JP3525329B2 - 折り畳みテーブルの係止装置 - Google Patents

折り畳みテーブルの係止装置

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JP3525329B2
JP3525329B2 JP08553198A JP8553198A JP3525329B2 JP 3525329 B2 JP3525329 B2 JP 3525329B2 JP 08553198 A JP08553198 A JP 08553198A JP 8553198 A JP8553198 A JP 8553198A JP 3525329 B2 JP3525329 B2 JP 3525329B2
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宏明 築地
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Okamura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳みテーブル
の操作レバーの係止装置、すなわち水平状態で使用して
いる天板を、不使用時には、垂直状態に回動させて収納
する折り畳みテーブルにおける、操作レバーの安全ロッ
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭61-1773号公報には、天板の左右
両側部の下面を、それぞれ左右方向を向く枢軸をもって
脚杆の上端に枢着し、この枢軸を支点として、前記天板
を水平位置と起立位置とに回動可能とし、かつ両状態に
おいてロックし得るようにした折り畳みテーブルが記載
されている。また、実公平1-16419号公報にも、同じよ
うな機能の折り畳みテーブルが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者は、天板が下方に
折り畳まれる構造であるので、人が操作レバーにぶつか
ったり、第三者が不用意に操作レバーに触れただけで折
り畳まれる危険がある。また、後者は、天板の奥行きが
比較的狭いテーブルで、脚杆の位置が天板中央より奥に
位置し、天板を上方に折り畳む場合には問題ないが、奥
行きが広い天板で脚杆の位置が天板の中央にある場合に
は、操作レバーと反対側において天板に、すなわち天板
が折り畳まれる方向に人が腰掛けたり、重い物を載せた
時に、衝撃や係止片の変形によって係合が外れ、その結
果転倒する危険がある。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、折り畳み
テーブルの操作レバーに人がぶつかたり、第三者が不用
意に操作レバーに触れたりしても、折り畳まれないよう
になっており、かつ簡単な操作で折り畳めることがで
き、しかも、天板に人が腰掛けたり重い物を載せても、
その衝撃によって天板が折り畳まれることがないように
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】本発明によると、上記課題は、次のように
して解決される。 (1) 天板の左右両側部の下面を、それぞれ左右方向
を向く枢軸をもって脚杆の上端に枢着し、この枢軸を支
点として前記天板を水平位置と起立位置とに回動可能と
し、かつ両状態においてロックし得るようにした折り畳
みテーブルの係止装置において、水平軸を中心として天
板方向に回動でき、これにより前記各ロック状態を解除
させ得る操作レバーを設け、かつ該操作レバーの操作部
と前記天板の下面との間で係脱し、前記操作レバーの操
作を可能または不能に切り換える安全レバーを設ける。
【0007】(2) 上記(1)項において、天板の左右
両側部にそれぞれ操作レバーを設け、これら操作レバー
を連動操作可能に連結し、かつ安全レバーを前記左右両
側部に設けるとともに、これら安全レバーをも、互いに
連動操作可能に連結する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施する折り畳みテーブ
ル(A)の正面を示す図1から明らかなように、左右の脚
杆(1)の上端には、ブラケット(2)を介して天板(3)が
取り付けられている。図2の側面図に示すように、天板
(3)は、使用状態である水平位置(実線により示す)
と、不使用格納状態である垂直位置(鎖線により示す)
とに回動することができる。
【0009】脚杆(1)の上端部に、これを囲んで取り付
けられた受け部材(5)には、脚杆(1)を外れた位置にお
いて、左右方向の水平の枢軸(4)(図3及び図4参照)が
設けられている。天板(3)の回動は、枢軸(4)を中心と
する回動である。
【0010】受け部材(5)には、脚杆(1)の中央付近に
上下に離れて、ロックのための2つの受けピン(6a)(6b)
が植設されている。
【0011】枢軸(4)とは脚杆(1)の反対側において、
ブラケット(2)には、操作レバー(7)が左右方向の水平
軸(8)により枢動可能に取り付けられている。操作レバ
ー(7)の一方の腕には、受けピン(6a)または(6b)を受け
る上方を向く凹部(9)が形成されており、他方の腕に
は、押しボタン(10)が取り付けられている。
【0012】水平軸(8)を取り巻いて、ねじりコイルば
ね(11)が配設され、これにより、操作レバー(7)を時計
方向に回動付勢して、凹部(9)を受けピン(6a)または(6
b)に係合させている。
【0013】押しボタン(10)の外端には、先端部(10a)
が形成されており、先端部(10a)と天板(3)の下面との
間には、安全レバー(12)が係脱するように設けられてい
る。
【0014】安全レバー(12)は、図6に詳細に示すよう
に、取付金具(13)により軸(14)に取り付けられ、そのレ
バー腕(12a)を下方に突出させ、角部(12b)が、図3に示
す状態では、押しボタン(10)の先端部(10a)の上面に当
接するようになっている。
【0015】ブラケット(2)に取り付けられた板ばね(1
5)は、安全レバー(12)と天板(3)との間で作用し、安全
レバー(12)を、その角部(12b)が押しボタン(10)の先端
部(10a)の上面に当接するように付勢している。
【0016】安全レバー(12)の回動中心となる軸(14)
は、連結管(16)に連結されており、連結管(16)は、天板
(3)の反対側の端部において、同様の係止装置の安全レ
バーの軸に連結されている。
【0017】前述の操作レバー(7)の回動中心である水
平軸(8)も、連結管(17)に連結されており、連結管(17)
は、天板(3)の反対側の端部において、同様の係止装置
の操作レバーの水平軸に連結されている。
【0018】このような構成であるので、図4に示すよ
うに、操作レバー(7)の凹部(9)が受けピン(6a)に係合
して、天板(3)が水平位置にロックされている状態にお
いて、安全レバー(12)の角部(12b)は、操作レバー(7)
の押しボタン(10)の先端部(10a)と天板(3)の下面との
間に入り込み、板ばね(15)の付勢力により先端部(10a)
に係合して、押しボタン(10)の上方への押し込みを妨げ
ている。従って、操作レバー(7)は回動できず、凹部
(9)と受けピン(6a)との係合を外すことができない。
【0019】図5に示すように、安全レバー(12)のレバ
ー腕(12a)を、矢印(a)に示すように軸(14)を中心とし
て回動させると、板ばね(15)が屈従して、安全レバー(1
2)の角部(12b)が、押しボタン(10)の先端部(10a)から外
れる。この状態において、押しボタン(10)を上方に押し
込むと、操作レバー(7)は、矢印(b)に示す方向に回動
して、凹部(9)は受けピン(6a)から外れる。このように
なると、矢印(c)に示すように、天板(3)を、その垂直
位置へ回動させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、構造簡単な安全レバー
により、操作レバーの回動を阻止できるので、人が操作
レバーにぶつかったり、第三者が不用意に操作レバーに
触れても、天板が折り畳まれることがない。また、収納
するために操作する時には、簡単な安全レバーの操作に
より、操作レバーを操作できるようにすることができ、
簡単に天板を折り畳むことができる。さらに、天板に人
が腰掛けたり、重い物を載置した時でも、その衝撃によ
って係合が外れることが防止される。
【0021】請求項2記載の発明のように、天板の左右
両側部の下に操作レバーをそれぞれ設け、これら操作レ
バーを連動操作可能に連結するとともに、安全レバーも
前記左右両側部の下に設けて、これら安全レバーも連動
操作可能に互いに連結すると、左右端部どちら側からで
も安全レバー、操作レバーの操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施してなる折り畳みテーブルの正面
図である。
【図2】図1に示す折り畳みテーブルの側面図である。
【図3】天板が水平位置において係止されている状態の
本発明の係止装置を、天板を除いた状態で示す部分拡大
平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】天板が水平位置にあるが、安全レバーを解除位
置とし、操作レバーを操作した状態を示す、図4と同様
の断面図である。
【図6】安全レバーの構成を示す拡大分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
(A)折り畳みテーブル (1)脚杆 (2)ブラケット (3)天板 (4)枢軸 (5)受け部材 (6a)(6b)受けピン (7)操作レバー (8)水平軸 (9)凹部 (10)押しボタン(操作部) (10a)先端部 (11)ねじりコイルばね (12)安全レバー (12a)レバー腕 (12b)角部 (13)取付金具 (14)軸 (15)板ばね (16)(17)連結管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 3/08 A47B 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の左右両側部の下面を、それぞれ左
    右方向を向く枢軸をもって脚杆の上端に枢着し、この枢
    軸を支点として、前記天板を水平位置と起立位置とに回
    動可能とし、かつ両状態においてロックし得るようにし
    た折り畳みテーブルの係止装置において、 水平軸を中心として天板方向に回動でき、これにより前
    記各ロック状態を解除させ得る操作レバーを設け、かつ
    該操作レバーの操作部と前記天板の下面との間で係脱
    し、前記操作レバーの操作を可能または不能に切り換え
    る安全レバーを設けたことを特徴とする折り畳みテーブ
    ルの係止装置。
  2. 【請求項2】 天板の左右両側部にそれぞれ操作レバー
    を設け、これら操作レバーを連動操作可能に連結し、か
    つ安全レバーを前記左右両側部に設けるとともに、安全
    レバーをも、互いに連動操作可能に連結した請求項1記
    載の折り畳みテーブルの係止装置。
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