JP3245769B2 - 液処理方法及びその装置 - Google Patents

液処理方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば現像液の
ような処理液の膜を、半導体ウエハのような被処理体上
やこの上に形成された層の上に形成するための液処理方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハのような被処理体に
衝撃を与えたり、気泡を発生させることなく、短時間で
迅速に所定の液体を被処理体に供給することができ、少
量の液体で効率良く処理を実施できることが望まれてい
る。
【0003】このような要請に応えるものとして、半導
体ウエハを保持するスピンチャック上部に設けられる液
体供給ノズルであって、矩形容器状の液体収容部の底部
に多数の細孔を設けた構成とし、現像液がこの多数の細
孔からにじみ出るようにして現像液を半導体ウエハに供
給するものが知られている(特開平5−55133号公
報)。
【0004】また、液体ノズル内に設けられた液溜部か
ら複数の細管を介して帯状の吐出部に液体を供給し、上
記帯状の吐出部から帯状の液体が流出されるように構成
した帯状液体ノズルも知られている(特開平4−124
812号公報)。
【0005】更に、静止状態において、現像液供給ノズ
ルから少量の現像液を供給して現像液供給ノズルの直下
における半導体ウエハ表面に液膜を形成した後、現像液
供給ノズルから所定の液膜厚に必要な量の現像液を供給
すると共に、現像液供給ノズルと半導体ウエハを相対移
動して半導体ウエハ表面に所定厚の液膜を形成する処理
方法も知られている(特開平7−326554号公
報)。
【0006】ところで、この種の液膜形成方法において
は、ノズルを使用するに際し、待機位置にてノズル先端
を回転するローラ周面に近接させ、ノズル先端から出る
現像液をローラ周面に付けてその調子を整えた後、ノズ
ルを待機位置から使用位置に移し、ノズルと半導体ウエ
ハを相対的に移動させて半導体ウエハ上に現像液の膜を
形成する方法が提案されている。なお、ローラ周面に残
っている現像液はワイパーで除去している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法で形成される膜厚は、特にその初期において一定化せ
ず、図8に示すように、現像スタート位置から40mm
〜50mmの間に徐々に設定膜厚値(図8のゼロレベ
ル)に漸近する態様を示す。
【0008】この理由は、ノズルが待機位置から使用位
置に来るまでには、ある程度の時間を要するため、待機
位置にて整えられたノズル先端から出る現像液の調子
を、ノズルが待機位置から使用位置に来るまでの期間中
保持しておくことができず、ノズル先端の現像液の付着
量(溜まる量)が多過ぎたり或いは少な過ぎることに起
因する。
【0009】そこで、この発明の目的は、上記課題を解
決し、待機位置にて整えられたノズル先端から出る現像
液の調子を、ノズルが待機位置から使用位置に移行する
までの期間中保持しておくことができる液処理方法及び
その装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、次のように構成したものである。
【0011】請求項1に記載の液処理方法は、処理液供
給用のノズルを使用するに際し、被処理体の外方の待機
位置にてノズル先端を回転するローラの周面に近接して
ノズル先端から吐出する処理液の調子を整えた後、ノズ
ルの待機位置と、上記被処理体に処理液を供給する使用
位置との間に設けた除去手段にノズル先端を近接しつつ
ノズルを待機位置から使用位置に移し、ノズルと被処理
体を相対的に移動させて被処理体上に処理液の膜を形成
するものである。
【0012】請求項に記載の液処理方法は、被処理体
に処理液を供給して処理液の膜を形成する液処理方法に
おいて、上記被処理体の外方位置に設けられた待機位置
にて上記処理液を処理液供給用のノズルから吐出させつ
つこの処理液に処理液用の溶剤を液状の状態で接触させ
て処理液の調子を整えた後、上記待機位置から上記被処
理体の上方位置までの間に上記ノズルから吐出した処理
液を除去手段に付着して処理液の調子を保持し、その
後、上記ノズルと被処理体を相対的に移動させて被処理
体上に処理液の膜を形成するものである。
【0013】上記請求項1,2に記載の液処理方法によ
れば、ノズル先端から吐出する処理液の調子は、予め待
機位置において十分に整えられる。このため、使用位置
に至ったノズルを、そのまま走査移動させた場合、この
ノズルにより被処理体に塗布される処理液の膜厚は、そ
の使用位置始端から均一なものとなる。また、ノズルが
待機位置から使用位置へ移行される間も、除去手段によ
り処理液の調子を保持することで、更に、処理液の膜圧
を均一にすることができる
【0014】請求項に記載の液処理装置は、被処理体
に処理液を供給し、ノズルと被処理体を相対的に移動さ
せて被処理体上に処理液の膜を形成する液処理装置にお
いて、上記被処理体に上記処理液を供給するノズルと、
上記被処理体の外方の待機位置に設けられ、上記ノズル
先端に近接してノズル先端から吐出する処理液の調子を
整える手段と、上記ノズルを待機位置から上記被処理体
に処理液を供給する使用位置に移すノズル移動手段と、
上記待機位置と使用位置との間において上記ノズル先端
の移行する軌跡に沿って設けられ、ノズル先端から吐出
する処理液の調子を保持する除去手段と、を具備するも
のである。
【0015】請求項に記載の液処理装置は、被処理体
に処理液を供給し、ノズルと被処理体を相対的に移動さ
せて被処理体上に処理液の膜を形成する液処理装置にお
いて、上記被処理体に上記処理液を供給するノズルと、
上記被処理体の外方の待機位置に設けられ、上記ノズル
先端に近接してノズル先端から吐出する処理液の調子を
整える手段と、上記被処理体に処理液を供給する使用位
置と、上記待機位置との間における上記ノズル先端の移
行する軌跡に沿って設けられ、ノズル先端から吐出する
処理液の調子を保持する除去手段と、を具備するもので
ある。
【0016】請求項3,4に記載の液処理装置の場合
も、ノズル先端が待機位置から使用位置へ移行される間
も、除去手段によりノズル先端から吐出する処理液の調
子が保持されているため、ノズルにより被処理体に塗布
される処理液の膜厚は、その使用位置始端から均一なも
のとなる。また、ノズル先端から吐出する処理液の調子
を予め待機位置において十分に整えることにより、処理
液の膜圧を更に均一にすることができる
【0017】請求項に記載の液処理装置は、上記除去
手段が、上記待機位置と使用位置との間において上記ノ
ズル先端の移行する旋回軌跡に沿って設けられ、ノズル
先端から吐出する処理液を付着により除去する湾曲した
ダミー板から成る構成のものである。
【0018】請求項6に記載の液処理装置は、上記除去
手段が、上記待機位置と使用位置との間において上記ノ
ズル先端の移行する旋回軌跡に沿って設けられ、ノズル
先端から吐出する処理液を付着して除去する直線状のダ
ミー板から成る構成のもので ある
【0019】請求項5,6に記載の液処理装置におい
て、上記ダミー板の下方位置に、溶剤を収容するタンク
を配設し、上記ダミー板を上下に回動可能に形成すると
共に、上記タンク内の溶剤に浸漬可能に形成する方が好
ましい(請求項7)
【0020】この構成の液処理装置の場合も、待機位置
と使用位置との間に、ノズル先端の旋回軌跡に沿ってダ
ミー板が設けられているため、ノズル先端から吐出する
処理液の調子が、ノズル先端が待機位置から使用位置へ
移行される間も保持される。
【0021】請求項8に記載の液処理装置は、上記処理
液の調子を整える手段が、回転するローラであることを
特徴とするものである。
【0022】この液処理装置によれば、ノズルが待機位
置に在る間、そのノズル先端が回転するローラに近接し
ているので、ノズル先端から吐出する処理液の調子が十
分に整えられる。
【0023】この場合、ローラの周面にワイパーを摺接
することにより、ローラの周面に付着した処理液をワイ
パーによって払拭することができる(請求項9)。ま
た、ローラの一部を処理液用の溶剤中に浸漬することに
より、回転によりローラの周面に付着する処理液用の溶
剤が、ノズルから吐出する処理液と接触して処理液の調
子を更に十分に整えることができ、また、ローラの周面
に付着した処理液を溶剤によって除去することができる
(請求項10)。
【0024】請求項11に記載の液処理装置は、上記処
理液の調子を整える手段及び上記除去手段が、上記待機
位置と使用位置との間に設けられた無端ベルトであっ
て、その一部の走行区間が上記ノズル先端の移行する軌
跡に沿って設けられ、ノズル先端から吐出する処理液を
付着により除去して待機位置から使用位置まで保持させ
る回転走行する無端ベルトと、処理液用の溶剤を入れた
タンクであって、上記無端ベルトの他の一部をタンク内
の溶剤中に浸漬させるタンクと、を具備するものであ
る。
【0025】この液処理装置によれば、ノズルが待機位
置に在る間、そのノズル先端が無端ベルトに近接してい
るので、ノズル先端から吐出する処理液と処理液用の溶
剤が接触して処理液の調子が十分に整えられる。
【0026】このノズルが待機位置から使用位置へ移行
する場合、その待機位置から使用位置への区間における
無端ベルト上をノズル先端が通過するため、ノズル先端
から吐出する処理液の調子は、ノズルが待機位置から使
用位置に至るまでそのまま保持される。したがって、こ
のノズルにより被処理体に塗布される処理液の膜厚は、
その使用位置始端から均一なものとなる。
【0027】また、無端ベルトが、待機位置でノズル先
端から吐出する処理液の調子を整える作用と、このノズ
ル先端の調子が整えられたノズルを、待機位置から使用
位置へ移行させる際に、ノズル先端から吐出する処理液
の調子を保持する作用とを有する。したがって、部品点
数及び製作費用の低減を図ることができる。
【0028】なお、無端ベルトは上記区画とは異なる他
の一部がタンク内の溶剤中を通ることにより、無端ベル
トに付着した処理液が除去される。
【0029】なお、上記タンクの上部には、排気ダクト
を設けたり(請求項12)、ノズルが待機位置になる前
に開かれ待機位置を去ったとき閉じられる蓋を設ける
(請求項13)とよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0031】この発明の処理液の膜を形成する処理装置
は、図1に示すように、被処理体である半導体ウエハ2
(以下にウエハという)を水平状態に保持する保持手段
例えば真空によって吸着保持する載置台1と、この載置
台1の上方に位置してウエハ2の幅とほぼ等しい長さに
渡って帯状に処理液として現像液4を吐出する現像液供
給ノズル(処理液供給ノズル)3と、この現像液供給ノ
ズル3をウエハ2及び載置台1の外方の待機位置aから
使用位置bへ又はその逆に移行させる移行機構及び更に
現像液供給ノズル3をウエハ2の一方向から他方向に渡
って移送(矢印c方向)するスキャン機構を含むノズル
移動手段10と、処理液供給管路である現像液供給チュ
ーブ21を介して現像液供給ノズル3に接続する現像液
収容タンク20(処理液供給源)とを有する。
【0032】現像液供給ノズル3は、現像液供給チュー
ブ21を介して現像液収容タンク20(処理液供給源)
に接続されており、この現像液供給チューブ21は、エ
アーオペレーションバルブ22、現像液4中の気泡を分
離除去するための気泡除去機構23、フィルタ24及び
ベローズポンプのような流量制御手段25が順次設けら
れている。この流量制御手段25は、駆動部により制御
された状態で伸縮可能となっており、所定量の現像液4
を現像液供給ノズル3を介してウエハ2の中心部に供給
例えば滴下可能となっている。従来の現像液4の供給量
より少量の現像液4の供給量制御を可能としている。こ
の駆動部は、一端が流量制御手段25の一端に装着され
たねじと、このねじに螺合されるナットとから成るボー
ルねじ26と、このナットを回転させることによりねじ
を直線動させるサーボ機構を有するサーボモータ又はス
テッピングモータ27とにより構成されている。
【0033】上記のように構成される現像液供給系にお
いて、現像液の吐出時間は流量制御手段25のステッピ
ングモータ27の駆動時間によって制御されるようにな
っている。また、現像液の吐出量は、流量制御手段25
の駆動動作、例えば駆動時間並びに駆動速度と、現像液
供給路を開閉するためのエアーオペレーションバルブ2
2の開閉動作(ON−OFF動作)によって設定される
ようになっている。上記流量制御手段25の駆動時間の
設定及びエアーオペレーションバルブ22のON−OF
F動作は、予め設定されたプログラムに基づいてコンピ
ュータの作用で自動的に制御される。
【0034】5は、上記ノズル3先端から吐出する現像
液4の調子を整える手段であって、待機位置aにおかれ
た一方向に回転するローラにて形成されており、その下
部はタンク8に入れられた水から成る現像液用の溶剤6
中に浸漬されている。ノズル3を使用するに際し、待機
位置aにてノズル先端が、周面に溶剤6が付着した回転
するローラ5の周面に近接して、これによりノズル先端
から吐出する現像液4の調子が整えられる。この際、回
転によりローラ5の周面に付着する溶剤6が現像液4と
接触して更に十分に現像液4の調子が整えられる。な
お、ローラ5の周面に付着した現像液は溶剤6で除去さ
れるが、完全に除去されずに残っているものは、ローラ
5周面に摺接されているワイパー7により払拭される。
【0035】その後、ノズル移動手段10の移行機構に
より、ノズル3は待機位置aから使用位置bと移される
が、この間にノズル先端から出る現像液4の調子が変わ
ることを避けるため、ローラ5と同様にノズル先端から
吐出する現像液4を予備的に付着させて除去するための
除去手段30が設けられている。
【0036】図1の実施形態の場合、ノズル3を移行機
構により旋回させる形態であるため、除去手段30は、
待機位置aと使用位置(正確には使用位置始端)bとの
間において、ノズル先端の移行する旋回軌跡に沿って設
けられた湾曲したダミー板31から成る。ノズル3が待
機位置aから使用位置始端bに移行する間、ノズル先端
から出る現像液4は、このダミー板31の表面に予備的
に付着させられて除去される状態が続くため、待機位置
aで整えられたノズル先端から出る処理液の調子が保持
される。
【0037】このようにしてダミー板31にノズル先端
を接近させ、ノズル先端から吐出する現像液4をダミー
板31に付けつつ、ノズルを待機位置aから使用位置b
に移すため、ノズル先端の現像液の性状や環境が乱され
なくなる。したがって、ノズル3とウエハ2を相対的に
移動させて、ウエハ2上に現像液4を吐出させた場合、
その塗布走査移動の最初の位置から均一な膜厚の処理液
の膜が形成される。
【0038】図2は、上記ダミー板31を軸32を中心
として上下に回動可能に構成し、その回動下位置では、
下方に設けたタンク33内の水から成る溶剤34中にダ
ミー板31が浸漬され、ダミー板31に付着した現像液
の除去がなされるように構成したものである。
【0039】上記は湾曲したダミー板31を例にした
が、除去手段30はこれに限られるものではなく、直線
的なダミー板、無端走行ベルト等、予備的に付着させて
現像液を除去できるものであれば使用することができ
る。
【0040】図3は、除去手段30として直線的なダミ
ー板35を用い、これを待機位置aと使用位置始端bと
の間に配設した例である。
【0041】図4は、除去手段30として待機位置aと
使用位置(使用位置始端)bとの間に無端ベルト40を
設けた例である。この無端ベルト40は、使用位置始端
bのウエハ2の近傍に設けた従動ローラ41と、このロ
ーラ41より使用位置始端bから離れた位置でローラ4
1とほぼ同一高さに設けられた駆動ローラ42と、両ロ
ーラ41,42の間の下方の位置に設けられた従動ロー
ラ43とに、全体として逆三角形をなすように巻掛けら
れている。この無端ベルト40の一部の走行区間、つま
りローラ41,42間のベルト部分40aは、ノズル3
のノズル先端が移行する軌跡に沿って配設されている。
この実施形態の場合、ベルト部分40aはウエハ2と同
一高で連なっており、ノズル3が待機位置aから使用位
置bへ移行する方向とは逆方向(矢印d方向)に走行さ
れる。
【0042】このため、ノズル3は待機位置aにある
間、又は、その使用に先だって現像液が吐出されたとき
以降において、ノズル先端から出る現像液がベルト40
で払拭され、ノズル先端から出る現像液の調子が整えら
れる。
【0043】一方、無端ベルト40の他の部分、つまり
ローラ43の部分は、下側に設けたタンク44内の水か
ら成る溶剤45中に浸されており、溶剤45中を通過す
る間にベルト40についた現像液が除去される。また、
それでも除去できない現像液のため、無端ベルト40の
ローラ43と41との間には、ワイパー7が設けられて
いる。
【0044】更に、溶剤蒸気によってウエハ2への塗布
が影響を受けるのを避けるため、タンク44の上部後方
には、排気ダクト46が設けられ、タンク44を配置す
るローラ43の位置はウエハ2から遠ざけられている。
【0045】この図4の構成の利点は、無端ベルト40
が、待機位置aでノズル先端から吐出する現像液の調子
を整える作用と、このノズル先端から吐出する現像液の
調子を整えられたノズル3を、待機位置aから使用位置
bへ移行させる際に、先端から出る現像液の調子を保持
する作用とが、同一要素である回転走行する無端ベルト
40によって得られる点である。即ち、両機能を無端ベ
ルト40が果たすため、部品点数及び製作費用の低減を
達成することができる。
【0046】図5は、溶剤蒸気によってウエハ2への塗
布が影響を受けるのを避けるため、タンク44の上部に
蓋47を設け、ノズル3が待機位置aになる前に二点鎖
線で示されるように軸47aを中心として開かれ、待機
位置aを去ったとき実線で示すように閉じられる構成と
したものである。
【0047】図6は、更に、ウエハ2への溶剤蒸気の影
響を十分に避けるため、現像液用の水から成る溶剤45
を入れたタンク44を包囲体48内に入れ、且つ、その
タンク44の包囲体48内の位置は、ウエハ2から最も
遠い位置とし、このタンク44内の溶剤45中に、無端
ベルト40の使用位置bから遠い側の一部、つまりロー
ラ43の部分を浸漬させた例である。ただし、ベルト4
0はできるだけウエハ2に近づけるため、ローラ41の
ベルト部分は楔状に突き出している。
【0048】なお、上記の各要素のダミー板31、軸3
2、タンク33、ダミー板35、無端ベルト40、ロー
ラ41〜43、タンク44、排気ダクト46、蓋47、
包囲体48は、耐食性をもたせるために全てステンレス
製部材にて形成されている。
【0049】上記は、半導体ウエハの現像液塗布装置と
して使用する実施形態について説明したが、この発明に
係る液処理装置は、例えばLCD基板に対するレジスト
液の塗布装置としても使用することができる。この場合
は、上記溶剤6,34,45としてシンナーを扱うこと
になるので、特に溶剤蒸気の影響を十分に避けるための
工夫として、図2、図4〜図6の構成が好ましいものと
なる。
【0050】また、上記は液処理装置を単独で使用する
場合について説明したが、半導体ウエハの塗布・現像処
理システムに組み込んで使用することもできる。
【0051】半導体ウエハの塗布・現像処理システム
は、図7に示すように、被処理体としての半導体ウエハ
Wを搬入・搬出するローダ部101、ウエハ2をブラシ
洗浄するブラシ洗浄装置102、ウエハ2を高圧ジェッ
ト水で洗浄するジェット水洗浄装置103、ウエハ2の
表面を疎水化処理するアドヒージョン処理装置104、
ウエハ2を所定温度に冷却する冷却処理装置105、ウ
エハ2の表面にレジストを塗布するレジスト塗布装置1
06、レジスト塗布の前後でウエハ2を加熱してプリべ
ーク並びにポストべークを行う加熱処理装置107、レ
ジスト塗布されたウエハ2上の各チップに回路パターン
を投影する露光装置(図示せず)、露光されたウエハ2
を現像処理しかつ現像後のレジストパターンをリンス処
理する機能を備えた現像処理装置108等を集合化して
作業効率の向上を図っている。
【0052】上記のように構成される処理システムの中
央部には、長手方向に沿ってウエハ搬送路110が設け
られ、このウエハ搬送路110に各装置102〜108
が正面を向けて配置され、各装置102〜108との間
でウエハ2の受け渡しを行うウエハ搬送アーム111を
備えたウエハ搬送機構112がウエハ搬送路110に沿
って移動自在に設けられている。そして、例えば、ロー
ダ部101の図示省略のウエハカセット内に収納されて
いる処理前のウエハ2を1枚取り出して搬送し、順に、
洗浄、アドヒージョン処理、冷却し、レジスト塗布装置
106によってレジストを塗布すると共に、ウエハ2の
周辺部のレジスト膜を除去した後、プリベーク、露光装
置による夜露光後に、現像処理、ポストベークを行い、
処理後のウエハ2をローダ部101の図示省力のウエハ
カセット内に搬送して収納するように構成されている。
【0053】上記のように構成される塗布・現像処理シ
ステムにおいて、未処理のウエハ2はローダ部101か
らウエハ搬送アーム111に受け渡され、そして、ブラ
シ洗浄装置102内に搬送される。このブラシ洗浄装置
102内にブラシ洗浄されたウエハ2は引き続いてジェ
ット水洗浄装置103内にて高圧ジェット水により洗浄
される。この後、ウエハ2は、アドヒージョン処理装置
104にて疎水化処理が施され、冷却処理装置105に
て冷却された後、レジスト塗布装置106にて、ウエハ
2の一側から漸次他側に向かってレジスト液を塗布して
レジスト膜が形成され、引き続いて塗布膜除去装置によ
ってウエハ2の辺部の不要なレジスト膜が除去される。
そして、このフォットレジストが加熱処理装置107に
て加熱されてベーキング処理が施された後、図示しない
露光装置にて所定のパターンが露光される。そして、露
光後のウエハ2は現像処理装置108内へ搬送され、上
述した手順によりウエハ2の一方向から漸次他方向に向
かって現像液が塗布されて液膜が形成される。現像液に
より現像された後は、リンス液により現像液を洗い流
し、現像処理を完了する。現像処理された処理済みのウ
エハ2はローダ部101に収容され後に、搬出されて次
の処理工程に向けて移送される。
【0054】上記実施形態では、この発明に係る液処理
装置を半導体ウエハへの液膜形成にに適用した場合につ
いて説明したが、LCD基板のレジスト塗布やCD等の
被処理体の液膜形成あるいはエレキボードにグリーン膜
を塗布する場合にも適用でき、ポリイミド系処理液(P
IQ)やガラス剤を含有する処理液(SOG)等にも適
用できることは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
次のような優れた効果が得られる。
【0056】(1)請求項1,2に記載の液処理方法に
よれば、処理液供給用ノズル先端から吐出する処理液の
調子は、予め待機位置において十分に整えられるため、
使用位置に至ったノズルを、そのまま走査移動させた場
合、このノズルにより被処理体に塗布される処理液の膜
厚は、その使用位置始端から均一なものとなる。また、
ノズルが待機位置から使用位置へ移行される間も、除去
手段により処理液の調子を保持することにより、更に処
理液の膜圧を均一にすることができる(請求項1,
3)。
【0057】(2)請求項3,4に記載の液処理装置に
よれば、ノズル先端が待機位置から使用位置へ移行され
る間も、除去手段によりノズル先端から吐出する処理液
の調子が保持されているため、ノズルにより被処理体に
塗布される処理液の膜厚は、その使用位置始端から均一
なものとなる。 また、ノズル先端から吐出する処理液
の調子が予め待機位置において十分に整えられるので、
処理液の膜圧を更に均一にすることができる(請求項
4,6)。
【0058】(3)請求項5〜7に記載の液処理装置に
よれば、待機位置と使用位置との間に、ノズル先端の旋
回軌跡に沿ってダミー板が設けられているため、ノズル
先端から吐出する処理液の調子が、ノズル先端が待機位
置から使用位置へ移行される間も保持される。
【0059】(4)請求項8に記載の液処理装置によれ
ば、ノズルが待機位置に在る間、そのノズル先端が回転
するローラに近接しているので、ノズル先端から吐出す
る処理液の調子が十分に整えられる。この場合、ローラ
の周面にワイパーを摺接することにより、ローラの周面
に付着した処理液をワイパーによって払拭することがで
きる(請求項9)。また、ローラの一部を溶剤中に浸漬
することにより、回転によりローラの周面に付着する処
理液用の溶剤が、ノズルから吐出する処理液と接触して
処理液の調子を更に十分に整えることができ、また、ロ
ーラの周面に付着した処理液を溶剤によって除去するこ
とができる(請求項10)。
【0060】(5)請求項11に記載の液処理装置によ
れば、待機位置と使用位置との間に無端ベルトが設けら
れ、ノズルが待機位置に在る間は、そのノズル先端が無
端ベルトに近接しているので、ノズル先端から吐出する
処理液と処理液用の溶剤とが接触して処理液の調子が十
分に整えられる。また、このノズルが待機位置から使用
位置へ移行する場合、その待機位置から使用位置への区
間における無端ベルト上をノズル先端が通過するため、
ノズル先端から吐出する処理液の調子は、ノズルが待機
位置から使用位置に至るまでそのまま保持される。した
がって、このノズルにより被処理体に塗布される処理液
の膜厚は、その使用位置始端から均一なものとなる。ま
た、無端ベルトが、待機位置でノズル先端から吐出する
処理液の調子を整える作用と、このノズル先端の調子が
整えられたノズルを、待機位置から使用位置へ移行させ
る際に、ノズル先端から吐出する処理液の調子を保持す
る作用とを有する。したがって、部品点数及び製作費用
の低減を図ることができる。
【0061】(6)請求項12に記載の液処理装置によ
れば、上記タンクの上部に、排気ダクトを設けているの
で、タンクの溶剤蒸気を確実に逃がすことができ、溶剤
雰囲気による塗布液の性状の乱れを防止することができ
る。したがって、溶剤としてシンナー等を扱う場合に有
効である。
【0062】(7)請求項13に記載の液処理装置によ
れば、上記タンクの上部に、ノズルが待機位置になる前
に開かれ待機位置を去ったとき閉じられる蓋を設けてい
るので、それぞれタンクの溶剤拡散を防止することがで
き、溶剤雰囲気による処理液の性状の乱れを防止するこ
とができる。したがって、溶剤としてシンナー等を扱う
場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の液処理装置を示す概略
構成図である。
【図2】図1の液処理装置の変形例を示す概略断面図で
ある。
【図3】この発明の他の実施形態の液処理装置を示す概
略断面図である。
【図4】この発明の更に他の実施形態の液処理装置を示
す概略断面図である。
【図5】図4の液処理装置に蓋を付けた実施形態を示す
概略断面図である。
【図6】この発明の別の実施形態の液処理装置を示す概
略断面図である。
【図7】この発明の液処理装置を組み込んだ塗布・現像
処理システムを示す斜視図である。
【図8】従来の液処理装置における現像スタート位置か
ら後の膜厚の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 載置台 2 半導体ウエハ(被処理体) 3 現像液供給ノズル(処理液供給ノズル) 4 現像液(処理液) 5 ローラ 6 溶剤 7 ワイパー 8 タンク 10 ノズル移動手段 30 除去手段 31 ダミー板 32 軸 33 タンク 34 溶剤 35 直線的なダミー板 40 無端ベルト 44 タンク 45 溶剤 46 排気ダクト 47 蓋 48 包囲体 a 待機位置 b 使用位置始端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−80386(JP,A) 特開 平6−339658(JP,A) 特開 平2−1862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 5/00 - 5/02 B05C 11/08 - 11/10 B05D 1/40,3/00 H01L 21/027

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液供給用のノズルを使用するに際
    し、被処理体の外方の待機位置にてノズル先端を回転す
    るローラの周面に近接してノズル先端から吐出する処理
    液の調子を整えた後、ノズルの待機位置と、上記被処理
    体に処理液を供給する使用位置との間に設けた除去手段
    にノズル先端を近接しつつノズルを待機位置から使用位
    置に移し、ノズルと被処理体を相対的に移動させて被処
    理体上に処理液の膜を形成することを特徴とする液処理
    方法。
  2. 【請求項2】 被処理体に処理液を供給して処理液の膜
    を形成する液処理方法において、 上記被処理体の外方位置に設けられた待機位置にて上記
    処理液を処理液供給用のノズルから吐出させつつこの処
    理液に処理液用の溶剤を液状の状態で接触させて処理液
    の調子を整えた後、上記待機位置から上記被処理体の上
    方位置までの間に上記ノズルから吐出した処理液を除去
    手段に付着して処理液の調子を保持し、その後、上記ノ
    ズルと被処理体を相対的に移動させて被処理体上に処理
    液の膜を形成することを特徴とする液処理方法。
  3. 【請求項3】 被処理体に処理液を供給し、ノズルと被
    処理体を相対的に移動させて被処理体上に処理液の膜を
    形成する液処理装置において、 上記被処理体に上記処理液を供給するノズルと、 上記被処理体の外方の待機位置に設けられ、上記ノズル
    先端に近接してノズル先端から吐出する処理液の調子を
    整える手段と、 上記ノズルを待機位置から上記被処理体に処理液を供給
    する使用位置に移すノズル移動手段と、 上記待機位置と使用位置との間において上記ノズル先端
    の移行する軌跡に沿って設けられ、ノズル先端から吐出
    する処理液の調子を保持する除去手段と、 を具備することを特徴とする液処理装置。
  4. 【請求項4】 被処理体に処理液を供給し、ノズルと被
    処理体を相対的に移動させて被処理体上に処理液の膜を
    形成する液処理装置において、 上記被処理体に上記処理液を供給するノズルと、 上記被処理体の外方の待機位置に設けられ、上記ノズル
    先端に近接してノズル先端から吐出する処理液の調子を
    整える手段と、 上記被処理体に処理液を供給する使用位置と、上記待機
    位置との間における上記ノズル先端の移行する軌跡に沿
    って設けられ、ノズル先端から吐出する処理液の調子を
    保持する除去手段と、 を具備することを特徴とする液処理装置。
  5. 【請求項5】 上記除去手段が、上記待機位置と使用位
    置との間において上記ノズル先端の移行する旋回軌跡に
    沿って設けられ、ノズル先端から吐出する処理液を付着
    して除去する湾曲したダミー板から成ることを特徴とす
    る請求項3又は4記載の液処理装置。
  6. 【請求項6】 上記除去手段が、上記待機位置と使用位
    置との間において上記ノズル先端の移行する旋回軌跡に
    沿って設けられ、ノズル先端から吐出する処理液を付着
    して除去する直線状のダミー板から成ることを特徴とす
    る請求項3又は4記載の液処理装置。
  7. 【請求項7】 上記ダミー板の下方位置に、溶剤を収容
    するタンクを配設し、上記ダミー板を上下に回動可能に
    形成すると共に、上記タンク内の溶剤に浸漬可能に形成
    して成ることを特徴とする請求項5又は6記載の液処理
    装置。
  8. 【請求項8】 上記処理液の調子を整える手段が、回転
    するローラであることを特徴とする請求項3又は4記載
    の液処理装置。
  9. 【請求項9】 上記ローラの周面にワイパーを摺接して
    成ることを特徴とする請求項記載の液処理装置。
  10. 【請求項10】 上記ローラの一部を処理液用の溶剤中
    に浸漬して成ることを特徴とする請求項8又は9記載の
    液処理装置。
  11. 【請求項11】 上記処理液の調子を整える手段及び上
    記除去手段が、 上記待機位置と使用位置との間に設けられた無端ベルト
    であって、その一部の走行区間が上記ノズル先端の移行
    する軌跡に沿って設けられ、ノズル先端から吐出する処
    理液を付着により除去して待機位置から使用位置まで保
    持させる回転走行する無端ベルトと、 処理液用の溶剤を入れたタンクであって、上記無端ベル
    トの他の一部をタンク内の溶剤中に浸漬させるタンク
    と、 を具備することを特徴とする請求項3又は4記載の液処
    理装置。
  12. 【請求項12】 上記タンクの上部に排気ダクトを設け
    たことを特徴とする請求項11記載の液処理装置。
  13. 【請求項13】 上記タンクの上部に、ノズルが待機位
    置になる前に開かれ待機位置を去ったとき閉じられる蓋
    を設けたことを特徴とする請求項11記載の液処理装
    置。
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