JPH10208490A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH10208490A
JPH10208490A JP960098A JP960098A JPH10208490A JP H10208490 A JPH10208490 A JP H10208490A JP 960098 A JP960098 A JP 960098A JP 960098 A JP960098 A JP 960098A JP H10208490 A JPH10208490 A JP H10208490A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルアレイ内で局部的に単一ビットセ
ル動作と多重ビットセル動作とを遂行することのできる
不揮発性メモリ装置を提供する。 【解決手段】 同一基板上に主データを貯蔵するための
フィールド領域と、この主フィールド領域の欠陥セルと
それらのアドレスマッピングと関連するデバイス情報と
を貯蔵するための冗長フィールド領域とを具備し、主フ
ィールド領域ではセル当り2ビットのデータを貯蔵さ
せ、冗長フィールド領域ではセル当り1ビットのデータ
を貯蔵させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体メモ
リ装置に係り、より具体的には、1つの基板上のセルア
レイに貯蔵される情報の特性に従って、1つのメモリセ
ルに1ビットのデータを貯蔵する単一ビットセル動作と
1つのメモリセルに複数のビットのデータを貯蔵する多
重ビットセル動作とを遂行することができるフラッシュ
メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステム、ディジタルハン
ディターミナル等で不揮発性半導体メモリ装置は重要な
構成要素になっている。高密度不揮発性メモリ装置、特
にそれらの中でも、フラッシュEEPROM装置は高い
プログラミング速度と低い電力消費等の長所を持つの
で、ディジタルカメラ、個人用コンピュータ(PC)用
集積回路カード(IC カード)等で大量貯蔵用媒体と
して、また、ハードディスクの代替品として使用されて
いる。
【0003】フラッシュメモリセルは制御ゲート、フロ
ーティングゲート、ソース及びドレインを具備する1つ
の電界効果トランジスタ(FET)から構成される。フ
ローティングゲート上の電荷量を変化させ、フラッシュ
セルのスレショルド電圧を変化させてフラッシュセルに
情報を貯蔵させる。ワードラインを通じて制御ゲートに
選択電圧を印加することによりフラッシュセルの読出動
作が遂行される。選択電圧が印加される時、フラッシュ
セルを通じて流れる電流の量はフラッシュセルのスレシ
ョルド電圧により決定される。
【0004】典型的なフラッシュセル、すなわち、セル
当り1ビットのデータを貯蔵するセルは2つの状態、す
なわち、消去された状態とプログラムされた状態とを持
ち、各状態はスレショルド電圧の範囲に対応する。2つ
の可能な状態を区分するため、状態の間のスレショルド
電圧の範囲、すなわち、分離範囲により2つの状態は分
離される。フラッシュセルの読出動作が遂行される時、
フラッシュセルのスレショルド電圧は基準電圧、すなわ
ち、基準フラッシュセルのスレショルド電圧(この電圧
は分離範囲内の任意の電圧である)と比較される。
【0005】選択されたフラッシュセルがプログラムさ
れると、フローティングゲート上に電子がトラップさ
れ、セルのスレショルド電圧が増加するようになる。こ
れで、選択されたセルのソース・ドレインを通じて流れ
る電流は基準セルを通じて流れる電流より小さくなる。
このように、セルがプログラムされた状態を通常’論理
0’で表示する。選択されたフラッシュセルが消去され
ると、フローティングゲート上にほとんど電子が存在し
ないようになり、セルのスレショルド電圧が減少するよ
うになるので、選択されたセルを通じて流れる電流が基
準セルを通じて流れる電流より多くなる。このように、
セルが消去された状態を通常’論理1’で表示する。
【0006】フラッシュEEPROM装置は、メモリセ
ル構造の観点で、一般的にNAND構造になった装置と
NOR構造になった装置とに区分される。NOR構造メ
モリはセル各々が独立的にビットラインとワードライン
とに連結される構造を持つので、あるセルの書込動作や
読出動作の間に該当セルが他のセルによりあまり干渉を
受けない長所を持つ。しかし、このNOR構造メモリは
各セルとそれに対応するビットラインとにそれらを相互
連結するためのコンタクトを必要とするので、集積度の
観点で、複数のセルが直列に連結された1つのユニット
すなわち、ストリング当り1つのコンタクトだけを必要
とするNAND構造メモリと比較する時不利となる。従
って、高集積フラッシュメモリ装置は主にNAND構造
を採用している。
【0007】大量貯蔵用装置の重要な必須要件はビット
当りの値段を低くしなければならないことである。フラ
ッシュメモリ装置の集積度向上のために1つのメモリセ
ルに複数のビットのデータを貯蔵する技術として、多重
ビットフラッシュEEPROM技術に関する研究が活発
に行なわれている。多重ビットEEPROMは多重レベ
ル、あるいは多重状態EEPROMと呼ばれることもあ
る。
【0008】フラッシュEEPROM装置のビット当り
の値段を画期的に減らすことができる技術が文献「19
95年2月、IEEE、ISSCC Digest o
fTechnical Papers、pp.132−
133」に、M.Bauer等により、“A Mult
ilevelーCell 32Mb FlashMem
ory”というタイトルで掲載されたことがある。文献
に開示されたフラッシュメモリ装置はNOR構造のセル
アレイを持つ装置であり、セルのサイズが減少するとと
もに、セル当り2ビット、あるいは4つの状態の貯蔵能
力を持つ構造が開示されている。
【0009】文献に開示されたフラッシュメモリ装置に
おいて、2ビット当り4状態に該当するデータを2進法
で示すと、“00”、“01”、“10”、“11”に
なり、各データには特定なスレショルド電圧レベル、例
えば、データ“00”に対しては2.5V、“01”に
対しては1.5V、“10”に対しては0.5V、そし
て、“11”に対してはー3Vのスレショルド電圧レベ
ルが各々与えられる。各メモリセルが4レベルのスレシ
ョルド電圧中、特定な1つのスレショルド電圧レベルを
持つことにより、00,01,10,11の2進データ
中、特定スレショルド電圧に該当する1つの2進データ
が各メモリセルに貯蔵される。このように、多重状態フ
ラッシュメモリ装置は通常2つ以上のスレショルド電圧
分布と各々のスレショルド電圧(Vt)に対応する状態
とを持つ。
【0010】文献に開示された多重状態(あるいは、多
重ビット)フラッシュメモリ装置は16メガビット(M
b)の物理的なセルアレイを持つが、多重ビットセル動
作モードでは32Mbの仮想的なセルアレイを持つ。す
なわち、多重状態フラッシュメモリ装置はモード選択信
号によりセルアレイ全体が選択的に単一あるいは多重ビ
ットセル動作モードになり、16Mbあるいは32Mb
の容量を持つ。
【0011】以上のような多重ビットフラッシュメモリ
装置では、1つのセルに貯蔵することができるデータの
数が従来の単一ビットメモリ装置に比べて2倍、3倍に
増加することにより、その作製費用は1/2、1/3に
線形的な比率で減少するようになる。
【0012】一般的に、フラッシュメモリ装置のセルア
レイは、周知のように、多くは3つの領域、すなわち、
主アレイと、冗長アレイ及び冗長フィールドアレイに区
分される。主アレイは通常のデータを貯蔵する領域であ
り、冗長アレイは主アレイと関連して配置され、主アレ
イ内の欠陥セルの代替として機能する領域である。図1
に示すように、主アレイと冗長アレイとは主データのア
レイとして構成され、主データの貯蔵のための複数のメ
モリセクター、すなわち、主フィールドアレイ10に該
当する。冗長フィールドアレイは各メモリセクタに対す
る情報、例えば、ベッドセクタに対する情報、該当メモ
リ装置のデータフォーマットのためのアドレスマッピン
グ情報等のようなディバイスデータを貯蔵する領域12
として、通常的にワードライン当り16バイトが提供さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】隣接する多重状態セル
間のウィンドウは一般セル(すなわち、単一ビットセ
ル)のウィンドウに比べてその幅が狭く、(例えば、4
状態セルの場合には、約0.6V程度)、そして、読出
動作の間に選択されたワードラインに印加される電圧と
スレショルド分布の縁との間のマージンはウィンドウの
半分(例えば、約0.3V程度)になる。従って、多重
ビット(あるいは、多重状態)セルアレイは工程変化や
選択されたワードラインの電圧レベル、動作電圧、温度
等の変化による無効感知や選択されたワードラインの電
圧レベル、動作電圧、温度等の変化による無効感知の可
能性が単一ビットセルアレイよりもっと高い。従って、
多重ビットフラッシュメモリ装置は音声情報、画像情報
等のように、大量の連続的な情報中、1つのビットある
いは幾つかのビット情報の貯蔵失敗が発生したとして
も、大きな問題がない情報の貯蔵のための大容量の装置
として使用するのには適するが、バイオス(basic
input/output system;BIO
S)情報、フォント(font)情報等のように、優秀
な保存特性が要求される情報の貯蔵のための装置として
使用するには不適当である。
【0014】このように、多重ビットセルアレイの特性
上、そこに貯蔵されるデータが不安定になる可能性が高
いので、多重ビットメモリ装置で、デバイス情報は単一
ビットセルアレイに貯蔵することが必要である。なぜな
らば、冗長フィールドアレイで欠陥セルが発生し、デー
タの無効感知が発生すると、該当セクタの全体データが
無効データとなってしまうからである。
【0015】これを解決するために、1つの多重ビット
メモリ装置に多重ビット動作のための制御回路と単一ビ
ット動作のための制御回路とを備えるようにすることが
考えられる。しかし、これは集積化の観点で深刻な制限
要素として作用するだけでなく、その制御と作製工程が
非常に複雑になるという問題が発生する。
【0016】本発明の目的は、1つのメモリセルアレイ
内で局部的に単一ビットセル動作と多重ビットセル動作
とを遂行することのできる不揮発性メモリ装置を提供す
ることである。
【0017】本発明の他の目的は、主データの貯蔵のた
めの主アレイに対しては多重ビットセル動作が遂行さ
れ、メモリセルと関連するデバイス情報の貯蔵のための
冗長フィールドアレイに対しては単一ビットセル動作を
遂行させるフラッシュメモリ装置を提供することであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、メモリセル当り2つ
以上の貯蔵状態を持つ不揮発性半導体メモリ装置で、セ
ル当り2つの状態に対応するデータの書込及び読出動作
とセル当り2つ以上の状態に対応するデータの書込及び
読出動作全てを遂行することができる感知回路を提供す
ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一つの特徴によると、1つの基板上にロー
とカラムとのマトリックスで形成された複数のメモリセ
ルを具備する不揮発性半導体メモリ装置は、主データを
貯蔵するための第1貯蔵手段と、第1貯蔵手段の欠陥セ
ルとそれらのアドレスマッピングと関連されたデバイス
情報とを貯蔵するための第2貯蔵手段を含み、各セルは
少なくとも4つの可能な状態に各々対応するスレショル
ド電圧中の1つを持ち、第1貯蔵手段はセル当り少なく
とも2ビットデータの貯蔵能力を持ち、第2貯蔵手段は
セル当り1ビットデータの貯蔵能力を持つ。
【0020】本発明による新規な不揮発性半導体メモリ
装置は主フィールドアレイと関連して多重ビットセル動
作を遂行させ、安定された動作特性が要求される冗長フ
ィールドアレイと関連しては単一ビットセル動作を遂行
する。
【0021】本発明の他の特徴によると、不揮発性半導
体メモリ装置は一つの基板上にローとカラムとのマトリ
ックスで形成された複数のメモリセルのアレイを有し、
各メモリセルは少なくとも4つの可能な状態に各々対応
するスレショルド電圧中の1つを持ち、セルアレイは主
データを貯蔵するための主アレイと、主アレイの欠陥セ
ルとそれらのアドレスマッピングと関連されたデバイス
データとを貯蔵するためのリダンダントアレイとを具備
し、主アレイに対する書込及び読出動作を遂行する第1
手段と、冗長アレイに対する書込及び読出動作を遂行す
る第2手段と、セル当り少なくとも4つの可能な状態を
表示するデータを書込、読出するように第1手段を制御
し、セル当り少なくとも4つの可能な状態中の2つを表
示するデータを書込し、読出するように第2手段を制御
する第3手段とを含む。第3手段の動作タイミングは第
1手段の動作タイミングと同一である。
【0022】本発明の他の特徴によると、不揮発性半導
体メモリ装置は、基板上に形成されたローとカラムとを
定義するメモリセルのアレイを有し、各メモリセルは少
なくとも4つの可能な状態に各々対応するスレショルド
電圧中の1つを持ち、セルアレイは主データを貯蔵する
ための主アレイと、主アレイの欠陥セルとそれらのアド
レスマッピングと関連するデバイスデータとを貯蔵する
ためのリダンダントアレイとを具備し、各ローに従って
伸張する複数のワードラインと、各カラムに従って伸張
する複数のビットラインと、各々が主アレイ上の少なく
とも2つのビットラインに対応し、書込動作の間に少な
くとも2つのビットライン中の選択された1つと関連す
るセルに少なくとも4つの可能な状態を表示する主デー
タを書込し、読出動作の間に選択されたビットラインに
関連するセルから主データを読出する複数の第1ページ
バッファと、各々が冗長アレイ上の少なくとも2つのビ
ットラインに対応し、書込動作の間に少なくとも2つの
ビットライン中の選択された1つと関連するセルに、少
なくとも4つの可能な状態中の2つを表示させるデバイ
スデータを書込み、読出動作の間に選択されたビットラ
インに関連するセルからデバイスデータを読出する複数
の第2ページバッファを含む。
【0023】本発明の他の目的、特徴、そして、長所は
添付された図面と以下の詳細な説明から自明となるであ
ろう。
【0024】
【発明の実施の形態】ここでは、各々が2つ以上の可能
な状態を持つ複数のメモリセルを具備する不揮発性半導
体メモリ装置を開示する。図2は本発明による不揮発性
半導体メモリのセルアレイ及びその周辺回路を概略的に
示すブロック図である。図2で、参照番号100はセル
アレイを示す。セルアレイ100の周辺には周知のよう
にローデコーダ200とページバッファ300及びカラ
ムデコーダ400が配置される。セルアレイ100はそ
こに貯蔵されるデータの特性により、2つの領域、すな
わち、主フィールドアレイ102と冗長フィールドアレ
イ104とに区分される。主フィールドアレイ102は
主データ(あるいは一般的なデータ)を貯蔵するための
主アレイと、主アレイの欠陥セルを救済するための冗長
アレイとで構成される。冗長フィールドアレイ104に
は主フィールドのベッドセクタに対する情報、アドレス
マッピング情報等のようなデバイスデータが貯蔵され
る。
【0025】次に、本発明の実施例について詳細に説明
する。ここでは、説明の便宜上、セル当り2ビットすな
わち、4つの可能な状態を持つNAND構造フラッシュ
EEPROM装置を実施例として開示するが、本発明は
それに限定されるものではないことに注意しなければな
らない。本明細書で、便宜上“プログラミング及びプロ
グラミング検証動作”という用語を使用しているが、こ
れは“書込及び書込検証動作”と同一な意味を持つ。ま
た、添付図面において、同一又は類似な構成要素は同一
又は類似な参照番号及び符号を用いて表示されている。
【0026】第1実施例 図3は本発明の一実施例に係る多重ビットフラッシュE
EPROM装置の冗長フィールドアレイ及びその周辺回
路の構成を示している。図3に示された各メモリセル
は、一般的なデータを貯蔵するための主アレイ(図示さ
れていない)のそれと同一で2つ以上の可能な状態を持
つ。図面には示されていないが、主アレイ及びそれに対
応するページバッファ回路はこの技術分野ですでによく
知られている多重ビットセル動作を可能にする構造にな
っている。
【0027】図3を参照すると、ローとカラムとを定義
する基板上には、ローに従って伸張する複数のワードラ
インWL1〜WLmと、カラムに従って伸張する複数の
ビットラインBL1〜BLnと、複数のメモリセルのア
レイ104とが形成されている。メモリセルアレイ10
4はNAND構造になっており、対応するメモリブロッ
クあるいはセクタと関連するデバイスデータを貯蔵する
ための冗長フィールドアレイを有する。このアレイ10
4の構造は主アレイのそれと同一である。
【0028】図3に示すように、冗長フィールドアレイ
104は、主アレイ(図示されない)と同じように複数
のビットラインBL1〜BLnに各々対応する複数のセ
ルストリング110を具備している。アレイ104のロ
ーに従っては、ストリング選択ラインSSLと共通ソー
スライン及び複数のワードラインWL1〜WLmが伸張
し、それらのカラムに従ってはメモリストリングに各々
対応するように複数のビットラインBL1〜BLnが伸
張する。各ストリング110はNー型金属酸化物電界効
果半導体トランジスタ(N−MOSFET)からなる2
つの選択トランジスタST1及びST2と、この選択ト
ランジスタST1及びST2の間に各々のソース・ドレ
インチャンネルすなわち、電流通路が直列に連結される
と共に、各々はフローティングゲートとコントロールゲ
ートとを持つ複数のセルトランジスタM1〜Mmとから
構成される。各ストリング110のストリング選択トラ
ンジスタST1の電流通路は対応するビットラインとセ
ルトランジスタM1の電流通路と連結され、接地選択ト
ランジスタST2の電流通路は仮想接地ラインである共
通ソースラインCSLとセルトランジスタMmの電流通
路との間に連結される。各ストリング110のストリン
グ選択トランジスタST1のゲート、メモリセルトラン
ジスタM1〜Mmのコントローラゲート及び接地選択ト
ランジスタST2のゲートは各々ストリング選択ライン
SSL、ワードラインWL1〜WLm及び、共通ソース
ラインCSLに連結される。
【0029】ここに、開示されるメモリセルストリング
の構造は一例に過ぎないので、この技術分野の通常の知
識を持つ者はストリングは多様な構造を持つことができ
ることをよく理解しなければならない。
【0030】再び、図3を参照すると、セルアレイ10
4の左側には、ストリング選択ラインSSL、ワードラ
インWL1〜WLm及び、共通ソースラインCSLと連
結されるよく知られたローデコーダー 回路200が配
置されている。又、メモリセルアレイ104の下部に
は、複数のビットラインBL1〜BLnに連結される選
択されたセルに対する書込動作及び読出動作を遂行する
ページバッファ回路300aが配置されている。
【0031】ページバッファ回路300aは外部から与
えられたデータをラッチした後、プログラミング動作の
間に対応するビットラインBL1あるいはBL2にラッ
チした情報に該当する電圧を供給するページバッファと
して、プログラミング検証動作の間にプログラミングが
正しく行なわれたかを判断するための検証回路として、
読出動作の間には対応するビットライン上の情報を感知
し、増幅する感知回路として各々動作する。図示の便宜
上、図3には一対のビットラインBL1及びBL2に対
応する1つのページバッファだけを図示した。
【0032】図3に示されたように、ページバッファは
交差するように接続された2つのインバータで構成され
るラッチ回路320を具備している。ページバッファ3
00aには、一対のビットラインBL1及びBL2と関
連して、2つの空乏型(MOSFET)304及び30
4aと2つのNーMOSFET310及び310aが提
供される。空乏型トランジスタ304の電流通路とトラ
ンジスタ310の電流通路とはビットラインBL1とノ
ード308との間に直列接続され、空乏型トランジスタ
304aの電流通路とトランジスタ310aの電流通路
とはビットラインBL2とノード308aとの間に直列
接続される。
【0033】トランジスタ304と304aとのゲート
には制御信号BLSHFが印加され、トランジスタ31
0及び310aのゲートにはアドレス信号Ai /バー及
びAiが各々印加される。このトランジスタ304,3
04a,310及び310aは一対のビットライン中、
ある1つを選択する機能をする。
【0034】トランジスタ304と310との接続ノー
ド302と電源電圧との間にはN−MOSFET306
の電流通路が接続され、トランジスタ304aと310
aとの接続ノード302aと電源電圧との間にはN−M
OSFET306aの電流通路が接続される。トランジ
スタ306と306aとのゲートには制御信号Inhi
bit1及びInhibit2が印加される。このトラ
ンジスタ306及び306aはプログラミング動作の間
に非選択されたビットラインに所定のプログラミング防
止電圧を供給する機能を有する。
【0035】ノード308には読出動作の間、選択され
たビットラインにロード電流を供給するための電流源3
12が接続される。ノード308とラッチ回路320の
1つの入出力ノード314及び対応する入出力ライン1
0の間にはN−MOSFET316の電流通路が接続さ
れる。トランジスタ316のゲートには読出動作の初期
にラッチ回路320をリセットさせ、プログラミング動
作の間、ラッチ回路320のデータを選択されたビット
ラインに伝達させる制御信号PGMが印加される。
【0036】又、ページバッファ回路300aには、ノ
ード308と接地との間に接続された電流通路を持つN
−MOSFET338が提供される。このトランジスタ
338は読出動作の間に制御信号DCBに応答してトラ
ンジスタ316とともに、ラッチ回路320を初期化さ
せる機能をする。
【0037】ラッチ回路320の他の入出力ノード31
8と接地電圧との間にはN−MOSFET326及び3
28の電流通路が直列に接続される。トランジスタ32
6のゲートにはタイミング制御回路330の出力信号L
ATCHが印加され、トランジスタ328のゲートはノ
ード308あるいは電流源312と接続される。LAT
CH信号は読出、消去検証、そして、プログラミング検
証動作の間、ラッチ回路320が選択されたビットライ
ン上のデータをラッチするように動作する。
【0038】タイミング制御回路330はNORゲート
332及び336インバータ334で構成される。NO
Rゲート332の入力端子には制御信号RD3,EVF
及びPGVF2が各々印加され、インバータ334の入
力端子には制御信号LRDVFが印加される。ここで、
RD3信号は周知の多重ビットNANDフラッシュメモ
リ装置の3段階読出動作中で、3番目読出区間を定義す
る信号である。EVF信号は消去検証のための読出区間
(例えば、図5の区間EV1及びEV2)を定義する信
号である。PGVF2信号は多重ビットフラッシュメモ
リ装置の2つ番目プログラミングサイクル(図6のB参
照)のプログラミング検証区間を定義する信号である。
LRDVF信号は、読出動作や、消去検証及びプログラ
ミング検証動作の各読出サイクルで感知が完了する時点
で発生するパルス信号である。上記信号の波形は図面に
示されている。これらに対しては後に、詳細に説明す
る。
【0039】NORゲート332の出力とインバータ3
34の出力とはNORゲート336の入力端子に各々印
加される。NORゲート336からはLATCH信号が
出力される。
【0040】次に添付された図3ないし図10を参照し
て本実施例によるフラッシュメモリ装置の動作、特に、
冗長フィールドアレイ104に関連する動作について詳
細に説明する。
【0041】図4及び図5は本実施例によるフラッシュ
メモリ装置の消去及び消去検証動作のタイミングを各々
示している。本発明による冗長フィールドアレイ104
と関連する消去及び消去検証動作は多重ビットモードの
主アレイ102のそれと同一のタイミングで遂行され
る。
【0042】消去動作はメモリセクタを単位として遂行
される。消去動作の間には、図4に示すように、ストリ
ング選択ラインSSL及び接地選択ラインGSLが各々
フローティングされ、選択されたセクタのワードライン
WL1〜WLmには接地電圧、すなわち、0Vが印加さ
れる。選択された複数のワードラインWL1〜WLmに
連結されたメモリセルM1〜Mmは同時に消去される。
この時、メモリセルが形成されている基板には消去電圧
(Vers)(通常的に18V〜24V)が印加され
る。これで、各セルのフローティングゲートと基板との
間には高電界が形成される。従って、フローティングゲ
ートに貯蔵されていた電子は高電界によるF−Nトンネ
リング(Fowler Nordheim Tunne
ling)によりフローティングゲートから基板に流出
される。これにより、各々の選択されたメモリセルのス
レショルド電圧は負の値に移動する。
【0043】このような消去動作は消去検証動作と共に
反復的に遂行され、各々の選択されたメモリセルが所望
のスレショルド電圧に到達すると、消去動作は終了す
る。
【0044】再び、図4を参照すると、消去動作の間、
基板に高い消去電圧Versが印加され、ストリング選
択トランジスタST1のソースPーN接合が順方向バイ
アスされ該当ビットラインの電圧レベルも消去電圧(V
ers)くらいに上昇する。この消去動作の間、ビット
ライン選択信号であるアドレス信号Ai、Ai/バーは
接地電圧レベルに、そして、空乏型トランジスタ304
及び304aの制御信号BLSHFは所定のバイアスレ
ベル(例えば、6V)に各々維持される。
【0045】図5を参照すると、消去検証動作の初期に
はPGM及びDCB信号によりラッチ回路320が初期
化される。この時、ラッチ回路320はローレベルの出
力Qとハイレベルの出力Q/バーを持つ。多重ビット消
去動作は選択されたセクタ内の全てのビットラインBL
1〜BLnに対して同時に遂行される。従って、奇数番
目ビットラインに対する消去検証と偶数番目ビットライ
ンに対する消去検証とが全て遂行されなければならな
い。その結果、図5に示されたように、各ビットライン
対に対する消去検証のために、2回の読出動作が遂行さ
れる。これに対して具体的に説明すると次のようであ
る。
【0046】本実施例では、消去検証動作の間、奇数番
目ビットラインに関連するセルに対して消去検証がまず
遂行され、次に偶数番目ビットラインに関連するセルに
対して消去検証が遂行される。勿論、これとは反対に遂
行することもできる。
【0047】1番目の消去検証区間EV1では、選択信
号Ai/バーによりビットラインBL1が選択され、ス
トリング選択ラインSSL及び接地選択ラインGSLに
は6Vの電圧が印加され、選択されたセクタの全てのワ
ードラインWL1〜WLmには接地電圧が印加される。
【0048】以後、選択されたビットラインBL1と関
連するセルに対する感知動作、すなわち、読出動作が始
まる。万一、ビットラインBL1に連結されたストリン
グ内の全てのセルM1〜Mmが消去された状態(すなわ
ち、“論理1”)であると、各ワードラインの電圧が0
Vである時、ストリング内の全てのセルM1〜Mmはタ
ンーオンされる。従って、ノード302はローレベルに
なる。このような状態は一般的に消去パス状態と呼ばれ
る。一方、ストリング内にある1つのセルでもても完全
に消去されなかったら、すなわち、“論理0”である
と、ノード302はハイレベルになる。この時、制御信
号(LATCH)がイネーブルされた時、ラッチ回路3
20の出力Qがハイレベルに変わり、消去失敗状態が表
示される。
【0049】以上のような消去動作はハイレベルのアド
レス信号AiによりビットラインBL2が選択された場
合にも同一に遂行される。
【0050】次にメモリセルのプログラミング(あるい
は書込)及びプログラミング検証(あるいは書込検証)
動作について説明する。図6はビットラインBL1に関
連するメモリセルのプログラミング及びプログラミング
検証動作を示すタイミング図であり、図7はビットライ
ンBL2と関連するメモリセルのプログラミング及びプ
ログラミング検証動作を示すタイミング図である。
【0051】図6及び図7を参照すると、各プログラミ
ングサイクルは選択されたメモリセルのフローティング
ゲート上に電子を捕獲するプログラミング区間と、プロ
グラムされたメモリセルが所望の適正スレショルド電圧
に到達したか否かを検証するプログラミング検証区間と
からなる。プログラミングとプログラミング検証動作と
は選択された全てのメモリセル各々が所望のスレショル
ド電圧に到達する時まで反復的に遂行され、プログラミ
ング及びその検証動作はあらかじめ定められたプログラ
ミング反復回数の範囲内で遂行される。
【0052】F−Nトンネリングを利用して選択された
メモリセルをプログラミングするためには、該当セルの
ゲートに所定のプログラム電圧Vpgm(例えば、14
V〜19V)を各々印加し、該当セルのチャンネルに接
地電圧を各々印加する。従って、プログラムされるセル
のフローティングゲートとチャンネルとの間には高い電
界が印加される。このような電界によりチャンネルの電
子がフローティングゲートとチャンネルとの間の酸化膜
を通過するトンネリングが発生し、該当セルのフローテ
ィングゲートに電子が蓄積され、このようなフローティ
ングゲートの電子の蓄積によりプログラムされるセルの
スレショルド電圧が上昇する。
【0053】複数のメモリセルからなるフラッシュメモ
リ装置で、プログラミング動作により各メモリセルがプ
ログラミングされる程度には差がある。従って、選択さ
れた各メモリセルに対する1回のプログラミング動作が
遂行された後、各セルが所望の状態に到達したか否かの
可否を検証し、すでに所望の状態に到達したセルには影
響を与えないようにしながら、所望の状態に到達しない
残りのセルに対して再びプログラミング動作を遂行させ
なければならない。このようなプログラミング及びプロ
グラミング検証動作は選択された全てのメモリセルが所
望のスレショルド電圧に到達するまで、反復的に遂行さ
れる。
【0054】本実施例のフラッシュメモリ装置は、選択
されたワードラインに連結されたセル中の半分だけがプ
ログラムされる構造を持つ。すなわち、選択信号Ai、
Ai/バーにより一対のビットラインBL1,及びBL
2中1つのビットライン、例えば、BL1が選択される
場合、選択されていない他のビットラインBL2には、
対応するプログラミング防止信号(Inhibit2)
により供給される電源電圧が印加され、非選択されたビ
ットラインBL2の選択されたワードラインに連結され
たセルがプログラミングされることが防止される。これ
の反対の場合にも同一でる。
【0055】一方、プログラミング動作の間、外部から
与えられるプログラミングデータは毎2つのビットライ
ンと連結されるラッチ回路320に提供される。図3に
示された本実施例のフラッシュメモリ装置には、プログ
ラムされているあるセルのスレショルド電圧Vtのレベ
ルが所定の基準電圧レベル(例えば、1.3V)より少
し高くなると、ラッチ回路320の出力Qがハイレベル
に変わる。これにより、プログラミングが完了されたメ
モリセルが連結されたビットラインはページバッファ3
00aからプログラム防止電圧によりチャージされるこ
とにより、まだ十分にプログラムされていないセルのた
めのプログラミング動作が継続的に進行されるとして
も、すでにプログラミングが完了された各セルのスレシ
ョルド電圧は影響を受けない。
【0056】図6及び図7に示すように、本実施例によ
る冗長フィールドアレイ104のプログラミング及びプ
ログラミング検証動作はマルチビットセル動作のタイミ
ングをそのまま利用するので、主アレイ10のプログラ
ミング及びプログラミング検証動作と同じように、3つ
のフェーズあるいはサイクルからなる。各サイクルはプ
ログラミング区間とプログラミング検証区間とからな
る。各サイクルはパスされるまで、該当メモリ装置の設
計時、定められた回数(例えば、16回)くらい反復さ
れ、各プログラミングサイクルで次のプログラミングサ
イクルに進行しながら、プログラミング電圧は設計時、
定められた電圧(例えば、0.2V)くらいずつ増加す
る。
【0057】次に、図6を参照して、ビットラインBL
1に関連するセルのプログラミング及びその検証動作を
説明する。
【0058】図6に示すように、サイクルAの間に選択
信号Ai/バーがハイレベルに遷移されビットラインB
L1が選択されるが、PGM信号がローレベルに維持さ
れるので、プログラミングは遂行されない。また、この
サイクルの間には、タイミング制御回路330からLA
TCH信号が発生されないので、プログラミング検証も
遂行されない。
【0059】サイクルBの間には、PGM信号がハイレ
ベルに維持されるので、ラッチ回路320の出力Qによ
りセルがプログラムされ、LATCH信号が発生される
ので、プログラミング検証が遂行される。この時、PG
M信号のタイミングは多重ビット動作を遂行する主アレ
イ102のプログラミング検証動作の2番目サイクルで
選択されたビットラインと対応するラッチ回路を電気的
に連結するための制御信号のタイミングと同一である。
【0060】ここで、本実施例に対する理解のため、主
アレイ102と関連するページバッファについて簡略に
説明すると次のようである。セルに対して多重ビット動
作を遂行する主アレイ102のページバッファは一対の
ビットラインに対応する2つのラッチ回路を具備してい
る。3つの所定の制御信号PGVF1,PGVF2及び
PGVF3により選択されたビットラインとそれに対応
するラッチ回路とは相互間電気的に連結され、対応する
ラッチセルにプログラムされる。制御信号PGVF1は
サイクルAのプログラミング区間の間にハイレベルにな
り、プログラミングを遂行し、PGVF2信号はサイク
ルBのプログラミング区間の間、そして、PGVF3信
号はサイクルCのプログラミング区間の間に各々ハイレ
ベルになり、プログラミングを遂行する。
【0061】再び図6を参照して、サイクルBでは、プ
ログラミングパスが検証されるまで所定回数プログラミ
ングが反復的に遂行される。
【0062】サイクルCの間には、サイクルAと同じよ
うに、PGM信号がローレベルに維持され、LATCH
信号が発生しないので、プログラミング及びプログラミ
ング検証は遂行されない。
【0063】以上のように、本実施例による冗長フィー
ルドアレイ104のプログラミング及びプログラミング
検証は多重ビットセル動作が遂行される主アレイ102
と関連するプログラミング及びプログラム検証タイミン
グの2番目プログラミングサイクルBで有効に遂行され
る。従って、プログラムされたセルは1.3Vより少し
高いスレショルド電圧をもつようになる。
【0064】図10(A)には本実施例によるプログラ
ミング検証動作のための選択されたワードライン電圧レ
ベルが図示されている。マルチビットセル動作で、選択
されたワードラインには0.3V、1.3V、そして、
2.3Vが順次に印加される。選択されたワードライン
に1.3Vの電圧が印加される時、本実施例による単一
ビットセルプログラミング検証動作が遂行される。この
時、選択されたワードライン及び選択されたビットライ
ンBL1に連結されたセルが’論理0’のデータを持っ
て、ビットラインBL1がハイレベルになると、プログ
ラミングはパスになる。
【0065】図7を参照すると、ビットラインBL2と
関連するメモリセルのプログラミング及びプログラミン
グ検証動作も、ビットラインBL1と関連するメモリセ
ルのプログラミング及びプログラミング検証動作と同じ
ように、多重ビットセル動作が遂行される主アレイ10
2の2番目プログラミングサイクルBで有効に遂行に遂
行されることがわかる。
【0066】上述のような冗長フィールドアレイ104
のプログラミング及びプログラミング検証動作で、万
一、プログラムされるセルのスレショルド電圧分布をよ
り広くさせようとすれば、図3のタイミング制御回路3
30にPGVF2信号の代わりにPGVF3信号を印加
するようにし、PGM信号がサイクルCでハイレベルに
すれば良い。
【0067】次に、図8を参照して、ビットラインBL
1と関連するメモリセルの読出動作を説明する。この読
出動作もマルチビットセル動作タイミングをそのまま利
用する。本実施例による単一ビットセル読出動作はマル
チビットセル読出動作の3番目の読出サイクル5で遂行
される。図8に示したように、区間1で、制御信号DC
B及びPGMに各々応答してターン・オンされるトラン
ジスタ316及び338によりラッチ回路320はリセ
ットされる。以後、選択ラインSSL及びGSL、非選
択されたワードラインには6Vが各々印加され、選択さ
れたワードラインには2Vが印加される時点2で感知動
作が始まる。
【0068】選択されたワードラインに接続されたセル
が消去されたセル(あるいは、’オンーセル(on−c
ell)’である時、選択されたセルは負のスレショル
ド電圧(例えば、ー2.7V)を持つので、ビットライ
ンBL1は3つの読出サイクル3,4,5の間0Vに維
持される。一方、選択されたワードラインに接続された
セルがプログラムされたセル(あるいは、’オフーセル
(offーcell)’)である時、選択されたセルは
約1.3Vのスレショルド電圧を持つので、ビットライ
ンBL1は2番目の読出サイクル4で空乏型トランジス
タ304のシャット・オフ電圧まで昇圧される。
【0069】LRDVF及びRD3信号が活性化される
3番目の読出サイクル5で、読出動作が遂行され、ビッ
トラインBL1と接続されたセルからのデータがラッチ
回路320に伝達される。この時、選択されたセルがオ
ンーセルであると、ラッチ回路320はリセット状態に
維持され、選択されたセルがオフーセルであると、ラッ
チ回路320はハイレベルのデータQとローレベルのデ
ータQ/バーとを持つ。
【0070】図10(B)には本実施例によるワードラ
インBL1と関連する読出動作のための選択されたワー
ドライン電圧レベルが図示されている。選択されたワー
ドラインには2V、1V、そして、0Vが順次印加され
る。選択されたワードラインの電圧が0Vである時、ビ
ットラインBL1上の電圧が感知される。この時、ビッ
トラインBL1がローレベルであると、’論理1’のセ
ルデータが読出され、ビットラインBL1がハイレベル
であると、’論路0’のセルデータが読出される。
【0071】図9はビットラインBL2と関連するメモ
リセルの単一ビットセル読出動作を示すタイミング図で
ある。この単一ビットセル読出動作もマルチビットセル
動作タイミングをそのまま利用して、マルチビットセル
読出動作の3番目の読出サイクル5で遂行される。図9
に示すように、選択されたワードラインに接続されたセ
ルが消去されたセル(あるいは、’オンーセル’)であ
る時、選択されたセルは負のスレショルド電圧を持つの
で、ビットラインBL2が3つの読出サイクル3,4,
5の間0Vに維持される。一方、選択されたワードライ
ンに接続されたセルがプログラムされたセル(あるい
は、’オフーセル’)である時、選択されたセルは約
1.3Vのスレショルド電圧を持つので、ビットライン
BL2は2番目の読出サイクル4で空乏型トランジスタ
304aのシャット・オフ電圧まで昇圧される。
【0072】LRDVF及びRD3信号が活性化される
3番目の読出サイクル5で読出動作が遂行される。図9
に示されたように、選択されたワードラインに接続され
たセルが消去されたセル(あるいは、’オンーセル’)
である時、選択されたセルは負のスレショルド電圧を持
つので、ビットラインBL2が3つの読出サイクル3,
4,5の間0Vに維持される。一方、選択されたワード
ラインに接続されたセルがプログラムされたセル(ある
いは、’オフーセル’)である時、選択されたセルは約
1.3Vのスレショルド電圧を持つので、ビットライン
BL2は2番目の読出サイクル4で空乏型トランジスタ
304aのシャット・オフ電圧まで昇圧される。
【0073】LRDVF及びRD3信号が活性化される
3番目の読出サイクル5で、読出動作が遂行され、ビッ
トラインBL2と接続されたセルからのデータがラッチ
回路320に伝達される。
【0074】図10(C)には本実施例によるビットラ
インBL2と関連する読出動作のための選択されたワー
ドライン電圧レベルが図示されている。選択されたワー
ドラインには2V、1Vそして、0Vが順次印加され
る。選択されたワードラインの電圧が0Vである時、ビ
ットラインBL2上の電圧が感知される。この時、ビッ
トラインBL2がローレベルであると、’論理1’のデ
ータが読出され、ビットラインBL2がハイレベルであ
ると、’論理0’のデータが読出される。
【0075】以上のような読出動作で、選択されたセル
から読出されたデータは3番目の読出サイクル5だけで
ラッチ回路320に伝達されるので、1.3Vの読出マ
ージンを確保することができるようになる。0.3Vの
読出マージンを持つ多重ビットセル読出動作と比較する
と、本実施例による単一ビットセル読出動作は非常に大
きな読出マージンを持つ。
【0076】この実施例では、2つのビットラインに1
つのページバッファが対応しているが、セル当り2ビッ
ト以上の貯蔵能力を持つメモリ装置の場合、1つのペー
ジバッファを2つ以上のビットラインと対応されられる
ことをこの技術分野の通常的な知識を持った者はよく理
解することができる。
【0077】第2実施例 図11は本実施例による多重ビットフラッシュEEPR
OM装置の冗長フィールドアレイ及びその周辺回路の構
成を示している。図11に示された各メモリセルは第1
の実施例と同様に2つ以上の可能な状態を持つ。図11
には図示されていないが、フラッシュメモリ装置の主ア
レイ及びそれに対応するページバッファ回路は多重ビッ
トセル動作を可能にさせる構造になっている。
【0078】図11を参照すると、ローとカラムとを定
義する基板上には、ローに従って伸張する複数のワード
ラインWL1〜WLmと、カラムに従って伸張する複数
のビットラインBL1〜BLnと、複数のメモリセルの
アレイ104が形成されている。メモリセルアレイ10
4はNAND構造になっており、対応するメモリブロッ
クあるいはセクタと関連するデバイスデータを貯蔵する
ための冗長フィールドアレイを有する。このアレイ10
4の構造は第1の実施例のそれと同一である。従って、
説明の重複を避けるため、ここではアレイ104の構成
に関する説明は省略する。
【0079】セルアレイ104の左側には、ストリング
選択ラインSSL、ワードラインWL1〜WLm及び、
共通ソースラインCSLと連結される周知のローデコー
ダ200が配置されている。又、メモリセルアレイ10
4の下部には、複数のビットラインBL1〜BLnに連
結された選択されたセルに対する書込動作及び読出動作
を遂行するページバッファ回路300bが配置されてい
る。
【0080】ページバッファ回路300bは外部から与
えられたデータをラッチした後、プログラミング動作の
間に対応するビットラインBL1(あるいはBL2)に
ラッチした情報に該当する電圧を供給するページバッフ
ァとして、読出動作の間には対応するビットライン上の
情報を感知し、増幅する感知回路として各々動作する。
図示の便宜上、図11には一対のビットラインBL1及
びBL2に対応する1つのページバッファだけを図示し
た。
【0081】図11に示したように、ページバッファ3
00bは2つのラッチ回路354及び376を具備して
いる。ページバッファ300bには、一対のビットライ
ンBL1及びBL2と関連して、2つの空乏型N−MO
SFET304及び304aと2つのN−MOSFET
342及び364が提供される。空乏型トランジスタ3
04の電流通路とトランジスタ342の電流通路とはビ
ットラインBL1とノード340との間に直列に接続さ
れ、空乏型トランジスタ304aの電流通路とトランジ
スタ364の電流通路とはビットラインBL2とノード
362との間に直列に接続される。
【0082】トランジスタ304と304aのゲートに
は制御信号(BLSHF)が印加され、トランジスタ3
42及び364のゲートにはアドレス信号Ai/バー及
びAiが各々印加される。このトランジスタ304,3
04a,342及び364は一対のビットライン中のあ
る1つを選択する機能を有する。トランジスタ304及
び342の接続ノード302と電源電圧との間にはN−
MOSFET306の電流通路が接続され、トランジス
タ304a及び364の接続ノード302aと電源電圧
との間にはN−MOSFET306aの電流通路が接続
される。トランジスタ306と306aのゲートには制
御信号Inhibit1及びInhibit2が各々印
加される。このトランジスタ306及び306aはプロ
グラミング動作の間に非選択されたビットラインに所定
のプログラム防止電圧を供給する機能をする。
【0083】ノード340には電流源344が接続さ
れ、ノード362には電流源366が接続される。又、
ノード340と接地電圧との間にはN−MOSFET3
50の電流通路が接続され、ノード362と接地電圧と
の間にはN−MOSFET372の電流通路が接続され
る。トランジスタ350及び372のゲートには制御信
号DCBが印加される。ノード340とラッチ354の
一つの入出力ノード346との間にはN−MOSFET
348の電流通路が接続され、ノード362とラッチ回
路376の一つの入出力ノード368との間にはN−M
OSFET370の電流通路が接続される。トランジス
タ348及び370のゲートには制御信号PGM1及び
PGM2が各々印加される。制御信号PGM1及びPG
M2は各々読出動作の初期に対応するラッチ回路をリセ
ットさせ、プログラミング動作の間に対応するラッチ回
路のデータを対応するビットラインに伝達させる。ノー
ド346には入出力ラインI02が連結され、ノード3
68には入出力ラインI02が接続される。
【0084】ラッチ回路354の他の1つの入出力ノー
ド352と接地電圧との間にはN−MOSFET35
6,358及び360の電流通路が順次直列に接続さ
れ、ラッチ回路376の他の1つの入出力ノード374
と接地電圧との間にはN−MOSFET378,380
及び382の電流通路が順次直列に接続される。トラン
ジスタ356及び378のゲートには選択信号Ai及び
Ai/バーが各々印加される。トランジスタ358及び
380のゲートは電流源344及び366に各々接続さ
れる。トランジスタ360及び382のゲートにはタイ
ミング制御回路384の出力信号LATCHが印加され
る。LATCH信号は読出、消去検証、そして、プログ
ラミング検証動作の間にラッチ回路354及び376中
の選択されたビットラインに対応する一つが選択された
ビットライン上のデータをラッチさせる。
【0085】タイミング制御回路384はNORゲート
386及び390とインバータ388とで構成される。
NORゲート386の入力端子には制御信号RD3,E
VF、PGVF2及びPGVF3が各々印加され、イン
バータ388の入力端子には制御信号LRDVFが印加
される。ここで、RD3信号は周知の多重ビットNAN
Dフラッシュメモリ装置の3段階読出動作中で3番目読
出区間を定義する信号である。EVF信号はセルの消去
後、消去検証のための読出区間を定義する信号である。
EVF信号はセルの消去後、消去検証のための読出区
間、例えば、図5の区間EV1及びEV2を定義する信
号である。PGVF2及びPGVF3信号は多重ビット
ビットフラッシュメモリ装置の3段階プログラミング動
作中の2番目及び3番目プログラミングサイクル(図1
4のB及びC参照)のプログラミング検証区間を各々定
義する信号である。LRDVF信号は、読出動作や消去
検証及びプログラミング検証動作の各読出サイクルで感
知が完了される時点で発生されるパルス信号である。上
記の信号の波形は添付された図面に図示されている。こ
れに対しては後に詳細に説明する。
【0086】NORゲート386の出力とインバータ3
88の出力とはNORゲート390の入力端子に各々印
加される。NORゲート390からはLATCH信号が
出力される。
【0087】次に添付された図11ないし図18を参照
して本実施例によるフラッシュメモリ装置の冗長フィー
ルドアレイ104と関連する動作について詳細に説明す
る。本実施例によるメモリ装置の主フィールドアレイ1
02と関連する動作のタイミングは、前述の第1の実施
例と同様で、周知のマルチビットセル動作のタイミング
と同一である。
【0088】図12及び図13は本実施例によるフラッ
シュメモリ装置の単一ビット消去及び消去検証動作のタ
イミングを示している。本発明による冗長フィールドア
レイ104と関連する消去及び消去検証動作は多重ビッ
トモードの主アレイ102のそれと同一のタイミングで
遂行される。
【0089】図12を参照すると、消去動作の間に、基
板に高い消去電圧Versが印加されると、ストリング
選択トランジスタST1のソースのP−N接合が順方向
バイアスされ、該当ビットラインの電圧レベルも消去電
圧Versくらいに上昇する。この消去動作の間に、ビ
ットライン選択信号であるアドレス信号Ai、Ai/バ
ーは接地電圧レベルに、そして、空乏型トランジスタ3
04及び304aの制御信号BLSHFは所定のバイア
スレベル(例えば、6V)に各々維持される。
【0090】図13を参照すると、消去検証動作の初期
にはPGM1,PGM2及びDCB信号によりラッチ回
路354及び376が各々初期化される。この時、ラッ
チ回路354はローレベルの出力Q1とハイレベルの出
力Q1/バーとを持ち、ラッチ回路376はローレベル
の出力Q2とハイレベルの出力Q2/バーとを持つ。多
重ビット消去動作は選択されたセクタ内の全てのビット
ラインBL1〜BLnに対して同時に遂行される。従っ
て、奇数番目ビットラインに対する消去検証と偶数番目
ビットラインに対する消去検証が全て遂行されなければ
ならない。その結果、図13に示されたように、各ビッ
トライン対に対する消去検証のため、2回の読出動作が
遂行される。これに対して具体的に説明すると次のよう
である。
【0091】本実施例でも、前の実施例と同じように、
消去検証動作の間に、奇数番目ビットラインに関連する
セルに対する消去検証がまず遂行され、次に偶数番目ビ
ットラインに関連するセルに対する消去検証が遂行され
る。勿論、これとは反対に遂行することもできる。
【0092】1番目の消去検証区間EV1では、選択信
号Ai/バーによりビットラインBL1が選択され、ス
トリング選択ラインSSL及び接地選択ラインGSLに
は6Vの電圧が印加され、選択されたセクタの全てのワ
ードラインWL1〜WLmには接地電圧が印加される。
【0093】以後、選択されたビットラインBL1と関
連するセルに対する動作、すなわち、読出動作が始ま
る。万一、ビットラインBL1に連結されたストリング
内の全てのセルM1〜Mmが消去された状態(すなわ
ち、“論理1”)であると、各ワードラインの電圧が0
Vである時、ストリング内の全てのセルM1〜Mmはタ
ン−オンされる。従って、ノード302はローレベルに
なり、消去パスが検証される。一方、ストリング内にあ
る一つのセルでも完全に消去されなければ、すなわち、
“論理0”であると、ノード302はハイレベルにな
る。従って、この時には、制御信号LATCHがイネー
ブルされた時、ラッチ回路354の出力Q1がハイレベ
ルに変わって消去失敗が検証される。
【0094】以上のような消去検証動作はハイレベルの
アドレス信号AiによりビットラインBL2が選択され
た場合にも同様に遂行される。
【0095】次には本実施例に従う単一ビットセルプロ
グラミング及びプログラミング検証動作について説明す
る。図14はビットラインBL1に関連するメモリセル
のプログラミング及びプログラミング検証動作を示すタ
イミング図であり、図15はビットラインBL2に関連
するメモリセルのプログラミング及びプログラミング検
証動作を示すタイミング図である。
【0096】フラッシュメモリ装置で、プログラミング
動作により各メモリセルがプログラムされる程度には差
がある。従って、選択された各メモリセルに対する一回
のプログラミング動作が遂行された後、各セルが所望の
状態に到達したかの可否を検証してすでに所望の状態に
到達したセルには影響を与えないようにしながら所望の
状態に到達しない残りのセルに対してプログラミング動
作が遂行されるようにする。このようなプログラミング
検証動作は選択された全てのメモリセルが所望のスレシ
ョルド電圧に到達するまで、反復的に遂行される。
【0097】本実施例のフラッシュメモリ装置は、選択
されたワードラインに連結されたセル中の半分だけがプ
ログラムされる構造を持つ。すなわち、選択信号Ai、
Ai/バーにより一対のビットラインBL1及びBL2
中一つのビットライン、例えば、BL1が選択される場
合、選択されない他のビットラインBL2には、対応す
るプログラミング防止信号(Inhibit2)により
供給される電源電圧が印加され、非選択されたビットラ
インBL2の選択されたワードラインに連結されたセル
がプログラミングされることを防止する。この反対の場
合にも同様である。
【0098】一方、プログラミング動作の間、外部から
与えられるプログラミングデータは各ビットラインと連
結されるラッチ回路に提供される。本実施例のフラッシ
ュメモリ装置は、プログラムされているあるセルのスレ
ショルド電圧Vtのレベルが所定の基準電圧レベル(例
えば、2.4V)より少し高くなると、該当ラッチ回路
の出力ノード346あるいは368がハイレベルに変わ
る。これにより、プログラミングが完了されたメモリセ
ルが連結されたビットラインはページバッファ300b
からプログラム防止電圧によりチャージされ、まだ十分
にプログラムされないセルのためのプログラミング動作
が継続的に進行するとしても、すでにプログラミングが
完了した各セルのスレショルド電圧は影響を受けない。
【0099】図14及び図15に示すように、本実施例
に従う冗長フィールドアレイ104のプログラミング及
びプログラミング検証動作はマルチビットセル動作のタ
イミングをそのまま利用するので、主アレイ102のプ
ログラミング及びプログラミング検証動作と同じよう
に、3つのサイクルからなる。各サイクルはプログラミ
ング区間とプログラミング検証区間とからなる。各サイ
クルはパスされる時まで該当メモリ装置の設計する時に
定められた回数(例えば、16回)くらい反復され、各
プログラミングサイクルから次のプログラミングサイク
ルに進行しながらプログラミング電圧は設計する時、予
め定められた電圧くらいずつ増加する。
【0100】次に、図14を参照しながら、ビットライ
ンBL1に関連するセルのプログラミング及びその検証
動作を説明する。
【0101】サイクルAの間に、選択信号Ai/バーが
ハイレベルに遷移することにより、ビットラインBL1
が選択され、図14に示すように、PGM1信号がハイ
レベルに遷移する。従って、この時、ラッチ回路354
の出力Q1によりセルがプログラムされる。その結果、
ビットラインBL1に接続されたセルのスレショルド電
圧が上昇するようになる。この時、PGM1信号のタイ
ミングは多重ビット動作を遂行する主アレイ102のプ
ログラミング及びプログラミング検証動作の1番目サイ
クルで、選択されたビットラインに対応するラッチ回路
を電気的に連結するための制御信号のタイミングと同一
である。
【0102】しかし、このサイクルの間には、タイミン
グ制御回路384からLATCH信号が発生されないの
で、プログラミング検証は遂行されない。
【0103】次にサイクルBの間には、PGM1信号が
ローレベルに維持されるので、プログラミングは遂行さ
れない。一方、この時には、LATCH信号が発生され
ないので、プログラミング検証を遂行することはできな
い。しかし、プログラミングが遂行されないので、プロ
グラミング検証は実質的に無意味である。後に説明する
が、この時、発生されるLATCH信号はビットライン
BL2のプログラミング検証のためのものである。
【0104】最後にサイクルCの間には、サイクルAか
らと同じように、PGM1信号が再びハイレベルに維持
されると共に、LATCH信号も発生されるので、プロ
グラミング及びプログラミング検証が遂行される。この
ように、本実施例による冗長フィールドアレイ104の
プログラミング及びプログラミング検証は多重ビットセ
ル動作が遂行される主アレイ102の3番目のプログラ
ミングサイクルCで有効に遂行される。従って、ビット
ラインBL1に関連するプログラムされたセルは2.3
Vより少し高いスレショルド電圧を持つようになる。
【0105】図18(A)には本実施例によるプログラ
ミング検証動作のための選択されたワードライン電圧レ
ベルが図示されている。マルチビットセル動作で、選択
されたワードラインに0.3V、1.3V、そして、
2.3Vが順次印加される。選択されたワードラインに
2.3Vの電圧が印加される時、ビットラインBL1に
関連する単一ビットセルプログラミング検証動作が遂行
される。この時、選択されたワードライン及び選択され
たビットラインBL1に連結されたセルは‘論理0’の
データを持って、ビットラインBL1がハイレベルにな
ると、プログラミングはパスされる。
【0106】上述したように、本実施例では、一対のビ
ットライン中のある一つと関連するプログラムされたセ
ルのスレショルド電圧分布が他の一つと関連するプログ
ラムされたセルのスレショルド電圧分布と非対称的であ
る。即ち、奇数番目ビットラインBL1に関連するプロ
グラムされたセルは2.3Vより少し高いスレショルド
電圧を持ち、偶数番目ビットラインBL2に関連するプ
ログラムされたセルは1.3Vより少し高いスレショル
ド電圧を持つ。
【0107】次に図15を参照して、ビットラインBL
2に関連するセルの単一ビットプログラミング及びその
検証動作を説明する。
【0108】サイクルAの間に、選択信号Aiがハイレ
ベルに遷移することによりビットラインBL2が選択さ
れるが、図15に示すように、PGM2信号がローレベ
ルに維持されるので、プログラミングは遂行されない。
又、このサイクルの間には、タイミング制御回路384
からLATCH信号が発生されないので、プログラミン
グ検証も遂行されない。
【0109】サイクルBの間には、PGM2信号がハイ
レベルに維持されるので、ラッチ回路376の出力Q2
によりセルがプログラムされ、LATCH信号が発生す
るので、プログラミング検証が遂行される。この時、P
GM2信号のタイミングは多重ビット動作を遂行する主
アレイ102のプログラミング及びプログラミング検証
動作の2番目のサイクルで選択されたビットラインに対
応するラッチ回路を電気的に連結するための制御信号の
タイミングと同一である。
【0110】このサイクルBで、プログラミングパスが
検証されるまで、所定回数プログラミングは反復的に遂
行される。
【0111】最後にサイクルCの間には、サイクルAと
同じように、PGM2信号がローレベルに維持されるの
で、プログラミングは遂行されない。一方、この時LA
TCH信号が発生しても、プログラミング検証は無意味
となる。言い換えれば、このサイクルからのプログラミ
ング検証結果はサイクルBのそれと同一な結果をもたら
す。
【0112】以上説明したように、本実施例では、冗長
フィールドアレイ104の奇数番目ビットラインに対す
るプログラミング及びプログラミング検証動作は多重ビ
ットセルプログラミング動作の3番目のサイクルで有効
に遂行され、偶数番目ビットラインに対するプログラミ
ング及びプログラミング検証動作は多重ビットセルプロ
グラミング動作の2番目のサイクルで有効に遂行され
る。
【0113】再び、図10(A)を参照して、マルチビ
ットセル動作に従って、選択されたワードライン0.3
V、1.3V、そして、2.3Vが順次に印加される。
選択されたワードラインに1.3Vの電圧が印加される
時、ビットラインBL2に関連する単一ビットセルプロ
グラミング検証動作が遂行される。この時、選択された
ワードライン及び選択されたビットラインBL2に連結
されたセルが‘論理0’のデータを持って、ビットライ
ンBL2がハイレベルになると、プログラミングはパス
される。
【0114】勿論、上とは反対に、奇数番目ビットライ
ンに対するプログラミング及びプログラミング検証動作
は多重ビットセルプログラミング動作の2番目のサイク
ルで有効に遂行し、偶数番目のビットラインに対するプ
ログラミング及びプログラミング検証動作は多重ビット
セルプログラミング動作の3番目サイクルで有効に遂行
するようにできることは言うまでもない。
【0115】次に図16を参照して、ビットラインBL
1に関連するメモリセルの読出動作を説明する。この読
出動作もマルチビットセル動作タイミングをそのまま利
用する。本実施例による単一ビットセル読出動作はマル
チビットセル読出動作の3番目の読出サイクル5で遂行
される。図16に示されたように、区間1で、制御信号
PGM1,PGM2及びDCBに各々応答してタン−オ
ンされるトランジスタ348,370,350及び37
2によりラッチ回路354及び376はリセットされ、
選択信号Ai/バーによりビットラインBL1が選択さ
れる。以後、選択ラインSSL及びGSL、非選択され
たワードラインには6Vが各々印加され、そして、選択
されたワードラインに2Vが印加される時点2で感知動
作が始まる。
【0116】選択されたワードラインに接続されたセル
が消去されたセル(あるいは、オン−セル)である時、
選択されたセルは負のスレショルド電圧(例えば、−
2.7V)を持つので、ビットラインBL1は3つの読
出サイクル3,4,5の間0Vに維持される。一方、選
択されたワードラインに接続されたセルがプログラムさ
れたセル(あるいは、‘オフ−セル(off−cel
l)’)である時、選択されたセルは約2.3Vのスレ
ショルド電圧を持つので、ビットラインBL1は1番目
の読出サイクル3で空乏型トランジスタ304のシャッ
ト・オフ電圧まで昇圧される。
【0117】LRDVF及びRD3信号が活性化される
3番目の読出サイクル5で、読出動作が遂行され、ビッ
トラインBL1に接続されたセルからデータがラッチ回
路354に伝達される。この時、選択されたセルがオン
−セルであると、ラッチ回路354はリセット状態に維
持され、選択されたセルがオフ−セルであると、ラッチ
回路354はハイレベルのデータQ1とローレベルのデ
ータQ1/バーとを持つ。
【0118】図18(B)には本実施例によるビットラ
インBL1に関連する読出動作のための選択されたワー
ドライン電圧レベルが図示されている。選択されたワー
ドラインには2V、1V、そして、0Vが順次印加され
る。選択されたワードラインの電圧が0Vである時、ビ
ットラインBL1上の電圧が感知される。この時、ビッ
トラインBL1がローレベルであると、‘論理1’のセ
ルデータが読出され、ビットラインBL1に関連する読
出動作のための選択された印加ライン電圧レベルが図示
されている。選択されたワードラインには、2V、1
V、そして、0Vが順次印加される。選択されたワード
ラインの電圧が0Vである時、ビットラインBL1上の
電圧が感知される。この時、ビットラインBL1がロー
レベルであると、‘論理1’のセルデータが読出され、
ビットラインBL1がハイレベルであると、‘論理0’
のデータが読出される。
【0119】図17はビットラインBL2に関連するメ
モリセルの単一ビットセル読出動作を示すタイミング図
である。単一ビットセル読出動作もマルチビットセル動
作タイミングをそのまま利用し、マルチビットセル読出
動作の3番目の読出サイクル5で遂行される。図17に
示すように、選択されたワードラインに接続されたセル
が消去されたセル(あるいは、‘オン−セル’)である
時、選択されたセルは負のスレショルド電圧を持つの
で、ビットラインBL2が3つの読出サイクル3,4,
5の間0Vに維持される。一方、選択されたワードライ
ンに接続されたセルがプログラムされたセル(あるい
は、‘オフ−セル’)である時、選択されたセルは約
1.3Vのスレショルド電圧を持つので、ビットライン
BL2は2番目読出サイクル4で空乏型トランジスタ3
04aのシャット・オフ電圧まで昇圧される。
【0120】LRDVF及びRD3信号が活性化される
3番目の読出サイクル5で、読出動作は遂行され、ビッ
トラインBL2と接続されたセルからのデータがラッチ
回路376に伝達される。
【0121】図18(C)には本実施例によるビットラ
インBL2に関連する読出動作のための選択されたワー
ドライン電圧レベルに図示されている。選択されたワー
ドラインには、2V、1Vそして、0Vが順次印加され
る。選択されたワードラインの電圧が0Vである時、ビ
ットラインBL2上の電圧が感知される。この時、ビッ
トラインBL2がローレベルであると、‘論理1’のデ
ータが読出され、ビットラインBL2がハイレベルであ
ると、‘論理0’のデータが読出される。
【0122】以上のような読出動作で、読出されたデー
タは3番目読出サイクル5だけで、ラッチ回路320に
伝達されるので、1.3Vの読出マージンを確保するこ
とができるようになる。0.3Vの読出マージンだけを
持つ多重ビットセル読出動作と比較すると、本実施例に
よる単一ビットセル読出動作は非常に大きな読出マージ
ンを持つことがわかる。
【0123】又、第1の実施例のフラッシュメモリ装置
が選択されたワードラインに連結されたセルの数の半分
に対応するデータを同時に読出することができる構造を
持つのに比べて、本実施例のメモリ装置は選択されたワ
ードラインに連結されたセルの数の半分に対応するデー
タを同時に読出することができる構造を持つ。
【0124】この実施例では、2つのビットラインに1
つのページバッファが対応するが、セル当り2ビット以
上の貯蔵能力を持つメモリ装置の場合、1つのページバ
ッファを2つ以上のビットラインに対応させることがで
きることはこの技術分野の通常の知識を持つ者はよく理
解できる。
【0125】
【発明の効果】本発明によると、制御回路の構成及び作
製工程の複雑さがなく、単一基板上にセル当り1ビット
の貯蔵能力を持つセルアレイとセル当り複数のビットの
データを貯蔵するセルアレイとを具備する不揮発性半導
体メモリ装置を得ることができる。このような構造の不
揮発性メモリ装置は大量貯蔵容量と優秀な保存特性とを
合わせ持つようになるので、その適用範囲はより拡大さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】不揮発性半導体メモリ装置のセルアレイの概略
図。
【図2】不揮発性半導体メモリ装置の概略的ブロック
図。
【図3】本発明による不揮発性半導体メモリ装置の第1
実施例の回路図。
【図4】第1実施例によるメモリ装置の消去動作のタイ
ミング図。
【図5】第1実施例によるメモリ装置の消去検証動作の
タイミング図。
【図6】第1実施例によるメモリ装置の奇数番目のビッ
トラインに関連するメモリセルのプログラミング及びプ
ログラミング検証動作のタイミング図。
【図7】第1実施例によるメモリ装置の偶数番目ビット
ラインに関連するメモリセルのプログラミング及びプロ
グラミング検証動作のタイミング図。
【図8】第1実施例によるメモリ装置の奇数番目ビット
ラインに関連するメモリセルの読出動作のタイミング
図。
【図9】第1実施例によるメモリ装置の偶数番目ビット
ラインに関連するたメモリセルの読出動作のタイミング
図。
【図10】(A)は第1実施例によるメモリ装置でプロ
グラミング検証する時の選択されたワードラインの電圧
レベルを示す図、(B)は第1実施例によるメモリ装置
で奇数番目ビットラインに関連する読出をする時のデー
タ状態と選択されたワードラインの電圧レベルとを示す
図、(C)は第1実施例によるメモリ装置で偶数番目の
ビットラインに関連する読出をする時のデータ状態と選
択されたワードラインの電圧レベルとを示す図。
【図11】本発明による不揮発性半導体メモリ装置の第
2実施例の回路図。
【図12】第2実施例によるメモリ装置の消去動作のタ
イミング図。
【図13】第2実施例によるメモリ装置の消去検証動作
のタイミング図。
【図14】第2実施例によるメモリ装置の奇数番目ビッ
トラインに関連するメモリセルのプログラミング及びプ
ログラミング検証動作のタイミング図。
【図15】第2実施例によるメモリ装置の偶数番目ビッ
トラインに関連するメモリセルのプログラミング及びプ
ログラミング検証動作のタイミング図。
【図16】第2実施例によるメモリ装置の奇数番目ビッ
トラインに関連するメモリセルの読出動作のタイミング
図。
【図17】第2実施例によるメモリ装置の偶数番目ビッ
トラインに関連するメモリセルの読出動作のタイミング
図。
【図18】(A)は 第2実施例によるメモリ装置でプ
ログラミング検証する時の選択されたワードラインの電
圧レベルを示す図、(B)は第2実施例によるメモリ装
置で奇数番目ビットラインに関連する読出をする時のデ
ータ状態と選択されたワードラインの電圧レベルとを示
す図、(C)は第2実施例によるメモリ装置で偶数番目
ビットラインに関連する読出をする時のデータ状態と選
択されたワードラインの電圧レベルとを示す図。
【符号の説明】
100 セルアレイ 102 主フィールドアレイ 104 冗長フィールドアレイ 200 ローデコーダ 300 ページバッファ 400 カラムデコーダ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成され、ローとカラムとを定
    義するメモリセルのアレイを有し、 前記各メモリセルは少なくとも4つの可能な状態に各々
    対応するスレショルド電圧中の1つを持ち、前記セルア
    レイは主データを貯蔵するための主アレイと、主アレイ
    欠陥セルとそれらのアドレスマッピングと関連するデバ
    イスデータとを貯蔵するための冗長アレイとを具備し、 前記各ローに従って伸張する複数のワードラインと、 前記各カラムに従って伸張する複数のビットラインと、 各々が前記主アレイ上の少なくとも2つのビットライン
    に対応し、書込動作の間に少なくとも2つのビットライ
    ン中の選択された1つと関連するセルに少なくとも4つ
    の可能な状態を表示させる主データを書込し、読出動作
    の間に選択されたビットラインに関連するセルから前記
    主データを読出する複数の第1ページバッファと、 各々が前記冗長アレイ上の少なくとも2つのビットライ
    ンに対応し、書込動作の間に少なくとも2つのビットラ
    イン中の選択された1つに関連するセルに少なくとも4
    つの可能な状態中の2つを表示させるデバイスデータを
    書込み、読出動作の間に選択されたビットラインに関連
    するセルから前記デバイスデータを読出する複数の第2
    ページバッファとを含むことを特徴とする不揮発性半導
    体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2ページバッファは前記第1ペー
    ジバッファの動作タイミングに同期して動作することを
    特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記セルアレイの読出動作の間に選択さ
    れたワードラインに階段波形の電圧を印加することを特
    徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記階段波形の電圧は最大レベルから最
    小レベルまで所定の間隔で順次変化し、少なくとも3つ
    のレベルを持つことを特徴とする請求項3に記載の不揮
    発性半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2ページバッファは前記選択され
    たワードラインに前記最小レベルの電圧が印加される
    時、選択されたビットライン上のデータを受け入れるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の不揮発性半導体メモリ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2ページバッファは前記選択され
    たワードラインに0〜1Vの範囲を持つ所定の電圧が印
    加される時、選択されたビットライン上のデータを受け
    入れることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性半導
    体メモリ装置。
  7. 【請求項7】 前記セルアレイの書込動作は、所定の時
    間間隔をおいて進行され、選択されたセルのスレショル
    ド電圧を変化させる少なくとも3つの書込サイクル及
    び、前記各書込サイクルが完了した時点で、少なくとも
    3つの所定の基準電圧中の対応する1つと前記選択され
    たセルのスレショルド電圧とを比較し、前記書込動作が
    完了する時まで、前記各書込サイクルを反復的に遂行さ
    せる少なくとも3つの書込サイクルを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2ページバッファは書込サイクル
    中の1つとそれに対応する書込検証サイクルの間、前記
    冗長アレイの書込動作を遂行することを特徴とする請求
    項7に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記対応する書込検証サイクルの間、選
    択されたワードラインに0.3V〜2.3Vの範囲を持
    つ所定の電圧を印加することを特徴とする請求項8に記
    載の不揮発性半導体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 前記第2ページバッファ各々は1ビッ
    トデータの貯蔵能力を持つラッチを具備することを特徴
    とする請求項7に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  11. 【請求項11】 前記第2ページバッファは書込サイク
    ル中の2番目サイクルとそれに対応する書込検証サイク
    ルとの間だけに、前記冗長アレイの書込動作を遂行する
    ことを特徴とする請求項7に記載の不揮発性半導体メモ
    リ装置。
  12. 【請求項12】 前記対応する書込検証サイクルの間に
    選択されたワードラインに0.7〜1.3Vの範囲を持
    つ所定の電圧を印加することを特徴とする請求項10に
    記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  13. 【請求項13】 前記第2ページバッファ各々は対応す
    る少なくとも2つのビットライン中、選択された1つに
    関連する書込サイクル中の1つとそれに対応する書込検
    証サイクルの間に遂行し、前記対応するビットライン中
    の残りの少なくとも1つに関連する書込動作を前記書込
    サイクル中の他の1つとそれに対応する書込検証サイク
    ルの間に遂行することを特徴とする請求項7に記載の不
    揮発性半導体メモリ装置。
  14. 【請求項14】 前記第2ページバッファ各々は対応す
    る少なくとも2つのビットライン中、選択された1つに
    関連する書込動作を前記書込サイクル中の3番目サイク
    ルとそれに対応する書込検証サイクルの間に遂行し、前
    記対応するビットライン中の残りの少なくとも1つに関
    連する書込動作を前記書込サイクル中の2番目サイクル
    とそれに対応する書込検証サイクルの間に遂行すること
    を特徴とする請求項7に記載の不揮発性半導体メモリ装
    置。
  15. 【請求項15】 前記2番目の書込検証サイクルの間に
    選択されたワードラインに0.7〜1.3Vの範囲を持
    つ所定の電圧を印加し、前記3番目の書込サイクルの間
    に選択されたワードラインに1.7〜2.3Vの範囲を
    持つ所定の電圧を印加することを特徴とする請求項13
    に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  16. 【請求項16】 前記第2ページバッファ各々は1ビッ
    トデータの貯蔵能力を持つ2つのラッチを具備し、各ラ
    ッチは各ビットラインに対応することを特徴とする請求
    項7に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  17. 【請求項17】 前記メモリセルアレイはNANDフラ
    ッシュEEPROMセルアレイであることを特徴とする
    請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  18. 【請求項18】 1つの基板上にローとカラムとのマト
    リックスで形成された複数のメモリセルのアレイを有
    し、 前記各メモリセルは少なくとも4つの可能な状態に各々
    対応するスレショルド電圧中の1つを持ち、前記セルア
    レイは主データを貯蔵するための主アレイと、前記主ア
    レイの欠陥セルと、それらのアドレスマッピングと、関
    連するデバイスデータとを貯蔵するための冗長アレイと
    を具備し、 前記主アレイに対する書込及び読出動作を遂行する第1
    手段と、 前記冗長アレイに対する書込及び読出動作を遂行する第
    2手段と、 セル当り少なくとも4つの可能な状態を表示するデータ
    を書込し、読出するように前記第1手段を制御し、セル
    当り少なくとも4つの可能な状態中の2つを表示するデ
    ータを書込し、読出するように前記第2手段を制御する
    第3手段とを含むことを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ装置。
  19. 【請求項19】 前記第3手段の動作タイミングは前記
    第1手段の動作タイミングと同一であることを特徴とす
    る請求項17に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  20. 【請求項20】 前記メモリセルアレイはNANDフラ
    ッシュEEPROMセルアレイであることを特徴とする
    請求項17に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  21. 【請求項21】 1つの基板上にローとカラムとのマト
    リックスで形成された複数のメモリセルを具備する不揮
    発性半導体メモリ装置において、 主データを貯蔵するための第1貯蔵手段と、 前記第1貯蔵手段の結合セルとそれらのアドレスマッピ
    ングと関連されたデバイス情報とを貯蔵するための第2
    貯蔵手段とを含み、 前記各セルは少なくとも4つの可能な状態に各々対応す
    るスレショルド電圧中の1つを持ち、前記第1貯蔵手段
    はセル当り少なくとも2ビットデータの貯蔵能力を持
    ち、前記第2貯蔵手段はセル当り1ビットデータの貯蔵
    能力を持つことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
  22. 【請求項22】 前記第1手段と前記第2手段とはNA
    NDフラッシュEEPROMセルアレイを具備すること
    を特徴とする請求項20に記載の不揮発性半導体メモリ
    装置。
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