JP3198421U - 折畳足を備える家具及び足接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に折り畳むことができ、且つ折畳状態と展開状態のいずれでも使用できる折畳足を備える家具を提供する。【解決手段】折畳足を備える家具と足接続装置12、13に関わり、前記折畳足は家具本体15の底部に設置される前方足部材1と後方足部材2を備える。前記前方足部材1と前記後方足部材2は、第1ロック位置と少なくとも一つの第2ロック位置まで対向して折り畳むことができる。前記第1ロック位置において、前記前方足部材1と後方足部材2が前記家具本体15の底部に折り畳まされ且つ同じ平面に位置され、前記少なくとも一つの第2ロック位置において、前記前方足部材1と前記後方足部材2が前記家具本体15の底部との間にそれぞれに所定角度になる。【選択図】図9

Description

本考案は折畳足を備える家具及び足接続装置に関わり、具体的には、折畳状態と展開状態のいずれにも使用できる折畳足を備える家具、及びこの家具に使用される足接続装置に関する。
生活レベルが向上するにしたがって、住まいの品質や生活用品の個性化と多様化がより要求されるようになってきた。例えば、高いソファーを好む人がいれば、低いソファーを好む人もいる。幼児がいる家庭では、幼児の安全を確保するために、幼児がソファーから落ちても怪我をしないように、できるだけ低いソファーや他の家具を選ぶ傾向がある。単身の若者や子供のいない若い夫婦は、ベランダに低いソファーを置きたい人が多く、一方、老人のいる家庭では、老人が座りやすく、立ち上がりやすくするために、高いソファーを選ぶ傾向がある。また、使用時間の経過につれて、住まいのデザインを変えたい時に、ソファーの高さを変えることもある。
しかし、従来の家具は、高さの調整できるものが少ない。また、折畳足を備えるソファーがあっても、操作しにくく、折畳の目的は、使用ではなく、専らスペースの節約である。即ち、従来の折畳足を備える家具は、折畳足が折り畳まれた状態で使用できない。
本考案は上記従来の問題点を鑑みてなされ、容易に折り畳むことができ、且つ折畳状態と展開状態のいずれでも使用できる折畳足を備える家具を提供することを目的とする。
本考案の第一側面によれば、本考案に係る折畳足を備える家具は、前記折畳足が家具本体の底部に設置される前方足部材と後方足部材とを備える。前記前方足部材と後方足部材とは、互いに対向して、第1ロック位置と、少なくとも一つの第2ロック位置まで、折り畳むことができる。前記第1ロック位置において、前記前方足部材と後方足部材は前記家具本体の底部に折り畳まされ、且つ同じ平面に位置する。前記少なくとも一つの第2ロック位置において、前記前方足部材と前記後方足部材とは、それぞれ、前記家具本体の底部と所定角度をなす。
好ましくは、前記前方足部材は、二つの前方足と、前記二つの前方足を接続する前方足リンクと、前記前方足を前記底部に接続するための足接続装置と、を含み、前記後方足部材は、二つの後方足と、前記二つの後方足接続する後方足リンクと、前記後方足を前記底部に接続するための足接続装置と、を含む。
好ましくは、前記足接続装置は、前記前方足又は前記後方足に接続されて固定される第1固定部と、前記家具本体の底部に固定される第2固定部とを含み、前記第1固定部と前記第2固定部とには、それぞれピボットを挿通するための第1孔と第2孔が形成され、前記第2固定部と前記第1固定部は前記ピボットを軸に回転されることにより、前記前方足部材と前記後方足部材が前記第1ロック位置と前記第2ロック位置にロックされる。
好ましくは、前記足接続装置は位置決めレバーが更に設けられ、前記位置決めレバーはスプリングを介して前記ピボットと接続し、前記第1固定部に長孔が設けられ、前記位置決めレバーは前記長孔を挿通し前記第1固定部と前記第2固定部の回転動作に応じて、前記長孔内を移動することができる。前記第2固定部は、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置に対応する複数のロック部が設けられ、前記位置決めレバーは、前記スプリングに引っ張られ、前記複数のロック部のいずれか一つに位置する。
好ましくは、前記後方足リンクは、前記前方足リンクより長く、前記後方足の前記後方足部材が前記第1ロック位置に位置する時に、前記家具本体の底部に近い側に設置される。
好ましくは、前記後方足は、前記前方足より長く、前記第2ロック位置において、前記前足部材と前記家具本体の底部との間の角度は、前記後方足部材と前記家具本体の底部の間の角度より大きい。好ましくは、前記前方足と前記後方足の床と接触する部分のそれぞれに足カバーが設けられている。好ましくは、前記折畳足を備える前記家具はソファーである。
本考案の第二側面によれば、折畳足を備える家具に用いられる足接続装置であって、前記家具において、前記折畳足は家具本体の底部に設置される前方足部材と後方足部材を備える。前記前方足部材と後方足部材は、互いに対向して、第1ロック位置と、少なくとも一つの第2ロック位置まで、折り畳むことができる。前記第1ロック位置において、前記前方足部材と後方足部材は前記家具本体の底部に折り畳まされ、且つ同じ平面に位置する。前記少なくとも一つの第2ロック位置において、前記前方足部材と前記後方足部材は、それぞれが前記家具本体の底部と所定角度をなす。前記前方足部材は、二つの前方足と、前記二つの前方足を接続する前方足リンクと、前記前方足を前記底部に接続するための足接続装置と、を含み、前記後方足部材は、二つの後方足と、前記二つの後方足を接続する後方足リンクと、前記後方足を前記底部に接続するための前記足接続装置と、を含む。前記足接続装置は、前記前方足又は前記後方足に接続されて固定される第1固定部と、前記家具本体の底部に固定される第2固定部とを含み、前記第1固定部と前記第2固定部とには、それぞれピボットを挿通するための第1孔と第2孔が形成され、前記第2固定部と前記第1固定部は、前記ピボットを軸に回転されることにより、前記前方足部材と前記後方足部材は、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置にロックされる。
本考案によれば、折畳足を備える家具の高さを便利に調整でき、折畳状態と展開状態のいずれにも使用でき、折畳状態で折畳足が占めるスペースを少なくできる。また、幼児又は老人のいる家庭においても、家具の高さを便利に調整できる。例えば、幼児の安全から家具の高さを最も低くまで下げるように、折畳足を家具の底部に折り畳むことができ、老人が使用しやすくするために、家具の高さを上げるように、折畳足を展開することができる。また、ユーザーそれぞれの習慣と好みに併せて、折畳足を開け、いずれか一つの第2ロック位置にセットすることにより、ソファーの高さを微調整することができる。
図1は本考案の実施形態に係る家具の斜視図である。 図2は本考案の実施形態に係る折畳足の構成図である。 図3は本考案の実施形態に係る前方足部材の分解斜視図である。 図4は本考案の実施形態に係る後方足部材の分解斜視図である。 図5は本考案の実施形態に係る前方足接続装置の分解斜視図である。 図6は本考案の実施形態に係る後方足接続装置の分解斜視図である。 図7は本考案の実施形態に係る足接続装置の第1ロック位置に対応する状態の正面図と斜視図である。 図8は本考案の実施形態に係る足接続装置は第2ロック位置に対応する状態の正面図と斜視図である。 図9は本考案の実施形態に係る折畳足が第1ロック位置にセットされる場合の概略図である。 図10(A)〜図10(D)はソファーの動作を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の折畳足を備える家具及び足接続装置の構成を詳しく説明する。ここで、ソファーを例として説明する。
図1は本考案の実施形態に係る家具の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るソファー100はソファー本体15と、ソファー本体15の底部に設置される折畳足とを備える。折畳足は、前方足部材1と、後方足部材2(図1には図示されていない)と、前方足部材1と後方足部材2をソファー本体15の底部に接続する足接続装置(図1には図示されていない)と、を備える。
図2は本考案の実施形態に係る折畳足の構成図である。図2に示すように、本考案の実施形態に係る折畳足は、前方足部材1と後方足部材2を備え、前方足部材1は、二つの前方足12と、二つの前方足12を接続する前方足リンク14と、前方足接続装置13と、を含む。後方足部材2は、二つの後方足24と、二つの後方足24を接続する後方足リンク22と、後方足接続装置23と、を含む。
以下、図3と図4を参照し、本考案に係る前方足部材1と後方足部材2の構成を詳しく説明する。図3は本考案の実施形態に係る前方足部材の分解斜視図である。図3に示すように、前方足部材1は、二つの前方足12と、前方足リンク14と、二つの前方足接続装置13と、二つの足カバー11とを含む。前方足12は、前方足リンク14と共に、ソファー本体15を支える。
前方足接続装置13は、前方足部材1をソファー本体15の底部に接続する。足カバー11は、好ましくは、ゴム材料により構成され、前方足12の端部に取り付けられる。折畳足が第2ロック位置にセットされたときに、足カバー11は滑り止めと摩耗防止機能を発揮し、折畳足が第1ロック位置にセットされた場合に、足カバー11はソファー本体15を支え、折畳足が床に直接接触することを避けることができる。
図4は本考案の実施形態に係る後方足部材の分解斜視図である。図4に示すように、後方足部材2は、二つの後方足24と、後方足リンク22と、二つの後方足接続装置23と、二つの足カバー21とを含む。
後方足24は、後方足リンク22と共に、ソファー本体15を支える。後方足接続装置23は、後方足部材2をソファー本体15の底部に接続する。足カバー21は、好ましくは、ゴム材料により構成され、後方足24の端部に取り付けられている。折畳足が展開されたときに、足カバー21は滑り止めと摩耗防止機能を発揮し、折畳足が第1ロック位置にセットされるときに、足カバー21はソファー本体15を支え、折畳足が床に直接接触することを避けることができる。
スペースを節約するため、例えば、図3と図4に示すように、前方足リンク14は、2つの前方足12同士の中央当たりに取り付けられ、前方足12と同じ平面に位置させる。一方、後方足リンク22は、後方足24の一方の側表面に取り付けられ、後方足24と同じ平面にないようにする。例えば、先に後方足部材2を折り畳むときに、後方足リンク22は、後方足24のソファー本体15の底部に近い側に取り付けられる。もちろん、先に前方足部材1を折り畳み、後方足リンク22は、後方足24のソファー本体15の底部に遠い側に取り付けてもよい。このような配置により、折畳足を折り畳む時に、後方足リンク22と前方足12が互いに邪魔せず、スペースを十分に利用できる。
一般的に、ソファー100は背凭れを有するため、後方足部材2で支える重量は前方足部材1で支える重量よりも大きい。そこで、本考案において、後方足リンク22は前方足リンク14より長く、即ち、後方足部材2は前方足部材1より幅を広く設定している。また、ソファー100をより安定させるため、後方足24を前方足12よりも長く設定している。
本考案のソファー100は、前方足部材1と後方足部材2は互いに対向して折り畳まれる。即ち、足を折畳したいときに、前方足部材1を後方足部材2の方向へ折り畳み、後方足部材2を前方足部材1の方向へ折り畳む。一方、足を展開したいときに、前方足部材1を後方足部材2から遠ざかる方向へ開き、後方足部材2を前方足部材1から遠ざかる方向へ開く。
以下、図5と図6を参照し、本考案の実施形態に係る前方足接続装置13と後方足接続装置23の構成を詳しく説明する。図5は本考案の実施形態に係る前方足接続装置の分解斜視図である。図5に示すように、前方足接続装置13は、第1固定部131と第2固定部137とを含む。
第1固定部131は、断面がU字型であり、対向する二つの側壁と二つの側壁を接続する底部とを含み、二つの側壁にはそれぞれ孔140が形成されている。第2固定部137は、断面がU字型であり、対向する二つの側壁と二つの側壁を接続する底部とを含む。この底部に取り付け孔138が設けられ、取り付け孔138により、例えば、ボルト等で、第2固定部137をソファー本体15の底部に固定する。第2固定部137は、二つの側壁のそれぞれに貫通形状の孔139と二つの位置決め槽142、143が形成されている。
第1固定部131は第2固定部137の内部に設置される。第1固定部131は第2固定部137と比べて二つの側壁の間の距離がやや短く、緊密に第2固定部137の中にセットされる。
第1固定部131と第2固定部137は、孔139、140をボルト136が貫通することにより、相対的に回転できるように互いに接続される。ボルト136は、ナット134との結合で第2固定部137と第1固定部131を一体に組み立てる。
第1固定部131は、任意の方法、例えば、ボルトやリベット等で前方足12と接続する。また、第1固定部131の二つの側壁に長孔141が形成されている。位置決めレバー132は、第1固定部131の長孔141を挿通し、長孔141内に移動できるように長孔141内に固定される。例えば、図5に示すように、位置決めレバー132の一端はフランジで、他端はピン栓である。ボルト136と位置決めレバー132とはスプリング135により接続される。
図5に示すように、第2固定部137の側壁のエッジ部は弧状であり、且つ二つの位置決め槽142、143が形成されている。位置決めレバー132は上記弧状エッジ部に沿って、二つの位置決め槽142、143の間で移動できる。位置決めレバー132は位置決め槽142に位置するときに、折畳足が第2ロック位置に位置する。
第1固定部131の長手方向軸に沿って、ボルト136から離れる方向に、前方足12を開く時に、位置決めレバー132は、長孔141の内部においてボルト136に近接する一端側から離間する他端側へ移動する。このとき、位置決めレバー132はスプリング135に引っ張られ、位置決め槽142から移動される。さらに、第1固定部131と第2固定部137とは互いに回転して、位置決めレバー132は、第2固定部137の側壁に沿って移動され、位置決め槽143にセットされる。位置決めレバー132は位置決め槽143にセットされると、本実施形態の折畳足が第1ロック位置にセットされる。スプリング135の弾性力により、折畳足は安定的に第1と第2のロック位置にセットされる。
図6は本考案の実施形態に係る後方足接続装置の分解斜視図である。図6に示すように、後方足接続装置23は、第1固定部231と第2固定部237とを含む。第1固定部231は、断面がU字型であり、対向する二つの側壁と二つの側壁を接続する底部とを含み、二つの側壁のそれぞれに孔240が形成されている。
第2固定部237は、断面がU字型であり、対向する二つの側壁と二つの側壁を接続する底部とを含む。この底部に取り付け孔238が設けられ、取り付け孔238により、例えば、ボルト等で、第2固定部237をソファー本体15の底部に固定する。第2固定部237は、二つの側壁のそれぞれに孔239と二つの位置決め槽242、243が形成されている。
第1固定部231は第2固定部237の内部に設置される。第1固定部231は、第2固定部237と比べて二つの側壁の間の距離がやや短く、緊密に第2固定部237の中にセットされる。第1固定部231は、二つの側壁のそれぞれに孔240が形成されている。
第2固定部237と第1固定部231は、孔239、240をボルト236が貫通することにより、相対的に回転できるように互いに接続される。ボルト236は、ナット234との結合で第2固定部237と第1固定部231を一体に組み立てることができる。
第1固定部231は、任意の方法、例えば、ボルトやリベット等により後方足24と接続する。また、第1固定部231の二つの側壁のそれぞれに長孔241が形成されている。位置決めレバー232は、第1固定部231の長孔241を挿通し、長孔241内に移動できるように長孔241内に固定される。例えば、図6に示すように、位置決めレバー232の一端はフランジで、他端はピン栓である。ボルト236と位置決めレバー232とはスプリング235により接続される。
図6に示すように、第2固定部237の側壁のエッジ部は弧状であり、且つ二つの位置決め槽242、243が形成されている。位置決めレバー232は上記弧状エッジ部に沿って、二つの位置決め槽242、243の間で移動できる。位置決めレバー232は位置決め槽242に位置するときに、折畳足が第2ロック位置に位置する。
第1固定部231の軸方向に沿ってボルト236から離れる方向に前方足を開く時に、位置決めレバー232は、長孔241の内部においてボルト236に近接する一端側から離間する他端側へ移動する。この時に、位置決めレバー232はスプリング235に引っ張られ、位置決め槽242から移動され、さらに、第1固定部231と第2固定部237とは互いに回転して、位置決めレバー232は、第2固定部237の側壁に沿って移動され、位置決め槽243にセットされる。位置決めレバー232は位置決め槽243にセットされると、本実施形態の折畳足が第1ロック位置にセットされる。スプリング235の弾性力により、折畳足は安定的に第1と第2のロック位置にセットされる。
図7(A)と図7(B)は、それぞれ、本考案の実施形態に係る足接続装置の第1ロック位置に対応する状態の正面図と斜視図である。図7(A)と図7(B)に示すように、第1ロック位置では、位置決めレバー132は、位置決め槽143に位置する。後方足24は横から視認できる位置に位置する。また、後方足リンク22は後方足24の片側の面に設けられているため、図7(B)に示すように、第1ロック位置において、後方足リンク22及び前方足12は互いに当接しない位置に位置する。
図8(A)と図8(B)はそれぞれ本考案の実施形態に係る足接続装置は第2ロック位置に対応する状態の正面図と斜視図である。前方足接続装置を例として説明する。図8(A)の正面図に示すように、位置決めレバー132は、図7(A)に示す位置決め槽143から位置決め槽142へ移動され、第1固定部131は第2固定部137との間に所定角度を形成する位置に位置する。図8(B)の斜視図に示すように、第2固定部137がソファー100の底部に固定されるときに、第1固定部131に接続し固定された前方足12は、ソファー100の底部との間に所定角度をなす。更にスプリング135の弾性力により位置決めレバー132は位置決め槽142に固定される。
図9は本考案の実施形態に係る折畳足が第1ロック位置にセットされる場合の概略図である。図9において、ソファー本体15はハッチンで示しており、第1ロック位置において、前方足部材1は後方足部材2と同じ平面に位置し、後方足リンク22は後方足24とソファー本体15の底部の間に位置する。
以下、図10(A)〜図10(D)を参照し、ソファー100の動作を説明する。図10に示すように、ソファー100の前方足部材1と後方足部材2は第1ロック位置に位置し(折畳状態)、ソファーの底部に折り畳まれる。ソファー100の高さを上げたい時に、図10(B)に示すように、ソファー100を寝かせて底部を露出させる。このとき、図10(B)に示すように、前方足部材1と後方足部材2はソファー100の底部に折り畳まれ、また、図7(A)と図7(B)に示すように、位置決めレバー132は位置決め槽143に位置する。後方足リンク22は後方足24の他の側に取り付けられているため、図7(B)に示す第1ロック位置において、前方足12と互いに干渉しない位置に位置する。
次に、10(B)の矢印に示したように、前方足部材1を第2ロック位置まで開き(展開状態)、図10(C)に示す状態に変化させる。続いて、図10(C)の矢印に示すように、後方足部材2を第2ロック位置まで開き、図10(D)に示す状態に変化させる。
この時、ソファー100の前方足部材1と後方足部材2は第2ロック位置に位置し、図8(A)と図8(B)に示すように、位置決めレバー132は、位置決め槽143から位置決め槽142へ移動され、第1固定部131は第2固定部137との間に所定角度をなす位置に移動する。
図8(B)の斜視図に示すように、第2固定部137はソファー100の底部に固定されるとき、第1固定部131に接続・固定された前方足12は、ソファー100の底部との間に所定角度をなす。スプリング135は弾性力により位置決めレバー132を位置決め槽142に固定する。
本考案に係るソファー100の折畳の工程は、上記の展開の工程と逆で、即ち、図10(D)、図10(C)、図10(B)、図10(A)の順で行われる。なお、本考案の上記実施形態について、ソファー100を例として説明したが、他の家具、例えば椅子、机、テーブルにも適用できる。
机とテーブルに本考案を適用するときに、前方足部材1と後方足部材2とを厳密に区別する必要がなく、前方足リンク14と後方足リンク22は長さが異なり、かつ、折り畳み状態において、長い足リンクは家具の底部に近い側に位置させればよい。
上記のように、本考案の実施形態に係る前方足接続装置13と後方足接続装置23は、ほぼ同じ構成を備えている。家具が机である場合に、両者は完全に同一であってもよい。家具がソファーである場合に、利便性の観点から、ユーザーの足にぶつからないように、好ましくは、前方足がソファーの底部からはみ出さないように構成するとよい。
一方、安全性の面から、ソファーの後方足はできるだけ長く延びる方が望ましい。故に、本考案の実施形態において、後方足は前方足より長いため、後方足部材2とソファーの底部との間の角度は、前方足部材1とソファーの底部との間の角度より小さく、ソファーの底部と床と比べて平行又は後者がやや低いようになる。そのために、必要に応じて適宜位置決め槽143の位置を設定すればよい。
また、前方足12と後方足24の端部に丸みを付けてもよい。これにより、足カバー11、21は、折畳状態でも展開状態でも、床に密着することができ、支え効果と滑り止め効果が向上する。
また、ソファーの利便性と安全性の観点から、好ましくは、後方足が前方足より長く、後方足リンクが前方足リンクより長く、即ち、後方足部材2の幅がより広い。これにより、ソファーの安定性が向上する。また、好ましくは、第2ロック位置において、前方足接続装置と後方足接続装置における位置決め槽の位置を異ならせることにより、前方足と家具の底部との間の角度は、後方足と家具の底部との間の角度より大きくなる。
上記実施形態において、二つの位置決め槽(ロック部)を形成することを例としたが、本考案は、二以上のロック部があってもよい。この時に、ユーザは、前方足部材1、後方足部材2を、それぞれ適切なロック部にセットすることにより、家具の高さを微調整することができる。即ち、本考案に係る家具は、一つの折畳状態と二以上の展開状態(家具の異なる高さに対応する)を有してもよい。
また、上記実施形態において、スプリングとロック部を利用して位置決めを実現したが、当業者は、第2固定部137と第1固定部131の相対位置を二以上の状態間で切り替えることができれば、本考案の請求範囲に記載される本考案の要旨の範囲内において、種々の変更・変形が可能である。

Claims (9)

  1. 折畳足を備える家具(100)であって、
    前記折畳足は、家具本体(15)の底部に設置される前方足部材(1)と後方足部材(2)とを備え、
    前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)とは、互いに対向して、第1ロック位置と、少なくとも一つの第2ロック位置まで、折り畳むことができ、
    前記第1ロック位置において、前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)は前記家具本体(15)の底部に折り畳まれ、且つ同じ平面に位置し、
    前記少なくとも一つの第2ロック位置において、前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)とは、それぞれが前記家具本体(15)の底部と所定角度をなすことを特徴とする折畳足を備える家具(100)。
  2. 前記前方足部材(1)は、二つの前方足(12)と、前記二つの前方足(12)を接続する前方足リンク(14)と、前記前方足(12)を前記底部に接続するための足接続装置(13)と、を含み、
    前記後方足部材(2)は、二つの後方足(24)と、前記二つの後方足(24)接続する後方足リンク(22)と、前記後方足(24)を前記底部に接続するための足接続装置(23)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の家具(100)。
  3. 前記足接続装置(13、23)は、前記前方足(12)又は前記後方足(24)に接続されて固定される第1固定部(131,231)と、前記家具本体(15)の底部に固定される第2固定部(137、237)と、を含み、
    前記第1固定部(131,231)と前記第2固定部(137、237)とには、それぞれピボット(136,236)を挿通するための第1孔(139、239)と第2孔(140、240)とが形成されており、
    前記第2固定部(137、237)と前記第1固定部(131,231)は、ピボット(136,236)を軸に回転されることにより、前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)は前記第1ロック位置と前記第2ロック位置にロックされることを特徴とする請求項2に記載の家具(100)。
  4. 前記足接続装置(13、23)は位置決めレバー(132、232)が更に設けられ、前記位置決めレバー(132、232)はスプリング(135、235)を介して前記ピボット(136,236)と接続し、
    前記第1固定部(131,231)に長孔(141、241)が設けられ、
    前記位置決めレバー(132、232)は前記長孔(141、241)を挿通しており、前記第1固定部(131,231)と前記第2固定部(137、237)の回転動作に応じて、前記長孔(141、241)内を移動可能であり、
    前記第2固定部(137、237)は、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置に対応する複数のロック部(142、143、242、243)が設けられ、前記位置決めレバー(132、232)は、前記スプリング(135、235)に引っ張られ、前記複数のロック部(142、143、242、243)のいずれか一つに位置することを特徴とする請求項3に記載の家具(100)。
  5. 前記後方足リンク(22)は、前記前方足リンク(14)より長く、
    前記後方足リンク(22)は、前記後方足(24)の前記後方足部材(2)が前記第1ロック位置に位置する時に、前記家具本体(15)の底部に近い側に設置されることを特徴とする請求項3に記載の家具(100)。
  6. 前記後方足(24)は、前記前方足(12)より長く、
    前記第2ロック位置において、前記前方足部材(1)と前記家具本体(15)の底部との間の角度は、前記後方足部材(2)と前記家具本体(15)の底部の間の角度より大きいことを特徴とする請求項3に記載の家具(100)。
  7. 前記前方足(12)と前記後方足(24)の床と接触する部分にそれぞれに足カバー(11、21)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の家具(100)。
  8. 前記家具(100)はソファーであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の家具(100)。
  9. 折畳足を備える家具(100)に用いられる足接続装置(13、23)であって、
    前記家具(100)において、
    前記折畳足は、家具本体(15)の底部に設置される前方足部材(1)と後方足部材(2)を備え、
    前記前方足部材(1)と後方足部材(2)は、互いに対向して、第1ロック位置と、少なくとも一つの第2ロック位置まで、折り畳むことができ、
    前記第1ロック位置において、前記前方足部材(1)と後方足部材(2)は前記家具本体(15)の底部に折り畳まれ、且つ同じ平面に位置し、
    前記少なくとも一つの第2ロック位置において、前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)は、それぞれが前記家具本体(15)の底部と所定角度をなし、
    前記前方足部材(1)は、二つの前方足(12)と、前記二つの前方足(12)を接続する前方足リンク(14)と、前記前方足(12)を前記底部に接続するための前記足接続装置(13)と、を含み、
    前記後方足部材(2)は、二つの後方足(24)と、前記二つの後方足(24)を接続する後方足リンク(22)と、前記後方足(24)を前記底部に接続するための前記足接続装置(23)と、を含み、
    前記足接続装置(13、23)は、
    前記前方足(12)又は前記後方足(24)に接続されて固定される第1固定部(131、231)と、
    前記家具本体(15)の底部に固定される第2固定部(137、237)と
    を含み、
    前記第1固定部(131、231)と前記第2固定部(137、237)には、それぞれピボット(136,236)を挿通するための第1孔(139、239)と第2孔(140、240)とが形成されており、
    前記第2固定部(137、237)と前記第1固定部(131、231)は、ピボット(136、236)を軸に回転されることにより、前記前方足部材(1)と前記後方足部材(2)は、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置にロックされることを特徴とする家具(100)に用いられる足接続装置(12、13)。
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