JP5103083B2 - 卓上切断機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば卓上丸鋸盤等の切断機に関する。
例えば、卓上丸鋸盤は、基台となるベースと、このベースの上面に水平回転可能に支持した回転テーブルと、ベースの後部に本体支持部を介して上下に傾動可能に支持した切断機本体を備えたもので、電動モータを駆動源として回転する円形の切断刃を備えた切断機本体をテーブルの上方において上下に傾動させることにより、テーブル上に固定した切断材に対して切断刃を切り込ませて切断加工を行う構成を備えている。
この卓上丸鋸盤には、切断機本体を上下に傾動可能であるとともに、切断方向に沿って移動可能に支持したスライド型の丸鋸盤(スライドマルノコ)が提供されている。このスライド型の卓上切断機によれば切断機本体を下動させて切断刃を切断材に切り込ませた状態で切断方向に移動させてより大型の切断材の切断加工を行うことができる。
このスライド型の丸鋸盤では、回転テーブルを大径化することなく大型の切断材を安定した状態に固定するために、回転テーブルの前部に前方(作業者の手前側)に突き出す状態でテーブル延長部が設けられている。このテーブル延長部には支持脚が設けられて、大型の切断材を固定した場合にも、当該切断機を安定した状態で床面上あるいは作業台上(設置面)に設置できるようになっている。
従来、この支持脚に関する技術として下記の特許文献に記載されたものが公知になっている。この支持脚は、テーブル延長部の下面に上下方向に位置調整可能に設けられており、位置調整して設置面に確実に突き当てる(接地させる)ことにより当該切断機をガタツキなく安定した状態に設置できるようになっている。
実開平4−130804号公報 実開平5−41701号公報 特開2003−245901号公報
ところが、この支持脚は設置面に接地させて機能させるものであるため、回転テーブルを回転させる際には、かえって当該支持脚が設置面に干渉して回転テーブルをスムーズに回転させることができない。このため、従来は支持脚を固定する固定ねじをいちいち緩めて上方へ退避させ、この退避させた状態で固定ねじを締め付けて当該支持脚を設置面から浮かせた状態とした後にテーブルの回転操作を行う必要があり、この点で操作が面倒で使い勝手が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、回転テーブルの支持脚に関して、通常の設置状態では確実に設置面に接地されて当該切断機を安定した状態で設置することができる一方、回転テーブルの回転操作時には従来のように面倒な操作を行うことなく当該支持脚を退避させて回転テーブルをスムーズに回転させることができるようにすることを目的とする。
上記の課題は、以下の各発明により解決される。
第1の発明は、切断材を載置する回転テーブルを備えた切断機における回転テーブルを支持する支持脚であって、回転テーブルの回転位置を固定するストッパ装置の操作を利用して、設置面に接触しない上方の退避位置と、設置面に直立状態に突き当てられて回転テーブルを支持する下方の支持位置に移動させる構成とした支持脚である。
第1の発明によれば、回転テーブルの回転位置を固定するストッパ装置を操作すると、これに伴って支持脚が自動的に退避位置に移動し、又自動的に支持位置に戻される。このため、従来のように支持脚を固定する固定ねじを緩めたり、締め付けたりする操作等の特別の操作を全くすることなく、支持脚を上方へ退避させて当該回転テーブルをスムーズに回転させることができ、又支持脚を下方の支持位置に戻して回転テーブルを支持する状態とすることができる。
このように第1の発明によれば、ストッパ装置を構成する部材の動きを利用して支持脚をその支持位置と退避位置との間を移動させることができるので、作業者は従来のような固定ねじの緩め、締め付け等の特別の操作を何ら行うことなく、回転テーブルをスムーズに回転させることができ、また切断機を安定した状態に設置させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、回転テーブルに上下に移動可能に支持された支持軸部を介して退避位置と支持位置に移動可能に支持されており、支持軸部とストッパ装置との間に作動部材を介在させ、この作動部材を介してなされるストッパ装置の操作により支持軸部を移動させて退避位置と支持位置に移動させる構成とした支持脚である。
第2の発明によれば、ストッパ装置の操作によりなされる部材(ストッパ装置の構成部材)の動きが作動部材を経て支持脚の支持軸部に伝達されて当該支持脚が退避位置と支持位置との間を移動する。
第3の発明は、第2の発明において、回転テーブルに上下に移動可能かつ軸回りに回転可能に支持された支持軸部を介して退避位置と支持位置に移動可能に支持されており、この支持軸部に係合部材を設ける一方、回転テーブル側に支持軸部の軸方向に変位量を有するカム溝を設けて、このカム溝に係合部材を係合させるとともに、ストッパ装置に作動部材を設けて、この作動部材を支持軸部に対してその軸回りの回転方向に係合させて、この作動部材を介してストッパ装置の操作により支持軸部をその軸回りに回転させることによりなされるカム溝に対する係合部材の軸方向変位作用により当該支持軸部を上下に移動させて退避位置と支持位置に移動させる構成とした支持脚である。
第3の発明によれば、ストッパ装置の操作によりその作動部材が移動すると、当該作動部材に連係された支持軸部がその軸回りに回転する。支持軸部が軸回りに回転すると、カム溝の作用により当該支持軸部がその軸方向にも移動し、これにより支持脚が上下に移動する。このようにストッパ装置を操作すると、これに伴って支持脚が自動的に上下に移動して退避位置と支持位置に移動することから、作業者は従来のようなねじ緩め、ねじ締め操作等の特別の操作を何らすることなく、回転テーブルをスムーズに回転させることができ、また回転テーブルを回転位置に固定した状態では当該切断機を安定した状態に設置しておくことができる。
第4の発明は、切断材を載置する回転テーブルを備えた切断機における回転テーブルを支持する支持脚であって、レバーの回動操作により設置面に接触しない上方の退避位置と設置面に直立状態に突き当てられて回転テーブルを支持する下方の支持位置に移動する支持脚である。
第4の発明によれば、回転テーブルを回転操作する際には、レバーを回動操作するだけで支持脚を上方へ退避させることができるので、従来の固定ねじを緩める操作に比してより簡単な操作で回転テーブルをスムーズに回転させることができる。回転テーブルの回転操作後には、レバーを戻し方向に回動操作するだけで支持脚を支持位置に戻すことができるので、従来の固定ねじを締め込む場合に比してより簡単な操作で支持脚を支持位置に戻して回転テーブルを支持する状態とすることができる。
第5の発明は、第4の発明において、回転テーブルに上下に移動可能に支持された支持軸部を介して退避位置と支持位置に移動可能に支持され、この支持軸部は退避位置側に付勢されており、この支持軸部の付勢力による退避位置側への移動がレバーの回動操作により規制位置と許容位置とに移動する規制部材により規制されて当該支持脚が支持位置に保持される一方、レバーの回動操作により規制部材を許容位置に移動させて支持軸部の退避位置側への移動を許容する構成とした支持脚である。
第5の発明によれば、レバーを退避位置側に回動操作すると規制部材が許容位置に移動し、これにより支持軸部が付勢力によって上方へ移動して当該支持脚が退避位置に移動する。レバーを支持位置側に回動操作すると、規制部材が規制位置に移動して支持軸部が付勢力に抗して下方へ移動し、これにより当該支持脚が支持位置に保持される。このことから、レバーの回動操作のみで、支持脚を確実に支持位置と退避位置に移動させることができ、これにより上記の作用効果を得ることができる。
第6の発明は、第2の発明において、作動部材は上下に傾動可能に支持され、その傾動中心に対して一端側がストッパ装置側に係合され、他端側が支持軸部に係合され、ストッパ装置の操作により作動部材を上下に傾動させて支持軸部を上下に移動させる構成とした支持脚である。
第6の発明によれば、作動部材の一端側がストッパ部材を構成する部材に係合され、他端側が支持軸部に係合され、当該作動部材が上下に傾動することによりストッパ装置の操作が支持軸部に伝達されて支持脚が退避位置と支持位置に移動する。このように、ストッパ装置を操作することによって、支持脚を設置面に干渉しない退避位置と、直立状態に突き当たられた支持位置に移動させることができるので、作業者は従来のようなねじ緩め、ねじ締め操作等の特別の操作を何らすることなく、回転テーブルをスムーズに回転させることができ、また回転テーブルを回転位置に固定した状態では当該切断機を安定した状態に設置しておくことができる。
第7の発明は、切断材を載置する回転テーブルを備えた切断機における回転テーブルを支持する支持脚であって、回転テーブルの回転方向に沿って傾動可能に支持され、かつ設置面に直立状態に突き当てられて回転テーブルを下方から支持する支持位置に付勢された支持脚である。
第7の発明によれば、当該支持脚は回転テーブルの回転方向(テーブル周縁部の移動方向)に沿って傾動可能に支持されているので、回転テーブルを回転させると設置面から受ける抵抗によってテーブル回転方向後ろ側に自動的に傾動する。支持脚はテーブル回転方向後側に傾動すると、その下端は設置面から離間する方向に退避することから当該設置面に対する干渉が回避され、これにより回転テーブルをスムーズに回転させることができる。回転テーブルの回転操作を止めると、支持脚はその付勢力により支持位置に自動的に戻されて設置面に突き当てられる。このように第7の発明に係る支持脚によれば、回転テーブルを回転させると退避位置に自動的に移動し、回転テーブルの回転操作を止めると自動的に支持位置に戻されることから、作業者は支持脚に対して何ら特別の操作を行うことなく回転テーブルをスムーズに回転操作することができる。
第8の発明は、第7の発明において、回転テーブルの径方向に沿った軸線を回転軸線として回転テーブルに回転可能に支持された回転支持体を介して傾動可能に支持されており、回転支持体をその回転軸線回りの回転について相互に反対方向に付勢する二つの付勢手段を用いて当該支持脚を回転テーブルの両方向の回転についてそれぞれ支持位置側へ付勢した支持脚である。
第8の発明によれば、回転テーブルの径方向に沿った軸線を回転軸線として当該回転テーブルに支持された回転支持体を介して当該支持脚が回転テーブルの回転方向に沿って傾動可能に設けられ、かつ設置面に突き当てられる支持位置側に付勢されている。このため、回転テーブルを回転させない状態では、支持脚が付勢力によって支持位置に保持されて設置面に突き当てられ、これにより回転テーブルに付加される切断材等の荷重を受けて当該切断機を安定した状態に設置することができる。これに対して、回転テーブルを右回り又は左回りに回転させると、当該支持脚の下端部が設置面から受ける抵抗によって回転支持体の軸線を中心にしてテーブル回転方向後ろ側に傾動(回動)する。支持脚が回転方向後ろ側に傾動すると、当該支持脚の下端部は設置面から離間する方向に変位するため、設置面との干渉を回避しつつ回転テーブルをスムーズに回転させることができる。回転テーブルの回転操作を止めると、支持脚は付勢力により支持位置に自動的に戻されて設置面に突き当てられ、従って回転テーブルに付加される荷重を下方から受けて支持する状態となる。
このように第8の発明によれば、作業者が回転テーブルを回転操作すると、これに伴って支持脚が設置面から受ける抵抗によって自動的に上方へ回動して設置面から離間する方向に変位するため、設置面に対する干渉を回避しつつ回転テーブルをスムーズに回転操作することができる。従って、作業者は従来のように固定ねじを緩める等の面倒な操作することなく回転テーブルをスムーズに回転させることができる。
第9の発明は、第8の発明において、回転支持体と回転テーブルとの間に、二つの圧縮ばねを介装し、この二つの圧縮ばねによって回転支持体を回転軸線回りの両方向に付勢する構成とした支持脚である。
第9の発明によれば、二つの圧縮ばねによって回転支持体がその軸線回りの両方向について付勢され、これにより支持脚がテーブル回転方向の両方向について支持位置側に付勢された状態となっている。
第10の発明は、第8又は第9の発明において、回転支持体を当該支持脚の前記支持位置に保持するための位置保持手段を備えた支持脚である。
第10の発明によれば、支持脚の支持位置がばね付勢力に加えて位置保持手段により確実に保持されるため、当該切断機の設置状態において振動等によって支持脚が支持位置から不用意に移動することが防止され、これにより当該切断機をより安定した状態に設置しておくことができる。位置保持手段としては、例えばばね付勢された鋼球を回転支持体に押し当てるディテント機構(ボールプランジャ)を用いることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図23に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る支持脚60を備えたいわゆるスライド式の卓上丸鋸盤1を示している。以下例示する実施形態は、支持脚60に特徴を有するもので、卓上丸鋸盤1の切断機としての基本的な構成については従来構成をそのまま適用することができ、本実施形態において特に変更を要しないが、以下簡単に説明する。
図1に示すようにこの卓上丸鋸盤1は、作業台上や床面上(以下設置面Lという)に設置して用いる卓上型の切断機で、ベース2と、回転テーブル3と、ベース2の後部に設けた本体支持部4と、切断機本体5を備えている。ベース2が設置面Lに接地される。回転テーブル3は、回転軸8を介してベース2上に水平方向に回転可能に支持されている。この回転テーブル3は、その前端部(図において右端部であって作業者側)から放射方向に突き出す状態でテーブル延長部3aが設けられている。図では、このテーブル延長部3aと回転テーブル3に跨って設けられた一つの刃口3b(切断刃6の逃がし口)が見えている。
本体支持部4は、上下二段のスライド機構4a,4bと左右傾動機構4cを備えている。この本体支持部4を介して切断機本体5がテーブル3の上方に支持されている。上下二段のスライド機構4a,4bによって切断機本体5は切断方向(水平方向)に大きな範囲でスライドさせることができ、これにより大型の切断材Wを切断加工することができる。上下のスライド機構4a,4bは、主としてスライドバーとこれを支持する軸受けを用いたものであり、これは従来公知の技術であるので詳細な説明を省略する。左右傾動機構4cは、固定レバー4dを緩めると傾動固定部4eに対して傾動部4fが傾動軸4gを中心にして切断方向(図において左右方向)に対して左右(紙面に交差する方向)に回動可能となり、これにより切断機本体5及び上側のスライド機構4aを同方向に一定の範囲で傾動できる。切断機本体5を切断方向左右に傾動させることによりいわゆる傾斜切りを行うことができる。
切断機本体5は、上側のスライド機構4aに対して傾動軸9を中心にして上下に傾動可能に支持されている。この切断機本体5は、円形の切断刃6をこれを回転させる駆動モータ(図では見えていない)と、作業者が把持するハンドル部7を備えている。
上記のような全体構成を有する卓上丸鋸盤1では、大型の切断材Wを安定した状態に固定するためにテーブル延長部3aを備えており、またこれに対応して切断機本体5を上下二段のスライド機構4a,4bによって長い距離切断方向に移動させることができるようになっている。切断機本体5を作業者の手前側(図において右側)に移動させると、その重心が同方向へ移動し、また切断加工時においてテーブル延長部3aに対して上方からの大きな荷重(押し付け力)が付加される結果、当該卓上丸鋸盤1の設置状態が不安定になるおそれがある。このため、テーブル延長部3aの下面側には当該卓上丸鋸盤1を安定した状態に設置しておくための支持脚60が設けられている。この支持脚60は、テーブル延長部3aの下面から突き出されて、設置面Lに直立状態に突き当てられている。この支持脚60によって主として作業者側の荷重が受けられることにより当該卓上丸鋸盤1を安定した姿勢で設置しておくことができる。
テーブル延長部3aには、回転テーブル3の回転位置を固定するための2種類のストッパ装置10,20が組み込まれている。第1ストッパ装置10は、テーブル延長部3aの先端からさらに前方へ突き出す状態に支持されたグリップ11をその軸回りに回転させることにより操作される。第2ストッパ装置20は同じくテーブル延長部3aの先端に設けられたレバー21を上下に傾動させることによって操作される。
第1ストッパ装置10のグリップ11は、回転テーブル3を回転操作する際に作業者が把持するハンドルとしても機能するもので、第1ストッパロッド12の前端部に固定されている。この第1ストッパロッド12は、テーブル延長部3aの壁部3c,3d,27,3iを介してその軸方向に移動可能に支持されている。
第1ストッパロッド12は後側のロッド本体12bとねじ軸部12aに二分割されている。後側のロッド本体12bが後側の2壁部3c,27を介して軸方向へ移動可能に支持され、前側のねじ軸部12aが前側の2壁部3d,3iを介して軸方向へ移動可能に支持されている。ロッド本体12bとねじ軸部12aは相互に同軸に支持されている。ロッド本体12bの前端部はねじ軸部12aの後端部に当接されている。ねじ軸部12aの前端部にグリップ11が取り付けられている。
前側の2壁部3d,3iのうち、後側の壁部3dにはねじ孔3eが設けられており、このねじ孔3eに対して第1ストッパロッド12のねじ軸部12aがねじ込まれている。このため、ねじ軸部12aはその軸回りに回転操作されることにより軸方向に移動する。ロッド本体12bの先端部(図1において左端部)は、ベース2の側壁部2aに向けられている。ベース2の側壁部2aは、回転テーブル3の回転中心である支軸8を中心とする円弧に沿って湾曲している。
先端側の壁部3cには、当接板3jが取り付けられている。この当接板3jは、ロッド本体12bの先端部とベース2の側壁部2aとの間に進入した状態に取り付けられている。この当接板3jには、ロッド本体12bをねじ軸12a側に移動させる方向の弾性力が持たせられている。この当接板3jの付勢力によってロッド本体12bが常時ねじ軸12aに同軸に突き当てられた状態となるようになっている。また、この当接板3jを間にしてロッド本体12bがベース2の側壁部2aに突き当てられることにより、当該側壁部2aの損傷(凹み)が防止されて、その耐久性が高められている。
作業者がグリップ11をねじ軸部12aの締め込み方向に回転操作すると、これと一体でねじ軸部12aがその軸回りに回転しつつ図1において左方へ移動し、これによりそのロッド本体12bが当接板3jを間にしてベース2の側壁部2aに突き当てられることにより当該ベース2に対する回転テーブル3の回転動作が規制され、従って当該回転テーブル3の回転位置が固定される。
グリップ11をねじ軸部12aの緩め方向に回転操作すると、これと一体でねじ軸部12aが反対方向に回転しつつ軸方向前側(図1において右方)に後退し、 従ってロッド本体12bが当接板3jの付勢力により前側に押されて当該ロッド本体12bの先端部がベース2の側壁部2aから離間し、これにより当該回転ベース3を回転可能な状態となる。
一方、第2ストッパ装置20のレバー21は、支軸22を介してテーブル延長部3aの壁部3dに上下に傾動操作可能に支持されている。レバー21は、連係軸23を介して第2ストッパロッド24に連係されている。この第2ストッパロッド24も上記壁部3c,3d間に跨った状態でその軸方向(水平方向)に移動可能に支持されている。この第2ストッパロッド24は第1ストッパロッド12に対して下側にずれた位置で平行に支持されている。
図5に示すようにレバー21は、上方から見て中央が空間になっており、上方から見て概ねロ字形状のリング形状を有している。レバー21の後端は左右を長手方向とする支軸22となっている。前方へいくと、上方に屈曲した後にさらに前方に屈曲したクランク形状となっており、その前端は概ね水平方向に広がる矩形平面形状の操作部となっている。左右の内壁には、左右一対の前方側が外に拡がる段差部21a,21aを有している。この段差部21a,21aの形状は、前方から後方にかけて上方から下方へ伸びる斜面になっている。この斜面と支軸22の側面は、常時当接している。
壁部3iと連係軸23との間には、圧縮ばね26が組み込まれている。この圧縮ばね26により連係軸23は後方へ付勢され、その連係軸23から段差部21a,21aの斜面の作用により、レバー21を上方へ付勢している。
この第2ストッパロッド24は、先端側(図1において左側)の後側ロッド24aと前側(図1において右側、作業者側)の前側ロッド24bに二分割構成を有している。後側ロッド24aと前側ロッド24bは、連結部24cの結合軸24dを介して相互に一定の範囲で軸方向に変位可能に連結されている。この連結部24cの近傍において、後側ロッド24aと壁部27との間には圧縮ばね25が組み込まれている。このため、後側ロッド24aは壁部27に対して後側へ突き出される方向に付勢されている。
このように構成された第2ストッパロッド24の先端部(後側ロッド24aの先端部)も、ベース2の側壁部2aに向けられている。但し、この側壁部2aの下部には、複数の位置決め孔2b〜2bが回転テーブル3の回転中心である支軸8を中心とする円弧に沿って一定間隔をおいて設けられており、第1ストッパロッド12の下側に支持された第2ストッパロッド24の先端部は、この位置決め孔2bに向けられている。
作業者が第1ストッパ装置10のグリップ部11を把持した手の指先でレバー21を押し下げ操作すると、レバー21は支軸22を中心として下方へ回動する。レバー21が下方へ回動すると、連係軸23は段差部21a,21aの斜面の作用により前方へ移動する。連係軸23は、前側ロッド24bの軸方向に対して垂直であり、かつ左右方向に挿入されている。従って、連係軸23が前方へ移動すると、前側ロッド24bも前側へ移動する。前側ロッド24bが前側へ移動すると、結合軸24dを介して後側ロッド24aも圧縮ばね25の付勢力に抗して前側へ移動する。
こうして第2ストッパロッド24が前進することにより、その先端部が位置決め孔2bから抜き出されて回転テーブル3を回転可能な状態となる。
作業者が回転テーブル3を回転操作して大まかな回転位置で停止させ、この状態でレバー21の押し下げ操作を止めると、当該レバー21は、圧縮ばね25,26の付勢力により上方へ戻される。レバー21の上方への移動に伴い、後側ロッド24aの先端部はベース2の側壁部2aに突き当てられ、後側ロッド24aの移動は停止する。その後も圧縮ばね26の付勢力は維持されるため、前側ロッド24bの後方への移動は継続する。このとき、連結部24cの結合軸24dが挿入されている部位は前後方向に伸びた長孔24eとなっているため、前側ロッド24bのさらなる後退の妨げにはならない。連結部24dは、長孔24eの中央付近まで移動する。前側ロッド24bのさらなる後退により、レバー21が上方のロック位置まで戻される。従って、位置決め孔2b〜2bが形成されていない回転テーブルの角度であったとしても、レバー21は上方へ戻される。
これまでのレバー21の構造では、ストッパロッド24が位置決め孔でない角度では、レバー21が上方へ戻りきらずに途中位置で止まるため、グリップ11の操作のじゃまになることがあったが、本機構によれば、回転テーブルの角度にかかわらずレバー21が上方へ戻りきるため、グリップ操作の妨げになることはない。
前側ロッド24aがベース2の側壁部2aに突き当てられた状態で、作業者が回転テーブル3の回転位置を微調整すると、弾性的に突き当てられた前側ロッド24aの先端部が回転方向直近の位置決め孔2b内に嵌り込み、これにより回転テーブル3が予め設定された回転位置に位置決めされる。
以上説明したように本例の卓上丸鋸盤1は、回転テーブル3を備え、この回転テーブル3の回転位置(切断刃6に対する角度位置)は第1及び第2のストッパ装置10,20によってロックされる。第1ストッパ装置10によれば、回転テーブル3を任意の回転位置にロックすることができる。これに対して第2ストッパ装置20によれば、回転テーブル3を予め設定した使用頻度の高い回転位置に精確かつ迅速にロックすることができる。
以上のように構成した第1及び第2のストッパ装置10,20を内装したテーブル延長部3a及び回転テーブル3がベース2と以下説明する各実施形態の支持脚によって支持され、これにより当該卓上丸鋸盤1が安定した状態で設置されるようになっている。各実施形態の支持脚は、設置面Lに直角に突き当てられて卓上丸鋸盤1を安定した状態に支持する一方、回転テーブル3を回転させる際には、設置面Lから退避して当該回転テーブル3をスムーズに回転させる機能を備えている。
第1実施形態の支持脚60の詳細が、図2〜図9に示されている。この第1実施形態に係る支持脚60は、ストッパ装置連動型であって、前記第2ストッパ装置20の操作を利用して支持位置と退避位置との間を移動操作される。第1実施形態の支持脚60が、第1〜第4の発明の実施形態に相当する。
この第1実施形態の支持脚60は、ねじ軸部61a(支持軸部)を有する脚部本体61と、これを支持する概ね円筒形状の脚部支持体62を備えている。脚部支持体62は、テーブル延長部3aの下面側に設けた支持凹部63内に上下に移動可能かつその軸線回りに回転可能に支持されており、脚部本体61はこの脚部支持体62と一体で上下に移動して支持位置と退避位置との間を移動操作される。脚部支持体62の内周側のねじ孔62a内に脚部本体61のねじ軸部61aがねじ込まれて、当該脚部本体61の突き出し寸法を微調整可能となっている。また、脚部支持体62の下面と脚部本体61との間には圧縮ばね64が介装されて、ねじ孔62aに対するねじ軸部61aのガタツキが吸収され、また脚部本体62の緩み止めになっている。
図5,7,9に示すように第2ストッパ装置20の第2ストッパロッド24の前側ロッド24bには、作動部材66が設けられている。本実施形態において、この作動部材66には、円柱体形状のピンが用いられている。この作動部材66は、前側ロッド24bに対して放射方向(側方)に突き出す状態に固定されている。このため、この作動部材66は、第2ストッパ装置20のレバー21を上下に傾動操作することにより、第2ストッパロッド24と一体で前後(図5において左右方向)に平行移動する。この作動部材66はその平行移動を許容された状態で支持凹部63内に進入しており、その先端部は脚部支持体62の係合孔62bに挿入されている。このため、第2ストッパ装置20の操作に伴って第2ストッパロッド24がその軸方向に沿って移動すると、作動部材66が同方向に平行移動し、従って脚部支持体62がその軸線回りに一定の角度だけ回転(正転、逆転)する。
脚部支持体62の側部には、2本の係合部材65,65が周方向相互に反対側の位置から放射方向(側方)に突き出す状態に設けられている。両係合部材65,65は、相互に同軸に配置されており、それぞれ脚部支持体62の回転軸線に交差する軸線上に配置されている。両係合部材65,65は、支持凹部63の外周側へ突き出されて、その先端部はそれぞれカム溝67a内に挿入されている。このカム溝67a,67aは、カム板67に設けられている。このカム板67は、支持凹部63の下部に固定されてその底部を構成するもので、脚部支持体62の支持凹部63内からの抜け出しを規制する機能を有している。このカム板67の両側部は、支持凹部63の側部に沿って上方へ起立する方向に屈曲している。この上方へ起立する部分にカム溝67a,67aが設けられている。図6及び図8に示すように両カム溝67a,67aは、脚部支持体62の軸回りの回転に伴って当該脚部支持体62を軸方向に一定距離だけ変位させる形状に設けられている。
以上のように構成した第1実施形態の支持脚60によれば、回転テーブル3を回転可能な状態にするために、図2中二点鎖線で示すように第2ストッパ装置20のレバー21を作業者が指先で下側へ傾動操作すると、第2ストッパロッド24が図2〜図5において右側(前側)へ移動する。
第2ストッパロッド24が前側(図9において上側)へ移動すると、これと一体で作動部材66が前側へ平行移動する。作動部材66が前側へ平行移動すると、脚部支持体62が図9において反時計回り方向に一定角度だけ回転する。図9において脚部支持体62が反時計回り方向に回転すると、図8に示すように両係合部材65,65はそれぞれカム溝67a,67aの上段側へ移動する。両係合部材65,65は、脚部支持体62に一体に設けられていることから、両係合部材65,65がカム溝67aの上段側へ移動すると、当該脚部支持体62が上方へ移動し、これにより脚部本体61が上方へ移動して設置面Lから浮き上がる。脚部本体62が設置面Lから浮き上がった状態が図3及び図8に示されている。
こうしてレバー21を下側へ傾動操作すると、第2ストッパロッド24の先端部がベース2の位置決め凹部2b内から抜き出されて回転テーブル3を回転可能な状態になるとともに、脚部支持体61が自動的に設置面Lから浮き上がった退避位置に移動した状態となる。このため、作業者は、第1及び第2ストッパ装置10,20の解除操作すれば、従来のように固定ねじを緩めて支持脚を上方の退避位置に移動させる面倒な操作をすることなく、迅速かつスムーズに回転テーブル3を回転させることができる。
逆に、回転テーブル3の回転位置を固定するために、レバー21の押し下げ操作を解除すると、圧縮ばね25,26の付勢力により当該レバー21が上方へ戻され、また第2ストッパロッド24が後側へ移動して、その先端部が対向する位置決め孔2b内に挿入されて当該回転テーブル3の回転位置が位置決めされる。図2はこの状態を示している。また、第2ストッパロッド24が後側(図7中白抜きの矢印で示す方向)に移動することに連動して、脚部支持体62が図7において時計回り方向に回動し、これにより両係合部材65,65が図6に示すようにそれぞれカム溝67aの下段側に移動する。両係合部材65,65がカム溝67a,67aの下段側に移動することにより脚部支持体62が一体で下側に移動し、これにより脚部本体61が下側の支持位置に移動して設置面Lに突き当てられる。
このように第1実施形態の支持脚60によれば、第2ストッパ装置20のレバー21の位置決め解除操作を止めると、当該レバー21が上方に戻されて回転テーブル3の回転位置が固定されるとともに、これに連動して脚部本体61が下方の支持位置に自動的に戻されて設置面Lに突き当てられることから、作業者は従来のように固定ねじを締め付けて支持脚を固定する面倒な操作をする必要がない。
また、第2ストッパ装置20では、第2ストッパロッド24が後側ロッド24aと前側ロッド24bに分割されて、両ロッド24a,24bの軸方向への相対移動が許容され、また後側ロッド24aが圧縮ばね25によって後方へ付勢された状態となっている。このため、回転テーブル3の位置によっては、後側ロッド24aが、ベース2の側壁部2aであって隣接する位置決め孔2b,2b間に突き当てられて当該位置決め孔2b内に挿入されない状態となる場合がある。この場合は、第1ストッパ装置10によって回転テーブル3の位置決めがなされる。この状態が図4に示されている。この場合であっても、支持脚60の上下方向の動作は、後側ロッド24aの前後方向の動作にではなく、前側ロッド24bの前後方向の動作にのみ連係しているため、圧縮ばね26の付勢力により図7において白抜きの矢印で示すように後側に戻されることにより、両係合部材65,65がそれぞれカム溝67aの下段側に移動することにより脚部支持体62が一体で下側に移動し、従って図4に示すように脚部本体61が下側の支持位置に移動して設置面Lに突き当てられる。
このように、後側ロッド24aがベース2の位置決め2bに挿入されていない状態であっても、レバー21をロック位置に戻せば、これに伴って脚部本体61が自動的に支持位置に戻されて設置面Lに確実に接地させることができる。
次に、第2実施形態の支持脚40が図10〜図15に示されている。第2実施形態の支持脚40が第4,5の発明の実施形態に相当する。この第2実施形態の支持脚40は、レバー操作式である点で、上記したストッパ装置連動式である第1実施形態の支持脚60とは異なっている。
この第2実施形態の支持脚40は、ねじ軸部41a(支持軸部)を有する脚部本体41と、概ね円筒形状を有する脚部支持体42と、作業者が指先で操作するレバー43を備えている。脚部支持体42は、テーブル延長部3aの下面側に設けた支持凹部44内に上下に移動可能に支持されている。この脚部支持体42はその軸回りには回転しない状態で支持凹部44内に支持されている。
この脚部支持体42の上部には外周側へ張り出すフランジ部42bが設けられている。このフランジ部42bと、支持凹部44の底部との間であって当該脚部支持体42の周囲には圧縮ばね45が介装されている。この圧縮ばね45によって脚部支持体42は上方へ付勢されている。この脚部支持体42の内周側にはねじ孔42aが形成されている。このねじ孔42aに脚部本体41のねじ軸部41aが下側からねじ込まれている。ねじ軸部41aのねじ孔42aに対するねじ込み量を調整することことにより、脚部本体41の、脚部支持体42ひいてはテーブル延長部3aから下方への突き出し寸法を微調整することができる。この点は第1実施形態の支持脚60と同様である。また、脚部本体41と脚部支持体42の下面との間には、圧縮ばね49が介装されて、ねじ孔42aに対するねじ軸部41aのガタツキが吸収され、また脚部本体41の緩み止めになっている。この点も第1実施形態と同様である。
一方、脚部支持体42の上方であって、支持凹部44の上部には作動軸46がその軸回りに回転可能に支持されている。この作動軸46は、支持凹部44の対向する壁面間に掛け渡された状態に支持されている。この作動軸46はその一端側に装着した止め輪47によって軸方向へは移動しないようになっている。この作動軸46には平坦な二面幅部46aがその軸方向ほぼ全長にわたって設けられている。この作動軸46には作動体48が取り付けられている。この作動体48は、二面幅部46aの作用によって軸回りには固定された状態で作動軸46に取り付けられている。この作動体48は放射方向に張り出す二つの作動片部48a,48aを備えている。
作動軸46の他端側は、支持凹部44の壁部を貫通してテーブル延長部3aの側部から突き出されている。この突き出し部分にレバー43が取り付けられている。
このように構成した第2実施形態の支持脚40によれば、図10に示すようにレバー43を作業者が手前側へ倒す方向(図10において時計回り方向)に回動操作すると、図11に示すように作動体48の両作動片部48a,48aが下方へ変位し、これにより当該両作動片部48a,48aが脚部支持体42に上面に押し付けられて当該脚部支持体42が下方へ押される。こうして脚部支持体42が圧縮ばね45に抗して下方へ移動すると、これに支持された脚部本体41が下方へ移動してその支持位置に固定される。脚部本体41は支持位置に固定されると、設置面Lに直角に突き当てられた状態となり、これによりテーブル延長部3a及び回転テーブル3が設置面Lに対して支持されて、当該卓上丸鋸盤1を安定した状態で設置しておくことができる。
これに対して、図13に示すようにレバー43を上方へ起立させる方向(図13において反時計回り方向)に回動操作すると、作動体48の両作動片部48a,48aが上方へ変位して脚部支持体42の上面から離間する。このため、脚部支持体42が圧縮ばね45の付勢力によって上方へ変位し、従って脚部本体41が上方の退避位置に移動する。脚部本体41が上方の退避位置に移動すると設置面Lから離間する。
このように第2実施形態の支持脚40によれば、作業者がレバー43を回動操作することにより、脚部本体41を設置面Lに当接させた支持位置と、上方へ移動させて設置面Lから離間させた退避位置へ移動させることができる。このため、従来のように固定ねじを緩めて支持脚を上方へ変位させ、逆に支持脚を設置面に突き当てた状態で固定ねじを締め付ける等の面倒な操作をすることなく、レバー43の回動操作のみで、回転テーブル3をスムーズに回転させ、また回転テーブル3を回転位置に停止させた状態でテーブル延長部3aを設置面Lに対して支持した状態とすることができる。
次に、図16〜図19に、第3実施形態に係る支持脚50が示されている。第3実施形態の支持脚50が、第1、2、第6の発明の実施形態に相当する。この第3実施形態の支持脚50は、ストッパ装置連動型である点で、前記第1実施形態の支持脚60と同様である。但し、この第3実施形態の支持脚50は、第1ストッパ装置10の操作に連動して支持位置と退避位置との間を移動操作される点で第1実施形態とは異なっている。
この第3実施形態の支持脚50は、ねじ軸部51a(支持軸部)を有する脚部本体51と、これを支持する概ね円筒形状の脚部支持体52を備えている。脚部支持体52は、テーブル延長部3aの下面側に設けた支持凹部53内に上下に移動可能に支持されている。脚部支持体52の内周側のねじ孔52a内に脚部本体51のねじ軸部51aがねじ込まれて、当該脚部本体51の突き出し寸法を微調整可能であり、また脚部支持体52の下面と脚部本体51との間には圧縮ばね54が介装されて、ねじ孔52aに対するねじ軸部51aのガタツキが吸収されるようになっている点は、前記第1、第2実施形態と同様である。
第3実施形態の支持脚50は、脚部支持体52と前記した第1ストッパ装置10との間に作動部材55を備え、この作動部材55を介して第1ストッパ装置10の操作により脚部本体51を支持位置と退避位置に移動させる構成を備えている。この作動部材55は、作業者から見て左右の側壁部55a,55bと、作業者から見て手前側の後壁部55cを備えている。左右の側壁部55a,55b間に掛け渡し状に支持した支軸56を介してテーブル延長部3aの先端下面側に支持されている。この作動部材55は、上記支軸56を中心にして上下に傾動可能に支持されている。また、この作動部材55の作業者から見て左側(図16,18において手前側)の側壁部55aの先端側(図16,18において左側)には作動軸57が設けられている。この作動軸57は、テーブル延長部3aの側壁部を貫通して脚部支持体52の側部に係合されている。脚部支持体52の側部には、横方向に長い長溝孔形状の係合溝52bが設けられている。この係合溝52bに、上記作動軸57の先端部が挿入されている。この係合溝52b内において作動軸57は前後方向(図16,18において左右方向)に相対変位可能となっている。また、テーブル延長部3aの側壁部には上記係合溝52bと同等程度の横幅寸法の逃がし孔3hがその下端から切り込み状に形成されている。上記作動軸57はこの逃がし孔3hを経て当該側壁部を貫通している。
一方、図16,18に示すように作動部材55の前壁部55cは、第1ストッパ装置10のグリップ11の後端面11aに当接されている。この前壁部55cと、テーブル延長部3aの先端面との間であって、前記第1ストッパロッド12のねじ軸部12aの周囲に圧縮ばね58が介装されている。この圧縮ばね58によって前壁部55cがグリップ部11の後端面11aに押し付けられる方向に付勢され、これにより当該作動部材55が支軸56を中心にして図16,18において時計回り方向に付勢されている。
このため、作業者がグリップ部11をアンロック方向に回転操作して第1ストッパ装置10による回転テーブル3の固定状態を解除すると、図18に示すようにグリップ部11が図示右側へ移動し、その結果作動部材55の前壁部55cが圧縮ばね58によって押されて図示右側へ移動する結果、当該作動部材55が図18において時計回り方向(退避位置側)に回動する。作動部材55が退避位置側に回動すると作動軸57が上方へ変位するため、脚部支持体52及び脚部本体51が上方の退避位置に移動する。脚部本体51が退避位置に移動すると、当該脚部本体51は設置面Lから離間した状態となる。図18はこの状態を示している。
逆に、グリップ部11をロック側に回転操作して第1ストッパ装置10により回転テーブル3の回転位置を固定すると、図16に示すようにグリップ11が図示左側へ移動し、その結果作動部材55の前壁部55cが圧縮ばね58に抗してグリップ11の後端面11aに押されて後側へ移動する。前壁部55cが後側へ移動すると、当該作動部材55が支軸56を中心にして図示反時計回り方向(支持位置側)に回動する。作動部材55が支持位置側に回動すると、作動軸57が下方へ変位するため、脚部支持体52及び脚部本体51が下方の支持位置に移動する。脚部本体51が支持位置に移動すると、当該脚部本体51が設置面Lに直角に突き当てられて、テーブル延長部3a及び回転テーブル3に付加される荷重等がこの脚部本体51で受けられ、このため、当該卓上丸鋸盤1を安定した状態で設置しておくことができる。
以上のように構成した第3実施形態の支持脚50によれば、第1ストッパ装置10のグリップ11を固定側に回転操作して回転テーブル3の回転位置を固定すると、これに連動して脚部本体51が自動的に支持位置に取り出され、逆にグリップ11をアンロック側に回転操作して回転テーブル3を回転可能な状態とすると、これに連動して脚部本体51が自動的に退避位置に収納される。このように回転テーブル3を任意の回転位置で回転不能に固定するための第1ストッパ装置10の操作に連動して(利用して)、脚部本体51が支持位置に取り出され、逆に退避位置に収納されることから、作業者は従来のように固定ねじを緩めたり、締め付けたりする等の面倒な操作をすることなく、回転テーブル3をスムーズに回転させて迅速に位置決めすることができる。
次に、図20〜図23には第4実施形態の支持脚30が示されている。この第4実施形態の支持脚30が第7〜第10の発明の実施形態に相当する。
第4実施形態の支持脚30は、設置面Lに突き当てられる脚部本体31と、これを支持する回転支持体32を備えている。回転支持体32は円柱体形状を有し、テーブル延長部3aの下面に設けた支持凹部37内に回転可能に支持されている。この回転支持体32は、回転テーブル3の径方向(支軸8を中心とする放射方向)に沿った軸線Jを中心にして回転可能に支持されている。この回転支持体32には、ねじ孔32aが設けられている。このねじ孔32aは、回転支持体32の径方向に貫通する状態で設けられている。このねじ孔32aに、脚部本体31のねじ軸部31a(支持軸部)がねじ込まれて、当該脚部本体31が回転支持体32の側部から放射方向に突き出す状態に支持されている。ねじ軸部31aのねじ孔32aに対するねじ込み量を調整することにより、脚部本体31のテーブル延長部3aからの突き出し寸法を微調整することができる。脚部本体31と回転支持体32との間であってねじ軸部31aには圧縮ばね33が介装されている。この圧縮ばね33によって脚部本体31が回転支持体32から突き出す方向に付勢されている。この圧縮ばね33によってねじ軸部31aのねじ孔32aに対するガタツキが吸収される。
図21及び図23に示すように回転支持体32がその軸線J回りに回転(自転)することにより、脚部本体31が設置面Lに対して直角に突き当てられる支持位置と、上方(回転テーブル3の回転方向前側及び後ろ側)へ傾動してその先端部を設置面Lから離間する方向に変位させた退避位置との間を移動する。
回転支持体32と支持凹部37の上面との間には、同じ付勢力を有する二つの圧縮ばね34,35が介装されている。この二つの圧縮ばね34,35によって、当該回転支持体32はその軸線回りの回転について両方向に付勢されている。回転支持体32が二つの圧縮ばね34,35によってその回転方向両方向に付勢されていることにより、脚部本体31がその支持位置側に付勢され、かつ当該支持位置に保持される。
また、図20及び図22に示すように回転支持体32の端部には、圧縮ばね36aで突き出し側に付勢された鋼球36bを有する位置保持手段(ディテント、ボールプランジャ)36が設けられている。この位置保持手段36に対応して、支持凹部37の対向壁面には、係合凹部3gが設けられている。この係合凹部3gは、鋼球36bが通過できない幅で設けられている。脚部本体31が支持位置に至ると、位置保持手段36の鋼球36bがこの係合凹部3g内に弾性的に嵌り込み、これにより当該支持脚30が支持位置に保持される。従って、この位置保持手段36によっても脚部本体31が設置面Lに直角に突き当てられる支持位置に保持される。
以上のように構成した第4実施形態の支持脚30によれば、回転支持体32が二つの圧縮ばね34,35によって軸線J回りの回転方向両側について付勢された状態で支持され、また位置保持手段36によってその回転位置が保持されていることから、脚部本体31は設置面Lに直角に突き当てられた支持位置に保持される。図21には、この状態が示されている。このように回転テーブル3を回転させない停止状態(切断加工時等)では、支持脚30の脚部本体31が支持位置に保持され、これにより図21中白抜きの矢印で示すように回転テーブル3及びテーブル延長部3aに付加される荷重P(自重、切削荷重等)が支持脚30によって受けられ、これによって当該卓上丸鋸盤1を設置面L上に安定した状態で設置しておくことができる。
また、支持脚30の脚部本体31が回転テーブル3の回転方向両側(右回り及び左回り)についてそれぞれ回転方向後ろ側に傾動可能に支持されている。このため、第1及び第2ストッパ装置10,20を解除して回転テーブル3を右回り又は左回りに回転させると(図23中白抜きの矢印R)、脚部本体31は、設置面Lから受ける抵抗によってテーブル回転方向後ろ側(図23中白抜きの矢印K方向)に自動的に傾動する(退避位置に移動する)。脚部本体31は、軸線Jを中心にしてテーブル回転方向に傾動すると、その下端部は設置面Lから離間する方向(図23において上方)に変位することから当該設置面Lに対する干渉が回避若しくは緩和され、従って設置面Lから大きな抵抗を受けることなく回転テーブル3をスムーズに回転操作することができる。
回転テーブル3の回転操作を止めると、支持脚30の脚部本体31は、回転支持体32が二つの圧縮ばね34,35によって回転方向両側に付勢されていることにより支持位置に自動的に戻されて設置面Lに直角に突き当てられた状態となる。支持位置に戻された脚部本体31は、位置保持手段36によって当該支持位置に保持される。
このように第4実施形態の支持脚30によれば、その脚部本体31が回転テーブル3を回転させると自動的に退避位置に移動し、回転テーブル3の回転操作を止めると自動的に支持位置に戻されることから、作業者は支持脚30に対して従来のようなねじ締め等の特別の操作を何ら行うことなく回転テーブル3をスムーズに回転操作することができる。
以上説明した各実施形態にはさらに変更を加えて実施することができる。例えば、各実施形態において、脚部本体のねじ軸部(支持軸部)を脚部支持体のねじ孔にねじ込んで当該脚部支持体に対する脚部本体の位置を微調整可能な構成を例示したが、このねじ軸調整式を省略してもよい。すなわち、各実施形態において、脚部本体を脚部支持体に対して一体に設ける構成としてもよい。
また、特に第4実施形態における脚部本体31に車輪を取り付けてキャスタ式の支持脚とすることができる。
さらに、第1〜第3実施形態において、脚部本体の支持位置と退避位置との間の移動量については任意に設定することができる。
本発明の第1実施形態に係る支持脚を備えた卓上丸鋸盤の全体側面図である。 テーブル延長部の縦断面図であって、第1実施形態に係る支持脚周辺の縦断面図である。本図は、支持脚が支持位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、第1実施形態に係る支持脚周辺の縦断面図である。本図は、支持脚が退避位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、第2ストッパ装置の前側ロッドの先端部が位置決め孔から外れてベースの側壁部に突き当てられた状態を示している。本図は、この状態であっても、支持脚が接地された状態となることを示している。 テーブル延長部の平断面図であって、第2ストッパ装置及び第1実施形態に係る支持脚の平面図である。 テーブル延長部の横断面図であって、図2の(6)-(6)線断面矢視図である。本図は、係合部材がカム溝の下段側に位置して、支持脚が支持位置に位置する状態を示している。 図6の(7)-(7)線断面矢視図であって、第2ストッパロッドと脚部支持体との位置関係を示す平面図である。 テーブル延長部の横断面図であって、図3の(8)-(8)線断面矢視図である。本図は、係合部材がカム溝の上段側に位置して、支持脚が退避位置に位置する状態を示している。 図8の(9)-(9)線断面矢視図であって、第2ストッパロッドと脚部支持体との位置関係を示す平面図である。 テーブル延長部の先端部であって、第2実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が支持位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図10の(11)-(11)線断面矢視図である。 第2実施形態の支持脚を図11中矢印(12)方向から見た平面図である。 テーブル延長部の先端部であって、第2実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が退避位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図13の(14)-(14)線断面矢視図である。 第2実施形態の支持脚を図14中矢印(15)方向から見た平面図である。 テーブル延長部の先端部であって、第3実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が支持位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図16の(17)-(17)線断面矢視図である。 テーブル延長部の先端部であって、第3実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が退避位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図18の(19)-(19)線断面矢視図である。 テーブル延長部の先端部であって、第4実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が支持位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図20の(21)-(21)線断面矢視図である。 テーブル延長部の先端部であって、第4実施形態に係る支持脚周辺の一部破断側面図である。本図は、支持脚が退避位置に位置する状態を示している。 テーブル延長部の縦断面図であって、図22の(23)-(23)線断面矢視図である。
W…切断材
L…設置面
1…スライド式卓上丸鋸盤
2…ベース
3…回転テーブル、3a…テーブル延長部
4…本体支持部
5…切断機本体
6…切断刃
8…回転軸
10…第1ストッパ装置
12…第1ストッパロッド
20…第2ストッパ装置
21…レバー
24…第2ストッパロッド
30…支持脚(第4実施形態)
31…脚部本体、31a…ねじ軸部
32…回転支持体
J…回転支持体の回転軸線
33〜35…圧縮ばね
36…位置保持手段(ディテント、ボールプランジャ)
40…支持脚(第2実施形態)
41…脚部本体、41a…ねじ軸部
42…脚部支持体
43…レバー
46…作動軸
48…作動体、48a…作動片部
50…支持脚(第3実施形態)
51…脚部本体、51a…ねじ軸部
52…脚部支持体
55…作動部材
56…支軸
57…作動軸
60…支持脚(第1実施形態)
61…脚部本体、61a…ねじ軸部
62…脚部支持体
63…支持凹部
65…係合部材
66…作動部材
67…カム板、67a…カム溝

Claims (8)

  1. 切断材を載置する回転テーブルと、該回転テーブルの回転位置を固定するストッパ装置を備えた卓上型の切断機であって、
    前記回転テーブルを設置面に対して支持する支持脚を備えており、
    前記ストッパ装置の操作について、前記回転テーブルを回転可能な状態にするための操作に連動して、前記支持脚が前記設置面に接触しない上方の退避位置に移動し、前記回転テーブルの回転位置を固定する操作に連動して、前記支持脚が前記設置面に直立状態に突き当てられて前記回転テーブルを支持する下方の支持位置に移動する構成とした切断機
  2. 請求項1記載の切断機であって、前記支持脚は、前記回転テーブルに上下に移動可能に支持された支持軸部を介して前記退避位置と前記支持位置に移動可能に支持されており、前記支持軸部と前記ストッパ装置との間に作動部材を介在させ、該作動部材を介してなされる前記ストッパ装置の操作により前記支持軸部を移動させて前記退避位置と前記支持位置に移動させる構成とした切断機
  3. 請求項2記載の切断機であって、前記支持脚部は、前記回転テーブルに上下に移動可能かつ軸回りに回転可能に支持された支持軸部を介して前記退避位置と前記支持位置に移動可能に支持されており、該支持軸部に係合部材を設ける一方、前記回転テーブル側に前記支持軸部の軸方向に変位量を有するカム溝を設けて、該カム溝に前記係合部材を係合させるとともに、前記作動部材を前記ストッパ装置に設けて、該作動部材を前記支持軸部に対してその軸回りの回転方向に係合させて、該作動部材を介して前記ストッパ装置の操作により前記支持軸部をその軸回りに回転させることによりなされる前記カム溝に対する前記係合部材の軸方向変位作用により当該支持軸部を上下に移動させて前記支持脚部を前記退避位置と前記支持位置に移動させる構成とした切断機
  4. 請求項2記載の切断機であって、前記作動部材は上下に傾動可能に支持され、その傾動中心に対して一端側が前記ストッパ装置側に係合され、他端側が前記支持軸部に係合され、前記ストッパ装置の操作によりなされる前記作動部材の上下傾動動作により前記支持軸部を上下に移動させて前記支持脚を前記退避位置と前記支持位置に移動させる構成とした切断機
  5. 切断材を載置する回転テーブルと、該回転テーブルの回転位置を固定するストッパ装置を備えた卓上型の切断機であって、
    前記回転テーブルを設置面に対して支持する支持脚を備えており、
    該支持脚は、前記回転テーブルの回転方向に沿って傾動可能に支持され、かつ前記設置面に直立状態に突き当てられて前記回転テーブルを下方から支持する支持位置に付勢されており、前記回転テーブルの回転により前記付勢力に抗して傾動して前記設置面から離間する方向の退避位置に移動する構成とした切断機
  6. 請求項5記載の切断機であって、前記支持脚は、前記回転テーブルの径方向に沿った軸線を回転軸線として前記回転テーブルに回転可能に支持された回転支持体を介して傾動可能に支持されており、前記回転支持体をその回転軸線回りの回転について相互に反対方向に付勢する二つの付勢手段を用いて当該支持脚を前記回転テーブルの両方向の回転についてそれぞれ支持位置側へ付勢した切断機
  7. 請求項6記載の切断機であって、前記回転支持体と前記回転テーブルとの間に、二つの圧縮ばねを介装し、該二つの圧縮ばねによって前記回転支持体を前記回転軸線回りの両方向に付勢する構成とした切断機
  8. 請求項6又は7記載の切断機であって、前記回転支持体を当該支持脚の前記支持位置に保持するための位置保持手段を備えた切断機
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