JP2004105849A - 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置 - Google Patents

塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004105849A
JP2004105849A JP2002271613A JP2002271613A JP2004105849A JP 2004105849 A JP2004105849 A JP 2004105849A JP 2002271613 A JP2002271613 A JP 2002271613A JP 2002271613 A JP2002271613 A JP 2002271613A JP 2004105849 A JP2004105849 A JP 2004105849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
cleaning
liquid
die
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002271613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4188043B2 (ja
Inventor
Masanori Koda
甲田 正紀
Shitan Gi
魏 志丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP2002271613A priority Critical patent/JP4188043B2/ja
Publication of JP2004105849A publication Critical patent/JP2004105849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188043B2 publication Critical patent/JP4188043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】塗布用ダイの先端部にスリット状に設けられた吐出口から塗布液を被塗布体に供給した後、この塗布用ダイの先端部に残留する塗布液が確実に除去されるようにする。
【解決手段】塗布用ダイ10の先端部に設けられたスリット状の吐出口12から被塗布体1に塗布液2を供給して被塗布体に塗布液を塗布する塗布装置において、上記の塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を除去するにあたり、上記の塗布用ダイの先端部に洗浄液21を供給する洗浄液供給装置20と、洗浄液が供給された塗布用ダイの先端部に接触させて塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去する清掃用ブレード30と、洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部に沿って走行させる走行装置50とを設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガラス,樹脂フィルム,金属箔等の様々な被塗布体に様々な塗布液を塗布するのに使用する塗布装置に係り、特に、塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給し、この塗布用ダイを走行させて被塗布体に塗布液を塗布するようになった塗布装置において、塗布用ダイの先端部に残留する塗布液が確実に除去されるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プラズマディスプレーパネル,有機エレクトロルミネッセンスディスプレーパネル,液晶ディスプレーパネル等を製造するにあたって、塗布装置により、ガラス,樹脂フィルム,金属箔等の様々な被塗布体にそれぞれの塗布液を塗布することが行われている。
【0003】
そして、このような塗布装置としては、一般に図1に示すようなものが用いられている。
【0004】
ここで、この塗布装置においては、被塗布体1に塗布液2を塗布するにあたり、吸引装置3を備えたテーブル4の上に被塗布体1を吸引装置3により吸引させて保持させるようにする。
【0005】
そして、この被塗布体1の上において塗布用ダイ10を所要間隔を介した位置にセットし、塗布液供給タンク5に収容された塗布液2を供給ポンプ6によりこの塗布用ダイ10に設けられたマニホールド11に供給し、この塗布液2をマニホールド11から塗布用ダイ10の先端部においてスリット状に設けられた吐出口12に導くようにする。
【0006】
次いで、この塗布用ダイ10を上記の被塗布体1上において走行させながら、上記の吐出口12から塗布液2を被塗布体1に供給して、被塗布体1上に塗布液2を所定の厚みになるように塗布させた後、上記の供給ポンプ6による塗布液2の供給を停止させ、この塗布用ダイ10を上昇させて上記の被塗布体1上から離すようにする。
【0007】
しかし、このようにして被塗布体1上に塗布液2を塗布させた場合、上記の塗布用ダイ10の先端部における吐出口12の周辺部分に塗布液2が部分的に残留した。
【0008】
そして、この状態で塗布用ダイ10により次の被塗布体1上に塗布液2を塗布した場合、上記のように塗布用ダイ10の先端部に残留する塗布液2によって次の被塗布体1上に筋状の塗布むらが発生するという問題があった。
【0009】
そこで、従来においては、上記のように吐出口12の周辺に残留する塗布液2を除去するために、様々な清掃装置を設けることが行われており、例えば、図2に示すように、吐出口12が設けられた塗布用ダイ10の先端部に清掃用ブレード7の先端部を接触させ、この清掃用ブレード7を走行装置8により上記の吐出口12の長さ方向に沿って塗布用ダイ10の全長にわたって走行させ、この清掃用ブレード7によって吐出口12の周辺に残留する塗布液2を塗布用ダイ10から除去するようにしたものが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
また、従来においては、上記のように清掃用ブレード7により吐出口12の周辺に残留する塗布液2を塗布用ダイ10から除去した後、図示していないが、ローラを介して布材を塗布用ダイの先端部に接触させ、これを吐出口の長さ方向に摺擦させて、塗布用ダイの先端部をさらに清掃するようにしたものも提案されている。(例えば、特許文献2参照。)。
【0011】
しかし、上記のようにして塗布用ダイ10の先端部を清掃するようにした場合においても、塗布用ダイ10の先端部に残留した塗布液2を十分に除去することが困難な場合があり、例えば、塗布用ダイ10の先端部に残留した塗布液2が凝固したような場合には、凝固した塗布液2が塗布用ダイ10の先端部から適切に除去されずに残り、次の被塗布体1上に塗布液2を塗布した際に、筋状の塗布むらが発生するという問題が依然として存在した。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−147062号公報
【特許文献2】
特開2001−113213号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給し、この塗布用ダイを走行させて被塗布体に塗布液を塗布するようになった塗布装置における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
【0014】
すなわち、この発明は、上記のような塗布装置において、塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から塗布液を被塗布体に供給した後、この塗布用ダイの先端部における吐出口の周辺に残留する塗布液を除去して、塗布用ダイの先端部を清掃するにあたり、塗布用ダイの先端部に残留する塗布液が確実に除去されるようにし、被塗布体上に塗布液を塗布した際に、筋状の塗布むらが発生するのを確実に防止できるようにすることを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明における塗布用ダイの清掃装置においては、上記のような課題を解決するため、塗布液を被塗布体に供給するスリット状になった吐出口が先端部に設けられた塗布用ダイを清掃する塗布用ダイの清掃装置において、吐出口が設けられた塗布用ダイの先端部に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、洗浄液が供給された塗布用ダイの先端部に接触させて塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去する清掃用ブレードと、上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部に沿って走行させる走行装置とを設けるようにしたのである。
【0016】
そして、この発明においては、塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給し、この塗布用ダイを走行させて被塗布体に塗布液を塗布する塗布装置において、被塗布体に塗布液を塗布させた後、この塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄するにあたり、上記の浄液供給装置から吐出口が設けられた塗布用ダイの先端部に洗浄液を供給すると共に、このように洗浄液が供給された塗布用ダイの先端部に清掃用ブレードを接触させるようにし、この状態で走行装置により上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部に沿って移動させて、清掃用ブレードにより塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去させるようにする。
【0017】
このようにすると、塗布用ダイの先端部に残留した塗布液が凝固したような場合においても、凝固した塗布液が上記の洗浄液によって塗布用ダイの先端部から離れやすくなり、この塗布液が洗浄液と一緒に上記の清掃用ブレードにより塗布用ダイの先端部から適切に除去されるようになり、次の被塗布体上に塗布液を塗布する際に、塗布用ダイの先端部に残留した塗布液によって筋状の塗布むらが発生するのが防止されるようになる。
【0018】
ここで、上記の洗浄液としては、塗布用ダイの先端部に残留して凝固した塗布液を溶解させて、塗布用ダイの先端部から除去されやすくするため、例えば、塗布液に使用する溶媒等を用いるようにすることが好ましい。
【0019】
また、上記のように塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給して被塗布体に塗布液を塗布させた場合、塗布液が塗布用ダイの先端部における端面だけではなく両側の面に残留することがあるため、上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部における端面だけではなく両側の面に対して設けることが好ましい。
【0020】
また、上記のように塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去させた場合において、除去された塗布液や洗浄液が他の部分にこぼれないようにするため、上記の清掃用ブレードによって塗布用ダイの先端部から除去された残留する塗布液と洗浄液とを吸引する吸引装置を設けるようにすることが好ましい。
【0021】
さらに、上記の清掃用ブレードによって残留する塗布液と洗浄液とが除去された塗布用ダイの先端部に、塗布液又は洗浄液が供給されたローラを接触させ、このローラを回転させて塗布用ダイの先端部に沿って移動させるようにすることも可能である。
【0022】
ここで、上記のローラに塗布液を供給し、このローラを塗布用ダイの先端部に接触させ、このローラを回転させて塗布用ダイの先端部に沿って移動させると、残留する塗布液と洗浄液とが除去された塗布用ダイの先端部に新しい塗布液が均一に塗布されて湿りが与えられ、次の被塗布体上に塗布液を塗布する場合に、塗布液がスムーズに被塗布体上に供給されて、塗布液が被塗布体上により均一に塗布されるようになる。
【0023】
また、上記のローラに洗浄液を供給し、このローラを塗布用ダイの先端部に接触させ、このローラを回転させて塗布用ダイの先端部に沿って移動させると、洗浄液が供給されたローラによって塗布用ダイの先端部がより一層きれいに洗浄されるようになる。
【0024】
【実施例】
以下、この発明の実施例に係る塗布装置及び塗布用ダイの清掃装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0025】
この実施例における塗布装置においても、被塗布体1に塗布液2を塗布するにあたっては、前記の図1に示すように、吸引装置3を備えたテーブル4の上に被塗布体1を吸引装置3により吸引させて保持させるようにする。
【0026】
次いで、この被塗布体1の上において塗布用ダイ10を所要間隔を介した位置にセットし、塗布液供給タンク5に収容された塗布液2を供給ポンプ6によりこの塗布用ダイ10に設けられたマニホールド11に供給し、この塗布液2をマニホールド11から塗布用ダイ10の先端部においてスリット状に設けられた吐出口12に導くようにする。
【0027】
そして、この塗布用ダイ10を上記の被塗布体1上において走行させながら、上記の吐出口12から塗布液2を被塗布体1に供給して、被塗布体1上に塗布液2を所定の厚みになるように塗布させた後、上記の供給ポンプ6による塗布液2の供給を停止させ、この塗布用ダイ10を上昇させて上記の被塗布体1上から離すようにする。
【0028】
ここで、この実施例における塗布装置においては、上記のように被塗布体1上に塗布液2を塗布させた後において、この塗布用ダイ10の先端部における吐出口12の周辺部分に残留する塗布液2を除去する清掃装置を設けるにあたっては、図4に示すように、塗布液2が残留する塗布用ダイ10の先端部に洗浄液21を供給する洗浄液供給装置20と、洗浄液21が供給された塗布用ダイ10の先端部に接触させて塗布用ダイ10の先端部に残留する塗布液2を上記の洗浄液21と一緒に除去する清掃用ブレード30と、この清掃用ブレード30によって残留する塗布液2と洗浄液21とが除去された塗布用ダイ10の先端部に塗布液2を供給するローラ40とを、塗布用ダイ10の先端部に沿って走行駿走行装置50に設けている。
【0029】
また、上記の清掃用ブレード30によって塗布用ダイ10の先端部から除去された残留する塗布液2と洗浄液21とを排出させるにあたって、この清掃用ブレード30と所要間隔を介するようにして受け部材31を設け、この受け部材31と清掃用ブレード30と間の隙間を通して、除去された残留する塗布液2と洗浄液21とを吸引装置60により吸引して排出させるようにしている。
【0030】
また、上記のように塗布液2と洗浄液21とが除去された塗布用ダイ10の先端部にローラ40から塗布液2を供給するにあたっては、このローラ40の一部を液収容容器41内に収容された塗布液2中に浸漬させて、このローラ40の外周面に塗布液2を保持させ、このローラ40を塗布用ダイ10の先端部に接触させた状態で回転させ、ローラ40の外周面に保持された塗布液2を上記の塗布用ダイ10の先端部に供給し、またこのように塗布液2を塗布用ダイ10の先端部に供給した後のローラ40の外周面に残留する塗布液2や異物等をブレード42によってローラ40の外周面から除去させて、回収部43に回収させるようにしている。
【0031】
そして、この実施例における塗布装置において、上記のように塗布用ダイ10の吐出口12から被塗布体1上に塗布液2を供給して、塗布液2を被塗布体1上に塗布した後、この塗布用ダイ10の先端部に残留する塗布液2を除去するにあたっては、この塗布用ダイ10を上記の清掃装置の位置に導き、上記の走行装置50を塗布用ダイ10の先端部に沿って走行させながら、上記の洗浄液供給装置20から塗布用ダイ10の先端部に洗浄液21を供給させるようにする。
【0032】
また、このように洗浄液21が供給された塗布用ダイ10の先端部に上記の清掃用ブレード30を接触させて、塗布用ダイ10の先端部に残留する塗布液2を洗浄液21と一緒に除去し、このように除去させた塗布液2と洗浄液21とを、受け部材31と清掃用ブレード30と間の隙間を通して吸引装置60により吸引させて排出させるようにする。
【0033】
また、このように塗布用ダイ10の先端部に残留する塗布液2を洗浄液21と一緒に除去した後は、上記のローラ40を塗布用ダイ10の先端部に接触させた状態で回転させ、ローラ40の外周面に保持された塗布液2を上記の塗布用ダイ10の先端部に供給させるようにする。このようにすると、前記のように塗布用ダイ10の先端部に新しい塗布液2が均一に塗布されて湿りが与えられ、次の被塗布体1上に塗布液2を塗布する場合に、塗布液2がスムーズに被塗布体1上に供給されて、塗布液2が被塗布体1上に均一に塗布されるようになる。
【0034】
また、上記のようにローラ40から塗布用ダイ10の先端部に塗布液2を供給するにあたっては、上記のローラ40の回転速度や、このローラ40の外周面に保持させる塗布液2の粘度等を調整することによって、塗布用ダイ10の先端部に供給する塗布液2の量を調整することができる。
【0035】
なお、この実施例においては、ローラ40に塗布液2を保持させて塗布用ダイ10の先端部に供給させるようにしたが、ローラ40に洗浄液21を保持させて塗布用ダイ10の先端部をさらに洗浄させることも可能である。
【0036】
また、この実施例においては、上記のような清掃装置を塗布用ダイ10の先端部の端面10aに対してだけ設けるようにしたが、図4に示すように、塗布液2が塗布用ダイ10の先端部における端面10aだけではなく両側の面10bにも残留することがあるため、上記のような清掃装置を塗布用ダイ10の先端部の端面10aだけではなく両側の面10bに対しても設けることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明においては、塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給し、この塗布用ダイを走行させて被塗布体に塗布液を塗布する塗布装置において、この塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を除去するにあたり、洗浄液供給装置から吐出口が設けられた塗布用ダイの先端部に洗浄液を供給すると共に、このように洗浄液が供給された塗布用ダイの先端部に清掃用ブレードを接触させ、この状態で走行装置により上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部に沿って移動させ、塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去させるようにした。
【0038】
この結果、この発明によると、塗布用ダイの先端部に残留した塗布液が凝固したような場合においても、凝固した塗布液が洗浄液によって塗布用ダイの先端部から離れやすくなり、この塗布液が洗浄液と共に上記の清掃用ブレードにより塗布用ダイの先端部から適切に除去されるようになり、次の被塗布体上に塗布液を塗布する際に、塗布用ダイの先端部に残留した塗布液によって筋状の塗布むらが発生するのが防止され、連続して被塗布体上に塗布液を均一に塗布できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の塗布装置及びこの発明の実施例における塗布装置において、テーブル上に保持された被塗布体に塗布液を塗布する状態を示した概略説明図である。
【図2】従来の塗布装置において、被塗布体上に塗布液を塗布させた後における塗布用ダイの先端部に残留している塗布液を清掃装置によって除去する状態を示した概略説明図である。
【図3】この発明の実施例における塗布装置において、被塗布体上に塗布液を塗布させた後における塗布用ダイの先端部に残留している塗布液を清掃装置によって除去する状態を示した概略説明図である。
【図4】塗布液が塗布用ダイの先端部における端面の他に両側の面にも残留している状態を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1 被塗布体
2 塗布液
10 塗布用ダイ
10a 先端部の端面
10b 先端部の両側の面
12 吐出口
20 洗浄液供給装置
21 洗浄液
30 清掃用ブレード
40 ローラ
50 走行装置
60 吸引装置

Claims (5)

  1. 塗布液を被塗布体に供給するスリット状になった吐出口が先端部に設けられた塗布用ダイを清掃する塗布用ダイの清掃装置において、吐出口が設けられた塗布用ダイの先端部に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、洗浄液が供給された塗布用ダイの先端部に接触させて塗布用ダイの先端部に残留する塗布液を洗浄液と一緒に除去する清掃用ブレードと、上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを塗布用ダイの先端部に沿って走行させる走行装置とを設けたことを特徴とする塗布用ダイの清掃装置。
  2. 請求項1に記載した塗布用ダイの清掃装置において、上記の塗布用ダイの先端部における端面及びその両側の面に対して、それぞれ上記の洗浄液供給装置と清掃用ブレードとを設けたことを特徴とする塗布用ダイの清掃装置。
  3. 請求項1又は2に記載した塗布用ダイの清掃装置において、上記の清掃用ブレードによって塗布用ダイの先端部から除去された残留する塗布液と洗浄液とを吸引する吸引装置を設けたことを特徴とする塗布用ダイの清掃装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した塗布用ダイの清掃装置において、上記の清掃用ブレードによって残留する塗布液と洗浄液とが除去された塗布用ダイの先端部に、塗布液又は洗浄液が供給されたローラを接触させ、このローラを回転させて塗布用ダイの先端部に沿って移動させるようにしたことを特徴とする塗布用ダイの清掃装置。
  5. 塗布用ダイの先端部に設けられたスリット状になった吐出口から被塗布体に塗布液を供給し、この塗布用ダイを走行させて被塗布体に塗布液を塗布する塗布装置において、上記の塗布用ダイの先端部を清掃する清掃装置として、上記の請求項1〜4の何れか1項に記載した塗布用ダイの清掃装置を用いたことを特徴とする塗布装置。
JP2002271613A 2002-09-18 2002-09-18 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置 Expired - Fee Related JP4188043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002271613A JP4188043B2 (ja) 2002-09-18 2002-09-18 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002271613A JP4188043B2 (ja) 2002-09-18 2002-09-18 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004105849A true JP2004105849A (ja) 2004-04-08
JP4188043B2 JP4188043B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=32268872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002271613A Expired - Fee Related JP4188043B2 (ja) 2002-09-18 2002-09-18 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4188043B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839781B1 (ko) 2006-12-15 2008-06-19 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 도포용 다이의 청소 장치
JP2008149247A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Chugai Ro Co Ltd 吐出ノズルの清掃装置
JP2009011917A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置
JP2009269298A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Japan Steel Works Ltd:The ダイス表面の清掃装置及び方法
CN102688833A (zh) * 2012-06-05 2012-09-26 友达光电(厦门)有限公司 基板涂胶设备
JP6430056B1 (ja) * 2018-07-17 2018-11-28 中外炉工業株式会社 塗布用ノズルの清掃装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839781B1 (ko) 2006-12-15 2008-06-19 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 도포용 다이의 청소 장치
JP2008149224A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Chugai Ro Co Ltd 塗布用ダイの清掃装置
JP2008149247A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Chugai Ro Co Ltd 吐出ノズルの清掃装置
JP2009011917A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置
JP2009269298A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Japan Steel Works Ltd:The ダイス表面の清掃装置及び方法
CN102688833A (zh) * 2012-06-05 2012-09-26 友达光电(厦门)有限公司 基板涂胶设备
JP6430056B1 (ja) * 2018-07-17 2018-11-28 中外炉工業株式会社 塗布用ノズルの清掃装置
JP2020011186A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 中外炉工業株式会社 塗布用ノズルの清掃装置
WO2020017109A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 中外炉工業株式会社 塗布用ノズルの清掃装置
KR20200103817A (ko) * 2018-07-17 2020-09-02 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 도포용 노즐의 청소 장치
CN111801170A (zh) * 2018-07-17 2020-10-20 中外炉工业株式会社 涂布用喷嘴的清扫装置
CN111801170B (zh) * 2018-07-17 2021-12-07 中外炉工业株式会社 涂布用喷嘴的清扫装置
KR102354085B1 (ko) 2018-07-17 2022-01-20 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 도포용 노즐의 청소 장치
TWI803629B (zh) * 2018-07-17 2023-06-01 日商中外爐工業股份有限公司 塗布用管嘴的清掃裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4188043B2 (ja) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3245769B2 (ja) 液処理方法及びその装置
JP4381407B2 (ja) 吐出ノズルの洗浄装置
JP2006187763A (ja) スリットコーター及びこれを利用した液晶表示装置の製造方法
KR101085845B1 (ko) 다이 코터의 도공방법 및 이 방법에 의해 제작된포토리소그래피용 펠리클
KR100908361B1 (ko) 토출 노즐의 세정장치
JP2006263535A (ja) スリットコータ
KR101580738B1 (ko) 반전 오프셋 인쇄 장치 및 방법
JP4808147B2 (ja) 塗布用ダイの清掃装置
JP2004105849A (ja) 塗布用ダイの清掃装置及び塗布装置
TWI313194B (en) Coating film forming method
JP2018006616A (ja) 基板処理装置
JP4779234B2 (ja) 塗布用ダイの清掃方法および清掃装置並びにカラーフィルターの製造方法および製造装置
WO2020017109A1 (ja) 塗布用ノズルの清掃装置
KR200456618Y1 (ko) 슬릿 코터용 예비토출장치
KR20080022034A (ko) 다이 코터의 도포 방법
JP2004122065A (ja) ノズル清掃装置およびこのノズル清掃装置を備えた基板処理装置
JP3895408B2 (ja) ノズル洗浄装置、ノズル洗浄方法、およびかかるノズル洗浄装置を有する薬液塗布装置
JP3914311B2 (ja) ダイコータのリップ部における塗布液除去方法およびその装置
JP3842221B2 (ja) 塗布装置
JP4024351B2 (ja) 現像装置
JP4497802B2 (ja) 塗布用ダイの清掃方法
JPH11283951A (ja) 半導体ウエーハ等用洗浄装置
JP4141805B2 (ja) 枚葉塗工方法
JP2656980B2 (ja) ガラス基板洗浄方法
JP2005066402A (ja) ブレード洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4188043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees