JPH10260443A - ブレ検出装置 - Google Patents
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- JPH10260443A JPH10260443A JP9064386A JP6438697A JPH10260443A JP H10260443 A JPH10260443 A JP H10260443A JP 9064386 A JP9064386 A JP 9064386A JP 6438697 A JP6438697 A JP 6438697A JP H10260443 A JPH10260443 A JP H10260443A
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Abstract
判定することによって、画角変更により大きく動いたと
きであっても、ブレ補正を高精度に行うことができるブ
レ検出装置を提供する。 【解決手段】 判定部は、角速度センサ10が出力する
角速度信号に基づいて、この角速度信号の分散値を演算
する。判定部は、この分散値を判定レベルと対比するこ
とによって、構図変更、流し撮り又はランダムに動く動
体の追従による大きな動きが、角速度センサ10を搭載
したレンズ鏡筒80に作用したか否かを判定する。基準
値演算部35は、判定部30の判定結果に基づいて、ブ
レ補正制御の基準値を演算する。基準値演算部35は、
構図変更などによる大きな動きが角速度センサ10に作
用したときには、ブレ補正制御の基準値を可変する。
Description
装置における手ブレなどによる振動を検出するブレ検出
装置に関するものである。
例として、スチルカメラなどの撮影装置や双眼鏡などの
光学装置にブレ検出装置を内蔵する例が提案されてい
る。このような撮影装置などは、カメラのブレをブレ検
出装置が検出し、撮影レンズの一部のレンズ(以下、ブ
レ補正レンズという)を光軸と直交又は略直交する方向
に、その検出信号に基づいて移動している。そして、撮
影時にカメラが振動することにより生ずるブレが補正さ
れる。
ては、特開平4−76525号公報の第3図に開示され
ている。特開平4−76525号公報の防振手段を有し
たカメラは、光軸と直角方向の平面内で平行移動可能な
ブレ補正レンズと、このブレ補正レンズを保持する枠部
材と、この枠部材を保持する板部材と、この板部材に取
り付けられた4本のワイヤと、このワイヤを支持する本
体と、巻線コイル,ヨーク及び永久磁石からなり、ブレ
補正レンズを上下及び左右方向に駆動するアクチュエー
タと、発光素子と受光素子からなり、ブレ補正レンズの
位置を検出する位置検出装置などを備えている。
装置の動作について説明する。図8は、従来のブレ補正
装置のブロック線図である。角速度センサ10は、例え
ば、コリオリ力を検出するための圧電振動式角速度セン
サであり、カメラの振動をモニタするためのセンサであ
る。角速度センサ10の出力信号は、積分部40に入力
し、積分部40は、この出力信号を時間積分する。積分
部40は、角速度センサ10の出力信号をカメラのブレ
角度に変換した後に、ブレ補正レンズの目標駆動位置情
報に変換し出力する。サーボ回路100は、この目標駆
動位置情報に応じてブレ補正レンズを駆動するために、
目標駆動位置情報とブレ補正レンズの位置情報との差を
演算し、アクチュエータ110に信号を出力する。アク
チュエータ110は、光軸と直交又は略直交する面内に
おいて、この信号に基づいてブレ補正レンズを駆動す
る。位置検出装置120は、ブレ補正レンズの動きをモ
ニタしサーボ回路100にフィードバックする。
0の出力信号を積分部40が一度積分し、角変位情報に
変換してから処理している。このために、角速度センサ
10の出力信号を積分部が時間積分するときに、制御の
基準値となる積分定数(以下、基準値という)を決定す
る必要がある。この基準値は、カメラが静止した状態で
の角速度センサの出力信号(以下、オメガゼロという)
を用いるのが一般的である。この基準値の演算方法に関
しては、例えば、特開平4−211230号公報の第1
7図及び第18図に開示されている。
ている手振れ補正装置のブレセンサは、コリオリ力を検
出する角速度センサと、中央演算処理装置(CPU)と
メモリとからなり、現時点から所定の時間前までの間に
サンプリングした角速度センサの出力信号の平均値を算
出するドリフト成分検出部と、角速度センサの出力信号
から平均値を減算することによりドリフト成分を除去
し、その減算値を出力する減算器とを備えている。
出力信号が10ms毎に入力され、0.5秒(10ms
×50)毎に50個分の出力信号が入力される。そし
て、ドリフト成分検出部のメモリには、算出された50
個分の平均値(以下、平均1とする)が格納され、10
秒(0.5秒×20)経過後には、さらに20個分の平
均1が入力される。したがって、スタートから10秒経
過後には、1000個分(50×20)の角速度センサ
の出力信号の平均値を算出することができる。
は、ブレ補正レンズは、ブレ検出装置により検出された
検出信号をもとに駆動されていたが、ブレ補正レンズに
は、その駆動範囲に限界(以下、駆動限界とする)があ
った。このために、構図の変更、流し撮り又はアトラン
ダムに動く動体を追う撮影など(以下、画角変更とい
う)により、撮影装置や光学装置に大きな動きが生じた
ときには、以下のような問題があった。なお、以下で
は、ブレ検出装置がカメラに搭載されていることを前提
として、説明する。
の出力信号及びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す図
であり、(A)は、角速度センサの出力信号を示す図で
あり、(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図であ
る。図9(A)において、角速度0(deg/s)の状
態では、カメラは完全に静止している。図9(A)にお
いて、出力信号が鋭く立っているところは、構図変更が
あったところである。また、構図変更以外のところで
は、カメラはほぼ静止状態であるが、撮影者の手ブレが
のっているため、若干振動している。なお、図9(A)
では、撮影者の手ブレは、簡略化のために正弦波として
描いてある。
ンサの出力信号を基準値=0として積分し、ブレ補正レ
ンズの駆動量に変換したものである。図9(A)に示す
出力信号のように、ブレ補正レンズが忠実に動くと仮定
すると、ブレ補正レンズは、図9(B)のように駆動す
る。しかし、図9(B)において破線で示すように、ブ
レ補正レンズには、実際には駆動限界がある。このため
に、構図変更などの大きな動きがカメラに生じたときに
は、ブレ補正レンズが可動限界に達し、それ以上駆動で
きなくなる。その結果、ブレ補正レンズにより、ブレを
補正することができなくなる。
(B)に示す時間t1からt2までの間では、ブレ補正
レンズは駆動限界内の領域にあるために、この段階で
は、ブレ補正レンズによりブレを補正することができ
る。しかし、撮影者が画角変更しようとしているものま
で補正してしまうと、撮影者が画角変更しようとカメラ
を動かしたときに、ファインダ内の像が動かず非常に不
自然な動きとなり、撮影者に不快感を与えてしまう。こ
のために、高精度にブレを補正し、かつ、画角変更によ
る動作を自然に行うためには、画角変更による大きな動
きを検出することが必要となる。例えば、特開平5−1
42614号公報、特開平7−261234号公報など
には、画角変更による大きな動きを検出する方法が記載
されている。
サの出力信号及びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す
図であり、(A)は、角速度センサの出力信号を示す図
であり、(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図で
ある。特開平5−142614号公報、特開平7−26
1234号公報などに記載された検出方法では、検出器
からの出力が一定方向から所定の時間あったときには、
画角変更があったと判定している。このために、この検
出方法によれば、例えば、図10(A)に示すように、
カメラが一方向に動く流し撮りがあったときには、画角
変更があったことを判定することができる。
サの出力信号及びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す
図であり、(A)は、角速度センサの出力信号を示す図
であり、(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図で
ある。図11(A)は、例えば、サッカーの選手などの
ように、アトランダムに動く動体を追っているときの角
速度センサの出力信号を示したものである。図11
(A)に示す動体追従中には、角速度センサの出力信号
は、図10(A)に示したように、一方向のみに出力す
ることはなく、両方向に大きな出力信号が発生してい
る。このために、特開平5−142614号公報などに
記載された検出方法では、画角変更があったことを判定
することができなかった。
メラの動きを判定する手段がなかったために、画角変更
によりカメラが大きく動いたときには、ブレを補正する
ことができないという問題があった。また、従来のブレ
補正装置では、ファインダから眺める像が不自然になっ
てしまうという問題があった。さらに、特開平5−14
2614号公報などに記載されたように、出力信号が一
定方向から所定時間あった場合に、カメラに大きな動き
が発生したと判定する手法では、ランダムに動く物体を
追うときには、対処できないという問題があった。
学機器の移動状態を判定することによって、画角変更に
より大きく動いたときであっても、ブレ補正を高精度に
行うことができるブレ検出装置を提供することである。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、ブレを検出し、ブレ検出信号
を出力(S400)するブレ検出部(10)と、前記ブ
レ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の分散値(V
(y)N ,V’(y)N )を演算(S710〜S75
0)する分散値演算部(30)と、前記分散値に基づい
て、前記ブレ検出部の移動状態を判定(S760)する
移動状態判定部(30)とを含むことを特徴とするブレ
検出装置である。
検出装置において、前記分散値演算部は、前記ブレ検出
部が所定時間内(t)に出力した出力値の平均値(E
(y)N ,E’(y)N )に基づいて、前記分散値を演
算することを特徴するブレ検出装置である。
に記載のブレ検出装置において、前記分散値演算部は、
前記ブレ検出部が所定時間内に出力した出力値の少なく
とも一部と所定時間経過後に出力された出力値とに基づ
いて、前記分散値を演算することを特徴するブレ検出装
置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記ブレ検出部は、光学装置に搭載されていることを特徴
とするブレ検出装置である。
検出装置において、前記光学装置は、撮影装置であるこ
とを特徴とするブレ検出装置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記ブレ検出部は、加速度を検出する加速度検出器である
ことを特徴とするブレ検出装置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記ブレ検出部は、速度を検出する速度検出器であること
を特徴とするブレ検出装置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記移動状態判定部は、前記分散値が所定値(Vt )を越
えるとき(S760)には、前記ブレ検出部が移動状態
であると判定(S770)することを特徴とするブレ検
出装置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記移動状態判定部は、前記分散値が所定値を越えるとき
(S760)には、前記光学機器が画角変更による移動
状態であると判定(S770)することを特徴とするブ
レ検出装置である。
9までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、
前記ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の基準
値を演算(S800,S900)する基準値演算部(3
5)を備えることを特徴とするブレ検出装置である。
ブレ検出装置において、前記基準値演算部は、前記分散
値に基づいて、前記ブレ検出信号の基準値を可変(S8
00)することを特徴とするブレ検出装置である。
11までのいずれか1項に記載のブレ検出装置におい
て、前記ブレ検出信号を増幅する増幅部(20)を備
え、前記分散値演算部は、前記増幅部により増幅された
ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の分散値を
演算することを特徴とするブレ検出装置である。
12までのいずれか1項に記載のブレ検出装置におい
て、前記ブレ検出信号を増幅する増幅部(20)を備
え、前記基準値演算部は、前記増幅部により増幅された
ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の基準値を
演算することを特徴とするブレ検出装置である。
実施形態について、さらに詳しく説明する。まず、本発
明の第1実施形態に係るブレ検出装置が使用される一眼
レフカメラについて説明し、このブレ検出装置の概要を
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るブレ検
出装置が搭載された一眼レフカメラを概略的に示す断面
図である。
し、このカメラに作用するコリオリ力に比例する電圧値
を出力するセンサである。角速度センサ10は、2軸方
向の角速度を検出するために、X軸まわりの角速度を検
出するピッチ角速度センサと、Y軸まわりの角速度を検
出するヨー角速度センサとからなる2つのセンサを通常
搭載している。図1において、1軸分の角速度センサに
ついては図示することを省略している。角速度センサ1
0は、後述する半押しタイマ90がON動作を維持して
いる間は、角速度の検出が可能であり、検出したブレ検
出信号は、後述する増幅部20に入力する。
を増幅するものである。増幅部20は、角速度センサ1
0からの出力電圧を増幅し、増幅した出力信号は、後述
する判定部30と、基準値演算部35、積分部40とに
入力する。
ブレ検出信号の分散値を演算し、角速度センサ10を搭
載したカメラに画角変更による移動があったか否かを判
定するものである。判定部30は、画角変更による移動
があったか否かに関する判定信号を後述する基準値演算
部35に出力する。
静止しているときの出力値であるブレ補正制御の基準値
(オメガゼロ値)を、増幅部20により増幅したブレ検
出信号から演算するものである。また、基準値演算部3
5は、判定部30から出力された判定信号に基づいて、
この基準値の演算形式を変え、基準値を可変する。基準
値演算部35は、後述する積分部40に演算した基準値
を出力する。
ブレ検出信号から基準値演算部35により演算された基
準値を減算し、積分演算するのである。積分部40は、
積分演算により、角速度信号を角変位信号に変換する。
号に基づいて、後述するブレ補正レンズ60を駆動する
ための駆動信号を出力し、この駆動信号に基づいてブレ
補正レンズ60を駆動制御するものである。駆動部50
は、制御用のサーボ回路と、ブレ補正レンズ60を駆動
するアクチュエータと、ブレ補正レンズ60の駆動位置
を検出するための位置検出装置などを備えている
て直交又は略直交する方向(図中矢印方向)に駆動し、
ブレを補正するレンズである。ブレ補正レンズ60は、
撮影装置の結像光学系に内蔵されている。ブレ補正レン
ズ60は、駆動部50からの駆動信号に基づいて、光軸
Iと交差する方向に駆動し、撮影装置の結像光学系の光
軸を偏心してブレを補正する。
含む撮影光学系を収納する。レンズ鏡筒80は、カメラ
ボディ70に着脱自在に取り付けられており、交換可能
である。
電源を供給するための供給部である。電源供給部130
は、後述する半押しスイッチSW1のON動作と同時に
角速度センサ10に電源を供給する。電源供給部130
は、半押しタイマ90がON状態にある間は、角速度セ
ンサ10に電源を供給し続け、半押しタイマ90のOF
F動作により、角速度センサ10への電源の供給を停止
する。
1のON動作と同時にON動作するタイマである。半押
しタイマ90は、半押しスイッチSW1が押されている
間はON状態を維持し、半押しスイッチSW1がOFF
動作となってからも一定時間はON状態を維持する。
動作を開始するためのスイッチである。半押しスイッチ
SW1は、図示しないレリーズボタンの半押し動作に連
動してON動作する。
作などの撮影動作を開始させるためのスイッチである。
全押しスイッチSW2は、レリーズボタンの全押し動作
に連動してON動作する。
明の第1実施形態に係るブレ検出装置の動作を説明す
る。図2は、本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置
が使用される一眼レフカメラの動作を説明するフローチ
ャートである。図示しないカメラボディの電源スイッチ
がON動作されることにより、本フローがスタートす
る。なお、以下の説明において、特に断りのある場合を
除き、各ステップは、判定部30にて行われる。
て、半押しスイッチSW1がON動作しているか否かが
判断される。半押しスイッチSW1がON動作している
ときには、S200に進み、半押しスイッチSW1がO
N動作していないときには、半押しスイッチSW1がO
N動作されるまで繰り返し判断が続けられる。
イマリセット(t=0)する。半押しスイッチSW1の
ON動作と同時に、半押しタイマ90は、タイマの時間
tをゼロにリセットする。
N動作する。半押しスイッチSW1がON動作し、半押
しタイマ90がタイマリセットするのと同時に、半押し
タイマ90がON動作する。
N動作する。電源供給部130は、半押しタイマ90の
ON動作に同期して、角速度センサ10に電源を供給
し、角速度センサ10は、ON動作する。角速度センサ
10は、カメラボディ70及びレンズ鏡筒80に生じる
振動を検出し、ブレ検出信号を出力する。
時をスタートする。半押しタイマ90は、半押しスイッ
チSW1のON動作と同時に、計時を開始する。
駆動を開始する。駆動部50は、駆動信号を出力し、ブ
レ補正レンズ60は、この駆動信号に基づいて駆動す
る。
更中であるか否かを判定する。判定部30は、カメラが
ほぼ静止した状態(以下、静止安定時という)である
か、画角変更によりカメラが大きな動きをしている最中
(以下、画角変更時という)であるかを判定する。カメ
ラが静止安定状態であるときには、S900に進み、画
角変更時であるときには、S800に進む。なお、静止
安定時とは、カメラが完全に静止した状態ではなく、撮
影者がカメラを完全に静止させようとしているにもかか
わらず、撮影者が意図しない手ブレによりカメラが振動
している状態をいう。
角変更時の基準値を演算する。基準値演算部35は、静
止安定時における基準値の演算形式に変えて、画角変更
時におけるブレ補正制御の基準値を、ブレ検出信号に基
づいて演算する。積分部40は、増幅部20の出力値か
ら基準値演算部35の出力値を減算し、角速度信号を角
変位信号に積分演算し変換する。駆動部50は、積分部
40からの角変位信号に基づいて駆動信号を出力し、ブ
レ補正レンズ60は、この駆動信号に基づいて、撮影装
置の結像光学系の光軸を偏心させてブレを補正する。
止安定時の基準値を演算する。基準値演算部35は、静
止安定時におけるブレ補正制御の基準値をブレ検出信号
に基づいて演算する。積分部40は、この基準値に基づ
いて、角速度信号を角変位信号に変換し、駆動部50
は、この角変位信号に基づいてブレ補正レンズ60を駆
動する。
ON動作しているか否かが判断される。半押しタイマ9
0がON動作しているときには、S1100に進み、半
押しタイマ90がON動作していないときには、S13
00に進む。
2がON動作しているか否かが判断される。全押しスイ
ッチSW2がON動作しているときには、S1200に
進み、全押しスイッチSW2がON動作していないとき
には、S100に進み、半押しスイッチSW1がON動
作しているか否かが判断される。
る。シャッタ機構によりシャッタの開閉、フィルム巻き
上げ機構によるフィルムの巻き上げなどの一連の撮影動
作が行われ、一連の動作が終了される。
値の演算を停止し、基準値演算部35は、基準値の演算
を停止する。
て、角速度センサ10がOFF動作する。S1000に
おいて、半押しタイマ90がON動作していないと判断
されたときには、電源供給部130は、半押しタイマ9
0のOFF動作に同期して、角速度センサ10への電源
の供給を停止する。
計時をストップする。半押しタイマ90は、半押しスイ
ッチSW1のOFF動作と同時に計時を停止し、一連の
動作を終了する。
検出装置における判定部の演算の流れを説明する。図3
は、本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置における
判定部の演算の流れを説明するフローチャートである。
図3は、図2におけるS700を詳細に説明したもので
あり、判定部30は、以下の手順により演算を行う。
ル(判定値)t1 よりも小さいか否かが判定される。半
押しタイマ90の計時スタートからの経過時間tが、時
間の判定レベルt1 以下であるときには、S720に進
み、経過時間tが、時間の判定レベルt1 を越えるとき
には、S740に進む。なお、以下のS720からS7
30までのフローでは、判定部30は、ある時刻tまで
に得られた角速度センサ10からの出力データを使用し
て演算を行う。
間tにおける角速度センサ10の出力値yの平均値E
(y)N を演算する。判定部30は、角速度センサ10
によるブレ検出信号の検出開始(t=0)から時刻tま
での全てのブレ検出信号に基づいて、平均値E(y)N
を以下の数1により求め、S730に進む。
N回のサンプリングが行われたときの時刻(N=t(s
ec)/サンプリング時間(sec))である。
間tの分散値V(y)N を演算する。判定部30は、角
速度センサ10によるブレ検出信号の検出開始(t=
0)から時刻tまでの全てのブレ検出信号に基づいて、
角速度値の分散値V(y)N を以下の数2により求めS
760に進む。
間長における角速度センサ10の出力値yの平均値E’
(y)N を演算する。判定部30は、ある演算区間長K
Oの範囲における角速度センサ10のデータのみの移動
平均を以下の数3により演算し、S750に進む。
データの数(K0=演算区間長(s)/サンプリングタ
イム(s))である。
間長における経過時間tの分散値V’(y)N を演算す
る。判定部30は、ある演算区間長KOの範囲における
角速度センサ10のデータのみで分散値V’(y)N を
以下の数4により求め、S760に進む。
た分散値V(y)N 又は分散値V’(y)N が判定レベ
ルVt よりも大きいか否かを判定する。演算した分散値
V(y)N が判定レベルVt よりも大きいときには、S
770に進み、演算した分散値V(y)N が判定レベル
Vt よりも小さいときには、S780に進む。
更ありと判定する。判定部30は、構図変更、流し撮
り、ランダムに動く動体を追従するなどの画角変更によ
り、カメラが大きな動きをしている最中であると判定
し、S800に進む。
更なしと判定する。判定部30は、画角変更によりカメ
ラが大きな動きをしておらず、静止安定状態にあると判
定し、S900に進む。
検出装置における判定部の判定結果について説明する。
図4は、画角変更があったときの角速度センサの出力信
号及びその分散値を示す図であり、図4(A)は、構図
変更があったときの角速度センサの出力信号及びその分
散値を示す図であり、図4(B)は、流し撮りがあった
ときの角速度センサの出力信号及びその分散値を示す図
であり、図4(C)は、動体を追従しているときの角速
度センサの出力信号及びその分散値を示す図である。
度センサ10の出力信号(角速度値)を示し、実線は、
出力信号(角速度値)の分散値である。本発明の第1実
施形態に係るブレ検出装置では、判定値Vt は、任意の
値に定めることができる。図4に示すように、静止安定
時における分散値V(y)N は、実験データによればV
t0=1.5よりも小さな値を示している。判定値Vt を
できるだけ小さな値に設定し、画角変更があったことを
素早く検出することが好ましいが、あまりに小さな値に
設定すると、静止安定時においても画角変更があったと
判定してしまう可能性がある。一方、判定値Vt をあま
りに大きな値に設定すると、画角変更の開始の判定が遅
れてしまう。本発明の第1実施形態では、判定値V
t は、静止安定時における分散値V(y)N (Vt0)=
1.5よりも僅かに大きい2.0に設定した。図4に示
すように、構図変更時、流し撮り時、動体を追従時に
は、分散値V(y)N は、1.5よりも大きな値を示し
ている。このために、判定部30により分散値V(y)
N を演算することによって、カメラに大きな動きがあっ
たか否かを確実に判定することができる。特に、本発明
の第1実施形態に係るブレ検出装置では、図4(C)に
示すように、ランダムに動く動体を追っているときにも
分散値V(y)N が大きくなっている。その結果、図4
(A)及び図4(B)に示すように、角速度センサ10
の出力信号が一方向ではなくても、画角変更によるカメ
ラの移動状態を確実に検出することができる。
ンサの出力信号及びブレ補正レンズの駆動量を示す図で
あり、(A)は、角速度センサの出力信号及び基準値演
算部により演算した制御の基準値を示す図であり、
(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図である。図
6は、流し撮りがあったときの角速度センサの出力信号
及びブレ補正レンズの駆動量を示す図であり、(A)
は、角速度センサの出力信号及び基準値演算部により演
算した制御の基準値を示す図であり、(B)は、ブレ補
正レンズの駆動量を示す図である。図7は、動体を追従
しているときの角速度センサの出力信号及びブレ補正レ
ンズの駆動量を示す図であり、(A)は、角速度センサ
の出力信号及び基準値演算部により演算した制御の基準
値を示す図であり、(B)は、ブレ補正レンズの駆動量
を示す図である。
おいて、破線は、手ブレによる角速度センサ10の出力
信号(角速度値)を示し、実線は、基準値演算部により
演算した基準値である。また、図5(B)、図6(B)
及び図7(B)は、基準値に基づいて、角速度信号を積
分し、ブレ補正レンズ10の駆動量に変換したものを示
している。本発明の第1実施形態では、基準値演算部3
5は、判定部30の判定結果に基づいて、制御の基準値
を可変する。このために、図5(B)、図6(B)及び
図7(B)に示すように、ブレ補正レンズ60は、駆動
限界を越えることなく、ブレを補正することができる。
では、カメラの静止安定時と画角変更時とを判定部30
により判定することができる。このために、画角変更に
よりカメラを移動したときに、ブレ補正レンズが駆動
し、ファインダ内の像が動かないという不快感を減少す
ることができる。また、画角変更による大きな動きがカ
メラに作用した場合に、ブレを補正することができる。
さらに、ランダムに動く動体を追っている場合であっ
て、上下左右あらゆる方向にカメラが振られるときに
も、ブレを補正することができる。
は、時間の判定レベルt1 を経過した後は、S740か
らS750までのフローに従って演算をする。このS7
40からS750までのフローは、S720からS73
0までと同様の統計量を演算しているが、S720から
S730までが全データの情報を用いて演算するのに対
し、S740からS750までは、有限区間長(K0)
の情報のみを用いている。このために、S740からS
750までの演算式は、S740からS750までの演
算式とは異なる。本発明の第1実施形態では、例えば、
角速度センサ10がON動作してからその出力信号が比
較的安定するまでの時間を時間の判定レベルt1 とし、
t1 を経過した後の有限区間長の情報のみを用いて正確
に判定することができる。
は、図3に示すフローチャートにおける判定部30の演
算式が本発明の第1実施形態とは異なる。
間tにおける角速度センサ10の出力値yの平均値E
(y)N を以下の数5により求める。
間tの分散値V(y)N を以下の数6により求める。
間長における経過時間tにおける角速度センサ10の出
力値yの平均値E’(y)N を以下の数7により求め
る。
間長における経過時間tの分散値V’(y)N を以下の
数8に従って求める。
する際に、前回のサンプリング時に演算した統計量を用
いる形式となっている。例えば、角速度センサON時
(t=0s)からt=1sまでの角速度平均値E(y)
N が算出されているとする。ここで、E(y)N は、t
=0からt=1sまでの角速度平均値である。このと
き、次のサンプリング時t=1.001sにおける平均
値E(y)N+1 は、E(y)N から、E(y)N の演算
に用いたデータのうち最も古いデータ(この例では、t
=0における角速度値)を引き、それに、t=1.00
1sでのデータを加えるという形で算出している。した
がって、演算区間内の全データにて演算する形式の本発
明の第1実施形態と比較すると、本発明の第2実施形態
のほうが、演算量を極端に少なくすることができ、演算
速度の高速化が実現できる。また、演算のために保持し
ておくデータの数も少なくすることができるため、演算
部のメモリが少なくて良いという利点もある。
限定されることはなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本
発明の実施形態に係るブレ検出装置では、基準値演算部
35は、例えば、静止安定時には以下の数9により、画
角変更時には以下の数10により、それぞれ制御の基準
値を演算することができる。なお、K0’<K0であ
る。
が、静止安定時と画角変更時とで演算区間長を変えたも
のである。
は、ブレ検出部は、角速度センサ10に限らず、加速度
センサやその他のセンサであっても本発明を適用するこ
とができる。また、判定部30は、基準値演算部35に
内蔵してもよく、分散値を演算する分散値演算部と判定
部とは、別であってもよい。さらに、積分部40は、演
算部30に内蔵してもよい。本発明の実施形態では、一
眼レフのスチルカメラにブレ検出装置を搭載した例を挙
げて説明したが、これに限らず、ディジタルスチルカメ
ラ、ビデオカメラなどの撮影装置や、双眼鏡、望遠鏡な
どの光学装置に対しても本発明を適用することができ
る。また、レンズ鏡筒の交換が不可能なコンパクトカメ
ラについても本発明を適用することができる。さらに、
画角変更時、静止安定時における基準値の演算方法は、
本発明の実施形態における方法に限らず、静止安定時の
演算方式と画角変更時における演算方式とが変わってい
ればよく、これに類似する方式であってもよい。
載の発明によれば、分散値演算部は、ブレ検出信号に基
づいて、このブレ検出信号の分散値を演算し、移動状態
判定部は、この分散値に基づいて、ブレ検出部の移動状
態を判定する。また、請求項12記載の発明によれば、
分散値演算部は、増幅部により増幅されたブレ検出信号
に基づいて、このブレ検出信号の分散値を演算する。し
たがって、構図変更、流し撮り又はランダムに動く動体
を追従することによって、ブレ検出部に生ずる大きな動
きを確実に判定することができる。
部は、ブレ検出部が所定時間内に出力した出力値の平均
値に基づいて分散値を演算するので、分散値を精度よく
演算することができる。
部は、ブレ検出部が所定時間内に出力した出力値の少な
くとも一部と所定時間経過後に出力された出力値とに基
づいて、分散値を演算するので、リアルタイムに検出し
た検出信号に基づいて、分散値を正確に得ることができ
るとともに、演算量の軽減と演算時間の短縮化を図るこ
とができる。
は、光学装置に搭載されているので、スチルカメラやビ
デオカメラなどに生じた大きな動きを確実に判定するこ
とができる。
は、撮影装置であるので、双眼鏡や望遠鏡などに生じた
大きな動きを確実に判定することができる。
は、加速度を検出する加速度検出器であるので、加速度
検出器の出力信号に基づいて、分散値を演算することが
できる。
は、速度を検出する速度検出器であるので、速度検出器
の出力信号に基づいて、分散値を演算することができ
る。
定部は、分散値が所定値を越えるときには、ブレ検出部
が移動状態であると判定し、請求項9記載の発明によれ
ば、移動状態判定部は、分散値が所定値を越えるときに
は、光学機器が画角変更による移動状態であると判定す
るので、ブレ検出部を搭載した光学機器に生ずる大きな
動きをこの所定値を基準として判定することができる。
算部は、ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の
基準値を演算するので、ブレ検出信号を高精度に演算
し、基準値を正確に得ることができる。
算部は、分散値に基づいて、ブレ検出信号の基準値を可
変するので、構図変更時、流し撮り時又はランダムに動
く動体の追従時であっても、精度よくブレを補正するこ
とができる。
算部は、増幅部により増幅されたブレ検出信号に基づい
て、このブレ検出信号の基準値を演算するので、ブレ補
正制御の基準値を精度よく演算することができる。
載された一眼レフカメラを概略的に示す断面図である。
用される一眼レフカメラの動作を説明するフローチャー
トである。
ける判定部の演算の流れを説明するフローチャートであ
る。
号及びその分散値を示す図であり、(A)は、構図変更
があったときの角速度センサの出力信号及びその分散値
を示す図であり、(B)は、流し撮りがあったときの角
速度センサの出力信号及びその分散値を示す図であり、
(C)は、動体を追従しているときの角速度センサの出
力信号及びその分散値を示す図である。
号及びブレ補正レンズの駆動量を示す図であり、(A)
は、角速度センサの出力信号及び基準値演算部により演
算した制御の基準値を示す図であり、(B)は、ブレ補
正レンズの駆動量を示す図である。
号及びブレ補正レンズの駆動量を示す図であり、(A)
は、角速度センサの出力信号及び基準値演算部により演
算した制御の基準値を示す図であり、(B)は、ブレ補
正レンズの駆動量を示す図である。
信号及びブレ補正レンズの駆動量を示す図であり、
(A)は、角速度センサの出力信号及び基準値演算部に
より演算した制御の基準値を示す図であり、(B)は、
ブレ補正レンズの駆動量を示す図である。
びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す図であり、
(A)は、角速度センサの出力信号を示す図であり、
(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図である。
及びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す図であり、
(A)は、角速度センサの出力信号を示す図であり、
(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図である。
及びブレ補正レンズの駆動量の一例を示す図であり、
(A)は、角速度センサの出力信号を示す図であり、
(B)は、ブレ補正レンズの駆動量を示す図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 ブレを検出し、ブレ検出信号を出力する
ブレ検出部と、 前記ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の分散
値を演算する分散値演算部と、 前記分散値に基づいて、前記ブレ検出部の移動状態を判
定する移動状態判定部と、 を含むことを特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のブレ検出装置におい
て、 前記分散値演算部は、前記ブレ検出部が所定時間内に出
力した出力値の平均値に基づいて、前記分散値を演算す
ること、 を特徴するブレ検出装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のブレ検出
装置において、 前記分散値演算部は、前記ブレ検出部が所定時間内に出
力した出力値の少なくとも一部と所定時間経過後に出力
された出力値とに基づいて、前記分散値を演算するこ
と、 を特徴するブレ検出装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出部は、光学装置に搭載されていること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のブレ検出装置におい
て、 前記光学装置は、撮影装置であること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出部は、加速度を検出する加速度検出器であ
ること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出部は、速度を検出する速度検出器であるこ
と、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記移動状態判定部は、前記分散値が所定値を越えると
きには、前記ブレ検出部が移動状態であると判定するこ
と、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項9】 請求項4から請求項7までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記移動状態判定部は、前記分散値が所定値を越えると
きには、前記光学機器が画角変更による移動状態である
と判定すること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
1項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出信号に基づいて、このブレ検出信号の基準
値を演算する基準値演算部を備えること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載のブレ検出装置にお
いて、 前記基準値演算部は、前記分散値に基づいて、前記ブレ
検出信号の基準値を可変すること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
か1項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出信号を増幅する増幅部を備え、 前記分散値演算部は、前記増幅部により増幅されたブレ
検出信号に基づいて、このブレ検出信号の分散値を演算
すること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
か1項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出信号を増幅する増幅部を備え、 前記基準値演算部は、前記増幅部により増幅されたブレ
検出信号に基づいて、このブレ検出信号の基準値を演算
すること、 を特徴とするブレ検出装置。
Priority Applications (2)
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