JP2001012737A - 燃料タンク交換式ガスライター - Google Patents

燃料タンク交換式ガスライター

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JP2001012737A
JP2001012737A JP11181444A JP18144499A JP2001012737A JP 2001012737 A JP2001012737 A JP 2001012737A JP 11181444 A JP11181444 A JP 11181444A JP 18144499 A JP18144499 A JP 18144499A JP 2001012737 A JP2001012737 A JP 2001012737A
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JP
Japan
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valve
fuel tank
upper structure
insertion hole
valve body
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JP11181444A
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English (en)
Inventor
Michinori Yoshinaga
通憲 吉永
Shigeo Uchino
繁男 内野
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YOSHINAGA TEKUNIKA KK
Original Assignee
YOSHINAGA TEKUNIKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置側の開閉バルブの本体を円筒体とし
て、燃料タンクの脱係を半回転で行い、開閉バルブと燃
料バルブとの接続も確実かつ気密に行う。 【解決手段】 燃焼装置13と直下の開閉バルブ14を
中央部に有する上部構造体1と、上部構造体1下側の交
換自在な燃料タンク2と、燃料タンク2を被覆して上部
構造体1と嵌合したケース3とからなる。開閉バルブ1
4のバルブ本体15を仕切り15aによりバルブ室16
と下端開口17とに区画された円筒体として上部構造体
下側に長く突設する。燃料タンク2の上面中央部にバル
ブ本体15の差込穴21を凹設する。差込穴21にバル
ブ本体15の下端開口と気密に嵌合し、仕切り15aと
の当接によりばね部材27に抗して開弁する燃料バルブ
22を設ける、バルブ本体15と差込穴21との両側に
回動により互いに嵌合する一対の係合部材4,5を、上
部構造体1と燃料タンク2からそれぞれ突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、火口部及び点火
装置を備えた上部構造体と燃料タンクとが別体で、液化
ガス燃料の補給がタンクの交換により行うことができる
燃料タンク交換式ガスライターに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】これまでの燃料タンク
が交換式のガスライターは、燃料タンクの上面にに設け
た流出口をゴム弁等により密閉し、そのゴム弁に燃焼バ
ルブに設けた針管等を燃料タンクの装着時に差し通し
て、燃料タンクと燃焼バルブとを連通するか、又は燃料
タンクに弁管を備えたバルブ装置を取付け、そのバルブ
装置を燃焼バルブの本体下端の開口内にねじ込んでバル
ブ相互を接続すると共に、弁管を押圧開弁して燃料タン
クと燃焼バルブとを連通するかの何れかであった。
【0003】上記針管等によるバルブ相互の接続では、
その針管等の太さに制限があることと、ゴム弁の弾性抵
抗とから針管が屈曲し易く、燃料タンクの交換が行われ
るごとに針管が曲がって差し通しが困難となり、短い使
用期間のうちに燃焼バルブの交換を余儀なくされる課題
を有する。またねじ込みによる接続では、燃料タンクの
回転を1回転以上行わなければならず、半回転程度では
緊密な接続が行えないばかりか、弁管を押圧して開弁し
た後の気密性が不完全で燃料漏れが生じ易く、その防止
のためには燃料タンクを持ち替えて何度か回転しなけれ
ばならないので交換に煩わしさがあった。またねじ込み
過ぎると交換時のねじ戻しが簡単に行えないなどの課題
をも有するものであった。
【0004】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めに考えられたものであって、その目的は、燃焼装置側
の開閉バルブの本体を円筒体とし、その両側に係合部材
を配設することによって、回動による燃料タンクの脱係
を半回転で容易に行い得ると共に、開閉バルブと燃料バ
ルブとの接続も確実かつ気密に行うことができる新たな
燃料タンク交換式のガスライターを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、火口を有する燃焼装置をその直下の開閉バルブに接
続して中央部に設置し、その側部に圧電点火装置を並設
した上部構造体と、その上部構造体の下側に連結した交
換自在な燃料タンクと、その燃料タンクを被覆すると共
に上部構造体との嵌合によりライターの形態を形成する
ケースとからなり、上記開閉バルブのバルブ本体を内部
が仕切りによりバルブ室と下端開口とに区画された円筒
体として、上部構造体の下側に長く突設する一方、上記
燃料タンクの上面中央部にバルブ本体の差込穴を凹設
し、その差込穴にバルブ本体の下端開口内に気密に嵌合
し、かつ上記仕切りとの当接により閉弁用のばね部材に
抗して開弁する燃料バルブを設け、さらにバルブ本体と
差込穴との両側に回動により互いに嵌合する一対の係合
部材を、上部構造体下側と燃料タンクの上面からそれぞ
れ突設して、燃料タンクと上部構造体とを係脱自在に構
成してなる、というものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図中1はライターの上部を構成す
る構造体、2は燃料タンク、3は燃料タンク2を被覆す
ると共に上部構造体1との嵌合により縦長で偏平直方体
のライターの形態を形成するケースである。
【0007】上部構造体1は、平面形状が長方形のライ
ター上面を形成する上面板11と、その下方の支持板1
2とを備え、上面板11の中央部に放電電極を内装した
火口12を有する燃焼装置13が設置してある。また燃
焼装置13の直下の上記支持板12には開閉バルブ14
が設置してあり、この開閉バルブ14に上記燃焼装置1
3を接続して上記燃料タンク2から上記火口12内のノ
ズル部材12aに液化ガス燃料を供給できるようにして
ある。
【0008】上記開閉バルブ14のバルブ本体15は円
筒体をもって形成され、その内部は通孔を穿設した仕切
り15aにより、上部のバルブ室16と下端開口17と
に区画形成してある。またバルブ本体15はその上部を
支持板12に挿通固着して、上部構造体1の下側に長く
突設してある。
【0009】18は圧電点火装置で、上部構造体1の一
側部に形成した収容部19に上方から操作部材18aを
上向きに挿入して、上記燃焼装置13及び開閉バルブ1
4の側部に並設され、そのリード線の先端を上記火口1
2の放電電極としている。
【0010】上記燃料タンク2は、上面中央部に上記バ
ルブ本体15の差込穴21を有する。この差込穴21は
上部構造体1の下側形状に対応するように多段に形成し
た上面20の中央部に凹設され、その内部に燃料バルブ
22が設置してある。
【0011】上記バルブ本体15と差込穴21との両側
には、回動により互いに嵌合する外向きの脚片による一
対の係合部材4と,内向きの係合片による一対の係合部
材5が、上部構造体1の下側と燃料タンク2の上面から
それぞれ突設してあり、これら係合部材4,5によって
上部構造体1に燃料タンク2を係脱自在に取り付けるこ
とができるようにしてある。
【0012】上記燃料バルブ22は、図5及び図6にそ
の詳細を示すように、外径が上記バルブ本体15の下端
開口17の内径と略同径で下端に小径の装着管24を一
体形成したバルブ本体23と、上端に横溝を切設した杆
体の下部周囲にフランジ25aを一体に有し、そのフラ
ンジ25aの上の杆周囲に環状弁体26を嵌着した弁杆
25と、閉弁用のばね部材27及び中央に弁杆25より
も大径の挿通孔を有するバルブ蓋部材28とからなる。
【0013】上記弁杆25は、フランジ25aと装着管
24の下端部内に挿入した供給管29との間に、上記ば
ね部材27を介在させてバルブ本体23の内部に収納さ
れ、上記バルブ蓋部材28の嵌着により弁杆上部が挿通
孔より外部に突出すると共に、圧縮されたばね部材27
の弾撥力によって上記環状弁体26がバルブ蓋部材28
の裏面に圧接されて、弁杆周囲に形成された流通間隙3
0を常に閉鎖し状態にある。
【0014】このような燃料バルブ22は、バルブ本体
23の外周囲上下と装着管24の外段部とにOリングを
嵌着して、装着管24を差込穴21の下部内に圧入する
ことにより差込穴21に気密に設置されており、そのバ
ルブ本体23の外周囲には上記バルブ本体15の差込み
間隙が生じている。
【0015】上記構成のガスライターにおいて、燃料タ
ンク2の交換を行うには、先ず上記ケース3を外した状
態で、図3及び図4に示すように、使用済みの燃料タン
ク2を、上部構造体1と直交する位置までバルブ本体1
5を軸として回動する。これにより互いに嵌合していた
上記係合部材4,5が外れて、燃料タンク2が上部構造
体1に対して自由状態となる。
【0016】次に、その状態で燃料タンク2をバルブ本
体15から引き離すと、上記差込穴21と嵌合していた
バルブ本体15の下端が抜け出して、燃料タンク2が上
部構造体1から分離する。この抜き出しの際に、下端開
口17に収まって仕切り15aに押圧されていた弁杆2
5が、ばね部材27の弾撥力により環状弁体26と一緒
に上方へ押し戻されて、環状弁体26が杆周囲の流通間
隙30を閉塞し、燃料ガスの流通を遮断して燃料バルブ
22からの燃料漏出が防止される。
【0017】次に、新たな燃料タンク2を上部構造体1
に対し直角に位置させて、上面20の差込穴21をバル
ブ本体15の下端に当てがい、さらに燃料タンク2を押
圧して差込穴21をバルブ本体15に押込むと、燃料バ
ルブ22のバルブ本体23の周囲の間隙に上部構造体側
のバルブ本体15の下端周壁が嵌り込んで、燃料バルブ
22が下端開口17に入り込む。
【0018】この下端開口内では、バルブ蓋体28から
突出した弁杆25の上端が仕切り15aに突き当って、
ばね部材27に抗して押し込められることから、環状弁
体226がバルブ蓋体28から離れて弁杆周囲の流通間
隙30を開放する。これにより燃料タンク2の燃料ガス
が、上記流通間隙30から弁杆先端の上記横溝を通って
仕切り15aの通孔より開閉バルブ14側に流出するよ
うになる。
【0019】かかる状態において、燃料タンク2を上部
構造体1と重なり合う所までバルブ本体15を軸として
回動すると、上記係合部材4,5が互いに嵌合して、燃
料タンク2は上部構造体1の下側に一体的に連結され、
また上記開弁状態が維持される。しかるのち上記ケース
3を燃料タンク2の下側から嵌めて、その開口縁を上部
構造体1の下側周縁に嵌合する。これにより通常形態の
ライターが形成されることになる。
【0020】上記構成によれば、上部構造体1に対する
燃料タンク2の係脱を、燃料タンク側の差込穴21に嵌
合した上部構造体側の円筒体によるバルブ本体15を回
動軸として行い得るので係合ずれが生じに難く、交換に
際する燃料タンクの操作も半回転で済むので、嵌め込み
後に回動又は回動後に抜き出しという操作を、燃料タン
ク2の持ち替えを行うことなくできるので、燃料タンク
2の交換に手数を要しない。
【0021】また上部構造体側の開閉バルブ14と燃料
タンク側の燃料バルブ22との接続は、差込穴21内に
おけるバルブ本体15の下端開口17とバルブ本体23
との嵌合により気密に行われ、その際の強制的な弁杆2
5の押込みにより燃料バルブ22の開弁も行われるの
で、半回転による操作でも両バルブの接続が確実で燃料
漏れも生じ難く、タンク取り外しに際しても、バルブ本
体15の下端が差込穴21から抜け出る前に燃料バルブ
22の閉弁が行われるため、燃料タンク内の残留ガスの
漏れも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るガスライターの縦断正面図で
ある。
【図2】 同上の上部構造体側を鎖線で示す燃料タンク
の平面図である。
【図3】 燃料タンク交換時のガスライターの縦断正面
図である。
【図4】 同上の上部構造体側を鎖線で示す燃料タンク
の平面図である。
【図5】 図1における開閉バルブと燃料バルブとの接
続状態を示すバルブ相互の縦断面図である。
【図6】 燃料タンク抜取り時の開閉バルブと燃料バル
ブとの接続状態を示すバルブ相互の縦断面図である。
【符号の説明】
1 上部構造体 2 燃料タンク 3 ケース 4 上部構造体側の係合部材 5 燃料タンク側の係合部材 12 支持板 13 燃焼装置 14 開閉バルブ 15 バルブ本体 15a 仕切り 16 バルブ室 17 下端開口 20 燃料タンクの上面 21 差込穴 22 燃料バルブ 23 バルブ本体 25 弁杆 26 環状弁体 27 ばね部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火口を有する燃焼装置をその直下の開閉
    バルブに接続して中央部に設置し、その側部に圧電点火
    装置を並設した上部構造体と、その上部構造体の下側に
    連結した交換自在な燃料タンクと、その燃料タンクを被
    覆すると共に上部構造体との嵌合によりライターの形態
    を形成するケースとからなり、 上記開閉バルブのバルブ本体を内部が仕切りによりバル
    ブ室と下端開口とに区画された円筒体として、上部構造
    体の下側に長く突設する一方、上記燃料タンクの上面中
    央部にバルブ本体の差込穴を凹設し、その差込穴にバル
    ブ本体の下端開口内に気密に嵌合し、かつ上記仕切りと
    の当接により閉弁用のばね部材に抗して開弁する燃料バ
    ルブを設け、さらにバルブ本体と差込穴との両側に回動
    により互いに嵌合する一対の係合部材を、上部構造体下
    側と燃料タンクの上面からそれぞれ突設して、燃料タン
    クと上部構造体とを係脱自在に構成してなることを特徴
    とする燃料タンク交換式ガスライター。
JP11181444A 1999-06-28 1999-06-28 燃料タンク交換式ガスライター Pending JP2001012737A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6458629B2 (en) 2000-06-29 2002-10-01 Fujitsu Limited High-frequency module, method of manufacturing thereof and method of molding resin
WO2007036127A1 (fr) 2005-09-29 2007-04-05 Yiling Xie Briquet doté d’une cartouche de carburant remplaçable et cartouche de carburant remplaçable
CN103697495A (zh) * 2014-01-17 2014-04-02 曾利祥 一种不是一次打火机

Cited By (5)

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US7084352B2 (en) 2000-06-29 2006-08-01 Fujitsu Limited Thin-film resin substrate used in a high-frequency module
WO2007036127A1 (fr) 2005-09-29 2007-04-05 Yiling Xie Briquet doté d’une cartouche de carburant remplaçable et cartouche de carburant remplaçable
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