JP2009202776A - キャスタ−のロック機構および折り畳みテ−ブル - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の折り畳み操作に連係してキャスタ−のロック機構を作動させ、折り畳みテ−ブルの使用上の安全性を確保できる、キャスタ−のロック機構および折り畳みテ−ブルを提供する。
【解決手段】被取付物7に固定可能なキャスタ−軸31と、該キャスタ−軸31内に摺動可能に挿入され、かつ上方へ移動可能に付勢したロックピン24と、前記キャスタ−軸31に旋回自在に装着したハウジングと、該ハウジングに回転可能に軸支した一対の車輪と、該車輪に設けた複数の係合歯58と、前記車輪の側面に回動可能に枢着し、一端を前記ロックピン24に係合可能に配置し、かつ前記係合歯58と係脱可能な係止爪51を有するロックカム36と、を備えたキャスタ−のロック機構であること。前記ロックピンに係合可能なノックピン20を可動軸8の一端部に連結し、該可動軸8の他端部を可動部材に連係する。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば折り畳みテ−ブルのキャスタ−のロック機構に好適で、部品点数を低減し構成の簡潔化を図るとともに、天板の折り畳み操作に連係してキャスタ−のロック機構を作動させ、ロック機構の確実かつ速やかな作動を実現し、折り畳みテ−ブルの使用上の安全性を確保できる、キャスタ−のロック機構および折り畳みテ−ブルに関する。
例えば移動可能な折り畳みテ−ブルや椅子の脚の下部にはキャスタ−が取り付けられ、該キャスタ−に制動機能を有するロック機構が設けられ、折り畳みテ−ブルや椅子の使用時の移動を拘束して、使用上の安全を確保するようにしている。
このうち、折り畳みテ−ブルのキャスタ−のロック機構として、折り畳みテ−ブル等の被取付物に固定するキャスタ−軸と、該キャスタ−軸に旋回自在に取り付けられ、その両側に左右一対の車輪を回転可能に取り付ける支持ヨ−クと、前記キャスタ−軸を貫通して上下に摺動自在に取り付けられ、リンク部材やワイヤを介して天板の展開動作に連係させた作動軸と、作動軸の下端部に取り付ける旋回ロック部と、車輪の内面に形成した鋸歯状の制動ロック受部と、前記支持ヨ−クに枢着され、制動ロック受部に係合して車輪の回転を拘束する旋回ロック受部を有するロック片部と、ロック片部をロック解除方向に付勢するバネ、とを備えたものがある。
前記キャスタ−のロック機構は、天板の展開動作に連係してリンク部材やワイヤを作動し、これに作動軸を同動させてロック片部をバネの弾性に抗して変位させ、その旋回ロック受部を制動ロック受部に係合して車輪の回転を拘束し、またバネの弾性によって旋回ロック受部と制動ロック受部との係合を解除し、車輪を回転可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このキャスタ−は、部品点数が多く構造が複雑になって高価になり、また前記キャスタ−のロック機構は、作動軸の上端部に形成した孔にリンク部材やワイヤの一端を連結し、この他端を天板の展開動作に連係させているため、折り畳みテ−ブルの構造上、リンク部材やワイヤを作動軸に屈曲して配置する必要があり、その場合はリンク部材やワイヤの揺動範囲が広がって隣接部材に接触し、天板の変位をリンク部材やワイヤに確実かつ円滑に伝えられなくなる、という問題があった。
また、他のキャスタ−のロック機構として、支軸の下部に旋回自在に取り付けたフレ−ムに一対の車輪を左右に配置し、該車輪の内側に円板状の係合歯を設け、前記支軸の内部に操作ピンを上下動可能に取り付け、該操作ピンを上方に移動可能に付勢するとともに、操作ピンの上部に操作レバ−を水平に貫通して取り付け、該操作レバ−にカム体を固定し、該カム体に操作ピンの上端部を係合可能に配置し、前記支軸の下部に係合歯車を固定し、前記フレ−ムの内部に制動ア−ムを回動可能に軸支し、該制動ア−ムを操作ピンの下端に連係する一方、制動ア−ムに支軸制動体を同軸に回動可能に設け、該支軸制動体を前記係合歯車に係脱自在に配置し、制動ア−ムに取り付けた車輪制動体を前記係合歯車に係脱可能に配置したものがある。
前記キャスタ−のロック機構は、操作レバ−を回動操作し、これにカム体を同動させて操作ピンを押し下げ、該操作ピンに調節ボルトを係合して、支軸制動体を前記係合歯車に係合し、フレ−ムの旋回を制動するとともに、車輪制動体の係合端を係合歯車に係合し、車輪の回転を制動するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、このキャスタ−は部品点数が多く構造が複雑になって高価になり、またキャスタ−のロック機構は、操作レバ−を回動操作して車輪の回転ないし復旧させているため、不自然な姿勢での操作レバ−の操作を強いられる、という問題があった。
また、別のキャスタ−のロック機構として、テ−ブルの天板の下面に単一の操作レバ−を設け、該操作レバ−にワイヤの一端を連結し、この他端を脚の下端に設けた4個のキャスタ−のロック装置に連係し、操作レバ−のロックおよびアンロック操作によって、4個のキャスタ−をロックおよびアンロックするようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記キャスタ−のロック装置は部品点数が多く、構造が複雑で高価になり、またそのロック機構は、天板の折り畳み操作と別個に、操作レバ−の操作を要するため、操作レバ−の操作が煩わしく、しばしば操作レバ−の操作を失念する惧れがあって、テ−ブルの使用時の安全性が損なわれる、という問題があった。
特許第3190919号公報 特許第3252266号 特開2007−131239号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば折り畳みテ−ブルのキャスタ−のロック機構に好適で、部品点数を低減し構成の簡潔化を図るとともに、天板の折り畳み操作に連係してキャスタ−のロック機構を作動させ、ロック機構の確実かつ速やかな作動を実現し、折り畳みテ−ブルの使用上の安全性を確保できる、キャスタ−のロック機構および折り畳みテ−ブルを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、被取付物に固定可能なキャスタ−軸と、該キャスタ−軸内に摺動可能に挿入され、かつ上方へ移動可能に付勢したロックピンと、前記キャスタ−軸に旋回自在に装着したハウジングと、該ハウジングに回転可能に軸支した一対の車輪と、該車輪に設けた複数の係合歯と、前記車輪の側面に回動可能に枢着し、一端を前記ロックピンに係合可能に配置し、かつ前記係合歯と係脱可能な係止爪を有するロックカムと、を備えたキャスタ−のロック機構において、前記ロックカムと係合可能に配置され、係合時に前記ロックカムを原位置へ復帰可能に付勢する付勢手段の一端をハウジングの側面に一体に突設するとともに、前記ロックピンに係合可能なノックピンを可動軸の一端部に連結し、該可動軸の他端部を可動部材に連係して、前記付勢手段をハウジングと一体成形することによって部品点数を低減し、構成の簡潔化を図るとともに、一端にノックピンを連結した可動軸の他端を可動部材に連係し、これをワイヤケ−ブルや複数のリンクを連結して伝達する場合に比べ、可動部材の変位を確実かつ速やかにロックピンに伝達し、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なえるようにしている。
請求項2の発明は、前記ロックピンと係合可能な一方のロックカムの一部に嵌合溝を形成し、該嵌合溝に他方のロックカムの一部を圧入し、これらを一体的に連結するようにして、これを二部品で構成する場合に比べ、連結後の作動の同期化を図り、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なえるようにしている。
請求項3の発明は、脚柱に固定したキャスタ−軸に摺動可能に挿入したロックピンと、前記キャスタ−軸に旋回自在に装着したハウジングと、該ハウジングに回転可能に軸支した一対の車輪と、該車輪に設けた複数の係合歯と、前記車輪の側面に回動可能に枢着し、一端を前記ロックピンに係合可能に配置し、かつ前記係合歯と係脱可能な係止爪を有するロックカムと、を備えたキャスタ−を備え、前記キャスタ−を下端部に取り付けた脚柱に可動軸を摺動可能に装着し、前記脚柱の内側の所定位置にリンク支柱の下端部を回動可能に連結し、前記可動軸の上端部とリンク支柱の上端部に天板の下面の前後部を回動可能に取り付けた折り畳みテ−ブルにおいて、前記可動軸の下端部にノックピンを連結し、該ノックピンを前記ロックピンの頭部に係合可能に設け、天板の展開または折り畳み作動によって、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なえるようにしている。
請求項4の発明は、前記可動軸と前記ロックピンを交差または同軸上に配置し、可動軸とロックピンとの種々の構成に対応し得るようにしている。
請求項1の発明は、ロックカムと係合可能に配置され、係合時に前記ロックカムを原位置へ復帰可能に付勢する付勢手段の一端をハウジングの側面に一体に突設するとともに、前記ロックピンに係合可能なノックピンを可動軸の一端部に連結し、該可動軸の他端部を可動部材に連係したから、付勢手段をハウジングと一体成形することにより、部品点数を低減し、構成の簡潔化を図れるとともに、一端にノックピンを連結した可動軸の他端を可動部材に連係したから、これをワイヤケ−ブルや複数のリンクを連結して伝達する場合に比べ、可動部材の変位を確実かつ速やかにロックピンに伝達し、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なうことができる。
請求項2の発明は、前記ロックピンと係合可能な一方のロックカムの一部に嵌合溝を形成し、該嵌合溝に他方のロックカムの一部を圧入し、これらを一体的に連結したから、これを二部品で構成する場合に比べ、連結後のロックカムの作動の同期化を図れ、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なうことができる。
請求項3の発明は、可動軸の下端部にノックピンを連結し、該ノックピンを前記ロックピンの頭部に係合可能に設けたから、天板の展開または折り畳み作動によって、キャスタ−のロックおよびアンロック作動を確実に行なうことができ、折り畳みテ−ブルの使用上の安全性を確保することができる。
請求項4の発明は、前記可動軸と前記ロックピンを交差または同軸上に配置したから、可動軸とロックピンとの種々の構成に対応することができる。
以下、本発明を折り畳みテ−ブルの脚の下端に取り付けたキャスタ−に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図9において1は可動部材である横長矩形の天板で、その下面の前後位置に枢軸2,3が平行に配置され、該枢軸2,3の両側と中間位置がブラケット4,5を介して回動可能に支持されている。
前記ブラケット4,5は、鋼板を略三角形に折曲して形成した二つの三角ホルダを有し、その上辺部を天板1にビス止めし、三角ホルダの中空部に前記枢軸2,3を回動可能に挿入している。
前記枢軸2の両端部にリンク支柱6の上端部が連結され、その下端部が左右の脚支柱7,7間に架設した後述する補強枠に回動可能に連結されている。
前記脚支柱7は天板1の後部から前方へ斜め下向きに配置され、その下端に後述する本発明のキャスタ−が取り付けられている。
また、前記枢軸3の両端部に可動軸であるスライド支柱8の上端部が連結され、該スライド支柱8が脚支柱7の内部に摺動可能に挿入され、その下端部に後述するノックピンが取り付けられている。
図中、9は左右の脚支柱7,7の下部間に架設した前述の補強枠、10は左右のリンク支柱6,6間に取り付けた幕布で、上端部を結束バンド11で保持している。
12はゴム板、13は天板保持用の把手、14は棚網、15は脚支柱7の下部背面に取り付けた当接板である。
前記脚支柱7,7の上部に継手7aが外側に突設され、該継手7aに後側脚支柱16,16の上端部が固定され、その下端部が後方へ斜め下向きに延設され、その下端に従来のキャスタ−17,17が取り付けられている。
前記脚支柱7,7の下端に本発明に係るキャスタ−18,18が取り付けられ、これらのキャスタ−17,18が床面19を走行可能にされている。
実施形態では前部側のキャスタ−18は制動可能なロック機構を備え、後部側のキャスタ−17はロック機構を備えていない。
前記スライド支柱8は脚支柱7の内部に挿入可能な管体で構成され、その下端部にナイロン(登録商標)等の合成樹脂製のノックピン20が挿入されている。
前記ノックピン20の上部管状周面の対向位置に、略逆U字形の切溝21が形成され、該切溝21によって舌片状の係止片22が切欠かれている。
前記係止片22の先端部に係止突起23が突設され、該係止突起23をスライド支柱8の下部に形成した通孔64に係合して、前記ノックピン20をスライド支柱8に取り付けている。図中、28はノックピン20の中間周面に環状に突設したフランジである。
前記ノックピン20の下半部は略半円形断面に形成され、その下端部に斜状の係合面20aが形成され、該係合面20aがロックピン24の頭部24aに係合可能に配置されている。
前記ノックピン20は、天板1の折り畳み時は図6のように前記頭部24aの上方に離間して位置し、天板1の展開時、つまり使用時は図7のように下方へ移動し、前記頭部24aを係合可能にされている。
前記脚支柱7の下端部に、合成樹脂製の連結ピ−ス25の軸部25aが挿入され、これらにビス26がねじ込まれて連結されている。前記軸部25aの上部に、ノックピン20を挿入可能な凹孔27が形成され、該凹孔27の底部にネジ孔29が形成されている。
前記ネジ孔29に、キャスタ−18のハウジング30に組み込んだ、キャスタ−軸であるボルト31がねじ込まれ、該ボルト31の上部にナット32がねじ込まれ、該ナット32上に連結ピ−ス25の下端を載置している。
前記ボルト31の下半部は、ハウジング30に形成した貫通孔33に回動自在に挿入され、その下端部に止め輪34を装着して、ハウジング30を回転自在に支持している。
前記ボルト31の内部に貫通孔35が形成され、該貫通孔35に前記ロックピン24が上下動可能に挿入され、その下端部を一方のロックカム36の係止片37に係合可能に配置している。この場合、係止片37にロックピン24の下端部を収容可能な凹部を設け、ロックピン24の係合時における滑りを防止することが望ましい。
前記キャスタ−18は図8および図9のような双輪型に構成され、その骨格を形成する前記ハウジング30と、該ハウジング30の両側に同動可能に取り付ける前記ロックカム36,38と、前記ハウジング30の両側に車軸39を介して回転自在に取り付けられる車輪40,41と、該車輪40,41の外側に取り付ける車輪カバ−42,43と、で構成されている。
このうち、ハウジング30はナイロン(登録商標)等の合成樹脂によって、略半円板形に成形され、その外周に板状のステ−44が一体成形されている。
前記ハウジング30の一側に、前記貫通孔33を形成した軸筒部45が突設され、またその側壁46に地紙形状の通孔47が形成され、該通孔47に臨ませて付勢手段である円弧状の板バネ48が一体成形されている。
図中、55はハウジング30の中心に形成したボス、56は前記ボス55に形成した軸孔で、前記車軸39を挿入可能にしている。
前記板バネ48は一端を側壁46に一体成形し、他端部を通孔47の内側に配置していて、該板バネ48の外側に配置したロックカム36,38に係合可能に配置されている。
前記ロックカム36,38は、前述の合成樹脂によって側面形状が略C字形に成形され、その中間部のピン孔49にピン50を嵌合して、側壁46に回動かつ同動可能に連結され、かつその一端に後述する係合歯と係合可能な係止爪51,52を内側に突設している
前記ロックカム36,38のうち、一方のロックカム36の中間部側方に異形の嵌合溝53が形成され、該嵌合溝53に他方のロックカム38の嵌合部38aが圧入されている
図中、57は前記嵌合部38aの内面に突設したビ−ド状の凸部である。
前記ロックカム36,38は、天板1の折り畳み時は、係止片37がロックピン24の押圧から解放されて原位置を維持し、車輪40,41に対する制動ないしロック作動を阻止可能にされている。
一方、天板1の展開時、つまり使用時は、係止片37がロックピン24に押圧されて、前記板バネ48の弾性に抗してピン49を中心に回動し、係止爪51,52が係合歯に係合して、車輪40,41を制動ないしロック作動可能にしている。
前記車輪40,41は、前述の合成樹脂によって実質的に同一の円板状に成形され、その内側に複数の係合歯58が環状に配置され、その相隣接する係合歯58,58の間に前記係止爪51,52を係合可能にしている。
この場合、実施形態のように係合歯58を車輪40,41の中央側に設ける代わりに、その外周部の内面に設けても良く、その場合は前記係止爪51,52をロックカム36,38の下側周面の外側に突設する。
図中、59は係合歯58の中央に形成した凹孔で、前記ボス55を挿入可能にされ、該凹孔59の底部中央に車軸39を挿入可能な軸孔60が形成されている。
前記車輪カバ−42,43は内側の周縁部に環状のリブ61が突設され、該リブ61を
車輪40,41の外側に形成した環状溝62に嵌合可能にしている。
この他、63は車軸39の両端部に形成した環状溝で、該溝63に止め輪(図示略)が取り付けられる。
このように構成したキャスタ−のロック機構は、ロックピン24の下端部を解放して、従来のように他部品を取り付けず、また板バネ48をハウジング30と一体成形し、更にロックカム36,38に単一の係止爪51,52を形成し、その一側に平坦な係止片37を形成しているから、ロックピン24に筒状部材を取り付け、板バネをハウジングと別設し、ロックカムに複数の係止爪を設け、一端の係止片に複雑な加工を要する従来の双輪型キャスタ−に比べ、部品点数が低減し、ロックピン24とロックカム36,38の構成が簡潔になり、その分これを容易かつ安価に製作し得る。
前記ロックカム36,38をハウジング30に組み付ける際、側壁46の一側にロックカム36を位置付け、側壁46の他側に突出した嵌合溝53にロックカム38の嵌合部38aを圧入して、側壁46を挟んでロックカム36,38を配置し、これらのピン孔49にピン50を挿入して、ロックカム36,38を連結する。
このようにロックカム36,38を一体的に連結することで、二部品構成のロックカム36,38を側壁46を挟んで連結する場合に比べ、それらの同期作動を図れ、ロックカム36,38の作動の確実性と安定性を図れる。
一方、前記キャスタ−18のロック機構は、ロックピン24の頭部24aと係合するノックピン20をスライド支柱8に連結し、該支柱8の上端部を天板1の下面に配置して、天板1の折り畳み作動と展開作動に連係し、天板1の作動によって直接キャスタ−18をロックまたはアンロックさせるから、これらの操作を自動的かつ速やかに行なえ、従来のようにこれらの操作を天板1の作動と別個に行なう面倒がなく、テ−ブルの安全な使用を図れる。
次に、前記キャスタ−18を組み立てる場合は、ハウジング30の軸筒部45の貫通孔33にボルト31を挿入し、その下端に止め輪34を取り付け、上部の螺軸にナット32をねじ込んで、ハウジング30にボルト31を取り付ける。
この後、ハウジング30の側壁46の両側にロックカム36,38を配置し、これらのピン孔49にピン50を挿入し、かつ一方のロックカム36の嵌合溝53に、ロックカム38の嵌合部38aを圧入して、ロックカム36,38を連結する。
この後、ハウジング30の両側に係合歯58,58を内側に向けて車輪40,41を配置し、内側の凹孔59をボス55に嵌合し、かつ係合歯58,58をロックカム36,38の内側に配置する。
そして、軸孔60,60に車軸39を挿入し、両側の環状溝63に止め輪(図示略)を取り付け、ハウジング30の両側に車輪40,41を取り付け後、該車輪40,41の外側にリブ61を介して車輪カバ−42,43を取り付ける。
このようにキャスタ−18の組み立ては、ロックピン24の下端部を解放し、また板バネ48をハウジング30と一体成形し、更にロックカム36,38に単一の係止爪51,52を形成し、その一端に平坦な係止片37を形成しているから、従来の双輪型のキャスタ−に比べ、部品点数が低減し、ロックピン24とロックカム36,38の組み立てが容易になる。
こうして組み立てたキャスタ−18にロック機構を連係させる場合は、ボルト31の貫通孔35にロックピン24を挿入し、ボルト31の螺軸を連結ピ−ス25内のネジ孔29にねじ込み、該連結ピ−ス25の軸部25aを脚支柱7の下端部に挿入し、これらにビス26をねじ込んで連結する。
一方、脚支柱7にスライド支柱8を組み付ける前に、スライド支柱8の下端部内にノックピン20の上側軸部を挿入し、その係止突起23,23をスライド支柱8の下部に形成した通孔64,64に係合して、ノックピン20を掛け止める。
なお、後側脚支柱16,16の下端部に従来のロック機構を有しないキャスタ−17,17を取り付ける。
こうして組み立てた折り畳みテ−ブルの天板1の折り畳み時は、リンク支柱6が下端部の枢支部(図示略)を中心に後方へ回動し、天板1が枢軸2を支点に起立回動し、後部側の枢軸3が脚支柱7の上方へ移動して、スライド支柱8が脚支柱7の上方へ引き上げられ、天板1が脚支柱7およびスライド支柱8上に重合して折り畳まれる。この状況は図4のようである。
このため、スライド支柱8が上動し、その下端部のノックピン20が同動して連結ピ−ス25から離間し、ロックピン24の頭部24aとの係合を解除する。
この結果、ロックカム36,38が板バネ48の弾性によってピン50を中心に復帰回動し、係止爪51,52が半径外方向へ移動して係合歯58から離間し、車輪40,41のロック作動を解除する一方、係止片37が原位置に移動して、ロックピン24の下端部を押し上げる。
この状況は図6のようで、係止爪51,52が係合歯58から離間し、それらの係合を解除してキャスタ18の走行が可能になるから、天板1を折り畳んでテ−ブルを移動することができ、図4のように2台のテ−ブルを密着して保管するスタッキング状態を得られる。
このような天板1の折り畳み状態から、天板1を展開してテ−ブルを使用する場合は、テ−ブルを所定位置へ移動し、天板1の前端部を保持して押し上げる。
このようにすると、リンク支柱6が下端部の枢支部(図示略)を中心に前方へ起立回動し、天板1の前端部が枢軸2に引かれて起立するとともに、その後端部が前方へ牽引されて下降し、傾斜姿勢から水平状態へ移行する。
このような天板1の作動によって、枢軸3を介しスライド支柱8が押し下げられ、該支柱8の下端部のノックピン20がロックピン24の頭部24aに当接し、該ロックピン24を押し下げる。
このため、ロックピン24の下端部がロックカム36の係止片37を押し下げ、該ロックカム36と他側のロックカム38が板バネ48の弾性に抗してピン50を中心に回動し、これに係止爪51,52が同動して半径内方向へ移動し、両側の係合歯58,58に係合する。
この結果、係合歯58,58と一体の車輪40,41の回転が阻止されロックされる。この状況は図7のようである。
こうして天板1が水平に設定され、図3のような使用状態が形成されると、ノックピン20とロックピン24との係合状態が維持され、前記車輪40,41のロック状態が維持され、テ−ブルの安全な使用状態が形成される。
このように本発明は、天板1を水平に設定するテ−ブル使用時に、自動的に車輪40,41をロックし得るから、従来のように天板または天板と別個に設けたロックレバ−を操作したり、ロックレバ−の操作を天板の水平設定操作と別個に行なう面倒がなく、したがってロック操作を失念することがなくなり、前記ロック状態を容易かつ確実に実行できる
しかも、ノックピン20とスライド支柱8は剛体で同軸上に配置され、スライド支柱8の上端部は枢軸3に連結されているから、これをワイヤや複数のリンクを連結する場合に比べて、天板1の変位を直接かつロスなく伝達して、確実なロック状態を得られる。
なお、この実施形態ではロックピン24に対し、ノックピン20とスライド支柱8を一定の角度に屈折して配置しているが、これらを同軸に配置することも可能であり、そのようにすることで、ロック作動に要する変位を直接かつロスなくロックピン24に伝えられ、会議用テ−ブルのような垂直の脚注の下端に設けたキャスタ−や、椅子の脚に設けたキャスタ−のロック機構に対応し得る。
このように本発明のキャスタ−のロック機構および折り畳みテ−ブルは、部品点数を低減し構成の簡潔化を図るとともに、天板の折り畳み操作に連係してキャスタ−のロック機構を作動させ、ロック機構の確実かつ速やかな作動を実現し、折り畳みテ−ブルの使用上の安全性を確保できるから、例えば折り畳みテ−ブルのキャスタ−のロック機構に好適である。
本発明を適用した会議用折り畳みテ−ブルの正面図である。 図1の平面図で、片側は天板を省略して図示している。 図1の右側面図で、天板を展開したテ−ブルの使用時を示している。 本発明を適用した会議用折り畳みテ−ブルの天板の折り畳み時のスタッキング状況を示す側面図である。
本発明を適用したキャスタ−の要部を拡大して示す側面図である。 本発明を適用したキャスタ−の要部を拡大して示す断面図で、キャスタ−のアンロック状態を示している。 本発明を適用したキャスタ−の要部を拡大して示す断面図で、キャスタ−のロック状態を示している。 本発明を適用したキャスタ−を拡大して示す斜視図である。 本発明を適用したキャスタ−の要部を分解して示す斜視図である。
符号の説明
1 可動部材(天板)
7 被取付物(脚柱)
8 可動軸(スライド支柱)
17,18 キャスタ−
20 ノックピン
24 ロックピン
24a 頭部
30 ハウジング
31 キャスタ−軸-(ボルト)
36,38 ロックカム
40,41 車輪
48 付勢手段(板バネ)
51,52 係止爪
53 嵌合溝
58 係合歯

Claims (4)

  1. 被取付物に固定可能なキャスタ−軸と、該キャスタ−軸内に摺動可能に挿入され、かつ上方へ移動可能に付勢したロックピンと、前記キャスタ−軸に旋回自在に装着したハウジングと、該ハウジングに回転可能に軸支した一対の車輪と、該車輪に設けた複数の係合歯と、前記車輪の側面に回動可能に枢着し、一端を前記ロックピンに係合可能に配置し、かつ前記係合歯と係脱可能な係止爪を有するロックカムと、を備えたキャスタ−のロック機構において、前記ロックカムと係合可能に配置され、係合時に前記ロックカムを原位置へ復帰可能に付勢する付勢手段の一端をハウジングの側面に一体に突設し、前記ロックピンに係合可能なノックピンを可動軸の一端部に連結し、該可動軸の他端部を可動部材に連係したことを特徴とするキャスタ−のロック機構。
  2. 前記ロックピンと係合可能な一方のロックカムの一部に嵌合溝を形成し、該嵌合溝に他方のロックカムの一部を圧入し、これらを一体的に連結した請求項1記載のキャスタ−のロック機構。
  3. 脚柱に固定したキャスタ−軸に摺動可能に挿入したロックピンと、前記キャスタ−軸に旋回自在に装着したハウジングと、該ハウジングに回転可能に軸支した一対の車輪と、該車輪に設けた複数の係合歯と、前記車輪の側面に回動可能に枢着し、一端を前記ロックピンに係合可能に配置し、かつ前記係合歯と係脱可能な係止爪を有するロックカムと、を備えたキャスタ−を備え、前記キャスタ−を下端部に取り付けた脚柱に可動軸を摺動可能に装着し、前記脚柱の内側の所定位置にリンク支柱の下端部を回動可能に連結し、前記可動軸の上端部とリンク支柱の上端部に天板の下面の前後部を回動可能に取り付けた折り畳みテ−ブルにおいて、前記可動軸の下端部にノックピンを連結し、該ノックピンを前記ロックピンの頭部に係合可能に設けたことを特徴とする折り畳みテ−ブル。
  4. 前記可動軸と前記ロックピンを交差または同軸上に配置した請求項3記載の折り畳みテ−ブル。
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