栓体5bの弁孔を抜け更に前記ガス噴
出ノズル5eの半径方向に開口された穿孔(図示せず)
を通ってガス噴出路5e1 内に達し、上端の噴出口から
外方へと噴出される。
透過してノズル底栓体5bの弁孔を抜け更に前記ガス噴
出ノズル5eの半径方向に開口された穿孔(図示せず)
を通ってガス噴出路5e1 内に達し、上端の噴出口から
外方へと噴出される。
【0047】そして、斯かるガス噴出ノズル5eから噴
出された気化ガスは、ノズルプーレート7a1 の封緘に
より更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生
ずる負圧作用を利用して混合管7bの吸気孔7b1 から
空気を吸い込み拡散器7cへと噴射される。
出された気化ガスは、ノズルプーレート7a1 の封緘に
より更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生
ずる負圧作用を利用して混合管7bの吸気孔7b1 から
空気を吸い込み拡散器7cへと噴射される。
【0048】而して、噴射されたガスと空気の混合ガス
は、拡散器7c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路7c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔7
c2 ,7c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するものである(バーナー着火)。
は、拡散器7c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路7c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔7
c2 ,7c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するものである(バーナー着火)。
【0049】また、図中5mは、着火時にすなわちガス
噴出ノズル5eが弁操作レバー10で引き上げられた時
に前記混合管7bの下端開口を気密状態に閉塞させる尻
栓であり(図1参照)、また、図中14は着火時に赤熱
される熱線、15はガス調整レバーである。
噴出ノズル5eが弁操作レバー10で引き上げられた時
に前記混合管7bの下端開口を気密状態に閉塞させる尻
栓であり(図1参照)、また、図中14は着火時に赤熱
される熱線、15はガス調整レバーである。
【0050】次に、本発明に係るバルブ連結構造の第2
実施例を図6〜図9を参照しながら説明する。尚、理解
を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分は同
一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付し
て以下に説明する。
実施例を図6〜図9を参照しながら説明する。尚、理解
を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分は同
一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付し
て以下に説明する。
【0051】図6は、バルブ機構5の要部を示す縦断面
図であり、このバルブ機構5は、頂部端面に開口(図示
せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋5aと、該ノズル螺
旋5aの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底栓
体5bとを備え、その弁室内に、Oリング5c、スプリ
ング5dを介してガス噴出ノズル5eが上端を前記ノズ
ル螺旋5aの開口より外方へ引き出し自在に可動すべく
突出されている。
図であり、このバルブ機構5は、頂部端面に開口(図示
せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋5aと、該ノズル螺
旋5aの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底栓
体5bとを備え、その弁室内に、Oリング5c、スプリ
ング5dを介してガス噴出ノズル5eが上端を前記ノズ
ル螺旋5aの開口より外方へ引き出し自在に可動すべく
突出されている。
【0052】更に、ノズル底栓体5bの底面には、取付
部材6を介してフィルター5g、釘状固定子5h、液化
ガス吸上部材5i等からなる内装部品が一体的に組み付
けられている。
部材6を介してフィルター5g、釘状固定子5h、液化
ガス吸上部材5i等からなる内装部品が一体的に組み付
けられている。
【0053】この取付部材6は、前記バルブ5に気密に
外接される上端開口(図示せず)と、タンク上蓋3の嵌
合凹部3a(詳しくは、嵌合凹部3aの透孔3b)内に
係止される係合鍔6b,6bとを備え、上から嵌合凹部
3a内に押圧することにより簡単に抜け止め挿着される
ように構成されている。
外接される上端開口(図示せず)と、タンク上蓋3の嵌
合凹部3a(詳しくは、嵌合凹部3aの透孔3b)内に
係止される係合鍔6b,6bとを備え、上から嵌合凹部
3a内に押圧することにより簡単に抜け止め挿着される
ように構成されている。
【0054】換言すれば、合成樹脂等の可撓性素材から
形成されたこの嵌合凹部3aの周壁面には、上下二段に
スリット6c,6c…が形成されており、取付部材6が
同嵌合凹部3a内に押し込まれた際、下端側の前記係合
鍔6bが同嵌合凹部3aの透孔3bを拡径すべく貫通し
てその係合鍔6b,6b間に嵌合凹部3bの底面が係止
されると共に、前記透孔3bが元の状態(口径)に戻る
ことにより、抜け止めされるのである。
形成されたこの嵌合凹部3aの周壁面には、上下二段に
スリット6c,6c…が形成されており、取付部材6が
同嵌合凹部3a内に押し込まれた際、下端側の前記係合
鍔6bが同嵌合凹部3aの透孔3bを拡径すべく貫通し
てその係合鍔6b,6b間に嵌合凹部3bの底面が係止
されると共に、前記透孔3bが元の状態(口径)に戻る
ことにより、抜け止めされるのである。
【0055】尚、本発明のバルブ連結構造は、本実施例
に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に
設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包
摂するものである。
に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に
設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包
摂するものである。
【0056】また、本実施例にあっては、所謂、内燃式
ライターについて言及しているものであるが、その他の
フリント式ライターやピエゾライターにも応用できるこ
とは云うまでもなく、本発明はこれらの全てを包摂する
ものである。
ライターについて言及しているものであるが、その他の
フリント式ライターやピエゾライターにも応用できるこ
とは云うまでもなく、本発明はこれらの全てを包摂する
ものである。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記バ
ルブが内装部品を一括収納する取付部材を介して前記嵌
合凹部内に装着されていることによって、従来、個々に
挿着していた内装部品が一度にしてコンパクトに組み付
けできるため、従来に比してフィルター等の内装部品の
取り付けが頗る簡単かつ円滑にできるなど、作業能率と
組付精度を高めることができるといった優れた効果を奏
するものである。
ルブが内装部品を一括収納する取付部材を介して前記嵌
合凹部内に装着されていることによって、従来、個々に
挿着していた内装部品が一度にしてコンパクトに組み付
けできるため、従来に比してフィルター等の内装部品の
取り付けが頗る簡単かつ円滑にできるなど、作業能率と
組付精度を高めることができるといった優れた効果を奏
するものである。
【0058】また、前記取付部材は、上端側が前記バル
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されることにより、側面からのガス漏れを効果的に阻止
すべく同取付部材で嵌合凹部内のシールドができると共
に、意に反した取付部材の外れを阻止できるといった効
果を奏するものである。
ブに気密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止め
されることにより、側面からのガス漏れを効果的に阻止
すべく同取付部材で嵌合凹部内のシールドができると共
に、意に反した取付部材の外れを阻止できるといった効
果を奏するものである。
【0059】更に、前記取付部材が、同ブッシュの回動
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えれば、回動方向を変えるだけで簡単に同ブッシ
ュの着脱操作ができるといった効果を奏する。
操作により嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合
鍔を備えれば、回動方向を変えるだけで簡単に同ブッシ
ュの着脱操作ができるといった効果を奏する。
【0060】また、前記取付部材が、周面に突設された
少なくとも一以上の操作鍔を備えれば、回動レバーを前
記操作鍔に係合させての回動操作ができると共に、前記
嵌合凹部の透孔に、前記取付部材の回動操作により同取
付部材の係合鍔と係合する張出片を備えれば、該張出片
と前記係合鍔との接合、未接合位置により着脱されるた
め、不良部品の取り替えに便利となる。
少なくとも一以上の操作鍔を備えれば、回動レバーを前
記操作鍔に係合させての回動操作ができると共に、前記
嵌合凹部の透孔に、前記取付部材の回動操作により同取
付部材の係合鍔と係合する張出片を備えれば、該張出片
と前記係合鍔との接合、未接合位置により着脱されるた
め、不良部品の取り替えに便利となる。
【0061】また、前記張出片には、回動方向に厚みが
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成すれば、必要
以上の回動操作を阻止できると共に、取付部材の安易な
緩みをも阻止できるといった効果を奏するものである。
変化するように切り欠かれた傾斜面を形成すれば、必要
以上の回動操作を阻止できると共に、取付部材の安易な
緩みをも阻止できるといった効果を奏するものである。
【0062】更に、前記取付部材の近傍には、同取付部
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
することにより、取付部材の意に反した緩みが確実に阻
止できるといった効果を奏するものである。
材の締め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設
することにより、取付部材の意に反した緩みが確実に阻
止できるといった効果を奏するものである。
【0063】このように本発明に係るガスライターのバ
ルブ連結構造は、バルブ並びに焼結芯、釘状固定子、フ
ィルター等の内装部品の上からの組み付けが簡単かつコ
ンパクトにできるものであり、また、構成が単純である
ため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に
供給できる等、本発明を実施することはその実益的価値
が甚だ大である。
ルブ連結構造は、バルブ並びに焼結芯、釘状固定子、フ
ィルター等の内装部品の上からの組み付けが簡単かつコ
ンパクトにできるものであり、また、構成が単純である
ため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に
供給できる等、本発明を実施することはその実益的価値
が甚だ大である。
【図1】本発明に係るガスライターの第1実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】同ガスライターの要部を示す一部縦断面図であ
る。
る。
【図3】同ガスライターのバルブ機構を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図4】本実施例で使用する取付部材の説明図である。
【図5】本実施例で使用する嵌合凹部を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明に係るガスライターの第2施例を示すバ
ルブの縦断面図である。
ルブの縦断面図である。
【図7】本実施例で使用する取付部材の正面図である。
【図8】本実施例で使用する嵌合凹部を示す説明図であ
る。
る。
【図9】本実施例で使用する他の取付部材を示す正面図
である。
である。
1 ライター本体 2 ガスタンク 3 タンク上蓋 3a 嵌合凹部 3b 透孔 3c 拡径部 3d 張出片 4 中間ホルダー 4a 嵌合孔 5 バルブ機構 5a ノズル螺旋 5b ノズル底栓体 5c Oリング 5d スプリング 5e ガス噴出ノズル 5e1 ガス噴出路 5f 大径部 5g フィルター 5h 釘状固定子 5i 液化ガス吸上部材 5j ウィックホルダー 5k Oリング 5m 尻栓 6 取付部材 6a 操作鍔 6b 係合鍔 6c スリット 7 ストッパー 7 内燃機構 7a ノズルプレート 7a1 穿孔 7b 混合管 7b1 吸気孔 7c 拡散器 7c1 噴出路 7C2 大径部 7d 燃焼筒 8 絶縁子 9 放電端子 10 弁操作レバー 11 連動レバー 12 着火操作子 13 圧電ユニット 13a 外箱 13b 内箱 13c 導電線 14 熱線
Claims (7)
- 【請求項1】ライター本体内に形成されたガスタンク
と、該ガスタンクの上部開口を閉塞すべく気密に装着さ
れたタンク上蓋と、該タンク上蓋に嵌合凹部を介して気
密に装着されたバルブと、該バルブの下端側に配設され
るフィルター、液化ガス吸上手段等の内装部品とを備え
てなるガスライターにおいて、前記バルブは、前記内装
部品を一括して収納する取付部材を介して前記嵌合凹部
内に装着されていることを特徴とするガスライターのバ
ルブ連結構造。 - 【請求項2】前記取付部材は、上端側が前記バルブに気
密に連結され下端側が前記嵌合凹部内に抜け止めされて
いることを特徴とする請求項1に記載のガスライターの
バルブ連結構造。 - 【請求項3】前記取付部材は、同ブッシュの回動操作に
より嵌合凹部の透孔に着脱自在に係合される係合鍔を備
えてなることを特徴とする請求項1に記載のガスライタ
ーのバルブ連結構造。 - 【請求項4】前記取付部材は、周面に突設された少なく
とも一以上の操作鍔と、周方向に回動されることにより
前記嵌合凹部の透孔に係合される係合鍔とを備えてなる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のガスライター
のバルブ連結構造。 - 【請求項5】前記嵌合凹部の透孔には、前記取付部材の
回動操作により同取付部材の係合鍔と係合する張出片を
備えてなることを特徴とする請求項3又は4に記載のガ
スライターのバルブ連結構造。 - 【請求項6】前記張出片には、回動方向に厚みが変化す
るように切り欠かれた傾斜面が形成されていることを特
徴とする請求項6に記載のガスライターのバルブ連結構
造。 - 【請求項7】前記取付部材の近傍には、同取付部材の締
め付けを許容し緩みを阻止するストッパーを配設してな
ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載
のガスライターのバルブ連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070297A JPH10300081A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ガスライターのバルブ連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070297A JPH10300081A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ガスライターのバルブ連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10300081A true JPH10300081A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14542299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11070297A Pending JPH10300081A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ガスライターのバルブ連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10300081A (ja) |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11070297A patent/JPH10300081A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051031 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060306 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |