JP3525327B2 - 折り畳みテーブル - Google Patents

折り畳みテーブル

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JP3525327B2 JP06686998A JP6686998A JP3525327B2 JP 3525327 B2 JP3525327 B2 JP 3525327B2 JP 06686998 A JP06686998 A JP 06686998A JP 6686998 A JP6686998 A JP 6686998A JP 3525327 B2 JP3525327 B2 JP 3525327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱によって支持
された天板を、支柱に対して回転自在とするとともに、
天板を所定の位置でロックできるようにした折り畳みテ
ーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】天板を、ほぼ水平の使用位置と、ほぼ垂
直の折り畳み位置との間を回動させうるようにした折り
畳みテーブルには、通常、天板を使用位置及び折り畳み
位置で保持し、かつ必要に応じて、天板の回動を許容す
る回転防止装置が設けられている。
【0003】このような回転防止装置の一例としては、
天板が上記使用位置または折り畳み位置に達した時に、
支柱の上面または側面に当接するストッパを、天板の下
面に固着するとともに、天板の下面に枢支部材を固着
し、この枢支部材に回転自在な操作レバーの基端部を枢
支し、かつ支柱に、操作レバーが係脱しうる2個の係合
部を形成したものがある。
【0004】この回転防止装置によれば、天板が使用位
置に達すると、ストッパが支柱の上端面に当接するよう
になり、この状態において操作レバーを一方の係合部に
係合させると、天板は、折り畳み位置側及びその反対側
のいずれにも回動できなくなり、使用位置に保持される
ようになる。また、天板が折り畳み位置に達すると、ス
トッパが支柱の側面に当接するようになり、この状態に
おいて操作レバーを他方の係合部に係合させると、天板
は使用位置側及びその反対側のいずれにも回動できなく
なり、折り畳み位置に保持されるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この回転防止装置で
は、ストッパと枢支部材の両方が必要であるため、部材
点数が多くなり、またストッパと枢支部材とを、天板の
下面にそれぞれ別個に固着するため、テーブルの製造が
面倒で、製造コストも高くなる。また、天板の下面に突
出するものが多くなるため、見栄えも悪い。
【0006】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、少数の部品で、天板の回動を阻
止するためのストッパと、操作杆を枢支するための枢支
部材を構成することにより、製造コストを低くくすると
ともに、見栄えの良い折り畳みテーブルを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 天板の下面に設けられた左右1対のブラケット
を、支柱の上端部に左右方向を向く軸をもって枢着する
ことにより、前記天板を、ほぼ水平の使用位置とほぼ垂
直の折り畳み位置との間を回動しうるようにするととも
に、前記天板が使用位置または解除位置の一方の位置に
達したときに、前記支柱に対して係脱することにより、
天板が他方の位置に向かって回動するのを阻止及び許容
する操作杆を、天板の下面に設けた折り畳みテーブルに
おいて、前記操作杆を天板の下面に枢支する枢支部材
に、天板が使用位置に達したとき、前記支柱の上面に当
接して天板が折り畳み位置と反対側へ回動するのを阻止
する第1ストッパと、天板が折り畳み位置に達したと
き、前記支柱の側面に当接して天板が使用位置と反対側
へ回動するのを阻止する第2ストッパとを設ける。
【0008】(2) 上記(1)項において、枢支部材の上
面に、有底の受溝と枢支部材の下面及び一側面に開口す
る長孔とを直角をなすようにして連設した凹部を形成
し、前記操作杆の基端部を、前記凹部の長孔に嵌合する
とともに、操作杆の基端に直角をなすように連設した折
曲部を前記受溝に嵌合することにより、操作杆を枢支部
材に枢支する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
テーブル(1)を、添付図面を参照しながら説明する。
【0010】平面視において前向きV字形に拡開すると
ともに、下面の中央部と両側部とにキャスタ(2)(両側
部のもののみ図示)が設けられた支持脚(3)の中央部に
は、上部がやや前向きに傾斜するとともに、正面視T字
形をなす支柱(4)が立設されており、支柱(4)の上端部
は、左右方向を向く水平の取付杆(5)となっている。
【0011】取付杆(5)の左右両端部に形成されたほぼ
円形の取付部(6)には、両端面が後述する操作杆(19)が
係合しうる第1係合部(7a)及び第2係合部(7b)をなす扇
形の突出部(7)が形成されており、この突出部(7)の上
面は円弧状の案内面(7c)となっている。取付部(6)の左
右の端面には、それぞれ前後方向を向くとともに、正面
から見て横向きL字形をなす金属製の支持ブラケット
(8)が、その前後方向の中央部を貫通する取付軸(9)に
より枢着されている。
【0012】支持ブラケット(8)は、ほぼ水平の取付片
(10)と、取付片(10)の外側縁部から垂下する、側面視2
等辺三角形状の垂下片(11)とからなっている。
【0013】取付片(10)に穿設された通孔(12)へ挿入し
た止めねじ(13)により、取付片(10)は天板(14)の下面に
固着されている。天板(14)は、図4に示すようなほぼ水
平の使用位置と、図6に示すようなほぼ上方を向く折り
畳み位置との間を自由に回動することができる。支持ブ
ラケット(8)の前後方向の中央部において、その取付片
(10)と垂下片(11)との連設部には、上下方向を向くスリ
ット(15)が切設されている。
【0014】天板(14)の下面のほぼ中心部に、ねじ(図
示略)により固定された枢支部材(16)の上面には、上下
両面及び外側の右側の端面が開口する左右方向を向く長
孔(17)と、この長孔(17)の内端部に直角をなして連続
し、かつ下面が底板(18)により閉塞された受溝(19)とか
らなる平面視L字形の凹部(20)が形成されている(図3
参照)。
【0015】受溝(19)には、左右方向を向く操作杆(21)
の内端部である折曲部(22)が回転自在に支持され、長孔
(17)には、操作杆(21)の杆部(23)が遊嵌されて、操作杆
(21)は上下方向に揺動自在となっている。また、操作杆
(21)は、右側の支持ブラケット(8)のスリット(15)を貫
通して、外側方に延出している。
【0016】枢支部材(16)の下面の前端部には、下向き
の第1ストッパ(16a)が形成され、同じく後端部には、
下向きの第2ストッパ(16b)が形成されている(図1、
3参照)。
【0017】操作杆(21)は、スリット(15)における取付
軸(9)側の端部寄りの係止位置と、スリット(15)におけ
る天板(14)側の端部寄りの解除位置との間を上下方向に
回動することができ、かつ操作杆(21)の外端部に固着さ
れた三角形状のハンドル(24)と天板(14)の下面との間に
は、スプリング(25)が縮設され、操作杆(21)は常時係止
位置側に向けて付勢されている。
【0018】図4に示すように、天板(14)が使用位置に
あり、かつスプリング(25)の付勢力により、操作杆(21)
が係止位置にあるときは、操作杆(21)が第1係合部(7a)
に当接し、かつ、第1ストッパ(16a)が取付杆(5)の上
面に当接することにより、天板(14)の前方及び後方への
回動が阻止され、天板(14)は使用位置に保持される。
【0019】操作杆(21)を、スプリング(25)の付勢力に
抗して解除位置側に持ち上げて、操作杆(21)と第1係合
部(7a)との係合を解除した後、図5に示すように、天板
(14)を後方に向けて回動させると、操作杆(21)も案内面
(7c)に沿って後方に移動する。
【0020】図6に示すように、天板(14)がほぼ垂直状
態となり、操作杆(21)が案内面(7c)の終端を超えると、
スプリング(25)の付勢力により、操作杆(21)はスリット
(15)内を係止位置に向かって移動させられ、操作杆(21)
が第2係合部(7b)に当接するとともに、第2ストッパ(1
6b)が支柱(4)の後面上端部に当接することにより、天
板(14)の前方及び後方への回動が阻止され、天板(14)は
ほぼ垂直な折り畳み位置に保持される。
【0021】上記の実施形態によれば、枢支部材(16)の
下面にストッパ(16a)(16b)を形成することにより、従来
のストッパと枢支部材を一つにまとめたので、従来に比
べて部品点数が少なくなり、製造コストの低減が図れる
とともに、天板(14)の下面の突起物が減少するので、見
栄えを良くすることができる。
【0022】操作杆(21)の動きがスリット(15)により案
内されるので、操作杆(21)の操作性は良好である。ま
た、天板(14)がいかなる方向に傾いても、操作杆(21)は
常に天板(14)の取付軸(9)と同じ方向を向き、かつ天板
(14)の回転中心付近に位置するので、操作杆(21)の使い
勝手が非常に良い。
【0023】さらに、操作杆(21)から手を離すと、操作
杆(21)が係止位置側に付勢されて、操作杆(21)とストッ
パ(16a)(16b)とが自動的に係合するので便利であり、ま
た、天板(14)を回動させる際に、操作杆(21)が円弧状の
案内面(7c)に摺接することにより、操作杆(21)は係止位
置に復帰することなく、天板(14)とともに円滑に回動す
ることができ、操作杆(21)が天板(14)の回動を妨げるこ
とがない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によれば、枢支部材の下面に
ストッパを形成したことにより、従来のストッパと枢支
部材を一つにまとめたので、従来に比べて部品点数が少
なくなり、製造コストの低減が図れるとともに、天板の
下面の突起物が減少するので、見栄えを良くすることが
できる。
【0025】(b) 請求項2記載の発明によれば、操作
杆を枢支部材に簡単に枢支できるとともに、操作杆の杆
部が長孔に嵌合することにより、操作杆の揺動が案内さ
れるようになるので、操作杆の動きを安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同じくテーブルの上部の拡大正面図である。
【図3】同じく枢支部材の拡大平面図である。
【図4】同じくテーブルの天板使用時における要部の拡
大縦断側面図である。
【図5】同じくテーブルの天板回動時における要部の拡
大縦断側面図である。
【図6】同じくテーブルの天板折り畳み時における要部
の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)テーブル (2)キャスタ (3)支持脚 (4)支柱 (5)取付杆 (6)取付部 (7)突出部 (7a)第1係合部 (7b)第2係合部 (7c)案内面 (8)支持ブラケット (9)取付軸 (10)取付片 (11)垂下片 (12)通孔 (13)止めねじ (14)天板 (15)スリット(案内孔) (16)枢支部材 (16a)第1ストッパ (16b)第2ストッパ (17)長孔 (18)底板 (19)受溝 (20)凹部 (21)操作杆 (22)折曲部 (23)杆部 (24)ハンドル (25)スプリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下面に設けられた左右1対のブラ
    ケットを、支柱の上端部に左右方向を向く軸をもって枢
    着することにより、前記天板を、ほぼ水平の使用位置と
    ほぼ垂直の折り畳み位置との間を回動しうるようにする
    とともに、前記天板が使用位置または折り畳み位置の一
    方の位置に達したときに、前記支柱に対して係脱するこ
    とにより、天板が他方の位置に向かって回動するのを阻
    止及び許容する操作杆を、天板の下面に設けた折り畳み
    テーブルにおいて、 前記操作杆を天板の下面に枢支する枢支部材に、天板が
    使用位置に達したとき、前記支柱の上面に当接して天板
    が折り畳み位置と反対側へ回動するのを阻止する第1ス
    トッパと、天板が折り畳み位置に達したとき、前記支柱
    の側面に当接して天板が使用位置と反対側へ回動するの
    を阻止する第2ストッパとを設けたことを特徴とする折
    り畳みテーブル。
  2. 【請求項2】 枢支部材の上面に、有底の受溝と枢支部
    材の下面及び一側面上に開口する長孔とを直角をなすよ
    うにして連設した凹部を形成し、前記操作杆の基端部
    を、前記凹部の長孔に嵌合するとともに、操作杆の基端
    に直角をなすように連設した折曲部を前記受溝に嵌合す
    ることにより、操作杆を枢支部材に枢支するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の折り畳みテーブル。
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