JP3143834U - ガスライター - Google Patents

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Abstract

【課題】タバコの先端を満遍なく包み込みながら着火することができる低廉なガスライターを提供する。
【解決手段】ライター本体1の上位に配設された風防2と、該風防2に設けられた火炎変形手段3とを備える。火炎変形手段3は、円形蓋状の基体と、該基体の頂面に開口された一文字の炎孔とからなり、前記風防2の円孔内に嵌合せしめる。炎孔は一文字のスリットに開口されることにより、ここを通過する火炎Bが強制的に逆円錐状に変形されるため(先端が円形状の)タバコにあっては満遍にムラなく着火できる。因に、斯かる横長の炎孔の大きさは、使用するライターの種類や大きさに応じて異なるものであり、必要に応じて十文字、星形、ハート型と形を変えても良い。
【選択図】図1

Description

本考案は、ライター本体の炎孔から出る炎(以下、単に火炎という)を通常よりも幅広く変形させて使用することができるガスライターに関し、更に詳しくは、葉巻等にも対応できる低廉なガスライターに関する。
従来、斯かるガスライターとしては、例えば、燃料ガスが充填されるガスタンクと、該ガスタンクからの燃料ガスを流速を強めて噴出させることにより生ずる負圧によって空気を吸い込ませる吸気孔を有し、燃料ガスと空気との混合を促進させる混合管と、この混合ガスの流速を減速し拡散させるために前記混合管と連設させた拡散器と、該拡散器により空気と混合されたガス(混合ガス)を更に減速と拡散をさせて点火と燃焼に充分な流速の空気との混合ガスにするための前記拡散器に連設させた燃焼筒と、該燃焼筒内の可燃焼ガスに点火する点火手段とを備えることにより、ライター本体内で着火燃焼が行われるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−91431号
しかしながら、上述した特開昭63−91431号公報に開示されたガスライターにあっては、ジェット噴流で醸し出す混合ガスが燃焼されてバーナー状に着火するため、強風下でも問題なく使用できるといった利点を有するものの、火炎が強すぎる分、細い(スリム)タバコにあっては先端のみならず側面までもが偏って燃えてしまうといった問題があり、逆に、径の太い葉巻にあっては葉巻の先端を満遍なく包み込むような火炎が要望されている。
本考案はこのような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、仮令、内燃式ガスライターであっても、タバコの先端を満遍なく包み込みながら着火することができる低廉なガスライターを提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、少なくともガス噴出ノズルの上位若しくは近傍に風防を配設してなるガスライターにおいて、前記風防は、火炎を変形させるための火炎変形手段を備えてなるガスライターに存する。
また、前記火炎変形手段は、横長に開口された一文字の炎孔を有するのが良く、延いては、風防に着脱自在に装着される基体と、該基体に形成された横長の炎孔とを備えるのが良い。
本考案は上述のように構成され、少なくともガス噴出ノズルの上位若しくは近傍に風防を配設してなるガスライターにおいて、前記風防は、火炎を変形させるための火炎変形手段を備えたことによって、仮令、内燃式ガスライターのような火炎の強いライターであっても、火炎の変形によりタバコの先端を満遍なく包み込みながら着火できるといった効果を奏する。
また、前記火炎変形手段は、横長に開口された一文字の炎孔を有することによって、炎孔の形状が単純である分、大量生産に適し価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
更に、前記火炎変形手段は、風防に着脱自在に装着される基体と、該基体に形成された横長の炎孔とを備えたことによって、既存のライターであっても簡単に取り付けできると共に、火炎を強制的に逆円錐状に変形できるため、仮令、径の太い葉巻であっても、先端全体を満遍に包みながらムラなく着火できるといった効果を奏する。
少なくともガス噴出ノズルの上位若しくは近傍に風防を配設し、該風防には、火炎を変形させるための火炎変形手段を備える。火炎変形手段は、横長に開口された一文字の炎孔を有するのが良く、延いては、風防に着脱自在に装着される基体と、該基体に形成された横長の炎孔とを備えるのが良い。
次に本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係るガスライターであり、このガスライターAは、図1に示すように、ライター本体1の上位に配設された風防2と、該風防2に設けられた火炎変形手段3と、同ライター本体1に組み付けられたバルブ機構4(図4参照)とを備えている。
風防2は、図2に示すように、頂面に開口された円孔2aと、側面に開口された通気孔2bとを備えると共に、着火操作子用受け孔2cが一体的に隣設されている。
火炎変形手段3は、図2乃至図3に示すように、円形蓋状の基体3aと、該基体3aの頂面に開口された一文字の炎孔3bとからなり、前記風防2の円孔2a内に嵌合されている。
炎孔3bは、一文字のスリットに開口することにより、図1に示すように、ここを通過する火炎Bが強制的に逆円錐状に変形されるため(先端が円形状の)タバコにあっては満遍にムラなく着火できるのである。
因に、前記横長の炎孔3bの大きさは、使用するライターの種類や大きさに応じて異なるものであるが、必要に応じて十文字、星形、ハート型と形を変えても良い。
バルブ機構4は、頂部端面に開口(図示せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋4aと、該ノズル螺旋4bの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底栓体4bとで内部に弁室(図示せず)を形成しているもので、この弁室内には、Oリング、スプリングを介してガス噴出ノズル4cが上端を前記ノズル螺旋4aの開口より外方へ突出すべく装着されている。
更に、ノズル底栓体4bの底面には、モルト等のフィルター4d並びに釘状固定子4e等を介して液化ガス吸上部材4fが装着されている。この液化ガス吸上部材4fは、上端がノズル底栓体4b内に連結支持され下端が前記ガスタンク2内に延出すべく組み付けられたチューブ管からなり、必要に応じて中に焼結芯等を充填させても良い。
釘状固定子4eは、着火によりガスタンク2内の気化熱が奪われるのを阻止するものであり、上端側が前記フィルター4dの底面に接触し下端側が液化ガス吸上部材4e内に延出するように形成されている。
他方、内燃機構6は、カプラー5の小径部5a内に封緘されたノズルプレート6aと、同小径部5bの上端に被冠された混合管6bと、該混合管6bの上部に連設された拡散器6cと、該拡散器6cを内装すべく接合された燃焼筒6dとを備えている。
前記ノズルプレート6aは、中央に穿孔(図示せず)を有しており、ガス噴出ノズル4cから噴出される気化ガスの流速を更に加速せしめるものである。
また、前記混合管6bは、中空の筒体に成形されており、半径方向に複数の吸気孔6b が開口されている。この吸気孔6b は、前記ノズルプレート6aの穿孔(図示せず)を通過する燃料ガスが流速を強めて噴出されることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い込むもので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるものである。
拡散器6cは、上下方向(同軸方向)に貫通した噴出路6c と、該噴出路6c と連通する複数の拡散孔6c ,6c …とが形成されている。
この拡散孔6c ,6c …は、混合管6b側から流入してくる混合ガスが拡散器6cの頂面に当接して逆噴流を惹起せしめるように前記噴出路6c の入口側(下端側)よりも小孔に縮径させており、ガスの混合を更に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せしめるものである。
更に、燃焼筒6dは、上下両端が開口した中空の筒体からなり、下端開口に前記拡散器6cを固定すべく連結支持すると共に、後述する放電端子8が組み付けられている。
また、前述したガス噴出ノズル4cの頚部に一端が係合された弁操作レバー7と、該弁操作レバー7の他端側に連動される着火操作子9(図1参照)と、該着火操作子9の押し込み操作により動作させる圧電ユニット10とを備え、前記ガス噴出ノズル4cの近傍には、ガス量調整螺子11が回動自在に組み付けられている。
このように構成される本考案のガスライターAは、ライター本体1を握持した手の親指で着火操作子9を押し下げ操作することにより、圧電ユニット10を押圧動作して前記放電端子8に火花放電が発生すると共に、ガス噴出ノズル4cの頚部が弁操作レバー7により引出方向に動作されて弁が開き、かつ、前記液化ガス吸上部材4fを介して吸い上げられたガスタンク内の燃料ガスがフィルター4dに達し気化する。
また、気化したガスは、フィルター4dを透過してノズル底栓体4bの弁孔を抜け更にガス噴出ノズル4cの半径方向に開口された穿孔(図示せず)を通ってガス噴出路(図示せず)内に達し上端の噴出口から外方へと噴出される。
そして、斯かるガス噴出ノズル4cから噴出された気化ガスは、ノズルプーレート6aの封緘により更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生ずる負圧作用を利用して混合管6bの吸気孔6b から空気を吸い込み拡散器6cへと噴射される。
而して、噴射されたガスと空気の混合ガスは、拡散器6c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せしめ、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら側面に開口された複数の拡散孔6c ,6c …を介して燃焼筒6d内へと拡散され、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー状に着火するが、前記火炎変形手段3の炎孔3bを介して火炎Bが逆円錐状に現出するため(図1参照)、タバコの先端外周を囲繞しながらムラなく着火できるのである。
尚、本考案のガスライターAは本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本明細書では内燃式ガスライターについてのみ説明しているが、これに限定されることなく、通常のフリント式ライター、ピエゾライター等にも使用できることは云うまでもない。
本考案に係るガスライターの開蓋状態を示す斜視図である。 同ガスライターの要部を示す組立分解斜視図である。 図3(a)は同ガスライターの火炎変形手段を示す斜視図、図3(b)は同断面図である。 同ガスライターの内燃機構を示す要部説明図である。
符号の説明
1 ライター本体
1a 蓋体
2 風防
2a 円孔
2b 通気孔
2c 着火操作子用受け孔
3 タンク上蓋
4 バルブ機構
4a ノズル螺旋
4b ノズル底栓体
4c ガス噴出ノズル
4d フィルター
4e 釘状固定子
4f 液化ガス吸上部材
5 カプラー
6 内燃機構
6a ノズルプレート
6b 混合管
6b 吸気孔
6c 拡散器
6c 噴出路
6c 拡散孔
6d 燃焼筒
7 弁操作レバー
8 放電端子
9 着火操作子
10 圧電ユニット
11 ガス調整レバー
12 導電線

Claims (3)

  1. 少なくともガス噴出ノズルの上位若しくは近傍に風防を配設してなるガスライターにおいて、前記風防は、火炎を変形させるための火炎変形手段を備えてなることを特徴とするガスライター。
  2. 前記火炎変形手段は、横長に開口された一文字の炎孔を有することを特徴とする請求項1に記載のガスライター。
  3. 前記火炎変形手段は、風防に着脱自在に装着される基体と、該基体に形成された横長の炎孔とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載のガスライター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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