JPH09243074A - 内燃式ガスライター - Google Patents
内燃式ガスライターInfo
- Publication number
- JPH09243074A JPH09243074A JP4621596A JP4621596A JPH09243074A JP H09243074 A JPH09243074 A JP H09243074A JP 4621596 A JP4621596 A JP 4621596A JP 4621596 A JP4621596 A JP 4621596A JP H09243074 A JPH09243074 A JP H09243074A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- internal combustion
- piezoelectric unit
- lighter
- ejection nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】内燃機構を構成する混合管、拡散器、燃焼筒の
重合組み付けが面倒であると共に、ガス噴出ノズルへの
加重負担が大きい。 【解決手段】ガス噴出ノズル4cの上端に連通される混
合管6bと、該混合管6bの上部に連設された拡散器6
cと、該拡散器6cを内装すべく接合された燃焼筒6d
とを備え、斯かる混合管6b、拡散器6c、燃焼筒6d
を取付ホルダー9に支持せしめる。この取付ホルダー9
は、上端に前記放電端子を支持するための支持部9a
と、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電極に接
続され他端が上位の放電端子8に接続される導電線10
を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内部9c
と、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形成され
て圧電ユニット13を着脱自在に保持するための取付部
9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設された連
結部9eとを備えるのが良い。
重合組み付けが面倒であると共に、ガス噴出ノズルへの
加重負担が大きい。 【解決手段】ガス噴出ノズル4cの上端に連通される混
合管6bと、該混合管6bの上部に連設された拡散器6
cと、該拡散器6cを内装すべく接合された燃焼筒6d
とを備え、斯かる混合管6b、拡散器6c、燃焼筒6d
を取付ホルダー9に支持せしめる。この取付ホルダー9
は、上端に前記放電端子を支持するための支持部9a
と、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電極に接
続され他端が上位の放電端子8に接続される導電線10
を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内部9c
と、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形成され
て圧電ユニット13を着脱自在に保持するための取付部
9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設された連
結部9eとを備えるのが良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライター本体内で
混合ガスの着火、燃焼が行われる内燃式ガスライターの
改良に関する。
混合ガスの着火、燃焼が行われる内燃式ガスライターの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスライターは、着火操作子の
押し下げ操作によってガス噴出ノズルが操作されてガス
の噴出が始まると共に、着火手段が操作されて火花が発
生し、ガス着火が行われるようになっている。斯かるガ
スライターには、大別して、発火石をヤスリで擦り、そ
の際の火花で着火させるヤスリ式ライター(所謂、フリ
ント式ライター)や、圧電素子を打撃機構で打撃して高
電圧を生じさせる圧電ユニットを使用し、火花放電で着
火させる圧電着火式ライター(所謂、ピエゾライター)
があり、また、斯かるピエゾライターの頂部に蓋体を開
閉自在に被冠させ、斯かる蓋体の開閉操作で前記圧電ユ
ニットを動作させる蓋付内燃式ガスライター等々があ
る。
押し下げ操作によってガス噴出ノズルが操作されてガス
の噴出が始まると共に、着火手段が操作されて火花が発
生し、ガス着火が行われるようになっている。斯かるガ
スライターには、大別して、発火石をヤスリで擦り、そ
の際の火花で着火させるヤスリ式ライター(所謂、フリ
ント式ライター)や、圧電素子を打撃機構で打撃して高
電圧を生じさせる圧電ユニットを使用し、火花放電で着
火させる圧電着火式ライター(所謂、ピエゾライター)
があり、また、斯かるピエゾライターの頂部に蓋体を開
閉自在に被冠させ、斯かる蓋体の開閉操作で前記圧電ユ
ニットを動作させる蓋付内燃式ガスライター等々があ
る。
【0003】而して、これらガスライターのうち、殊に
昨今の圧電着火式ガスライターにあっては、ライター本
体内に燃焼筒等が内蔵されてライターの本体内で空気と
混合されたガスの着火、燃焼が行われる、所謂、内燃式
ガスライターと称される耐風性(WIND−PROO
F)ガスライターが既に種々と案出されている。
昨今の圧電着火式ガスライターにあっては、ライター本
体内に燃焼筒等が内蔵されてライターの本体内で空気と
混合されたガスの着火、燃焼が行われる、所謂、内燃式
ガスライターと称される耐風性(WIND−PROO
F)ガスライターが既に種々と案出されている。
【0004】従来、斯かる内燃式ガスライターとして
は、例えば、特開昭63−91431号公報に開示され
たものが従来例として周知である。この従来のライター
は、図14に示すように、燃料ガスが充填されるガスタ
ンクと、該ガスタンクからの燃料ガスを流速を強めて噴
出させることにより生ずる負圧によって空気を吸い込ま
せる吸気孔を有し、燃料ガスと空気との混合を促進させ
る混合管と、この混合ガスの流速を減速し拡散させるた
めに前記混合管と連設させた拡散器と、該拡散器により
空気と混合されたガス(混合ガス)を更に減速と拡散を
させて点火と燃焼に充分な流速の空気との混合ガスにす
るための前記拡散器に連設させた燃焼筒と、該燃焼筒内
の可燃焼ガスに点火する点火手段とを備えることによ
り、ライター本体内で着火燃焼が行なわれるように構成
されている。
は、例えば、特開昭63−91431号公報に開示され
たものが従来例として周知である。この従来のライター
は、図14に示すように、燃料ガスが充填されるガスタ
ンクと、該ガスタンクからの燃料ガスを流速を強めて噴
出させることにより生ずる負圧によって空気を吸い込ま
せる吸気孔を有し、燃料ガスと空気との混合を促進させ
る混合管と、この混合ガスの流速を減速し拡散させるた
めに前記混合管と連設させた拡散器と、該拡散器により
空気と混合されたガス(混合ガス)を更に減速と拡散を
させて点火と燃焼に充分な流速の空気との混合ガスにす
るための前記拡散器に連設させた燃焼筒と、該燃焼筒内
の可燃焼ガスに点火する点火手段とを備えることによ
り、ライター本体内で着火燃焼が行なわれるように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭63−91431号公報に開示された内燃式ガ
スライターにあっては、ジェット噴流で醸し出す混合ガ
スが燃焼されてバーナー状に着火するため、強風下でも
問題なく使用できるといった利点を有するものの、前記
内燃機構を構成する混合管、拡散器、燃焼筒の重合組み
付けが面倒であると共に、これらがガス噴出ノズル上に
積層状態に支持されるため、同ガス噴出ノズルへの加重
負担が大きくなり、弁操作レバーによるガス噴出ノズル
の引き出し開弁操作がなしづらいといった問題を有する
ものであった。
た特開昭63−91431号公報に開示された内燃式ガ
スライターにあっては、ジェット噴流で醸し出す混合ガ
スが燃焼されてバーナー状に着火するため、強風下でも
問題なく使用できるといった利点を有するものの、前記
内燃機構を構成する混合管、拡散器、燃焼筒の重合組み
付けが面倒であると共に、これらがガス噴出ノズル上に
積層状態に支持されるため、同ガス噴出ノズルへの加重
負担が大きくなり、弁操作レバーによるガス噴出ノズル
の引き出し開弁操作がなしづらいといった問題を有する
ものであった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ガス噴出ノズルに加重負担をかけるこ
となく簡単かつコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機
構を組み付けできる内燃式ガスライターを提供すること
を目的としたものである。
なされたもので、ガス噴出ノズルに加重負担をかけるこ
となく簡単かつコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機
構を組み付けできる内燃式ガスライターを提供すること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上方開口部を気密に閉塞するタンク上蓋
と、該タンク上蓋に挿着され上端にガス噴出ノズルを引
出自在に突出させたバルブ機構と、前記ガス噴出ノズル
の上端側に連通された内燃機構と、圧電素子を打撃機構
で打撃して高電圧を生じせしめる圧電ユニット等の点火
手段とを備えてなる内燃式ガスライターにおいて、前記
内燃機構は、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取
付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノズルの上端に配置
されてなる内燃式ガスライターに存する。
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上方開口部を気密に閉塞するタンク上蓋
と、該タンク上蓋に挿着され上端にガス噴出ノズルを引
出自在に突出させたバルブ機構と、前記ガス噴出ノズル
の上端側に連通された内燃機構と、圧電素子を打撃機構
で打撃して高電圧を生じせしめる圧電ユニット等の点火
手段とを備えてなる内燃式ガスライターにおいて、前記
内燃機構は、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取
付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノズルの上端に配置
されてなる内燃式ガスライターに存する。
【0008】また、前記取付ホルダーは、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるの
が良い。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるの
が良い。
【0009】更に、前記内燃機構は、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめるのが良い。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめるのが良い。
【0010】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させるのが好ましい。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させるのが好ましい。
【0011】このように構成される本発明の内燃式ガス
ライターは、前記内燃機構が、前記圧電ユニットを着脱
自在に保持する取付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノ
ズル上に配置されることによって、ガス噴出ノズルへ加
重負担をかけることなく整合されることとなる。
ライターは、前記内燃機構が、前記圧電ユニットを着脱
自在に保持する取付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノ
ズル上に配置されることによって、ガス噴出ノズルへ加
重負担をかけることなく整合されることとなる。
【0012】また、前記取付ホルダーが、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えたこ
とにより、放電端子、導電線、圧電ユニット並びに内燃
機構を一つに纏めるべくコンパクトな組み付けがなし得
ることとなる。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えたこ
とにより、放電端子、導電線、圧電ユニット並びに内燃
機構を一つに纏めるべくコンパクトな組み付けがなし得
ることとなる。
【0013】更に、前記内燃機構が、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実になし
得ることとなる。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実になし
得ることとなる。
【0014】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単になし得ることとなる。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単になし得ることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の一例を図面を
参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る内燃式
ガスライターであり、この内燃式ガスライターAは、図
1に示すように、ライター本体1内に形成されたガスタ
ンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋3を備えてい
る。
参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る内燃式
ガスライターであり、この内燃式ガスライターAは、図
1に示すように、ライター本体1内に形成されたガスタ
ンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋3を備えてい
る。
【0016】タンク上蓋3内には、上方が開口された有
底筒状の嵌合凹部3aが一体成形されており、該嵌合凹
部3aの底面中央に開口された前記ガスタンク2と通じ
る透孔3bを介してバルブ4が気密に圧入されている。
底筒状の嵌合凹部3aが一体成形されており、該嵌合凹
部3aの底面中央に開口された前記ガスタンク2と通じ
る透孔3bを介してバルブ4が気密に圧入されている。
【0017】このバルブ機構4は、頂部端面に開口(図
示せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋4aと、該ノズル
螺旋4bの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底
栓体4bとで内部に弁室(図示せず)を形成しているも
ので、この弁室内には、Oリング、スプリングを介して
ガス噴出ノズル4cが上端を前記ノズル螺旋4aの開口
より外方へ突出すべく装着されている(図2参照)。
示せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋4aと、該ノズル
螺旋4bの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底
栓体4bとで内部に弁室(図示せず)を形成しているも
ので、この弁室内には、Oリング、スプリングを介して
ガス噴出ノズル4cが上端を前記ノズル螺旋4aの開口
より外方へ突出すべく装着されている(図2参照)。
【0018】また、前記ガス噴出ノズル4cの頸部に
は、上下に揺動自在に支持された後述の弁操作レバー9
の一方端が係合されているもので、該弁操作レバー9の
持ち上げ操作により前記ガス噴出ノズル4cの頸部が引
出方向に動作されて弁が開きガスの噴出が始まるように
組み付けられている。
は、上下に揺動自在に支持された後述の弁操作レバー9
の一方端が係合されているもので、該弁操作レバー9の
持ち上げ操作により前記ガス噴出ノズル4cの頸部が引
出方向に動作されて弁が開きガスの噴出が始まるように
組み付けられている。
【0019】更に、ノズル底栓体4bの底面には、モル
ト等のフィルター4d並びに釘状固定子(図示せず)等
を介して液化ガス吸上部材4eが装着されている。この
液化ガス吸上部材4eは、上端が集熱筒4fに連結支持
され下端が前記ガスタンク2内に延出すべく組み付けら
れたチューブ管からなり、必要に応じて中に焼結芯等を
充填使用したり或いは外周面にガスタンク2内の液化ガ
スと接触すべく切欠孔を開口させても良い。
ト等のフィルター4d並びに釘状固定子(図示せず)等
を介して液化ガス吸上部材4eが装着されている。この
液化ガス吸上部材4eは、上端が集熱筒4fに連結支持
され下端が前記ガスタンク2内に延出すべく組み付けら
れたチューブ管からなり、必要に応じて中に焼結芯等を
充填使用したり或いは外周面にガスタンク2内の液化ガ
スと接触すべく切欠孔を開口させても良い。
【0020】また、前記ノズル底栓体4bの外周面には
環状溝を介してOリング4fが嵌合されており、外接す
る透孔3bの内周面とのシールド性を保持していること
は云うまでもない。
環状溝を介してOリング4fが嵌合されており、外接す
る透孔3bの内周面とのシールド性を保持していること
は云うまでもない。
【0021】一方、前記ガス噴出ノズル4cの上には、
内燃機構6が組み付けされている。この内燃機構6は、
図3に拡大して示すように、前記ガス噴出ノズル4cの
噴出口に封緘されたノズルプレート6aと、該ノズルプ
レート6aを内設すべく前記ガス噴出ノズル4cの上端
に被冠された混合管6bと、該混合管6bの上部に連設
された拡散器6cと、該拡散器6cを内装すべく接合さ
れた燃焼筒6dとを備えており、斯かる混合管6b、拡
散器6c、燃焼筒6dを後述する取付ホルダー9に支持
せしめている。
内燃機構6が組み付けされている。この内燃機構6は、
図3に拡大して示すように、前記ガス噴出ノズル4cの
噴出口に封緘されたノズルプレート6aと、該ノズルプ
レート6aを内設すべく前記ガス噴出ノズル4cの上端
に被冠された混合管6bと、該混合管6bの上部に連設
された拡散器6cと、該拡散器6cを内装すべく接合さ
れた燃焼筒6dとを備えており、斯かる混合管6b、拡
散器6c、燃焼筒6dを後述する取付ホルダー9に支持
せしめている。
【0022】前記ノズルプレート6aは、中央に穿孔6
a1 を有した筒蓋6a2 と、該筒蓋6a2 の中に配設さ
れる薄板6a2 とからなり、ガス噴出ノズル4cから噴
出される気化ガスの流速を更に加速せしめるもので、必
要により前記穿孔6a1 の下面側に微孔径のフィルター
(図示せず)が装着されるものである。
a1 を有した筒蓋6a2 と、該筒蓋6a2 の中に配設さ
れる薄板6a2 とからなり、ガス噴出ノズル4cから噴
出される気化ガスの流速を更に加速せしめるもので、必
要により前記穿孔6a1 の下面側に微孔径のフィルター
(図示せず)が装着されるものである。
【0023】また、前記混合管6bは、中空の筒体に成
形されており、図3若しくは図4に示すように、半径方
向に複数の吸気孔6b1 ,6b1 が開口されている。こ
の吸気孔6b1 ,6b1 は、前記ノズルプレート6aの
穿孔6a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴出され
ることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い込むも
ので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるものであ
る。
形されており、図3若しくは図4に示すように、半径方
向に複数の吸気孔6b1 ,6b1 が開口されている。こ
の吸気孔6b1 ,6b1 は、前記ノズルプレート6aの
穿孔6a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴出され
ることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い込むも
ので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるものであ
る。
【0024】更に、この混合管6bの外周面には連結部
材6b2 が突設されている。この連結部材6b2 は、後
述する取付ホルダー9の連結部に着脱自在に係合支持さ
れるものであり、同取付ホルダー9所定位置に配置した
際、混合管6bの下端開口が、前記ノズルプレート6a
の外周に嵌挿されるべくガス噴出ノズル4c上に組み付
けられるものである。
材6b2 が突設されている。この連結部材6b2 は、後
述する取付ホルダー9の連結部に着脱自在に係合支持さ
れるものであり、同取付ホルダー9所定位置に配置した
際、混合管6bの下端開口が、前記ノズルプレート6a
の外周に嵌挿されるべくガス噴出ノズル4c上に組み付
けられるものである。
【0025】また、該混合管6bの上位には拡散器6c
が連設されている。この拡散器6cは、上下方向(同軸
方向)に貫通した噴出路6c1 と、該噴出路6c1 と連
通する複数の拡散孔6c2 ,6c2 …とが形成されてい
る。
が連設されている。この拡散器6cは、上下方向(同軸
方向)に貫通した噴出路6c1 と、該噴出路6c1 と連
通する複数の拡散孔6c2 ,6c2 …とが形成されてい
る。
【0026】この拡散孔6c2 ,6c2 …は、混合管6
b側から流入してくる混合ガスが拡散器6cの頂面に当
接して逆噴流を惹起せしめるように前記噴出路6c1 の
入口側(下端側)よりも小孔に縮径させており、ガスの
混合を更に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せし
めるものである。
b側から流入してくる混合ガスが拡散器6cの頂面に当
接して逆噴流を惹起せしめるように前記噴出路6c1 の
入口側(下端側)よりも小孔に縮径させており、ガスの
混合を更に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せし
めるものである。
【0027】更に、燃焼筒6dは、上下両端が開口した
中空の筒体からなり、下端開口に前記拡散器6cを固定
すべく連結支持すると共に、上端側を後述する取付ホル
ダー9固定された放電端子8に連結支持せしめている。
中空の筒体からなり、下端開口に前記拡散器6cを固定
すべく連結支持すると共に、上端側を後述する取付ホル
ダー9固定された放電端子8に連結支持せしめている。
【0028】換言すれば、この燃焼筒6dは、壁面に形
成された連結孔(図示せず)を、取付ホルダー9に固定
された絶縁子(碍子)7に貫通支持させることにより、
前記拡散器6cと同心状に組み付けされるべく位置決め
固定されるのである。
成された連結孔(図示せず)を、取付ホルダー9に固定
された絶縁子(碍子)7に貫通支持させることにより、
前記拡散器6cと同心状に組み付けされるべく位置決め
固定されるのである。
【0029】前記取付ホルダー9は、図5及至図6に示
すように、上端に前記放電端子を支持するための支持部
9aと、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電極
に接続され他端が上位の放電端子8に接続される導電線
10を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内部
9cと、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形成
されて圧電ユニット13を着脱自在に保持するための取
付部9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設され
た連結部9eとを備えている。
すように、上端に前記放電端子を支持するための支持部
9aと、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電極
に接続され他端が上位の放電端子8に接続される導電線
10を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内部
9cと、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形成
されて圧電ユニット13を着脱自在に保持するための取
付部9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設され
た連結部9eとを備えている。
【0030】前記支持部9aは、前記絶縁子7を上から
嵌合できるように上端側が解放された支持溝を備えてお
り、該支持溝に前記ガイド溝9bが連通されている。
嵌合できるように上端側が解放された支持溝を備えてお
り、該支持溝に前記ガイド溝9bが連通されている。
【0031】また、前記案内部9cは、上端側が前記燃
焼筒6dに、下端側が圧電ユニット取付用の縦穴の底面
に至るように成形された段差状部材からなり、その長手
方向の中心位置にガイド溝9bが延設されている。
焼筒6dに、下端側が圧電ユニット取付用の縦穴の底面
に至るように成形された段差状部材からなり、その長手
方向の中心位置にガイド溝9bが延設されている。
【0032】更に、前記連結部9eは、前記混合管6b
の連結部材6b2 を下から受けるべく突設されたスリッ
ト溝からなり、両者は、上下方向にスライドさせること
により簡単に着脱できるものである。
の連結部材6b2 を下から受けるべく突設されたスリッ
ト溝からなり、両者は、上下方向にスライドさせること
により簡単に着脱できるものである。
【0033】従って、この取付ホルダー9に圧電ユニッ
ト13を差し込むだけで、換言すれば、前記取付部9の
ガード板間に着脱自在に挿着するだけで、予め同取付ホ
ルダー9に組み付けてある導電線10と電気的に接続で
き、更に、斯かる取付ホルダー9をタンク上蓋3の前記
縦孔内に挿着するだけで、内燃機構6の位置決めが、前
記ガス噴出ノズル4cの上端に連結配置されることにな
る。
ト13を差し込むだけで、換言すれば、前記取付部9の
ガード板間に着脱自在に挿着するだけで、予め同取付ホ
ルダー9に組み付けてある導電線10と電気的に接続で
き、更に、斯かる取付ホルダー9をタンク上蓋3の前記
縦孔内に挿着するだけで、内燃機構6の位置決めが、前
記ガス噴出ノズル4cの上端に連結配置されることにな
る。
【0034】他方、この内燃式ガスライターAの着火機
構は、図2に示すように、前述したガス噴出ノズル4c
の頸部に一端が係合された弁操作レバー11と、該弁操
作レバー11の他端側に連動される着火操作子12と、
該着火操作子12の押し込み操作により動作させる圧電
ユニット13とから構成されている。
構は、図2に示すように、前述したガス噴出ノズル4c
の頸部に一端が係合された弁操作レバー11と、該弁操
作レバー11の他端側に連動される着火操作子12と、
該着火操作子12の押し込み操作により動作させる圧電
ユニット13とから構成されている。
【0035】前記弁操作レバー11は、タンク上蓋3の
頂面に突設された軸受け3dを支点として上下方向に揺
動すべく一方端を前記ガス噴出ノズル4cの頸部に嵌合
支持されており、他方端が前記着火操作子12で押し下
げ操作されることにより、該弁操作レバー11が前記支
点を中心として揺動し前記ガス噴出ノズル4cの頸部を
引出方向に動作させるものである。
頂面に突設された軸受け3dを支点として上下方向に揺
動すべく一方端を前記ガス噴出ノズル4cの頸部に嵌合
支持されており、他方端が前記着火操作子12で押し下
げ操作されることにより、該弁操作レバー11が前記支
点を中心として揺動し前記ガス噴出ノズル4cの頸部を
引出方向に動作させるものである。
【0036】また、前記圧電ユニット13は、上下方向
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
【0037】更に、前記着火操作子12は、図9に示す
ように、側面に、風防14内に摺動自在に連結支持する
ための連結片12a,12aが突設されていると共に
(図12参照)、アース15を着脱自在に内設してい
る。
ように、側面に、風防14内に摺動自在に連結支持する
ための連結片12a,12aが突設されていると共に
(図12参照)、アース15を着脱自在に内設してい
る。
【0038】また、前記ガス噴出ノズル4cの近傍に
は、ガス量調整螺子16が回動自在に組み付けられてい
る。このガス量調整螺子16は、図13に示すように、
前記ノズル螺子4aに噛合される第1リング螺子16a
と、該第1リング螺子16aの上端に連設された間隔保
持片16b,16bと、該間隔保持片16b,16bの
頂端に連設され、かつ、外周面がライター本体1の表面
から露呈する第2リング螺子16cとから構成されてい
る。
は、ガス量調整螺子16が回動自在に組み付けられてい
る。このガス量調整螺子16は、図13に示すように、
前記ノズル螺子4aに噛合される第1リング螺子16a
と、該第1リング螺子16aの上端に連設された間隔保
持片16b,16bと、該間隔保持片16b,16bの
頂端に連設され、かつ、外周面がライター本体1の表面
から露呈する第2リング螺子16cとから構成されてい
る。
【0039】このように構成される本発明の内燃式ガス
ライターAは、ライター本体1を握持した手の親指で着
火操作子12を押し下げ操作することにより、圧電ユニ
ット13を押圧動作して前記放電端子8に火花放電が発
生すると共に、ガス噴出ノズル4cの頸部が弁操作レバ
ー111により引出方向に動作されて弁が開き、かつ、
前記液化ガス吸上部材4eを介して吸い上げられたガス
タンク2内の燃料ガスがフィルター4dに達し気化す
る。
ライターAは、ライター本体1を握持した手の親指で着
火操作子12を押し下げ操作することにより、圧電ユニ
ット13を押圧動作して前記放電端子8に火花放電が発
生すると共に、ガス噴出ノズル4cの頸部が弁操作レバ
ー111により引出方向に動作されて弁が開き、かつ、
前記液化ガス吸上部材4eを介して吸い上げられたガス
タンク2内の燃料ガスがフィルター4dに達し気化す
る。
【0040】また、気化したガスは、フィルター4dを
透過してノズル底栓体4bの弁孔を抜け更にガス噴出ノ
ズル4cの半径方向に開口された穿孔(図示せず)を通
ってガス噴出路4c1 内に達し(図2参照)上端の噴出
口から外方へと噴出される。
透過してノズル底栓体4bの弁孔を抜け更にガス噴出ノ
ズル4cの半径方向に開口された穿孔(図示せず)を通
ってガス噴出路4c1 内に達し(図2参照)上端の噴出
口から外方へと噴出される。
【0041】そして、斯かるガス噴出ノズル4cから噴
出された気化ガスは、ノズルプーレート6a1 の封緘に
より更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生
ずる負圧作用を利用して混合管6bの吸気孔6b1 から
空気を吸い込み拡散器6cへと噴射される。
出された気化ガスは、ノズルプーレート6a1 の封緘に
より更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生
ずる負圧作用を利用して混合管6bの吸気孔6b1 から
空気を吸い込み拡散器6cへと噴射される。
【0042】而して、噴射されたガスと空気の混合ガス
は、拡散器6c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路6c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔6
c2 ,6c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するのである。因に、図中17はシールド部
材、図中18は着火時に赤熱される熱線である。
は、拡散器6c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路6c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔6
c2 ,6c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するのである。因に、図中17はシールド部
材、図中18は着火時に赤熱される熱線である。
【0043】尚、本発明の内燃式ガスライターAは本実
施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全て
を包摂するものである。
施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全て
を包摂するものである。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記内
燃機構が、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取付
ホルダーに支持されて前記ガス噴出ノズルの上端に配設
されることによって、ガス噴出ノズルへ加重負担をかけ
ることなく組み付けできるといった効果を奏するもので
あり、従来の内燃式ライターに比して、開弁操作がより
円滑にできるものである。
燃機構が、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取付
ホルダーに支持されて前記ガス噴出ノズルの上端に配設
されることによって、ガス噴出ノズルへ加重負担をかけ
ることなく組み付けできるといった効果を奏するもので
あり、従来の内燃式ライターに比して、開弁操作がより
円滑にできるものである。
【0045】また、前記取付ホルダーが、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるこ
とにより、放電端子と導電線と圧電ユニットと内燃機構
とを一つに纏めたコンパクトな組み付けできるといった
効果を奏するものである。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるこ
とにより、放電端子と導電線と圧電ユニットと内燃機構
とを一つに纏めたコンパクトな組み付けできるといった
効果を奏するものである。
【0046】更に、前記内燃機構が、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実にでき
るといった効果を奏するものである。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実にでき
るといった効果を奏するものである。
【0047】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単にできるといった効果を奏するもの
である。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単にできるといった効果を奏するもの
である。
【0048】このように本発明の内燃式ガスライター
は、ガス噴出ノズルに加重負担をかけることなく簡単か
つコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機構を組み付け
できると共に、構成が単純であるため、大量生産に適し
価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本発
明を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
は、ガス噴出ノズルに加重負担をかけることなく簡単か
つコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機構を組み付け
できると共に、構成が単純であるため、大量生産に適し
価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本発
明を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
【図1】本発明に係る内燃式ガスライターの開蓋状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同内燃式ガスライターの縦断面図である。
【図3】同内燃式ガスライターの要部を示す拡大縦断面
図である。
図である。
【図4】混合管と拡散器を示す説明図である。
【図5】同内燃式ガスライターの組み付け分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】取付ホルダー示す説明図である。
【図7】弁操作レバーを示す説明図である。
【図8】着火操作子内に組み付けられるアースを示す説
明図である。
明図である。
【図9】風防と着火操作子とアースとの組立連結を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】風防の説明図である。
【図11】着火操作子の説明図である。
【図12】風防と着火操作子との連結状態を示す底面図
である。
である。
【図13】本実施例で使用するガス調整螺子の説明図で
ある。
ある。
【図14】従来の内燃式ガスライターの内燃機構を示す
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
1 ライター本体
2 ガスタンク
3 タンク上蓋
3a 嵌合凹部
3b 透孔
3c 頂面凹孔
3d 軸受け
4 バルブ
4a ノズル螺旋
4b ノズル底栓体
4c ガス噴出ノズル
4d フィルター
4e 釘状固定子
4f 液化ガス吸上部材
4g Oリング
5 蓋体
6 内燃機構
6a ノズルプレート
6b 混合管
6c 拡散器
6d 燃焼筒
7 絶縁子
8 放電端子
9 取付ホルダー
10 導電線
11 弁操作レバー
12 着火操作子
13 圧電ユニット
14 風防
15 アース
16 ガス量調整螺子
17 シールド部材
18 熱線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 内燃式ガスライター
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライター本体内で
混合ガスの着火、燃焼が行われる内燃式ガスライターの
改良に関する。
混合ガスの着火、燃焼が行われる内燃式ガスライターの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスライターは、着火操作子の
押し下げ操作によってガス噴出ノズルが操作されてガス
の噴出が始まると共に、着火手段が操作されて火花が発
生し、ガス着火が行われるようになっている。斯かるガ
スライターには、大別して、発火石をヤスリで擦り、そ
の際の火花で着火させるヤスリ式ライター(所謂、フリ
ント式ライター)や、圧電素子を打撃機構で打撃して高
電圧を生じさせる圧電ユニットを使用し、火花放電で着
火させる圧電着火式ライター(所謂、ピエゾライター)
があり、また、斯かるピエゾライターの頂部に蓋体を開
閉自在に被冠させ、斯かる蓋体の開閉操作で前記圧電ユ
ニットを動作させる蓋付内燃式ガスライター等々があ
る。
押し下げ操作によってガス噴出ノズルが操作されてガス
の噴出が始まると共に、着火手段が操作されて火花が発
生し、ガス着火が行われるようになっている。斯かるガ
スライターには、大別して、発火石をヤスリで擦り、そ
の際の火花で着火させるヤスリ式ライター(所謂、フリ
ント式ライター)や、圧電素子を打撃機構で打撃して高
電圧を生じさせる圧電ユニットを使用し、火花放電で着
火させる圧電着火式ライター(所謂、ピエゾライター)
があり、また、斯かるピエゾライターの頂部に蓋体を開
閉自在に被冠させ、斯かる蓋体の開閉操作で前記圧電ユ
ニットを動作させる蓋付内燃式ガスライター等々があ
る。
【0003】而して、これらガスライターのうち、殊に
昨今の圧電着火式ガスライターにあっては、ライター本
体内に燃焼筒等が内蔵されてライターの本体内で空気と
混合されたガスの着火、燃焼が行われる、所謂、内燃式
ガスライターと称される耐風性(WIND−PROO
F)ガスライターが既に種々と案出されている。
昨今の圧電着火式ガスライターにあっては、ライター本
体内に燃焼筒等が内蔵されてライターの本体内で空気と
混合されたガスの着火、燃焼が行われる、所謂、内燃式
ガスライターと称される耐風性(WIND−PROO
F)ガスライターが既に種々と案出されている。
【0004】従来、斯かる内燃式ガスライターとして
は、例えば、特開昭63−91431号公報に開示され
たものが従来例として周知である。この従来のライター
は、図14に示すように、燃料ガスが充填されるガスタ
ンクと、該ガスタンクからの燃料ガスを流速を強めて噴
出させることにより生ずる負圧によって空気を吸い込ま
せる吸気孔6b1 ,6b1 …を有し、燃料ガスと空気と
の混合を促進させる混合管6bと、この混合ガスの流速
を減速し拡散させるために前記混合管6bと連設させた
拡散器6cと、該拡散器6cにより空気と混合されたガ
ス(混合ガス)を更に減速と拡散をさせて点火と燃焼に
充分な流速の空気との混合ガスにするための前記拡散器
6cに連設させた燃焼筒6dと、該燃焼筒6d内の可燃
焼ガスに点火する点火手段とを備えることにより、ライ
ター本体内で着火燃焼が行なわれるように構成されてい
る。
は、例えば、特開昭63−91431号公報に開示され
たものが従来例として周知である。この従来のライター
は、図14に示すように、燃料ガスが充填されるガスタ
ンクと、該ガスタンクからの燃料ガスを流速を強めて噴
出させることにより生ずる負圧によって空気を吸い込ま
せる吸気孔6b1 ,6b1 …を有し、燃料ガスと空気と
の混合を促進させる混合管6bと、この混合ガスの流速
を減速し拡散させるために前記混合管6bと連設させた
拡散器6cと、該拡散器6cにより空気と混合されたガ
ス(混合ガス)を更に減速と拡散をさせて点火と燃焼に
充分な流速の空気との混合ガスにするための前記拡散器
6cに連設させた燃焼筒6dと、該燃焼筒6d内の可燃
焼ガスに点火する点火手段とを備えることにより、ライ
ター本体内で着火燃焼が行なわれるように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭63−91431号公報に開示された内燃式ガ
スライターにあっては、ジェット噴流で醸し出す混合ガ
スが燃焼されてバーナー状に着火するため、強風下でも
問題なく使用できるといった利点を有するものの、前記
内燃機構6を構成する混合管6b、拡散器6c、燃焼筒
6dの重合組み付けが面倒であると共に、これらがガス
噴出ノズル4c上に積層状態に支持されるため、同ガス
噴出ノズル4cへの加重負担が大きくなり、弁操作レバ
ーによるガス噴出ノズル4cの引き出し(開弁)操作がな
しづらいといった問題を有するものであった。
た特開昭63−91431号公報に開示された内燃式ガ
スライターにあっては、ジェット噴流で醸し出す混合ガ
スが燃焼されてバーナー状に着火するため、強風下でも
問題なく使用できるといった利点を有するものの、前記
内燃機構6を構成する混合管6b、拡散器6c、燃焼筒
6dの重合組み付けが面倒であると共に、これらがガス
噴出ノズル4c上に積層状態に支持されるため、同ガス
噴出ノズル4cへの加重負担が大きくなり、弁操作レバ
ーによるガス噴出ノズル4cの引き出し(開弁)操作がな
しづらいといった問題を有するものであった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ガス噴出ノズルに必要以上の加重負担
をかけることなく簡単かつコンパクトに混合管、燃焼筒
等の内燃機構を組み付けできる内燃式ガスライターを提
供することを目的としたものである。
なされたもので、ガス噴出ノズルに必要以上の加重負担
をかけることなく簡単かつコンパクトに混合管、燃焼筒
等の内燃機構を組み付けできる内燃式ガスライターを提
供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上方開口部を気密に閉塞するタンク上蓋
と、該タンク上蓋に挿着され上端にガス噴出ノズルを引
出自在に突出させたバルブ機構と、前記ガス噴出ノズル
の上端側に連通された内燃機構と、圧電素子を打撃機構
で打撃して高電圧を生じせしめる圧電ユニット等の点火
手段とを備えてなる内燃式ガスライターにおいて、前記
内燃機構は、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取
付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノズルの上端に配置
されてなる内燃式ガスライターに存する。
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ライター本体内に形成されたガスタンクと、
該ガスタンクの上方開口部を気密に閉塞するタンク上蓋
と、該タンク上蓋に挿着され上端にガス噴出ノズルを引
出自在に突出させたバルブ機構と、前記ガス噴出ノズル
の上端側に連通された内燃機構と、圧電素子を打撃機構
で打撃して高電圧を生じせしめる圧電ユニット等の点火
手段とを備えてなる内燃式ガスライターにおいて、前記
内燃機構は、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取
付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノズルの上端に配置
されてなる内燃式ガスライターに存する。
【0008】また、前記取付ホルダーは、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるの
が良い。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるの
が良い。
【0009】更に、前記内燃機構は、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめるのが良い。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめるのが良い。
【0010】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させるのが好ましい。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させるのが好ましい。
【0011】このように構成される本発明の内燃式ガス
ライターは、前記内燃機構が、前記圧電ユニットを着脱
自在に保持する取付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノ
ズル上に配置されることによって、ガス噴出ノズルへ加
重負担をかけることなく整合されることとなる。
ライターは、前記内燃機構が、前記圧電ユニットを着脱
自在に保持する取付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノ
ズル上に配置されることによって、ガス噴出ノズルへ加
重負担をかけることなく整合されることとなる。
【0012】また、前記取付ホルダーが、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えたこ
とにより、放電端子、導電線、圧電ユニット並びに内燃
機構を一つに纏めるべくコンパクトな組み付けがなし得
ることとなる。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えたこ
とにより、放電端子、導電線、圧電ユニット並びに内燃
機構を一つに纏めるべくコンパクトな組み付けがなし得
ることとなる。
【0013】更に、前記内燃機構が、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実になし
得ることとなる。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実になし
得ることとなる。
【0014】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単になし得ることとなる。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単になし得ることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の一例を図面を
参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る内燃式
ガスライターであり、この内燃式ガスライターAは、図
1若しくは図2に示すように、ライター本体1内に形成
されたガスタンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋
3を備えている。
参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る内燃式
ガスライターであり、この内燃式ガスライターAは、図
1若しくは図2に示すように、ライター本体1内に形成
されたガスタンク2の上方に一体成形されたタンク上蓋
3を備えている。
【0016】タンク上蓋3内には、上方が開口された有
底筒状の嵌合凹部3aが一体成形されており、該嵌合凹
部3aの底面中央に開口された前記ガスタンク2と通じ
る透孔3bを介してバルブ4が気密に圧入されている。
底筒状の嵌合凹部3aが一体成形されており、該嵌合凹
部3aの底面中央に開口された前記ガスタンク2と通じ
る透孔3bを介してバルブ4が気密に圧入されている。
【0017】このバルブ機構4は、頂部端面に開口(図
示せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋4aと、該ノズル
螺旋4bの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底
栓体4bとで内部に弁室(図示せず)を形成しているも
ので、この弁室内には、Oリング、スプリングを介して
ガス噴出ノズル4cが上端を前記ノズル螺旋4aの開口
より外方へ突出すべく装着されている(図2参照)。
示せず)を有する筒蓋状のノズル螺旋4aと、該ノズル
螺旋4bの下方開口部に嵌合された有底筒状のノズル底
栓体4bとで内部に弁室(図示せず)を形成しているも
ので、この弁室内には、Oリング、スプリングを介して
ガス噴出ノズル4cが上端を前記ノズル螺旋4aの開口
より外方へ突出すべく装着されている(図2参照)。
【0018】また、前記ガス噴出ノズル4cの頸部に
は、上下に揺動自在に支持された後述の弁操作レバー9
の一方端が係合されているもので、該弁操作レバー11
の持ち上げ操作により前記ガス噴出ノズル4cの頸部が
引出方向に動作されて弁が開きガスの噴出が始まるよう
に組み付けられている。
は、上下に揺動自在に支持された後述の弁操作レバー9
の一方端が係合されているもので、該弁操作レバー11
の持ち上げ操作により前記ガス噴出ノズル4cの頸部が
引出方向に動作されて弁が開きガスの噴出が始まるよう
に組み付けられている。
【0019】更に、ノズル底栓体4bの底面には、モル
ト等のフィルター4d並びに釘状固定子(図示せず)等
を介して液化ガス吸上部材4eが装着されている。この
液化ガス吸上部材4eは、上端が集熱筒4gに連結支持
され下端が前記ガスタンク2内に延出すべく組み付けら
れたチューブ管からなり、必要に応じて中に焼結芯等を
充填使用したり或いは外周面にガスタンク2内の液化ガ
スと接触すべく切欠孔を開口させても良い。
ト等のフィルター4d並びに釘状固定子(図示せず)等
を介して液化ガス吸上部材4eが装着されている。この
液化ガス吸上部材4eは、上端が集熱筒4gに連結支持
され下端が前記ガスタンク2内に延出すべく組み付けら
れたチューブ管からなり、必要に応じて中に焼結芯等を
充填使用したり或いは外周面にガスタンク2内の液化ガ
スと接触すべく切欠孔を開口させても良い。
【0020】また、前記ノズル底栓体4bの外周面には
環状溝を介してOリング4fが嵌合されており、外接す
る透孔3bの内周面とのシールド性を保持していること
は云うまでもない。
環状溝を介してOリング4fが嵌合されており、外接す
る透孔3bの内周面とのシールド性を保持していること
は云うまでもない。
【0021】一方、前記ガス噴出ノズル4cの上には、
内燃機構6が組み付けされている。この内燃機構6は、
図3に拡大して示すように、前記ガス噴出ノズル4cの
噴出口に封緘されたノズルプレート6aと、該ノズルプ
レート6aを内設すべく前記ガス噴出ノズル4cの上端
に被冠された混合管6bと、該混合管6bの上部に連設
された拡散器6cと、該拡散器6cを内装すべく接合さ
れた燃焼筒6dとを備えており、斯かる混合管6b、拡
散器6c、燃焼筒6dを後述する取付ホルダー9に支持
せしめている。
内燃機構6が組み付けされている。この内燃機構6は、
図3に拡大して示すように、前記ガス噴出ノズル4cの
噴出口に封緘されたノズルプレート6aと、該ノズルプ
レート6aを内設すべく前記ガス噴出ノズル4cの上端
に被冠された混合管6bと、該混合管6bの上部に連設
された拡散器6cと、該拡散器6cを内装すべく接合さ
れた燃焼筒6dとを備えており、斯かる混合管6b、拡
散器6c、燃焼筒6dを後述する取付ホルダー9に支持
せしめている。
【0022】前記ノズルプレート6aは、中央に穿孔6
a1 を有した筒蓋6a2 と、該筒蓋6a2 の中に配設さ
れるプレート本体6a 3 とからなり、ガス噴出ノズル4
cから噴出される気化ガスの流速を更に加速せしめるも
ので、必要により前記穿孔6a1 の下面側に微孔径のフ
ィルター(図示せず)が装着されるものである。
a1 を有した筒蓋6a2 と、該筒蓋6a2 の中に配設さ
れるプレート本体6a 3 とからなり、ガス噴出ノズル4
cから噴出される気化ガスの流速を更に加速せしめるも
ので、必要により前記穿孔6a1 の下面側に微孔径のフ
ィルター(図示せず)が装着されるものである。
【0023】また、前記混合管6bは、中空の筒体に成
形されており、図3若しくは図4に示すように、半径方
向に複数の吸気孔6b1 ,6b1 が開口されている。こ
の吸気孔6b1 ,6b1 は、前記ノズルプレート6aの
穿孔6a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴出され
ることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い込むも
ので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるものであ
る。
形されており、図3若しくは図4に示すように、半径方
向に複数の吸気孔6b1 ,6b1 が開口されている。こ
の吸気孔6b1 ,6b1 は、前記ノズルプレート6aの
穿孔6a1 を通過する燃料ガスが流速を強めて噴出され
ることによって生ずる負圧を利用して空気を吸い込むも
ので、燃料ガスと空気との混合を促進せしめるものであ
る。
【0024】更に、この混合管6bの外周面には、図4
に示すように、連結部材6b2 が突設されている。この
連結部材6b2 は、後述する取付ホルダー9の連結部に
着脱自在に係合支持されるものであり、同取付ホルダー
9を所定位置に配置した際、混合管6bの下端開口が、
前記ノズルプレート6aの外周に嵌挿されるべくガス噴
出ノズル4c上に組み付けられるものである。
に示すように、連結部材6b2 が突設されている。この
連結部材6b2 は、後述する取付ホルダー9の連結部に
着脱自在に係合支持されるものであり、同取付ホルダー
9を所定位置に配置した際、混合管6bの下端開口が、
前記ノズルプレート6aの外周に嵌挿されるべくガス噴
出ノズル4c上に組み付けられるものである。
【0025】また、該混合管6bの上位には拡散器6c
が連設されている。この拡散器6cは、上下方向(同軸
方向)に貫通した噴出路6c1 と、該噴出路6c1 と連
通する複数の拡散孔6c2 ,6c2 …とが形成されてい
る。
が連設されている。この拡散器6cは、上下方向(同軸
方向)に貫通した噴出路6c1 と、該噴出路6c1 と連
通する複数の拡散孔6c2 ,6c2 …とが形成されてい
る。
【0026】この拡散孔6c2 ,6c2 …は、混合管6
b側から流入してくる混合ガスが拡散器6cの頂面に当
接して逆噴流を惹起せしめるように前記噴出路6c1 の
入口側(下端側)よりも小孔に縮径させており、ガスの
混合を更に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せし
めるものである。
b側から流入してくる混合ガスが拡散器6cの頂面に当
接して逆噴流を惹起せしめるように前記噴出路6c1 の
入口側(下端側)よりも小孔に縮径させており、ガスの
混合を更に促進させながら効果的に混合ガスを拡散せし
めるものである。
【0027】更に、燃焼筒6dは、上下両端が開口した
中空の筒体からなり、下端開口に前記拡散器6cを固定
すべく連結支持すると共に、上端側を後述する取付ホル
ダー9に固定された放電端子8に連結支持せしめてい
る。
中空の筒体からなり、下端開口に前記拡散器6cを固定
すべく連結支持すると共に、上端側を後述する取付ホル
ダー9に固定された放電端子8に連結支持せしめてい
る。
【0028】換言すれば、この燃焼筒6dは、壁面に形
成された連結孔(図示せず)を、取付ホルダー9に固定
された絶縁子(碍子)7に貫通支持させることにより
(図3参照)、前記拡散器6cと同心状に組み付けされ
るべく位置決め固定されるのである。
成された連結孔(図示せず)を、取付ホルダー9に固定
された絶縁子(碍子)7に貫通支持させることにより
(図3参照)、前記拡散器6cと同心状に組み付けされ
るべく位置決め固定されるのである。
【0029】前記取付ホルダー9は、図5及至図6に示
すように、上端に前記放電端子8を支持するための支持
部9aと、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電
極に接続され他端が上位の放電端子8に接続される導電
線10を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内
部9cと、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形
成されて圧電ユニット13を着脱自在に保持するための
取付部9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設さ
れた連結部9eとを備えている。
すように、上端に前記放電端子8を支持するための支持
部9aと、一端が後述する圧電ユニット13の一方の電
極に接続され他端が上位の放電端子8に接続される導電
線10を案内支持するためのガイド溝9bを有する案内
部9cと、該案内部9cの着火操作子側に突出すべく形
成されて圧電ユニット13を着脱自在に保持するための
取付部9dと、前記案内部9aのバルブ機構側に突設さ
れた連結部9eとを備えている。
【0030】前記支持部9aは、前記絶縁子7を上から
嵌合できるように上端側が解放された支持溝9a1 を備
えており、該支持溝9a1 に前記ガイド溝9bが連通さ
れている。
嵌合できるように上端側が解放された支持溝9a1 を備
えており、該支持溝9a1 に前記ガイド溝9bが連通さ
れている。
【0031】また、前記案内部9cは、上端側が前記燃
焼筒6dに、下端側が圧電ユニット取付用の縦穴3cの
底面に至るように成形された段差部材からなり、その長
手方向の中心位置に沿ってガイド溝9bが形成されてい
る。
焼筒6dに、下端側が圧電ユニット取付用の縦穴3cの
底面に至るように成形された段差部材からなり、その長
手方向の中心位置に沿ってガイド溝9bが形成されてい
る。
【0032】更に、前記連結部9eは、前記混合管6b
の連結部材6b2 を下から受けるべく突設されたスリッ
ト溝からなり、両者は、上下方向にスライドさせること
により簡単に着脱できるものである。
の連結部材6b2 を下から受けるべく突設されたスリッ
ト溝からなり、両者は、上下方向にスライドさせること
により簡単に着脱できるものである。
【0033】従って、この取付ホルダー9に圧電ユニッ
ト13を差し込むだけで、換言すれば、前記取付部9d
のガード板9d1 ,9d1 間に着脱自在に挿着するだけ
で、予め同取付ホルダー9に組み付けてある導電線10
と電気的に接続でき、更に、斯かる取付ホルダー9をタ
ンク上蓋3の前記縦孔3c内に挿着するだけで、簡単に
内燃機構6の位置決めがなされ、前記ガス噴出ノズル4
cの上位に連結配置されることになる。
ト13を差し込むだけで、換言すれば、前記取付部9d
のガード板9d1 ,9d1 間に着脱自在に挿着するだけ
で、予め同取付ホルダー9に組み付けてある導電線10
と電気的に接続でき、更に、斯かる取付ホルダー9をタ
ンク上蓋3の前記縦孔3c内に挿着するだけで、簡単に
内燃機構6の位置決めがなされ、前記ガス噴出ノズル4
cの上位に連結配置されることになる。
【0034】他方、この内燃式ガスライターAの着火機
構は、図2に示すように、前述したガス噴出ノズル4c
の頸部に一端が係合された弁操作レバー11と、該弁操
作レバー11の他端側に連動される着火操作子12と、
該着火操作子12の押し込み操作により動作させる圧電
ユニット13とから構成されている。
構は、図2に示すように、前述したガス噴出ノズル4c
の頸部に一端が係合された弁操作レバー11と、該弁操
作レバー11の他端側に連動される着火操作子12と、
該着火操作子12の押し込み操作により動作させる圧電
ユニット13とから構成されている。
【0035】前記弁操作レバー11は、タンク上蓋3の
頂面に突設された軸受け3dを支点として上下方向に揺
動すべく一方端11aを前記ガス噴出ノズル4cの頸部
に嵌合支持されており、他方端11bが前記着火操作子
12で押し下げ操作されることにより、該弁操作レバー
11が前記支点を中心として揺動し前記ガス噴出ノズル
4cの頸部を引出方向に動作させるものである。
頂面に突設された軸受け3dを支点として上下方向に揺
動すべく一方端11aを前記ガス噴出ノズル4cの頸部
に嵌合支持されており、他方端11bが前記着火操作子
12で押し下げ操作されることにより、該弁操作レバー
11が前記支点を中心として揺動し前記ガス噴出ノズル
4cの頸部を引出方向に動作させるものである。
【0036】また、前記圧電ユニット13は、上下方向
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
に伸縮するように相互に嵌め合わされた外箱13aと内
箱13bとを有し、内箱13bの中には、図示はしない
が、圧電素子、ハンマー、復帰バネ等が組み込まれてい
る。
【0037】更に、前記着火操作子12は、図9に示す
ように、側面に、風防14内に摺動自在に連結支持する
ための連結片12a,12aが突設されていると共に
(図12参照)、アース15を着脱自在に内設してい
る。尚、図中14aは空気流入孔、14bは係止脚、1
4cはバーナーキャップである。
ように、側面に、風防14内に摺動自在に連結支持する
ための連結片12a,12aが突設されていると共に
(図12参照)、アース15を着脱自在に内設してい
る。尚、図中14aは空気流入孔、14bは係止脚、1
4cはバーナーキャップである。
【0038】また、前記ガス噴出ノズル4cの近傍に
は、ガス量調整螺子16が回動自在に組み付けられてい
る。このガス量調整螺子16は、図13に示すように、
前記ノズル螺子4aの外周に噛合される第1リング螺子
16aと、該第1リング螺子16aの上端に連設された
間隔保持片16b,16bと、該間隔保持片16b,1
6bの頂端に連設され、かつ、外周面がライター本体1
の表面から露呈する第2リング螺子16cとから構成さ
れている。
は、ガス量調整螺子16が回動自在に組み付けられてい
る。このガス量調整螺子16は、図13に示すように、
前記ノズル螺子4aの外周に噛合される第1リング螺子
16aと、該第1リング螺子16aの上端に連設された
間隔保持片16b,16bと、該間隔保持片16b,1
6bの頂端に連設され、かつ、外周面がライター本体1
の表面から露呈する第2リング螺子16cとから構成さ
れている。
【0039】このように構成される本発明の内燃式ガス
ライターAは、ライター本体1を握持した手の親指で着
火操作子12を押し下げ操作することにより、圧電ユニ
ット13を押圧動作して前記放電端子8に火花放電が発
生すると共に、ガス噴出ノズル4cの頸部が弁操作レバ
ー11により引出方向に動作されて弁が開き、かつ、前
記液化ガス吸上部材4eを介して吸い上げられたガスタ
ンク2内の燃料ガスがフィルター4dに達し気化する。
ライターAは、ライター本体1を握持した手の親指で着
火操作子12を押し下げ操作することにより、圧電ユニ
ット13を押圧動作して前記放電端子8に火花放電が発
生すると共に、ガス噴出ノズル4cの頸部が弁操作レバ
ー11により引出方向に動作されて弁が開き、かつ、前
記液化ガス吸上部材4eを介して吸い上げられたガスタ
ンク2内の燃料ガスがフィルター4dに達し気化する。
【0040】また、気化したガスは、フィルター4dを
透過してノズル底栓体4bの弁孔を抜け更にガス噴出ノ
ズル4cの半径方向に開口された穿孔(図示せず)を通
ってガス噴出路(図示せず)内に達し上端の噴出口から
外方へと噴出される。
透過してノズル底栓体4bの弁孔を抜け更にガス噴出ノ
ズル4cの半径方向に開口された穿孔(図示せず)を通
ってガス噴出路(図示せず)内に達し上端の噴出口から
外方へと噴出される。
【0041】そして、斯かるガス噴出ノズル4cから噴
出された気化ガスは、ノズルプーレート6aの封緘によ
り更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生ず
る負圧作用を利用して混合管6bの吸気孔6b1 から空
気を吸い込み拡散器6cへと噴射される。
出された気化ガスは、ノズルプーレート6aの封緘によ
り更に流速を強めて噴出され、同時に斯かる流速で生ず
る負圧作用を利用して混合管6bの吸気孔6b1 から空
気を吸い込み拡散器6cへと噴射される。
【0042】而して、噴射されたガスと空気の混合ガス
は、拡散器6c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路6c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔6
c2 ,6c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するのである。因に、図中17はシールド部
材、図中18は着火時に赤熱される触媒である。
は、拡散器6c内の天頂面に当接して逆噴流を惹起せし
め、燃焼効率を向上すべく更に混合されながら天頂の前
記噴出路6c1 並びに側面に開口された複数の拡散孔6
c2 ,6c2 …を介して燃焼筒6d内へと拡散されるこ
ととなり、その瞬間に前記火花放電が引火してバーナー
状に着火するのである。因に、図中17はシールド部
材、図中18は着火時に赤熱される触媒である。
【0043】尚、本発明の内燃式ガスライターAは本実
施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全て
を包摂するものである。例えば、アース15としては、
図8に示すように、前記着火層阻止12の中に挿着され
て圧電ユニット13の上端に当接配置される水平板15
aと、該水平板15aの下面に垂下された係止突起15
bと、所定位置で前記弁操作レバー11に当接される接
触脚15cとで形成しているが、これに限定されること
なく他の形状のアースを使用しても良い。
施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全て
を包摂するものである。例えば、アース15としては、
図8に示すように、前記着火層阻止12の中に挿着され
て圧電ユニット13の上端に当接配置される水平板15
aと、該水平板15aの下面に垂下された係止突起15
bと、所定位置で前記弁操作レバー11に当接される接
触脚15cとで形成しているが、これに限定されること
なく他の形状のアースを使用しても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記内
燃機構が、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取付
ホルダーに支持されて前記ガス噴出ノズルの上端に配設
されることによって、ガス噴出ノズルへ必要以上な加重
負担をかけることなく簡単に組み付けできるといった効
果を奏するものであり、従来の内燃式ライターに比し
て、開弁操作もより円滑にできるものである。
燃機構が、前記圧電ユニットを着脱自在に保持する取付
ホルダーに支持されて前記ガス噴出ノズルの上端に配設
されることによって、ガス噴出ノズルへ必要以上な加重
負担をかけることなく簡単に組み付けできるといった効
果を奏するものであり、従来の内燃式ライターに比し
て、開弁操作もより円滑にできるものである。
【0045】また、前記取付ホルダーが、上端に前記放
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるこ
とにより、放電端子と導電線と圧電ユニットと内燃機構
とを一つに纏めたコンパクトな組み付けができるといっ
た効果を奏するものである。
電端子を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニ
ットの一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接
続される導電線を案内支持するためのガイド溝を有する
案内部と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧
電ユニットを着脱自在に保持するための取付部と、前記
案内部のバルブ機構側に形成された連結部とを備えるこ
とにより、放電端子と導電線と圧電ユニットと内燃機構
とを一つに纏めたコンパクトな組み付けができるといっ
た効果を奏するものである。
【0046】更に、前記内燃機構が、ガス噴出ノズルの
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実にでき
るといった効果を奏するものである。
上端に連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該
混合管の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子
を介して固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒と
の間に内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散
器とを備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダ
ーに支持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共
に、前記混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの
連結部に支持せしめれば、燃焼筒、拡散器、混合管の加
重が直接的に取付ホルダーにかかることとなり、また、
ライター本体内への位置決め連結も簡単かつ確実にでき
るといった効果を奏するものである。
【0047】また、前記内燃機構の上面側に被装される
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単にできるといった効果を奏するもの
である。
風防に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着
火操作子を摺動自在に連結支持させれば、上からの自動
組み付けがより簡単にできるといった効果を奏するもの
である。
【0048】このように本発明の内燃式ガスライター
は、ガス噴出ノズルに加重負担をかけることなく簡単か
つコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機構を組み付け
できると共に、構成が単純であるため、大量生産に適し
価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本発
明を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
は、ガス噴出ノズルに加重負担をかけることなく簡単か
つコンパクトに混合管、燃焼筒等の内燃機構を組み付け
できると共に、構成が単純であるため、大量生産に適し
価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本発
明を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃式ガスライターの開蓋状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同内燃式ガスライターの縦断面図である。
【図3】同内燃式ガスライターの要部を示す拡大縦断面
図である。
図である。
【図4】混合管と拡散器を示す説明図である。
【図5】同内燃式ガスライターの組み付け分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】取付ホルダー示す説明図である。
【図7】弁操作レバーを示す説明図である。
【図8】着火操作子内に組み付けられるアースを示す説
明図である。
明図である。
【図9】風防と着火操作子とアースとの組立連結を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】風防の説明図である。
【図11】着火操作子の説明図である。
【図12】風防と着火操作子との連結状態を示す底面図
である。
である。
【図13】本実施例で使用するガス量調整螺子の説明図
である。
である。
【図14】従来の内燃式ガスライターの内燃機構を示す
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ライター本体
2 ガスタンク
3 タンク上蓋
3a 嵌合凹部
3b 透孔
3c 縦穴
3d 軸受け
4 バルブ
4a ノズル螺旋
4b ノズル底栓体
4c ガス噴出ノズル
4d フィルター
4e 液化ガス吸上部材
4f Oリング
4g 集熱筒
5 蓋体
6 内燃機構
6a ノズルプレート6a1
穿孔 6a2
筒蓋 6a3
プレート本体
6b 混合管6b1
吸気孔 6b2
連結部材
6c 拡散器6c1
噴出路 6c2
拡散孔
6d 燃焼筒
7 絶縁子
8 放電端子
9 取付ホルダー9a
支持部 9a1
支持溝 9b
ガイド溝 9c
案内部 9d
取付部 9d1
ガード板 9e
連結部
10 導電線
11 弁操作レバー11a
一方端 11b
他方端
12 着火操作子12a
連結片
13 圧電ユニット13a
外箱 13b
内箱
14 風防14a
空気流入孔 14b
係止脚 14c
バーナーキャップ
15 アース15a
水平板 15b
係止突起 15c
接触脚
16 ガス量調整螺子16a
第1リング螺子 16b
間隔保持片 16c
第2リング螺子
17 シールド部材
18 触媒
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図7】
【図12】
【図13】
【図6】
【図8】
【図14】
【図9】
【図10】
【図11】
Claims (4)
- 【請求項1】ライター本体内に形成されたガスタンク
と、該ガスタンクの上方開口部を気密に閉塞するタンク
上蓋と、該タンク上蓋に挿着され上端にガス噴出ノズル
を引出自在に突出させたバルブ機構と、前記ガス噴出ノ
ズルの上端側に連通された内燃機構と、圧電素子を打撃
機構で打撃して高電圧を生じせしめる圧電ユニット等の
点火手段とを備えてなる内燃式ガスライターにおいて、
前記内燃機構は、前記圧電ユニットを着脱自在に保持す
る取付ホルダーに支持して前記ガス噴出ノズル上に配置
されていることを特徴とする内燃式ガスライター。 - 【請求項2】前記取付ホルダーは、上端に前記放電端子
を支持するための支持部と、一端が前記圧電ユニットの
一方の電極に接続され他端が上位の放電端子に接続され
る導電線を案内支持するためのガイド溝を有する案内部
と、該案内部の着火操作子側に形成されて前記圧電ユニ
ットを着脱自在に保持するための取付部と、前記案内部
のバルブ機構側に形成された連結部とを備えてなること
を特徴とする請求項1に記載の内燃式ガスライター。 - 【請求項3】前記内燃機構は、ガス噴出ノズルの上端に
連結され半径方向に吸気孔を備えた混合管と、該混合管
の上部に連結された燃焼筒と、該燃焼筒に絶縁子を介し
て固定された放電端子と、前記混合管と燃焼筒との間に
内設され上下方向に貫通した噴出路を有する拡散器とを
備えてなり、かつ、前記燃焼筒を前記取付ホルダーに支
持された放電端子の絶縁子に連結支持すると共に、前記
混合管を連結部材を介して前記取付ホルダーの連結部に
支持せしめたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
内燃式ガスライター。 - 【請求項4】前記内燃機構の上面側に被装される風防
に、前記圧電ユニットを押し込み操作するための着火操
作子を摺動自在に連結支持させたことを特徴とする請求
項1又は3に記載の内燃式ガスライター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4621596A JPH09243074A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 内燃式ガスライター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4621596A JPH09243074A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 内燃式ガスライター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09243074A true JPH09243074A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12740889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4621596A Pending JPH09243074A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 内燃式ガスライター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09243074A (ja) |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP4621596A patent/JPH09243074A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040331 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041101 |