JP2547093Y2 - 背もたれを折りたたみ可能にした椅子 - Google Patents
背もたれを折りたたみ可能にした椅子Info
- Publication number
- JP2547093Y2 JP2547093Y2 JP40556890U JP40556890U JP2547093Y2 JP 2547093 Y2 JP2547093 Y2 JP 2547093Y2 JP 40556890 U JP40556890 U JP 40556890U JP 40556890 U JP40556890 U JP 40556890U JP 2547093 Y2 JP2547093 Y2 JP 2547093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- plate
- operation lever
- mounting plate
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】学習用または事務用の背もたれ付
き椅子に関するものである。
き椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の学習用または事務用の背もたれ付
き椅子は、机の下へ収納しようとしても背もたれ部が邪
魔になって収納できず、しかも脚部の一部が机の下から
露出する。この背もたれと露出した脚部によって事務室
の通路は制約される。従って通路を歩行中に体が背もた
れに衝突したり、脚につまずいたりする危険があった。
また家庭に於ける学習用椅子の場合は上記欠点が顕著に
あらわれる。子供は飛んだり跳ねたりしがちで、少しで
もスペースを有効に利用できるようにしないと非常に危
険である。
き椅子は、机の下へ収納しようとしても背もたれ部が邪
魔になって収納できず、しかも脚部の一部が机の下から
露出する。この背もたれと露出した脚部によって事務室
の通路は制約される。従って通路を歩行中に体が背もた
れに衝突したり、脚につまずいたりする危険があった。
また家庭に於ける学習用椅子の場合は上記欠点が顕著に
あらわれる。子供は飛んだり跳ねたりしがちで、少しで
もスペースを有効に利用できるようにしないと非常に危
険である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は支軸を支点に
して背もたれ支持杆を内方へ折り曲げて背もたれを座部
上面に折り重ねできるようにすることにより上記欠点を
改良しようとするものである。
して背もたれ支持杆を内方へ折り曲げて背もたれを座部
上面に折り重ねできるようにすることにより上記欠点を
改良しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】下端に複数の脚(2)を設
けた支柱(1)の上端に座部取付板(3)を設け、その上面に
座部(4)を回転自在に取付けた椅子に於いて、座部取付
板(3)の後方内面に操作レバー(5)の取付基板(7)を設
け、この基板の左右両側より突設した側板に一対の係合
用凹部(8)を対設して上記操作レバーの先端折曲部(6)を
回転自在に係合させ、上面をカバー(9)で被覆する。背
もたれ固定杆(11)は先端にかぎ部(12)を形成し、後端を
上記カバー(9)に開設した案内孔(10)を介して操作レバ
ーと同一水平線上となるようにして折曲部(6)に連結す
る。尚固定杆(11)より操作レバー(5)を長目にすること
により折曲部(6)を支点軸にして操作レバーの端部には
下向きの力がはたらき、固定杆(11)のかぎ部には上向き
の力がはたらくことになる。従って後記する背もたれ支
持杆の固定が安定する。
けた支柱(1)の上端に座部取付板(3)を設け、その上面に
座部(4)を回転自在に取付けた椅子に於いて、座部取付
板(3)の後方内面に操作レバー(5)の取付基板(7)を設
け、この基板の左右両側より突設した側板に一対の係合
用凹部(8)を対設して上記操作レバーの先端折曲部(6)を
回転自在に係合させ、上面をカバー(9)で被覆する。背
もたれ固定杆(11)は先端にかぎ部(12)を形成し、後端を
上記カバー(9)に開設した案内孔(10)を介して操作レバ
ーと同一水平線上となるようにして折曲部(6)に連結す
る。尚固定杆(11)より操作レバー(5)を長目にすること
により折曲部(6)を支点軸にして操作レバーの端部には
下向きの力がはたらき、固定杆(11)のかぎ部には上向き
の力がはたらくことになる。従って後記する背もたれ支
持杆の固定が安定する。
【０００５】上記座部取付板(3)の後端部に背もたれ取
付板(13)を設け、前方へ突設する両側板(14)に背もたれ
支持杆(16)の下端の折曲部の先端を軸(15)で回転自在に
取付ける。この背もたれ支持杆(16)は上端に背もたれ(1
7)を取付け、下部を弯曲して端部を直角状に折曲して平
面部(18)を形成し、この平面部の両側に設けた両側板(1
9)の先端を上記した軸(15)で取付けるので、軸(15)と支
持杆(16)の弯曲辺との間に間隔があって支持杆は大きく
回動する。また起立した時水平な平面部が後記する停止
板と圧接することになる。背もたれ支持杆の下端には前
記固定杆(11)の先端かぎ部(12)を係止する係止孔(20)を
設ける。前記した背もたれ取付板(13)の前側面に停止板
(21)と、その上面に緩衝用ゴム板(22)とを設ける。
付板(13)を設け、前方へ突設する両側板(14)に背もたれ
支持杆(16)の下端の折曲部の先端を軸(15)で回転自在に
取付ける。この背もたれ支持杆(16)は上端に背もたれ(1
7)を取付け、下部を弯曲して端部を直角状に折曲して平
面部(18)を形成し、この平面部の両側に設けた両側板(1
9)の先端を上記した軸(15)で取付けるので、軸(15)と支
持杆(16)の弯曲辺との間に間隔があって支持杆は大きく
回動する。また起立した時水平な平面部が後記する停止
板と圧接することになる。背もたれ支持杆の下端には前
記固定杆(11)の先端かぎ部(12)を係止する係止孔(20)を
設ける。前記した背もたれ取付板(13)の前側面に停止板
(21)と、その上面に緩衝用ゴム板(22)とを設ける。
【０００６】
【作用】本考案は上記構成からなるので、背もたれ(17)
を折りたたむには、操作レバー(5)を上方へ引き上げる
と、固定杆(11)はレバー(5)の折曲部(11)を支点軸とし
て下方へ下り、かぎ部(12)と係止孔(20)の係合が解ける
ので、背もたれの上端を掴んで前方下方向へ押倒すと背
もたれ支持杆の下部と支点軸とは間隔があるので大きく
回動して背もたれは座部(4)の上面に折り重なる。従っ
て机(23)の下に完全に収納できる。
を折りたたむには、操作レバー(5)を上方へ引き上げる
と、固定杆(11)はレバー(5)の折曲部(11)を支点軸とし
て下方へ下り、かぎ部(12)と係止孔(20)の係合が解ける
ので、背もたれの上端を掴んで前方下方向へ押倒すと背
もたれ支持杆の下部と支点軸とは間隔があるので大きく
回動して背もたれは座部(4)の上面に折り重なる。従っ
て机(23)の下に完全に収納できる。
【０００７】次に背もたれ(17)を起立させる場合は、背
もたれの上端を掴んで引き起こすと、固定杆(11)のかぎ
部(12)が背もたれ支持杆(16)の弯曲部に沿って係止孔(2
0)と合致した時、両者が係合して支持杆は固定される。
この時支持杆の下端折曲部は水平面に形成され、その平
面部(18)が停止板及びゴム板と圧接するので安定した起
立状態が保持される。また背もたれ支持杆を乱暴に引き
上げても停止板(21)及び緩衝用ゴム板(22)を設けている
ので回動を停止すると共に衝撃を吸収する。
もたれの上端を掴んで引き起こすと、固定杆(11)のかぎ
部(12)が背もたれ支持杆(16)の弯曲部に沿って係止孔(2
0)と合致した時、両者が係合して支持杆は固定される。
この時支持杆の下端折曲部は水平面に形成され、その平
面部(18)が停止板及びゴム板と圧接するので安定した起
立状態が保持される。また背もたれ支持杆を乱暴に引き
上げても停止板(21)及び緩衝用ゴム板(22)を設けている
ので回動を停止すると共に衝撃を吸収する。
【０００８】
【実施例】図面について実施例を述べると、下端に複数
の脚(2)を設けた支柱(1)の上端に座部取付板(3)を設
け、その上面に座部(4)を回転自在に取付けた椅子に於
いて、座部取付板(3)の後側内面に操作レバー(5)の取付
基板(7)を設け、この基板の左右両側より突設した側板
に一対の係合用凹部(8)を対設して操作レバーの先端折
曲部(6)を回転自在に係合させ、基板の上面にカバー(9)
を設けて被覆する。背もたれ固定杆(11)は操作レバーよ
り短くして先端にかぎ部(12)を形成し、後端は上記カバ
ー(9)に開設した案内孔(10)を介して操作レバーと同一
水平線上となるようにして操作レバーの折曲部(6)に連
結する。
の脚(2)を設けた支柱(1)の上端に座部取付板(3)を設
け、その上面に座部(4)を回転自在に取付けた椅子に於
いて、座部取付板(3)の後側内面に操作レバー(5)の取付
基板(7)を設け、この基板の左右両側より突設した側板
に一対の係合用凹部(8)を対設して操作レバーの先端折
曲部(6)を回転自在に係合させ、基板の上面にカバー(9)
を設けて被覆する。背もたれ固定杆(11)は操作レバーよ
り短くして先端にかぎ部(12)を形成し、後端は上記カバ
ー(9)に開設した案内孔(10)を介して操作レバーと同一
水平線上となるようにして操作レバーの折曲部(6)に連
結する。
【０００９】座部取付板の後端部に背もたれ取付板(13)
を設け、前方へ突設した両側板(14)の上端部に取付ける
背もたれ支持杆(16)は、上端に背もたれ(17)を取付け、
下部を弯曲して後端をほぼ直角状に折曲して平面部(18)
を形成し、両側に一対の側板(19)を取付け、この両側板
先端を前記背もたれ取付板(13)の両側板(14)の内側に軸
(15)で回転自在に取付ける。背もたれ支持杆(16)の下部
の弯曲部に上記固定杆のかぎ部(12)を係止する係止孔(2
0)を設け、支持杆の回転を停止する停止板(21)を上記背
もたれ取付板(13)の前側面に設け、その上面に緩衝用ゴ
ム板(22)を設ける。尚この背もたれ取付板(13)は別に成
型して座部取付板(3)の後側に溶接すれば製作が容易で
ある。
を設け、前方へ突設した両側板(14)の上端部に取付ける
背もたれ支持杆(16)は、上端に背もたれ(17)を取付け、
下部を弯曲して後端をほぼ直角状に折曲して平面部(18)
を形成し、両側に一対の側板(19)を取付け、この両側板
先端を前記背もたれ取付板(13)の両側板(14)の内側に軸
(15)で回転自在に取付ける。背もたれ支持杆(16)の下部
の弯曲部に上記固定杆のかぎ部(12)を係止する係止孔(2
0)を設け、支持杆の回転を停止する停止板(21)を上記背
もたれ取付板(13)の前側面に設け、その上面に緩衝用ゴ
ム板(22)を設ける。尚この背もたれ取付板(13)は別に成
型して座部取付板(3)の後側に溶接すれば製作が容易で
ある。
【００１０】
【考案の効果】本考案は上記した通り、背もたれが座部
上面に折り重なるので、机の下に完全に収納できる。脚
が机の下から露出することもないのでつまずくこともな
い。従ってスペースの有効利用ができる。背もたれを起
立させた時、支持杆の下端は平面部であり、この平面部
が停止板及びゴム板と圧接するので非常に安定してい
る。背もたれの折りたたみや起立させる操作も簡単で学
童でも楽に操作できる。構造も単純なため製作も容易で
あるなどの利点がある。
上面に折り重なるので、机の下に完全に収納できる。脚
が机の下から露出することもないのでつまずくこともな
い。従ってスペースの有効利用ができる。背もたれを起
立させた時、支持杆の下端は平面部であり、この平面部
が停止板及びゴム板と圧接するので非常に安定してい
る。背もたれの折りたたみや起立させる操作も簡単で学
童でも楽に操作できる。構造も単純なため製作も容易で
あるなどの利点がある。
【図１】本案品の側面図である。
【図２】座部下面の一部切欠斜視図である。
【図３】背もたれ取付板及びレバー取付基板の組立部材
の斜視図
の斜視図
【図４】分離した背もたれ部の斜視図である。
【図５】要部の拡大縦断面図である。
【図６】机の下に収納した時の説明図である。
３ 座部取付板 ７ 操作レバー取付基板 ９ カバー 11 固定杆 13 背もたれ取付板 16 背もたれ支持杆
Claims (1)
- 【請求項１】 座部取付板(3)の後側内面に操作レバー
(5)の取付基板(7)を設け、基板の両側より突設した側板
に係合用凹部(8)を設けて操作レバーの先端折曲部(6)を
回転自在に係合させて上面をカバー(9)で被覆し、操作
レバーより短くした背もたれ固定杆(11)は先端にかぎ部
(12)を形成し、後端は上記カバーに設けた案内孔(10)を
介して上記固定杆の折曲部に操作レバーと同一水平線上
になるように連結し、上記座部取付板の後側面に前方へ
突出した側板(14)を有する背もたれ取付板(13)を設け、
上端に背もたれ(17)を取付けた背もたれ支持杆(16)は、
下部弯曲部に係止孔(20)を設け、端部を直角状に折曲し
て平面部(18)を形成し、端部に両側板(19)を設けて上記
側板(14)に軸(15)で回転自在に取付け、上記背もたれ取
付板の前側面に停止板(21)と緩衝用ゴム板(22)を設けた
ことを特徴とする背もたれを折りたたみ可能にした椅
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40556890U JP2547093Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 背もたれを折りたたみ可能にした椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40556890U JP2547093Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 背もたれを折りたたみ可能にした椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0493640U JPH0493640U (ja) | 1992-08-14 |
| JP2547093Y2 true JP2547093Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31882969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40556890U Expired - Lifetime JP2547093Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 背もたれを折りたたみ可能にした椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547093Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-31 JP JP40556890U patent/JP2547093Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0493640U (ja) | 1992-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |