JP2003042435A - 液体燃料燃焼装置の給油装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置の給油装置

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JP2003042435A
JP2003042435A JP2001225376A JP2001225376A JP2003042435A JP 2003042435 A JP2003042435 A JP 2003042435A JP 2001225376 A JP2001225376 A JP 2001225376A JP 2001225376 A JP2001225376 A JP 2001225376A JP 2003042435 A JP2003042435 A JP 2003042435A
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Japan
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tank
cartridge
pan
liquid fuel
tray
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JP2001225376A
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English (en)
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Yoshitaka Akisato
好孝 明里
Masayuki Fukushima
賢之 福島
Masashi Tamura
真史 田村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の液体燃焼装置の給油装置は、受皿を補
助タンクに装着する際、受皿を斜め置き等すると、受皿
が補助タンクに乗り上げて設置され、この状態でカート
リッジタンクを装着すると、受皿の突き上げピンやカー
トリッジタンクの給油口キャップを損傷する恐れがあっ
た。 【解決手段】 液体燃料を収容するカートリッジタンク
1と、このカートリッジタンク1から液体燃料の供給を
受ける補助タンク12と、この補助タンク12と前記カ
ートリッジタンク1との間に設置されて上記カートリッ
ジタンク1の給油口キャップ4に設けられた弁体8を開
放するための突き上げピン11aを有する受皿11とを
備えてなるものにおいて、上記受皿11に、補助タンク
12への乗り上げを防止するための環状のガイド11f
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジタン
クを使用した石油ストーブ,石油ファンヒータなどの液
体燃料燃焼器の給油装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4は従来の液体燃料燃焼装置の給油装
置を示す要部断面図である。 【0003】図4において、1は液体燃料を収容するカ
ートリッジタンク、2はこのカートリッジタンク1内に
収容された灯油などの液体燃料、3はカートリッジタン
ク1の一端に接合固着された給油口である。給油口3に
はネジ部3aが形成されており、このネジ部3aに螺合
するネジ部4cを有する給油口キャップ4が装着されて
いる。給油口3と給油口キャップ4との間にはゴムパッ
キン6が介在されてシールされている。 【0004】前記給油口キャップ4は、先端にOリング
9がはめ込まれた弁体8と、その弁体8を閉方向に押し
付けるコイルバネ10と、これら弁体8とコイルバネ1
0を保持する弁押え筒7とから構成された弁装置を備え
た金属部材よりなるキャップ部4aと、該キャップ部4
aの端部に形成したフランジ4dを挟むようにして、例
えばインサート成形等によって一体に形成された合成樹
脂よりなる握り部5とから構成されている。 【0005】11は前記カートリッジタンク1と補助タ
ンク12との間に設置される受皿で、突き上げピン11
aを有し、底面にフィルター11bを装着している。ま
た、段絞り加工によって形成された環状凸壁11cを有
している。この環状凸壁11cの天面11dは曲面形状
となっており、カートリッジタンク1を燃焼装置本体内
へ装着した時に、その天面11dが給油口キャップ4の
握り部5の先端5aと接触しない近傍に達するように形
成されている。13は燃焼装置本体内に設けられている
カートリッジタンク1外側に設けられたタンク案内板で
ある。 【0006】次に、動作について説明する。図4のよう
に、液体燃料2が入ったカートリッジタンク1を、給油
口3を下向きにして、燃焼装置本体内に装着すると、カ
ートリッジタンク1はタンク案内板13により案内さ
れ、給油口キャップ4のキャップ部4aがその下方にあ
る受皿11の環状凸壁11cの天面11dに達すると、
この天面11dの曲面形状により中心に案内されるよう
に位置調整され、さらに、キャップ部4aの外周が環状
凸壁11cの内壁11eに接触しながら、給油口キャッ
プ4の弁体8と受皿11の突き上げピン11aがちょう
ど一致する位置に案内される。前記補助タンク12上に
配置された受皿11の突き上げピン11aにより給油口
キャップ4のキャップ部4aの弁体8がOリング9とと
もに中へ押し込まれ、流出口4bが開かれて、カートリ
ッジタンク1の気密状態が破られ、液体燃料2は流出を
始める。カートリッジタンク1内の液体燃料2と外気が
入れ替わりながら、カートリッジタンク1内の液体燃料
2は受皿11へ流出し、受皿11のフィルター11bを
通過し、補助タンク12内へ供給され、補助タンク12
内の液面2aは上昇する。 【0007】液面2aの上昇により、給油口キャップ4
のキャップ部4aの先端を液面2aが覆う状態、すなわ
ち、カートリッジタンク1内に外気が入らなくなると、
液体燃料2の流出は停止し、その状態に保たれる。補助
タンク12に設けられた燃料汲み上げポンプ(図示せ
ず)等により、補助タンク12内の液体燃料が燃焼器
(図示せず)へ送られ、補助タンク12内の液面2aが
下がると、再度、カートリッジタンク1内の液体燃料2
が補助タンク12内に流出し、液面2aが上昇するとい
う過程を繰り返す。使用者が燃焼装置本体をある程度の
期間使用すると、前記受皿11のフィルター11bは目
詰まりするため、使用者はフィルター11bを清掃する
必要がある。その際、使用者は受皿11のフィルター1
1bの清掃後に、受皿11を補助タンク12へ再設置す
る時、斜めに装着すると、図5に示すように、受皿11
が補助タンク12に乗り上げてしまい、使用者がそれに
気付かず、図6のように、カートリッジタンク1を燃焼
装置本体へ装着すると、受皿11の突き上げピン11a
もしくは給油口キャップ4のキャップ部4aが傷つく可
能性があった。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、使用
者が受皿11を清掃する時等に取り外し、この受皿11
を補助タンク12へ再び設置する際、受皿11が補助タ
ンク12に乗り上げてしまい、カートリッジタンク1を
燃焼装置本体への装着時に、受皿11の突き上げピン1
1aもしくは給油口キャップ4のキャップ部4aが傷つ
くという問題点があった。 【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
為になされたもので、受皿を斜めに装着された場合で
も、受皿が補助タンクに乗り上げを防止して、カートリ
ッジタンクを燃焼装置本体に装着時に、受皿の突き上げ
ピンもしくは給油口キャップのキャップ部を傷つけるこ
とがない液体燃料燃焼装置の給油装置を得ることを目的
とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係る液体燃料燃
焼器の給油装置は、液体燃料を収容するカートリッジタ
ンクと、このカートリッジタンクから液体燃料の供給を
受ける補助タンクと、この補助タンクと前記カートリッ
ジタンクとの間に設置されて上記カートリッジタンクの
給油口キャップに設けられた弁体を開放するための突き
上げピンを有する受皿とを備えてなるものにおいて、上
記受皿に、補助タンクへの乗り上げ防止のための環状の
ガイドを設けたものである。 【0011】 【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について説明する。図1は本発明の実施の形
態1を示す断面図で、図2は本発明の実施の形態1を示
す受皿の断面図である。また、図3は補助タンクに受皿
を斜めに装着した場合の受皿の装着軌跡を示す断面図で
ある。なお、図4に示す従来例と同一または相当部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。 【0012】図1において、11はカートリッジタンク
1と油受皿12との間に設置される受皿で、この受皿1
1は2部品で構成されており、インサート成形等でフィ
ルター11bが一体成形されている有底筒状の油受け部
14と環状凸壁11cを有する取付支持部15とから構
成されている。 【0013】上記油受け部14のフィルター11bは側
面のメッシュによるフィルターにより構成されている。
11fは受皿11の環状凸部11cの下部に設けた環状
の突起からなるガイドである。 【0014】次に、本発明の実施の形態1の動作を説明
する。液体燃料2が入ったカートリッジタンク1を、給
油口3を下向きにして、燃焼装置本体内に装着すると、
カートリッジタンク1はタンク案内板13により案内さ
れ、給油口キャップ4のキャップ部4aがその下方にあ
る受皿11の環状凸壁11cの天面11dに達すると、
この天面11dの曲面形状により中心に案内されるよう
に位置調整され、さらに、キャップ部4aの外周が環状
凸壁11cの内壁11eに接触しながら、給油口キャッ
プ4の弁体8と受皿11の突き上げピン11aがちょう
ど一致する位置に案内される。 【0015】そして、前記補助タンク12上に配置され
た受皿11の突き上げピン11aにより給油口キャップ
4のキャップ部4aの弁体8がOリング9とともに中へ
押し込まれ、流出口4bが開かれて、カートリッジタン
ク1の気密状態が破られ、液体燃料2は流出を始める。
カートリッジタンク1内の液体燃料2と外気が入れ替わ
りながら、カートリッジタンク1内の液体燃料2は受皿
11へ流出し、受皿11のフィルター11bを通過し、
補助タンク12内へ供給され、補助タンク12内の液面
2aは上昇する。 【0016】液面2aの上昇により、給油口キャップ4
のキャップ部4aの先端を液面2aが覆う状態、すなわ
ち、カートリッジタンク1内に外気が入らなくなると、
液体燃料2の流出は停止し、その状態に保たれる。補助
タンク12に設けられた燃料汲み上げポンプ(図示せ
ず)等により、補助タンク12内の液体燃料が燃焼器
(図示せず)へ送られ、補助タンク12内の液面2aが
下がると、再度、カートリッジタンク1内の液体燃料2
が補助タンク12内に流出し、液面2aが上昇するとい
う過程を繰り返す。 【0017】そして、例えば、燃焼装置本体をある程度
の期間使用して、受皿11のフィルター11bは目詰ま
りを起こし、使用者がフィルター11bを清掃する場
合、使用者は受皿11のフィルター11bの清掃後に、
受皿11を補助タンク12へ設置する。この時、受皿1
1を斜めに装着されても、図2に示すように、受皿11
が補助タンク12に対し、環状の突起からなるガイド1
1fにより正常な位置に案内され、受皿11の補助タン
ク12への乗り上げが防止される。従って、上記実施の
形態1の構成によれば、受皿11の突き上げピン11a
もしくは給油口キャップ4のキャップ部4aを傷つける
心配がなくなる。 【0018】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受皿に
環状の突起からなるガイドを設けることで、受皿の補助
タンクへの乗り上げを防止でき、受皿の突き上げピンも
しくは給油口キャップのキャップ部を傷つける心配がな
いという効果を奏する。る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施の形態1を示す要部断面図であ
る 【図2】 本発明の実施の形態1を示す受皿の断面図で
ある。 【図3】 本発明の実施の形態1の構成において、受皿
を補助タンクに斜めに装着した場合の受皿の装着軌跡を
示す断面図である。 【図4】 従来の液体燃料燃焼装置の給油装置を示す要
部断面図である。 【図5】 従来の構成において、補助タンクに受皿を斜
めに装着した場合の断面図である。 【図6】 従来の給油装置の補助タンク上に受皿が乗り
上げた時にカートリッジタンクが挿入された時の要部断
面図である。 【符号の説明】 1 カートリッジタンク、2 液体燃料、3 給油口、
4 給油キャップ、4a キャップ部、8 弁体、11
受皿、11a 突き上げピン、11f 環状のガイ
ド、12 補助タンク。
フロントページの続き (72)発明者 田村 真史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3K068 AA11 CB03 CB08 CB15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液体燃料を収容するカートリッジタンク
    と、このカートリッジタンクからの液体燃料の供給を受
    けて液体燃料を貯える補助タンクと、この補助タンクの
    上部で前記カートリッジタンクとの間に設置された受皿
    とを備え、前記受皿に、補助タンクに設置する際に乗り
    上げを防止する環状のガイドを設けたことを特徴とする
    液体燃料燃焼装置の給油装置。
JP2001225376A 2001-07-26 2001-07-26 液体燃料燃焼装置の給油装置 Pending JP2003042435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140261331A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-18 Briggs & Stratton Corporation Refueling system for outdoor power equipment

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496425U (ja) * 1977-12-21 1979-07-07
JP2000018562A (ja) * 1998-06-24 2000-01-18 Mitsubishi Electric Corp 液体燃料燃焼器の給油装置
JP2001147010A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Dainichi Co Ltd 液体燃料供給装置

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