JP5356678B2 - 移動机 - Google Patents
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Description
こうした移動机においては、移動時には楽に移動ができると共に、使用時には簡単に移動できないようにされていることが重要である。そのためには、使用時にはキャスターをロックして移動机の移動を不能にすると共に、移動時にはキャスターのロックを解除するよう構成するとよい。
このように、請求項1に記載の移動机であれば、そのキャスターのロック機構および天板のロック機構は、簡便に操作でき、安定した性能を発揮することができる。
(1)全体構成
本実施例における移動机1の側面図を図1に示す。図1における左方が移動机1の前方、右方が移動机1の後方であり、図1における手前側が移動机1の左側、奥側が移動机1の右側となる。
キャスターロック機構40は、脚部20内部に配置され、第1脚部材21に沿って延びるロッド41(本発明における第1可動部)と、ロッド41を上方向(図1におけるA方向)に付勢する板バネ42(本発明における第1付勢手段)と、ロックキャスター30が旋回する際の回転軸E上に位置する旋回軸43と、旋回軸43の下端に設けられ、その下端面が笠歯車状に形成された旋回ロック部44と、ロックキャスター30の内部に配置され、ロックキャスター30の回転軸Fと平行な回転軸Gを中心として回転変位するロック片45と、ロック片45の下端に設けられた複数の走行阻止歯46と、を有している。上記旋回軸43は、回転軸Eに沿う方向(図1におけるZ方向)に揺動可能かつ、ロックキャスター30の旋回方向に回転不能に保持されると共に、上方向に付勢されている。
上述した押圧機構50および天板ロック機構60は、天板10の右側端部(図3におけるH方向側端部)近傍に配置された梁枠80に取り付けられている。この梁枠80は、天板10の左右方向(図3におけるH−I方向)と直交し、かつ、天板10の前後方向(図3におけるJ−K方向)に延びる平板状であり、その前方(図3におけるJ方向)側から順に、貫通孔81,曲長孔82,円形ボス部83が形成されている。
スライド金具71は、スライドカバー74の貫通長孔75の中をリベット77が移動できる範囲で、上記前後方向に移動可能となる。
上述した天板10の裏面に取り付けられた押圧機構50,天板ロック機構60,およびレバー部70を組み立てた状態を図4に示す。天板10の左側端部近傍には、ロッド押さえ52と左右対称に形成されるロッド押さえ57が取り付けられる。
(2)移動机の動作
レバー72を操作したときの連動金具53の回転動作について、図5に基づいて説明する。図5(a)は、レバー72を操作しない状態である。押圧バネ54が連動金具53を時計回り方向に付勢するため、凹部55の最深部にスライド管座73がスライドすることでリベット77を前方(図5における左方向)に移動させる結果、レバー72が前方に移動した状態となる。
レバー72が操作されず、連動金具53が回転しない図5(a)に対応するロッド押さえ52とロック部材63の位置を図6に示す。
このようにして、ロックキャスター30がロックされる。なお、このときのロッド41の位置が本発明におけるキャスターロック位置である。
ロッド押さえ52は、連動金具53の回転に合わせて図7における反時計回りに回転する。その結果、ロッド41は板バネ42の付勢力により脚部20に沿った上方向に変位するため、旋回軸43が上昇し、旋回ロック部44とロック片45との接触が解除されてロック片45が内壁32から離れるため、ロックキャスター30の回転および旋回が可能となる。このようにして、ロックキャスター30がアンロックされ、移動机1の移動が可能となる。なお、このときのロッド41の位置が本発明におけるキャスターアンロック位置である。
また、ロッド押さえ52がロック部材63の突起62と接触し、ロック部材63を図7における時計回り方向に回転させるが、この段階ではロック部材63の鉤部66は第1係合部24に一部係合しているため、天板10の回動はロックされたままである。
この状態において、ロッド押さえ52は、図8における反時計回りに最大限回転変位している。ロッド41は、図7の場合と同様に、第1脚部材21に沿った上方向に変位しており、ロックキャスター30のロックは解除された状態である。このとき、ロッド41とロッド押さえ52は接触していない。また、ロッド押さえ52がロック部材63を図7の状態よりさらに時計回り方向に回転させるため、ロック部材63の鉤部66が第1係合部24からはずれ、天板10の回動が許可されたアンロック状態となっており、天板10を回動して起立させることが可能となる。なお、このときのロック部材63の位置が本発明における天板アンロック位置である。
(3)発明の効果
このように構成された移動机1であれば、ロックキャスター30をロックするための付勢力と、天板10の回動をロックするための付勢力とは、それぞれ異なる付勢手段によって生じていることから、それぞれをロックするために適切な付勢力を設定することができるので、ロックするための機構を安定して作動させることができる。
Claims (4)
- 交差する2方向に拡がる天板と、前記天板の主たる面に沿う回転軸を中心に前記天板が回動可能であるように、前記天板を保持する脚部と、前記脚部に設けられた1以上のキャスターと、を備えた移動机であって、
前記キャスターをロックする状態にするキャスターロック位置と、前記キャスターをアンロックする状態にするキャスターアンロック位置と、の間で移動可能な第1可動部と、前記第1可動部を前記キャスターアンロック位置へ付勢する第1付勢手段と、を有するキャスターロック機構と、
前記天板の回動をロックする状態にする天板ロック位置と、前記天板の回動をアンロックする状態にする天板アンロック位置と、の間で移動可能な第2可動部と、前記第2可動部を前記天板ロック位置へ付勢する第2付勢手段と、を有する天板ロック機構と、
押圧ロック位置と押圧アンロック位置との間で移動可能な押圧可動部と、前記押圧可動部を前記押圧ロック位置へ前記第1付勢手段より強い付勢力で付勢する第3付勢手段と、を有する押圧機構と、を備え、
前記押圧ロック位置とは、前記押圧可動部が、前記天板が所定の位置に回動した状態においては、前記第1可動部を前記キャスターロック位置へ押圧して移動させると共に、前記第2可動部を前記天板アンロック位置へ向けて押圧することなく前記第2可動部の前記第2付勢手段による前記天板ロック位置への移動を許可する位置であり、
前記押圧アンロック位置とは、前記押圧可動部が、前記第1可動部の前記第1付勢手段による前記キャスターアンロック位置への移動を許可すると共に、前記第2可動部を前記天板アンロック位置へ押圧して移動させる位置であり、
前記押圧可動部は、前記押圧ロック位置から前記押圧アンロック位置へ向かい所定量移動した際に、前記第2可動部に対する前記天板アンロック位置への押圧を開始する
ことを特徴とする移動机。 - 前記押圧ロック位置と前記押圧アンロック位置との間には、前記第1可動部が前記キャスターアンロック位置への移動を許可され、かつ、前記第2可動部が前記天板アンロック位置へ移動しないように、前記押圧可動部が位置する領域が存在する
ことを特徴とする請求項1に記載の移動机。 - 前記脚部は、前記回転軸の両端部近傍にそれぞれ配置され、それぞれ前記キャスターロック機構を備えている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動机。 - 前記押圧可動部と連動するレバーを備え、
前記レバーを操作することで前記押圧可動部が移動する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の移動机。
Priority Applications (1)
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JP2007334656A JP5356678B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 移動机 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007334656A JP5356678B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 移動机 |
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Family
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Family Applications (1)
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