JPH10179267A - 天板のロック装置 - Google Patents

天板のロック装置

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JPH10179267A
JPH10179267A JP34909196A JP34909196A JPH10179267A JP H10179267 A JPH10179267 A JP H10179267A JP 34909196 A JP34909196 A JP 34909196A JP 34909196 A JP34909196 A JP 34909196A JP H10179267 A JPH10179267 A JP H10179267A
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lock
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作レバーの操作角度を自由に設定できるよう
にして、コンパクトな設計や操作性の向上を容易に追求
できるようにする。 【解決手段】脚3にフラップ動作可能に支持された天板
2を略水平な使用位置と起立した収納位置とに選択的に
ロックするためのロック装置6を、脚3側に設けた係合
部62、63と、天板2側に設けられその使用位置及び
収納位置において係合部62、63に選択的に係合可能
なロック爪61と、このロック爪61を間接的に回動操
作するための操作レバー64と、これらロック爪61と
操作レバー64の間に介在し操作レバー64に加えられ
る操作をその操作角度θ1と異なる回動角度θ2に変換
してロック爪61に伝達する長溝64b及びピン61c
の係合構造からなる伝達機構60とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会議テーブル等の
フラップ天板に好適に適用可能な天板のロック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、会議テーブルには、収納時に有
効なスタックピッチで相互に重合状態で収納しておき必
要に応じて展開できるように、天板をフラップ動作可能
に支持しているものが少なくない。その際、使用状態及
び収納状態を良好なものにするために、天板を略水平な
使用位置と起立した収納位置とに選択的にロックするロ
ック装置を付帯して設けているのが通例である。
【0003】従来のロック装置は、前記天板に枢着され
操作レバーにより回動可能なロック爪と、脚に設けられ
天板が水平な使用位置若しくは起立した収納位置にある
ときに前記ロック爪が選択的に係合可能な係合部と、前
記ロック爪を前記係合部に係合する方向に付勢するバネ
とから構成されている。そして、天板が使用位置にある
ときにロック爪をバネにより付勢して係合部に係合させ
て天板をその位置にロックし、天板を起立させて収納す
る際は操作レバーをバネに抗して操作することによりそ
のロック状態を解除し得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
のロック装置を構成する操作レバーは、その回動基端が
ロック爪の枢着軸に直接連結してある。このため、操作
レバーの操作角度がロック爪の回動角度に1対1で対応
し、ロック爪に適正なロック/ロック解除機能を付与す
べくその回動範囲を大きくとると、これに対応して操作
レバーの操作角度も大きくならざるを得ない。したがっ
て、操作レバー周辺の組み付けに際して有効なスペース
を確保することが容易ではなく、これに伴い設計の自由
度も著しく低下したものになるという不都合がある。ま
た、ロック爪を付勢するためのバネは、該ロック爪を軸
着している支軸に巻きバネ方式のものを組み込んで構成
されるのが通例であるが、特に会議テーブル等では左右
の脚に付帯するロック爪が同期作動するように前記支軸
を左右のロック爪間を連結する連結杆として兼用してい
るのが一般的であるため、そのような長尺な支軸にロッ
ク爪を適正に取り付け同時にロック爪の支軸周辺に巻き
バネを組み込むという作業は、実際問題として極めて煩
雑であり、段取りも極めて劣悪なものになっているとい
う問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、操作レバーの操作角度をロック爪の
回動角度から切り離して自由に設定できるように構成す
るとともに、ロック爪の組み付けとバネ等の付勢手段の
組み付けとを独立して行えるように構成することとして
いる。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る天板のロ
ック装置は、家具本体にフラップ動作可能に支持された
天板を略水平な使用位置と起立した収納位置とに選択的
にロックするために、天板若しくは家具本体の一方に設
けた係合部と、他方に設けられ天板の使用位置及び収納
位置において前記係合部に選択的に係合可能なロック爪
と、このロック爪を間接的に回動操作するための操作レ
バーと、これらロック爪と操作レバーの間に介在し操作
レバーに加えられる操作をその操作角度と異なる回動角
度に変換して前記ロック爪に伝達する伝達機構とから構
成することとしている。
【0007】このような構成のものであれば、操作レバ
ーの操作角度とロック爪の回動角度とを必ずしも一対一
に対応させる必要がない。このため、操作レバーの組み
付け箇所周辺の状況や要求される操作感などに応じて操
作角度を比較的自由に設定することができ、設計の自由
度を有効に向上させることができる。特に、操作レバー
に必要な操作量を小さく抑えて組み付けスペースの低減
を図るためには、伝達機構を、操作レバーの操作角度を
ロック爪のより大きな回動角度に変換し得るように構成
しておくことが有効となる。
【0008】ロック爪等の組み付けに係る段取りや作業
効率を向上させるためには、ロック爪をロック解除位置
からロック位置に向かって付勢するための付勢手段を操
作レバー側に組み込むのがよい。ロック爪及び操作レバ
ーが共に基端を共通の部材に枢着されている場合の伝達
機構の好ましい実施の態様としては、該伝達機構を構成
するロック爪の枢着点から変位した部位と操作レバーの
枢着点から変位した部位とを相対スライド可能に係合さ
せておくのがよい。その伝達機構は、長溝及びピンの係
合構造としておくのが簡単であり有効となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本実施例のロック装置は、図1に示す会議テ
ーブルを構成する天板2に適用されるものである。この
天板2は、テーブル本体たる脚3との間に介設したフラ
ップ装置1によって同図に示す略水平な使用位置と略鉛
直な収納位置との間でフラップ動作可能に支持されてな
るものである。
【0010】脚3は、前後に伸びるベース31と、この
ベース31の中央付近に立設された脚支柱32とを具備
してなるもので、ベース31の前後両端下面に取着した
キャスタ33を介して床面に滑動自在に支持されてい
る。フラップ装置1は、左右の脚3にそれぞれ付帯して
設けられるもので、図2〜図5に示すように、可動ブラ
ケット4と、固定ブラケット5とを具備してなる。
【0011】可動ブラケット4は、比較的厚肉な鋼板に
折曲げ加工を施して頂板41、外側壁42及び内側壁4
3からなる下向コ字型のものに成型されたもので、両側
壁42、43間に形成される中空部44は少なくとも下
端側及び後端側に開口している。そして、頂板41の上
面が天板2を添設、支持するための天板支持面41aと
して設定されている。
【0012】固定ブラケット5は、アルミダイキャスト
製のもので、基端51を前記脚支柱32の内面32aに
ボルト等により固定され、上端52をその脚支柱32の
内側上方に屈曲部53を介して突設させている。そし
て、この固定ブラケット5の上端52を前記可動ブラケ
ット4の中空部44内に位置させるべく、可動ブラケッ
ト4を固定ブラケット5に被嵌し、両ブラケット4、5
の対応部位に設けた孔4a、5aに支軸7aを挿通し
て、その支軸7aを支点にして可動ブラケット4を固定
ブラケット5に回動可能に軸支している。この固定ブラ
ケット5の上端面に設定した支持受け部52aは、可動
ブラケット4の天板支持面41aが図3に示す水平状態
にあるときに該可動ブラケット4の頂板41下面の当接
面41bを当接させ得る位置に設定してあり、また、固
定ブラケット5の上端52側の後縁に形成した支持受け
部52bは、可動ブラケット4の天板支持面41aが図
8に示す起立状態にあるときに該可動ブラケット4の頂
板41下面の当接面41bを当接させ得る位置に設定し
てある。
【0013】このような構成において、本実施例は、使
用位置又は収納位置にある天板2をその位置に選択的に
ロックすべく、ロック装置6を備えている。このロック
装置6は、両ブラケット4、5間に介設されたもので、
ロック爪61と、係合部62、63と、操作レバー64
と、伝達機構60とを具備してなるものである。ロック
爪61は、部分錨状のもので、上端に形成した異形孔6
bに同様の形状をなす支軸7bを挿通して可動ブラケッ
ト4の両側壁42、43に設けた孔4bに支持させるこ
とによって回動可能に枢着され、かつ下端に前記支軸7
bの中心を支点とする部分円弧状の先端爪部61aを固
定ブラケット5に向けて延設している。
【0014】係合部62は、前記固定ブラケット5の上
端52側の前縁に形成された切欠状のもので、前述した
可動ブラケット4の天板支持面41aが図3に示す水平
状態にあり且つ前記ロック爪61を支軸7bを支点にし
て回動させたときにその先端爪部61aの描く軌跡に沿
う形状をなしている。係合部63は、前記固定ブラケッ
ト5の支持受け部52a付近に形成されたV溝状のもの
で、可動ブラケット4の天板支持面41aが図8に示す
起立状態にあり且つ前記ロック爪61を支軸7bを支点
にして僅かに回動させたときにその先端爪部61aが沈
み込み得る位置に設けてある。
【0015】操作レバー64は、基端に設けた凹所64
aに支軸7cを挿通して前記可動ブラケット4の両側壁
42、43に回動可能に枢着され、先端を前記ロック爪
61に向けて延出させてなるもので、下縁に指掛け部6
4cが設けられている。伝達機構60は、操作レバー6
4に先端が開口した長溝64bを設けるとともに、前記
ロック爪61の先端爪部61aと反対方向にアーム61
bを延設してピン61cを保持させ、このピン61cを
前記長溝64bにスライド可能に係合させたものであ
る。すなわち、この伝達機構60は、長溝64bに沿っ
てピン61cを移動させながら該ピン61cとの係合状
態を保って支軸7c回りに操作レバー64を回動させ、
これにより該操作レバー64に加えられる操作を前記ロ
ック爪61の回動動作に変換するものである。その際、
操作レバー64の支軸7cの中心から前記ピン61cと
の係合点までの距離L1(図3参照)は、ロック爪61
の支軸7bの中心からピン61cまでの距離L2よりも
大きく設定してあり、前者の操作角度θ1(図6参照)
が増幅されて後者の回動角度θ2に現れるように設定し
ている。
【0016】また、このロック装置6は、操作レバー6
4と可動ブラケット4の頂板41の下面との間に本発明
の付勢手段たる圧縮コイルバネ65を弾設し、この圧縮
コイルバネ65によって操作レバー64を突出方向に付
勢している。すなわち、操作レバー64は、外力が加わ
らないときは圧縮コイルバネ65の付勢力によってロッ
ク爪61の先端爪部61aを固定ブラケット5に設けた
係合部62、63に係合させる方向に付勢し、指掛け部
64cを介して圧縮コイルバネ65を圧縮する方向の操
作力が加えられたときはロック爪61にそれらの係合部
62、63から退避する方向の動作を付与し得るように
なっている。
【0017】なお、左右のロック装置6を構成するロッ
ク爪61の異形孔6bに挿通される支軸7bは、中央に
配置した共通の連結パイプ8の対応する端部にそれぞれ
固設してあり、この連結パイプ8を介して左右のロック
爪61が同期回動可能に連結されている。すなわち、左
右何れのロック装置6に付帯する操作レバー64を操作
しても、両ロック装置6を同時に解除することができる
ようになっている。また、可動ブラケット4の内側壁4
3間には天板3と一体回動する図示しない棚板が架設し
てある。
【0018】次に、本実施例の作動を説明する。天板2
が図1、図3及び図5に示す使用位置にあり、ロック装
置6を構成するロック爪61の先端爪部61aが固定ブ
ラケット5の係合部62に係合している状態では、可動
ブラケット4は支軸7a回りの回動を禁止され、天板2
は可動ブラケット4の当接面41b、固定ブラケット5
の支持受け部52aを介して脚支柱3に安定的に保持さ
れる。一方、この位置から操作レバー64の指掛け部6
4cに指を掛けて該操作レバー64が可動ブラケット4
の中空部44内に没入する方向へ操作すると、図6に示
すように伝達機構60を介しロック爪61が反時計回り
に回動してその先端爪部61aが係合部62から離脱す
る。このため、可動ブラケット4のロック状態が解除さ
れ、図7に示すように支軸7a回りの回動動作を惹起す
ることとなる。更に可動ブラケット4の回動を続ける
と、天板2が所定の収納位置に達したときに図8に示す
ように天板2のロック爪61が圧縮コイルバネ65の作
用で固定ブラケット5のもう一方の係合部63に落ち込
み、可動ブラケット4をその位置に仮保持する。この状
態においても前記と同様に操作レバー64を僅かに操作
しない限り、ロック爪61が係合部63から離脱するこ
とがなく、可動ブラケット4の支軸7a回りの回動が禁
止される。また、この位置において可動ブラケット4の
当接面41bは固定ブラケット4のもう1つの支持受け
部52bに当接するので、それ以上の後傾動作も禁止さ
れる。したがって、相隣接する会議テーブルの一方の起
立した天板2の下面に他方の起立した天板2の上面を密
接に近付けてスタッキングすることが可能となる。更
に、この位置から天板2を再び使用位置にまで回動する
には、操作レバー64を操作してロック装置6のロック
爪61を係合部63から解離させ、しかる後に天板2を
回動させればよく、ロック爪61が図7、図8に示す状
態を経て図5に示す使用位置において圧縮コイルバネ6
5の作用で再び係合部62に落ち込むと同時に、天板2
が使用位置でロック状態下に安定的に保持される。
【0019】以上のようにして、本実施例に係る天板の
ロック装置6は、ロック爪61と操作レバー64の間に
伝達機構60を介在させ、この伝達機構60を介して操
作レバー64に加えられる操作を間接的にロック爪61
に伝達するようにしたものであり、操作レバー64の操
作角度θ1とロック爪61の回動角度θ2とを必ずしも
一対一に対応させる必要がなくなる。このため、操作レ
バー64の組み付け箇所周辺の状況や要求される操作感
などに応じて操作角度θ1を比較的自由に設定すること
ができ、設計の自由度を有効に向上させることができ
る。特に、本実施例は上記の構成を利用して操作レバー
64の操作角度θ1をより大きなロック爪61の回動角
度θ2に増幅するようにしているので、操作レバー64
の組み付けスペースを確実に低減することができ、操作
量も少なくて済むため操作性も有効に向上させることが
できる。
【0020】また、ロック爪61をロック解除位置から
ロック位置に向けて付勢するための圧縮コイルバネ65
を操作レバー64側に設けているので、先に左右のロッ
ク爪61を支軸7bを介し連結パイプ8で連結した状態
で可動ブラケット4に取り付け、しかる後、これとは独
立して圧縮コイルバネ65を操作レバー64と関わらせ
ながら可動ブラケット4に組み込むことができる。した
がって、ロック爪61に操作レバーや圧縮コイルバネを
直接組み込む場合に比べて、各機構部品の組み付けに係
る段取りを平易にして、作業効率を有効に向上させるこ
とが可能となる。
【0021】さらに、上記伝達機構60は、ロック爪6
1の支軸7bの中心から変位した部位に設けたピン61
cと操作レバー64の支軸7cの中心から変位した部位
に設けた長溝64bとを相対スライド可能に係合させて
おり、支軸7bからピン6cまでの距離L2に対して支
軸7cからピン6cとの係合点までの距離L1を大きく
して所期の角度増幅作用を実現しているので、構造簡易
にして、コンパクトな組み付け状態、要求される操作感
等をより高い自由度の下に有効に設計することができ
る。
【0022】なお、フラップ装置やロック装置の具体的
な形状を始め、各部の具体的な構成は図示実施例のもの
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明に係る天板のフラップ装置は、家具本体にフ
ラップ動作可能に支持された天板を略水平な使用位置と
起立した収納位置とに選択的にロックするために、天板
若しくは家具本体の一方に設けた係合部と、他方に設け
られ天板の使用位置及び収納位置において前記係合部に
選択的に係合可能なロック爪と、このロック爪を間接的
に回動操作するための操作レバーと、これらロック爪と
操作レバーの間に介在し操作レバーに加えられる操作を
その操作角度と異なる回動角度に変換して前記ロック爪
に伝達する伝達機構とから構成したものである。
【0024】このため、操作レバーの組み付け箇所周辺
の状況や要求される操作感などに応じて操作角度を比較
的自由に設定することができ、設計の自由度を有効に向
上させつつ、天板周辺の見栄えや天板の操作性の向上等
を図ることができる。特に伝達機構を、操作レバーの操
作角度をロック爪のより大きな回動角度に変換し得るよ
うに構成した場合には、操作レバーの操作量を小さく抑
えて組み付けスペースを有効に低減することができ、操
作レバーを天板周辺にコンパクトに組み込むことを可能
にすると同時に、操作レバーの操作性も有効に向上させ
ることができる。
【0025】ロック爪をロック解除位置からロック位置
に向けて付勢するためのバネ等の付勢手段を操作レバー
側に組み付けるようにした場合には、ロック爪の支軸に
直接操作レバーや付勢手段を組み込む場合に比べてそれ
らの機構部品の組み付けに係る段取りを平易にし、作業
効率を有効に向上させることができる。ロック爪及び操
作レバーが共に基端を共通の部材に枢着されている場合
に、伝達機構を構成するロック爪の枢着点から変位した
部位と操作レバーの枢着点から変位した部位とを例えば
長溝及びピンの係合構造等を利用して相対スライド可能
に係合させた場合には、伝達機構を簡易に構成できる上
に、操作レバーの操作角度とロック爪の回動角度との間
の角度変換に係る設計の自由度を実用レベルで有効に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した会議テーブルの斜
視図。
【図2】同実施例のロック装置を示す分解斜視図。
【図3】同実施例のロック装置を示す縦断面図。
【図4】図3におけるIV−IV線拡大断面図。
【図5】図3におけるV−V線に沿う拡大階段断面図。
【図6】図3に対応した作用説明図。
【図7】図3に対応した作用説明図。
【図8】図3に対応した作用説明図。
【符号の説明】
2…天板 3…家具本体(脚) 4…共通の部材(可動ブラケット) 6…ロック装置 60…伝達機構 61…ロック爪 61c…ピン 62、63…係合部 64…操作レバー 64b…長溝 65…付勢手段(圧縮コイルバネ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具本体にフラップ動作可能に支持された
    天板を略水平な使用位置と起立した収納位置とに選択的
    にロックするためのものであって、 天板若しくは家具本体の一方に設けた係合部と、他方に
    設けられ天板の使用位置及び収納位置において前記係合
    部に選択的に係合可能なロック爪と、このロック爪を間
    接的に回動操作するための操作レバーと、これらロック
    爪と操作レバーの間に介在し操作レバーに加えられる操
    作をその操作角度と異なる回動角度に変換して前記ロッ
    ク爪に伝達する伝達機構とを具備してなることを特徴と
    する天板のロック装置。
  2. 【請求項2】伝達機構が、操作レバーの操作角度をロッ
    ク爪のより大きな回動角度に変換するものであることを
    特徴とする請求項1記載の天板のロック装置。
  3. 【請求項3】ロック爪をロック解除位置からロック位置
    に向けて付勢する付勢手段を備え、この付勢手段を操作
    レバーに組み付けていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の天板のロック装置。
  4. 【請求項4】ロック爪及び操作レバーが共に基端を共通
    の部材に枢着され、伝達機構がロック爪の枢着点から変
    位した部位と操作レバーの枢着点から変位した部位とを
    相対スライド可能に係合させたものであることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の天板のロック装置。
  5. 【請求項5】伝達機構が長溝及びピンの係合構造からな
    ることを特徴とする請求項4記載の天板のロック装置。
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