JP6430056B1 - 塗布用ノズルの清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 塗布用ノズルの先端部に付着された塗液を清掃部材によって適切に除去されて、塗布用ノズルの先端部を安定して清掃できるようにする。
【解決手段】 被塗布体Wの上を走行する塗布用ノズル20の先端面21に設けたスリット状の吐出口22から塗液xを吐出させて、塗液を被塗布体の表面に塗布させた後、塗布用ノズルの先端部に残った塗液を清掃部材によって除去する清掃装置30において、塗布用ノズルの走行方向に所要間隔を介して設けた第1清掃部材33と第2清掃部材34とに塗布用ノズルの先端部の形状に対応した清掃用掻き取り部33a,34aを設けると共に、第1と第2の清掃部材を塗布用ノズルの先端部の長手方向に向けて逆方向に傾斜させ、これらの清掃部材における清掃用掻き取り部を塗布用ノズルの先端部に沿わせるようにして、第1と第2の清掃部材とを順番に逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃する
【選択図】 図9

Description

本発明は、ガラス板等の被塗布体の表面に様々な塗液を塗布するテーブルコータ(「登録商標」:以下、省略する。)に使用する塗布用ノズルにおいて、塗液を吐出させるスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端部を清掃する塗布用ノズルの清掃装置に関するものである。特に、被塗布体の上を走行する塗布用ノズルの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗液を吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布させた後、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端部に残った塗液を、塗布用ノズルの先端部に沿って移動する清掃部材によって除去して、塗布用ノズルの先端部を清掃するようにした塗布用ノズルの清掃装置において、前記の塗布用ノズルの先端部から除去させた塗液の一部が清掃部材に付着し、塗布用ノズルの先端部に残った塗液を清掃部材によって除去して清掃する操作を何度か行った場合に、清掃部材に付着した塗液が次第に蓄積し、このように蓄積された塗液が清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着して被塗布体やその周辺に付与されて塗工不良が生じるのを確実に防止し、特に粘度の高い塗液を用いた場合においても、清掃部材に付着して蓄積された塗液が塗布用ノズルの先端部に付着して被塗布体やその周辺に付与されないようにし、塗布用ノズルの先端部を清掃部材によって安定して十分に清掃できるようにした点に特徴を有するものである。
プラズマディスプレーパネル,有機エレクトロルミネッセンスディスプレーパネル,液晶ディスプレーパネル等を製造するにあたり、従来からテーブルコータが使用されており、このようなテーブルコータにおいては、塗液を吐出させるスリット状の吐出口が先端部に設けられた塗布用ノズルを使用し、この塗布用ノズルを前記のような被塗布体の上を移動させながら、この塗布用ノズルの先端部に設けられたスリット状の吐出口から塗液を被塗布体の表面に吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布するようにしている。
しかし、このようにして被塗布体の表面に塗液を塗布させた場合、前記の塗布用ノズルの先端部における前記の吐出口やその周辺部分に塗液が部分的に残った状態になる。
そして、このように塗液が部分的に残った塗布用ノズルにより次の被塗布体の表面に塗液を塗布した場合には、塗布用ノズルの先端部に残った前記の塗液によって、次の被塗布体の表面に塗布された塗液に筋状の塗布むら等が発生するという問題があった。
このため、従来においては、前記のように塗布用ノズルの先端部における吐出口から塗液を被塗布体の表面に塗布した後、この塗布用ノズルを被塗布体から離れた位置に設けられた清掃装置に導き、特許文献1〜3に示すように、この清掃装置に設けられた清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って移動させて、塗布用ノズルの先端部に残った塗液を、清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から掻き取って除去させることが提案されている。
ここで、前記の塗布用ノズルとしては、一般に、前記の特許文献1〜3に示されるように、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端における細長の先端面の両側に、上方に向かってテーパー状に広がったV字状になったリップ斜面が設けられた、先端部が略V字状になったものを用いている。一方、前記の塗布用ノズルの先端部を清掃する清掃装置において、前記の清掃部材としては、塗布用ノズルの先端部における細長の先端面とその両側に設けられたV字状になったリップ斜面とに接触して、これらに残った塗液を除去させるように略V字状に切込みを付けた清掃用掻き取り部を設けたものを用いるようにしている。
また、特許文献1では、V字状に切込みを付けた清掃用掻き取り部だけではなく、V字状の左右の斜面をそれぞれ別の清掃用掻き取り部としたものを組み合わせたものが示されている。
そして、従来においては、前記のように塗液を被塗布体の表面に塗布した後の塗布用ノズルを前記の清掃装置に導き、塗布用ノズルの先端部を前記の清掃部材における清掃用掻き取り部内の切込み等に嵌め込んで、塗布用ノズルの先端部における細長の先端面とその両側に設けられたV字状になったリップ斜面とを清掃部材における清掃用掻き取り部に接触させ、この状態で、前記の清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って移動させて、塗布用ノズルの先端部に残った塗液を、前記の清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から除去させるようにしている。
しかし、このようにして塗布用ノズルの先端部に残った塗液を前記の清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から除去させるようにした場合、塗布用ノズルの先端部から除去させた塗液が前記の清掃部材に付着して残り、特に、粘度の高い塗液の場合には、清掃部材に付着した塗液が清掃部材から流れ落ちずに残り、清掃部材に付着して残る塗液の量が次第に増加し、このように清掃部材に付着して残った塗液が次第に固化した。
そして、このように清掃部材に付着して残って次第に固化した塗液が、塗布用ノズルの先端部における塗工部分や塗工部分外に付着し、このように固化した塗液が付着した塗布用ノズルを用いて被塗布体の表面に新しい塗液を塗布させた際に、塗工部分や塗工部分外に固化した塗液が異物として付着し、塗工不良が生じるという問題があった。
ここで、前記の特許文献1〜3においては、このように清掃部材に付着して残って固化した塗液が、塗布用ノズルの先端部における塗工部分や塗工部分外に付着し、このような塗布用ノズルによって被塗布体の表面に塗液を塗布した際に、塗工部分や塗工部分外に異物が付着して塗工不良が生じるのを防止することに関しては、特に解決手段は示されていない。
特開2008−149247号公報 特開2012−185404号公報 特開2011−167607号公報
本発明は、ガラス板等の被塗布体の表面に様々な塗液を塗布するテーブルコータに使用する塗布用ノズルにおいて、塗液を吐出させるスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端部を清掃する塗布用ノズルの清掃装置における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
そして、本発明における塗布用ノズルの清掃装置においては、被塗布体に対して塗布用ノズルを移動させ、前記の塗布用ノズルの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗液を被塗布体の表面に塗布した後、この塗布用ノズルを清掃装置に導き、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端部に残った塗液を、塗布用ノズルの先端部に沿って移動する清掃部材によって除去して、塗布用ノズルの先端部を清掃するにあたり、塗布用ノズルの先端部から除去された塗液の一部が清掃部材に付着されて蓄積され、このように蓄積された塗液が清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着されても、付着された塗液が清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から適切に除去されるようにして、塗工不良が生じるのを確実に防止し、特に粘度の高い塗液を用いた場合においても、清掃部材に付着して蓄積された塗液が塗布用ノズルの先端部に付着して被塗布体やその周辺に付与されないようにし、塗布用ノズルの先端部を清掃部材によって安定して十分に清掃できるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置においては、前記のような課題を解決するため、被塗布体の上を走行する方向と交差する方向に長くなった塗布用ノズルを用い、この塗布用ノズルの被塗布体と対向する先端面に塗液を吐出させるスリット状の吐出口を塗布用ノズルの長手方向に沿って設け、前記の塗布用ノズルを前記の被塗布体の上を走行させると共に、前記のスリット状の吐出口から塗液を吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布させた後、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を含む先端部に残った塗液を、塗布用ノズルの先端部に沿って塗布用ノズルの下方を移動する清掃部材によって除去して、塗布用ノズルの先端部を清掃する塗布用ノズルの清掃装置において、前記の清掃部材として、前記の塗布用ノズルの先端部の形状に対応した清掃用掻き取り部を設けた第1清掃部材と第2清掃部材とを前記の塗布用ノズルの走行方向に所要間隔を介するように設けると共に、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とを、前記の塗布用ノズルの下方から塗布用ノズルの先端部に向けて、塗布用ノズルの長手方向に対して逆方向に向かうように傾斜させ、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とにおける清掃用掻き取り部を塗布用ノズルの先端部に沿うようにして、第1清掃部材と第2清掃部材とを順番にそれぞれ塗布用ノズルの先端部に沿って逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃するようにした。
そして、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置のように、清掃部材として、塗布用ノズルの先端部の形状に対応した清掃用掻き取り部を設けた第1清掃部材と第2清掃部材とを前記の塗布用ノズルの走行方向に所要間隔を介するように設け、第1清掃部材と第2清掃部材とを、前記の塗布用ノズルの下方から塗布用ノズルの先端部に向けて、塗布用ノズルの長手方向に対して逆方向に向かうように傾斜させ、第1清掃部材と第2清掃部材とにおける清掃用掻き取り部を塗布用ノズルの先端部に沿うようにして、第1清掃部材と第2清掃部材とを順番にそれぞれ塗布用ノズルの先端部に沿って逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃すると、塗布用ノズルの先端部から除去された塗液の一部が一方の清掃部材に付着されて蓄積され、このように蓄積された塗液が一方の清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着されても、付着された塗液が他方の清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から適切に除去されるようになる。
ここで、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とを、塗布用ノズルの走行方向と交差する塗布用ノズルの先端部の長手方向において逆方向に向けて傾斜させるにあたり、第1清掃部材と第2清掃部材とを、それぞれ塗布用ノズルの先端部を清掃する場合の移動方向に向かうように前記の塗布用ノズルの下方から塗布用ノズルの先端部に向けて傾斜させることが好ましい。このようにすると、ポリイミド等のような粘度の高い塗液を使用した場合においても、塗布用ノズルの先端部に残った塗液が、前記のように移動方向に向けて傾斜させた第1清掃部材や第2清掃部材によって下方向に確実に掻き落とせるようになって、塗布用ノズルの先端部に残った塗液を十分に除去させることができるようになる。

また、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第1清掃部材の移動方向下流側にスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を清掃する第1先端面清掃部材を設けると共に、前記の第2清掃部材の移動方向下流側にスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を清掃する第2先端面清掃部材を設けることができる。このようにすると、被塗布体の上を走行する塗布用ノズルの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗液を被塗布体の表面に吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布させた後、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面に残った塗液を、前記の第1先端面清掃部材と第2先端面清掃部材とによって確実に除去して清掃することができるようになる。なお、前記の第1先端面清掃部材と第2先端面清掃部材とを設ける場合、前記の第1清掃部材と第2清掃部材との場合と同様に、それぞれ塗布用ノズルの先端部を清掃する時における移動方向に向けて傾斜させることが好ましい。
また、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置において、粘度の低い塗液を使用した場合には、第1清掃部材と第2清掃部材とを、それぞれ塗布用ノズルの先端部を清掃する場合の移動方向と反対方向に向けて傾斜させる方法も有効である。
また、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置において、塗布用ノズルの先端部を前記の第1清掃部材と第2清掃部材とによって清掃するにあたっては、前記の塗布用ノズルを前記の第1清掃部材と第2清掃部材とに対して相対的に昇降・移動可能に設け、前記の塗布用ノズルの先端部を前記の第1清掃部材における清掃用掻き取り部内に導き、この第1清掃部材によって塗布用ノズルの先端部を清掃させ、次いで、前記の塗布用ノズルの先端部を第2清掃部材における清掃用掻き取り部内に導き、この第2清掃部材によって塗布用ノズルの先端部を清掃させるようにすることができる。この場合、塗布用ノズルを昇降・移動させる他、第1清掃部材及び第2清掃部材の両方を昇降・移動させるようにすることができるが、操作の容易性の点からは、塗布用ノズルの方を昇降・移動させるようにすることが好ましい。
本発明における塗布用ノズルの清掃装置においては、前記のように清掃部材として、塗布用ノズルの先端部の形状に対応した清掃用掻き取り部を設けた第1清掃部材と第2清掃部材とを前記の塗布用ノズルの走行方向に所要間隔を介するように設け、第1清掃部材と第2清掃部材とを、塗布用ノズルの走行方向と交差する塗布用ノズルの先端部の長手方向において逆方向に向けて傾斜させ、第1清掃部材と第2清掃部材とにおける清掃用掻き取り部を塗布用ノズルの先端部に沿うようにして、第1清掃部材と第2清掃部材とを順番にそれぞれ塗布用ノズルの先端部に沿って逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を第1清掃部材と第2清掃部材とによって清掃させるようにしたため、塗布用ノズルの先端部から除去された塗液の一部が一方の清掃部材に付着されて蓄積され、このように蓄積された塗液が一方の清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着されても、付着された塗液が他方の清掃部材によって塗布用ノズルの先端部から適切に除去されるようになる。
ここで、第1清掃部材と第2清掃部材を順番にそれぞれ塗布用ノズルの先端部に沿って逆方向に移動させる方法としては、第1清掃部材を移動させた後に、第2清掃部材を移動させるだけでよいが、それを複数回行ってもよい。
この結果、本発明における塗布用ノズルの清掃装置においては、清掃部材に付着されて蓄積された塗液が清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着されても、付着された塗液が塗布用ノズルの先端部から適切に除去されるようになり、塗工不良が生じるのを確実に防止することができ、特に粘度の高い塗液を用いた場合においても、清掃部材に付着して蓄積された塗液が塗布用ノズルの先端部に付着して被塗布体やその周辺に付与されないようにし、塗布用ノズルの先端部を清掃部材によって安定して十分に清掃できるようになる。
本発明の一実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置を用いた塗布装置の概略説明図である。 前記の塗布装置において、塗布用ノズルをテーブルにセットさせた被塗布体の上を走行させながら、塗布用ノズルの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗液を吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布させる状態を示した概略説明図である。 前記の塗布装置において、塗布用ノズルをテーブルにセットさせた被塗布体の上を走行させながら、塗布用ノズルの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗液を吐出させて、被塗布体の表面全体に塗液を塗布させた状態を示した概略説明図である。 前記の塗布装置において、被塗布体の表面に塗液を塗布させた後の塗布用ノズルの先端部に塗液が残った状態を示し、(A)は塗布用ノズルの概略側面図、(B)は塗布用ノズルの概略断面図である。 前記の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置において、先端部に塗液が残った状態にある塗布用ノズルを清掃装置における第1清掃部材の位置に導いて、塗液が残った状態にある塗布用ノズルの先端部を第1清掃部材における清掃用掻き取り部内に装入させる状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第1清掃部材と第1先端面清掃部材とを、塗液が残った状態にある塗布用ノズルの先端部の長手方向に沿って移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃させる状態を示し、(A)は塗液が残った状態にある塗布用ノズルの先端部に向けて第1清掃部材及び第1先端面清掃部材を移動させる状態を示した概略説明図、(B)は前記の第1清掃部材及び第1先端面清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って移動させて塗布用ノズルの先端部に残った塗液を除去させて清掃した場合に、除去された塗液の一部が第1清掃部材や第1先端面清掃部材に付着した状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置において、第1清掃部材及び第1先端面清掃部材によって清掃させた後の塗布用ノズルを、清掃装置における第1清掃部材の位置から第2清掃部材の位置に導いて、塗布用ノズルの先端部を第2清掃部材における清掃用掻き取り部の切込み内に装入させる状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第2清掃部材と第2先端面清掃部材とを、塗布用ノズルの先端部の長手方向に沿って前記の第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃させる状態を示し、(A)は第1清掃部材及び第1先端面清掃部材によって清掃させた後の塗布用ノズルの先端部に向けて、第2清掃部材及び第2先端面清掃部材を第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させる状態を示した概略説明図、(B)は前記の第2清掃部材及び第2先端面清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部をさらに清掃させた後の状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置において、何度か使用した後における塗布用ノズルの先端部に残った塗液を、塗布用ノズルの先端部から清掃させるにあたり、除去された塗液の一部が付着された状態にある第1清掃部材と第1先端面清掃部材とを、塗液が残った状態にある塗布用ノズルの先端部の長手方向に沿って移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃させた後、第1清掃部材や第1先端面清掃部材に残っていた塗液が付着した前記の塗布用ノズルの先端部に対して、前記の第2清掃部材と第2先端面清掃部材とを塗布用ノズルの先端部の長手方向に沿って第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部に残っていた塗液を除去させて清掃する状態を示し、(A)は塗液が残った状態にある塗布用ノズルの先端部に向けて前記の第1清掃部材及び第1先端面清掃部材を移動させる状態を示した概略説明図、(B)は前記の第1清掃部材及び第1先端面清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って移動させて塗布用ノズルの先端部に残った塗液を除去させて清掃した場合に、第1清掃部材や第1先端面清掃部材に残っていた塗液が塗布用ノズルの先端部に付着して残った状態を示した概略説明図、(C)は第1清掃部材及び第1先端面清掃部材により清掃させた後に塗液の一部が残った塗布用ノズルの先端部に向けて、第2清掃部材及び第2先端面清掃部材を第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させる状態を示した概略説明図、(D)は前記の第2清掃部材及び第2先端面清掃部材を塗布用ノズルの先端部に沿って第1清掃部材及び第1先端面清掃部材と逆方向に移動させて、第1清掃部材及び第1先端面清掃部材から塗布用ノズルの先端部に付着した塗液を除去して清掃させた後の状態を示した概略説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る塗布用ノズルの清掃装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る塗布用ノズルの清掃装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
ここで、この実施形態においては、図1に示すように、ガラス板等の被塗布体Wをテーブルコータ10におけるテーブル11の上にセットし、このようにセットされた被塗布体Wの上を、走行用レール12に沿って走行する走行部材13に塗布用ノズル20を取り付け、この走行部材13によって塗布用ノズル20を前記の被塗布体Wの上を走行させるようにしている。
そして、この塗布用ノズル20から塗液xを被塗布体Wの表面に吐出させて、被塗布体Wの表面に塗液xを塗布するようにしている。
ここで、前記のように塗布用ノズル20によって被塗布体Wの表面に塗液xを塗布するにあたり、図2に示すように、塗布用ノズル20としては、塗布用ノズル20の走行方向と直交する方向に延びた前記の被塗布体Wと対向する細長い先端面21に、塗液xを被塗布体Wの表面に吐出させるスリット状の吐出口22が設けられると共に、この先端面21の両側に上方に向かってテーパー状に広がったV字状になったリップ斜面23が設けられて、先端部が略V字状になったものを用いている。
そして、この塗布用ノズル20の内部に設けられたマニホールド24に、塗液供給タンク(図示せず)に収容された塗液xを供給し、このマニホールド24に供給された塗液xを、案内路25を通して塗布用ノズル20の先端面21に設けた前記のスリット状になった吐出口22に導いて、この吐出口22から塗液xを被塗布体Wの表面に吐出させて、被塗布体Wの表面に塗液xを塗布するようにしている。
次いで、前記のように塗布用ノズル20の先端面21に設けたスリット状の吐出口22から塗液xを被塗布体Wの表面に吐出させながら、走行部材13によって塗布用ノズル20を前記の被塗布体Wの上を走行させて、図3に示すように、被塗布体Wの表面全体に塗液xを塗布するようにしている。
また、前記のテーブルコータ10においては、前記のように塗布用ノズル20の先端面21に設けたスリット状の吐出口22から塗液xを被塗布体Wの表面に吐出させながら塗布用ノズル20を走行させて、被塗布体Wの表面全体に塗液xを塗布させた場合、図4(A),(B)に示すように、吐出口22から吐出させた塗液xの一部が塗布用ノズル20の先端部に付着して残るようになる。
このため、塗液xを被塗布体Wの表面に塗布させた後の塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを除去して塗布用ノズル20の先端部を清掃する本実施形態に係る清掃装置30を、塗布用ノズル20を走行させて被塗布体Wに塗液xを塗布させた被塗布体Wの位置よりも塗布用ノズル20の走行方向下流側におけるテーブル11の上に設けている。
ここで、この清掃装置30においては、被塗布体Wよりも塗布用ノズル20の走行方向下流側におけるテーブル11の上に、前記の走行方向と直交する方向に延びた案内レール31を設け、この案内レール31の上を往復移動する清掃用移動台32の上に、塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを除去する清掃部材として、塗布用ノズル20の走行方向に所要間隔を介するようにして第1清掃部材33と第2清掃部材34とを設け、前記の第1清掃部材33と第2清掃部材34とにそれぞれ、前記の塗布用ノズル20の先端部の形状に対応した形状の切込みを有する清掃用掻き取り部33a,34aを設けると共に、前記の第1清掃部材33と第2清掃部材34とをそれぞれ塗布用ノズル20の長手方向、すなわち清掃用移動台32を往復移動させる方向において逆方向に傾斜させて設けている。なお、この清掃装置30においては、第1清掃部材33と第2清掃部材34とを、それぞれ塗布用ノズル20の先端部を清掃させる際に移動させる方向に向けて傾斜させている。
また、ここでは清掃用掻き取り部33a,34aとして、塗布用ノズル20の先端部の形状に対応した切込みを設けた一体型の部材で説明したが、塗布用ノズル20の先端部のV字状になったリップ斜面23の左右の斜面をそれぞれ別の部材(図示せず)で掻き取るようにしてもよい。
また、前記の清掃装置30においては、スリット状の吐出口22から被塗布体Wの表面に塗液xを塗布させた後の塗布用ノズル20の先端面21に残った塗液xを確実に除去して塗布用ノズル20の先端部を清掃するため、前記のように傾斜させた第1清掃部材33における傾斜方向と反対側の位置に、吐出口22が設けられた塗布用ノズル20の先端面21を清掃する第1先端面清掃部材35を第1清掃部材33と同方向に傾斜させるようにして設けると共に、第2清掃部材34における傾斜方向と反対側の位置に、吐出口22が設けられた塗布用ノズル20の先端面21を清掃する第2先端面清掃部材36を第2清掃部材34と同方向に傾斜させるようにして設けている。
ここで、前記のように塗液xを被塗布体Wの表面に塗布させた後の塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを、前記の清掃装置30によって塗布用ノズル20の先端部から除去して、塗布用ノズル20の先端部を清掃するにあたっては、先ず、図5に示すように、被塗布体Wの表面に塗布させた後の先端部に塗液xが残った状態にある塗布用ノズル20を、前記の清掃装置30における清掃用移動台32の上に設けた第1清掃部材33に導き、第1清掃部材33に設けた清掃用掻き取り部33aに塗布用ノズル20の先端部を嵌め込むようにする。
そして、このように塗布用ノズル20の先端部を第1清掃部材33に設けた清掃用掻き取り部33a内に嵌め込んだ状態で、図6(A),(B)に示すように、前記の第1清掃部材33における清掃用掻き取り部33aと第1先端面清掃部材35の先端面とを前記の塗布用ノズル20の先端部に接触させるようにして、前記の清掃用移動台32を塗布用ノズル20の長手方向一端側から第1清掃部材33及び第1先端面清掃部材35の傾斜方向に向けて塗布用ノズル20の長手方向他端側に走行させ、塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを、前記の第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって塗布用ノズル20の先端部から除去させるようにする。なお、このように第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを除去させる場合、前記の塗液xの粘度が高い場合には、塗布用ノズル20の先端部から除去させた塗液xの一部が第1清掃部材33や第1先端面清掃部材35に付着したり、塗布用ノズル20の先端部に塗液xの一部が部分的に残ったりすることがある。
次いで、前記のように清掃用移動台32を塗布用ノズル20の長手方向他端側に走行させて、第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって塗布用ノズル20の先端部から塗液xを除去させた後の塗布用ノズル20を、図7に示すように、前記の清掃用移動台32の上に設けた第1清掃部材33の位置から第2清掃部材34の位置に移動させて、この塗布用ノズル20の先端部を、第2清掃部材34に設けた清掃用掻き取り部34a内に嵌め込むようにする。
そして、このように塗布用ノズル20の先端部を第2清掃部材34に設けた清掃用掻き取り部34a内に嵌め込んだ状態で、図8(A),(B)に示すように、前記の第2清掃部材34における清掃用掻き取り部34aと第2先端面清掃部材36の先端面とを前記の塗布用ノズル20の先端部に接触させるようにして、前記の清掃用移動台32を先に移動させた塗布用ノズル20の長手方向他端側から第2清掃部材34及び第2先端面清掃部材36の傾斜方向に向けて塗布用ノズル20の長手方向一端側に戻すように逆方向に走行させ、塗布用ノズル20の先端部に残っている塗液xを、前記の第2清掃部材34と第2先端面清掃部材36とによって塗布用ノズル20の先端部から除去させるようにする。このように、塗液xが残った塗布用ノズル20の先端部を、第1清掃部材33及び第1先端面清掃部材35によって清掃させた後、さらに第2清掃部材34と第2先端面清掃部材36とによって清掃させると、塗布用ノズル20の先端部における塗液xが十分に除去されるようになる。
また、前記のようにして塗液xが残った塗布用ノズル20の先端部を複数回清掃させた場合において、前記のように第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって塗布用ノズル20の先端部から除去させた塗液xの一部が、第1清掃部材33や第1先端面清掃部材35に付着して蓄積し、第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35に蓄積された塗液xの量が次第に増加して多くなると、図9(A),(B)に示すように、第1清掃部材33における清掃用掻き取り部33aと第1先端面清掃部材35の先端面とを塗布用ノズル20の先端部に接触させるようにして、清掃用移動台32を塗布用ノズル20の長手方向一端側から塗布用ノズル20の長手方向他端側に走行させ、塗布用ノズル20の先端部に残った塗液xを、前記の第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって塗布用ノズル20の先端部から除去させる際に、第1清掃部材33や第1先端面清掃部材35に蓄積された塗液xが塗布用ノズル20の先端部に再付着して、塗布用ノズル20の先端部に残留する塗液xの量が多くなる。このため、このような塗布用ノズル20をそのままの状態で使用して塗工を行うと、塗工不良が生じるようになる。
また、図9(A)で第1清掃部材33における清掃用掻き取り部33aと第1先端面清掃部材35の先端面とを塗布用ノズル20の先端部に接触させた際に、第1清掃部材33や第1先端面清掃部材35に蓄積されていた塗液xが、同図に示すように、清掃用移動台32の走行方向上流側に再付着して、塗布用ノズル20の先端面21とリップ斜面23に残ったままとなる場合もある。
これに対して、この実施形態においては、前記のように第1清掃部材33と第1先端面清掃部材35とによって清掃させた後の塗布用ノズル20を第2清掃部材34の位置に移動させ、図9(C),(D)に示すように、第2清掃部材34における清掃用掻き取り部34aと第2先端面清掃部材36の先端面とを前記の塗布用ノズル20の先端部に接触させるようにして、清掃用移動台32を先に移動させた塗布用ノズル20の長手方向他端側から第2清掃部材34及び第2先端面清掃部材36の傾斜方向に向けて塗布用ノズル20の長手方向一端側に戻すように逆方向に走行させるため、塗布用ノズル20の先端面21やリップ斜面23に付着して残っている前記の塗液xを、前記の第2清掃部材34と第2先端面清掃部材36とによって塗布用ノズル20の先端部から十分除去させることができるようになる。
この結果、第1清掃部材33や第1先端面清掃部材35に蓄積された塗液xが塗布用ノズル20の先端部に再付着して、塗布用ノズル20の先端部に残留する塗液xの量が多くなった場合においても、塗布用ノズル20の先端部における塗液xが確実に除去されて、塗布用ノズル20の先端部を十分に清掃できるようになる。
なお、塗布用ノズル20を第1清掃部材33から第2清掃部材34の位置に移動させるにあたり、この実施形態においては、塗布用ノズル20を昇降・移動させるようにしたが、操作は面倒であるが、第1清掃部材33や第2清掃部材34の方を移動させるようにすることも可能である。
また、前記の実施形態では、被塗布体Wの表面に塗液xを塗布した後に、塗布用ノズル20の先端部を清掃するように説明したが、これを連続して行なう場合には、被塗布体Wの表面に塗液xを塗布する前に、塗布用ノズル20の先端部を清掃するようにしてもよい。
10 :テーブルコータ
11 :テーブル
12 :走行用レール
13 :走行部材
20 :塗布用ノズル
21 :先端面
22 :吐出口
23 :リップ斜面
24 :マニホールド
25 :案内路
30 :清掃装置
31 :案内レール
32 :清掃用移動台
33 :第1清掃部材
33a :清掃用掻き取り部
34 :第2清掃部材
34a :清掃用掻き取り部
35 :第1先端面清掃部材
36 :第2先端面清掃部材
W :被塗布体
x :塗液

Claims (4)

  1. 被塗布体の上を走行する方向と交差する方向に長くなった塗布用ノズルを用い、この塗布用ノズルの被塗布体と対向する先端面に塗液を吐出させるスリット状の吐出口を塗布用ノズルの長手方向に沿って設け、前記の塗布用ノズルを前記の被塗布体の上を走行させると共に、前記のスリット状の吐出口から塗液を吐出させて、被塗布体の表面に塗液を塗布させた後、スリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を含む先端部に残った塗液を、塗布用ノズルの先端部に沿って塗布用ノズルの下方を移動する清掃部材によって除去して、塗布用ノズルの先端部を清掃する塗布用ノズルの清掃装置において、前記の清掃部材として、前記の塗布用ノズルの先端部の形状に対応した清掃用掻き取り部を設けた第1清掃部材と第2清掃部材とを前記の塗布用ノズルの走行方向に所要間隔を介するように設けると共に、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とを、前記の塗布用ノズルの下方から塗布用ノズルの先端部に向けて、塗布用ノズルの長手方向に対して逆方向に向かうように傾斜させ、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とにおける清掃用掻き取り部を塗布用ノズルの先端部に沿うようにして、第1清掃部材と第2清掃部材とを順番にそれぞれ塗布用ノズルの先端部に沿って逆方向に移動させて、塗布用ノズルの先端部を清掃することを特徴とする塗布用ノズルの清掃装置。
  2. 請求項1に記載の塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第1清掃部材と第2清掃部材とを、それぞれ塗布用ノズルの先端部を清掃する場合の移動方向に向かうように前記の塗布用ノズルの下方から塗布用ノズルの先端部に向けて傾斜させたことを特徴とする塗布用ノズルの清掃装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の塗布用ノズルの清掃装置において、前記の第1清掃部材の移動方向下流側にスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を清掃する第1先端面清掃部材を設けると共に、前記の第2清掃部材の移動方向下流側にスリット状の吐出口が設けられた塗布用ノズルの先端面を清掃する第2先端面清掃部材を設けたことを特徴とする塗布用ノズルの清掃装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の塗布用ノズルの清掃装置において、塗布用ノズルの先端部を前記の第1清掃部材と第2清掃部材とによって清掃するにあたり、前記の塗布用ノズルを前記の第1清掃部材と第2清掃部材とに対して相対的に昇降・移動可能に設け、前記の塗布用ノズルの先端部を前記の第1清掃部材における清掃用掻き取り部内に導き、この第1清掃部材によって塗布用ノズルの先端部を清掃し、次いで、前記の塗布用ノズルの先端部を第2清掃部材における清掃用掻き取り部内に導き、この第2清掃部材によって塗布用ノズルの先端部を清掃することを特徴とする塗布用ノズルの清掃装置。
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