JP2013056532A - 印刷機のインキ供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷機のインキ供給装置2において、回転自在に支持されたインキ壺ローラ30と、インキ壺ローラ30に対して遠近方向へ移動自在に支持されたインキ壺本体12と、インキ壺本体12を移動自在に支持し、インキ壺ローラ30の周面にその先端が対向する第1の位置と、インキ壺ローラ30の周面から離反した第2の位置との間でインキ壺本体12を案内する案内部材11Bと、インキ壺ローラ30の周面に対接して当該インキ壺ローラ30を洗浄するブレード74を備えたドクター71と、第2の位置に位置付けられたインキ壺本体12とインキ壺ローラ30との間の空間にドクター71を支持するドクター保持部材70とを備えるようにする。
【選択図】 図7
Description
さらに本発明において、前記インキ壺ローラの周面に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、前記洗浄液が前記インキ壺ローラの周面に供給された後に前記ドクターの前記ブレードを前記インキ壺ローラの周面に対接させるように前記ドクターブレード着脱手段および前記洗浄液供給装置を制御する制御装置とを備えるようにすることができる。
さらに、インキ壺本体を第2の位置へスライドすることにより、当該インキ壺本体を機械内部の奥の方から手前へ引き出すことができるため、作業者に身体的負担をかけることなくインキ壺本体を洗浄することができる。
図1において、凹版印刷機のインキ供給装置1は、インキ供給システムとしてのインキ供給部2と、当該インキ供給部2から供給されたインキで印刷処理を行う印刷加工部3とによって構成されている。
図2および図3に示すように、インキ装置11は、左右両側のフレーム51、52に回転自在に支持されたインキ壺ローラ30と、インキ壺ローラ30に対する遠近方向へ移動自在に支持されたインキ壺本体12と、インキ壺ローラ30とシャブロン胴4とに対接する2つのインキローラ32、33と、インキ壺ローラ30の下方において当該インキ壺ローラ30に対接するインキローラ31を備える。
インキ供給部2(図1)において、上方から下方へ向かって最上段から4段目まで縦方向に所定間隔ごと離れた状態で並べられた4個のインキ装置11は、その構造が基本的に共通している。但し、インキ供給部2において、最上段から4段目までの4個のインキ装置11と最下段のインキ装置41との間で相違する点としては、最上段のインキ装置11のスライドレール11Aと、2段目〜4段目のインキ装置11のスライドレール11Bと、最下段のインキ装置41のスライドレール11Cとのスライド距離がそれぞれ異なっていることである。
さらにインキ装置11(図2、図3)の左右両側のスライドレール11Bのインキ壺ローラ30側の端部には、ドクター保持部材70が取り付けられている。
次に、インキ供給部2における最上段〜4段目のインキ装置11のインキ壺本体12及び最下段のインキ装置41のインキ壺本体12が非印刷時における第2の位置へ位置付けられた際に、機械内部への異物の侵入を阻止する侵入阻止構造について説明する。
図11には、ドクター71による洗浄処理を制御する制御装置60が示されている。CPU構成でなる制御装置60には、インキ装置11のインキ壺本体12が印刷時における第1の位置に位置付けられているか否かを検出する第1検出装置としての第1センサ61、インキ装置11のドクター保持部材70にドクター71が取り付けられているか否かを検出する第2検出装置としての第2センサ62が接続されている。さらに、制御装置60には、インキ壺ローラ30を回転させる駆動装置としてのモータ63、噴射ノズル82からの洗浄液の噴射をオンオフする洗浄液供給切替手段としての電磁弁64、ドクター71のドクターブレード74をインキ壺ローラ30へ接触離反させるドクターブレード接離切替手段としての電磁弁65が接続されている。
<印刷作業>
このように構成されたインキ供給装置1の作用を印刷作業と洗浄作業とに分けて説明する。5つのインキ装置11、41にはそれぞれ異なる色のインキがインキ壺本体12の収容空間13A内に収容されている。
インキ供給装置1は、上述した印刷作業が終了してインキ装置11を洗浄するときには、印刷加工部3が停止し、インキ壺ローラ30を回転させるモータ63が停止している状態で、インキ壺本体12を図3に示される第2の位置へ移動させた後、ドクター71をドクター保持部材70に取り付ける。
以上の構成によれば、インキ供給部2では、全てのインキ装置11、41のインキ壺本体12が非印刷時における第2の位置へ位置付けられていても、機械内部へのアクセスが確実に防止されているため、全てのインキ壺本体12を当該第2の位置へ位置付けた状態で各インキ装置11、41のインキ壺ローラ30を駆動させることができる。これによりインキ供給部2では、インキ壺ローラ30やインキローラ31、32、33の自動洗浄と、作業者によるインキ壺本体12の洗浄とを同時に行うことができ、洗浄時間が短縮されて生産性が向上するとともに、作業者の負担が大幅に軽減される。
なお、上述した実施の形態においては、ドクターブレード74により洗浄した後の洗浄液をドクターブレード74と一体になった受け皿71Aによって受け取るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ドクターブレード74と受け皿71Aとが必ずしも一体でなくても良く、ドクターブレード74とは別途設けられた受け皿71Aによって洗浄液を受け取るようにしても良い。その際、ドクターブレード着脱手段はドクターブレード74のみをインキ壺ローラ30に接触離反させるような構成であっても良い。
Claims (3)
- 印刷機のインキ供給装置において、
回転自在に支持されたインキ壺ローラと、
前記インキ壺ローラに対して遠近方向へ移動自在に支持されたインキ壺本体と、
前記インキ壺本体を移動自在に支持し、前記インキ壺ローラの周面にその先端が対向する第1の位置と、前記インキ壺ローラの周面から離反した第2の位置との間で前記インキ壺本体を案内する案内部材と、
前記インキ壺ローラの周面に対接して当該インキ壺ローラを洗浄するブレードを備えたドクターと、
前記第2の位置に位置付けられた前記インキ壺本体と前記インキ壺ローラとの間の空間に前記ドクターを支持するドクター保持部材と
を備えることを特徴とする印刷機のインキ供給装置。 - 前記ブレードを前記インキ壺ローラに対して接触離反させるドクターブレード接離手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷機のインキ供給装置。
- 前記インキ壺ローラの周面に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、
前記洗浄液が前記インキ壺ローラの周面に供給された後に前記ドクターの前記ブレードを前記インキ壺ローラの周面に対接させるように前記ドクターブレード着脱手段および前記洗浄液供給装置を制御する制御装置と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷機のインキ供給装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-08-09 JP JP2012176806A patent/JP6067272B2/ja active Active
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JP6067272B2 (ja) | 2017-01-25 |
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