JPH08166129A - 電子式使い捨てガスライターを利用した省エネルギーバーナー式ライター及びフレームレスライター - Google Patents

電子式使い捨てガスライターを利用した省エネルギーバーナー式ライター及びフレームレスライター

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JPH08166129A
JPH08166129A JP33677494A JP33677494A JPH08166129A JP H08166129 A JPH08166129 A JP H08166129A JP 33677494 A JP33677494 A JP 33677494A JP 33677494 A JP33677494 A JP 33677494A JP H08166129 A JPH08166129 A JP H08166129A
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JP
Japan
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lighter
ceramic
disposable gas
gas lighter
combustion cylinder
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JP33677494A
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Shoji Shimizu
省治 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子式使い捨てガスライターを利用して低価
格で高級感のある省エネルギーバーナー式ライター及び
フレームレスライターを得る。 【構成】 燃焼筒とバーナーボディを一体のセラミック
スで構成し、この内側に金属製ギア材保炎器に当接して
混合路にステンレス製円筒網を設け、更に金属製整流
器、円筒形導電ゴムを設けその下部を円筒形部材で係止
する。電子式使い捨てガスライター放電電極先端側にセ
ラミックス外側面溝と燃焼筒横穴を設け、ここに下部の
被覆を剥離したリード線を設け、その上部先端を折り曲
げて燃焼筒内に突出させる。バーナーボディの外側溝と
反対側に縦長に吸気孔を設ける。火口カバー上部の炎孔
に燃焼筒上部を当接しその下部に挿入したセラミックス
固定ホルダーにより火口カバーに係止する。該火口カバ
ーを電子式使い捨てガスライターに被せ下からケースを
差し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式使い捨てガスラ
イターに火口カバーとケースを被せた省エネルギーバー
ナー式ライター及びフレームレスライターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子式使い捨てガスライターはヤ
スリ式使い捨てガスライターより着火操作性の良いライ
ターである。しかし、電子式使い捨てガスライターは、
通常の拡散火炎にて実施されているため風に弱いライタ
ーであり、また圧電素子ユニットを内臓しているためヤ
スリ式使い捨てガスライターに比べて燃料の容量が少な
いので、ヤスリ式使い捨てガスライターより高価にもか
かわらず使用可能回数が少ないライターである。また外
観も画一的で面白さがない。他方、ガス注入弁付バーナ
ー式ライター及びフレームレスライターは風に強いライ
ターであるが、高価なライターである。また、使い捨て
ガスライターを内臓するバーナー式着火器具もあるが、
構造が複雑で大きいので携帯用ライターとしては不便で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の風に強い注入弁
付バーナー式ライター及びフレームレスライターは、使
用者がガスを充填した直後ライターが低温のうちにライ
ターの着火操作をすると、タンク内の液化ガス中の油分
及び不純物が気化していないブタンガスと共に噴出し、
整流器のオリフィスに付着して穴を塞いでしまい、高価
なライターにもかかわらず多く故障の原因となってい
る。
【0004】本発明は、電子式使い捨てガスライターを
利用することにより、使用者にとって煩わしいガス充填
を不要とし、また耐風性に優れた上に燃料が長持ちし、
しかも部品点数が少なく小型となるので、高級感を有す
る外観でありながらも低価格で且つ故障の少ないライタ
ーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段】上記目的を達成
するために、火口カバーの内部に一体のセラミックスで
構成された燃焼筒とバーナーボディを設け、該セラミッ
クス燃焼筒の内側下部中心に、主炎のための円孔から噴
出する主ガスと袖火のための補助ガスに分ける分散部を
下部内側に有する金属製のギア材保炎器を設ける。そし
てギア材保炎器下部に当接してセラミックスバーナーボ
ディの混合路内壁にステンレス製円筒網を設け、更に該
ステンレス製円筒網の下部に当接してオリフィスを保有
する整流器を設ける。この整流器の内部にワッシャー、
座金、ワッシャーを順に設け、この下部を外周下部が上
部より太い段付の円筒形導電ゴムにて係止する。該円筒
形導電ゴム下部内側は電子式使い捨てガスライター火口
先端形状に対応するテーパ部を有する。セラミックスバ
ーナーボディ内側下端部に円筒形部材を圧入することに
より円筒形導電ゴムは固定される。
【0006】また、セラミックス燃焼筒とセラミックス
バーナーボディの外側面軸方向に、電子式使い捨てガス
ライター圧電素子ユニット放電電極先端側にセラミック
ス外側面溝を設け、更にセラミックス外側面溝上にセラ
ミックス燃焼筒貫通横穴を設ける。そして、電子式使い
捨てガスライター圧電素子ユニット放電電極先端部の近
接する対面に、下部先端側面被覆剥離部を有する被覆リ
ード線をセラミックス外側面溝に添って上部に向かって
設ける。該被覆リード線の上部先端は折り曲げられ、セ
ラミックス燃焼筒貫通穴を通りセラミックス燃焼筒内部
に突出される。また、セラミックスバーナーボディには
セラミックス外側面溝と反対側に縦長の吸気孔を設け、
整流器オリフィス部をセラミックスバーナーボディ吸気
孔下端より上方に突出させる。
【0007】そして、火口カバー補助レバーを保有する
火口カバー上部の炎孔下部にセラミックス燃焼筒上部を
当接し、また該セラミックス燃焼筒下端部の外周直径を
上部より細く且つテーパ状とし、ここにセラミックス固
定ホルダーを挿入し、該ホルダーを火口カバーに圧入又
はネジ止めする。
【0008】上記セラミックスバーナーボディは、火口
カバーを電子式使い捨てガスライターに被せると、電子
式使い捨てガスライター炎孔より挿入され、セラミック
スバーナーボディ下部の円筒形導電ゴム下部内側テーパ
部は、電子式使い捨てガスライター火口引上げ時に電子
式使い捨てガスライター火口上部と接合密着される。
【0009】上記機構を備えた火口カバーは、電子式使
い捨てガスライターの風防とレバーを覆い、電子式使い
捨てガスライター下部を覆うケースと接合される。
【0010】上記の機構にセラミックス燃焼筒上部に4
ケ所の溝を設けここに二本の炎色部材を平行に間隔を置
いて設置する。
【0011】上記の4ケ所の溝に替えセラミックス燃焼
筒上部内側に段を設け、ここに触媒線又は火口ネットを
保有するリングを設置し、ギア材保炎器は主炎のための
主ガスの円孔を閉塞する。
【0012】
【作用】電子式使い捨てガスライターをケースに差し込
み上記機構を保有する火口カバーを上から被せると、セ
ラミックスバーナーボディは電子式使い捨てガスライタ
ー炎孔より内部に挿入され、火口カバー補助レバーは電
子式使い捨てガスライターレバーに当接し押し上げら
れ、火口カバーはケースと接合される。
【0013】火口カバー補助レバーを押圧すると電子式
使い捨てガスライターレバーが押圧され、次に電子式使
い捨てガスライターテコを駆動して電子式使い捨てガス
ライター火口を引き上げる。引き上げられた電子式使い
捨てガスライター火口先端は、円筒形導電ゴム下部内側
テーパ部に接合密着し気化ガスを噴出し、気化ガスは座
金を迂回して流れを整えながら加速されて、整流器オリ
フィスを通過することにより更に加速される。音速近く
まで加速された気化ガスは負圧によりセラミックスバー
ナーボディ吸気孔から充分一次空気を吸引し、予混合ガ
スは混合路を経てギア材保炎器下部に至り、バーナー式
ライターとするときはここでギア材保炎器により主炎の
ための主ガスと袖火のための複数の補助ガスに分けられ
セラミックス燃焼筒内に至り、またフレームレスライタ
ーとするときは複数の補助ガスのみがセラミックス燃焼
筒内に至る。
【0014】他方、火口カバー補助レバーの押圧により
電子式使い捨てガスライター圧電素子ユニットが押圧さ
れると、電子式使い捨てガスライター圧電素子ユニット
放電電極先端よりセラミックス外側面溝に設けられたリ
ード線下部先端側面被覆剥離部に放電され、セラミック
ス外側面溝のリード線を経てセラミックス燃焼筒内部に
突出された放電電極先端よりギア材保炎器に放電され
る。この火花放電によりバーナー式ライターのときは複
数の補助ガスに点火し、この袖火により主炎が保持され
る。
【0015】このとき炎色部材があるときは主炎が炎色
部材を加熱し炎色効果を生ずる。
【0016】またフレームレスライターとするときは複
数の補助ガスのみが点火燃焼する。
【0017】そして電子式使い捨てガスライターの燃料
が無くなった時は、火口カバーとケースを引き抜いて電
子式使い捨てガスライターを交換する。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して具体的に説明
する。図1に示す実施例のごとく予混合方式のブンゼン
バーナーにおいて燃焼筒1とバーナーボディ2を一体の
セラミックスにて実施することは製造コストの低減のみ
ならず、セラミックス燃焼筒1は金属製の燃焼筒に比し
てセラミックス燃焼筒内部に突出したリード線先端22
からの放電を確実にギア材保炎器5に導くのである。ま
たバーナーボディ2部分をセラミックスにて実施するこ
とにより、電子式使い捨てガスライター圧電素子ユニッ
ト放電電極先端26からセラミックス外側面溝18に設
けたリード線下部先端側面被覆剥離部23に確実に放電
される。これを金属製バーナーボディによるときは、電
子式使い捨てガスライター圧電素子ユニット放電電極先
端26からの放電は金属製バーナーボディになされてし
まい、リード線下部先端側面被覆剥離部23に放電され
ない。また絶縁チューブ等により電子式使い捨てガスラ
イター火口30先端近傍を遮蔽し絶縁する場合は、電子
式使い捨てガスライターテコ29または電子式使い捨て
ガスライター火口30から金属製保炎器をつなぐ電気回
路が必要になり、また更にリード線下部先端側面被覆剥
離部23の保持と保護及び位置決めをする部品も必要と
なるために、複雑で組み立てに手間が掛かる構造とな
る。更にまた、プラスチック成形品にて外側面に被覆リ
ード線配線溝を有するバーナーボディを実施する場合
は、耐熱性が劣るために燃焼筒との間に熱的絶縁をする
部品が必要となり、同様に複雑な構造となる
【0019】セラミックス燃焼筒1の内側下部中心の円
孔から噴出する主炎のため主ガス3と袖火のための複数
の補助ガス4を分ける分散部を下部内側に有するギア材
保炎器5を金属製のギア材にて実施するのは、導電性を
得るためと同時に生産性を高めるためである。
【0020】ギア材保炎器5の下部に当接してセラミッ
クスバーナーボディ2内側の混合路内壁にステンレス製
円筒網6を設けたのは、導電性を得ると同時に、セラミ
ックスバーナーボディ吸気孔20より塵埃を吸い込み補
助ガス通路を塞ぐことを防止する防塵対策をも兼ねるも
のである。
【0021】整流器オリフィス13を保有する金属製整
流器12の内部にワッシャー7、座金8、ワッシャー9
を設けたのは、実新登録第2032784号で明らかに
したように、まずガスの流れを整えて加速した上で更に
整流器オリフィス13によりガス流速を速めるためであ
る。
【0022】また、ワッシャー7、座金8、ワッシャー
9の下に円筒形導電ゴム10を設けることにより、該ワ
ッシャー7、座金8、ワッシャー9を係止するだけでな
く導電性をも確保できる。そして円筒形導電ゴムの外周
下部を上部より太い段付にしたのは、ワッシャー7、座
金8、ワッシャー9の係止位置を適当なものとすると同
時に、セラミックスバーナーボディ2下部内壁に円筒形
導電ゴム外周下部を圧入することにより、金属製整流器
12を容易に係止する効果を得るためである。
【0023】そして該金属製整流器を更に確実に固定す
るために円筒形導電ゴム10の下に当接して円筒形部材
14をセラミックスバーナーボディ2下部内壁に圧入す
る。該円筒形部材14の内径は電子式使い捨てガスライ
ター火口30先端外径より大きくしてあり、電子式使い
捨てガスライター火口30先端の案内になるがその作動
は妨げない。
【0024】セラミックス燃焼筒1とセラミックスバー
ナーボディ2の外側面軸方向に、電子式使い捨てガスラ
イター圧電素子ユニット放電電極先端26側にセラミッ
クス外側面溝18を設け、また該セラミックス外側面溝
18上にセラミックス燃焼筒1軸方向の中間位置にセラ
ミックス燃焼筒貫通横穴19を設ける。そして、電子式
使い捨てガスライター圧電素子ユニット放電電極先端2
6に近接する対面に、リード線下部先端側面の一部が被
覆を剥離された部分23を有する被覆リード線を、セラ
ミックス外側面溝18に添って上部に向かって設置す
る。尚被覆リード線の上部先端は折り曲げられ、セラミ
ックス外側面溝18よりセラミックス燃焼筒貫通横穴1
9を通してセラミックス燃焼筒内部に突出される。この
ようにセラミックス外側面溝18を設けて被覆リード線
を配置したのは、火口カバー15を電子式使い捨てガス
ライター24に被せると、火口カバー15と一体になっ
ているセラミックスバーナーボディ2は電子式使い捨て
ガスライター炎孔27に挿入されるが、このとき電子式
使い捨てガスライター炎孔27による被覆リード線の損
傷を防ぐためである。またセラミックス外側面溝18に
設置されたリード線下部先端側面の一部の被覆を剥離2
3することにより、これに近接する電子式使い捨てガス
ライター圧電素子ユニット放電電極先端26からの放電
エネルギーを中継して、セラミックス燃焼筒内部リード
線先端22から金属製ギア材保炎器5への放電を可能と
する。
【0025】セラミックスバーナーボディ2には、内部
のステンレス製円筒網6に電子式使い捨てガスライター
圧電素子ユニット放電電極先端26からの放電を防ぐた
めに、セラミックス外側面溝18と反対側に縦長にセラ
ミックスバーナーボディ吸気孔20を設ける。そして、
整流器オリフィス部13をセラミックスバーナーボディ
吸気孔20下端より上方に突出させる。ここでセラミッ
クスバーナーボディ吸気孔20を縦長に設けて整流器オ
リフィス部13を吸気孔下端より上方に突出させるの
は、実願平5−76525でも明らかにしたように、吸
気孔の断面積を増やした上で、更にガス噴出の負圧によ
る空気の誘引作用の効率を良くし、より一層一次空気の
混合率を高めて完全燃焼を可能とするためである。
【0026】セラミックス燃焼筒1内部に突出されたリ
ード線先端22より金属製ギア材保炎器5に放電された
電流は、ギア材保炎器5からステンレス製円筒網6に流
れ、更に金属製整流器12を通り円筒形導電ゴム10か
ら電子式使い捨てガスライター火口30に伝えられ、続
いて電子式使い捨てガスライターテコ29から電子式使
い捨てガスライター圧電素子ユニット25に至る。この
ように金属製ギア材保炎器5、ステンレス製円筒網6、
金属製整流器12、円筒形導電ゴム10は、セラミック
ス燃焼筒1及びセラミックスバーナーボディ2にて外部
より絶縁された放電電流回路をも兼ねるものである。
【0027】電子式使い捨てガスライターレバー28を
押圧する火口カバー補助レバー16を保有する火口カバ
ー15上部に火口カバー炎孔17を設け、該火口カバー
炎孔17下部にセラミックス燃焼筒1上部を当接し、該
セラミックス燃焼筒1下端部の外周直径を上部より細く
且つテーパ状とし、ここに該テーパ部と対応した内径形
状を有するセラミックス固定ホルダー21を挿入する。
そして更に該セラミックス固定ホルダー21を火口カバ
ー15に圧入又はネジ止することにより、セラミックス
燃焼筒1及びセラミックスバーナーボディ2を火口カバ
ー15に固定する。
【0028】火口カバー15を電子式使い捨てガスライ
ター24に被せることにより、セラミックスバーナーボ
ディ2は電子式使い捨てガスライター炎孔27より挿入
され、セラミックスバーナーボディ2下部の電子式使い
捨てガスライター火口30先端形状に対応している円筒
形導電ゴム下部内側テーパ部11は、電子式使い捨てガ
スライター火口30先端と接合する。またそれと同時
に、セラミックスバーナーボディ外側面溝18に設けら
れたリード線下部先端側面被覆剥離部23は、電子式使
い捨てガスライター圧電素子ユニット放電電極先端26
の近接する対面に設置される。そして、電子式使い捨て
ガスライターテコ29により電子式使い捨てガスライタ
ー火口30が引上げられると、円筒形導電ゴム下部内側
テーパ部11は電子式使い捨てガスライター火口30先
端部により押圧圧縮され、更に接合密着しガスの気密性
が高まる。
【0029】図2に示すように、上記機構を備えた火口
カバー15は、電子式使い捨てガスライター風防31と
電子式使い捨てガスライターレバー28を覆い、電子式
使い捨てガスライター14下部を覆うケース32と接合
される。また、デザインによっては火口カバー補助レバ
ー16を省略して、電子式使い捨てガスライターレバー
28を直接押す機構の火口カバー15とすることもでき
る。尚、火口カバー15とケース32の接合に関して
は、特願平6−181707号に明らかにした機構によ
ることになる。そして、電子式使い捨てガスライター1
4のガスがなくなったときは、火口カバー15とケース
32を引き抜いて電子式使い捨てガスライター14を交
換する。
【0030】図3に示す実施例では、上記の機構にセラ
ミックス燃焼筒1上部に4ケ所の溝33を設け、ここに
二本の炎色部材34を平行に間隔を置いて設置すること
により、炎に色が着いた省エネルギーバーナーライター
となる。
【0031】図4に示す実施例では、上記の4ケ所の溝
に替えセラミックス燃焼筒1上部内側に段35を設け、
ここに触媒線又は火口ネットを保有するリング36を設
置し、更に金属製ギア材にて実施される保炎器5の主炎
のための主ガス3の円孔を閉塞することによりフレーム
レスライターとなる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】本発明により、バーナー式ガスライターで
は少量のガス噴出量であってもタバコに容易に着火でき
るため、電子式使い捨てガスライターを単独で使用する
場合と比較して燃量消費量は3分の1に減少し経済性が
向上する。
【0034】本発明により、フレームレスライターでは
少量のガス噴出量であってもタバコに容易に着火できる
ため、電子式使い捨てガスライターを単独で使用する場
合と比較して燃量消費量は2分の1に減少し経済性が向
上する。
【0035】本発明により、風に弱い電子式使い捨てガ
スライターの炎が耐風性能を備え、野外での使用が容易
になる。
【0036】本発明により、ライターのガスが無くなっ
た場合には、電子式使い捨てガスライターを交換するこ
とにより、使用者にとって煩わしいガス充填が不要とな
る。
【0037】本発明により、ガス充填直後の着火操作に
よる整流器オリフィスの詰まりが無くなり、ガス注入弁
付バーナー式ライター及びフレームレスライターの最大
の故障の原因が除去される。
【0038】火口カバーの内部に一体のセラミックスで
構成された燃焼筒とバーナーボディを設けることによ
り、部品点数が少なく小型で信頼性の高いライターを提
供できる。
【0039】電式使い捨てガスライターを利用すること
により、タンク、火口、圧電素子ユニット等多数の部品
を不要とし低価格で高性能のライターを提供できる。
【0040】電子式使い捨てガスライターを隠蔽する火
口カバーとケースにより、デザインと外装仕上げも高級
感のあるライターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における省エネルギーバーナー式ライタ
ーの火口カバーの実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明による火口カバーとケースを接合した実
施例を示す正面図である。
【図3】本発明における炎色部材を設置したバーナー式
省エネルギーライターの実施例を示す火口カバーの要部
の縦断面図である。
【図4】本発明におけるフレームレスライターによる実
施例を示す火口カバーの要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 セラミックス燃焼筒 2 セラミックスバーナーボディ 3 主ガス 4 補助ガス 5 ギア材保炎器 6 円筒形ステンレス製メッシュ 7、9 ワッシャー 8 座金 10 円筒形導電ゴム 11 円筒形導電ゴム下部内側テーパ部 12 整流器 13 整流器オリフィス 14 円筒形部材 15 火口カバー 16 火口カバー補助レバー 17 火口カバー炎孔 18 セラミックス外側面溝 19 セラミックス燃焼筒貫通横穴 20 セラミックスバーナーボディ吸気孔 21 セラミックス固定ホルダー 22 セラミックス燃焼筒内部リード線先端 23 リード線下部先端側面被覆剥離部分 24 電子式使い捨てガスライター 25 電子式使い捨てガスライター圧電素子ユニッ
ト 26 電子式使い捨てガスライター圧電素子ユニッ
ト放電電極先端 27 電子式使い捨てガスライター炎孔 28 電子式使い捨てガスライターレバー 29 電子式使い捨てガスライターテコ 30 電子式使い捨てガスライター火口 31 電子式使い捨てガスライター風防 32 ケース 33 セラミックス燃焼筒上部溝 34 炎色部材 35 セラミックス燃焼筒上部内側段 36 触媒線又は火口ネットリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予混合方式のプンゼンバーナーにおいて
    燃焼筒(1)とバーナーボデイ(2)を一体のセラミッ
    クスで構成し、該セラミックス燃焼筒(1)の内側下部
    中心に、主炎のための円孔から噴出する主ガス(3)と
    袖火のための複数の補助ガス(4)に分ける分散部を下
    部内側に有する金属製のギア材保炎器(5)を設ける。
    そして該ギア材保炎器(5)の下部に当接してセラミッ
    クスバーナーボディ(2)の混合路内壁にステンレス製
    円筒網(6)を設け、更に該ステンレス製円筒網(6)
    の下部に当接してオリフィス(13)を保有する金属製
    整流器(12)を設ける。この整流器(12)内部にワ
    ッシャー(7)、座金(8)、ワッシャー(9)を配置
    し、この下部を外周下部が上部より太い段付の円筒形導
    電ゴム(10)にて係止する。該円筒形導電ゴム(1
    0)下部内側は電子式使い捨てガスライター火口(3
    0)先端形状に対応するテーパ部(11)を有し、セラ
    ミックスバーナーボディ(2)内側下端部に円筒形部材
    (14)を圧入することにより円筒形導電ゴム(10)
    は固定される。また、セラミックス燃焼筒(1)とセラ
    ミックスバーナーボディ(2)の外側面軸方向に、電子
    式使い捨てガスライター圧電素子ユニット放電電極先端
    (26)側にセラミックス外側面溝(18)を設け、更
    にセラミックス外側面溝(18)上にセラミックス燃焼
    筒(1)の軸方向の中間位置にセラミックス燃焼筒貫通
    横穴(19)を設ける。そして、電子式使い捨てガスラ
    イター圧電素子ユニット放電電極先端(26)に近接す
    る対面に、下部先端側面の一部が被覆を剥離された部分
    (23)を有する被覆リード線を、セラミックス外側面
    溝(18)に添って上部に向かって設ける。該被覆リー
    ド線の上部先端(22)は折り曲げられ、セラミックス
    燃焼筒貫通横穴(19)を通りセラミックス燃焼筒
    (1)内部に突出される。また、セラミックスバーナー
    ボディ(2)にはセラミックス外側面溝(18)の反対
    側に縦長のセラミックスバーナーボディ吸気孔(20)
    を設け、整流器(12)の整流器オリフィス(13)部
    をセラミックスバーナーボディ吸気孔(20)下端より
    上方に突出させる。そして、電子式使い捨てガスライタ
    ーレバー(28)を押圧する火口カバー補助レバー(1
    6)を保有する火口カバー(15)上部に火口カバー炎
    孔(17)を設け、該火口カバー炎孔(17)下部にセ
    ラミックス燃焼筒(1)上部を当接し、また該セラミッ
    クス燃焼筒(1)下端部の外周直径を上部より細く且つ
    テーパ状とし、ここに該テーパ部と対応した内径形状の
    セラミックス固定ホルダー(21)を挿入し、更に該セ
    ラミックス固定ホルダー(21)は火口カバー(15)
    に圧入又はネジ止めされることにより、セラミックス燃
    焼筒(1)及びセラミックスバーナーボディ(2)を火
    口カバー(15)に固定する。火口カバー(15)を電
    子式使い捨てガスライター(24)に被せると、セラミ
    ックスバーナーボディ(2)は電子式使い捨てガスライ
    ター炎孔(27)より挿入され、セラミックスバーナー
    ボディ(2)下部の円筒形導電ゴム下部内側テーパ部
    (11)は、電子式使い捨てガスライター火口(30)
    引上げ時に電子式使い捨てガスライター火口(30)上
    部と接合密着される。そして火口カバー(15)は電子
    式使い捨てガスライター風防(31)と電子式使い捨て
    ガスライターレバー(28)を覆い、また電子式使い捨
    てガスライター(24)下部を覆うケース(32)と接
    合される。上記機構を備えたことを特徴とする電子式使
    い捨てガスライター(24)を利用した省エネルギーバ
    ーナー式ライター。
  2. 【請求項2】 請求項1のセラミックス燃焼筒(1)上
    部に4ケ所の溝(33)を設け、ここに二本の炎色部材
    (34)を平行に間隔を置いて設置することを特徴とす
    る、請求項1記載の電子式使い捨てガスライターを利用
    した省エネルギーバーナー式ライター。
  3. 【請求項3】 請求項1のセラミックス燃焼筒(1)上
    部内側に段(35)を設け、ここに触媒線又は火口ネッ
    トを保有するリング(36)を設置し、請求項1記載の
    ギア材保炎器(5)は主炎のための主ガス(3)の円孔
    を閉塞した、電子式使い捨てガスライターを利用した省
    エネルギーフレームレスライター。
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Cited By (4)

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