JP4599820B2 - 像ブレ補正装置 - Google Patents
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ブレ補正装置300は、例えば、角速度センサ10と、基準値演算部52と、積分部54と、目標駆動位置演算部56と、駆動信号演算部58と、位置信号出力部78と、ブレ補正レンズ80と、ブレ補正ユニット310等とを備えている。
まず、カメラ等の光学装置の振れを角速度センサ10により検出する。角速度センサ10は、通常、コリオリ力を検出する圧電振動式角速度センサを用いる。角速度センサ10の出力は、基準値演算部52に送信される。基準値演算部52は、角速度センサ10の出力より振れの基準値を演算すると共に、角速度センサ10の出力である振れ信号から基準値を減算した値を、積分部54に送信する。
コイル73は、ブレ補正レンズ80を保持するレンズ室82に設けられ、さらに、ヨーク71とマグネット72により形成される磁気回路内に配置されている。このため、コイル73に駆動電流が流れると、フレミングの左手の法則により、アクチュエータに駆動力が発生する。ブレ補正レンズ80及びレンズ室82は、例えば、光軸Iに略垂直な方向に駆動することができ、アクチュエータの駆動力によって、ブレ補正レンズ80は、光軸Iに略直交する方向に駆動される。
一般に、カメラの振れによる像のブレ量Diは、次式で表される。
Di=Dθ+Dp=βθ(R−n)+βd (1)
この数式(1)では、Dθは、角度振れによる像ブレ(以下、角度ブレという)、Dpは、シフト振れによる像ブレ(以下、シフトブレとする)をそれぞれ表しており、βは撮影倍率、θは角度振れ量、Rは被写体から撮像面までの距離、nは角度振れ回転中心から撮像面までの距離、dはシフト振れ量である。
撮影倍率β及び被写体から撮像面までの距離Rは、例えば、レンズの焦点距離等から測定することができる。また、角度振れ回転中心から撮像面までの距離nは、通常、値を0としてもほぼ問題ないことがわかっており、数式(1)では、n=0としている。したがって、従来のブレ補正装置300により、角度ブレを高精度で補正することは十分可能である。
シフトブレは、例えば、被写体から撮像面までの距離Rが大きく、撮影倍率βが小さい場合であれば、シフトブレの影響を殆ど無視することはできる。しかし、被写体から撮像面までの距離Rが小さく、撮影倍率βが大きい場合には、シフトブレの影響は無視できなくなり、ブレ補正の効果を低下させる原因となる。
シフト振れ量dは、角速度センサ10では検出することができないので、従来の動作原理でブレ補正を行うブレ補正装置300では、シフトブレを補正することはできなかった。
(1)3軸分の加速度センサと3軸分の角速度センサを利用し、カメラの動きを完全に検出するものがある(例えば、特許文献1)。
(2)3次元加速度センサを互いに離して設置し、この3次元加速度センサを利用して、角度振れ量とシフト振れ量を求めるものがある(例えば、特許文献2)。
(1)3軸分の加速度センサと3軸分の角速度センサとを用いるブレ補正装置には、カメラの動きを完全に検出するため、ブレ補正の他にオートフォーカス等にも利用できるなどのメリットがあるが、センサの数が多くなることによるスペース上の問題や、演算が複雑になること等からあまり現実的な装置ではない。
(2)3次元加速度センサを用いるブレ補正装置には、加速度成分に誤差が含まれる場合に、例えば、2回積分すると僅かな誤差も累積してしまうため、シフトブレを正確に算出できることは少なく、ブレ補正の効果を期待することはできなかった。また、検出したい軸に対してそれぞれ2つの加速度センサが必要になるため、スペース上の問題が生じたり、コストアップの原因となる場合があった。
r(t)=V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)≧0
r(t)=−V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)<0
を用いて算出すること、を特徴とする像ブレ補正装置である。
r(t)=V(t)/[ω(t)+C{ω(t)}]
を用いて算出すること、を特徴とする像ブレ補正装置である。
L(t)=Kβθ(t)(R−D+r(t))を用いて算出すること、を特徴とする像ブレ補正装置である。
r(t)=V(t)/ω(t)
を用いて算出するようにしたので、速度v(t)と角速度ω(t)からr(t)を算出するときに、理論式を適用できる。
r(t)=V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)≧0
r(t)=−V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)<0
を用いて算出するようにしたので、ω=0でのr(t)の発散を防止できる。
r(t)=V(t)/[ω(t)+C{ω(t)}]
を用いて算出するようにしたので、ω(t)の絶対値が所定値以上であれば、r(t)を求めるときに、理論式である次式、
r(t)=V(t)/ω(t)
を用いることができる。
L(t)=Kβθ(t)(R−D+r(t))
を用いて算出するようにしたので、加速度検出部から回転中心位置までの距離r(t)の変動をリアルタイムで算出して、目標駆動位置L(t)を精度よく演算できると共に、撮影倍率βが高倍率であってもブレ補正の効果を向上させることができる。
また、図1では、ブレ補正装置200について、X軸方向の各部材等(図中、符号に「a」を付す)と、Y軸方向の各部材等(同様に、符号に「b」を付す)とを共に示しているが、X軸方向、Y軸方向共に共通の機能等を備えており、説明の便宜上、特に、方向に関しては詳述しない。
レンズ鏡筒150は、角速度センサ10と、加速度センサ20と、角速度増幅部30と、加速度増幅部40と、レンズCPU120と、駆動部100と、ブレ補正レンズ110等とを備えている。また、レンズCPU120は、A/D変換器50,60,70と、駆動信号演算部80と、D/A変換器90等とを備えている。カメラボディ160は、半押しスイッチSW1と、全押しスイッチSW2と、半押しタイマ130と、電源供給部140等とを備えている。
電源供給部140は、例えば、半押タイマ130がONの間は、後述する角速度センサ10等、カメラシステム内で電源が必要とされるところに電源を供給し続ける。また、電源供給部140は、半押しタイマ130がOFFとなっているときは、電源の供給を停止する。したがって、半押しタイマ130がONのときのみ、角速度センサ10によるカメラの振動検出を行うことができる。
全押しスイッチSW2は、例えば、不図示のレリーズボタンの全押し動作に連動してONとなるスイッチであって、このスイッチがONとなることにより、一連の撮影動作(不図示のシャッター機構によるシャッター開閉、イメージセンサによる画像取り込み等)が行われる。
角速度増幅部30は、角速度センサ10にそれぞれ対応して設けられており(ここでは、2つ)、信号の増幅をするだけではなく、角速度センサ10の出力に含まれる高周波ノイズを低減させる、いわゆるローパスフィルタ機能を付加させてもよい。
まず、半押しスイッチSW1がONとなっているか否かを判定する(S10)。半押しスイッチSW1がOFFであれば、ステップS120(後述)へ進む。半押しスイッチSW1がONであれば、カウンタTsw1をリセットし、カウント値を0とする(S20)。カウンタTsw1は、半押しスイッチSW1がOFFになってからの経過時間を計測するためのカウンタであって、カウント値は整数である。このカウンタは、半押しスイッチSW1がONの間は0のままで、半押しスイッチSW1がOFFで、かつ半押しタイマ130がONの間のみ動作する。
つぎに、ブレ補正レンズ110を駆動するための駆動信号pの演算を開始する(S80)。ここで、駆動信号pの演算には、上述したように、角速度センサ10の出力と加速度20のセンサ出力を用いる。
ステップS80の後、ブレ補正レンズ110の駆動を開始し(S90)、露光に関する一連の動作(不図示のミラーのアップ/ダウン動作、シャッター機構の駆動等)を行う(S100)。
このステップS130に進んだ時点では、カメラは半押しスイッチSW1がOFFで半押しタイマ130がONの状態になっており、この状態が継続している時間を計測するため、カウンタTsw1を1つ進める(S130)。
カウンタTsw1がしきい値に満たない場合(すなわち肯定判定の場合)には、半押しタイマ130はOFFとせず、角速度センサ10のONの状態を継続し、角速度の検出を行う(S150)
駆動信号演算部80は、角速度基準値演算部81と、加速度基準値演算部82と、角速度積分演算部83と、加速度積分演算部84と、回転中心位置演算部85と、駆動信号算出部86等とを備えている。
角速度ゼロ出力信号の周波数は、撮影者等の手振れのそれに比べるとずっと低い。したがって、基準値は、角速度信号の低周波成分を抽出すればよいので、角速度信号の移動平均を演算して基準値を演算している。また、なるべく低い周波数成分のみを抽出するために、移動平均に使用するデータの数を多くしている。なお、角速度信号の基準値の演算は数式(2)のような移動平均に限らず、ローパスフィルタなどを用いてもよい。
ω’=ω(t)−ω0(t) (3)
ここで、ω’は角速度検出信号であって、この角速度検出信号は、角速度積分演算部83及び回転中心位置演算部85に送信される。
a’(t)=a(t)−aO(t) (5)
ここで、a’は加速度検出信号であって、この加速度検出信号は、加速度積分演算部84に送信される。
θ(t)=θ(t−1)+ω’(t) (6)
ここで、θは角度検出信号であって、この角度検出信号は、駆動信号算出部86に送信される。
v(t)=v(t−1)+a’(t) (7)
ここで、vは速度検出信号であって、この速度検出信号は、回転中心位置演算部85に送信される。
具体的には、加速度センサ20が速度v、角速度ωで運動していると仮定すると、加速度センサ20から角度振れの回転中心位置までの距離rを、次式により算出する。
r(t)=v(t)/ω’(t) (8)
r(t)=Sign{ω’(t)}V(t)/(|ω’(t)|+C) (9)
ただし、ω’(t)≧0のとき、Sign{ω’(t)}=1
ω’(t)<0のとき、Sign{ω’(t)}=−1
である。
この数式(9)では、Cを固定値としているが、これに限らず、例えば、ωが大きければCを小さく、ωが小さければCを大きくする等、ωの大きさによって値を変えるようにしてもよい。
n’(t)=D−r(t) (10)
ここで、Dは、加速度センサ20からフィルム面までの距離である。数式(10)により演算された角度振れの回転位置信号は、駆動信号算出部86に送信される。
まず、レンズの目標駆動位置L(t)を、次式により算出する。
L(t)=Kβθ(t){R−n’(t)} (11)
ここで、Kはブレ補正レンズ110の光学条件などによって決まる定数(レンズ固有値)、Rは被写体からフィルム面までの距離である。なお、数式(10)(11)に用いられるK、β、R、Dの値を、駆動信号演算部80内の適宜のメモリに記憶し、駆動信号算出部86及び回転中心位置演算部85は、このメモリからこれらの値を読み出して、上述した演算を行うようにしてもよい。
駆動信号演算部80は、上述したステップS160の後、以下に示すステップS500〜S610を実行した後、上述したステップS180に進む。
角速度センサ10の出力をA/D変換して、角速度信号ω(t)を読み込む(S500)。
加速度センサ20の出力をA/D変換して、加速度信号a(t)を読み込む(S510)。
駆動部100が出力したブレ補正レンズ110の位置情報IrをA/D変換して読み込む(S520)。
角速度信号ω(t)から角速度基準値ω0(t)を減算し、角速度検出信号ω’(t)を生成する(S540)。
加速度信号a(t)から加速度基準値a0(t)を演算する(S550)。
加速度信号a(t)から加速度基準値a0(t)を減算し、加速度検出信号a’(t)を生成する(S560)。
加速度検出信号a’(t)を積分し、速度検出信号v(t)に変換する(S570)。
角速度検出信号ω’(t)、速度検出信号v(t)より回転中心位置信号n’(t)を演算する(S580)。
角速度検出信号ω’(t)を積分し、角度検出信号θ(t)に変換する(S590)。
角度検出信号θ(t)と、回転中心位置信号n’(t)と、ブレ補正レンズ110の位置情報Ir等とに基づいて、ブレ補正レンズ110を駆動するための駆動信号pを演算する(S600)。
この駆動信号pをD/A変換器90を介して駆動部100に出力する(S610)。
まず、角度ブレとシフトブレを含む像面のブレ量を表す数式(1)を変形すると、以下のように表すことができる。
Di=βθ{R−(n−d/θ)} (12)
この数式(12)は、シフトブレによって、角度ブレの回転中心位置がずれることを示しており、したがって、回転中心位置を検出できればシフトブレも補正することができ、結果的に、撮影倍率βが高倍率のときに、ブレ補正の効果を向上させることができることを示している。
ブレ補正装置200のブレ補正効果は、図示のように、従来のブレ補正装置と比較して、撮影倍率が大きくなってもブレ補正効果が低下しない。
(2)加速度検出信号a’(t)を積分するのは1回だけであり、従来のような積分を2回行うシステムよりも誤差の累積を大幅に小さくできるので、検出精度の向上が期待できると共に、レンズCPU120での演算負荷を大幅に減少させることができる。
(3)加速度センサ20は、X軸方向、Y軸方向でそれぞれ1つずつ(合計2つ)あればよいので、省スペース化やコストの削減を図ることができる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲である。
(1)上述した数式(9)で分母に定数項を設けたのは、ω=0となるときに、rが発散してしまうためであった。しかし、ωの絶対値が大きい場合には、発散は特に問題にならないので、加速度センサ20から角度振れの回転中心位置までの距離r(t)を次式により算出するようにしてもよい。
r(t)=V(t)/[ω’(t)+C{ω’(t)}] (13)
図6は、角速度検出値の関数C(ω’)を示す図である。
このC(ω’)は、例えば、ω’の絶対値が小さくなるほど、値が大きくなり、逆に、ω’の絶対値が大きくなるほど、値が小さくなる関数である。
この関数C(ω’)によれば、ω’=0でのrの発散を防止できると共に、ω’の絶対値が所定値以上であれば、回転中心位置を求めるための上述した理論式である数式(8)を用いることができ、その結果、より正確に回転中心位置を算出することができる。なお、この関数C(ω’)は、ω’=0でのrの発散を防止でき、さらに、ω’の絶対値が所定値以上であるときに、数式(13)を数式(8)に近似できる関数であれば、適宜の関数を用いてもよい。
したがって、数式(13)を用いることにより、ブレ補正装置200は、撮影倍率が高い倍率のときにブレ補正効果をさらに向上させることができる。
20 加速度センサ
30 角速度増幅部
40加速度増幅部
50,60,70 A/D変換器
80 駆動信号演算部
81 角速度基準値演算部
82 加速度基準値演算部
83 角速度積分演算部
84 加速度積分演算部
85 回転中心位置演算部
86 駆動信号算出部
90 D/A変換器
100 駆動部
110 ブレ補正レンズ
120 レンズCPU
130 半押しタイマ
140 電源供給部
150 レンズ鏡筒
160 カメラボディ
200 ブレ補正装置
Claims (5)
- 振れの角速度を検出する角速度検出部と、
振れの加速度を検出する加速度検出部と、
前記加速度に基づいて加速度基準値を算出すると共に、前記加速度から前記加速度基準値を減算した値を積分することにより振れの速度を算出する速度演算部と、
前記角速度と前記速度とに基づいて、振れの回転中心位置を算出する回転中心演算部と、
を備えた像ブレ補正装置において、
前記回転中心演算部は、前記加速度検出部から前記回転中心位置までの距離r(t)を、前記速度V(t)、前記角速度ω(t)、前記r(t)が発散しないための定数Cに基づいて、次式、
r(t)=V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)≧0
r(t)=−V(t)/(|ω(t)|+C)
ただし、ω(t)<0
を用いて算出すること、を特徴とする像ブレ補正装置。 - 振れの角速度を検出する角速度検出部と、
振れの加速度を検出する加速度検出部と、
前記加速度に基づいて加速度基準値を算出すると共に、前記加速度から前記加速度基準値を減算した値を積分することにより振れの速度を算出する速度演算部と、
前記角速度と前記速度とに基づいて、振れの回転中心位置を算出する回転中心演算部と、を備えた像ブレ補正装置において、
前記回転中心演算部は、前記加速度検出部から前記回転中心位置までの距離r(t)を、前記速度V(t)、前記角速度ω(t)、前記r(t)が発散しないための前記角速度(t)を変数とする関数C{ω(t)}に基づいて、次式、
r(t)=V(t)/[ω(t)+C{ω(t)}]
を用いて算出すること、を特徴とする像ブレ補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の像ブレ補正装置において、
ピッチング方向の振れの加速度とヨーイング方向の振れの加速度とを検出する加速度検出部を備え、
前記速度演算部は、前記加速度に基づいて前記速度を算出することを特徴とする像ブレ補正装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の像ブレ補正装置において、
像ブレを光学的に補正するブレ補正光学部材と、
前記ブレ補正光学部材を駆動する駆動部と、
前記ブレ補正光学部材のレンズ固有値、撮影倍率、被写体と光軸上に配置された撮像面との第1距離、前記加速度検出部と前記撮像面との第2距離、を測定及び/又は記憶する情報入力部と、
前記角速度に基づいて角速度基準値を算出すると共に、前記角速度から前記角速度基準値を減算した値を積分することにより、角度振れを算出する角度演算部と、
前記ブレ補正光学部材の現在位置を検出する位置検出部と、
前記ブレ補正光学部材の目標駆動位置を算出する目標駆動位置演算部と、
前記ブレ補正光学部材の前記現在位置と前記目標駆動位置とに基づいて、前記駆動部を制御する駆動制御部と
を備え、
前記目標駆動位置演算部は、目標駆動位置L(t)を、前記加速度検出部から前記回転中心位置までの距離r(t)と、前記角度振れθ(t)と、前記情報入力部により測定及び/又は記憶された前記レンズ固有値K、前記撮影倍率β、前記第1距離R、前記第2距離D、に基づいて、次式、
L(t)=Kβθ(t)(R−D+r(t))
を用いて算出すること、
を特徴とする像ブレ補正装置。 - 請求項4に記載の像ブレ補正装置において、
前記像ブレの補正に必要な電源の供給を開始させる半押しスイッチと、
前記半押しスイッチが押されている間はONのままであり、前記半押しスイッチがOFFとなってからも一定時間はONのままとなっている半押しタイマとを備え、
前記駆動制御部は、前記半押しタイマがONとなっているときに前記駆動部を制御することを特徴とする像ブレ補正装置。
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