JP2000280447A - 印刷機におけるインキ供給装置 - Google Patents

印刷機におけるインキ供給装置

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JP2000280447A
JP2000280447A JP11095866A JP9586699A JP2000280447A JP 2000280447 A JP2000280447 A JP 2000280447A JP 11095866 A JP11095866 A JP 11095866A JP 9586699 A JP9586699 A JP 9586699A JP 2000280447 A JP2000280447 A JP 2000280447A
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printing
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transfer roll
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Kiyonori Sasao
清則 笹尾
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Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキロスを少なくし、残存インキの回収を
必要としないか、または、短時間に回収することができ
ると共に、汚れの少ない印刷機のインキ供給方法を提供
することである。 【解決手段】 インキ転移ロール3と絞りロール4の接
触部上に設けた一対の堰部材7を、シートSの両端位置
とほぼ一致するよう位置調整し、その堰部材7の対向部
間においてインキ転移ロール3と絞りロール4の接触部
上にインキ貯溜部8を形成する。インキ貯溜部8上に設
けたインキ供給ユニット30からインキ貯溜部8にイン
キを供給して印刷を開始し、インキ貯溜部8に供給され
るインキ量を1ロット分のシートSの印刷に必要なイン
キ量として、印刷終了後に僅かなインキが残るように
し、残存インキの回収を不要とするか、または短縮を図
るようにし、さらにインキロスの減量化と装置の汚れ防
止を図るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボールシート
等のシートに印刷を施す印刷機のインキ供給方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールシートに印刷を施す印刷機とし
てフレキソ印刷機が従来から知られている。このフレキ
ソ印刷機は、流動性に富む低粘度の水性インキを使用す
るため、インキの乾燥が極めて速く、印刷直後のシート
を積み重ねても印刷面を汚すことなく積み重ねが行える
と共に、打抜き装置やホルダグルア等のシート加工機に
よる加工を印刷後に直ちに実施することができるという
特徴を有する。
【0003】ところで、前記フレキソ印刷機において
は、版胴に対するインキの供給に際し、その版胴に対し
て接触離反可能なインキ転移ロールと絞りローラの接触
部上にタンクからポンプアップされたインキを供給し、
上記両ロールの両端から流れ落ちるインキを前記タンク
に回収するインキ循環方式が採用される。
【0004】このようなインキ循環方式のフレキソ印刷
機においては、インキを循環させる経路が長く、インキ
交換時には、その循環路やインキ転移ロールおよび絞り
ロールの表面に残るインキを洗浄によって除去する必要
があるため、インキのロスが多い。このため、多品種小
ロットの印刷が多い近年では、かなりの量のインキロス
が生じ、経済性に問題がある。
【0005】特許2777760号公報に記載されてい
る段ボールシート印刷機のように、インキ転移ロールと
絞りロールの上方にインキ供給装置を設け、このインキ
供給装置から両ロールの接触部上に形成されたインキ貯
溜部にインキを供給し、このインキ貯溜部の両端を両ロ
ールの軸方向端面に密着する堰部材により閉塞して、イ
ンキ貯溜部にインキを貯溜し、インキの供給を非循環式
とすることによって、インキ供給路を不要として、その
インキ供給路に付着するインキを洗浄して排液とする必
要をなくして、インキのロスを少なくするようにしたも
のがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載された段ボールシート印刷機においては、段ボール
シートの幅寸法の大小に拘らずインキ転移ロールと絞り
ロールの接触部上にその幅いっぱいに形成されたインキ
貯溜部の全体にわたってインキを貯溜するものであっ
て、インキを転移する必要のないインキ転移ロールの部
位のインキ貯溜部にまでインキを貯溜する構成であり、
また、そのロットの印刷に必要な量のインキをインキ貯
溜部に供給するという配慮もなされていないので、印刷
終了後において、インキ貯溜部に残るインキ量は多く、
インキの回収に時間を要する不都合がある。
【0007】また、インキ回収後、インキ転移ロールお
よび絞りロールの外周には全長にわたってインキが付着
しており、その付着残存するインキは洗浄により除去さ
れるため、インキロスがやはり多いという不都合があ
る。
【0008】さらに、また、インキ転移ロールと絞りロ
ールの回転時に、インキの転移には関係しないこれらの
ロール表面の部位からインキが飛散して汚れるという不
都合もある。
【0009】この発明の課題は、インキロスの減量化を
図ると共に、これによって必ずしもインキの回収を必要
とせず、さらに、装置の汚れ防止を図ることができる印
刷機のインキ供給方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、版胴と、その版胴に対向配
置した圧胴と、前記版胴に対して接触離反可能に設けら
れたインキ転移ロールと、このインキ転移ロールと接触
する状態で回転してインキ量の絞り調整を行なう絞りロ
ールと、前記インキ転移ロールおよび絞りロールのそれ
ぞれの外周面の接触によってその両ロールの接触面上に
インキ貯溜部を形成すると共に、両ロールの軸方向に位
置調整可能な一対の堰部材と、前記インキ貯溜部の上方
からそのインキ貯溜部にインキを供給するインキ供給ユ
ニットとを備え、印刷されるシートの両端位置に応じて
前記堰部材を位置調整し、その堰部材の対向部間に形成
されたインキ貯溜部に前記インキ供給ユニットからイン
キを供給して印刷を開始し、前記インキ供給ユニットか
らのインキ供給量を計量部で計量し、その計量値と、1
ロット分のシートの印刷に必要なインキ必要量として設
定部に入力された設定値とを比較器で比較して両値が一
致したときインキ供給ユニットからのインキの供給を停
止するようにした構成を採用したのである。
【0011】ここで、インキ必要量としては、1ロット
分のシートを印刷するのに必要なインキ量に多少のロス
量や許容量を加えた量であってもよい。
【0012】また、インキ転移ロール面上のインキは、
回転に伴って外方へ広がるおそれがあったり、シート両
端部の印刷濃度が落ちるおそれがあるので、印刷される
シートの両端位置に応じて調整される堰部材の位置は、
ロール回転速度、シート両端部辺りの印刷濃度あるいは
経験等に基づいて、シート両端位置の内外に適宜調整す
るようにしてもよい。
【0013】上記のように、位置調整された一対の堰部
材の対向部間に形成されたインキ貯溜部に1ロット分の
シートの印刷に必要な量のインキを供給するだけである
ので、印刷終了後にはインキ転移ロールや絞りロールの
外周の一対の堰部材の対向間のみにインキが薄膜状に残
るのみであるため、必ずしもインキを回収する必要はな
く、たとえ一対の堰部材の対向間にわずかに残るインキ
を回収するとしても短時間に回収することができる。
【0014】また、インキ転移ロールや絞りロールの両
端部の不要な個所にインキが付着しないので、回転に伴
ってインキが飛散することはなく、汚れの防止を図るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図2に示すように、版胴1の下
方には圧胴2が設けられ、その両胴1、2間にシートS
が送り込まれて印刷が施される。
【0016】版胴1の上方には、インキ転移ロール3が
設けられ、そのインキ転移ロール3に対向して絞りロー
ル4が設けられている。
【0017】インキ転移ロール3は、外周の全体に微小
な窪みが形成されたアニロックスロールから成る。この
インキ転移ロール3はその両側に設けられたローラアー
ム5に回動自在に支持され、一方、ローラアーム5は絞
りロール4のローラ軸4aを中心にして揺動自在に支持
されている。
【0018】ローラアーム5の揺動側端部は偏心カム6
によって支持され、その偏心カム6の回転によりローラ
アーム5がロール軸4aを中心に上下方向に揺動し、下
方向への揺動によってインキ転移ロール3が版胴1と接
触し、その接触位置がインキ転移位置とされている。ま
た、ローラアーム5の上方への揺動によってインキ転移
ロール3は版胴1から離反し、その離反位置がロール洗
浄位置とされている。
【0019】絞りロール4はインキ転移ロール3と接触
する状態で回転するようになっている。この絞りロール
4とインキ転移ロール3の接触部上にはロールの軸方向
で対向する一対の堰部材7が設けられている。
【0020】それぞれの堰部材7は、インキ転移ロール
3および絞りロール4の外周に液密に接触可能な円弧状
の接触縁7aを両側に有し、その接触縁7aをインキ転
移ロール3と絞りロール4の外周に接触させることによ
って、一対の堰部材7の対向部間においてインキ転移ロ
ール3と絞りロール4の接触部上にインキ貯溜部8が形
成される。
【0021】一対の堰部材7は図3に示す位置調整装置
10によってロール軸方向に位置調整されると共に、昇
降装置20によって昇降動される。
【0022】位置調整装置10は、中央部を境にして逆
ねじが形成されたねじ軸11の右ねじ部および左ねじ部
にナット12a、12bをねじ係合し、そのナット12
a、12bを堰部材7に取付け、前記ねじ軸11の端部
に接続したモータ13の駆動によりねじ軸11を回転し
て一対の堰部材7を左右対称に移動させるようにしてい
る。なお、それぞれの堰部材7に独立したモータを取付
けて、それぞれ単独に移動させるようにしてもよい。
【0023】昇降装置20は、前記ねじ軸11の両端部
を回転自在に支持するフレーム21にシリンダ22を接
続し、そのシリンダ22の作動によってフレーム21を
昇降動させるようにしている。
【0024】図2に示すように、インキ貯溜部8の上方
には、そのインキ貯溜部8にインキを供給するインキ供
給ユニット30が設けられている。インキ供給ユニット
30は、インキが貯溜されたタンク31内のインキを定
吐出形のポンプ32により吸引して、ポンプ32の吐出
口に接続されたインキ供給管33からインキ貯溜部8に
吐出するようにしている。
【0025】タンク31およびポンプ32のそれぞれ
は、移動台34に支持され、移動台34は絞りロール4
と平行する2本のレール35に沿って移動自在に支持さ
れ、図示省略した移動装置によって移動される。
【0026】図1および図2に示すように、インキ転移
ロール3の上方には洗浄液供給管40が設けられてい
る。洗浄液供給管40にはインキ転移ロール3と絞りロ
ール4の接触部上に洗浄液を噴射する複数のノズル41
が設けられている。各ノズル41からインキ転移ロール
3と絞りロール4の接触部上に送り込まれた洗浄液は、
前記堰部材7の上昇によって両ロール3、4の両端方向
に流れてロール端から排出される。インキ転移ロール3
と絞りロール4の接触部における下方には受水樋42が
設けられ、ロールの軸端から流れ落ちる前記洗浄液はこ
の受水樋42で受けられ、回収パイプ42aから適宜に
排水される。
【0027】図5はインキ供給ユニット30のポンプ3
2の駆動を制御する制御装置を示す。この制御装置は、
インキ必要量に対応する設定値を入力する設定部51
と、ポンプ32の回転数からインキの吐出量を計測する
計量部52と、その計量部52および設定部51から出
力される二つの信号を比較する比較器53と、その比較
器53に入力された設定値と計量部52において計量し
た計量値とが一致したときポンプ32を停止する駆動部
54とから成る。
【0028】実施の形態で示す印刷機は上記の構造から
成り、印刷に際しては、印刷されるシートSの幅寸法に
応じて一対の堰部材7を位置調整し、その一対の堰部材
7の対向間隔をシートSの幅寸法にほぼ一致させること
によって、一対の堰部材7の位置をシートSの両端位置
に対応させる。
【0029】一対の堰部材7の位置調整に際しては、シ
リンダ22の作動により一対の堰部材7を図4に示すよ
うに上昇させたのち、モータ13の駆動によりねじ軸1
1を回転する。
【0030】ここで、堰部材7の位置調整に際しては、
印刷機の制御部に入力されるシートサイズのデータ信号
に基づいてモータ13を制御するようにしてもよく、あ
るいは、オペレータによりモータ13の運転を制御する
ようにしてもよい。
【0031】なお、シートSの両端位置をそれぞれセン
サーで検出し、この検出信号に基づいて、それぞれの堰
部材7を独立して移動させることによって位置調整する
ようにしてもよい。
【0032】堰部材7の位置調整後、シリンダ22の作
動により、その堰部材7を下降させて接触縁7aをイン
キ転移ロール3および絞りロール4の外周に密着させ、
一対の堰部材7の対向部間にインキ貯溜部8を形成す
る。
【0033】一方、図5に示す設定部51には1ロット
分のシートSの印刷に必要なインキ量を入力する。この
場合、印刷面積から割出されるシート一枚当りのインキ
必要量から1ロット分の枚数のシートSの印刷に必要な
インキ必要量を計算により求め、必要に応じてこれに多
少のロス量や許容量を加えた値を設定部51に入力す
る。
【0034】また、インキ必要量は、必要としたインキ
の量に関する過去のデータを利用して得るようにしても
よい。
【0035】上記のような準備作業ののち、インキ供給
ユニット30のポンプ32を駆動し、インキ供給ユニッ
ト30をレール35上で適宜移動させながらそのポンプ
32から吐出されるインキをインキ貯溜部8に適宜供給
し、そのインキ貯溜部8に所要量のインキを貯溜した状
態で版胴1、圧胴2、インキ転移ロール3および絞りロ
ール4を図2の矢印方向に回転し、インキ転移ロール3
から版胴1上の印版にインキが転移供給されると、版胴
1と圧胴2間にシートSを送り込んで印刷を開始する。
【0036】インキ供給ユニット30のポンプ32から
インキ貯溜部8に供給されるインキの供給量は計量部5
2において計量される。
【0037】計量部52において計量される計量値は比
較器53に出力され、比較器53は計量部52から入力
される信号と設定部51に入力されたインキ必要量に対
応する設定値との比較を行ない、両値が一致すると、ポ
ンプ32停止用の信号を駆動部54に出力し、駆動部5
4は比較器52から入力されるこの停止信号によってポ
ンプ32を停止させる。
【0038】なお、1ロット分のシートSの枚数を印刷
中に変更する場合には、その変更枚数に応じて、設定部
51の設定値を適宜補正すればよい。
【0039】インキ供給ユニット30からインキ貯溜部
8に供給されるインキの供給量は1ロット分の枚数のシ
ートSの印刷に必要なインキ量であり、前記ポンプ32
の停止によってもインキ貯溜部8にはインキが貯溜され
ており、その貯溜インキによって印刷は継続される。
【0040】1ロット分のシートSが版胴1と圧胴2間
に送り込まれて印刷が終了すると、インキ供給ユニット
30からインキ貯溜部8に供給されたインキの殆どは印
刷によって消費され、極く僅かな量のインキがインキ貯
溜部8やインキ転移ロール3や絞りロール4の外周に付
着する状態で残るのみであるので、インキを回収する必
要はない。
【0041】なお、インキ供給ユニット30全体を上下
動できる機構を付与し、下降時にインキ供給管33の先
端をインキ貯溜部8の残存インキ中に臨ませた状態でポ
ンプ32を逆転させてタンク31内に吸引し、回収する
ようにしてもよい。
【0042】たとえ、このようにしてインキを回収する
としても、残存インキはきわめて少量であるため、短時
間で回収できる。
【0043】次に、洗浄液供給管40に洗浄液を供給
し、ノズル41から両ロール3、4の接触部上に噴射さ
れる洗浄液によってインキ転移ロール3および絞りロー
ル4を洗浄する。
【0044】洗浄排液は一対の堰部材7の上昇によって
インキ転移ロール3および絞りロール4の軸端から受水
樋42上に排水し、回収パイプ42aによって図示省略
した回収タンク内に導くようにする。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、一
対の堰部材間においてインキ転移ロールと絞りロールの
接触部上に形成されたインキ貯溜部に1ロット分のシー
トの印刷に必要な量のインキを供給するようにしたの
で、印刷終了後における残存インキ量の減少化を図るこ
とができるため、残存インキの回収を行なう必要がな
く、回収時間を省くことができる。たとえ、残存インキ
を回収するとしてもきわめて短時間に回収することがで
きる。
【0046】また、印刷後にインキはインキ転移ロール
および絞りロールの外周面上にシートの幅寸法に対応す
る長さでもって残るだけであるため、ロールの軸方向全
長にわたってインキが残る従来の印刷機に比較してイン
キの残量が少なく、インキロスの減量化を図ることがで
きる。
【0047】さらに、インキ転移ロールと絞りロールの
両端部辺りのインキ転移に関係のない箇所にはインキが
付着しないので、両ロールの回転時にインキが飛散する
ことがきわめて少なく、装置の汚れを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る方法の実施に直接使用する印刷
機の正面図
【図2】図1に示す印刷機の縦断側面図
【図3】図1に示す印刷機の縦断正面図
【図4】図1に示す印刷機のロール洗浄時の状態を示す
縦断側面図
【図5】図1に示すポンプの制御装置を示すブロック回
路図
【符号の説明】
1 版胴 2 圧胴 3 インキ転移ロール 4 絞りロール 7 堰部材 8 インキ貯溜部 30 インキ供給ユニット 51 設定部 52 計量部 53 比較器 54 駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月27日(2000.3.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 印刷機におけるインキ供給装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、段ボールシート等のシ
ートに印刷を施す印刷機のインキ供給装置に関するもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この発明の課題は、インキロスの減量化を
図ると共に、これによって必ずしもインキの回収を必要
とせず、さらに、装置の汚れ防止を図ることができる印
刷機のインキ供給装置を提供することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、版胴と、その版胴に対向配
置した圧胴と、前記版胴に対して接触離反可能に設けら
れたインキ転移ロールと、このインキ転移ロールと接触
する状態で回転してインキ量の絞り調整を行なう絞りロ
ールと、前記インキ転移ロールおよび絞りロールのそれ
ぞれの外周面の接触によってその両ロールの接触面上に
インキ貯溜部を形成すると共に、印刷されるシートの両
端位置に応じて両ロールの軸方向に位置調整可能な一対
の堰部材と、前記インキ貯溜部の上方からそのインキ貯
溜部にインキを供給するインキ供給ユニットと、そのイ
ンキ供給ユニットの駆動部を制御する制御装置とを備え
た印刷機におけるインキ供給装置において、前記制御装
置が、1ロット分のシートの印刷に必要なインキ必要量
を設定値として設定する設定部と、前記インキ供給ユニ
ットからのインキ供給量を計量する計量部と、前記設定
値と前記計量値とを比較し、両値が一致したときインキ
供給ユニットの駆動部へインキ供給を停止する信号を発
生する比較器とを備えて成る構成を採用したのである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記のように構成すれば、位置調整された
一対の堰部材の対向部間に形成されたインキ貯溜部に1
ロット分のシートの印刷に必要な量のインキを供給する
ことができるので、印刷終了後にはインキ転移ロールや
絞りロールの外周の一対の堰部材の対向間のみにインキ
が薄膜状に残るのみであ、必ずしもインキを回収する
必要はなく、たとえ一対の堰部材の対向間にわずかに残
るインキを回収するとしても短時間に回収することがで
きる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施の形態で示す印刷機のインキ供給装置
は上記の構造から成り、印刷に際しては、印刷されるシ
ートSの幅寸法に応じて一対の堰部材7を位置調整し、
その一対の堰部材7の対向間隔をシートSの幅寸法にほ
ぼ一致させることによって、一対の堰部材7の位置をシ
ートSの両端位置に対応させる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴と、その版胴に対向配置した圧胴
    と、前記版胴に対して接触離反可能に設けられたインキ
    転移ロールと、このインキ転移ロールと接触する状態で
    回転してインキ量の絞り調整を行なう絞りロールと、前
    記インキ転移ロールおよび絞りロールのそれぞれの外周
    面の接触によってその両ロールの接触面上にインキ貯溜
    部を形成すると共に、両ロールの軸方向に位置調整可能
    な一対の堰部材と、前記インキ貯溜部の上方からそのイ
    ンキ貯溜部にインキを供給するインキ供給ユニットとを
    備え、印刷されるシートの両端位置に応じて前記堰部材
    を位置調整し、その堰部材の対向部間に形成されたイン
    キ貯溜部に前記インキ供給ユニットからインキを供給し
    て印刷を開始し、前記インキ供給ユニットからのインキ
    供給量を計量部で計量し、その計量値と、1ロット分の
    シートの印刷に必要なインキ必要量として設定部に入力
    された設定値とを比較器で比較して両値が一致したとき
    インキ供給ユニットからのインキの供給を停止するよう
    にした印刷機におけるインキ供給方法。
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