JP2948570B1 - 段ボールシート印刷機 - Google Patents

段ボールシート印刷機

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JP2948570B1
JP2948570B1 JP11290398A JP11290398A JP2948570B1 JP 2948570 B1 JP2948570 B1 JP 2948570B1 JP 11290398 A JP11290398 A JP 11290398A JP 11290398 A JP11290398 A JP 11290398A JP 2948570 B1 JP2948570 B1 JP 2948570B1
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市郎 村川
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株式会社梅谷製作所
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Abstract

【要約】 【課題】 アニロックスロール上のインキを均一に絞
り、且つ該ロールの洗浄を短時間で行う。 【解決する手段】 アニロックスロール1に対するイン
キ絞り装置3は、アニロックスロール1に該ロールの印
刷時の回転方向に対して食い込み姿勢で接触可能なドク
ターブレード31と、アニロックスロール1に沿って配備
されドクターブレード31を支持し該ブレードとアニロッ
クスロール1と一対の堰部材35、35とによってインキ溜
め30を形成する土手部材32と、ドクターブレード31をア
ニロックスロール1に押圧する押圧シリンダ装置9を有
し、該押圧シリンダ装置9は、印刷中及びアニロックス
ロール1の洗浄時には、ドクターブレード31をアニロッ
クスロール1に押圧する回路に連繋され、ドクターブレ
ード31はアニロックスロール1の洗浄時に、アニロック
スロール1上の洗浄液を掻き取る役割を兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、段ボールシート印刷機
に関し、版胴と接触回転するアニロックスロールを介し
て版胴に適正量のインキ供給を行うことが可能な印刷機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールシートの印刷機は、粘度が高く
遅乾性であるインキを使用するプリスロ印刷機、粘度が
低く速乾性であるインキを使用するフレキソ印刷機及び
出願人が以前提案した、この両者の利点である速乾性で
あり且つ印刷面に艶のある特性のインキを使用する印刷
機(特開平3−183549号)の3種類が実施されてい
る。
【0003】上記出願人の提案した印刷機は、図5に示
す如く、表面に微細な凹部を斑なく有し、版胴(2)に接
触離間可能に配備されたアニロックスロール(1)に対し
て、該ロールの全長に亘ってドクターブレード(31)を当
て、アニロックスロール(1)に対向してインキ噴霧装置
(4a)を配備している。インキ噴霧によりインキを直接に
アニロックスロール(1)に噴霧し、滴り落ちたインキを
ドクターブレード(31)で受け止める様になっている。イ
ンキ替えの際にインキを無駄に棄てる量を少なくするた
めに、アニロックスロール(1)に対するインキ噴霧は必
要最小限に留めている。
【0004】図6は、上記装置の変形であって、アニロ
ックスロール(1)に対向してゴムロール(3a)を接触して
配備し、両ロール間に位置するインキ供給ノズル(42a)
からのインキ供給によって、ロール(1)(3a)間にインキ
を溜め、ゴムロール(3a)による絞り作用により、アニロ
ックスロール(1)表面の余分のインキを絞り取ってい
る。
【0005】上記図5及び図6の印刷機は、フレキソ印
刷機の様に、インキの固化を防止するためにインキを絶
えず循環させておく必要がなく、インキ循環のための装
置が不要であり、印刷機の構成を簡素化できる。又、イ
ンキの性状により、インキ乾燥が速いこと、インキ印刷
面に艶がでる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5、図6
の印刷機で使用するインキは、フレキソインキに比べる
と粘度が高いので、アニロックスロール(1)から余分の
インキを掻き取る際に、掻き取り残しが生じて、アニロ
ックスロール(1)の凹部以外の平坦面に薄層状にインキ
が残ってしまい余分に版胴(2)へ供給されてしまう問
題、インキの供給斑が生じて印刷面が均一に仕上がらな
い問題、インキ替えの際のアニロックスロール(1)の洗
浄に関する問題があった。
【0007】図5の印刷機は、ドクターブレード(31)は
アニロックスロール(1)との間にインキ受けを形成する
ために、アニロックスロール(1)の回転に逆らわない角
度に配備されており、アニロックスロール(1)表面のイ
ンキを掻き取る力(絞り力)が弱く、アニロックスロール
(1)表面の凹部以外の平坦面上に層状にインキが残って
しまい、且つこのインキ層の厚みが均一でなく、必要以
上のインキがアニロックスロール(1)から版胴(2)に供
給され、又、部分的にインキ供給量に斑が生じる。又、
インキの噴射量を調整して、アニロックスロール(1)と
ドクターブレードとの間には出来るだけインキを溜めな
い様になっているが、ある程度の量のインキが溜まるこ
とは避けられず、インキ替えの際に、この残存インキを
洗浄液で洗い流す無駄と、洗浄時間が長くかかる問題が
ある。
【0008】図6の印刷機は、アニロックスロール(1)
に押圧接触したゴムロール(3a)が弾性変形してアニロッ
クスロールに面接触するため、インキの掻き取り力が弱
まり、やはりアニロックスロール(1)表面の凹部以外の
平坦面上に層状に不均一にインキが残ってしまう。又、
アニロックスロール(1)と前後に対向してゴムロール(3
a)を配備せねばならず、印刷機の前後機長が大きくなっ
てしまうばかりではなく、インキの絞り効果を高めるた
めに、アニロックスロール(1)とゴムロール(3a)の周速
を変え、且つ、アニロックスロール(1)の回転速度を変
化させても、ゴムロール(3a)との周速比を維持する様に
回転駆動系を構成せねばならず、回転駆動系の構造が複
雑になり、コスト高を招来する。更に、ロール洗浄用の
ドクターナイフ(3b)をゴムロール(3a)に当てているた
め、ゴムロール(3a)の損傷が早まる問題がある。又、ロ
ール(1)(3a)間のインキ溜まりの底形状は、ロールの周
面に対応しているが、インキ供給ノズル(42a)の下端の
形状をインキ溜まりの底形状に対応させることは難し
く、インキを吸引回収してもインキ溜まりの底部にはど
うしてもインキが残存し、これを洗浄液によって洗い流
す無駄が生じる。又、洗浄の際に回収しきれない洗浄廃
液がインキ溜まりの底部に残存し、これが次に供給され
るインキに混ざってしまう不都合が生じていた。本発明
は、上記問題を解決した印刷機を明らかにするものであ
る。
【0009】本発明の印刷装置は、表面に微細な凹部を
斑なく有し版胴(2)に接触離間可能に配備されたアニロ
ックスロール(1)と、該アニロックスロールに接触離間
可能に対向配備されたインキ絞り装置(3)と、アニロッ
クスロール(1)とインキ絞り装置(3)との間に形成され
るインキ溜め(30)へインキを供給するインキ供給装置
(4)と、インキ溜め(30)のインキを吸引によって回収す
るインキ回収装置(8)とによって構成され、インキ絞り
装置(3)は、アニロックスロール(1)に該ロールの印刷
時の回転方向に対して逆らう角度で先端を斜め上向きに
して接触可能であり硬質であるがアニロックスロール
(1)の表面よりも軟質のドクターブレード(31)と、アニ
ロックスロール(1)に沿って配備されドクターブレード
(31)を支持し該ドクターブレード(31)とアニロックスロ
ール(1)と一対の堰部材(35)(35)とによってインキ溜め
(30)を形成する土手部材(32)と、ドクターブレード(31)
をアニロックスロール(1)に押圧するシリンダ装置(9)
を有し、該シリンダ装置(9)は、少なくとも印刷中及び
アニロックスロール(1)の洗浄時には、ドクターブレー
ド(31)をアニロックスロール(1)に押圧する様に制御さ
れており、ドクターブレード(31)は印刷中のインキ絞り
と、洗浄時のアニロックスロール(1)上のインキ及び洗
浄液の掻取りを兼用できる。
【0010】インキ絞り装置(3)のインキ溜め(30)とな
る面には、撥水性の表面処理を施すことが望ましい。
【0011】
【作用及び効果】アニロックスロール(1)、ドクターブ
レード(31)、土手部材(32)及び2つの堰部材(35)(35)に
よってインキ溜め(30)が形成され、インキ供給装置(4)
から供給されたインキが該インキ溜め(30)に溜まる。ア
ニロックスロール(1)の回転により、インキ溜め(30)の
インキがアニロックスロール(1)の表面に付着し、ドク
ターブレード(31)を通過するとき、該ドクターブレード
(31)によって余分のインキが掻き取られる。
【0012】ドクターブレード(31)は、アニロックスロ
ール(1)の回転に逆らう様に該ロールに当たっており、
しかも、シリンダ装置(9)によってアニロックスロール
(1)に付勢されているため、アニロックスロール(1)の
回転速度の大小に関わらず、アニロックスロール(1)の
凹部以外の平坦面上のインキも斑なく掻き落とすことが
でき、アニロックスロール(1)から必要以上のインキが
版胴(2)に供給されることはなく、美しい印刷が望め
る。
【0013】インキ替えの際には、インキ溜め(30)のイ
ンキをインキ回収装置(8)により吸引して回収する。次
に、インキ絞り装置(3)及びアニロックスロール(1)を
洗浄する。
【0014】インキ絞り装置(3)のドクターブレード(3
1)をアニロックスロール(1)に当てたまま、該アニロッ
クスロール(1)を回転させる。アニロックスロール(1)
に直接に或いは間接的に噴射されて、ロール表面を洗い
流した洗浄液は、ドクターブレード(31)によって綺麗に
掻き落とされる。インキ溜め(30)のインキは洗浄前に吸
引回収されており、インキ溜め(30)の内面を濡らす程度
残っているに過ぎないため、少量の洗浄液の噴射でイン
キ絞り装置(3)及びアニロックスロール(1)の洗浄が短
時間で終了する。従って、インキを無駄に洗い流す量
も、無視できる程度の少量で済む。アニロックスロール
(1)の洗浄中、アニロックスロール(1)は回転を持続し
ているから、アニロックスロール(1)とドクターブレー
ド(31)或いは、アニロックスロール(1)とゴムロール(6
1)との接触部に線状に洗浄廃液が残ることはない。
【0015】インキ絞り装置(3)のインキ溜め(30)とな
る面に、撥水性の良い表面処理を施しておけば、インキ
の吸引回収の際に、インキ溜め(30)内面に付着してイン
キが残ることを可及的に少なくできる、又、洗浄の際の
液切れがよく、洗浄効率を高め、且つ布でふき取る必要
もない。
【0016】上記の如く、アニロックスロール(1)に、
該ロールの回転に逆らう方向から接するドクターブレー
ド(31)は、アニロックスロール(1)上のインキを絞ると
共にアニロックスロール(1)の洗浄の際には、該ロール
上の洗浄廃液を掻き落とす作用もなすため、インキ絞り
機構と洗浄機構の構成が簡素化できる。アニロックスロ
ール(1)はドクターブレード(31)よりも硬質であり、ド
クターブレード(31)がアニロックスロール(1)に押圧接
触しても、アニロックスロール(1)の損傷を早めること
を抑えることができる。
【0017】又、図6に示す様な、インキ絞り用のゴム
ローラ(3a)は存在しないので、該ゴムローラ(3a)とアニ
ロックスロール(1)とを連動させる複雑な回転駆動系は
必要とせず、アニロックスロール(1)の回転駆動系の構
成を簡素化でき、又、印刷機の機長を短くできる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、単位印刷ユニットを示し
ており、この単位ユニットをレール(図示せず)上に並べ
て多色刷りの印刷機が構成される。単位印刷ユニット内
の版胴(2)が反時計方向に回転し、段ボールシートが該
版胴(2)の下方を左側から右側に通過することによっ
て、印刷がなされる。以下の説明で、前とは段ボールシ
ートの進行方向を指す。単位印刷ユニットのフレームは
前後面が開口しており、左右一対の壁板(7)(図面では
奥側と手前側に位置しており、奥側の壁板のみを示して
いる)間に、版胴(2)、該版胴(2)の上方に版胴(2)に
接触離間可能にアニロックスロール(1)、前方から該ア
ニロックスロール(1)に対向してインキ絞り装置(3)及
び該アニロックスロール(1)の上方にアニロックスロー
ル洗浄装置(6)が配備されている。
【0019】アニロックスロール(1)は時計方向に回転
するものであって、公知の如く、セラミックス製の硬質
周面の全面に微細な凹部が密なるピッチで規則的に形成
されている。アニロックスロール(1)を版胴(2)に接触
離間させる機構については、公知であるので省略する。
【0020】図3に示す如く、インキ絞り装置(3)は、
両壁板(7)間を前後に移動可能なステー(34)上に、アニ
ロックスロール(1)に対向させたドクターブレード(31)
を土手部材(32)を介して取り付けて構成されている。土
手部材(32)はステー(34)の後面に突設したブラケット(3
6)に、枢軸(36a)を中心に後方から下方に向けて90゜反
転可能に支持されている(図2参照)。土手部材(32)及び
ドクターブレード(31)はアニロックスロール(1)と同じ
長さであって、ドクターブレード(31)は、起立姿勢の土
手部材(32)に、鉛直面に対して45゜の角度を成し、斜め
上向きの姿勢でアニロックスロール(1)の回転中心より
も少し上位置に接触可能に取り付けられている。ドクタ
ーブレード(31)は押え部材(33)のネジ止めによって、土
手部材(32)に固定され、押え部材(33)を緩めると、ドク
ターブレード(31)の交換ができる。
【0021】土手部材(32)の両端面に、ドクターブレー
ド(31)の端部に被さりアニロックスロール(1)の端部周
面及び端面に摺接する一対の板状の堰部材(35)をボルト
(35a)によって固定されている。堰部材(35)の上端は土
手部材(32)の上端高さに達しており、アニロックスロー
ル(1)、土手部材(32)、ドクターブレード(31)及び堰部
材(35)によってインキ溜め(30)が形成される。土手部材
(32)のアニロックスロール(1)に向く面は、上部が垂直
面(32a)、下部が前記ドクターブレード(31)の傾斜と対
称的な傾斜面(32b)となっている。上記土手部材(32)の
垂直面(32a)、傾斜面(32b)及び堰部材(35)、ドクターブ
レード(31)の内面には、撥水性の良い表面処理、例えば
フッ素樹脂のコーティングが施されている。
【0022】土手部材(32)の両端には、2つの反転用シ
リンダ装置(38)が連繋されており、該反転用シリンダ装
置(38)はステー(34)上に設けられ、ピストンロッド(38
a)が土手部材(32)に枢支連結(37b)されている。
【0023】前記ステー(34)両端を支持する2つのスラ
イドブロック(72)は、壁板(7)内面に前後方向に開設し
たガイド溝(71)にスライド可能に係合し、押圧シリンダ
装置(9)が連繋されている。該押圧シリンダ装置(9)
は、前記土手部材(32)の下方位置にて壁板(7)に固定さ
れ、スライドブロック(72)から垂下した取付板(73)にピ
ストンロッド(91)を連結している。
【0024】押圧シリンダ装置(9)の下方に、上記取付
板(73)に当たってインキ絞り装置(3)の後退位置を規制
するストッパ(92)が設けられている。ストッパ(92)はネ
ジ軸にて形成され、壁板(7)に固定した支持ブロック(9
3)に螺合され、インキ絞り装置(3)の後退位置を微調整
できる。押圧シリンダ装置(9)によって、起立姿勢のイ
ンキ絞り装置(3)をアニロックスロール(1)に接近させ
たとき、ドクターブレード(31)がアニロックスロール
(1)を押圧する様に、ストッパ(92)を調整しておく。
【0025】押圧シリンダ装置(9)によって、インキ絞
り装置(3)を前進させ、ドクターブレード(31)がアニロ
ックスロール(1)から離間した状態で、前記反転用シリ
ンダ装置(38)を動作させると、図2の如く、インキ絞り
装置(3)は強制的に90゜下向きに反転させられる。
【0026】押圧シリンダ装置(9)は、単独スイッチに
よって、作動させることができるが、インキ絞り装置
(3)をアニロックスロール(1)に接しておかねばならな
いとき、即ち、インキ溜め(30)へインキを供給すると
き、印刷中及びアニロックスロール(1)の洗浄時に、押
圧シリンダ装置(9)がインキ絞り装置(3)をアニロック
スロール(1)側に押圧する様に働く回路(図示せず)に連
繋されている。即ち、少なくとも、印刷中と、アニロッ
クスロール(1)の洗浄時には、ドクターブレード(31)は
アニロックスロール(1)を押圧したままである。
【0027】ステー(34)の前面に複数のブレード押え圧
調節シリンダ装置(37)が略等間隔に設けられ、各ブレー
ド押え調節圧シリンダ装置(37)のピストンロッド(37a)
はステー(34)を前後にスライド可能に貫通して、前記土
手部材(32)の前面に当たっている。ブレード押え圧調節
シリンダ装置(37)は、空気圧の調整によってインキ絞り
装置(3)のアニロックスロール(1)への押圧力を調整す
るものであり、前記の如く、押圧シリンダ装置(9)によ
ってアニロックスロール(1)に押圧しているドクターブ
レード(31)のアニロックスロール(1)に対する押圧力
は、ブレード押え圧調整シリンダ装置(37)によって、最
適に調整できる。
【0028】図1に示す如く、インキ絞り装置(3)の上
方にインキ供給装置(4)が配備される。インキ供給装置
(4)は、実施例ではインキ回収装置(8)を兼用してお
り、真空・加圧ボックス(41)内に収容したインキタンク
(図示せず)からチューブ(43)を加圧ボックス(41)外に引
き出し、インキ溜め(30)の上方に昇降可能に配備した1
又は複数、実施例では2本の丸パイプ状のインキ供給・
回収ノズル(42)に接続して構成される。
【0029】真空・加圧ボックス(41)内に圧縮空気を供
給して加圧すれば、ノズル(42)からインキが供給され
る。ノズル(42)を下降させ、ボックス(41)内を吸引して
負圧にすれば、インキ溜め(30)内のインキが真空・加圧
ボックス(41)内のインキタンクに吸引回収される。イン
キ供給・回収ノズル(42)の下端は、前後から45゜の角
度でカットされて尖っており、下降位置にて、インキ溜
め(30)のドクターブレード(31)と、土手部材(32)の傾斜
面壁(32b)が成す90゜のV型底部に接する。ノズル(42)
の昇降駆動装置(図示せず)は、シリンダ装置によるも
の、ラックとピニオンの組み合わせによるもの等、構成
は問わない。上記インキ供給装置(4)は、アニロックス
ロール(1)に沿って横方向に往復移動可能に配備されて
いる。
【0030】インキ絞り装置(3)の下方には洗浄装置
(5)が配備される。洗浄装置(5)は、上記反転姿勢のイ
ンキ絞り装置(3)のドクターブレード(31)と土手部材(3
2)の垂直面(32a)及び傾斜面(32b)に洗浄液を噴射する洗
浄液噴射ノズル(52)である。洗浄液噴射ノズル(52)は、
アニロックスロール(1)と平行に配備したパイプに噴射
孔を開設して形成されている。
【0031】前記インキ供給・回収ノズル(42)の上方
に、インキ溜め(30)へ水を滴下してインキの粘度を調整
するための水供給ノズル(51)が配備される。
【0032】アニロックスロール洗浄装置(6)は、アニ
ロックスロール(1)の上方に位置するゴムロール(61)
と、該ゴムロール(61)の上方に位置する掻き取りロール
(62)と、該掻き取りロール(62)に当接可能なドクターナ
イフ(66)と、掻き取りロール(62)に洗浄液を噴射する洗
浄液供給ノズル(64)とによって構成される。掻き取りロ
ール(62)は定位置にて回転可能に軸承されているが、ゴ
ムロール(61)は、版胴(2)から離間した位置のアニロッ
クスロール(1)及び掻き取りロール(62)の両ロール(1)
(62)に対して、前方から平行に接触離間可能に配備され
ている。ゴムロール(61)の両端には、該ゴムロール(61)
を前後に移動させるシリンダ装置(図示せず)が連繋され
ている。
【0033】ドクターナイフ(66)は、フレームに垂直面
内で回動可能に枢支されたアーム(63)に取り付けられ、
掻き取りロール(62)の回転中心より下方且つ後方位置の
周面に当接している。アーム(63)を後方に強制回転すれ
ば、ドクターナイフ(66)を掻き取りロール(62)から離間
させることができる。ドクターナイフ(66)の下方には、
洗浄廃液を受ける受け皿(65)が配備されている。
【0034】次に、上記印刷機の使用法及び動作につい
て説明する。印刷時 アニロックスロール洗浄装置(6)のゴムロール(61)は前
進位置に待機している。インキ絞り装置(3)は起立し
て、ドクターブレード(31)をアニロックスロール(1)に
当接させている。アニロックスロール(1)、ドクターブ
レード(31)、土手部材(32)及び一対の堰部材(35)とによ
って形成されるインキ溜め(30)に、インキ供給・回収ノ
ズル(42)からインキを供給する。インキの供給は、液面
高さがドクターブレード(31)の上端を越え、堰部材(35)
および土手部材(32)の上端を越えない様に自動制御され
る。アニロックスロール(1)を版胴(2)に接触させる。
アニロックスロール(1)を版胴(2)へ移動させても、イ
ンキ絞り装置(3)はシリンダ装置(9)によってアニロッ
クスロール(1)側に付勢されているため、ドクターブレ
ード(31)がアニロックスロール(1)から離れることはな
い。
【0035】アニロックスロール(1)の回転により、イ
ンキ溜め(30)のインキが該ロールの表面に付着し、ドク
ターブレード(31)を通過するとき、該ドクターブレード
(31)によって余分のインキが掻き取られる。ドクタ
ーブレード(31)は、アニロックスロール(1)の回転
に逆らう様に該ロールに当たっており、しかも、シリン
ダ装置(37)によってアニロックスロール(1)に付勢され
ているため、アニロックスロール(1)の凹部以外の平坦
面上のインキを強力に掻き落とすことができ、アニロッ
クスロール(1)から必要以上のインキを版胴(2)に供給
することがなく、美しい印刷が望める。ブレード押え圧
調整シリンダ装置(37)に対するエアー圧の調整により、
アニロックスロール(1)に対するドクターブレード(31)
の押圧力を調整できる。即ち、アニロックスロール(1)
上のインキの絞りを最適に加減できる。
【0036】インキ替え インキ替えの際には、インキ供給・回収ノズル(42)を下
降させ、インキ溜め(30)のインキを、真空・加圧ボック
ス(41)内のインキタンクに回収する。インキの回収は、
負圧による吸引で行っており、又、ノズル(42)の下端
は、インキ溜め(30)の90゜を成すV型底部の形状に対
応しているため、インキ溜め(30)内のインキのほぼ全量
を高速で回収できる。
【0037】アニロックスロールの洗浄 アニロックスロール(1)をドクターブレード(31)との接
触を保った状態で、版胴(2)から離間させる。ゴムロー
ル(61)を後退させて、アニロックスロール(1)及び掻き
取りロール(62)に接触させる。洗浄液供給ノズル(64)か
ら、掻き取りロール(62)に洗浄液を噴射しつつ、アニロ
ックスロール(1)を時計方向に回転駆動する。洗浄液
は、掻き取りロール(62)からゴムロール(61)、ゴムロー
ル(61)からアニロックスロール(1)へ滑り落ちてアニロ
ックスロール(1)の表面を洗浄する。又、アニロックス
ロール(1)からインキ溜め(30)へ洗浄液が流れ込み、こ
の洗浄液が更にアニロックスロール(1)表面のインキを
洗い流し、ドクターブレード(31)がこれを綺麗に掻き取
る。インキ溜め(30)のインキは洗浄前に吸引回収されて
おり、インキ溜め(30)の内面を濡らす程度残っているに
過ぎないため、少量の洗浄液の噴射でインキ絞り装置
(3)及びアニロックスロール(1)の洗浄が短時間で終了
する。従って、インキを無駄に洗い流す量も、無視でき
る程度の少量で済む。
【0038】ゴムロール(61)はアニロックスロール(1)
との摩擦によって反時計方向に、掻き取りロール(62)は
ゴムロール(61)との摩擦によって時計方向に夫々回転す
る。アニロックスロール(1)表面の洗浄による濡れは、
ゴムロール(61)に吸収され、これが掻き取りロール(62)
に移ってドクターナイフ(66)で掻き落とされて、受け皿
(65)に溜まる。掻き取りロール(62)には洗浄液供給ノズ
ル(64)からの洗浄液がかかって、洗浄される。アニロッ
クスロール(1)が数回回転すれば、アニロックスロール
(1)の表面はほぼ完全に洗浄できる。アニロックスロー
ル(1)の洗浄中、アニロックスロール(1)は回転を持続
しているから、アニロックスロール(1)に接しているド
クターブレード(31)やゴムロール(61)との接触部に線状
に洗浄廃液が残ることはない。ドクターナイフ(66)を掻
き取りロール(62)から離間させ、ゴムロール(61)をアニ
ロックスロール(1)と掻き取りロール(62)から離間させ
る。
【0039】インキ絞り装置の洗浄 前後動用シリンダ装置(9)によって、インキ絞り装置
(3)を前進させ、ドクターブレード(31)をアニロックス
ロール(1)から離間させる。このとき、ドクターブレー
ド(31)から溢れた洗浄廃液が、下方の受け皿(53)に排出
される。反転用シリンダ装置(38)によって、インキ絞り
装置(3)を反転させる。ドクターブレード(31)と土手部
材(32)との間に溜まっていた洗浄廃液が、受け皿(53)に
排出される。洗浄液噴射ノズル(52)から、インキ絞り装
置(3)のドクターブレード(31)内面と、土手部材(32)の
垂直面(32a)及び傾斜面(32b)に洗浄液が噴射される。上
記インキ絞り装置(3)の内面は、撥水性の良い表面処理
が施されて水切れがよいので、布でふき取る必要はな
い。
【0040】リセット 反転用シリンダ装置(38)によってインキ絞り装置(3)を
起立させ、前後動用シリンダ装置(9)によってインキ絞
り装置(3)をアニロックスロール(1)に接近させる。ブ
レード押えシリンダ装置(37)によって土手部材(32)を押
圧し、ドクターブレード(31)をアニロックスロール(1)
に押圧接触させる。インキ供給装置(4)からインキ溜め
(30)にインキを供給する。アニロックスロール(1)を版
胴(2)に接触させる。
【0041】インキ絞り装置のメンテナンス 前後動用シリンダ装置(9)によって、インキ絞り装置
(3)を前進させ、フレームの開放の前面から、必要箇所
のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0042】本発明の実施に際し、インキ供給とインキ
回収は別個の装置で構成してもよく、又、インキ回収装
置は、吸引による回収であれば、チュービングポンプ方
式によるもの等、構成は限定されない。又、受け皿(53)
(65)に溜まった洗浄廃液は、処理槽に導いて必要に応じ
て処理した後、下水に流せばよい。更に、インキ絞り装
置(3)の洗浄装置(5)及びアニロックスロール(1)の洗
浄装置(6)は、上記実施例のものに限定されることはな
く、インキ絞り装置(3)、アニロックスロール(1)をイ
ンキの色替えに支障のない様に洗浄できるものであれ
ば、構成を問わない。
【0043】例えば、図4の二点鎖線で示す如く、イン
キ供給・回収ノズルを(42)(42)に隣接して、該ノズルと
は別系統の洗浄廃液吸引回収ノズル(54)(54)を昇降可能
に設け、インキ絞り装置(3)の洗浄時には、インキ絞り
装置(3)を下向きに反転させない状態で、アニロックス
ロール洗浄装置(6)の洗浄液供給ノズル(64)とは別個に
設けた洗浄液供給ノズル(図示せず)から洗浄液をインキ
溜め(30)へ噴射して洗浄し、前記洗浄廃液吸引回収ノズ
ル(54)(54)を下降させて、インキ溜め(30)に溜まった洗
浄廃液を吸引回収することもできる。この場合、インキ
絞り装置(3)の反転機構、洗浄液噴射ノズル(52)及び受
け皿(53)を省略できる。又、アニロックスロール洗浄装
置(6)の洗浄液供給ノズル(64)の噴射範囲がインキ溜め
(30)に及ぶ場合、該洗浄液供給ノズル(64)をインキ絞り
装置(3)の洗浄に共用することが出来、インキ絞り装置
(3)専用の洗浄ノズルは必ずしも必要ではない。
【0044】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】インキ絞り装置がアニロックスロールに接して
いる状態の印刷機の概略説明図である。
【図2】インキ絞り装置が下向き反転した状態の概略説
明図である。
【図3】インキ絞り装置の説明図である。
【図4】インキ絞り装置の斜面図である。
【図5】出願人が以前提案した印刷機の概略説明図であ
る。
【図6】同上の変形の印刷機の概略説明図である。
【符号の説明】
(1) アニロックスロール (2) 版胴 (3) インキ絞り装置 (30) インキ溜め (31) ドクターブレード (32) 土手部材 (35) 堰部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 31/08 B41F 31/04 B41F 31/20 B41F 35/00 B41F 35/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に微細な凹部を斑なく有し版胴(2)
    に接触離間可能に配備されたアニロックスロール(1)
    と、該アニロックスロールに接触離間可能に対向配備さ
    れたインキ絞り装置(3)と、アニロックスロール(1)と
    インキ絞り装置(3)との間に形成されるインキ溜め(30)
    へインキを供給するインキ供給装置(4)と、インキ溜め
    (30)のインキを吸引によって回収するインキ回収装置
    (8)とによって構成され、インキ絞り装置(3)は、アニ
    ロックスロール(1)に該ロールの印刷時の回転方向に対
    して逆らう角度で先端を斜め上向きにして接触可能であ
    り硬質であるがアニロックスロール(1)の表面よりも軟
    質のドクターブレード(31)と、アニロックスロール(1)
    に沿って配備されドクターブレード(31)を支持し該ドク
    ターブレード(31)とアニロックスロール(1)と一対の堰
    部材(35)(35)とによってインキ溜め(30)を形成する土手
    部材(32)と、ドクターブレード(31)をアニロックスロー
    ル(1)に押圧するシリンダ装置(9)を有し、該シリンダ
    装置(9)は、少なくとも印刷中及びアニロックスロール
    (1)の洗浄時には、ドクターブレード(31)をアニロック
    スロール(1)に押圧する様に制御されており、ドクター
    ブレード(31)は印刷中のインキ絞りと、洗浄時のアニロ
    ックスロール(1)上のインキ及び洗浄液の掻取りを兼用
    することを特徴とする段ボールシート印刷機。
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