JP2017164974A - 版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法 - Google Patents

版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶剤の使用量の増大や洗浄時間の増大を抑えつつ、版面の溝内のペーストを良好に除去できる版洗浄装置を提供する。【解決手段】グラビアオフセット印刷装置で用いられる凹版90の版面91を溶剤Rを用いて洗浄する版洗浄装置200であって、版面91に外周面を接触させて回転しながら版面91に対して相対的に移動するローラであり、少なくとも外周表面層が洗浄ゴム262で構成されている洗浄ローラ260を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法に関するものである。
印刷装置、及び、印刷装置で用いられる凹版の洗浄装置として種々のものが知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。これらの洗浄装置では、溶剤を版面に噴射して平ブラシを版面に対して摺動させたり、版面を浸漬した溶剤に超音波振動を与えたりすることが行われている。
特開平9−300574号公報 特開平10−315428号公報 特開2011−110527号公報 特開2015−155177号公報
版面の溝が細くなるほど、溝内のペーストを除去することが難しくなり、溶剤の使用量が増えたり、洗浄時間が長くなったりする。
本発明が解決しようとする課題は、溶剤の使用量の増大や洗浄時間の増大を抑えつつ、版面の溝内のペーストを良好に除去できる版洗浄装置、印刷装置、及び版洗浄方法を提供することである。
[1]本発明に係る版洗浄装置は、印刷装置で用いられる凹版の版面を溶剤を用いて洗浄する版洗浄装置であって、前記版面に外周面を接触させて回転しながら前記版面に対して相対的に移動するローラであり、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラを備える。
[2]上記発明において、前記洗浄用のゴムは、吸油性を有してもよい。
[3]上記発明において、下記(1)式を満たしてもよい。
C≧L …(1)
但し、Cは、前記洗浄ローラの周長であり、Lは、前記洗浄ローラが前記版面に接触した状態で前記版面に対して相対的に移動する移動量である。
[4]上記発明において、前記洗浄用のゴムは、弾性変形して前記版面の溝に入り込んでもよい。
[5]上記発明において、前記洗浄用のゴムは、厚さが0.3mm以上であってもよい。
[6]上記発明において、前記洗浄用のゴムは、ショアA硬度が70°未満であってもよい。
[7]本発明に係るグラビアオフセット印刷装置は、上記版洗浄装置を備え、該版洗浄装置で洗浄される凹版を用いる。
[8]本発明に係る版洗浄方法は、印刷装置で用いられる凹版の版面を洗浄する版洗浄方法であって、前記版面に溶剤を塗布し、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラの外周面を、前記溶剤が塗布された前記版面に接触させて回転させ、前記版面に対して相対的に前記版面に沿って移動させる。
[9]上記発明において、前記溶剤の沸点は、150℃以上であってもよい。
本発明によれば、版面の溝内で溶剤により膨潤したペーストを、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラの外周面に付着させて担持させることができる。これにより、溶剤の使用量の増大や洗浄時間の増大を抑えつつ、版面の溝内のペーストを良好に除去できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置を示す平面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る印刷装置を示す断面図である。 図3(A)、(B)は、本発明の一実施形態に係る印刷装置において導電性インクが凹版から転写ローラに転写される工程を説明するための断面図である。 図4(A)、(B)は、本発明の一実施形態に係る印刷装置において導電性インクが転写ローラから基材に転写される工程を説明するための断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る版洗浄装置を示す平面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る版洗浄装置を示す断面図である。 図7(A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係る版洗浄装置において洗浄ローラが版面を洗浄する工程を説明するための拡大断面図である。 図8は、他の実施形態に係る版洗浄装置を示す断面図である。 図9は、他の実施形態に係る版洗浄装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る印刷装置1を示す平面図、図2及、図3(A)、(B)、及び図4(A)、(B)は本発明の一実施形態に係る印刷装置1を示す断面図である。これらの図に示すように、本実施形態の印刷装置1は、グラビアオフセット印刷法によって基材110に導電性インクMを印刷することにより、配線基板100を製造する装置である。
図4(B)に示すように、配線基板100は、基材110と、導体層120とを備えている。基材110は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)等の絶縁性を有する基材である。
導体層120は、印刷装置1によって基材110上に転写された導電性インクMを硬化させることにより形成されている。この導体層120は、銀や銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム、グラファイト等を含有する導電性材料と、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等を含有するバインダ樹脂等から構成されている。なお、導体層120を構成する材料からバインダ樹脂を省略してもよい。
なお、図4(B)において、符号(120)は、導電性インクMを乾燥炉85(後述)で硬化させた後の導体層を示す。また、同図において、符号(100)は、乾燥炉85で硬化した後の導体層120を有する配線基板を示す。
なお、本実施形態の導電性インクMとしては、粘度が5Pa・s〜50Pa・sのものを用いることができる。このような導電性インクMは、上述の導体層120を構成する材料、各種添加剤および溶剤が混合された構成となっている。溶剤は、用いるバインダ樹脂の種類に応じて適宜、選択すればよいが、例えば、バインダ樹脂としてポリエステル系樹脂を用いる場合には、酢酸シクロヘキシル、酢酸ブチルカルビトーレ、酢酸−2−ブトキシエチル、イソブチルアルコール、2−エチルブチルアルコール、エチルカルビトール、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、ブチルセロソルブアセテート、イソホロン等を例示することができる。添加剤としては、硬化剤、カップリング剤、腐食抑制剤等を例示することができる。
図1及び図2に示すように、印刷装置1は、版テーブル10と、基材テーブル20と、ドクタブレード装置30と、ドクタ架台40と、ディスペンサ50と、転写ローラ60と、移動機構71,72と、装置フレーム80と、乾燥炉85と、版洗浄装置200とを備えている。
版テーブル10は、装置フレーム80上に水平に設置されており、移動機構71によりX方向に移動される。この版テーブル10は、凹版90(グラビア版)が載置される支持面11を有している。この支持面11には、不図示の複数の吸引口が形成されており、凹版90が支持面11において吸着保持される。なお、版テーブル10に凹版90を固定する方法は、特にこれに限定されない。移動機構71としては、たとえば、モータを用いたボールねじ機構等を例示することができる。
本実施形態の凹版90は、平板状の凹版であり、版面91には凹パターン92が形成されている。この凹パターン92は、配線基板100の導体層120に対応したパターンである。凹パターン92が形成された領域の幅W2は、凹版90の幅W1よりも小さい幅とされている。なお、凹版90の幅(Y方向の長さ)W1としては、たとえば、600mmである。凹パターン92が形成された領域の幅W2としては、たとえば、500mmである。また、凹版90の長さ(X方向の長さ)Lとしては、例えば、700mmである。
凹パターン92としては、たとえば、網目状(メッシュ状)のパターンやストライプ状のパターン等を例示することができる。凹パターンを網目状(メッシュ状)とする場合は、種々の図形単位(たとえば、三角形、四角形等のn角形や、円、楕円、星型等)を、当該凹パターンの網目形状として用いることができる。凹パターン92の溝幅は、例えば、30μm〜50μmと細幅に設定されており、凹パターン92の深さは、例えば、10μm〜15μmに設定されている。
基材テーブル20は、装置フレーム80上に水平に設置されており、移動機構72によりX方向に移動される。この版テーブル10は、被印刷体である基材110が載置される支持面21を有している。上述の版テーブル10の支持面11と同様に、この支持面21にも複数の吸引口が形成されており、基材110が支持面21において吸着保持される。なお、基材テーブル20に基材110を固定する方法は、特にこれに限定されない。移動機構72としては、たとえば、モータを用いたボールねじ機構等を例示することができる。
この基材テーブル20の待機位置(転写ローラ60の下から退避した位置)の近傍には、不図示の吸着装置が設置されており、基材テーブル20上に載置された基材110が当該吸着装置により乾燥炉85に移送される。なお、乾燥炉85としては、たとえば、IR(遠赤外線)乾燥炉や熱風乾燥炉等を例示することができる。基材110上に転写された印刷パターン(導電性インクM)が、乾燥炉85を通過する際に加熱、硬化することにより導体層120が形成される。
ドクタブレード装置30は、凹版90の上方に当該凹版90と対向して配置されている。図2に示すように、ドクタブレード装置30は、ブレード本体31と、ブレードホルダ32とを備えている。ブレード本体31は、その先端が凹版90の版面91上を摺動することで、凹パターン92に導電性インクMを充填すると共に、当該凹版90の版面91に残余する導電性インクMを掻き取ることができる。
ドクタ架台40は、ドクタブレード装置30が脱着可能な架台である。このドクタ架台40は、ドクタブレード装置30を、ブレード本体31が所定のドクタ角度で傾斜した状態で保持する。このドクタ架台40は、上下動できる機構を有しており、版テーブル10に保持された凹版90に対して接近又は離間する。ドクタ架台40を上下動させる機構としては、たとえば、モータ等を用いたラックアンドピニオンギア機構等を例示することができる。
このドクタ架台40を下降させ、ブレード本体31の先端部を凹版90の版面91と接触させた状態で、移動機構71により版テーブル10をX方向に移動させることで、ブレード本体31により凹版90上の導電性インクMのコーティング及び掻き取り(すなわち、ドクタリング)が実行される。
本実施形態では、版テーブル10を移動機構71により水平移動させているが、ドクタ架台40と版テーブル10とが、相対的に移動可能となっていれば、特に上述に限定されない。例えば、特に図示しないが、移動機構によりドクタ架台が版テーブルに対して水平移動してもよいし、ドクタ架台及び版テーブルのそれぞれに移動機構を設け、これらの移動機構の同期駆動下において、当該ドクタ架台及び版テーブルを相対移動させてもよい。
ディスペンサ50は、導電性インクMを凹版90の版面91上に供給する装置である。ディスペンサ50とドクタブレード装置30とは相互に近接して配されており、ディスペンサ50が、ドクタブレード装置30よりも凹版90の移動方向上流側に配されている。このディスペンサ50は、ドクタブレード装置30と共にZ方向に沿って移動可能となっている。なお、本実施形態では、ドクタブレード装置30とディスペンサ50とは同期駆動下において動作させているが、それぞれ独立して動作させてもよい。また、この場合には、ディスペンサ50を動作させた後にドクタブレード装置30を動作させてもよい。
転写ローラ60は、導電性インクMが充填された凹版90から当該導電性インクMを転写されて、基材110に導電性インクMを転写する機能を有する。この転写ローラ60は、不図示のモータ等により回転駆動が可能となっている。また、転写ローラ60は、例えば、不図示のラックアンドピニオンギア機構等により上下動されるようになっており、下降された場合に、版テーブル10上の凹版90、或いは、基材テーブル20上の基材110に接触できる。
転写ローラ60は、ブランケット胴61と、ブランケット62とを有している。ブランケット胴61は、円柱状の部材であり、その中心軸の周りに回転可能に支持されている。ブランケット62は、たとえば、シリコーンゴム等から構成された円筒状の部材であり、ブランケット胴61の外周面611上に取り付けられている。このブランケット62は、凹版90の凹パターン92に充填された導電性インクMが転写される転写面621を有している。
図3(A)、(B)に示すように、版テーブル10が移動機構71により前進されて転写ローラ60の下方を通過する際に、転写ローラ60が、版テーブル10上の凹版90に押し付けられた状態で、凹版90の移動方向に対して順方向(図中時計周り方向)に回転される。これにより、凹版90の凹パターン92に充填されていた導電性インクMが転写ローラ60のブランケット62の転写面621に転写される。その後、転写ローラ60が上昇し、移動機構71により版テーブル10が待機位置まで後退される。この際、移動機構72により基材テーブル20が待機位置から移動されて転写ローラ60の下方を通過する。
そして、図4(A)、(B)に示すように、基材テーブル20が移動機構72により前進されて転写ローラ60の下方を通過する際に、転写ローラ60が、基材テーブル20の上の基材110に押し付けられた状態で、基材110の移動方向に対して順方向(図中時計周り方向)に回転される。これにより、ブランケット62の転写面621に担持されていた導電性インクMが基材110の表面111に転写される。
図5は、版洗浄装置200を示す平面図であり、図6は、版洗浄装置200を示す断面図である。図5及び図6に示すように、版洗浄装置200は、版テーブル10と、溶剤塗布装置220と、洗浄ローラ260と、移動機構71と、装置フレーム80とを備えている。なお、印刷装置1と版洗浄装置200とは、同様の構成の版テーブル10、移動機構71、及び装置フレーム80を備えている。そのため、版洗浄装置200が備える版テーブル10、移動機構71、及び装置フレーム80の構成についての説明は省略し、印刷装置1についての説明を援用する。
版テーブル10の支持面11には、印刷装置1において所定回数(例えば、1〜200回、好ましくは50〜150回、本実施形態では約100回)使用された凹版90が載置され、当該凹版90を支持した版テーブル10が、移動機構71により溶剤塗布装置220及び洗浄ローラ260の下を通過するように移動される。
溶剤塗布装置220は、洗浄ローラ260よりも凹版90の搬送方向の上流側に配されている。この溶剤塗布装置220は、バーコーター230と、ディスペンサ250とを備えている。バーコーター230とディスペンサ250とは相互に近接して配されており、ディスペンサ250が、バーコーター230よりも凹版90の搬送方向上流側に配されている。
ディスペンサ250は、溶剤Rを凹版90上に供給する装置であり、版テーブル10上の凹版90の版面91に対向する複数のノズル252を備えている。この複数のノズル252は、Y方向に沿って所定の間隔で配されており、凹版90の版面91に溶剤を滴下する。
溶剤としては、凹版90上での揮発を防止する観点から沸点が150℃以上、好ましくは190℃以上、より好ましくは200℃以上のものを使用できる。このような溶剤としては、ブチルカルビトールアセテート(沸点247℃)、カルビトールアセテート(217℃)、ブチルセロソルブアセテート(191℃)、テルピネオール(219℃)等を例示することができる。なお、溶剤としては、上述の導電性インクMに含有された溶剤と同一のものを使用することが好ましい。
バーコーター230は、凹版90の版面91上の溶剤Rを塗り広げる装置であり、軸部232と、ワイヤ部234とを備えている。軸部232は、版テーブル10上の凹版90よりも高位にY方向に延びるように配されており、不図示の軸受により回転可能に支持されている。ワイヤ部234は、ステンレス等のワイヤを軸部232に螺旋状に巻き付けることにより形成されており、版テーブル10上の凹版90の版面91に接触する。このワイヤ部234の長さは、凹版90のY方向の長さ(図1の幅W1)と比較して大きく設定されている。
凹版90を支持した版テーブル10を移動機構71により洗浄ローラ260に向かって移動させる際に、ディスペンサ250の複数のノズル252から凹版90の版面91上に溶剤Rを滴下させる。この際、バーコーター230のワイヤ部234が凹版90に従動して回転しながら凹版90の版面91上の溶剤Rを塗り広げる。ここで、ディスペンサ250から凹版90の版面91への溶剤Rの供給量は、凹版90の版面91全体へ均一な厚さで溶剤を塗り広げることができると共に、凹パターン92内に溶剤Rを充填でき、且つ、溶剤Rの飛散を防止できるように設定されている。
凹パターン92内にペーストが存在する場合、このペーストが溶剤Rにより膨潤する。それにより、ペーストと凹パターン92との接着力が低下する。
なお、バーコーター230に代えてブレードを用いて凹版90の版面91上の溶剤Rを塗り広げるようにしてもよい。また、本実施形態では、版テーブル10を移動機構71により移動させているが、バーコーター230と版テーブル10とが、相対的に移動可能となっていれば、特に上述に限定されない。例えば、移動機構によりバーコーター230が版テーブル10に対して移動してもよいし、バーコーター230及び版テーブル10のそれぞれに移動機構を設け、これらの移動機構の同期駆動下において、バーコーター230及び版テーブル10を相対移動させてもよい。また、バーコーター230やブレードを用いることは必須ではなく、ディスペンサ250のみで溶剤Rを版面91全体に塗布するようにしてもよい。
洗浄ローラ260は、凹版90の版面91上の溶剤Rを吸収すると共に、凹版90の版面91上のペーストを除去する機能を有する。この洗浄ローラ260は、バーコーター230よりも凹版90の搬送方向の下流側に配されており、不図示のモータ等により回転される。
洗浄ローラ260は、ブランケット胴61と、洗浄ゴム262とを有している。ブランケット胴61は、転写ローラ60が備えるブランケット胴61と同様の構成であり、中心軸の周りに回転可能に支持されている。ブランケット胴61の回転軸はX方向に延びるように配されている。
洗浄ゴム262は、弾性ゴム材料で構成された円筒状の部材であり、ブランケット胴61の外周面611上に取り付けられている。この洗浄ゴム262は、凹版90の版面91を洗浄する洗浄面262Aを有している。洗浄ゴム262を構成するゴム材料としては、硬度がショアA硬度で70°未満の柔軟な性質と、所定の吸油性とを有するものを使用することができる。所定の吸油性としては、溶剤に1分間浸漬した場合に0.1wt%以上の重量増加が実現されるだけの吸油性が要求される。このようなゴム材料としては、シリコーンゴム、ウレタンゴム等を例示することができる。また、洗浄ゴム262の厚みは、0.3mm以上であることが好ましい。
下記(1)式で示すように、洗浄ローラ260(洗浄面262A)の周長C(=2×π×r)は、凹版90のX方向(搬送方向)の長さL以上に設定されている。
C(=2×π×r)≧L …(1)
但し、rは、洗浄ローラ260の半径(洗浄ローラ260の回転中心から洗浄面262Aまでの距離)であり、πは円周率である。
図7(A)〜(C)は、洗浄ローラ260により凹版90の版面91を洗浄している状態を拡大して示す断面図である。これらの図に示すように、溶剤Rが塗布された凹版90を支持した版テーブル10を洗浄ローラ260の下を通過させる際に、洗浄ローラ260を凹版90の移動方向に対して順方向に回転させる。この際、洗浄ゴム262が、洗浄面262Aを凹版90の版面91に順次接触させながら回転する。
ここで、洗浄ゴム262が、上述したように所定の吸油性を有する材料で構成されていることにより、凹版90の版面91上の溶剤Rが洗浄ゴム262に吸収される。また、洗浄ゴム262が、柔軟な性質を有する弾性ゴム材料で構成されていることにより、洗浄ゴム262の洗浄面262Aが版面91の凹凸により弾性変形して凹パターン92内に入り込む。凹パターン92内のペーストPは溶剤Rで膨潤しており、洗浄面262Aに対するタック性が高められている。そのため、図7(C)に示すように、凹パターン92内のペーストPは、洗浄面262Aに付着して凹パターン92から除去される。
ここで、洗浄ローラ260の周長Cが凹版90のX方向の長さL以上に設定されていることにより、洗浄ローラ260が一回転する間に、洗浄面262Aにおける凹版90との接触開始点は、再度凹版90に接触することはない。これにより、洗浄面262Aに付着したペーストP及び洗浄ゴム262に吸収された溶剤Rが、再び凹版90に付着することを防止できる。
なお、1枚の凹版90の洗浄が終了する度に、又は、凹版90の洗浄を実施している間に、洗浄ローラ260の洗浄ゴム262を清掃する。洗浄ゴム262の清掃方法としては、粘着ローラを用いて、洗浄ゴム262に吸収された溶剤を洗浄ゴム262から排出し、洗浄面262Aに付着したペーストを洗浄面262Aから除去する方法等を例示することができる。
ここで、洗浄ゴム262により凹版90上の溶剤を完全に除去できることが好ましいが、凹版90上に溶剤が残存する場合には別途清掃すればよい。また、洗浄ゴム262により凹パターン92内のペーストを完全に除去できることが好ましいが、洗浄後の凹版90を使用しての印刷処理に支障が無い程度に凹パターン92内のペーストを除去できればよい。
以下、本実施形態に係る版洗浄装置200による凹版90の洗浄の効果を確認するための実験について説明する。
本実験では、溝幅が30μm、深さが15μmの凹パターン92が形成された凹版90を、印刷装置1において100回した使用した後に、以下の条件の溶剤と洗浄ゴム262とを用いて洗浄した。そして、洗浄後の凹版90の版面91をマイクロスコープで観察して、版面91に不純物が残存しているか否かによって可否を判定した。
表1〜表3は、本実験の結果を示す表である。
Figure 2017164974
Figure 2017164974
Figure 2017164974
表1に示すように、洗浄ゴム262を構成するゴム材料を、ショアA硬度が55°のシリコーンゴムとし、溶剤をブチルカルビトールアセテートとし、洗浄ゴム262の厚さを0.1mm、0.30mm、0.45mm、0.65mmとして洗浄の効果をマイクロスコープで観察したところ、いずれの場合も印刷処理に支障が無い程度に良好な効果が得られた。ただし、洗浄ゴム262の厚さが0.1mmの場合には、一部不純物の残存が観察された。一方、洗浄ゴム262の厚さが0.30mm以上の場合には、不純物の残存は観察されなかった。
表2に示すように、洗浄ゴム262を構成するゴム材料を、厚さが0.45mmのシリコーンゴムとし、溶剤をブチルカルビトールアセテートとし、洗浄ゴム262の硬度(ショアA硬度)を70°、55°、35°として洗浄の効果をマイクロスコープで観察したところ、いずれの場合も印刷処理に支障が無い程度に良好な効果が得られた。ただし、洗浄ゴム262の硬度が70°の場合には、一部不純物の残存が観察された。一方、洗浄ゴム262の硬度が55°以下の場合には、不純物の残存は観察されなかった。
表3に示すように、洗浄ゴム262を構成するゴム材料を、厚さが0.45mm、硬度(ショアA硬度)が55°のシリコーンゴムとし、溶剤をブチルカルビトールアセテート(沸点246.8℃)、カルビトールアセテート(沸点217.4℃)、ブチルセロソルブアセテート(沸点191.5℃)、テルピネオール(沸点219℃)、トルエン(沸点110.6℃)としてマイクロスコープで洗浄の効果を観察したところ、いずれの場合も印刷処理に支障が無い程度に良好な効果が得られた。ただし、溶剤が凹版90上で揮発するトルエンの場合には、一部不純物の残存が観察された。一方、溶剤が凹版90上で揮発しないブチルカルビトールアセテート、カルビトールアセテート、ブチルセロソルブアセテート、テルピネオールの場合には、不純物の残存は観察されなかった。
以上説明したように、本実施形態に係る版洗浄装置200によれば、凹パターン92内で溶剤により膨潤したペーストを、洗浄ローラ260における洗浄用の弾性ゴムで構成されている洗浄面262Aに付着させて担持させることができる。これにより、凹版90を溶剤に浸漬する場合のように大量の溶剤を使用することなく、また、ペーストを溶剤で完全に溶解させる場合のように長時間をかけることなく、凹パターン92内のペーストを良好に除去できる。
また、本実施形態に係る版洗浄装置200では、洗浄ローラ260の洗浄ゴム262は、吸油性を有するゴム材料で構成されている。これにより、版面91に塗布された溶剤を洗浄ゴム262で吸収することができ、版面91から溶剤を回収することができる。
また、本実施形態に係る版洗浄装置200では、洗浄ローラ260の周長Cが、洗浄ローラ260が版面91に接触して版面91に対して相対的に移動する移動量(即ち、凹版92のX方向の長さ)Lと比較して大きくなっている。これにより、洗浄ローラ260の洗浄面262Aに担持させたペースト及び洗浄ゴム262に吸収させた溶剤が、再び凹版90に付着することを防止できる。
また、本実施形態に係る版洗浄装置200では、洗浄ゴム262が、弾性変形して凹パターン92内に入り込む。これにより、凹パターン92内で溶剤により膨潤したペーストを、より一層効果的に除去することができる。特に、本実施形態に係る版洗浄装置200では、洗浄ゴム262の厚さが0.3mm以上であり、また、洗浄ゴム262の硬度がショアA硬度で70°未満であることにより、より高い洗浄効果を得ることができる。
また、本実施形態に係る版洗浄装置200では、溶剤の沸点が150℃以上であることにより、凹版90上での溶剤の揮発を防止でき、版面91上のペーストPを膨潤させることができる。
図8は、他の実施形態に係る版洗浄装置300を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態に係る版洗浄装置300は、上述の実施形態における洗浄ローラ260に代えて洗浄ローラ360を備える。この洗浄ローラ360は、転写ローラ60のブラケット62の転写面621上に、洗浄ゴム262が取り付けられた構成である。即ち、本実施形態に係る版洗浄装置300では、転写ローラ60が洗浄ローラ360に転用されている。
溶剤塗布装置220は、退避位置まで上昇したドクタブレード装置30、ドクタ架台40、及びディスペンサ50と、版テーブル10上の凹版90との間に設置される。溶剤塗布装置220は、装置フレーム80に着脱可能に設置されており、印刷装置1による印刷処理が実施される際には非設置とされる。なお、溶剤塗布装置220は、使用位置と退避位置との間で移動するように構成されていてもよい。
図9は、他の実施形態に係る版洗浄装置400を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態に係る版洗浄装置400は、上述の実施形態における洗浄ローラ260に代えて洗浄ローラ460を備える。また、版洗浄装置400は、洗浄ローラ460を清掃する清掃装置470を備える。
洗浄ローラ460は、洗浄ローラ260と比較して小径のローラであり、下記(2)式で示すように、洗浄ローラ460の周長C´(=2×π×r´)は、凹版90のX方向(移動方向)の長さL未満に設定されている。
C´(=2×π×r´)<L …(2)
但し、r´は、洗浄ローラ460の半径(洗浄ローラ460の回転中心から洗浄面462Aまでの距離)であり、πは円周率である。
清掃装置470は、粘着ローラ472を備える。粘着ローラ472は、洗浄ローラ460の回転軸に対して平行に配されており、周面を洗浄ゴム462の洗浄面462Aに接触させている。また、洗浄面462Aと凹版90との接触点から洗浄面462Aと粘着ローラ472との接触点までの洗浄ローラ460の回転角度θは、180°以上である。粘着ローラ472は、洗浄ゴム462から溶剤及びペーストを除去する。なお、粘着ローラ472に代えて、溶剤を除去でき、洗浄面462Aからペーストを除去できるブレードを用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る版洗浄装置400によれば、洗浄ローラ460が一回転する間に、洗浄面462Aに付着したペースト及び洗浄ゴム462に吸収された溶剤がブレード472により掻き落とされる。これにより、洗浄面462Aに付着したペースト及び洗浄ゴム462に吸収された溶剤が、再び凹版90に付着することを防止できる。
上述の実施形態における「印刷装置1」が本発明における「印刷装置」の一例に相当し、上述の実施形態における「版洗浄装置200」、「版洗浄装置300」、「版洗浄装置400」が本発明における「版洗浄装置」の一例に相当し、上述の実施形態における「凹版90」が本発明における「版」の一例に相当し、上述の実施形態における「版面91」が本発明における「版面」の一例に相当し、上述の実施形態における「凹パターン92」が本発明における「版面の溝」の一例に相当する。
上述の実施形態における「溶剤R」が本発明における「溶剤」の一例に相当し、上述の実施形態における「溶剤塗布装置220」が本発明における「溶剤塗布装置」の一例に相当し、上述の実施形態における「洗浄ローラ260」、「洗浄ローラ360」、「洗浄ローラ460」が本発明における「洗浄ローラ」の一例に相当し、上述の実施形態における「洗浄ゴム262」、「洗浄ゴム462」が本発明における「洗浄用のゴム」の一例に相当し、上述の実施形態における「洗浄面262A」、「洗浄面462A」が本発明における「洗浄ローラの外周面」の一例に相当する。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態では、平板状の凹版90を用いているが、版胴を用いてもよい。また、上述の実施形態の印刷装置1は、グラビアオフセット印刷装置であるが、グラビア印刷等の直刷り法(ダイレクト印刷方式)を用いた印刷装置で使用した凹版の洗浄にも本発明を適用できる。
また、上述の実施形態では、洗浄ローラ260、360、460の外周表面層のみを洗浄ゴム262、462により構成したが、洗浄ローラの回転軸部分を除く全体を洗浄ゴムにより構成してもよい。さらに、上述の実施形態では、洗浄ゴム262、462に凹パターン92に入り込むような柔軟性を要求したが、これは必須ではなく、洗浄ゴムは所望の洗浄性能を有していればよい。
また、上述の実施形態では、溶剤塗布装置220を設けたが、これは必須ではなく、溶剤が入った容器から版面91に流下させながら塗り広げる等、溶剤塗布装置220を用いずに、溶剤を版面91に塗布してもよい。
また、本実施形態では、インクとして導電性インクMを用いているが、特にこれに限定されず、導電性を有していない材料をインクとして用いてもよい。この場合、導電性を有しないインクの材料としては、たとえば、シリコンや上述のバインダ樹脂を含むものを例示することができる。
1・・・印刷装置
10・・・版テーブル
11・・・支持面
20・・・基材テーブル
21・・・支持面
30・・・ドクタブレード装置
31・・・ブレード本体
32・・・ブレードホルダ
40・・・ドクタ架台
50・・・ディスペンサ
60・・・転写ローラ
61・・・ブランケット胴
611・・・外周面
62・・・ブランケット
621・・・転写面
71,72・・・移動機構
80・・・装置フレーム
85・・・乾燥炉
90・・・凹版
91・・・版面
92・・・凹パターン
100・・・配線基板
110・・・基材
120・・・導体層
200・・・版洗浄装置
220・・・溶剤塗布装置
230・・・バーコーター
232・・・軸部
234・・・ワイヤ部
250・・・ディスペンサ
252・・・ノズル
260・・・洗浄ローラ
262・・・洗浄ゴム
262A・・・洗浄面
300・・・版洗浄装置
360・・・洗浄ローラ
400・・・版洗浄装置
460・・・洗浄ローラ
462・・・洗浄ゴム
462A・・・洗浄面
470・・・清掃装置
472・・・粘着ローラ
M・・・導電性インク
R・・・溶剤
P・・・ペースト
[1]本発明に係る版洗浄装置は、印刷装置で用いられる凹版の版面を溶剤を用いて洗浄する版洗浄装置であって、前記版面に外周面を接触させて回転しながら前記版面に対して相対的に移動するローラであり、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラを備え、下記(1)式を満たす
C≧L …(1)
但し、Cは、前記洗浄ローラの周長であり、Lは、前記洗浄ローラが前記版面に接触した状態で前記版面に対して相対的に移動する移動量である。
[2]また、本発明に係る版洗浄装置は、印刷装置で用いられる凹版の版面を、溶剤を用いて洗浄する版洗浄装置であって、前記版面に外周面を接触させて回転しながら前記版面に対して相対的に移動するローラであり、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラを備え、前記洗浄用のゴムは、ショアA硬度が70°未満である。
]上記発明において、前記洗浄用のゴムは、吸油性を有してもよい。
]本発明に係るグラビアオフセット印刷装置は、上記版洗浄装置を備え、該版洗浄装置で洗浄される凹版を用いる。
]本発明に係る版洗浄方法は、印刷装置で用いられる凹版の版面を洗浄する版洗浄方法であって、前記版面に溶剤を塗布し、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラの外周面を、前記溶剤が塗布された前記版面に接触させて回転させ、前記版面に対して相対的に前記版面に沿って移動させ、下記(1)式を満たす
C≧L …(1)
但し、Cは、前記洗浄ローラの周長であり、Lは、前記洗浄ローラが前記版面に接触した状態で前記版面に対して相対的に移動する移動量である。
[8]また、本発明に係る版洗浄方法は、印刷装置で用いられる凹版の版面を洗浄する方法であって、前記版面に溶剤を塗布し、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラの外周面を、前記溶剤が塗布された前記版面に接触させて回転させ、前記版面に対して相対的に前記版面に沿って移動させ、前記洗浄用のゴムは、ショアA硬度が70°未満である。

Claims (9)

  1. 印刷装置で用いられる凹版の版面を、溶剤を用いて洗浄する版洗浄装置であって、
    前記版面に外周面を接触させて回転しながら前記版面に対して相対的に移動するローラであり、少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラを備える版洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の版洗浄装置であって、
    前記洗浄用のゴムは、吸油性を有する版洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の版洗浄装置であって、
    下記(1)式を満たす版洗浄装置。
    C≧L …(1)
    但し、Cは、前記洗浄ローラの周長であり、Lは、前記洗浄ローラが前記版面に接触した状態で前記版面に対して相対的に移動する移動量である。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の版洗浄装置であって、
    前記洗浄用のゴムは、弾性変形して前記版面の溝に入り込む版洗浄装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の版洗浄装置であって、
    前記洗浄用のゴムは、厚さが0.3mm以上である版洗浄装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の版洗浄装置であって、
    前記洗浄用のゴムは、ショアA硬度が70°未満である版洗浄装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の版洗浄装置を備え、前記版洗浄装置で洗浄される凹版を用いる印刷装置。
  8. 印刷装置で用いられる凹版の版面を洗浄する方法であって、
    前記版面に溶剤を塗布し、
    少なくとも外周表面層が洗浄用のゴムで構成されている洗浄ローラの外周面を、前記溶剤が塗布された前記版面に接触させて回転させ、前記版面に対して相対的に前記版面に沿って移動させる版洗浄方法。
  9. 請求項8に記載の版洗浄方法であって、
    前記溶剤の沸点は、150℃以上である版洗浄方法。
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