JP2000280451A - 輪転印刷機において開放された一側にローラを有する容器からインキを除去するための方法及び装置 - Google Patents
輪転印刷機において開放された一側にローラを有する容器からインキを除去するための方法及び装置Info
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- JP2000280451A JP2000280451A JP2000042540A JP2000042540A JP2000280451A JP 2000280451 A JP2000280451 A JP 2000280451A JP 2000042540 A JP2000042540 A JP 2000042540A JP 2000042540 A JP2000042540 A JP 2000042540A JP 2000280451 A JP2000280451 A JP 2000280451A
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- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
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- B41F31/20—Ink-removing or collecting devices
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オフセット輪転印刷機における容器からのイ
ンキの除去、及び関連する部材の洗浄を改善すること。 【解決手段】 開放された一側にローラ１３が設けられ
ている容器１６に付着したインキを除去する方法におい
て、掻取り装置１７によって隣接するローラ１３の方向
にインキを排出し、ローラ１３と容器１６との間に設け
られた定量分配機構１８にローラ１３から離れながら間
隙２１を開放させ、それによってインキを間隙２１を通
じて排出して貯留槽１９に流入させ、ローラ１３の外周
部に付着するインキをこのローラ１３から直接掻取り貯
留槽１９に流入させることを特徴とする。
ンキの除去、及び関連する部材の洗浄を改善すること。 【解決手段】 開放された一側にローラ１３が設けられ
ている容器１６に付着したインキを除去する方法におい
て、掻取り装置１７によって隣接するローラ１３の方向
にインキを排出し、ローラ１３と容器１６との間に設け
られた定量分配機構１８にローラ１３から離れながら間
隙２１を開放させ、それによってインキを間隙２１を通
じて排出して貯留槽１９に流入させ、ローラ１３の外周
部に付着するインキをこのローラ１３から直接掻取り貯
留槽１９に流入させることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立請求項のプレ
アンブルに記載のように、輪転印刷機に設けられ一側が
開放された容器からインキまたは同類の溶媒を除去する
ための方法及び装置に関するものである。本発明は、特
にオフセット輪転印刷機において、インキ出しローラが
設けられたインキつぼからインキを除去するのに好適で
ある。
アンブルに記載のように、輪転印刷機に設けられ一側が
開放された容器からインキまたは同類の溶媒を除去する
ための方法及び装置に関するものである。本発明は、特
にオフセット輪転印刷機において、インキ出しローラが
設けられたインキつぼからインキを除去するのに好適で
ある。
【０００２】
【従来の技術】同種の方法及び装置は、1997年3月4日に
公開された日本国特許第9-57951号公開公報から周知で
ある。該公報記載の発明によれば、インキつぼからイン
キを掻取る掻取り装置が、印刷機のインキつぼの上方
に、インキつぼに対して回動可能に設けられている。こ
の掻取り装置はインキつぼを洗浄する際に下降し、イン
キつぼの底部にあるインキを掻取り装置の掻取り刃で掻
落としながらインキ出しローラの方向に移動する。回転
するインキ出しローラに付着しているインキは、インキ
装置のインキローラ列に移され、次いでインキローラ列
の最後に設けられ貯留容器を備えたドクター装置によっ
て掻取られ、貯留される。この装置は、インキローラ列
のローラに付着しているインキを除去するための洗浄装
置と、インキつぼの底部表面を摺動しながら表面のイン
キを掻落としローラの方向に移動させる掻取り装置と、
インキつぼの上方に設けられ掻取り装置をインキつぼに
向かって往復移動させる回動装置とを備えて構成されて
いる。さらに除去すべき洗浄液またはインキを集めるた
めの装置も設けられている。このような装置の欠点は、
費用の嵩む装置を必要とし、さらにインキをインキ装置
のローラ列全体にわたって移送しなければならない点で
ある。
公開された日本国特許第9-57951号公開公報から周知で
ある。該公報記載の発明によれば、インキつぼからイン
キを掻取る掻取り装置が、印刷機のインキつぼの上方
に、インキつぼに対して回動可能に設けられている。こ
の掻取り装置はインキつぼを洗浄する際に下降し、イン
キつぼの底部にあるインキを掻取り装置の掻取り刃で掻
落としながらインキ出しローラの方向に移動する。回転
するインキ出しローラに付着しているインキは、インキ
装置のインキローラ列に移され、次いでインキローラ列
の最後に設けられ貯留容器を備えたドクター装置によっ
て掻取られ、貯留される。この装置は、インキローラ列
のローラに付着しているインキを除去するための洗浄装
置と、インキつぼの底部表面を摺動しながら表面のイン
キを掻落としローラの方向に移動させる掻取り装置と、
インキつぼの上方に設けられ掻取り装置をインキつぼに
向かって往復移動させる回動装置とを備えて構成されて
いる。さらに除去すべき洗浄液またはインキを集めるた
めの装置も設けられている。このような装置の欠点は、
費用の嵩む装置を必要とし、さらにインキをインキ装置
のローラ列全体にわたって移送しなければならない点で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は前記の
欠点を回避し、特にインキ（または同類の溶媒）をわず
かな費用で一側が開放された容器から除去し、前記のよ
うな種類の方法及び装置において関与する構成部材の洗
浄過程を改善することである。
欠点を回避し、特にインキ（または同類の溶媒）をわず
かな費用で一側が開放された容器から除去し、前記のよ
うな種類の方法及び装置において関与する構成部材の洗
浄過程を改善することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような課題は主請求
項及び従属請求項に記載の構成要件によって解決され
る。
項及び従属請求項に記載の構成要件によって解決され
る。
【０００５】本発明による方法及び装置は、インキ、ニ
スまたは同類の溶媒の除去に関するものであり、水性イ
ンキまたは水性ニスも含まれる。
スまたは同類の溶媒の除去に関するものであり、水性イ
ンキまたは水性ニスも含まれる。
【０００６】第一の有利点は、インキ（または同類の溶
媒）を除去する際に、一側が開放された容器に入れられ
たインキを、配設されたローラに向かって容器から排出
する点である。
媒）を除去する際に、一側が開放された容器に入れられ
たインキを、配設されたローラに向かって容器から排出
する点である。
【０００７】さらなる有利点は、ローラに当接している
定量分配機構がローラに対して離隔位置（係合解除）に
設けられ、押し入ってくるインキ（または同類の溶媒）
に対して定量分配機構とローラとの間にできるだけ大き
な間隙を作ることである。
定量分配機構がローラに対して離隔位置（係合解除）に
設けられ、押し入ってくるインキ（または同類の溶媒）
に対して定量分配機構とローラとの間にできるだけ大き
な間隙を作ることである。
【０００８】さらに有利なのは、一側が開放された容器
に配設されたローラから直接インキが除去され、従って
インキ（または同類の溶媒）を除去するために移送され
る距離が著しく短縮され、洗浄時間も同様に短縮される
点である。
に配設されたローラから直接インキが除去され、従って
インキ（または同類の溶媒）を除去するために移送され
る距離が著しく短縮され、洗浄時間も同様に短縮される
点である。
【０００９】一側が開放された容器からのインキ（また
は同類の溶媒）の除去は、特にインキ交換（または同類
の溶媒の交換）時または印刷終了後に行われる。特に速
乾性のインキまたは同類の溶媒の場合には、一側が開放
された容器に配設されたローラから直接インキを除去で
きる点は有利である。それによってインキが乾いてこの
ローラに付着することも防止でき、洗剤の付加は不要で
あるか、必要であっても著しく少量で済む。
は同類の溶媒）の除去は、特にインキ交換（または同類
の溶媒の交換）時または印刷終了後に行われる。特に速
乾性のインキまたは同類の溶媒の場合には、一側が開放
された容器に配設されたローラから直接インキを除去で
きる点は有利である。それによってインキが乾いてこの
ローラに付着することも防止でき、洗剤の付加は不要で
あるか、必要であっても著しく少量で済む。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いてより詳しく説明する。
いてより詳しく説明する。
【００１１】オフセット印刷装置１は主に印刷版を有す
る版胴１によって構成され、版胴はゴム胴２と機能的に
結合されている。枚葉紙移送機構についてはここで詳細
に説明はしない。版胴１には湿し装置４とインキ装置３
が配設される。湿し装置４は版胴１に配設された水着け
ローラ５を含み、水着けローラの前方には水元ローラ
６、定量分配ローラ７、湿し剤容器８から成る湿し剤供
給装置１２が設けられている。水着けローラ５には、ブ
リッジローラ９及びライダーローラ１０が配設されてい
る。
る版胴１によって構成され、版胴はゴム胴２と機能的に
結合されている。枚葉紙移送機構についてはここで詳細
に説明はしない。版胴１には湿し装置４とインキ装置３
が配設される。湿し装置４は版胴１に配設された水着け
ローラ５を含み、水着けローラの前方には水元ローラ
６、定量分配ローラ７、湿し剤容器８から成る湿し剤供
給装置１２が設けられている。水着けローラ５には、ブ
リッジローラ９及びライダーローラ１０が配設されてい
る。
【００１２】インキ装置３は、版胴１に配設された複数
のインキ着けローラ１１から成り、これらのインキ着け
ローラはインキローラ列と機能的に結合している。イン
キローラ列の終点側には中間ローラ１５が設けられてい
る。中間ローラ１５と一側が開放された一側にローラ１
３を備えた容器１６との間には、このローラ１３と中間
ローラとの間を往復移動するインキ移しローラ１４が設
けられている。ローラ１３は好適にはインキ出しローラ
で、一側が開放された容器１６は好適にはインキつぼで
ある。容器１６には、その底部に接触する掻取り装置１
７（図２）が設けられている。この掻取り装置は、ロー
ラ１３に向かってまたはローラ１３から離れるように、
近傍に記した両矢印の方向に、好ましくは直線ガイドに
ガイドされて移動可能である。さらにローラ１３と容器
１６との間には複数のインキ出し調節板などの定量分配
機構１８が設けられ、この定量分配機構は、近傍に記し
た両矢印の方向に、ローラ１３に向かってまたはローラ
１３から離れるように移動可能である。ローラ１３の下
方には貯留槽１９が設けられ、好適に負に（ドクター角
度が鈍角であるように）当接されたドクター片としてロ
ーラ１３に接触しているドクター２０と機能的に結合さ
れている。
のインキ着けローラ１１から成り、これらのインキ着け
ローラはインキローラ列と機能的に結合している。イン
キローラ列の終点側には中間ローラ１５が設けられてい
る。中間ローラ１５と一側が開放された一側にローラ１
３を備えた容器１６との間には、このローラ１３と中間
ローラとの間を往復移動するインキ移しローラ１４が設
けられている。ローラ１３は好適にはインキ出しローラ
で、一側が開放された容器１６は好適にはインキつぼで
ある。容器１６には、その底部に接触する掻取り装置１
７（図２）が設けられている。この掻取り装置は、ロー
ラ１３に向かってまたはローラ１３から離れるように、
近傍に記した両矢印の方向に、好ましくは直線ガイドに
ガイドされて移動可能である。さらにローラ１３と容器
１６との間には複数のインキ出し調節板などの定量分配
機構１８が設けられ、この定量分配機構は、近傍に記し
た両矢印の方向に、ローラ１３に向かってまたはローラ
１３から離れるように移動可能である。ローラ１３の下
方には貯留槽１９が設けられ、好適に負に（ドクター角
度が鈍角であるように）当接されたドクター片としてロ
ーラ１３に接触しているドクター２０と機能的に結合さ
れている。
【００１３】インキまたは同類の溶媒を特に印刷終了時
またはインキ交換時に除去するために、好適には直線ガ
イドに支持された掻取り装置１７によってインキ（また
は同類の溶媒）はローラ１３の方向に押出され、それに
よって一側が開放された容器１６の（底部の）表面から
排出される。別の方法として、掻取り装置１７は手ある
いはその他の自動的手段によって駆動することもでき
る。
またはインキ交換時に除去するために、好適には直線ガ
イドに支持された掻取り装置１７によってインキ（また
は同類の溶媒）はローラ１３の方向に押出され、それに
よって一側が開放された容器１６の（底部の）表面から
排出される。別の方法として、掻取り装置１７は手ある
いはその他の自動的手段によって駆動することもでき
る。
【００１４】定量分配機構１８はその調整範囲内で自由
に位置決めでき、好適に完全に開放されるので、ローラ
１３と定量分配機構１８の間には十分な大きさの間隙２
１が形成される。間隙２１の大きさは、インキ（または
同類の溶媒）の粘度及び／または間隙２１におけるイン
キまたは溶媒の所望の移送率に応じて様々に、すなわち
拡大的または縮小的に調整される。
に位置決めでき、好適に完全に開放されるので、ローラ
１３と定量分配機構１８の間には十分な大きさの間隙２
１が形成される。間隙２１の大きさは、インキ（または
同類の溶媒）の粘度及び／または間隙２１におけるイン
キまたは溶媒の所望の移送率に応じて様々に、すなわち
拡大的または縮小的に調整される。
【００１５】この間隙２１を通じてインキ（または同類
の溶媒）が排出され、ローラ１３の周囲に付着している
残りのインキ（または同類の溶媒）はドクター２０によ
って掻取られ、貯留槽１９に搬入される。その際ドクタ
ー２０はローラ１３に対して当接位置に配置される。ド
クター２０は、不要である際には、ローラ１３に対して
離隔位置に配置される。別の方法として、貯留槽１９
（及びドクター２０）の位置を変化させ、ドクター２０
とローラ１３の接触が解消されるようにすることも可能
である。
の溶媒）が排出され、ローラ１３の周囲に付着している
残りのインキ（または同類の溶媒）はドクター２０によ
って掻取られ、貯留槽１９に搬入される。その際ドクタ
ー２０はローラ１３に対して当接位置に配置される。ド
クター２０は、不要である際には、ローラ１３に対して
離隔位置に配置される。別の方法として、貯留槽１９
（及びドクター２０）の位置を変化させ、ドクター２０
とローラ１３の接触が解消されるようにすることも可能
である。
【００１６】インキ（または同類の溶媒）を一側が開放
された容器１６から除去するために、インキ移しローラ
１４は隣接するローラ１３に対して離隔位置に配置され
る。その際、インキ移しローラ１４は隣接する中間ロー
ラ１５に好適に接触させられる。
された容器１６から除去するために、インキ移しローラ
１４は隣接するローラ１３に対して離隔位置に配置され
る。その際、インキ移しローラ１４は隣接する中間ロー
ラ１５に好適に接触させられる。
【００１７】さらなる実施の形態では、貯留槽１９及び
ドクター２０は、一側が開放された容器１６の特に下方
部分に組込まれている。この場合、（ドクター２０を備
えた）貯留槽１９は、ドクター片を介してローラ１３と
機能的に結合されるように配置される。ドクター片は、
ローラ１３に対して当接または離隔可能なドクター２０
が好適に負の位置に当接されている。ドクター２０を備
えた貯留槽１９は、一側が開放された容器１６から好適
に取外し可能である。別の方法として、容器１６に設け
られた（ドクター２０を備えた）貯留槽１９を、例えば
回動軸２２によって回動可能に支持することもできる
（図３）。
ドクター２０は、一側が開放された容器１６の特に下方
部分に組込まれている。この場合、（ドクター２０を備
えた）貯留槽１９は、ドクター片を介してローラ１３と
機能的に結合されるように配置される。ドクター片は、
ローラ１３に対して当接または離隔可能なドクター２０
が好適に負の位置に当接されている。ドクター２０を備
えた貯留槽１９は、一側が開放された容器１６から好適
に取外し可能である。別の方法として、容器１６に設け
られた（ドクター２０を備えた）貯留槽１９を、例えば
回動軸２２によって回動可能に支持することもできる
（図３）。
【００１８】さらなる実施の形態では、例えばインキつ
ぼからインキ（または同類の溶媒）の主要部分が排出さ
れた後に、ローラ１３が、インキ装置洗浄装置によって
さらに洗浄される。この場合、インキ移しローラ１４が
ローラ１３と中間ローラ１５との間を往復移動するか、
または、ローラ１３と中間ローラ１５との間で常に当接
位置を取るような位置に配置される。インキ装置３のロ
ーラ列に配設された洗剤のための噴射装置が前もって作
動される。洗剤がインキ装置３のローラ列に、さらには
ローラ１３にまで分配された後、洗剤とインキの混合物
が、インキ装置３の版胴１の回転方向において最後のロ
ーラから、貯留槽を備えた当接または離隔可能なドクタ
ー装置によって掻取られる。
ぼからインキ（または同類の溶媒）の主要部分が排出さ
れた後に、ローラ１３が、インキ装置洗浄装置によって
さらに洗浄される。この場合、インキ移しローラ１４が
ローラ１３と中間ローラ１５との間を往復移動するか、
または、ローラ１３と中間ローラ１５との間で常に当接
位置を取るような位置に配置される。インキ装置３のロ
ーラ列に配設された洗剤のための噴射装置が前もって作
動される。洗剤がインキ装置３のローラ列に、さらには
ローラ１３にまで分配された後、洗剤とインキの混合物
が、インキ装置３の版胴１の回転方向において最後のロ
ーラから、貯留槽を備えた当接または離隔可能なドクタ
ー装置によって掻取られる。
【図１】 オフセット輪転印刷装置を説明する側面図で
ある。
ある。
【図２】 本発明によるインキ除去装置の一実施形態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図３】 本発明によるインキ除去装置の他の実施形態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
１ 版胴 ２ ゴム胴 ３ インキ装置 ４ 湿し装置 ５ 水着けローラ ６ 水元ローラ ７ 定量分配ローラ ８ 湿し剤容器 ９ ブリッジローラ １０ ライダーローラ １１ インキ着けローラ １２ 湿し剤供給装置 １３ ローラ １４ インキ移しローラ １５ 中間ローラ １６ 容器 １７ 掻取り装置 １８ 定量分配機構 １９ 貯留槽 ２０ ドクター ２１ 間隙 ２２ 回動軸
Claims (7)
- 【請求項１】 輪転印刷機に設けられ、開放された一側
にローラを有する容器からインキまたは同類の溶媒を除
去する方法であって、 前記容器の表面を移動しながらインキまたは溶媒を前記
ローラの方向に移送する掻取り装置（１７）によって前
記容器（１６）にある前記インキまたは同類の溶媒を前
記ローラ（１３）の方向に排出し、 前記ローラ（１３）と前記容器（１６）との間に設けら
れた定量分配機構（１８）を前記ローラから離隔させて
間隙（２１）を形成する離隔位置に移動し、 前記ローラ（１３）の方向に排出した前記インキまたは
溶媒を前記間隙（２１）を通じて排出して貯留槽（１
９）に流入させ、 前記ローラ（１３）の外周部に付着する残りのインキま
たは残りの溶媒を前記ローラ（１３）から直接掻取って
前記貯留槽（１９）に流入させることを特徴とする、容
器からインキまたは同類の溶媒を除去する方法。 - 【請求項２】 輪転印刷機に設けられ、開放された一側
にローラを有する容器からインキまたは同類の溶媒を除
去する装置において、 前記容器の表面を移動しながらインキまたは溶媒を前記
ローラの方向に移送するために掻取り装置（１７）が設
けられ、該掻取り装置（１７）は、前記容器（１６）に
設けられている直線ガイドに取付けられ、かつ前記ロー
ラ（１３）に向かってまたは前記ローラ（１３）から離
隔するように移動可能とされ、前記ローラ（１３）と前
記容器（１６）との間には、前記ローラ（１３）に対し
て当接位置または離隔位置に移動可能な定量分配機構
（１８）が設けられ、該定量分配機構（１８）の離隔位
置では該定量分配機構（１８）と前記ローラ（１３）と
の間の間隙（２１）が調節可能であり、さらに、前記ロ
ーラ（１３）の下方に貯留槽（１９）が設けられ、該貯
留槽は前記ローラ（１３）に設けられたドクター（２
０）と機能的に結合していることを特徴とする、容器か
らインキまたは同類の溶媒を除去する装置。 - 【請求項３】 前記ドクター（２０）は、前記ローラ
（１３）の回転方向に対して負に当接されていることを
特徴とする請求項２に記載の装置。 - 【請求項４】 一側が開放された前記容器（１６）は、
インキつぼであることを特徴とする請求項２または３に
記載の装置。 - 【請求項５】 前記ドクター（２０）を備えた貯留槽
（１９）は、前記容器（１６）に組込まれていることを
特徴とする請求項２から４のいずれか１項に記載の装
置。 - 【請求項６】 前記ドクター（２０）を備えた貯留槽
（１９）は、前記容器（１６）から取外し可能であるこ
とを特徴とする請求項５に記載の装置。 - 【請求項７】 前記ドクター（２０）を備えた貯留槽
（１９）は、前記容器（１６）に回動可能状態で設けら
れていることを特徴とする請求項５に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19914099A DE19914099C1 (de) | 1999-03-27 | 1999-03-27 | Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen von Farbe oder ähnlichen Medien aus einem einseitig offenen Behälter, dem eine Walze zugeordnet ist, in einer Rotationsdruckmaschine |
| DE19914099.5 | 1999-03-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280451A true JP2000280451A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=7902744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000042540A Withdrawn JP2000280451A (ja) | 1999-03-27 | 2000-02-21 | 輪転印刷機において開放された一側にローラを有する容器からインキを除去するための方法及び装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6386105B1 (ja) |
| EP (1) | EP1040922B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000280451A (ja) |
| AT (1) | ATE239616T1 (ja) |
| DE (2) | DE19914099C1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013056532A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-03-28 | Komori Corp | 印刷機のインキ供給装置 |
| WO2018220884A1 (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-06 | アイマー・プランニング株式会社 | インキ溜の清掃装置、印刷機及びインキ溜の清掃方法 |
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| DE50012286D1 (de) * | 2000-10-13 | 2006-04-27 | Fischer & Krecke Gmbh & Co | Flexodruckmaschine mit Waschvorrichtung für den Gegendruckzylinder |
| DE102009018155A1 (de) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Technotrans Ag | Waschanlage für Druckmaschine |
| CN111107996B (zh) * | 2017-09-22 | 2022-01-14 | 博斯特佛罗伦萨有限公司 | 输墨系统及用于为其供应油墨的方法 |
| DE102022100518A1 (de) | 2022-01-11 | 2023-07-13 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Reinigung eines Farbwerkes und Farbwerk |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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