JP5627293B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板が回動可能となるテーブルに関する。
従来、オフィスや学校などで使用されるテーブルとして、天板が回動可能となるものがある。このようなテーブルは天板を略水平とすることで使用状態となる一方、天板を略鉛直に起立させることで、複数のテーブルを前後に重ねて収納できる収納状態となる。また、テーブルの下端にキャスタを配置して、天板の回動に連動させてキャスタによる移動の可否を切り替え可能に構成されたものもある。
上述したテーブルは、間隔を空けて配置された一対の脚部によって天板を支持しているため、テーブルの強度を上げて安定して使用するために、脚部同士を連結する框部が設けられている。
この框部は脚部の間に配置されるため、この框部によって使用者の脚を納める空間が狭められてしまう。そこでこの框部を脚部の上方に移動させて、さらに天板の回転軸として用いることで、使用者の脚を納める空間を確保でき、かつ強度を高めたテーブルが提案されている。このようなテーブルとして、例えば框部(回転支軸)を脚部(脚支柱)の上端部に横架させ、回転支軸の側端部を脚支柱の内側端部よりも外側に位置づけてなるテーブルが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−357979号公報
天板の回動に連動させて行うキャスタによる移動の可否の切り替えは、例えば、天板の回動に合わせて脚部内に配置されたロッドを昇降動作させて、キャスタが床面に当接するか否かを切り替えることで実現している。
ここで、天板の回転軸が上述した框部でなければ、天板の回転軸とロッドとを少数の部品を介して連結させることでロッドの昇降を実現できるため、その機構が簡素化・小型化できる。
しかしながら、框部を回転軸とするテーブルの場合、框部はテーブルの補強を担うものであるため、強度を保つために脚部に対して回動不能に固定することが望まれる。その結果、ロッドを昇降させるためには、天板とロッドとを繋ぎ、天板の回動をロッドの昇降動に変換する部材を別途取り付ける必要が生じる。
上記特許文献1のテーブルは、特許文献1の図2および図6に示されているように、天板受け32の側面に棒状の部材が配置されて、脚支柱21内部のロッドとは脚支柱21の内側面を貫通するように配置された軸状の部材を介して連結している。また同図4から分かるように、軸状の部材は天板1の回動位置に応じて上下に移動する。
従って、上記特許文献1のテーブルでは、棒状の部材が脚部の内側にて上下に動作するため、使用者の脚が接触する虞がある。また、脚部に軸状の部材が移動するための長穴や切り欠きを形成する必要があるため、脚部の強度が低下してしまううえ、長穴などに身体の一部や衣服などが挟まってしまう虞がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、脚部の強度を高くでき、脚部側方において身体などの挟み込みの危険を低減できるテーブル、およびテーブルの組み立て方法を提供することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、天板の回動位置によってキャスタによる移動ができる状態と移動ができない状態とが切り替えられるテーブルに関するものであって、一対の脚部および天板を有している。脚部は、上下方向に長さを有しており、上端に開口が形成された中空形状である。また天板は回動可能に取り付けてられている。
脚部の下部には、キャスタと接触部とが配置されており、昇降機構によって床面に接触するものが切り替えられる。キャスタは前方と後方とに少なくとも1つずつ設けられている。接触部とは、床面と接触してテーブルの移動を抑制するものであって、脚部に1つ以上設けられていればよい。
昇降機構は、上述した一対のキャスタおよび接触部のうち、いずれか1つ以上である可動部と天板とを連結している。そして、天板の回動に応じて可動部を昇降させることで、床面に接触するものを切り替える。例えば可動部が接触部であれば、接触部を上昇させることで相対的にキャスタが下に移動し、キャスタが床面と接触してテーブルの移動が可能となる。また接触部を下降させることで、接触部が床面と接触してテーブルの移動が不可能となる。可動部はキャスタであってもよい。その場合、キャスタは複数が昇降してもよいし、例えば前方または後方のいずれか一方のみが昇降してもよい。
そして、上述した昇降機構は、脚部上端の開口を経由して天板と可動部とを連結するものであり、天板と連結する天板連結部材と、脚部の内部に配置され、可動部と連結するロッドと、天板の回転軸の軸線と平行に脚部に固定される支軸と、支軸によって回転可能に軸支され、上記天板連結部材および上記ロッドと連結する回転部材と、を有し、回転部材は、天板連結部材と連結する領域が開口から突出するように配置されている。
そして、回転部材における支軸が配される位置は、昇降機構を支軸の軸方向を法線方向とする平面に投影したときに、回転部材における天板連結部材と連結する領域および支軸の中心を通過する直線と、回転部材におけるロッドと連結する領域および支軸の中心を通過する直線と、の2つの直線が角度を有して交差する位置である。
従って、上記構成のテーブルでは、昇降機構の動作を妨げないように脚部の側方に穴や切り欠きを形成する必要がないので、脚部の強度を高く保つことができる。
また、脚部の側方にて動作する部品が必要なくなるので、それらの部品に使用者の脚が接触することがなく、それらの部品と脚部や天板等の構造との隙間や、上記穴や切り欠きとの隙間に使用者の身体の一部や衣服などが挟まる虞がない。即ち、脚部側方における挟み込みの危険を低減できる。
なお、上述した天板と可動部との連結とは、天板の回動が可動部の昇降動作に連動するように、昇降機構や天板、可動部などの各構成要素が配置されていることを意味する。即ち、各構成要素が常時接触している必要はない。例えば天板が水平状態では接触していないが、鉛直方向に回動すると接触して、回動を伝えるように構成された構成要素が含まれていてもよい。
また上記テーブルにおいて、回転部材は、該回転部材が支軸を回転軸として回転したときに、回転部材における天板連結部材と連結する領域が支軸の上方を通過して移動するように構成されていてもよい。
上述した請求項1の構成は様々なテーブルに適用できるが、請求項3に記載のテーブルのように、一対の脚部を連結しており、少なくとも一部が円柱形状の円柱部として形成されてなる框部を備えており、天板がこの円柱部を回転軸として回動する構成に適用してもよい。
このように構成されたテーブルでは、框部を上方に配置できるため使用者の脚が収納できる範囲が広くなる。また、框部を回転軸とすることにより回転軸を昇降機構の一部として利用できない場合(即ち、天板の回動をロッドの昇降動に変換する部材が別途必要となる場合)であっても、脚部の強度を下げることを抑制でき、また脚部側方における挟み込みの危険を低減できる。
本発明のテーブルは、昇降機構が、天板と連結する天板連結部材と、脚部の内部に配置され、可動部と連結するロッドと、天板の回転軸の軸線と平行に脚部に固定される支軸と、支軸によって回転可能に軸支され、天板連結部材およびロッドと連結する回転部材と、を有する構成である。
このような昇降機構は、天板の回動に合わせて回転部材が回転し、その回転によってロッドが昇降動作する。このロッドの動作によって、可動部を昇降動作させることが可能となる。
なお、上述した支軸は、請求項4に記載のテーブルのように、円柱部と略同軸上となるように配置してもよい。
このように構成されたテーブルでは、回転部材が天板と同軸で回転する。仮に、回転部材と天板との軸が一致していない、即ち同軸でない場合、天板と回転部材とを連結させて天板の回動に合わせて回転部材を回転させると、天板と回転部材との位置関係が変化する。そのため、天板連結部材をその位置関係の変化に対応して形態が変化できるように構成する必要がある。例えば、天板連結部材を複数の部品を組み合わせたリンク機構として構成したり、スライドによって長さが可変となるように天板連結部材と天板または回転部材とを連結したりする必要がある。その結果、天板連結部材の動作に必要なスペースが大きくなってしまい、脚部の内部に昇降機構を配置することが困難になる。
しかしながら請求項4に記載のテーブルでは、回転部材と天板とが同軸で回転するため、回転部材は天板との位置関係を変化させず回転することとなり、天板連結部材が形態を変化させる必要がない。よって、天板の回動に伴って天板連結部材が動作するスペース(天板連結部材が移動するために必要な空間)が小さくなり、脚部の開口を経由して天板と可動部とを連結させることが容易になると共に、昇降機構の省スペース化や身体の一部などを挟み込んでしまう危険の低減などを実現できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテーブルにおいて、天板の回転軸の軸線が上面視にて脚部上端の開口の中心を通過するように、天板および脚部が配置されていることを特徴とする。
このように構成されたテーブルは、昇降機構を天板の回転軸の中心に合わせて配置することで、昇降機構の構成要素が脚部の開口に納まりやすくなる結果、脚部からはみ出す部分を小さくすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のテーブルにおいて、脚部の上部および昇降機構を覆うカバー部材を備えることを特徴とする。
このように構成されたテーブルは、脚部上部に設けられた開口や昇降機構がカバー部材によって覆われるため、天板を回動させたときなどに開口や昇降機構によって身体の一部などを挟み込んでしまう危険を低減できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のテーブルにおいて、天板の重心が、上面視にて円柱部の軸線上に位置することを特徴とする。
このように構成されたテーブルは、脚部によって天板を重心の下から支えることができる。よってテーブル全体のバランスが良くなり安定して使用できると共に、天板の回転をスムーズに行うことができる。
実施例のテーブルを示す側面図(A)、正面図(B)、平面図(C) 実施例のテーブルを示す斜視図 天板の回動動作を説明する側面図 昇降機構の周辺を拡大した側面図(A)、正面図(B) 変形例の框を示す斜視図
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示にすぎず、本発明が、下記の事例以外にも様々な形態で実施できるのはもちろんである。
[実施例]
(1)全体構成
図1および図2に、本実施例のテーブル1を示す。図1において(A)がテーブル1の側面図、(B)が正面図、(C)が平面図である。なお、図1(C)は天板11など一部の要素を透視した図である。また、図2は分解斜視図である。なお、本実施例のテーブル1は左右対称形となっているため、以下では一方の側面についてのみ説明する。また、各図においては、見易さの観点から一部の構成要素を省略している場合がある。
テーブル1は、天板11と、上下方向に長さを有し、天板11を保持する中空柱状の脚部13と、を備える。
脚部13の上端には、図2に示すように、上下方向に開く開口15が形成されている。また脚部13は、脚部13と対になる図示しない反対側の脚部と円筒形状の框17(本発明の框部)にて連結している。
脚部13の内側(対となる脚部側)側面には框保持部19が取り付けられている。框保持部19は、脚部13に固定される固定部21と、固定部21から脚部13と反対方向に延び出した円柱形の突出部23と、突出部23に設けられた板状のロック受け25と、からなる。固定部21は、後述する支軸71や図示しないボルト等で脚部13に固定される。また突出部23は框17に挿入されて、図示しないボルト等で框17に対して固定される。
天板11の裏面には天板保持部31が取り付けられている。この天板保持部31は、蓋部33が取り付け可能に構成されている。図2に示すように、天板保持部31には半円形の切り欠き35(35a、35b)が形成されている。また蓋部33にも半円形の切り欠き37(37a、37b)が形成されている。
天板保持部31に蓋部33を取り付けると、切り欠き同士が組み合わされて円形の孔が形成される。この孔を框17が通過するように、天板保持部31と蓋部33とで框17を挟み込んで組み付けることで、天板11は框17を回転軸として回動可能に取り付けられる。詳細には、天板保持部31の内側の切り欠き35aと、蓋部33の内側の切り欠き37aとで形成される孔はロック受け25よりも内側に位置し、外側の切り欠き35bと37bとで形成される孔はロック受け25よりも外側に位置する。なお、外側の切り欠き35bと37bは突出部23の直径よりも大きく形成されていて、天板保持部31と蓋部33とを組み付けた状態では突出部23と接触しない。そのため、実質的に天板11の保持は框17のみにおいて実現されている。
なお、天板11は、框17に取り付けられたときに、その重心が上面視にて框17の軸線上に位置するように構成される。
天板保持部31の外側側面にはレバー41が配置される。レバー41には回転軸43が設けられている。天板保持部31は、外側側面に設けられた第1貫通孔45にて回転軸43を回転可能に保持することで、レバー41をその回転軸43を中心として回転可能に保持する。またこの回転軸43にはロック金具47が固定されており、レバー41の回転に伴って回転する。
回転軸43は、図示しないスプリングによって図1(A)における矢印A方向に回転するように付勢されており、即ちレバー41およびロック金具47も同方向に回転するように付勢される。そのため、レバー41が使用者によって操作されていない場合には、ロック金具47はロック受け25側に付勢されて移動しており、天板11の回動状態によって当接部49または溝51に接触して引っ掛かり、その状態が維持される。図1(A)はロック金具47が当接部49に当接した状態であり、これによって天板11の矢印B方向への回動が抑制される。なお、矢印Bと逆方向への回動は、接触片55がロック受け25に接触することにより抑制される。
レバー41を付勢力に反して矢印C方向に動かすと、ロック金具47は当接部49に当接しなくなり、図3(A)に示すように天板11が回動可能となる。天板11を略鉛直状態となるまで回動させてレバーを離すと、図3(B)に示すようにロック金具47が溝51に引っ掛かり、天板11の回動が抑制される。
なお、ロック受け25およびロック金具47は、天板保持部31と蓋部33とを組み合わせたものの内部に配置される。
脚部の下部61は前後方向(脚部の並ぶ方向と交差する方向)に延び出し、その両端から下方向に接触部63が突出している。この接触部63が床面と接触することで、テーブル1の移動が制限される。
また、下部61内部には前方と後方(図1(A)における左右方向)にキャスタ65が設けられたキャスタ支持部材67が配置されている。このキャスタ支持部材67は、後述する昇降機構69によって天板11の回動とリンクして昇降動作するように構成されている。即ち、図1(A)のように天板11が略水平に寝ているとキャスタ支持部材67は上方向に動き、キャスタ65が接触部63に対して相対的に上方向に移動することで、接触部63が床面に接触する。また、図3(B)のように略鉛直に天板11を立てると、キャスタ支持部材67が下方向に動きキャスタ65が接触部63よりも相対的に下方向に移動し、キャスタ65のみが床面と接触する結果テーブル1の移動が可能となる。
なお、前後一対のキャスタ65が、本発明における可動部に相当する。即ち、キャスタ支持部材67を昇降動作させることによって可動部の昇降が実現される。
(2)昇降機構の構成
昇降機構69は、框17を回転軸とした天板11の回動をキャスタ支持部材67に伝える機構であって、支軸71、回転部材73、ロッド75、天板連結部材77などを有している。
支軸71は、図2に示すように、円柱状の部材であって一端に雄ねじ81が形成されており、脚部13に形成された貫通孔83から差し込んで、脚部13と固定部21とをねじ止めによって固定する。この支軸71は、突出部23および框17と同軸上に配置される。
回転部材73は、断面コの字型の板状の部材であって、両側面には貫通孔85が形成されていいて、上記支軸71がこの貫通孔85を通過するように配置される。これによって、回転部材73は支軸71を回転軸として回動可能となる。
回転部材73の一端にはロッド75の上端が軸87によって回動可能に連結されている。この軸87は支軸71と平行に配置されている。
ロッド75は脚部13の内部に配置されており、ロッド75の下端はキャスタ支持部材67と連結している。つまり、このロッド75を昇降させることによってキャスタ支持部材67が昇降する。
回転部材73の他端には棒状の天板連結部材77の一端が固定されている。この天板連結部材77の他端は天板保持部31の第2貫通孔89に挿入されている。
なお、脚部13の上部には、開口15および昇降機構69を覆うカバー部材91が取り付けられる。
このように構成された昇降機構69は、天板11の回動に合わせて天板保持部31が回動すると、天板連結部材77によって連結された回転部材73が天板11の回動に合わせて回動し、ロッド75を上下させる。これにより、キャスタ支持部材67を天板11の回動とリンクして昇降動作することができる。
図4(A),(B)に、図1(A),(B)における昇降機構69周辺を拡大した図を示す。なお、昇降機構69以外の要素は適宜省略して表している。
図4(A),(B)から分かるように、昇降機構69は脚部13の開口15を経由して天板11とキャスタ支持部材67とを連結している。また、昇降機構69は框17(回転軸)の側方(軸線方向)に配置される。
天板11の回動をロッド75の昇降動作に変換する回転部材73は、天板11の回転軸付近を中心とする限られた範囲で動作しており、昇降機構69はコンパクトになっている。
また、天板11の回転軸の軸線が上面視にて開口15の中心を通過するように、天板11および脚部13が配置されている。
なお、テーブル1の組み立ては、脚部13に昇降機構69を予め組み付けておき、組み立ての現場で天板連結部材77を天板保持部31の第2貫通孔89に挿入するとよい。そのように組み立てることで、天板と昇降機構69との組み付けを容易に行うことができる。また、天板連結部材77を回転部材73から分離させて予め天板保持部31に組みつけておき、組み立て現場では天板連結部材77と回転部材73とを固定するようにしてもよい。
(3)発明の効果
本実施例のテーブル1は、昇降機構69が脚部13の開口15を経由して天板11とキャスタ支持部材67とを連結しているため、昇降機構69の動作を妨げないように脚部13の側方に穴や切り欠きを形成する必要がないので、脚部13の強度を高く保つことができる。
また、脚部13の側方にて動作する部品が必要なくなるので、それらの部品に使用者の脚が接触することがなく、それらの部品と脚部13や天板11等の構造との隙間や、上記穴や切り欠きとの隙間に使用者の身体の一部や衣服などが挟まる虞がない。即ち、脚部13側方における挟み込みの危険を低減できる。
また、本実施例のテーブル1では、框17を上方に配置できるため使用者の脚が収納できる範囲が広くなる。
また、本実施例のテーブル1では、回転部材73と天板11とが同軸で回転するため、回転部材73は天板11との位置関係を変化させず回転する。回転部材73と天板11との位置関係が変化する場合、それらを連結する部品は、複数の構成要素からなるリンク機構などを用いる必要があるが、実施例の構成ではそのような必要がないので、天板連結部材77のように形態の変化しない部品を用いることができる。従って、天板11の回動に伴って天板連結部材77が動作するスペース(天板連結部材77が移動するために必要な空間)が小さくなり、脚部13の開口15を経由して天板11とキャスタ支持部材67とを連結させることが容易になると共に、昇降機構69の省スペース化や、脚部13からはみ出した部品によって身体の一部などを挟み込んでしまう危険を低減できる。
さらに、カバー部材91によって開口15や昇降機構69が覆われているため、天板11を回動させたときなどに開口15や昇降機構69によって身体の一部などが挟み込まれることをより確実に防止できる。
また、本実施例のテーブル1は、天板11の重心が、上面視にて框17の軸線上となるように天板11が設けられている。天板11は広い面積と高い強度が必要であるため重量が大きいが、その重心の真下にて保持されることで、テーブル1全体のバランスが良くなり安定して使用できる。また天板11が框17にてバランスよく保持されることから、天板11の前後に重心が偏ることなく天板11の回転をスムーズに行うことができる。
(4)変形例
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、支軸71を框17と同軸に配置する構成を例示したが、同軸でなくともよい。その場合には天板11の回動によって天板11と回転部材73との位置関係が変化するため、その変化に追従できるように天板連結部材77を構成するとよい。
また、上記実施例においては、天板11の回動に応じてキャスタ65を昇降させる構成を例示したが、接触部63を昇降させるように構成してもよい。その場合には、天板11の回動とロッド75の昇降の関係が上記実施例と逆になるように昇降機構を構成するとよい。また、上記実施例では前後のキャスタ65が共に動作する構成を例示したが、いずれか一方は常時床面に当接しており、他方のみ昇降動作する構成であってもよい。
また、上記実施例においては、框17として全体が円筒形であるものを用いる構成を例示したが、天板11と連結する部分(天板保持部31と蓋部33にて挟み込まれる部分)が円柱形状となっていれば、それ以外の部分の形状はどのようなものであってもよい。例えば、図5(A)に示すように、角柱状の框101において、天板11と連結する部分のみ円柱形状の円柱部103となっていてもよいし、図5(B)に示すように、角柱状の框105から突出した部分に円柱形状の円柱部107が形成されていてもよい。
1…テーブル、11…天板、13…脚部、15…開口、17…框、19…框保持部、21…固定部、23…突出部、25…ロック受け、31…天板保持部、33…蓋部、35…切り欠き、37…切り欠き、41…レバー、43…回転軸、45…第1貫通孔、47…ロック金具、49…当接部、51…溝、55…接触片、61…下部、63…接触部、65…キャスタ、67…キャスタ支持部材、69…昇降機構、71…支軸、73…回転部材、75…ロッド、77…天板連結部材、81…雄ねじ、83…貫通孔、85…貫通孔、87…軸、89…第2貫通孔、91…カバー部材、101…框、103…円柱部、105…框、107…円柱部

Claims (7)

  1. 上下方向に長さを有し、上端に開口が形成された中空形状である一対の脚部と、
    回動可能に取り付けてなる天板と、
    前記脚部の下部における前方と後方とに少なくとも1つずつ設けられた一対のキャスタと、
    前記脚部の下部に設けられた接触部と、
    前記一対のキャスタおよび前記接触部のうちいずれか1つ以上である可動部と前記天板とを連結し、前記天板の回動に応じて前記可動部を昇降させることで、前記一対のキャスタおよび前記接触部のうち床面に接触するものを切り替える昇降機構と、を備え、
    前記昇降機構は、前記開口を経由して前記天板と前記可動部とを連結するものであり、
    また前記昇降機構は、
    前記天板と連結する天板連結部材と、
    前記脚部の内部に配置され、前記可動部と連結するロッドと、
    前記天板の回転軸の軸線と平行に前記脚部に固定される支軸と、
    前記支軸によって回転可能に軸支され、前記天板連結部材および前記ロッドと連結する回転部材と、を有し、
    前記回転部材は、前記天板連結部材と連結する領域が前記開口から突出するように配置されており、
    前記回転部材における前記支軸が配される位置は、前記昇降機構を前記支軸の軸方向を法線方向とする平面に投影したときに、前記回転部材における前記天板連結部材と連結する領域および前記支軸の中心を通過する直線と、前記回転部材における前記ロッドと連結する領域および前記支軸の中心を通過する直線と、の2つの直線が角度を有して交差する位置である
    ことを特徴とするテーブル。
  2. 前記回転部材は、該回転部材が前記支軸を回転軸として回転したときに、前記回転部材における前記天板連結部材と連結する領域が前記支軸の上方を通過して移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記一対の脚部を連結しており、少なくとも一部が円柱形状の円柱部として形成されてなる框部を備え、
    前記天板は、前記円柱部を回転軸として回動する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテーブル。
  4. 前記支軸は、前記円柱部と略同軸上となるように配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載のテーブル。
  5. 前記テーブルは、前記天板の回転軸の軸線が上面視にて前記開口の中心を通過するように、前記天板および前記脚部が配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテーブル。
  6. 前記脚部の上部および前記昇降機構を覆うカバー部材を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のテーブル。
  7. 前記天板の重心が、上面視にて前記天板の回転軸の軸線上に位置する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のテーブル。
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