JPH08244213A - グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置 - Google Patents

グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置

Info

Publication number
JPH08244213A
JPH08244213A JP7727195A JP7727195A JPH08244213A JP H08244213 A JPH08244213 A JP H08244213A JP 7727195 A JP7727195 A JP 7727195A JP 7727195 A JP7727195 A JP 7727195A JP H08244213 A JPH08244213 A JP H08244213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate cylinder
cleaning
cylinder
plate
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7727195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Takahara
一行 高原
Tadao Sasahara
忠雄 笹原
Masayuki Saito
政幸 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP7727195A priority Critical patent/JPH08244213A/ja
Publication of JPH08244213A publication Critical patent/JPH08244213A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファニシャローラを併用する場合の版胴およ
びファニシャローラの自動洗浄を同時に行ない得るグラ
ビア印刷機の版胴自動洗浄装置を提供する。 【構成】 電動により調整および設定可能な版胴に対す
る位置決め機構を有した揺動手段と可変速電動機を有し
た駆動手段とを具備されたファニシャローラと、版面に
洗浄液を散布する複数の洗浄ノズルと、電磁弁を介して
洗浄ノズルに接続され洗浄液が貯蔵される洗浄液タンク
と、複数の洗浄ノズルが往復運動される両ロッド形エア
シリンダと、洗浄ノズルが版胴へ進退される第1のエア
シリンダとから構成されるもので、洗浄液が洗浄ノズル
から散布され、ファニシャローラを版胴と同周速に制御
されるとともに、ファニシャローラが版胴に密着され、
希釈されたインキが扱かれて、版胴とファニシャローラ
が同時に自動洗浄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラビア印刷機の版胴
自動洗浄装置に係るもので、特にファニシャローラを併
用する場合の版胴およびファニシャローラの自動洗浄を
同時に行ない得る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷機においては、外周面に凹
状セルを形成し製版された版胴が印刷ユニットに装着さ
れ、版胴にインキを付着させ、ドクターを押付けてセル
以外のインキを掻き取り、圧胴との間で通過する紙面に
セル内のインキを転移して印刷が行なわれる。近年、印
刷速度の高速化や水溶性インキの乾燥問題などから版胴
のセルを比較的浅めにする傾向にあり、このような版胴
に対してセルへのインキ付着性を向上するためファニシ
ャローラが併用されるようになっている。一方、所定量
の印刷が終了した版胴は機外へ取り外され、替わって次
に印刷する新たな版胴に交換される。この際に、インキ
の付着された版胴を洗浄する必要があり、従来は、版胴
を低速で回転させながら洗浄溶剤で濡らしウェスで拭き
取る手作業で行なわれていたが、労働安全衛生上の問題
や省力化の面、さらには、多品種小ロット印刷の増加に
よる版胴交換、すなわち、版胴洗浄の頻度が多くなり生
産性向上の面などから版胴洗浄の自動化が要求されてい
る。
【0003】そこで、本出願人は、先に特開平3−61
542号公報のグラビア版胴の自動洗浄装置を開発し
た。この装置は、版胴外周に押付られ当接するヘラが、
異なる版胴径に応じて進退され、洗浄時以外は待機位置
に後退するように版胴の略半径方向に移動可能となり、
かつ、版胴の軸線と平行に移動されるキャリッジに具備
されるとともに、洗浄用溶剤を版胴面に散布する溶剤散
布管を備えて成り、版胴面に付着したインキが、散布さ
れる溶剤で溶解され、キャリッジを介して版胴に対して
平行に移動されるヘラによって掻き取ることができるも
のである。
【0004】また、ファニシャローラを併用する版胴に
おける洗浄装置の先行技術として、特公平5−5791
0号公報の版胴及びインキ装置の洗浄方法及び装置、実
開平6−9948号公報のファニッシャロール付版胴洗
浄機構などがある。前者は、版胴及びインキ装置を密閉
状態に覆い、洗浄液を噴射して洗浄するものである。後
者は、版胴とファニッシャロールの接合部に供給パイプ
から溶剤を滴下し、トラバス部材の移動で箆片により版
胴の表面を拭取るようにして洗浄を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の手作
業で版胴を洗浄することは、前述のように労働安全衛生
上の問題や省力化および生産性向上の面などから自動化
などによって解決されるべき課題を有しており、このた
めに本出願人は、上記の特開平3−61542号公報の
グラビア版胴の自動洗浄装置を開発したのであるが、な
お、以下のような改良点を有していることが判明した。
すなわち、この装置は、ファニシャローラを併用する場
合の版胴およびファニシャローラを同時に洗浄する際に
好適であるように考慮されたものではなかった。さら
に、版胴外周に押付けたヘラが、版胴に対して平行に移
動されてインキを掻き取る際に、ゴム材からなるヘラの
先端が版胴径の如何に関わらず常に版胴面へ密着させる
ことができないために、ヘラの上部よりインキが溢れ出
しヘラの送り方向にスパイラル状のインキ筋目を残し、
不完全な洗浄となってしまう虞がある。
【0006】また、ファニシャローラ併用の版胴洗浄装
置に関する上記先行技術について、前者は、洗浄液を噴
射して洗浄するため版胴及びインキ装置を包囲して覆う
密閉装置を設ける必要が有り、開閉可能でなければなら
ず、装置全体が大掛りなものとなっている。後者は、ゴ
ム製箆片をトラバスさせて拭取るために上記と同様に箆
片から溢れたインキの筋目を残ること、溶剤供給パイプ
がファニッシャロールの支持アームに取付けて設けてい
るため印刷中のインキ飛散により細孔の目詰りを発生す
る虞があるなどの問題点を有している。
【0007】本発明は、上記の改良点および問題点を解
決するために成されたもので、ファニシャローラを併用
する場合の版胴およびファニシャローラの自動洗浄を同
時に行ない得るグラビア印刷機の版胴自動洗浄装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的が
達成されるものであって、駆動可能に軸支された版胴
と、この版胴に接離されるファニシャローラと、ドクタ
ーと、昇降機構に載置されたインキ皿とを備え、前記フ
ァニシャローラは、前記版胴に対する接近位置を電動に
より調整および設定可能な位置決め機構を有した揺動手
段と可変速電動機を有した駆動手段とを具備されたグラ
ビア印刷ユニットにおける印刷終了後に前記版胴の版面
に付着して残存するインキを洗浄するグラビア印刷機の
版胴自動洗浄装置において、前記版面に上方から洗浄液
を散布する複数の洗浄ノズルと、この洗浄ノズルより高
い位置に置き洗浄液が貯蔵され前記洗浄ノズルとの間を
電磁弁を介して配管により接続される洗浄液タンクと、
前記複数の洗浄ノズルを取着された受け台が版胴と平行
方向に往復運動を繰り返される両ロッド形エアシリンダ
と、この両ロッド形エアシリンダの取着されたベースを
介して前記洗浄ノズルが前記版胴へ向かって進退可能に
される第1のエアシリンダと、から構成され、版胴を洗
浄する際に、前記洗浄ノズルが前進し往復運動をしなが
ら、前記電磁弁を開き前記版面に散布されることによっ
て付着されたインキが希釈され、前記ファニシャローラ
を版胴と同周速になるように制御されるとともに、ファ
ニシャローラを版胴に密着するように位置決めして、フ
ァニシャローラと版胴との間で希釈されたインキが扱か
れることにより、版胴とファニシャローラとが同時に自
動洗浄されることを特徴とする。
【0009】さらに、上記のグラビア印刷機の版胴自動
洗浄装置について、前記版面に平行に押し当てられる版
面スキージと、前記第1のエアシリンダのロッドに連結
され前記版面スキージが版面に進退可能とされる第2の
エアシリンダとを設け、版面に残った洗浄液が全面に渡
って拭き取られるように成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、所定量の印刷が終了した版
胴を洗浄する際に、先ず、インキ皿がファニシャローラ
から離れる洗浄位置まで昇降機構によって下降される。
そこで、洗浄ノズルが第1のエアシリンダの作動により
版胴へ向って前進され、電磁弁を開き洗浄ノズルより高
い位置に置いた洗浄液タンクから洗浄液が自然落下で流
され、洗浄ノズルが両ロッド形エアシリンダの作動によ
り往復運動されることにより、版胴およびファニシャロ
ーラの全面長に渡って洗浄液が上方に位置する洗浄ノズ
ルから散布され付着されたインキが希釈される。そし
て、版胴に対し電動による位置決め機構を有した揺動手
段と可変速電動機を有した駆動手段とを具備されたファ
ニシャローラが、印刷時には版胴に対する所定の周速比
および隙間が設定されていたものを、この洗浄時ではフ
ァニシャローラの周速を版胴と同周速となるように制御
されるとともに、版胴に密着されるようにファニシャロ
ーラの位置決めを変更することにより、洗浄液で希釈さ
れたインキがファニシャローラと版胴の間で扱かれて洗
浄が行なわれる。この際に、ファニシャローラが揺動手
段により版胴に対して間欠的に着脱されると、ファニシ
ャローラと版胴の間に溜まった洗浄液が下方に落される
ので洗浄がより一層効果的となる。なお、ドクターは洗
浄開始後の早い段階で版胴から離脱される。
【0011】さらに、電磁弁を閉じて洗浄液を止め、フ
ァニシャローラが版胴に対し隙間を取るように少し逃が
してから、版面スキージが第2のエアシリンダの作動に
より第1のエアシリンダのロッド前進位置から2段階に
前進され、版面に押し当てられることにより残った洗浄
液が全面に渡って一度に拭き取られる。ただし、洗浄液
として溶剤が使用されるときには、溶剤が自然蒸発され
るので、上記のように版面スキージによる版面の拭き取
りを省略しても以後の作業に支障のないことが実証され
ており、この場合は、版面スキージに係る構成部材が不
要となり、装置が簡素化されることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1において、12は版胴、14はフ
ァニシャローラ、16はドクター、18はインキ皿、2
0はインキ皿昇降機構で、通常のグラビア印刷ユニット
に構成されるものである。ファニシャローラ14は、不
図示の揺動手段および駆動手段を具備されている。この
ファニシャローラ14の揺動手段は、版胴12の異なる
版胴径に対して接近位置を微細調整および設定が可能な
位置決め機構を有しており、例えば、ファニシャローラ
14がエアシリンダで揺動される支持アームの一端に軸
支され、この支持アームの揺動を版胴12に対する接近
位置で位置決めされるストッパ機構がを設けられ、支持
アームのストッパ位置がねじ機構などにより小型モータ
で移動される駆動部にエンコーダなどの検出器を設けて
制御される。ファニシャローラ14の駆動手段は、可変
速モータを有する駆動部が設けられ任意の周速に設定可
能と成っている。印刷中の状態では、ファニシャローラ
14と版胴12との間がインキ転移のために0.2〜
0.5mmの隙間に位置決めされ、かつ、ファニシャロー
ラ14の周速が版胴12の周速より遅く設定されてい
る。
【0013】22は洗浄ノズル、24は洗浄液タンク
で、この間に電磁弁26を介して配管が接続されてい
る。洗浄液タンク24は、洗浄ノズル22より高い位置
に置き、電磁弁26が開かれると洗浄液が自然落下で配
管内を流れ、洗浄ノズル22から散布されるように成っ
ている。図2に示すように、洗浄ノズル22は版胴12
の両端から版胴面長の略1/4の距離に位置する2箇所
に設けられ、受け台28に取着されている。この受け台
28は、版胴面長の略1/4のストロークを有する両ロ
ッド形エアシリンダ30に支持され、この両ロッド形エ
アシリンダ30の両ストローク限でメカニカルバルブ3
2を作動して版胴12と平行方向に往復運動が繰り返さ
れるように成っている。両ロッド形エアシリンダ30は
ベース34に取着され、このベース34の両端は、ブラ
ケットを介して両側の印刷フレームに固定された第1の
エアシリンダ36のロッドに連結された可動部材44に
取着され、洗浄ノズル22が版胴12へ向かって進退可
能と成っている。
【0014】38は版面スキージで、版胴12の面長全
幅に渡る板状に成形したゴム材からなり、スキージホル
ダ40に把持されている。このスキージホルダ40の両
端はブラケットを介して第2のエアシリンダ42に取着
されるとともに、この第2のエアシリンダ42は第1の
エアシリンダ36のロッドに連結された可動部材44に
取着されており、版面スキージ38が第1のエアシリン
ダ36および第2のエアシリンダ42により2段階にス
トロークされ、版面スキージ38が版面へ進退可能と成
っている。(図2を参照) 次に、洗浄動作について説明する。印刷が終了すると、
ファニシャローラ14がインキ皿18内のインキ面から
離れる洗浄位置まで、インキ皿18が昇降機構20によ
って下降される。そこで、洗浄ノズル22が第1のエア
シリンダ36の作動により版胴12へ向って前進され、
電磁弁26を開き、洗浄液タンク24の洗浄液が自然落
下で流され、洗浄ノズル22の受け台28が両ロッド形
エアシリンダ30の作動により往復運動され、洗浄ノズ
ル22から版胴12およびファニシャローラ14の全周
面に渡って上方より洗浄液が散布され付着されたインキ
が希釈される。そして、印刷時にはファニシャローラ1
4が版胴12に対し所定の周速比および隙間が設定され
ていたものを、洗浄状態では版胴12が洗浄速度、例え
ば、60m/分の周速で駆動され、ファニシャローラ1
4の周速を増速して版胴12と同周速となるように制御
されるとともに、ファニシャローラ14の位置決めを版
胴12に密着されるように変更することによって洗浄液
で希釈されたインキがファニシャローラ14と版胴12
の間で扱かれる。このときに、ファニシャローラ14を
版胴12に対して間欠的に着脱されることにより、ファ
ニシャローラ14と版胴12の間に溜まった洗浄液が下
方に落され、より効果的な洗浄が行われる。ドクター1
6は洗浄開始後の早い段階で版胴12から離脱される。
ファニシャローラ14を版胴12と同周速にする他の手
段としては、ファニシャローラ14の駆動部に入切クラ
ッチを設け、このクラッチにより洗浄時には駆動を切り
フリーにして版胴12の回転に連れ回りするようにして
も良い。
【0015】次いで、電磁弁26を閉じて洗浄液を止
め、ファニシャローラ14が版胴12に対して隙間を取
るように位置決めされ少し逃がしてから、版面スキージ
38が第2のエアシリンダ42の作動により第1のエア
シリンダ36のロッド前進位置から版胴12へ向かって
さらに前進され、版面に押し当てられ、残った洗浄液が
全面に渡って一度に拭き取られる。ただし、洗浄液とし
て溶剤が使用されるときには、溶剤が自然蒸発されるの
で、上記のように版面スキージ38による版面の拭き取
りを省略しても以後の作業に支障のないことが実証され
ている。従って、この場合は、版面スキージ38や第2
のエアシリンダ42などの構成部材が不要となり、それ
だけ装置が簡素化されることは明らかである。
【0016】図3は、上記の動作をフローシートに示し
た例であって、各動作の説明は重複するので省略する。
前述の通り、自動洗浄のフローが電気回路で制御されて
いるので、シーケンス回路などによって構成することに
より、作動タイミングおよび作動時間などを適宜に設定
すれば、所望の自動洗浄サイクルのタイムチャートを設
計することが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るグラ
ビア印刷機の版胴自動洗浄装置では、版胴を洗浄する際
に、洗浄ノズルが版胴へ向かって前進され、洗浄液タン
クから電磁弁を介して洗浄液が流され、往復運動する複
数の洗浄ノズルから版胴およびファニシャローラの全面
長に渡って洗浄液が散布され周面に付着されたインキが
希釈される。そして、可変速電動機を有した駆動手段と
版胴に対して電動による位置決め機構を有した揺動手段
とを具備されたファニシャローラが、洗浄時では周速を
版胴と同周速となるように制御されるとともに、版胴に
密着されるように位置決めされることによって、洗浄液
で希釈されたインキがファニシャローラと版胴の間で扱
かれて洗浄が行なわれる。
【0018】従って、本発明によれば、ファニシャロー
ラを併用する場合の版胴およびファニシャローラを同時
に自動洗浄することができる。
【0019】さらに、版面スキージを版面に押し当てら
れることにより残った洗浄液が全面に渡って一度に拭き
取ることができる。ただし、洗浄液として溶剤が使用さ
れるときには、溶剤が自然蒸発されるので、版面スキー
ジによる拭き取りを省略しても以後の作業に支障のない
ことが実証されており、この場合には、版面スキージに
係る構成部材が不要となり装置を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラビア印刷機の版胴自動洗浄装
置の実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1の主要部を示す平面図である。
【図3】本発明に係るグラビア印刷機の版胴自動洗浄装
置の実施例における動作を示すフローシート図である。
【符号の説明】
12 版胴 14 ファニシャローラ 16 ドクター 18 インキ皿 20 インキ皿昇降機構 22 洗浄ノズル 24 洗浄液タンク 26 電磁弁 28 受け台 30 両ロッド形エアシリンダ 32 メカニカルバルブ 34 ベース 36 第1のエアシリンダ 38 版面スキージ 40 スキージホルダ 42 第2のエアシリンダ 44 可動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動可能に軸支された版胴と、この版胴
    に接離されるファニシャローラと、ドクターと、昇降機
    構に載置されたインキ皿とを備え、前記ファニシャロー
    ラは、前記版胴に対する接近位置を電動により調整およ
    び設定可能な位置決め機構を有した揺動手段と可変速電
    動機を有した駆動手段とを具備されたグラビア印刷ユニ
    ットにおける印刷終了後に前記版胴の版面に付着して残
    存するインキを洗浄するグラビア印刷機の版胴自動洗浄
    装置において、前記版面に上方から洗浄液を散布する複
    数の洗浄ノズルと、この洗浄ノズルより高い位置に置き
    洗浄液が貯蔵され前記洗浄ノズルとの間を電磁弁を介し
    て配管により接続される洗浄液タンクと、前記複数の洗
    浄ノズルを取着された受け台が版胴と平行方向に往復運
    動を繰り返される両ロッド形エアシリンダと、この両ロ
    ッド形エアシリンダの取着されたベースを介して前記洗
    浄ノズルが前記版胴へ向かって進退可能にされる第1の
    エアシリンダと、から構成され、版胴を洗浄する際に、
    前記洗浄ノズルが前進し往復運動をしながら、前記電磁
    弁を開き前記版面に散布されることによって付着された
    インキが希釈され、前記ファニシャローラを版胴と同周
    速になるように制御されるとともに、ファニシャローラ
    を版胴に密着するように位置決めして、ファニシャロー
    ラと版胴との間で希釈されたインキが扱かれることによ
    り、版胴とファニシャローラとが同時に自動洗浄される
    ことを特徴とするグラビア印刷機の版胴自動洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のグラビア印刷機の版胴
    自動洗浄装置について、さらに、前記版面に平行に押し
    当てられる版面スキージと、前記第1のエアシリンダの
    ロッドに連結され前記版面スキージが版面に進退可能と
    される第2のエアシリンダとを設け、版面に残った洗浄
    液が全面に渡って拭き取られるように成ることを特徴と
    するグラビア印刷機の版胴自動洗浄装置。
JP7727195A 1995-03-08 1995-03-08 グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置 Pending JPH08244213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7727195A JPH08244213A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7727195A JPH08244213A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08244213A true JPH08244213A (ja) 1996-09-24

Family

ID=13629196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7727195A Pending JPH08244213A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08244213A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260196A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Toppan Printing Co Ltd 版胴洗浄装置
JP6159438B1 (ja) * 2016-03-16 2017-07-05 株式会社フジクラ 版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法
JP2021041681A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 富士機械工業株式会社 版胴洗浄装置
CN114229321A (zh) * 2021-12-29 2022-03-25 江苏沪运制版有限公司 一种印刷版辊表面镀铬加工用上料装置及其上料方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260196A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Toppan Printing Co Ltd 版胴洗浄装置
JP6159438B1 (ja) * 2016-03-16 2017-07-05 株式会社フジクラ 版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法
JP2017164974A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社フジクラ 版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法
JP2021041681A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 富士機械工業株式会社 版胴洗浄装置
CN114229321A (zh) * 2021-12-29 2022-03-25 江苏沪运制版有限公司 一种印刷版辊表面镀铬加工用上料装置及其上料方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4089058B2 (ja) 印刷用スクリーンの清掃装置及び清掃方法
US6491204B1 (en) Stencil wiping device
US6047640A (en) Printing machine for corrugated board sheets and method of cleaning ink fountain of the machine
JPH08244213A (ja) グラビア印刷機の版胴自動洗浄装置
CN112389081B (zh) 一种高效清洁丝网印刷装置
CN215041193U (zh) 一种圆网转移印花机
JPS6250144A (ja) 印刷機におけるインキ洗浄液の自動噴射装置
JP7162264B2 (ja) 版胴洗浄装置
KR101705941B1 (ko) 롤 프린팅 장치 및 이를 이용한 롤 프린팅 방법
JP2951637B1 (ja) 段ボールシート印刷機及び該印刷機のインキ供給部の洗浄方法
JP5521388B2 (ja) 版胴洗浄装置
JP2003182044A (ja) スクリーン印刷機
JPS6250145A (ja) 印刷機におけるインキロ−ラ自動洗浄装置
JPH10217433A (ja) スクリーン印刷機のスクリーンマスクのクリーニング装置
JP2000107670A (ja) コーティングヘッド先端拭き取り装置
JP7255247B2 (ja) スキージ清掃装置、半田印刷装置、およびスキージ清掃方法
JPH03121849A (ja) スクリーン印刷機のクリーニング装置
JP2948570B1 (ja) 段ボールシート印刷機
JP2013056540A (ja) 回転体洗浄装置
JP2013056539A (ja) 回転体洗浄装置
JPH0564884A (ja) 印刷機の版胴洗浄装置
JPH04185437A (ja) カラーマッチング用全自動プリント装置
JPH1158699A (ja) スクリーンクリーニング装置
JP4419241B2 (ja) ディスペンスノズルクリーニング装置
JP3120250U (ja) スクリーン印刷機のスクリーンマスクのクリーニング装置