JP7328758B2 - 折畳み式テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板を左右水平に延びる回動軸を介して脚体に支持させ、略水平な使用姿勢と起立した収納姿勢との間で回動可能に構成した折畳み式テーブルに関する。
従来から、天板を略水平な使用姿勢と起立した収納姿勢との間で回動可能に構成した折畳み式テーブルが各種提案されている(例えば特許文献1参照)。この種の折畳み式テーブルは、例えばオフィスや学校での会議等に用いられ、使用時には複数のテーブルが配列される一方、収納時には、各テーブルの天板を跳ね上げ回動した収納姿勢にして、複数のテーブルを前後にスタッキング(嵌め合わせ)することで、テーブルの収納スペースを小さくできる。また、会議や食堂等で使用される大型テーブルを折畳み可能に構成した技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2009-39456号公報 特開2017-80226号公報
複数の折畳み式テーブルを前後にスタッキングする際、通常、収納姿勢にした各テーブルの天板の上面が前後で同じ向きを向くようにする。しかし、従来の折畳み式テーブルは、天板を跳ね上げ回動可能な方向が決まっていることから、複数のテーブルで天板の向きを合わせるために、いずれかのテーブルを水平に180度回転させる必要が生じることがあった。
例えば、複数のテーブルをスタッキングする収納位置の周囲の空間が狭く、収納位置近くでのテーブルの水平回転が困難である場合には、天板の向きを誤った状態で収納位置近くへ移動させたテーブルを水平回転可能な場所へ一旦移動させた上で、そのテーブルの天板の向きを他のテーブルに合わせるように水平回転させる必要が生じる。
このように、従来の折畳み式テーブルは、スタッキングする際に、天板の向きを合わせるために大きな労力と時間を要するという点で改善の余地があった。このような課題は、大型天板を有する折畳み式テーブルにおいて特に顕著になる。
本発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本発明は、天板を左右水平に延びる回動軸を介して脚体に支持させ、略水平な使用姿勢と起立した収納姿勢との間で回動可能に構成した折畳み式テーブルであって、前記使用姿勢にある前記天板を、前向き又は後向きの第1回動方向に回動した第1収納姿勢と、前記第1回動方向とは逆向きの第2回動方向に回動した第2収納姿勢との間で回動可能に支持するとともに、前記使用姿勢にある前記天板の前記第2回動方向への回動を許容しつつ前記第1回動方向への回動を規制する第1ロック機構と、前記第1回動方向への回動を許容しつつ前記第2回動方向への回動を規制する第2ロック機構とを備えているものである。
本発明の折畳み式テーブルによれば、天板を、使用姿勢から第1回動方向に回動した第1収納姿勢と、第1回動方向とは逆向きの第2回動方向に回動した第2収納姿勢との間で回動可能に支持しているので、テーブル自体を水平回転させなくても、天板を回動させるだけで、収納姿勢における天板の向きを変更できる。例えば、スタッキング収納位置の近くに移動されたテーブルの天板の向きが前後で逆向きである場合であっても、テーブル自体を水平回転させることなく、天板を回動させて天板の向きを他のテーブルに合わせることができる。これにより、スタッキング収納時における使用者の労力低減及び作業時間短縮を実現でき、テーブルの利便性が向上する。また、収納姿勢にある天板の向きを気にすることなくテーブルをスタッキング収納位置近くへ移動できるとともに、テーブルをスタッキング収納位置へ移動させる途中で天板の向きを逆向きにするためにテーブルを水平回転させなくてもよいので、テーブルの転倒等の事故を低減できる。本発明の折畳み式テーブルは、水平回転させる際に大きな空間及び労力を必要とする大型天板を備えた折畳み式テーブルに特に有効である。
本発明の折畳み式テーブルにおいて、前記第1ロック機構が解除状態にされると、ロック状態の前記第2ロック機構が前記天板の回動可能範囲を前記使用姿勢と前記第1収納姿勢との間の範囲に制限する一方、前記第2ロック機構が解除状態にされると、ロック状態の前記第1ロック機構が前記天板の回動可能範囲を前記使用姿勢と前記第2収納姿勢との間の範囲に制限するようにしてもよい。
このような態様によれば、第1又は第2ロック機構が解除状態にされたときの天板の回動可能範囲が制限されるので、使用者が第1又は第2ロック機構を解除操作したときの意図しない方向への天板の回動(例えば天板が使用姿勢にある状態で第1ロック機構が解除されたときに天板が第2回動方向(第2収納姿勢側)へ回動するなど)を防止でき、天板の姿勢変更時の安全性及び操作性を向上できる。
また、本発明の折畳み式テーブルにおいて、前記第1又は第2収納姿勢にある前記天板は、ロック状態の前記第1及び第2ロック機構で回動が規制されるようにしてもよい。
このような態様によれば、天板を第1及び第2収納姿勢に保持するための専用のロック機構を別途設ける必要がないので、該専用のロック機構を設けることによる製造コスト増加を抑制できるとともに、ロック機構が増加することによるロック解除操作の複雑化を抑制できる。
また、本発明の折畳み式テーブルにおいて、前記天板の下面に、前記回動軸の軸線を挟んで、前記ロック機構の操作具をそれぞれ設けているようにしてもよい
このような態様によれば、天板の下面に、左右水平に延びる回動軸の軸線を挟んで、ロック機構の操作具をそれぞれ設けているので、回動軸の軸線を挟んだ天板の一側縁部と他側縁部のどちらからでもロック機構を解除操作できる。これにより、使用姿勢にある天板を第1又は第2収納姿勢に姿勢変更する際に、使用者が天板の一側縁部側又は他側縁部側から他方の側縁部側へ回り込んで移動する手間を省略でき、テーブルの利便性が向上する。
本発明の折畳み式テーブルは、スタッキング収納時の利便性を向上できる。
折畳み式テーブル全体の概略構成を示す斜視図であり、(A)は使用姿勢、(B)は第1収納姿勢を示す。 第1収納姿勢にある同テーブルの正面図である。 天板の使用姿勢を実線で示すとともに収納姿勢を仮想線で示す側面図である。 同テーブルのスタッキング状態の一例を示す側面図である。 天板支持部を一部破断して示す平面図である。 同天板支持部の内部のロック機構を示す斜視図である。 同天板支持部の分解斜視図である。 図5のA-A断面図であり、(A)はロック状態、(B)は第1ロック機構を解除した状態を示す。 図5のA-A位置に対応する断面図であり、(A)は中間姿勢、(B)は第1収納姿勢を示す。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本明細書では、便宜上、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この前後・左右の方向は、一対の脚体3,3が配列される方向を左右方向とし、水平面内で左右方向に直交する方向を前後方向としている。
図1は、折畳み式テーブル全体の概略構成を示す斜視図であり、(A)は使用姿勢、(B)は第1収納姿勢を示している。図2は、第1収納姿勢にある折畳み式テーブルの正面図である。図3は、天板の使用姿勢を実線で示すとともに収納姿勢を仮想線で示す側面図である。
図1~図3に示すように、本実施形態の折畳み式テーブル100は、天板1を左右水平に延びる回動軸2を介して脚体3,3に支持させている。天板1は、略水平な使用姿勢1C(図1(A)及び図3の実線位置参照)と、略鉛直に起立した収納姿勢1A,1B(図1(B)、図2及び図3の仮想線位置参照)との間で回動可能に構成している。
図3に示すように、テーブル100は、使用姿勢1Cにある天板1を、前向き又は後向きの第1回動方向RAに回動した第1収納姿勢1Aと、第1回動方向RAとは逆向きの第2回動方向RBに回動した第2収納姿勢1Bとの間で回動可能に支持している。
さらに、テーブル100は、使用姿勢1Cにある天板1の第1回動方向RAへの回動を規制する第1ロック機構4Aと、第2回動方向RBへの回動を規制する第2ロック機構4Bとを備えている。第1及び第2ロック機構4A,4Bを有するロック機構4は、天板1を使用姿勢1C、第1収納姿勢1A又は第2収納姿勢1Bに保持可能に構成されている。
図1に示すように、天板1は、左右方向に長手方向を有する平面視略長方形の形態を有する。回動軸2の軸線2Xを挟んだ天板1の一側縁部1aと他側縁部1bのうち、天板1が第1収納姿勢1Aのときに下方に位置する縁部を一側縁部1aとし、上方に位置する縁部を他側縁部1bとしている。
図4に示すように、テーブル100は、第1収納姿勢1A又は第2収納姿勢1Bの状態で、天板1の上面を前後で同じ方向に向けて、前後にスタッキング可能となっている。なお、図4では、第1収納姿勢1Aの2つのテーブル100,100と、第2収納姿勢1Bの1つのテーブル100とがスタッキングされているが、図4に示すスタッキング状態は一例であり、各テーブル100においてスタッキング時の収納姿勢は、第1収納姿勢1A又は第2収納姿勢1Bに適宜変更可能である。
また、詳細は後述するが、天板1の下面には、ロック機構4をそれぞれ備えた左右の天板支持部5,5が設けられている。そして、図2及び図7にも示すように、各天板支持部5の下部カバー部材61の外面(天板支持部5のうち天板1から最も離れた箇所)に、テーブル100をスタッキング収納したときに天板支持部5が他のテーブル100の天板1を損傷させるのを防止する板ゴムなどの緩衝部材62が設けられている。
次に、図5~図8も参照しながら、テーブル100の各部について説明する。図5は、天板支持部5を一部破断して示す平面図である。図6は、天板支持部の内部のロック機構を示す斜視図である。図7は、天板支持部の分解斜視図である。図8は、図5のA-A断面図であり、(A)はロック状態、(B)は第1ロック機構を解除した状態を示す。
図1~図5に示すように、脚体3は、前後方向に延びる脚ベース6の長手方向中央部から上向きに延びる円筒形の脚支柱7を有する略逆T字形の形態を有する。脚ベース6下面の前後両端にキャスタ8,8がそれぞれ設けられている。脚ベース6上面の前後両端に、キャスタ8のロック及びロック解除を操作するためのキャスタ操作部8a,8aがそれぞれ設けられている。各キャスタ操作部8aは、例えば押しボタン式又はスイッチレバー式で構成される。脚ベース6には、前後一方のキャスタ操作部8aの操作により、前後両方のキャスタ8,8がロック状態又はロック解除状態に切り替わる連動機構(図示省略)が設けられている。これにより、使用者は、キャスタ8のロック状態を切り替える際に、天板1の前後のいずれか一方の側から前後両方のキャスタ8,8のロック状態切替操作を行える。したがって、使用者が前後両方のキャスタ8,8のロック状態を切り替えるために天板1の前側から後側へ又は後側から前側へ天板1を回り込んで移動する手間を省略でき、テーブル100の利便性が向上する。
脚支柱7の上端部の左右内向き部位に、上下方向に延びる平面視略コ字形の脚連結金具9が固着されている。そして、左右の脚体3,3の脚連結金具9,9間を、左右の脚連結部材10を介して円筒形の連結管11で連結して一体化している。なお、詳細は後述するが、脚連結部材10及び連結管11は、天板1の回動軸2を兼ねている。
左右の天板支持部5は、回動軸2の両端部に回転可能に支持されるとともに、天板1下面の左右端部寄り部位に固定される。左右の天板支持部5は、左右対称の形状を有している。天板支持部5の本体を構成する金属製の上アーム12が図示しない取付ねじで天板1下面に取り付けられる。
図7に示すように、上アーム12は、天板1下面に取り付けられる前後方向に長い板状の天面部13と、天面部13の左右両側縁から下向きに延出した側面部14,14とを有する断面略コ字形であり、内部が中空状に形成されている。側面部14は、長手方向中央部が天面部13とは逆向きに突出した側方視略凸形の形態を有する。上アーム12の両側面部14,14間に、第1及び第2ロック機構4A,4Bを有するロック機構4と、ロック機構4を操作するための操作具15,15が配置されている。
図3に示すように、第1ロック機構4Aと第2ロック機構4Bは、回動軸2の軸線2Xを挟んで配置されている。本実施形態では、第1ロック機構4Aは軸線2Xに対して天板1の他側縁部1b側に配置され、第2ロック機構4Bは軸線2Xに対して一側縁部1a側に配置されている。
図5~図8に示すように、第1ロック機構4Aと第2ロック機構4Bは、回動軸2の軸線2Xを挟んで概ね線対称に構成されている。第1及び第2ロック機構4A,4Bは、連結管11の端部に固定された天板固定金具16を共有する一方、ロック金具17、支軸18及びロックピン19等をそれぞれ備えている。
回動軸2(脚連結部材10及び連結管11)は脚体3に回転不能に取り付けられ、天板固定金具16は回動軸2に回転不能に固着している。すなわち、天板固定金具16は、脚体3に対して回転不能に設けられている。天板固定金具16は、前後両側部のそれぞれに、下側係合部21と中間係合部22と上側係合部23とを有し、側方視で前後対称の形態を有している。
第1ロック機構4Aと第2ロック機構4Bとのそれぞれについて、上アーム12の両側面部14,14に設けた支持孔30,30に架設した支軸18にてロック金具17の中間部を上下回動可能に設けるとともに、天板固定金具16の下側係合部21、中間係合部22又は上側係合部23に係合して天板1を使用姿勢1C、中間姿勢又は収納姿勢1A,1Bに維持するロックピン19を、係合位置に案内するように上アーム12の両側面部14,14に形成した長孔24,24に遊挿するとともに、ロック金具17の先端部に形成した長孔からなる係止部29にロックピン19を挿通し、さらにロック金具17をロックピン19が下側係合部21又は上側係合部23に係合する方向に弾性付勢部材25で付勢し、操作具15の操作に基づいてロック金具17を支軸18回りに回動させてロックピン19を長孔24,24に沿って退避させて下側係合部21、中間係合部22又は上側係合部23との係合を解除可能に構成されている。つまり、使用姿勢1Cと収納姿勢1A,1Bでは、弾性付勢部材25の付勢力によって、ロックピン19は長孔24,24で案内されて自動的に天板固定金具16の下側係合部21、中間係合部22又は上側係合部23に係合してロックがかかる。
図8(A)に示すように、天板1が使用姿勢1Cの状態では、第1ロック機構4Aのロックピン19が天板固定金具16の一方の下側係合部21に係合することで天板1の第1回動方向RAへの回動を規制するとともに、第2ロック機構4Bのロックピン19が他方の下側係合付21に係合することで天板1の第2回動方向RBへの回動を規制する。これにより、天板1の第1及び第2回動方向RA,RBの両方向への回動が規制され、使用姿勢1Cが維持される。
図8(B)に示すように、使用姿勢1Cにある天板1を第1収納姿勢1A(図9(B)参照)にするために、第1ロック機構4A側(天板1の他側縁部1b側)の操作具15が下向き操作されると、第1ロック機構4Aのロックピン19が天板固定金具16から離れる方向へ変位するとともに下側係合部21から離脱し、第1ロック機構4Aが解除状態になる。ここで、天板固定金具16の前後の下側係合部21,21は回動軸2の周方向で繋がっており、ロック状態の第2ロック機構4Bは天板1の第2回動方向RBへの回動を規制しているが、第1回動方向RAへの回動を規制していない。したがって、天板1が使用姿勢1Cのときに第1ロック機構4Aが解除されると、天板1が第1回動方向RAに回動可能な状態になる。
図9(A)に示すように、天板1が第1回動方向RAに回動されると、第1及び第2ロック機構4A,4Bの両ロックピン19も回動軸2回りに第1回動方向RAへ変位し、第1ロック機構4Aのロックピン19が中間係合部22に嵌り込んで、天板1は概ね45度傾斜した中間姿勢1Dに維持される。このとき、第2ロック機構4Bのロックピン19は、前後の下側係合部21,21の中間位置に位置しており、第2ロック機構4Bは天板1の回動を規制していない。このように、天板1を使用姿勢1Cから第1収納姿勢1Aへ向けて回動する際に、中間姿勢1Dで天板1の回動を一旦停止させることで、天板1の急激な回動を抑制し、使用者の安全性を確保している。
図9(B)に示すように、第1ロック機構4Aを解除操作して、中間姿勢1Dにある天板1を第1回動方向RAに回動させ、天板1が略鉛直に起立した第1収納姿勢1Aになると、第1ロック機構4Aのロックピン19が上側係合部23に係合して第1ロック機構4Aが天板1の第2回動方向RBへの回動を規制する一方、第2ロック機構4Bのロックピン19が第1ロック機構4Aのロックピン19下方の下側係合部21に係合して第2ロック機構4Bが天板1の第1回動方向RAへの回動を規制する。これにより、天板1の回動が規制され、第1収納姿勢1Aが維持される。
天板1を使用姿勢1C(図8(A)参照)と第1収納姿勢1A(図9(B)参照)との間で姿勢変更するとき、使用者は天板1の他側縁部1b側に位置する操作具15を操作することで第1ロック機構4Aを解除した上で、天板1の他側縁部1bを上向き又は下向きに回動させる。このとき、ロック状態の第2ロック機構4Bは、天板1の回動可能範囲を使用姿勢1Cと第1収納姿勢1Aとの間の範囲に制限している。これにより、使用者が第1ロック機構4Aを解除したときに、使用姿勢1Cにある天板1の他側縁部1bが下向き回動したり第1収納姿勢1Aにある天板1の他側縁部1bが使用者から見て奥側へ回動したりするのを防止でき、安全性及び操作性を向上できる。
また、使用者は、第2ロック機構4B側(天板1の一側縁部1a側)の操作具15を操作して第2ロック機構4Bを解除した上で天板1の一側縁部1aを上向き又は下向きに回動させることで、天板1を使用姿勢1Cと第2収納姿勢1B(図3参照)との間で姿勢変更できる。このとき、ロック状態の第1ロック機構4Aは、天板1の回動可能範囲を使用姿勢1Cと第2収納姿勢1Bとの間の範囲に制限するので、第1ロック機構4Aを解除したときに第2ロック機構4Bが天板1の回動可能範囲を制限するのと同様に、安全性及び操作性が確保されている。
また、本実施形態では、第1又は第2収納姿勢1A又は1Bにある天板1は、ロック状態の第1及び第2ロック機構4A,4Bで回動が規制される(収納姿勢に維持される)ので、天板1を第1及び第2収納姿勢1A,1Bに保持するための専用のロック機構を別途設ける必要がない。これにより、該専用のロック機構を設けることによる製造コスト増加を抑制できるとともに、第1及び第2ロック機構4A,4Bとは別のロック機構が増加することによるロック解除操作の複雑化を抑制できる。
図5~図9を参照しながら、ロック機構4の詳細について説明する。第1及び第2ロック機構4A,4Bの各ロック金具17は、中間部で連続した一対の平行なロック片26,26を有し、両ロック片26,26の先端部にそれぞれ長孔からなる係止部29,29を形成し、上アーム12の両側面部14,14間に装着した状態で、両ロック片26,26の間に天板固定金具16が位置するように構成している。また、ロック金具17の両ロック片26,26に形成した支軸18を挿通する軸孔27,27よりも基端側に、操作具15で回動操作するための操作片28,28を設けている。弾性付勢部材25は、キックばねで構成し、該キックばねのコイル部25aをロック金具17の一側の支軸18に挿通し、一方の弾性片25bを上アーム12の天面部13に当止し、他方のクランク状に屈曲した弾性片25cをロック金具17の両ロック片26,26を跨ぐように係止している。
また、天板1が使用姿勢1C、中間姿勢1D又は収納姿勢1A,1Bにあるとき、天板固定金具16の下側係合部21、中間係合部22又は上側係合部23の係合縁に沿った方向に長孔24,24を形成して、ロック動作時とロック解除動作時にスムーズにロックピン19が係合位置へ移動することができるようにしている。
上アーム12の外側の側面部14には、円形の軸受孔31を形成するとともに、内側の側面部14にはU字開口32を形成し、該U字開口32の上部に連続するように天面部13に天板固定金具16を挿通可能な切欠部33を形成している。U字開口32の下部の半円部分は軸受孔31と同軸位置になっている。そして、軸受孔31に合成樹脂製の摺動リング34を外側から嵌着し、またU字開口32と切欠部33とに、下部に連結管11に摺動可能に外嵌する合成樹脂製の閉塞部材35を外側から嵌着し、摺動リング34に外側から回動可能に嵌合した脚連結部材10を上アーム12内で連結管11の端部に回動不能に連結するようになっている。ここで、U字開口32は、下に開口させることも可能である。その場合には、切欠部33は不要になる。
ここで、脚連結部材10は、アルミダイカスト製で正面視略L字形を有し、下方に延びた連結部36を脚体3上部の脚連結金具9にボルト締結し、水平に延びた支持部37には円柱状の軸部38を段落ち状に有し、軸部38を摺動リング34に回動可能に嵌合できるようになっている。
また、閉塞部材35は、上下二つ割りの合成樹脂で成形し、上部閉塞部材35aと下部閉塞部材35bを上アーム12のU字開口32内に位置させた連結管11を上下から挟んで連結管11に回動自在に被嵌するとともに、U字開口32と切欠部33に嵌着するようにしている。
このように、天板1は、脚連結部材10の軸部38及び連結管11で構成される回動軸2回りに回動自在に設けられている。なお、天板1の回動軸2は、左右の脚体3,3の間を連結している構成に限定されず、回動軸2は、左右の脚体3,3のそれぞれに設けられて、左右の回動軸2が分離して設けられてもよい。また、本発明において、天板が左右水平に延びる回動軸を介して脚体に支持させた構成であれば、どのような構成であってもよい。
前述のように、上アーム12の外側の側面部14に形成した軸受孔31に摺動リング34を嵌着し、脚連結部材10の軸部38を摺動リング34に回動可能に嵌挿した構造は、簡単に精度を高くすることができ、もって天板1の上下回動がスムーズに行うことができる。また、連結管11も閉塞部材35で摺動可能に受けるので、撓みやずれを防止できる。なお、連結管11の両端部には、天板固定金具16を溶接して固定するが、天板固定金具16の側面を連結管11の端面に当接した状態で溶接できるので、簡単に精度を出すことができる。
次に、脚連結部材10の支持部37と、連結管11の端部を回転不能に連結する構造を説明する。図5~図8に示すように、脚連結部材10の支持部37の端部には断面が長円形の嵌合部42を左右内向きに突設するとともに、支持部37の端面で嵌合部42を上下で挟んで両側に突起43,43を突設し、さらに支持部37には左右方向に延びる貫通孔44を形成している。また、嵌合部42の前後の円弧面には前後方向に開口する螺孔45,45を形成している。
一方、天板固定金具16の中央部には、嵌合部42及び突起43,43を嵌挿する略十字形の嵌合孔46を形成し、さらに連結管11の端部よりの内部に連結板48を溶接し、連結板48の中心には螺孔49を形成し、さらに連結管11の端部の外周面に通孔50,50を形成している。
そして、上アーム12の両側面部14,14に、前述のように脚連結部材10の支持部37と連結管11の端部を回動可能に装着し、上アーム12の内部で、脚連結部材10の嵌合部42及び突起43,43を天板固定金具16の嵌合孔46に嵌入した状態で、連結管11の側面の通孔50,50から螺孔45,45にネジ(図示せず)を螺合するとともに、側方から支持部37の貫通孔44に挿通したボルト51を連結板48の螺孔49に螺合し、脚連結部材10の支持部37と連結管11の端部を引き付け合って強固に連結する。
なお、脚連結部材10において上側の突起43は下側の突起43よりも前後幅が大きく形成されており、連結管11の左右両端部に固着した天板固定金具16,16の各嵌合孔46,46において上側の突起43に対応する開口部は下側の突起43に対応する開口部よりも前後幅が大きく形成されている。これにより、連結管11の左右両端部に脚連結部材10,10を連結するときに、脚連結部材10の上下の突起43,43を嵌合孔46の開口形状に合わせて挿入することで、左右の脚連結部材10,10で上下向きを同じにでき、組立性を向上できる。
次に、図5~図8を参照しながら、操作具15を操作してロック金具17を操作する駆動機構を説明する。なお、当該駆動機構の説明において、前後方向とは天板1が使用姿勢1Cにあるときの方向を基準としている。
第1及び第2ロック機構4A,4Bごとに、上アーム12内の前後端部寄りの位置に前後方向に長い操作具15(操作レバー)を配置する。操作具15の前後内側端部(回動軸2側の端部)を、上アーム12の両側面部14,14に、支持孔30,30よりも前後外側の位置に設けた一対のブッシュ52,52と左右連動のための角パイプからなる連動シャフト53によって回動可能に設けている。
さらに詳しくは、ブッシュ52は、合成樹脂製であり、上アーム12の両側面部14,14に形成した円孔55,55に回動可能に嵌合するスリーブ部を外側に形成するとともに、中心に連動シャフト53を回転不能に嵌挿する角孔を形成したものである。操作具15は、合成樹脂製であり、前後内側端部に連動シャフト53を回転不能に嵌挿する角孔58を形成するとともに、角孔58よりも回動軸2に近い部位にロック金具17の操作片28,28に下方から当接してロック金具17を弾性付勢力に抗して回動させる押圧部59を形成し、押圧部59の上面中央部に両操作片28,28間に係合するスペーサ部60を突設している。
そして、上アーム12の両側面部14,14の円孔55,55に、それぞれ内側からブッシュ52を嵌挿して回動自在に保持し、上アーム12の内部に操作具15を落とし込んで、両ブッシュ52,52の間に操作具15の角孔58を位置させた状態で、左右内側のブッシュ52、操作具15の角孔58、左右外側のブッシュ52の順に連動シャフト53の端部を嵌挿する。この状態で、操作具15は、連動シャフト53を介して両ブッシュ52、52により回動可能となる。また、操作具15のスペーサ部60は、ロック金具17の操作片28,28の間に嵌合して位置するので、ロック金具17の支軸18の方向に対する位置決めがなされる。
本実施形態では、左右の天板支持部5,5にそれぞれに前後の操作具15,15が設けられており、合計4つの操作具15が設けられている。いずれかの操作具15を下方へ押し下げ回動することにより、その操作具15に連動シャフト53を介して連結された操作具15が下向き回動し、左右のロック機構4,4のうち左右の第1ロック機構4A,4A又は左右の第2ロック機構4B,4Bのロック状態が解除され、天板1を使用姿勢1Cと第1収納姿勢1Aとの間、又は使用姿勢1Cと第2収納姿勢1Bとの間で回動変位させることができる。
そして、使用姿勢1C、第1又は第2収納姿勢1A又は1Bに至ったとき、ロック機構4(第1及び第2ロック機構4A,4Bの両方)が自動的にロックがかかるようになっている。本実施形態では、操作具15を押し下げてロック機構4のロック状態を解除するようにしたので、不意に足や他物が操作具15に当たってもロック状態が解除されない。また、天板1の側部寄り位置に着座している使用者の膝が操作具15に当たる場合があり、そのような場合にもロック状態が解除されない。
また、上アーム12の側面部14,14の中央下部には、側方視略凹形の下部カバー部材61が取り付けられる。下部カバー部材61は前後の操作具15,15の間に配置されて、第1及び第2ロック機構4A,4Bの天板固定金具16やロック金具17,17、支軸18,18の下方を覆っている。下部カバー部材61の下面中央部(天板支持部5のうち天板1から最も離れた箇所)に、板ゴムなどの緩衝部材62が設けられている。緩衝部材62は、テーブル100をスタッキング収納したときに天板支持部5が他のテーブル100の天板1に接触して損傷させるのを防止する。
また、前述のように、脚体3,3の上端間は、脚連結部材10,10を介して連結管11で連結し、一体化することにより強度を持たせている。しかし、脚体3の脚支柱7の下部には足入れ空間を広くするために何ら連結ビームを設けてない。また、天板1の横幅が広いと、中央部が下方へ撓むことがあるが、そのため天板1と連結管11との間にスペーサ部材63(図1及び図2を参照)を介在させて撓みを防止している。尚、スペーサ部材63を設ける位置は、中央部など任意でよく、また個数も天板1の横幅に応じて適数を設けるものとする。
以上のように、本実施形態の折畳み式テーブル100は、天板1を左右水平に延びる回動軸2を介して脚体3に支持させ、略水平な使用姿勢1Cと起立した収納姿勢1A,1Bとの間で回動可能に構成したものである。そして、使用姿勢1Cにある天板1は、前向き又は後向きの第1回動方向RAに回動した第1収納姿勢1Aと、第1回動方向RAとは逆向きの第2回動方向RBに回動した第2収納姿勢1Bとの間で回動可能に支持されている。さらに、テーブル100は、使用姿勢1Cにある天板1の第1回動方向RAへの回動を規制する第1ロック機構4Aと、第2回動方向RBへの回動を規制する第2ロック機構とを備えている。
テーブル100によれば、天板1を、使用姿勢1Cから第1回動方向RAに回動した第1収納姿勢1Aと、第2回動方向RBに回動した第2収納姿勢1Bとの間で回動可能に支持しているので、テーブル100自体を水平回転させなくても、天板1を回動させるだけで、収納姿勢における天板1の向きを変更できる。これにより、スタッキング収納時における使用者の労力低減及び作業時間短縮を実現でき、テーブル100の利便性が向上する。
また、テーブル100では、第1ロック機構4Aが解除状態にされると、ロック状態の第2ロック機構4Bが天板1の回動可能範囲を使用姿勢1Cと第1収納姿勢1Aとの間の範囲に制限する。一方、第2ロック機構4Bが解除状態にされると、ロック状態の第1ロック機構4Aが天板1の回動可能範囲を使用姿勢1Cと第2収納姿勢1Bとの間の範囲に制限する。これにより、使用者が第1又は第2ロック機構4A又は4Bを解除操作したときの意図しない方向への天板1の回動を防止でき、天板1の姿勢変更時の安全性及び操作性を向上できる。
また、テーブル100では、第1又は第2収納姿勢1A又は1Bにある天板1は、ロック状態の第1及び第2ロック機構4A,4Bで回動が規制される。これにより、天板1を第1及び第2収納姿勢1A,1Bに保持するための専用のロック機構を別途設ける必要がないので、該専用のロック機構を設けることによる製造コスト増加を抑制できるとともに、ロック機構が増加することによるロック解除操作の複雑化を抑制できる。
また、本実施形態のテーブル100では、天板支持部5において第1及び第2ロック機構4A,4Bを、天板1の奥行き方向(回動軸2に直交する方向)に延びる上アーム12内で上記奥行き方向で重なるように配置するとともに、第1及び第2ロック機構4A,4Bで天板固定金具16を共有することで、第1及び第2ロック機構4A,4Bを含むロック機構4をコンパクトに構成し、天板1下面でロック機構4が占める空間を省スペース化して、テーブル100の外観及び使用感を向上している。
なお、ロック機構4において、第1ロック機構4Aと第2ロック機構とを左右方向でずらした位置に配置するとともに、各ロック機構4A,4Bごとに天板固定金具16を設け、第1ロック機構4Aと第2ロック機構4Bとをそれぞれ独立した構成としてもよい。例えば、天板1の姿勢を位置決めするロック機構について、左右の天板支持部5,5のうち一方に第1ロック機構4Aのみを設け、他方に第2ロック機構4Bのみを設けてもよい。
また、図8に示すように、本実施形態では、第1ロック機構4A及び第2ロック機構4Bの天板固定金具16において、側方視で、前後一方の下側係合部21と回動軸2の軸線2Xとを結ぶ直線と、前後他方の下側係合部21と軸線2Xとを結ぶ直線とがなす角度は概ね90度である。また、前後一方の下側係合部21と回動軸2の軸線2Xとを結ぶ直線と、前後一方の上側係合部23(前後一方の下側係合部21の上方に位置する上側係合部23)と軸線2Xとを結ぶ直線とがなす角度も概ね90度である。そして、前後他方の下側係合部21と回動軸2の軸線2Xとを結ぶ直線と、前後他方の上側係合部23と軸線2Xとを結ぶ直線とがなす角度も概ね90度である。そして、ロック状態の第1ロック機構4Aのロックピン19と軸線2Xとを結ぶ直線と、ロック状態の第2ロック機構4Bのロックピン19と軸線2Xとを結ぶ直線とがなす角度も概ね90度である。
これにより、第1及び第2ロック機構4A,4Bのロックピン19,19が天板固定金具16の前後の下側係合部21,21に位置するときには、天板1が略水平な使用姿勢1Cに維持される一方、ロックピン19,19が上下の下側係合部21と上側係合部23とに位置するときには、天板1が略鉛直な第1又は第2収納姿勢1A又は1Bに維持される。
また、前後の下側係合部21,21と軸線2Xとを結ぶ2直線がなす角度、上下の下側係合部21及び上側係合部23と軸線2Xとを結ぶ2直線がなす角度、並びにロックピン19,19と軸線2Xとを結ぶ2直線がなす角度を、同一角度に設定するとともに、90度未満又は90度よりも大きい角度にすることで、天板1を略水平な使用姿勢1Cに維持する一方、第1又は第2収納姿勢1A又は1Bのときに天板を鉛直方向に対して傾斜して維持することも可能である。
なお、本実施形態では、上下の下側係合部21及び中間係合部22と軸線2Xとを結ぶ2直線がなす角度は45度に設定されているので、中間姿勢1D(図9(A)参照)にある天板1は水平に対して概ね45度傾斜した状態に保持されるが、当該角度を変更することで、中間姿勢1Dのときの天板1の角度を適宜変更することも可能である。
また、第1ロック機構4A及び第2ロック機構4Bは、ロックピン19を左右方向に延びる支軸18を支点として回動させることでロック状態と解除状態とを切り換え可能に構成しているが、例えば、ロックピン19を操作具15の操作によって左右方向に変位可能に設けるとともに、ロック解除するときにはロックピン19を天板固定金具16の係合部21,22,23の回動軌跡から外れるように左右方向へ変位させるようにしてもよい。
また、折畳み式テーブル100は、使用姿勢1Cにある天板1を、前向き又は後向きの第1回動方向RAに回動した第1収納姿勢1Aと、第1回動方向RAとは逆向きの第2回動方向RBに回動した第2収納姿勢1Bとの間で回動可能に支持するとともに、天板1を使用姿勢1C、第1収納姿勢1A及び第2収納姿勢1Bに保持するロック機構4を備え、天板1の下面に、左右水平に延びる回動軸2の軸線2Xを挟んで、ロック機構4の操作具15,15をそれぞれ設けている。これにより、回動軸2の軸線2Xを挟んだ天板1の一側縁部1aと他側縁部1bのどちらからでもロック機構4を解除操作できる。そして、使用姿勢1Cにある天板1を第1又は第2収納姿勢1A又は1Bに姿勢変更する際に、使用者が天板1の一側縁部1a側又は他側縁部1b側から他方の側縁部1b又は1a側へ回り込んで移動する手間を省略でき、テーブル100の利便性が向上する。
上述のように、テーブル100では、連動する左右2つの操作具15が、軸線2Xを挟んで前後にそれぞれ設けられて、合計4つの操作具15が設けられている。したがって、使用者は、天板1の一側縁部1a又は他側縁部1bの右寄り位置又は左寄り位置のいずれの位置においても、ロック機構4の解除操作及び天板1の姿勢変更を行える。
なお、天板1下面に設けられてロック機構4を解除操作する操作具15の個数は、回動軸2の軸線2Xを挟んで少なくとも2つ配置されていればよい。例えば、天板1の1組の対角それぞれの近傍に操作具15を1つずつ設け、天板1下面に2つの操作具15を設けるようにしてもよい。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 天板
1a 一側縁部
1b 他側縁部
1A 第1収納姿勢
1B 第2収納姿勢
1C 使用姿勢
2 回動軸
2X 軸線
3 脚体
4 ロック機構
4A 第1ロック機構
4B 第2ロック機構
15 操作具
100 折畳み式テーブル
RA 第1回動方向
RB 第2回動方向

Claims (4)

  1. 天板を左右水平に延びる回動軸を介して脚体に支持させ、略水平な使用姿勢と起立した収納姿勢との間で回動可能に構成した折畳み式テーブルであって、
    前記使用姿勢にある前記天板を、前向き又は後向きの第1回動方向に回動した第1収納姿勢と、前記第1回動方向とは逆向きの第2回動方向に回動した第2収納姿勢との間で回動可能に支持するとともに、
    前記使用姿勢にある前記天板の前記第2回動方向への回動を許容しつつ前記第1回動方向への回動を規制する第1ロック機構と、前記第1回動方向への回動を許容しつつ前記第2回動方向への回動を規制する第2ロック機構とを備えている、折畳み式テーブル。
  2. 前記第1ロック機構が解除状態にされると、ロック状態の前記第2ロック機構が前記天板の回動可能範囲を前記使用姿勢と前記第1収納姿勢との間の範囲に制限する一方、
    前記第2ロック機構が解除状態にされると、ロック状態の前記第1ロック機構が前記天板の回動可能範囲を前記使用姿勢と前記第2収納姿勢との間の範囲に制限する、請求項1に記載の折畳み式テーブル。
  3. 前記第1又は第2収納姿勢にある前記天板は、ロック状態の前記第1及び第2ロック機構で回動が規制される、請求項1又は2に記載の折畳み式テーブル。
  4. 前記天板の下面に、前記回動軸の軸線を挟んで、前記ロック機構の操作具をそれぞれ設けている、請求項1から3のいずれか一項に記載の折畳み式テーブル。
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