JPH10278237A - 印刷機のインキ装置をクリーニングする方法及び装置 - Google Patents

印刷機のインキ装置をクリーニングする方法及び装置

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JPH10278237A
JPH10278237A JP10049710A JP4971098A JPH10278237A JP H10278237 A JPH10278237 A JP H10278237A JP 10049710 A JP10049710 A JP 10049710A JP 4971098 A JP4971098 A JP 4971098A JP H10278237 A JPH10278237 A JP H10278237A
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    • B41F35/00Cleaning arrangements or devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキ装置を短時間でかつわずかな廃インキ
でクリーニングすることができるようにする。 【解決手段】 インキ壺4のインキゾーンのインキ調量
エレメント3を閉鎖し、印刷機の駆動を引き続き行っ
て、印刷機2のインキ装置1をクリーニングする方法で
あって、インキ壺4へのインキの戻し搬送を目的として
インキ装置1を引き続き駆動し、この際にインキ移しロ
ーラ5をインキ出しローラ6とインキ練りローラ7との
間において引き続き間欠運動させ、このようなインキの
戻し搬送を行った後で初めて、インキ装置1を通常のよ
うにクリーニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機のインキ装
置をクリーニングする方法であって、インキ壺のインキ
ゾーンのインキ調量エレメントを閉鎖し、印刷機の駆動
を引き続き行う形式のものに関する。本発明はさらに、
印刷機のインキ装置をクリーニングする方法を実施する
装置であって、インキ装置が、インキ壺とインキ調量エ
レメントとインキ移しローラとインキ出しローラとイン
キ練りローラと中間ローラとインキ着けローラとを有し
ている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機のインキ装置は、運転中断時又は
インキ交換時にクリーニングされねばならない。従来
は、インキ調量エレメントが閉鎖され、インキ移しロー
ラの間欠運動が遮断され、そしてインキの大部分がイン
キ装置から除去されるまで多くの反古枚葉紙が印刷され
た。次いで残留インキは洗浄過程を用いて除去された。
この従来の方法の欠点は、印刷装置におけるインキが、
完全に廃物もしくはゴミとして処理されねばならないと
いうことにある。そしてこれは、一方では印刷された多
数の反古枚葉紙によってかつ他方では溶剤によって溶か
されたインキによって、行われる。さらにこのようなク
リーニング形式は、長い時間を必要とし、ひいては印刷
機の停止時間を増大させ、かつ生産性を低下させること
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、上に述べた形式の方法及び装置を改良して、インキ
装置を短時間でかつわずかな廃インキでクリーニングす
ることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の方法では、インキ壺へのインキの戻し搬送を
目的としてインキ装置を引き続き駆動し、この際にイン
キ移しローラをインキ出しローラとインキ練りローラと
の間において引き続き間欠運動させ、このようなインキ
の戻し搬送を行った後で初めて、インキ装置を通常のよ
うにクリーニングするようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明は次のような認識、すなわち、閉
鎖されたインキ調量エレメントはインキをインキ出しロ
ーラから掻き落とすので、インキ移しローラの間欠運動
を続けることによってインキをインキ装置からインキ壺
に戻し搬送することができる、という認識に基づいてい
る。インキ出しローラとインキ移しローラとインキ練り
ローラとにおけるインキ層厚は最大であり、後続のロー
ラへの引渡し毎にインキ分割によってほぼ半分に減じら
れるので、インキの大部分はインキ装置の上部領域に存
在している。これによって、インキ装置におけるインキ
の大部分は、本発明の方法によりインキ壺に戻し搬送さ
れる。そしてこのことは、インキがインキ装置全体を通
して運ばれて反古紙に印刷されるよりも、迅速に行われ
る。
【0006】インキ壺にインキを戻し搬送することによ
って、廃インキを減じることができ、インキの再使用が
可能になる。インキ交換時にインキはインキ壺から操作
員によって再び貯え容器に戻される。本発明の方法によ
って、少ない数の反古紙にだけ印刷が行われればよく、
少量の洗剤しか必要でなく、クリーニングにかかる時間
も短縮される。特殊ゴミとして処理されねばならない廃
物をこのように減じることは、環境問題を考慮した場
合、今日、重要な要求である。本発明の特別な利点とし
ては、単にこのような要求を満たすのみならず、同時に
大きな経済性の問題をも解決する、ということが挙げら
れる。別の利点としてはまた、印刷装置から余剰インキ
を除去するために働くドクタボックス(Rakelkaesten)
にわずかなインキしか排出されないということがある。
そして本発明のようにインキを戻し搬送すると、このよ
うなドクタボックスを空にすることや監視することに、
あまり時間がかからなくなる。
【0007】クリーニング過程を著しく加速するため
に、本発明の別の有利な方法では、インキ出しローラ及
び間欠運動するインキ移しローラを、印刷機よりも高速
で駆動するようにした。このようにすると、インキ装置
における大部分のインキを、短時間のうちにインキ壺に
戻し搬送することができる。
【0008】この方法を実施するために、本発明による
装置では、発明の詳細な説明の冒頭において述べた形式
の装置において、インキ出しローラと間欠運動するイン
キ移しローラとが、印刷機の主駆動装置とは無関係につ
まり独立して駆動されている。このことは、より高速の
駆動装置によるインキ戻し搬送の加速を可能にする。
【0009】本発明による別の有利な方法では、インキ
の戻し搬送の終了前に、インキ出しローラの駆動を短時
間ゆっくりと行うようにした。この方法は次の認識に基
づいている。すなわち、インキ調量エレメントの閉鎖時
にもインキの液体動圧(hydrodynamischer Druck)によ
ってインキ壺とインキ出しローラとはわずかに離反湾曲
し、これによってインキ調量エレメントの閉鎖時にもあ
る程度のインキ膜塗布が行われる。このインキ塗布は速
度の関連している。それというのは、インキ出しローラ
の周速度が大きい場合に液体動圧が大きくなり、これに
よってインキ壺とインキ出しローラとがより大きく離反
湾曲し、より厚いインキ膜が塗布されるからである。つ
まりインキ出しローラの最適なインキクリーニングを行
うことが望まれている場合に、インキの戻し搬送は次の
ことによって、すなわち印刷機の速度での駆動後に、特
に印刷機の速度よりも高速の駆動後に、良好なクリーニ
ングを目的としてインキ出しローラのゆっくりとした駆
動が行われることによって、終了される。したがって本
発明によるこの方法では、例えば印刷機は6000回転
で運転されるのに対して、インキ出しローラは有利には
15000回転で運転され、インキ移しローラもまた相
応に高速の振れ数もしくは揺動数で運転される。次いで
インキ出しローラクリーニングのためにインキ出しロー
ラの一種の低速運転(Schleichgang)が行われ、この場
合インキ出しローラは例えば2回ゆっくりと回転し、こ
れによって、高速回転の液体動圧によって生ぜしめられ
る残留インキ量を可能な限り強く消滅させることができ
る。このような低速回転は、インキ移しローラの接続時
又は遮断時に行うことができ、又はインキ移しローラは
低速回転中にまず初め接続され、その後で遮断される。
この方法は、間欠運動するインキ移しローラが遮断可能
でかつインキ出しローラが引き続き駆動可能である装置
によって、実施される。このことは、インキ出しローラ
及びインキ移しローラにそれぞれ、別個に制御可能な駆
動装置が配属されていることによって、行うことができ
る。
【0010】本発明の別の方法では、インキの戻し搬送
の前に、厚いインキ層厚を有するローラと薄いインキ層
厚を有するローラとの間におけるインキ移し経路を中断
するようにした。既に述べたように、インキ層厚はイン
キ分割毎にほぼ半分に減じられる。つまり、インキ壺と
ローラとの間におけるインキ分割の回数が多ければ多い
ほど、このローラのインキ層厚は薄くなる。さらにイン
キ壺へのインキの戻し搬送は、ローラとインキ壺との間
におけるインキ分割の回数が多ければ多いほど、より困
難になりかつより長い時間を要する。したがって、ロー
ラを本発明のように分割することによって、厚いインキ
層を有するローラのためにだけインキの戻し搬送を行う
ようにすると、有利である。この場合しばしば、インキ
着けローラが複数存在する場合にこれらのインキ着けロ
ーラが、インキ壺と各インキ着けローラとの間における
インキ分割の回数が異なっていることによって、極めて
異なったインキ層圧を有することがあるので、インキ着
けローラの一部は、該インキ着けローラに直接配属され
た中間ローラと共に残りのインキ装置から切り離される
ことができる。この場合の目的は、インキ戻し搬送を厚
いインキ層圧を有するローラにおいてだけ行うことであ
る。
【0011】しかしながらまたその他の分割方式も可能
である。そこで本発明の別の方法では、インキの戻し搬
送の前に、インキ壺の近くに位置しているローラと版胴
の近くに位置しているローラとの間におけるインキ移し
経路を中断するようにした。この方法は特に次の場合、
すなわち、インキの戻し搬送中に、インキ着けローラ及
び中間ローラの一部における薄いインキ層厚を反古紙の
印刷によって除去することが望ましい場合に、有利であ
る。このようにすると、インキ壺からそんなに離れてい
ない厚いインキ層はインキ壺に戻し搬送され、インキ壺
から大きく離れているローラの比較的薄いインキ層は同
時に反古紙に印刷されることになる。これによって、比
較的迅速にかつ完璧にインキ装置の予備クリーニングが
行われ、そして残留インキは、洗浄時にもはや多くの洗
浄液を必要としないほど、良好に除去される。
【0012】インキ壺へのインキの戻し搬送をさらに加
速するには、インキ壺の近くに位置しているローラを、
印刷機よりも高速で駆動すると、有利である。
【0013】もちろん、上に述べた本発明のすべての方
法において、インキの戻し搬送に加えて反古枚葉紙に残
留インキを印刷し、その後で初めて完全なクリーニング
を目的として洗浄過程を行うことができる。
【0014】請求項2〜7に記載の方法を実施するため
に、印刷機のインキ装置をクリーニングする装置は、イ
ンキ出しローラと間欠運動するインキ移しローラとが、
印刷機の主駆動装置とは無関係につまり独立して駆動さ
れるように構成されている。つまりインキ出しローラの
駆動装置及び間欠運動するインキ移しローラの駆動装置
は、印刷機の主駆動装置の閉鎖された歯車列に組み込ま
れているのではなく、別個に構成され、かつこれによっ
て別個に制御可能である。この場合、インキ出しローラ
及びインキ移しローラにそれぞれ、別個に制御可能な駆
動装置が配属されていると、最も有利である。このよう
に構成されていると、まず初めにインキ出しローラを高
速で回転され、インキの戻し搬送の終了時にインキ移し
ローラの間欠運動を遮断し、その後なお短時間インキ出
しローラをゆっくりとした速度で回転させることができ
る。さらに、別個に制御可能な駆動装置によって速度
を、その都度の所与性に、例えばインキの粘度に合わせ
て調節することが可能である。
【0015】請求項4記載の方法を実施する装置では、
厚いインキ層厚を有するローラと薄いインキ層厚を有す
るローラとの間に、インキ移し経路を中断するために少
なくとも1つの遮断可能もしくは胴抜き可能な中間ロー
ラが設けられている。少なくとも1つの遮断可能もしく
は胴抜きな中間ローラによって、完全な切離しもしくは
中断が達成され、厚いインキ層を有するローラのインキ
だけがインキ壺に戻し搬送されることになる。
【0016】請求項5に記載の方法を実施する装置で
は、インキ壺の近くに位置しているローラと版胴の近く
に位置しているローラとの間に、インキ移し経路を中断
するために少なくとも1つの遮断可能もしくは胴抜き可
能な中間ローラが設けられている。この装置においても
インキ装置内における完全な中断もしくは切離しが達成
され、厚いインキ層だけがインキ壺に戻し搬送されるこ
とになる。そして薄いインキ層厚は反古紙に印刷される
か又は直接洗浄除去されることができる。この装置の有
利な構成では、インキ壺の近くに位置しているローラ
が、印刷機の主駆動装置とは無関係につまり別個に独立
して駆動されるようになっている。インキ壺の近くに位
置しているローラは、厚いインキ層圧を有しており、こ
の厚いインキ層圧は、別体の高速の駆動装置によって迅
速に除去されることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0018】図1には、インキ装置1を備えた印刷機2
の印刷装置の一部が示されている。インキ装置1は、イ
ンキ28を満たされたインキ壺4と、偏心体又は調節板
として形成されていてもよいインキ調量エレメント3と
から成っている。インキ調量エレメント3の調節によっ
て、どのようなインキ層圧でインキがインキ出しローラ
6に塗布されるかが規定される。インキ出しローラ6か
らインキはインキ移しローラ5を用いて取り出され、イ
ンキ練りローラ7に移され、そこからインキは中間ロー
ラ8〜17を介してインキ着けローラ18〜21に達
し、これらのインキ着けローラ18〜21はインキを印
刷時に版胴22に塗布し、版胴22はインキをさらに、
枚葉紙にインキを印刷するゴム胴に引き渡す。
【0019】本発明の対象はインキ装置1のクリーニン
グである。先行技術によればインキ調量エレメント3は
閉鎖され、インキ移しローラ5は胴抜きされ、インキ装
置1における残留インキは反古紙に印刷された。このよ
うにしても除去不能な残留インキは、次いで洗浄過程を
用いて除去された。本発明によればインキ調量エレメン
ト3は閉鎖されるが、しかしながらインキ移しローラ5
は引き続き運転されて間欠運動し、インキ出しローラも
また同様に引き続き駆動される。図1において二重矢印
26は、間欠運動によってインキ出しローラ6とインキ
練りローラ7との間においてインキが移される様子を示
している。インキ装置をクリーニングするためにいまや
インキ移しは逆方向で行われ、この場合インキ出しロー
ラ6に戻し移されたインキは、閉鎖されたインキ調量エ
レメント3によって掻き落とされ、これによってインキ
壺4内に戻される。インキ練りローラ7に接続する中間
ローラ8,9,10は最大のインキ塗布量を有してお
り、中間ローラ10に続く中間ローラは、インキ移しの
数が多くなればなるほど、小さなインキ塗布量を有して
いる。この事実は本発明によって次のように、すなわち
最大のインキ層はインキ壺への最小の戻し移し距離を有
しているというように利用される。このことに基づいて
戻し移しは、反古紙への残留インキの印刷よりも簡単で
ある。本発明による動作は次のことによって、つまりイ
ンキ移しローラ5の間欠運動及びインキ出しローラ6の
回転運動が印刷機の駆動よりも高速で行われることによ
って、加速されることができる。このためにインキ移し
ローラ5及びインキ出しローラ6は別体の駆動装置を備
えている。
【0020】戻し移しは特に、厚いインキ層厚を有する
ローラに関して有利であるので、中間ローラのうちの1
つ又は複数を胴抜き可能に構成することも可能である。
このようにすると、その胴抜き箇所においてインキ移し
が中断される。例えば中間ローラ16,17及びインキ
着けローラ20,21は多くのインキ移し部を介してイ
ンキ壺4と作用結合されている。これらのローラは極め
て薄いインキ層厚を有しており、もし行うとするなら
ば、インキの戻し搬送は多くのローラを介して行われね
ばならない。このような理由から、胴抜き可能な中間ロ
ーラ14,15を設けると有利であり、このようになっ
ていると、インキ装置1を中断もしくは分割することが
できる。そのために複数の移動装置が設けられており、
図1にはそのうちの移動装置23が示されている。矢印
24は中間ローラ14,15の遮断運動もしくは胴抜き
運動を示す。しかしながらまた、矢印25で示されてい
るように中間ローラ11を同様な形式で遮断もしくは胴
抜きするような、別の分割形式を採用することも可能で
ある。このような処置では、インキの戻し搬送を加速す
ることを目的として、インキ練りローラ7及び中間ロー
ラ8,9,10を高速に駆動することも可能である。こ
の場合残りのローラの薄いインキ層厚は、印刷時と同じ
経路を進んで、版胴22に移され、そして版胴22はイ
ンキをさらにゴム胴に渡し、最後にゴム胴は反古枚葉紙
に印刷を行う。なお、矢印27はローラもしくは胴の回
転方向を示す。
【0021】このようにすることによって、大部分のイ
ンキはインキ壺に戻し搬送されるので、少量のインキだ
けを反古枚葉紙に印刷し、かつ少量のインキを洗浄除去
するだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】インキ装置を備えた印刷機の印刷装置の一部を
概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 インキ装置、 2 印刷機、 3 インキ調量エレ
メント、 4 インキ壺、 5 インキ移しローラ、
6 インキ出しローラ、 7 インキ練りローラ、 8
〜17 中間ローラ、 18〜21 インキ着けロー
ラ、 22 版胴、 23 移動装置、 24,25,
27 矢印、 26 二重矢印、 28インキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 カルステン ケルム ドイツ連邦共和国 マンハイム ローゼン シュトラーセ81

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機(2)のインキ装置(1)をクリ
    ーニングする方法であって、インキ壺(4)のインキゾ
    ーンのインキ調量エレメント(3)を閉鎖し、印刷機の
    駆動を引き続き行う形式のものにおいて、インキ壺
    (4)へのインキの戻し搬送を目的としてインキ装置
    (1)を引き続き駆動し、この際にインキ移しローラ
    (5)をインキ出しローラ(6)とインキ練りローラ
    (7)との間において引き続き間欠運動させ、このよう
    なインキの戻し搬送を行った後で初めて、インキ装置
    (1)を通常のようにクリーニングすることを特徴とす
    る、印刷機のインキ装置をクリーニングする方法。
  2. 【請求項2】 インキ出しローラ(6)及び間欠運動す
    るインキ移しローラ(5)を、印刷機よりも高速で駆動
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 インキの戻し搬送の終了前に、インキ出
    しローラ(6)の駆動を短時間ゆっくりと行う、請求項
    1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 インキの戻し搬送の前に、厚いインキ層
    厚を有するローラ(7〜13,18,19)と薄いイン
    キ層厚を有するローラ(16,17,20,21)との
    間におけるインキ移し経路を中断する、請求項1から3
    までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 インキの戻し搬送の前に、インキ壺
    (4)の近くに位置しているローラ(7,8,9,1
    0)と版胴(22)の近くに位置しているローラ(12
    〜21)との間におけるインキ移し経路を中断する、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 インキ壺(4)の近くに位置しているロ
    ーラ(7,8,9,10)を、印刷機よりも高速で駆動
    する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 インキの戻し搬送に加えて、残留インキ
    を反古枚葉紙に印刷し、その後で初めて、完全なクリー
    ニングを目的として洗浄過程を実施する、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項2から7までのいずれか1項記載
    の方法を実施する装置であって、インキ装置(1)が、
    インキ壺(4)とインキ調量エレメント(3)とインキ
    移しローラ(5)とインキ出しローラ(6)とインキ練
    りローラ(7)と中間ローラ(8〜17)とインキ着け
    ローラ(18〜20)とを有している形式のものにおい
    て、インキ出しローラ(6)と間欠運動するインキ移し
    ローラ(5)とが、印刷機(2)の主駆動装置とは無関
    係につまり独立して駆動されていることを特徴とする、
    印刷機のインキ装置をクリーニングする装置。
  9. 【請求項9】 インキ出しローラ(6)及びインキ移し
    ローラ(5)にそれぞれ、別個に制御可能な駆動装置が
    配属されている、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の方法を実施する装置で
    あって、インキ装置(1)が、インキ壺(4)とインキ
    調量エレメント(3)とインキ移しローラ(5)とイン
    キ出しローラ(6)とインキ練りローラ(7)と中間ロ
    ーラ(8〜17)とインキ着けローラ(18〜20)と
    を有している形式のものにおいて、厚いインキ層厚を有
    するローラ(7〜13,18,19)と薄いインキ層厚
    を有するローラ(16,17,20,21)との間に、
    インキ移し経路を中断するために少なくとも1つの遮断
    可能もしくは胴抜き可能な中間ローラ(14,15)が
    設けられていることを特徴とする、印刷機のインキ装置
    をクリーニングする装置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の方法を実施する装置で
    あって、インキ装置(1)が、インキ壺(4)とインキ
    調量エレメント(3)とインキ移しローラ(5)とイン
    キ出しローラ(6)とインキ練りローラ(7)と中間ロ
    ーラ(8〜17)とインキ着けローラ(18〜20)と
    を有している形式のものにおいて、インキ壺(4)の近
    くに位置しているローラ(7,8,9,10)と版胴
    (22)の近くに位置しているローラ(12〜21)と
    の間に、インキ移し経路を中断するために少なくとも1
    つの遮断可能もしくは胴抜き可能な中間ローラ(11)
    が設けられていることを特徴とする、印刷機のインキ装
    置をクリーニングする装置。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の方法を実施する装置で
    あって、インキ壺(4)の近くに位置しているローラ
    (7,8,9,10)が、印刷機(2)の主駆動装置と
    は無関係につまり別個に独立して駆動されるようになっ
    ている、請求項11記載の装置。
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