JPH0711323Y2 - 耐風ガス燃焼装置 - Google Patents
耐風ガス燃焼装置Info
- Publication number
- JPH0711323Y2 JPH0711323Y2 JP4792U JP4792U JPH0711323Y2 JP H0711323 Y2 JPH0711323 Y2 JP H0711323Y2 JP 4792 U JP4792 U JP 4792U JP 4792 U JP4792 U JP 4792U JP H0711323 Y2 JPH0711323 Y2 JP H0711323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- flange
- catalyst
- tube
- crl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガス燃料の燃焼持続用
の触媒を用いる燃焼装置に関し、特に、これに限る意図
ではないが、シガレットに着火するための耐風ガスライ
タに関し、実公平3−45017号公報に提示した風防
ガスライタの改良に関する。
の触媒を用いる燃焼装置に関し、特に、これに限る意図
ではないが、シガレットに着火するための耐風ガスライ
タに関し、実公平3−45017号公報に提示した風防
ガスライタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−45017号公報に提示した
ガスライタでは、中空の絶縁体筒(3)とその上方の触
媒ワイヤ(7)の間の空間に、吸気口および燃料ガス受
口を有するガス混合管(5)より燃料ガスと空気の混合気
を供給し、この混合気を点火手段により着火する耐風ガ
ス燃焼装置において、絶縁体筒(3)とその上方の触媒ワ
イヤ(7)の間の、耐風のための燃焼維持空間を包囲する
シリンダ構成体を、保守を容易とし確実な着火を確保す
るため、支持筒(2)の下端の内フランジで絶縁体筒(3)の
上端の外フランジを支え支持筒(2)に固定リング(6)をね
じ込んで該外フランジを上から締め付けることにより絶
縁体筒(3)に支持筒(2)を固着し、固定リング(6)の上端
に触媒支持リング(8)を載せてこのリング(8)を、支持筒
(2)に押えリング(9)をねじ込むことにより下方に締め付
けて支持筒に固着している。圧電素子と打撃機構を含む
高電圧発生装置の1対の電極の1つは、支持筒(2)を支え
る支持ア-ム(1)および支持筒(2)を介して固定リング(6)
に接続され、もう1つの電極は、ガス混合管(5)を介し
て、先端が固定リング(6)の内空間に突出する先端を有
する混合気ノズル(4)に接続されている。支持筒(2)はカ
シメにより支持ア-ム(1)に固着されている。高電圧発生
装置が高圧を発生すると固定リング(6)の内面と混合気
ノズル(4)の先端の間に電気スパ-クが発生し、リング
(6)内の混合気が着火する。炎は触媒支持リング(8)の開
口を通して触媒を横切って上昇する。支持リング(8)か
ら外気に出た炎は、風により消えることがあるが、触媒
がその近辺の混合気の燃焼を維持するので、風が収まる
とまた炎は触媒支持リング(8)の開口の外に現われる。
ガスライタでは、中空の絶縁体筒(3)とその上方の触
媒ワイヤ(7)の間の空間に、吸気口および燃料ガス受
口を有するガス混合管(5)より燃料ガスと空気の混合気
を供給し、この混合気を点火手段により着火する耐風ガ
ス燃焼装置において、絶縁体筒(3)とその上方の触媒ワ
イヤ(7)の間の、耐風のための燃焼維持空間を包囲する
シリンダ構成体を、保守を容易とし確実な着火を確保す
るため、支持筒(2)の下端の内フランジで絶縁体筒(3)の
上端の外フランジを支え支持筒(2)に固定リング(6)をね
じ込んで該外フランジを上から締め付けることにより絶
縁体筒(3)に支持筒(2)を固着し、固定リング(6)の上端
に触媒支持リング(8)を載せてこのリング(8)を、支持筒
(2)に押えリング(9)をねじ込むことにより下方に締め付
けて支持筒に固着している。圧電素子と打撃機構を含む
高電圧発生装置の1対の電極の1つは、支持筒(2)を支え
る支持ア-ム(1)および支持筒(2)を介して固定リング(6)
に接続され、もう1つの電極は、ガス混合管(5)を介し
て、先端が固定リング(6)の内空間に突出する先端を有
する混合気ノズル(4)に接続されている。支持筒(2)はカ
シメにより支持ア-ム(1)に固着されている。高電圧発生
装置が高圧を発生すると固定リング(6)の内面と混合気
ノズル(4)の先端の間に電気スパ-クが発生し、リング
(6)内の混合気が着火する。炎は触媒支持リング(8)の開
口を通して触媒を横切って上昇する。支持リング(8)か
ら外気に出た炎は、風により消えることがあるが、触媒
がその近辺の混合気の燃焼を維持するので、風が収まる
とまた炎は触媒支持リング(8)の開口の外に現われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】支持筒(2)と絶縁筒体
(3)との固着,支持筒(2)と触媒支持リング(8)の固着およ
び支持筒(2)のア-ム(1)による支持、に比較的に部品数
が多く、したがって組立工程数も多い。
(3)との固着,支持筒(2)と触媒支持リング(8)の固着およ
び支持筒(2)のア-ム(1)による支持、に比較的に部品数
が多く、したがって組立工程数も多い。
【0004】本考案は、部品数を低減し組立工程数を低
減することを目的とする。
減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の耐風ガス燃焼装
置は、中空の絶縁体筒(3)とその上方の触媒ワイヤ
(7)の間の空間に、吸気口および燃料ガス受口を有す
るガス混合管(5)より燃料ガスと空気の混合気を供給
し、この混合気を点火手段により着火する耐風ガス燃焼
装置において、中心軸(CRL)から外方に離れる方向に突
出した外フランジと、中心軸(CRL)に向かう方向に突出
した内フランジを有する中空の絶縁体筒(3);底部に、絶
縁体筒(3)の外フランジが進入する開口と進入した外フ
ランジの上端面が当る内フランジを、上部に、内周面に
雌ねじ(1s)が切られた筒状壁を有する筒状部と、この筒
状部と一体連続で、該筒状部の中心軸(CRL)と直交する
方向に延びそして該中心軸(CRL)と平行に下方に延びる
脚部(1La,1Lb)と、を有する筒支持部材(1);前記中心軸
(CRL)を中心軸とし、筒支持部材(1)の筒状部の内フラン
ジの上面に下端面が当接した筒体(6);中央開口内に触
媒ワイヤ(7)を保持し、筒体(6)の上端面に下端面が当接
した触媒支持リング(8);および、筒支持部材(1)の筒状
部の雌ねじに螺合する雄ねじを外周面に有し、かつ、触
媒支持リング(8)の上端面に当接する内フランジを有す
る押えリング(9);を備えることを特徴とする。
置は、中空の絶縁体筒(3)とその上方の触媒ワイヤ
(7)の間の空間に、吸気口および燃料ガス受口を有す
るガス混合管(5)より燃料ガスと空気の混合気を供給
し、この混合気を点火手段により着火する耐風ガス燃焼
装置において、中心軸(CRL)から外方に離れる方向に突
出した外フランジと、中心軸(CRL)に向かう方向に突出
した内フランジを有する中空の絶縁体筒(3);底部に、絶
縁体筒(3)の外フランジが進入する開口と進入した外フ
ランジの上端面が当る内フランジを、上部に、内周面に
雌ねじ(1s)が切られた筒状壁を有する筒状部と、この筒
状部と一体連続で、該筒状部の中心軸(CRL)と直交する
方向に延びそして該中心軸(CRL)と平行に下方に延びる
脚部(1La,1Lb)と、を有する筒支持部材(1);前記中心軸
(CRL)を中心軸とし、筒支持部材(1)の筒状部の内フラン
ジの上面に下端面が当接した筒体(6);中央開口内に触
媒ワイヤ(7)を保持し、筒体(6)の上端面に下端面が当接
した触媒支持リング(8);および、筒支持部材(1)の筒状
部の雌ねじに螺合する雄ねじを外周面に有し、かつ、触
媒支持リング(8)の上端面に当接する内フランジを有す
る押えリング(9);を備えることを特徴とする。
【0006】すなわち、前述の従来例では、固定リング
(6)が絶縁体筒(3)の締め付け固定用および触媒(7)の下
方の燃焼空間の高さ方向の広がりを規定するものであり
雄ねじを有するが、本願考案ではこれは触媒(7)の下方
の燃焼空間の高さ方向の広がりを規定する意図のみの筒
体(6)とされねじを有しない。また、前述の従来例で
は、支持筒(2)の下端が支持ア-ム(1)の先端の開口に挿
入されて外広がりにカシメられて支持ア-ム(1)と固着さ
れているが、本願考案では、いわば従来の支持筒(2)と
支持ア-ム(1)とをもともと一体に構成して筒支持部材
(1)としたものである。
(6)が絶縁体筒(3)の締め付け固定用および触媒(7)の下
方の燃焼空間の高さ方向の広がりを規定するものであり
雄ねじを有するが、本願考案ではこれは触媒(7)の下方
の燃焼空間の高さ方向の広がりを規定する意図のみの筒
体(6)とされねじを有しない。また、前述の従来例で
は、支持筒(2)の下端が支持ア-ム(1)の先端の開口に挿
入されて外広がりにカシメられて支持ア-ム(1)と固着さ
れているが、本願考案では、いわば従来の支持筒(2)と
支持ア-ム(1)とをもともと一体に構成して筒支持部材
(1)としたものである。
【0007】
【作用】従来のねじ締け付けによる絶縁体筒(3)への支
持筒(2)の固着作業が省略となる。また、従来の支持ア-
ム(1)に対する支持筒(2)のカシメ固着作業が省略とな
る。
持筒(2)の固着作業が省略となる。また、従来の支持ア-
ム(1)に対する支持筒(2)のカシメ固着作業が省略とな
る。
【0008】本願考案では、絶縁体筒(3)の上端が筒支
持部材(1)の下開口内に進入し、筒支持部材(1)が単に絶
縁体筒(3)に乗った組合せであるが、筒支持部材(1)の下
端を燃料タンク(17)に係合させることにより燃料タンク
(17)で支持され、一方絶縁体筒(3)は燃料タンク(17)に
結合した燃料供給用の管部材で支持されるので、筒支持
部材(1)と絶縁体筒(3)とは相対的に固着又は固定関係と
なる。
持部材(1)の下開口内に進入し、筒支持部材(1)が単に絶
縁体筒(3)に乗った組合せであるが、筒支持部材(1)の下
端を燃料タンク(17)に係合させることにより燃料タンク
(17)で支持され、一方絶縁体筒(3)は燃料タンク(17)に
結合した燃料供給用の管部材で支持されるので、筒支持
部材(1)と絶縁体筒(3)とは相対的に固着又は固定関係と
なる。
【0009】本考案の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0010】
【実施例】図1に本考案の一実施例の分解図を示す。燃
料タンク17には燃料ノズル20が装着されており、こ
の実施例では、燃料ノズル20を上に引き上げることに
より、燃料タンク17内においてガス放出弁が開き、燃
料タンク17内の燃料が気化してノズル20より出る。
燃料タンク17は透光性合成樹脂で作られておりその内
部の液化燃料の残存量をタンク外部から目視できる。こ
の燃料タンク17には、高圧発生装置24を案内する側
幹19と、バ−ナナニット(2等)を支持する支幹18
が一体に形成されている。
料タンク17には燃料ノズル20が装着されており、こ
の実施例では、燃料ノズル20を上に引き上げることに
より、燃料タンク17内においてガス放出弁が開き、燃
料タンク17内の燃料が気化してノズル20より出る。
燃料タンク17は透光性合成樹脂で作られておりその内
部の液化燃料の残存量をタンク外部から目視できる。こ
の燃料タンク17には、高圧発生装置24を案内する側
幹19と、バ−ナナニット(2等)を支持する支幹18
が一体に形成されている。
【0011】高圧発生装置24は、打撃に応じて高電圧
を発生する圧電素子とこれを打撃する機構とを有する、
いわゆる圧電ユニットと称されるものであり、絶縁体の
本体ケ−ス24c内に圧電素子が収納されており、この
圧電素子の一端を金属製の基台24fが支持している。
圧電素子の他端には高圧リ−ド24が接続されている。
高圧リ−ド24の先端部は、絶縁被覆を剥いで導線をむ
き出しにされて、所定半径のコイル24wに巻回されて
いる。本体ケ−ス24cには、作動ケ−ス24iが装着
されており、この作動ケ−ス24iに衝撃用のコイルス
プリングおよびプランジャが収納されている。作動ケ−
ス24iの頭部の外表面は、基台24fと同電位になる
導電層が露出している。作動ケ−ス24iが押下される
と、コイルスプリングが圧縮され、ある位置でプランジ
ャの係止が解けてプランジャがスプリングの反発力で下
駆動されて圧電素子を打つ。このとき圧電素子が高電圧
を、基台24fおよび作動ケ−ス24i(通常ア−スと
称される)とコイル24w(通常高圧極と称される)の
間に発生する。
を発生する圧電素子とこれを打撃する機構とを有する、
いわゆる圧電ユニットと称されるものであり、絶縁体の
本体ケ−ス24c内に圧電素子が収納されており、この
圧電素子の一端を金属製の基台24fが支持している。
圧電素子の他端には高圧リ−ド24が接続されている。
高圧リ−ド24の先端部は、絶縁被覆を剥いで導線をむ
き出しにされて、所定半径のコイル24wに巻回されて
いる。本体ケ−ス24cには、作動ケ−ス24iが装着
されており、この作動ケ−ス24iに衝撃用のコイルス
プリングおよびプランジャが収納されている。作動ケ−
ス24iの頭部の外表面は、基台24fと同電位になる
導電層が露出している。作動ケ−ス24iが押下される
と、コイルスプリングが圧縮され、ある位置でプランジ
ャの係止が解けてプランジャがスプリングの反発力で下
駆動されて圧電素子を打つ。このとき圧電素子が高電圧
を、基台24fおよび作動ケ−ス24i(通常ア−スと
称される)とコイル24w(通常高圧極と称される)の
間に発生する。
【0012】ライタ−の組立時には、燃料タンク17の
穴17rに受板22およびゴム板23を挿入する。次い
て作用子21を、その2脚21f1,21f2の間に支幹
18を通し、その係合溝21rをノズル20のフランジ
20fの下に差し込み、支点用の突出部21p2を支幹
18の溝18rに係合させた形で支幹18に装着する。
圧電ユニット24のコイル24wに混合管5の脚スリ
−ブ5sを通し、混合管5の脚スリ−ブ5s内に、オリ
フィスプレ−ト10,座金11およびフィルタ12をこ
の順に挿入し、脚スリ−ブ5sの内雌ねじにフランジ管
13の側端外周の雄ねじをねじ合せして締め込み、フラ
ンジ管13の下部に固着した伸縮性の合成樹脂チュ−ブ
15をゴム製のOリング16に通す。
穴17rに受板22およびゴム板23を挿入する。次い
て作用子21を、その2脚21f1,21f2の間に支幹
18を通し、その係合溝21rをノズル20のフランジ
20fの下に差し込み、支点用の突出部21p2を支幹
18の溝18rに係合させた形で支幹18に装着する。
圧電ユニット24のコイル24wに混合管5の脚スリ
−ブ5sを通し、混合管5の脚スリ−ブ5s内に、オリ
フィスプレ−ト10,座金11およびフィルタ12をこ
の順に挿入し、脚スリ−ブ5sの内雌ねじにフランジ管
13の側端外周の雄ねじをねじ合せして締め込み、フラ
ンジ管13の下部に固着した伸縮性の合成樹脂チュ−ブ
15をゴム製のOリング16に通す。
【0013】次に金属板をプレスで成形した操作子25
を圧電ユニット24の作動ケ−ス24iにかぶせて、こ
れらを燃料タンク17の支幹18と側幹19の間に挿入
する。このようにすると、操作子25のプレス打出しに
よる半円状の突起25f1,25f2が作用子21の脚2
1f1,21f2に上方から当接する。この状態で仮に操
作子25を押し下げると、圧電ユニット24の作動ケ−
ス24iが押し下げられると共に、作用子21が突出部
21p2(支幹18の溝18rで支えられている)を中
心に時計方向に回転してノズル20を上方に引き上げる
(ノズル20よりの燃料ガスの放出)。
を圧電ユニット24の作動ケ−ス24iにかぶせて、こ
れらを燃料タンク17の支幹18と側幹19の間に挿入
する。このようにすると、操作子25のプレス打出しに
よる半円状の突起25f1,25f2が作用子21の脚2
1f1,21f2に上方から当接する。この状態で仮に操
作子25を押し下げると、圧電ユニット24の作動ケ−
ス24iが押し下げられると共に、作用子21が突出部
21p2(支幹18の溝18rで支えられている)を中
心に時計方向に回転してノズル20を上方に引き上げる
(ノズル20よりの燃料ガスの放出)。
【0014】次いで、絶縁体筒3,点火ノズル4,混合
管5,オリフィスプレ−ト10〜伸縮性の合成樹脂チュ
−ブ15を一体化したガス混合ユニットを、そのチュ−
ブ15の下端開口をノズル20にかぶせてフランジ20
fまではめ込みOリング16をノズル20のフランジ2
0f近くまで下げることにより、ノズル20に結合す
る。これによりOリング16が、伸縮性の合成樹脂チュ
−ブ15の下端をノズル20周面に対して締め付ける。
管5,オリフィスプレ−ト10〜伸縮性の合成樹脂チュ
−ブ15を一体化したガス混合ユニットを、そのチュ−
ブ15の下端開口をノズル20にかぶせてフランジ20
fまではめ込みOリング16をノズル20のフランジ2
0f近くまで下げることにより、ノズル20に結合す
る。これによりOリング16が、伸縮性の合成樹脂チュ
−ブ15の下端をノズル20周面に対して締め付ける。
【0015】次いで、触媒7等の所要部品をすでに組付
けた筒支持部材1の脚部1La,1Lbを燃料タンク1
7の支幹18および作用子の外側に置いて、ピン2を、
脚部1La,1Lbの穴1h2およびタンク17の穴1
8h2に通して、筒支持部材1をタンク17に結合す
る。
けた筒支持部材1の脚部1La,1Lbを燃料タンク1
7の支幹18および作用子の外側に置いて、ピン2を、
脚部1La,1Lbの穴1h2およびタンク17の穴1
8h2に通して、筒支持部材1をタンク17に結合す
る。
【0016】以上のように、燃料タンク17に、作用子
21,筒支持部材1,操作子25および圧電ユニット2
4を組付けると、これらをライタ−ケ−ス26に、その
下開口26bから挿入して、支幹18の穴18hがライ
タ−ケ−ス26の上開口26hより上側に出るように押
し出す。そして上蓋28に固着されている脚28f1,
28f2を支幹18にまたがらしてそれらの穴28h1,
28h2を筒支持部材1の脚部1La,1Lbの穴1h
1および支幹18の穴18hと整合させて、これらの穴
にピン29を通し、上蓋28の上キャップ28をライタ
−ケ−ス26に向けて押し下げる。上キャップ28がピ
ッタリとライタ−ケ−ス26の上開口26を閉じると、
この状態で上蓋28の脚28f1,28f2の3角形状に
突出した端部が操作子25の、プレス打出しによる半円
状の突起25r1,の上端に当接する。
21,筒支持部材1,操作子25および圧電ユニット2
4を組付けると、これらをライタ−ケ−ス26に、その
下開口26bから挿入して、支幹18の穴18hがライ
タ−ケ−ス26の上開口26hより上側に出るように押
し出す。そして上蓋28に固着されている脚28f1,
28f2を支幹18にまたがらしてそれらの穴28h1,
28h2を筒支持部材1の脚部1La,1Lbの穴1h
1および支幹18の穴18hと整合させて、これらの穴
にピン29を通し、上蓋28の上キャップ28をライタ
−ケ−ス26に向けて押し下げる。上キャップ28がピ
ッタリとライタ−ケ−ス26の上開口26を閉じると、
この状態で上蓋28の脚28f1,28f2の3角形状に
突出した端部が操作子25の、プレス打出しによる半円
状の突起25r1,の上端に当接する。
【0017】次に、掛爪30をライタ−ケ−ス26の下
開口26bに挿入して、掛爪30の突起30pをライタ
−ケ−ス26の内溝26に係合させて、下開口26bを
下蓋31で閉じ、ねじ32を下蓋31の穴31hおよび
掛爪30の穴30hを通して、燃料タンク下底のねじ穴
にねじ込む。
開口26bに挿入して、掛爪30の突起30pをライタ
−ケ−ス26の内溝26に係合させて、下開口26bを
下蓋31で閉じ、ねじ32を下蓋31の穴31hおよび
掛爪30の穴30hを通して、燃料タンク下底のねじ穴
にねじ込む。
【0018】以上によりライタ−が組上ったことにな
る。このように組上がったライタ−を使用するときに
は、親指で上蓋28の上キャップ28cを、ピン29を
中心に時計方向に回転させる。すると、上蓋28の脚2
8f1,28f2が操作子25を下駆動する。操作子25
の下移動により、圧電ユニット24の作動ケ−ス24i
が下駆動されてその内部のコイルスプリングが圧縮され
ると共に、作用子21が時計方向に回転してノズル20
を引き上げる。これによりノズル20より燃料ガスの放
出が始まり、放出された燃料ガスは、伸縮性の(弾力性
がある)合成樹脂チュ−ブ15,フィルタ12,座金1
1の中央穴およびオリフィスプレ−ト10の中心のオリ
フィス(10h:図2,3図)を通して混合管5に入り
更に上方に進行する。この燃料ガス流により、混合管5
の周面に開けられた吸気口(5h:図2,3)より空気
が混合管5内に吸引され、この空気が燃料ガスと混合
し、混合ガスが混合管6から点火ノズルの開口4hから
筒支持部材1の内空間に入って、触媒ワイヤ7を通過し
て筒支持部材1の上方に出る。
る。このように組上がったライタ−を使用するときに
は、親指で上蓋28の上キャップ28cを、ピン29を
中心に時計方向に回転させる。すると、上蓋28の脚2
8f1,28f2が操作子25を下駆動する。操作子25
の下移動により、圧電ユニット24の作動ケ−ス24i
が下駆動されてその内部のコイルスプリングが圧縮され
ると共に、作用子21が時計方向に回転してノズル20
を引き上げる。これによりノズル20より燃料ガスの放
出が始まり、放出された燃料ガスは、伸縮性の(弾力性
がある)合成樹脂チュ−ブ15,フィルタ12,座金1
1の中央穴およびオリフィスプレ−ト10の中心のオリ
フィス(10h:図2,3図)を通して混合管5に入り
更に上方に進行する。この燃料ガス流により、混合管5
の周面に開けられた吸気口(5h:図2,3)より空気
が混合管5内に吸引され、この空気が燃料ガスと混合
し、混合ガスが混合管6から点火ノズルの開口4hから
筒支持部材1の内空間に入って、触媒ワイヤ7を通過し
て筒支持部材1の上方に出る。
【0019】上蓋28が更に回動されると圧電ユニット
24の作動ケ−ス24i内のプランジャの係止が解放さ
れて、コイルスプリングの反発力でプランジャが圧電素
子を打撃し、高電圧がリ−ド24hのコイル24wから
混合管5を介して支持筒2内の点火ノズル(4:図2,
3)に加わり、一方、圧電ユニット24の作動ケ−ス2
4iの導電層および操作子25を介して筒支持部材1が
圧電ユニット24の低圧(ア−ス)極に接続されている
ので、点火ノズル(4)と筒支持部材1の内フランジの
円状端縁の間に放電スパ−クが発生する。この放電スパ
−クにより、筒支持部材1内の混合ガスが点火して炎を
発生しこの炎により触媒ワイヤ7が加熱されて赤熱し、
混合ガスの燃焼を促進する。
24の作動ケ−ス24i内のプランジャの係止が解放さ
れて、コイルスプリングの反発力でプランジャが圧電素
子を打撃し、高電圧がリ−ド24hのコイル24wから
混合管5を介して支持筒2内の点火ノズル(4:図2,
3)に加わり、一方、圧電ユニット24の作動ケ−ス2
4iの導電層および操作子25を介して筒支持部材1が
圧電ユニット24の低圧(ア−ス)極に接続されている
ので、点火ノズル(4)と筒支持部材1の内フランジの
円状端縁の間に放電スパ−クが発生する。この放電スパ
−クにより、筒支持部材1内の混合ガスが点火して炎を
発生しこの炎により触媒ワイヤ7が加熱されて赤熱し、
混合ガスの燃焼を促進する。
【0020】この状態で、シガレットの先端を触媒ワイ
ヤ7の上方に近づけると、それが着火する。
ヤ7の上方に近づけると、それが着火する。
【0021】図2に、筒支持部材1の内部構造を拡大し
て示し、図3にそのIII−III線断面を示す。なお、これ
らの図面は、伸縮性の合成樹脂チュ−ブ15をノズル2
0に結合する直前の状態を示す。
て示し、図3にそのIII−III線断面を示す。なお、これ
らの図面は、伸縮性の合成樹脂チュ−ブ15をノズル2
0に結合する直前の状態を示す。
【0022】図2および図3を参照して、筒支持部材1
周りの構造を説明すると、金属製(導電性)の筒支持部
材1は、底部に、絶縁体筒3の外フランジが進入する開
口と進入した外フランジの上端面が当る内フランジを有
し、上部に、内周面に雌ねじ1sが切られた筒状壁を有
する筒状部を有し、更に、この筒状部と一体連続で、該
筒状部の中心軸CRLと直交する方向に延びそして該中
心軸CRLと平行に下方に延びる脚部1La,1Lbを
有する。そしてこれらの脚部1La,1Lbに、それを
燃料タンク17に結合するピン2が通る穴1h2と、上
蓋28の回動軸となるピン29が通る穴1h1が開けら
れている(図1)。筒支持部材1の筒状部は絶縁体筒3
にかぶさっているだけである。筒支持部材1の筒状部に
は、触媒支持リング8と点火ノズル4の先端との距離を
規定するセラミック筒体6が挿入されその上端面に、触
媒ワイヤ7を支持する触媒支持リング8が乗っている。
上端に6角ナットの外形相当の6角穴9hを開けた押え
リング9は下部外周面に雄ねじを有し、この雄ねじが筒
支持部材1の内周面の雌ねじ1sに螺合している。6角
穴9hに6角形状のドライバを差し込んで廻すことによ
り、押えリング9が筒支持部材1にねじ込まれ、触媒支
持リング8が、押えリング9とセラミック筒体6で締め
付けられている。
周りの構造を説明すると、金属製(導電性)の筒支持部
材1は、底部に、絶縁体筒3の外フランジが進入する開
口と進入した外フランジの上端面が当る内フランジを有
し、上部に、内周面に雌ねじ1sが切られた筒状壁を有
する筒状部を有し、更に、この筒状部と一体連続で、該
筒状部の中心軸CRLと直交する方向に延びそして該中
心軸CRLと平行に下方に延びる脚部1La,1Lbを
有する。そしてこれらの脚部1La,1Lbに、それを
燃料タンク17に結合するピン2が通る穴1h2と、上
蓋28の回動軸となるピン29が通る穴1h1が開けら
れている(図1)。筒支持部材1の筒状部は絶縁体筒3
にかぶさっているだけである。筒支持部材1の筒状部に
は、触媒支持リング8と点火ノズル4の先端との距離を
規定するセラミック筒体6が挿入されその上端面に、触
媒ワイヤ7を支持する触媒支持リング8が乗っている。
上端に6角ナットの外形相当の6角穴9hを開けた押え
リング9は下部外周面に雄ねじを有し、この雄ねじが筒
支持部材1の内周面の雌ねじ1sに螺合している。6角
穴9hに6角形状のドライバを差し込んで廻すことによ
り、押えリング9が筒支持部材1にねじ込まれ、触媒支
持リング8が、押えリング9とセラミック筒体6で締め
付けられている。
【0023】筒支持部材1が乗ったセラミック筒3の内
フランジの中央穴には、金属性(導電性)の点火ノズル
4が挿入され、また、筒3の下開説には金属性(導電
性)の混合管5の先端部が挿入されて、混合管5の内周
面に形成された雌ねじにノズル4の下脚の外周面に形成
された雌ねじをねじ込む形で、点火ノズル4に混合管5
が固着され、かつ両者でセラミック管3の内フランジを
締め付ける形で、両者がセラミック管3に固着されてい
る。
フランジの中央穴には、金属性(導電性)の点火ノズル
4が挿入され、また、筒3の下開説には金属性(導電
性)の混合管5の先端部が挿入されて、混合管5の内周
面に形成された雌ねじにノズル4の下脚の外周面に形成
された雌ねじをねじ込む形で、点火ノズル4に混合管5
が固着され、かつ両者でセラミック管3の内フランジを
締め付ける形で、両者がセラミック管3に固着されてい
る。
【0024】圧電ユニット24の高圧リ−ド24hの先
端のコイル24wは、高圧リ−ド24hの絶縁を剥い
で、その心線(導線)を、混合管5の脚スリ−ブ5sの
外径よりやや小さい径に巻回したものであり、このコイ
ル24wに脚スリ−ブ5sが差し込まれて、混合管5
の、ねじ廻し用のギア状フランジ5fで押えられてい
る。これにより、点火ノズル4は、混合管5を介して、
圧電ユニット24の高圧リ−ド24hと電気的に接続さ
れている(なお、少々のギャップがあっても、高電圧が
加わったときに該ギャップが放電破壊して導通する)。
点火ノズル4の先端部は小径円柱状に細くなっており、
最上端には、円周状の比較的に鋭利な縁がある。したが
って、圧電ユニット24が高電圧を発生すると、該円周
状の縁と、筒支持部材1の内フランジの円周状の縁との
間に放電スパ−クが発生する。点火ノズル4の、先端の
小径円柱部の下方には、開口4hがある。
端のコイル24wは、高圧リ−ド24hの絶縁を剥い
で、その心線(導線)を、混合管5の脚スリ−ブ5sの
外径よりやや小さい径に巻回したものであり、このコイ
ル24wに脚スリ−ブ5sが差し込まれて、混合管5
の、ねじ廻し用のギア状フランジ5fで押えられてい
る。これにより、点火ノズル4は、混合管5を介して、
圧電ユニット24の高圧リ−ド24hと電気的に接続さ
れている(なお、少々のギャップがあっても、高電圧が
加わったときに該ギャップが放電破壊して導通する)。
点火ノズル4の先端部は小径円柱状に細くなっており、
最上端には、円周状の比較的に鋭利な縁がある。したが
って、圧電ユニット24が高電圧を発生すると、該円周
状の縁と、筒支持部材1の内フランジの円周状の縁との
間に放電スパ−クが発生する。点火ノズル4の、先端の
小径円柱部の下方には、開口4hがある。
【0025】混合管5は中央部に、オリフィスプレ−ト
10を受けるための内フランジがあり、その上方に空気
を吸入するための吸気口5hがある。オリフィス10h
を有するプレ−ト10,座金11およびフィルタ12が
この順に、下開口から混合管5に挿入され、フランジ管
13が混合管6の下開口にねじ込まれて、プレ−ト1
0,座金11およびフィルタ12を混合管6の内フラン
ジに押し付けている。フランジ管13の側周面には耐熱
性のOリング14が装着されており、これが混合管5と
フランジ管13とのねじ合せ部の気密性を保持する。フ
ランジ管13には、伸縮性の合成樹脂チュ−ブ15の先
端部が圧入され、その伸び力によりフランジ管13の内
壁に圧接している。
10を受けるための内フランジがあり、その上方に空気
を吸入するための吸気口5hがある。オリフィス10h
を有するプレ−ト10,座金11およびフィルタ12が
この順に、下開口から混合管5に挿入され、フランジ管
13が混合管6の下開口にねじ込まれて、プレ−ト1
0,座金11およびフィルタ12を混合管6の内フラン
ジに押し付けている。フランジ管13の側周面には耐熱
性のOリング14が装着されており、これが混合管5と
フランジ管13とのねじ合せ部の気密性を保持する。フ
ランジ管13には、伸縮性の合成樹脂チュ−ブ15の先
端部が圧入され、その伸び力によりフランジ管13の内
壁に圧接している。
【0026】ノズル20が上方に引き上げられてノズル
20から燃料ガスが出ると、それは合成樹脂チュ−ブ1
5を通り、次にフィルタ12,座金11の中央穴および
プレ−ト10のオリフィス10hを通って混合管5に入
り、次いで点火ノズル4に入る。この燃料ガスの流れに
より、混合管5の吸気口5hを通して管5内部に空気が
吸い込まれ、燃料ガスと混ざりながら点火ノズル4に進
む。空気と燃料ガスが混合した気体、すなわち混合ガス
は、点火ノズル4の開口4hからセラミック筒3の内空
間に出て、そしてセラミック筒体6の内空間に進む。セ
ラミック筒3の内空間からセラミック筒体6の内空間に
進むときに、前記点火スパ−クが点火ノズル4の先端縁
と筒支持部材1の内フランジの円周縁の間に発生する
と、これにより混合ガスが着火し炎となる。炎は触媒ワ
イヤ7を通って押えリング9の6角形状の開口9hより
立登ぼるが、この炎により触媒ワイヤ7が赤熱され、触
媒ワイヤ6の燃焼促進作用により、炎は淡い青色となる
か、あるいは透明となる。開口9hの上方にシガレット
の先を近づけるとそれに火が着く。
20から燃料ガスが出ると、それは合成樹脂チュ−ブ1
5を通り、次にフィルタ12,座金11の中央穴および
プレ−ト10のオリフィス10hを通って混合管5に入
り、次いで点火ノズル4に入る。この燃料ガスの流れに
より、混合管5の吸気口5hを通して管5内部に空気が
吸い込まれ、燃料ガスと混ざりながら点火ノズル4に進
む。空気と燃料ガスが混合した気体、すなわち混合ガス
は、点火ノズル4の開口4hからセラミック筒3の内空
間に出て、そしてセラミック筒体6の内空間に進む。セ
ラミック筒3の内空間からセラミック筒体6の内空間に
進むときに、前記点火スパ−クが点火ノズル4の先端縁
と筒支持部材1の内フランジの円周縁の間に発生する
と、これにより混合ガスが着火し炎となる。炎は触媒ワ
イヤ7を通って押えリング9の6角形状の開口9hより
立登ぼるが、この炎により触媒ワイヤ7が赤熱され、触
媒ワイヤ6の燃焼促進作用により、炎は淡い青色となる
か、あるいは透明となる。開口9hの上方にシガレット
の先を近づけるとそれに火が着く。
【0027】触媒ワイヤ7が赤熱しているときに、炎を
吹消すような強い風が一時的に開口9hに当って炎が消
えても、その風が過ぎると触媒ワイヤ7部で炎が再生す
る。したがって比較的に強い風に対しても耐風効果があ
る。
吹消すような強い風が一時的に開口9hに当って炎が消
えても、その風が過ぎると触媒ワイヤ7部で炎が再生す
る。したがって比較的に強い風に対しても耐風効果があ
る。
【0028】上蓋28を閉めると、ノズル20が降下し
て燃料ガスの放出が停止し、燃焼が停止する。
て燃料ガスの放出が停止し、燃焼が停止する。
【0029】セラミック筒3はねじ穴開けが困難であっ
て、通常はその表面にメッキ又は蒸着で金属層を形成し
てこれに金属を溶接することにより金属に固着するが、
以上に説明した実施例では、燃料タンク17のノズル2
0にチュ−ブ15を介して更に混合管5および点火ノズ
ル4を介して一応支持されたセラミック筒3に、筒支持
部材1をかぶせて筒支持部材1の脚部1La,1Lbの
下端をピン2でタンク17に固着し、このときチュ−ブ
15を上から少々圧縮してセラミック筒3の上端を筒支
持部材1の内フランジに当接させている。メッキや蒸着
が不要であるので、加工が簡単である。また従来のよう
に支持筒を支持ア−ムにカシメで固着するプレス工程が
省略となる。更には従来例と同様に、触媒ワイヤ7周り
や点火ノズル4周りの清掃など、触媒ワイヤを外す必要
があるとき、押えリング9を廻して支持筒2より外し、
触媒支持リング8を抜き出すことができ、非破壊で分解
清掃,修理等を容易かつ簡単に行なうことができる。
て、通常はその表面にメッキ又は蒸着で金属層を形成し
てこれに金属を溶接することにより金属に固着するが、
以上に説明した実施例では、燃料タンク17のノズル2
0にチュ−ブ15を介して更に混合管5および点火ノズ
ル4を介して一応支持されたセラミック筒3に、筒支持
部材1をかぶせて筒支持部材1の脚部1La,1Lbの
下端をピン2でタンク17に固着し、このときチュ−ブ
15を上から少々圧縮してセラミック筒3の上端を筒支
持部材1の内フランジに当接させている。メッキや蒸着
が不要であるので、加工が簡単である。また従来のよう
に支持筒を支持ア−ムにカシメで固着するプレス工程が
省略となる。更には従来例と同様に、触媒ワイヤ7周り
や点火ノズル4周りの清掃など、触媒ワイヤを外す必要
があるとき、押えリング9を廻して支持筒2より外し、
触媒支持リング8を抜き出すことができ、非破壊で分解
清掃,修理等を容易かつ簡単に行なうことができる。
【0030】
【考案の効果】以上の通り本考案によれば、絶縁体筒
(3)と触媒支持円筒部との結合を行なう組立工程が簡単
になり、しかもカシメなどの、触媒支持円筒部を支持ア
−ムに固着する組立工程が不要となる。
(3)と触媒支持円筒部との結合を行なう組立工程が簡単
になり、しかもカシメなどの、触媒支持円筒部を支持ア
−ムに固着する組立工程が不要となる。
【図1】 本願考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】 図1に示す触媒支持円筒部を一部を破断して
示す拡大斜視図である。
示す拡大斜視図である。
【図3】 図2のIII-III線断面図である。
1:筒支持部材(筒支持部材) 2:ピン 3:セラミック筒(絶縁体筒) 4:点火ノズル
(点火ノズル) 5:混合管(混合管) 6:セラミック
筒(筒体) 7:触媒ワイヤ(触媒) 8:触媒支持リ
ング 9:押えリング(押えリング) 10:オリフィ
スプレ−ト 11:座金 12:フィルタ 13:フランジ管 14:Oリング 15:合成樹脂チュ−ブ 16:Oリング 17:燃料タンク 18:支幹 19:側幹 20:燃料ノズ
ル 21:作用子 22:受板 23:ゴム板 24:圧電ユニ
ット 25:操作子 26:ライタ−
ケ−ス 27:開口 28:上蓋 29:ピン 30:掛爪 31:下蓋 32:ねじ
(点火ノズル) 5:混合管(混合管) 6:セラミック
筒(筒体) 7:触媒ワイヤ(触媒) 8:触媒支持リ
ング 9:押えリング(押えリング) 10:オリフィ
スプレ−ト 11:座金 12:フィルタ 13:フランジ管 14:Oリング 15:合成樹脂チュ−ブ 16:Oリング 17:燃料タンク 18:支幹 19:側幹 20:燃料ノズ
ル 21:作用子 22:受板 23:ゴム板 24:圧電ユニ
ット 25:操作子 26:ライタ−
ケ−ス 27:開口 28:上蓋 29:ピン 30:掛爪 31:下蓋 32:ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 中空の絶縁体筒(3)とその上方の触媒ワ
イヤ(7)の間の空間に、吸気口および燃料ガス受口を有
するガス混合管(5)より燃料ガスと空気の混合気を供給
し、この混合気を点火手段により着火する耐風ガス燃焼
装置において、 中心軸(CRL)から外方に離れる方向に突出した外フラン
ジと、中心軸(CRL)に向かう方向に突出した内フランジ
を有する中空の絶縁体筒(3);底部に、絶縁体筒(3)の外
フランジが進入する開口と進入した外フランジの上端面
が当る内フランジを、上部に、内周面に雌ねじ(1s)が切
られた筒状壁を有する筒状部と、この筒状部と一体連続
で、該筒状部の中心軸(CRL)と直交する方向に延びそし
て該中心軸(CRL)と平行に下方に延びる脚部(1La,1Lb)
と、を有する筒支持部材(1);前記中心軸(CRL)を中心軸
とし、筒支持部材(1)の筒状部の内フランジの上面に下
端面が当接した筒体(6);中央開口内に触媒ワイヤ(7)を
保持し、筒体(6)の上端面に下端面が当接した触媒支持
リング(8);および、 筒支持部材(1)の筒状部の雌ねじに螺合する雄ねじを外
周面に有し、かつ、触媒支持リング(8)の上端面に当接
する内フランジを有する押えリング(9);を備えること
を特徴とする、耐風ガス燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4792U JPH0711323Y2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 耐風ガス燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4792U JPH0711323Y2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 耐風ガス燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561657U JPH0561657U (ja) | 1993-08-13 |
JPH0711323Y2 true JPH0711323Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=11463363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4792U Expired - Lifetime JPH0711323Y2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 耐風ガス燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711323Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-06 JP JP4792U patent/JPH0711323Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561657U (ja) | 1993-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0711323Y2 (ja) | 耐風ガス燃焼装置 | |
JPH0590156U (ja) | 耐風ガス燃焼装置 | |
JPH0345017Y2 (ja) | ||
GB2216244A (en) | Windshielded gas burner | |
JPH0674446A (ja) | ガス燃焼装置 | |
JPH0449484Y2 (ja) | ||
KR930005877Y1 (ko) | 꺼짐방지 가스 연소 장치 | |
US6254381B1 (en) | Sealed gas burner electrode assembly | |
JPS6330049Y2 (ja) | ||
JPS6247013Y2 (ja) | ||
CN2551888Y (zh) | 控制高压放电的打火机 | |
JPS6324369Y2 (ja) | ||
JP3034334U (ja) | 燃焼装置 | |
US8985078B2 (en) | Combustion chamber structure by using preheating net and spark plug to ignite | |
JPH037725Y2 (ja) | ||
JPS62194116A (ja) | 触媒燃焼装置 | |
US2657340A (en) | Electric lighter | |
JP2744607B2 (ja) | ガスライタ− | |
JP2947319B2 (ja) | 石油燃焼器の放電電極取付構造 | |
JPH0622754U (ja) | ガスライター | |
KR100253905B1 (ko) | 가스점화기의 점화방법 | |
KR0133632Y1 (ko) | 가스렌지용 압전점화장치 | |
RU2013838C1 (ru) | Искровая свеча зажигания | |
JP2573995Y2 (ja) | 点火装置 | |
JPS6021656Y2 (ja) | 液体燃料点火装置用燈芯体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |