JP2989581B1 - 移動机 - Google Patents

移動机

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JP2989581B1
JP2989581B1 JP16725798A JP16725798A JP2989581B1 JP 2989581 B1 JP2989581 B1 JP 2989581B1 JP 16725798 A JP16725798 A JP 16725798A JP 16725798 A JP16725798 A JP 16725798A JP 2989581 B1 JP2989581 B1 JP 2989581B1
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Abstract

【要約】 【課題】 キャスターを脚部に備えた移動机において、
その天板に物を乗せたまま当該机の移動から設置までの
操作を可能にする。 【解決手段】 図4に示す状態において移動机1は、マ
ルチロックキャスター7の走行および旋回が禁止される
ことにより、しっかりと設置されている。レバー13を
天板5方向へ引くと、マルチロックキャスター7のロッ
クが解除され、移動机1が移動可能な状態となる。この
状態においてレバー13から手を離すと、バネ25の付
勢力により、レバー13が元の状態に戻される。従っ
て、移動机1によれば、レバー13を引き、移動机1を
動かし、所望の位置でレバー13から手を離すだけで、
再設置が可能である。しかもこの間、終始、天板は水平
なままであるため、天板上にものを乗せたままでも可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要時にキャスタ
ーを用いて、容易に移動することができる移動机に関す
る。
【0002】
【従来の技術】机の脚部にキャスターを取り付け、容易
に移動可能とした移動机がある。こうした移動机(以
下、単に机ともいう)においては、移動時には楽に移動
ができると共に、使用時には簡単に移動できないように
されていることが、重要である。この2つの課題を両立
させるために実公平4−2579号公報には、キャスタ
ーを脚部に対して上下動可能に構成し、キャスターが上
方に位置された際には、アジャスターという接地部材に
て机を床面に対して容易に移動できないように構成した
机が開示されている。
【0003】この机においてキャスターの上下動は、天
板の下に設けられた天板(もしくは棚板)を揺動させる
ことにより行なわれる。すなわち、天板もしくは棚板
(以下、天板にて代表させる)を水平姿勢にすると、キ
ャスターは上方に位置され、アジャスターにて机を安定
した状態に支持する。一方、天板を揺動させて垂直姿勢
にすると、キャスターはアジャスターよりも下方に位置
されて、机の移動を容易にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、机を動かす都度、天板を垂直にする必
要がある。しかも、移動が終ったら、天板を水平に戻さ
なければならない。さもないと、容易に動いてしまう状
態のまま机を使用することとなり、快適に作業ができな
い。
【0005】つまり、この移動机では、移動の度に、天
板を垂直にし、机を動かし、天板を水平に戻す、という
煩わしい作業が必要となる。本発明はかかる課題に鑑み
なされたもので、請求項1に記載の移動机は、移動のし
易さ及び使用時の快適さを維持したまま、移動作業を簡
略にし、なおかつ天板を回動可能にする際の操作性を向
上させることを目的とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】請求項に記載の移動机は、請求項に記
載の移動机において、移動の際に生じうる不都合を解消
することを目的としている。請求項に記載の移動机
は、収納された状態の移動机を使用状態にする際の利便
性を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めになされた本発明の請求項1に記載の移動机は、当該
机の左右方向を軸として回動可能にされた天板と、該天
板を支える脚部と、該脚部に設けられた複数のキャスタ
ーと、を備えた移動机において、前記複数のキャスター
の内の少なくとも1つは、該キャスターの車輪の走行お
よび旋回を不能にするストップ機構を備えたものであ
り、しかも、前記天板の近傍に設けられたレバーと、該
レバーが揺動されていない状態においては前記ストップ
機構を作動させ、該レバーが揺動されるに連動して、前
記ストップ機構を解除する連動機構と、前記レバーが操
作されていない状態においては、該レバーを、揺動され
ていない姿勢に戻すレバー復帰手段と、前記天板を前記
軸の回りに回動させて水平にすると、自動的に作動して
該天板をその姿勢から回動不能にする天板ロック機構
と、該天板ロック機構を解除して前記天板を回転可能に
するアンロック機構と、を備え、前記レバーを揺動させ
ると、前記アンロック機構が作動するように構成されて
いることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】求項に記載の本発明は、請求項に記
載の移動机において、前記レバーを、前記ストップ機構
が解除されるまで揺動させ、更に揺動させると、前記ア
ンロック機構が作動するように構成されていることを特
徴とする。
【0016】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の移動机において、前記天板を前記軸の回り
に回動させて起立させると、その姿勢から回動不能な状
態が自動的に創出され、かつ予め定められた値以上のト
ルクが、前記天板が起立した状態において該天板を水平
姿勢に戻す方向に掛かると該回動不能の状態が解除され
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の移動机は、天板
と、天板を支える脚部と、脚部に設けられた複数のキャ
スターとを備えており、かつこれら複数のキャスターの
内の少なくとも1つは、走行および旋回を不能にするス
トップ機構を備えている。
【0018】レバーを操作しない状態、つまり通常、当
該机を使用する状態では、レバー復帰手段により、レバ
ーが揺動されていない姿勢に戻され、連動機構がストッ
プ機構を作動させ、キャスターの走行および旋回を禁止
する。このとき、このキャスターは脚部に対し、固定さ
れた状態となるので、当該机はわずかな力で移動するこ
とはない。
【0019】そしてレバーを操作すると、ストップ機構
が解除され、この結果、全てのキャスターが自由に動く
こととなり、移動机は容易に移動可能となる。そして所
望の位置に机を移動させたら、レバーから手を離せば、
レバー復帰手段によってレバーは揺動されていないとき
の姿勢に戻され、ストップ機構が作動し、机は固定され
る。
【0020】この操作の間、天板は一切、ストップ機構
の作動・解除に関与しない。このため、請求項1に記載
の移動机によれば、天板の上にものを乗せたままでも、
机の位置修正を簡単に行なうことができる。なお、レバ
ーを操作することによりキャスターをロックする机は従
前より存在したが、それらは、キャスターごとにレバー
が付けられており、これらを使用者が足で操作したり、
かがみ込んで手で操作したりする必要があり、非常に煩
わしいものであった。この点、本発明の移動机によれ
ば、レバーが天板のそばに設けられているため、こうし
た煩わしさを発生させることがない。
【0021】なお、当該机の脚部には、キャスターを最
低でも3個設けることになる。その内、ストップ機構を
備えたキャスターの個数としては、1個でも構わない
が、多い方がよく、できれば全てのキャスターをストッ
プ機構を備えたものとするのが望ましい。ただしキャス
ターを4個備えている場合には、その内の2個にストッ
プ機構を備えさせ、これらの走行および旋回を禁止すれ
ば、机は充分に安定し、水平方向の揺れをほとんど起こ
さない。
【0022】また、レバーによって走行および旋回が作
動・解除されないキャスターがある態様では、これらキ
ャスターは、走行のみが可能で方向が一定のものとして
も良いし、走行に加え旋回も可能なものとしても良い
し、走行のみ或は旋回のみを所定の操作で禁止できるも
のでも良い。また、これらキャスターを、ストップ機構
を備えたものとしてもよい。かがみ込んだり足で操作す
るのをいとわなければ、レバー操作と併用することによ
り、全てのキャスターのストップ機構を作動可能な机と
なる。
【0023】
【0024】
【0025】また、請求項に記載の移動机では、天板
を当該机の左右方向を軸として回動可能なものとし、こ
の天板を水平状態にて固定するロック機構と、これを解
除するアンロック機構とを備えている。アンロック機構
はレバーを揺動すると作動する。この机によれば、当
机を収納する際等には、アンロック機構を作動させて天
板を起立させれば、場所を取ることがなく、収納スペー
ス等を効率的に用いることができる。机の設置位置を変
更する際には、レバーを操作することになるが、この際
に天板にトルクが掛かり、天板が回動して、その上に乗
っているものを落してしまう虞がある。
【0026】求項の机によれば、キャスターのスト
ップ機構の解除と天板のアンロックとを、レバーのみで
行なうことが可能になるという顕著な効果を奏する。
かも天板を水平姿勢にするだけで自動的に天板にロック
が掛かるため、ロックの掛け忘れもない。従って、机の
位置修正の際に天板が回動することはなく、その上に乗
っているものを落としてしまうのを着実に防止すること
ができる。また、机の上に重いものが乗っている場合に
も、わざわざこれをどける必要がないため、位置修正の
手間が非常に少なくて済む。
【0027】なお、ここで天板を起立させた状態とは、
垂直にした状態に限定するものではない。例えば、当該
机を収納する際に、天板が邪魔にならない程度まで回動
させた状態でも起立状態または起立姿勢と呼ぶことにす
【0028】請求項1に記載の移動机を実現するには、
例えば、のようにするとよい。すなわち、ストップ機
構を備えたキャスターを、下降されることによりストッ
プ機構を作動させ、上昇されることによりストップ機構
を解除する昇降部を備えたものとし、連動機構を、昇降
部を付勢して上昇させる第1付勢手段と、昇降部に下端
が接続された棒状部材であるロッドとを備えたものとす
る。そしてレバー復帰手段を、第1付勢手段の付勢力に
抗してロッドを下降させる第2付勢手段とし、レバーを
揺動させることにより、この第2付勢手段による付勢を
解除するようにする。
【0029】こうすると、レバーが操作されていない状
態では、第2付勢手段がレバーを揺動されていないとき
の姿勢にすると共に、ロッドを下降させる。この結果、
ロッドの下端に接続された昇降部も下降し、ストップ機
構が作動する。昇降部は、第1付勢手段による付勢を受
けているが、第2付勢手段の付勢力がこれに抗して昇降
部を下降させるほどの力にされているため、昇降部は下
降する。
【0030】レバーを揺動させると、第2付勢手段によ
る付勢が解除され、ロッドが第1付勢手段によって昇降
部と共に上昇し、ストップ機構が解除される
【0031】そして、脚部に対し、当該移動机の左右方
向を軸として回動可能に構成された天板を、水平姿勢で
ロックするために、脚部に被係止部および被押圧面を設
け、起立姿勢から水平姿勢に回動した際に、これ以上、
同方向に回動するのを禁止する第1回動規制部と、逆方
向に回動するのを前述の被係止部および被押圧面と協働
して禁止する第2回動規制部とを設ける
【0032】第2回動規制部は、レバーの揺動に連動し
て揺動するよう、天板側に、当該机の左右方向を軸とし
て取り付けられており、第2付勢手段の付勢力によって
揺動してその先端が、被係止部に係止すると共に被押圧
面に当接した状態となって、天板が起立状態にする方向
に回動しないようにする。より詳しくは、被押圧面は、
天板が回動しようとすればするほど、第2付勢手段と強
く当接するようにされており、これにより天板の回動が
防止される。
【0033】そしてレバーが揺動されることにより、第
2付勢手段の付勢力に抗して被係止部および被押圧面か
ら離脱して、天板が回動可能となる。つまり、ここでは
ロック機構が、被係止部、被押圧面、第1回動規制部、
第2回動規制部、第2付勢手段から構成され、アンロッ
ク機構がレバーとなっている。
【0034】こうすると、キャスターのストップ機構の
解除と天板のアンロックとを、レバーのみで行なうこと
が可能になるという顕著な効果を奏する。なお、第2回
動規制部は、天板を水平にすると、被係止部に係止し
て、被押圧面に当接する
【0035】し、こうすると、当該机の移動を容易に
した際には、天板が回動可能となるから、天板上のもの
が落ちるという懸念がある。そこで、請求項に記載の
移動机では、レバーを、ストップ機構が作動するまで揺
動し、更に揺動させると、アンロック機構が作動するよ
うに構成されている。
【0036】こうすると、レバーの揺動を、ストップ機
構が解除される位置で止めることにより、天板をロック
したまま机を容易に移動できる状態が創出できる。従っ
て、天板上のものを落とさずに机の設置位置の修正を行
なうことが極めて簡単にできる。
【0037】請求項3に記載の移動机では、天板を回動
させて起立させると、その姿勢から自動的に回動不能に
され、かつその状態から予め定められた値以上のトルク
が天板を水平姿勢に戻す方向に掛かると、この回動不能
状態が解除される。この机によれば、天板を起立姿勢に
するだけで自動的にロックが掛かるため、ロックの掛け
忘れをすることがなく、移動や収納を安全に行なうこと
ができる。しかもそのロック状態の解除は、予め定めら
れた値以上のトルクを天板に掛けるだけでよく、レバー
操作などが不要であるため、当該机の再設置も非常に簡
単に行なうことができる。
【0038】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は、本発明を適用した移動机1の側面図で
あり、本図において左方が移動机1の前方、右方が移動
机1の使用者にとって手前側となっている。なお、本図
においては、適宜透視させて、本発明に係る機構部分を
明示している(図3を除き以下同様)。
【0039】移動机1は、両側に略L字型の脚3(左側
のみ図示)を有し、その上に天板5が、点Oを軸として
回動可能に固定されている。脚3の水平下部3aには、
前端(本図においては左端)にマルチロックキャスター
7、後端にキャスター9が設けられている。マルチロッ
クキャスター7とは、必要に応じてその旋回および走行
の禁止が可能にされたキャスターである(この禁止をす
るための機構を、ここではストップ機構と言う)。移動
机1を定位置に設置する際には、このストップ機構を作
動させてマルチロックキャスター7の旋回および走行を
禁止することにより、移動机1を安定させる。本図はこ
の状態を表している。なお、脚3と水平下部3aを合せ
たものが、本発明の脚部に相当する。
【0040】移動机1を移動させる際には、レバー13
を操作してストップ機構を解除する。これによりキャス
ター9は、旋回も走行も自由にされるため、移動机1は
容易に移動可能な状態となる。レバー13は、天板受け
金具15のPを軸として揺動可能に取り付けられてお
り、図1に示す状態から反時計回りに揺動させてレバー
13を略水平にすると、ストップ機構が解除される。
【0041】天板5は、本図に示す姿勢においてロック
がされており、前記した回動が不能にされている。天板
5を回動させるには、レバー13を、前記した水平の位
置よりも更に揺動させる。すると、天板5をロックする
機構が解除され、図2に示す様に、回動させることが可
能となる。なお、図2の状態では、この姿勢にて天板5
はロックされており、マルチロックキャスター7はスト
ップ機構が解除されている。
【0042】マルチロックキャスター7のストップ機構
および天板5のロック機構について図3を用いて説明す
る。図3は、移動机1の左部分について示した分解斜視
図である。本図を用いて、組立ての順序を示しつつ、各
部の機能について説明する。レバー13の内側には、レ
バー本体13aが皿ビス17で固定されており、天板受
け金具15の点Pに相当する位置に形成された穴に、外
側から平リベット19で、内側からプッシュナット21
でこのレバー本体13aを止めることにより回転可能に
取り付ける。
【0043】鉤状にされたロック23の、ボス23aに
バネ25をはめ、バネ25の短い方をロック23に形成
された穴へ差し込む。ここでロック23は、第2回動規
制部に相当し、バネ25は、第2付勢手段に相当する。
ロック23のボス23aと反対側に形成された突起23
bを天板受け金具15の穴15bに入れ、ロック23の
先端付近に突起23bと同方向に突設されたピン23c
を天板受け金具15の溝15cへ差し込む。すると、ロ
ック23は穴15bの位置を中心として回転にされ、そ
の範囲は溝15cの長さで規制される。
【0044】なお、ピン23cは突起23bより長くさ
れており、溝15cを突き抜けてレバー本体13aの長
穴(図示しない)へ達する。またバネ25の長い方25
bは、しめ上げられて天板受け金具15の天板側に当た
る。これによってロック23は、移動机1の左側から見
て反時計回りに回動する方向へ常に付勢され、レバー本
体13aは、ピン23cにて連動されて同じ側から見て
時計回りに付勢される。
【0045】移動机1の右側も同様に構成し、連動パイ
プ27にて左右両側のロック23(左側のみ図示)を連
結する。具体的には、ロック23の各ボス23aに、連
動パイプ27を外嵌し、ロック23および連動パイプ2
7に形成されている貫通穴を整合させてスプリングピン
29を打ち込むことにより連結する。このとき左右のロ
ック23が連動パイプ27による連結にて同じ姿勢とな
るように、貫通穴は形成されている。
【0046】ロック23の鉤部23dに整合する2つの
凹部31d1、31d2が形成されたヒンヂ金具31
を、ロック23の内側から咬み合せる。このとき鉤部2
3dを凹部31d1、31d2のいずれかに嵌めこむ。
そして天板受け金具15の外側から、ボルト33を、天
板受け金具15に形成された穴(点Oに対応)、ヒンヂ
金具31に形成された穴31oを通し、座金35を挟ん
でナット37で締める。
【0047】以上で、天板5の回動およびそのロックに
関わる箇所の組立てが終了する。次に、マルチロックキ
ャスター7を水平下部3aの底へねじ込み、末端にロッ
ド取付板バネ39が取り付けられたロッド41を、上か
ら脚3へ入れ、支柱キャップ43を脚3に差し込む。こ
のときロッド41の上端が支柱キャップ43から望め
る。
【0048】そして圧縮バネ45をマルチロックキャス
ター7の旋回軸7aに嵌めて押し縮め、ロッド取付板バ
ネ39の穴39eとマルチロックキャスター7の旋回軸
の穴7eを合せて平行ピン47を差し込み、脚前キャッ
プ49をかぶせる。ここで圧縮バネ45は第1付勢手段
に相当する。
【0049】最後に脚3をレバー13の円カバー部13
bと天板受け金具15の間へ入れ、天板受け金具15の
内側からボルト51で固定する。以上の構成により、天
板5が水平姿勢にて固定されている状態を図4に示す。
この状態で天板受け金具15は、その点15fにてヒン
ヂ金具31と当たっており、本図において時計回りには
これ以上回動しない。つまり、点15fは、第1回動規
制部に相当する。バネ25は、ロック23を反時計回り
に付勢しており、鉤部23dが凹部31d2に掛かって
いてg面で当たっているため、天板5は反時計回りに回
動させることもできない。
【0050】このとき天板5を反時計回りに回動させる
力が掛かってもg面を益々押すことになり、むしろ咬み
合いは深くなる方向となる。従って天板5は、ガタつか
ない。つまり、凹部31d2は被係止部に相当し、g面
は被押圧面に相当する。
【0051】この状態では、バネ25によりロック23
がPを軸として反時計回りに付勢されて、ピン23cが
溝15cの下端に達している。これに連動してレバー本
体13aが時計回りに付勢されており、ロッド41の上
端に当接してロッド41を押し下げ、マルチロックキャ
スター7の旋回軸7aを押し下げている。この結果、マ
ルチロックキャスター7は、その走行および旋回の双方
が禁止されている(この機構については後述)。
【0052】3種類のバネは、バネ25が最も強く、次
いでロッド取付板バネ39、最も弱いのが圧縮バネ45
にされている。なお、符号53で示されているのは、ロ
ッド取付板バネ39のガイド、そのねじれの防止、及び
旋回軸7a自身の旋回防止をしているガイド金具であ
る。
【0053】これらの機構は移動机1の他方の脚3にも
あり、連動パイプ27が左右両側のロック23を同じ姿
勢で連結していることにより、本図と全く同じ状態にさ
れている。次に、天板5のロックを解除した状態を図5
に示す。
【0054】レバー13をPを軸として天板5に当たる
まで反時計回りに揺動させると、レバー本体13aも揺
動し、レバー本体13aとピン23cで連結しているロ
ック23は時計回りに回動する。このとき、鉤部23d
が凹部31d2から外れ、天板5のロックが解除され、
点Oを軸として反時計回りに回動できる状態となる。
まりレバー13、レバー本体13a、およびピン23c
が本発明のアンロック機構に相当する。
【0055】このとき、レバー本体13aに押し下げら
れていたロッド41が、圧縮バネ45の反発で上がるの
で、旋回軸7aも上がり、マルチロックキャスター7の
走行および旋回が自由にできる状態となる。ここで、マ
ルチロックキャスター7のストップ機構について説明す
る。マルチロックキャスター7は、旋回軸7aに対して
旋回自在に取り付けられた支持ヨーク55を、本図の手
前側と奥側とから車輪57で挟んだ形状をしており、車
輪57の内周には歯車状の走行ストップ部59が形成さ
れている。走行ストップ部59は、本図には下半分ほど
しか示されていないが、全周に形成されている。
【0056】支持ヨーク55には、Qを軸として揺動可
能にロック片61が取り付けられている。このロック片
61は、走行ストップ部59と整合する歯車状の走行阻
止歯63が、その下部に設けられおり、ロック片61が
本図において反時計回りに揺動すると、走行阻止歯63
が走行ストップ部59に咬み込んで、車輪57の回転
(つまりマルチロックキャスター7の走行)を禁止す
る。
【0057】ロック片61を反時計回りに揺動させるの
が、旋回軸7aの下端に設けられた旋回ロック部65で
あり、これが旋回軸7aと共に下降することにより、ロ
ック片61の先端部67を押し下げ、マルチロックキャ
スター7の走行を禁止する。図4はこの状態を示したも
のであり、ロック片61がQを軸として反時計回りに揺
動し、走行ストップ部59と走行阻止歯63がしっかり
と咬み合っている。
【0058】ここで図5に戻る。図示しないが、旋回ロ
ック部65の下端面は笠歯車状にされており、先端部6
7には、笠歯車状にされた旋回ロック部65と整合する
凹部が形成されている。このような先端部67に旋回ロ
ック部65が下降してくることにより笠歯車状にされた
部分とこれに整合する凹部が咬み合い、旋回ロック部6
5に対してロック片61が回転できなくなり、ひいては
旋回軸7aに対して支持ヨーク55が回転不能となり、
これによりマルチロックキャスター7の旋回が禁止され
る。つまり旋回軸7aは、昇降部に相当する。
【0059】また、レバー13が下がってもマルチロッ
クキャスター7の走行阻止歯63と車輪57の走行スト
ップ部59がうまく咬み合わないときには、旋回軸7a
は下がれないが、ロッド41の長さが余るのをロッド取
付板バネ39が撓んで調整する。
【0060】図6に、図2の拡大図を示す。この状態で
は、天板5が点Oを軸として回動したことにより、ピン
23cが溝15cの端部に達するまで揺動しても、レバ
ー本体13aはロッド41の上端を押すことができな
い。これにより、ロッド41は圧縮バネ45の付勢力を
受けて旋回軸7aとともに上昇し、マルチロックキャス
ター7は走行および旋回が自由にできる状態となる。
【0061】また、鉤部23dは、天板5の回動により
ヒンヂ金具31に対して相対位置が変化したため、凹部
31d2には係止することができず、代わりに凹部31
d1(図2または図5を参照)に係止している。これに
より、天板5の回動がロックされ、少々の力では回動し
ない。このようにして、天板5が回動不能な状態が自動
的に創出される。
【0062】図6の状態を、図4の状態に戻すにはレバ
ー13を反時計回りに揺動させ、鉤部23dを凹部31
d1から離脱させても良いが、天板5に時計回りに力を
加え、半ば強引に回動させても良い。これについて図7
を用いて説明する。図7は、天板5を図6の状態から少
しだけ時計回りに回動させ、鉛直方向から為す角度を2
1deg にしたときの拡大図である。
【0063】鉤部23dの凹部31d1に対する掛かり
が凹部31d2に対する掛かりより浅い。天板5が倒れ
始めるとg2の円弧面が互いに離れる方向になり、強い
力が掛かると凹部31d1と鉤部23dの係止が外れ
る。このようにして回動不能の状態が解除される。
お、天板5の自重や軽いショック程度では外れないよう
にされている。
【0064】また、天板5を水平にした状態で、移動机
1の設置位置を修正したい場合がある。こうした場合に
も移動机1によれば、上記説明したように容易に修正で
きる。すなわち、レバー13を反時計回りに揺動させ、
レバー本体13aをロッド41の上端から離脱させれ
ば、圧縮バネ45の付勢を受けて旋回軸7aが上昇し、
マルチロックキャスター7のストップ機構が解除され、
キャスター9と相俟って移動机1を容易に移動させるこ
とができる。そして所望の位置にてレバー13から手を
離せば、バネ25の付勢力によって、レバー本体13a
がロッド41の上端を押さえつけ、マルチロックキャス
ター7の走行および旋回が禁止される。
【0065】但し、レバー13を天板5に向かって引き
上げる際に、天板5を反時計回りに回動させるトルクが
加わってしまうことがある。図5に示した状態でこのト
ルクが天板5に加わると、天板5が回動し、天板5の上
に乗っているものを落下させてしまう虞がある。移動机
1によれば、こうした事態を発生させることなく、設置
位置の微調整を行なうことができる。これについて、図
8を用いて説明する。
【0066】図8は、レバー13を、図3に示した位置
と図4に示した位置の中程まで揺動させたときの状態を
示している。この状態においては、レバー本体13aが
ロッド41の上端から離脱したことにより、マルチロッ
クキャスター7のストップ機構が解除されているもの
の、鉤部23dは、ヒンヂ金具31に円弧面g3で接し
ており、天板5の回動を防いでいる。この状態で、移動
机1を移動させれば、天板5がガタつかないので、天板
5の上に乗っているものを落としてしまう心配がない。
そして、移動机1が所望の位置に達したときにレバー1
3から手を離せば、直ちにマルチロックキャスター7の
ストップ機構が働き、しっかりと固定される。なお、マ
ルチロックキャスターをロックするストロークは、天
をロックするストロークの1/2に設定してある。
【0067】このように構成された移動机1によれば、
レバー13を操作している間は、マルチロックキャスタ
ー7は自由に走行および旋回ができるため、移動机1の
配置の微調整を容易に行なうことができる。また、この
移動は、天板5を水平状態にロックしたまま行なえるた
め、天板5を不意に回動させてしまうことはない。従っ
て天板5にものが乗っていても天板5の回動によってこ
れらを落としてしまうことがない。
【0068】そして天板5を水平にすると、バネ25、
ロック23、およびヒンヂ金具31の作用によって自動
的にロックがかかるため、ロックを掛け忘れるのを防止
できる。そして移動机1の使用中に天板5がガタつくこ
とがなく、大変使い易い。また、天板5を立てた際にも
同じ構成の作用により、自動的に起立位置でロックが掛
かるため、不意に天板5が回動してしまうことがなく、
移動机1を移動する際に大変便利である。
【0069】天板5を倒すときは、レバー13でロック
を外さなくても立っている天板5に一定以上の力を加
えるとロックを外れるので手間が要らない。移動机1の
使用時には、マルチロックキャスター7のストップ機構
が自動的に作動するため、移動机1が水平方向に滑った
り揺れたりすることがない。また、このストップ機構に
は、アジャスターやストッパーがないので、深いじゅう
たんや段差で引っ掛けることがない。また、キャスター
が上下して、机の可動・固定を切り換えるタイプより車
輪57の径を大きくでき、マルチロックキャスター7・
キャスター9の間隔も広くできるので、移動机1をスム
ーズに安定して移動できる。
【0070】以上、本発明を適用した実施例として、移
動机1について説明してきたが、本発明はこうした実施
例に何等限定されるものではなく様々な態様で実施しう
る。例えば、走行および旋回を共に禁止できるキャスタ
ーとしては、前記したマルチロックキャスター7以外の
ものを用いても良い。他のものを用いる際には、ストッ
プ機構を作動・解除させるためにそのキャスターの一部
が上下され、しかもその一部が上がったときにストップ
機構が解除するものであれば、マルチロックキャスター
7と簡単に置換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した移動机1の側面図である。
【図2】 天板5を回動させ、起立させた状態の移動机
1を示す側面図である。
【図3】 天板5のロック機構を示す分解斜視図であ
る。
【図4】 移動机1を使用するときの天板5のロック機
構の状態を示す側面図である。
【図5】 レバー13を操作したときの天板5のロック
機構およびマルチロックキャスター7のストップ機構の
状態を示す側面図である。
【図6】 天板5を起立させた状態における天板5のロ
ック機構およびマルチロックキャスター7のストップ機
構の状態を示す側面図である。
【図7】 レバー13を操作することなく天板5を水平
にする方向に回動させたときの天板5のロック機構の状
態を示す側面図である。
【図8】 天板5のロック状態を解除することなくマル
チロックキャスター7のストップ機構を解除したときの
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…移動机 3…脚 3a…水平下部 5…天板 7…マルチロックキャスター 7a…旋回軸 7e…穴 9…キャスター 13…レバー 13a…レバー本体 15…天板受け金具 15c…溝 23…ロック 23a…ボス 23b、23c…突起 23d…鉤部 25…バネ 27…連動パイプ 31…ヒンヂ金具 31d1、31d2…凹部 39…ロッド取付板バネ 41…ロッド 45…圧縮バネ 55…支持ヨーク 57…車輪 59…走行ストップ部 61…ロック片 63…走行阻止歯 65…旋回ロック部 67…先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−68618(JP,A) 特開 平4−208107(JP,A) 特開 平4−200406(JP,A) 特開 平5−68619(JP,A) 実開 平5−58034(JP,U) 実開 平3−21228(JP,U) 実開 平4−118033(JP,U) 実公 平5−17953(JP,Y2) 実公 平2−40830(JP,Y2) 実公 平4−2579(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60B 33/00 - 33/02 A47B 91/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該机の左右方向を軸として回動可能に
    された天板と、該天板を支える脚部と、該脚部に設けら
    れた複数のキャスターと、を備えた移動机において、 前記複数のキャスターの内の少なくとも1つは、該キャ
    スターの車輪の走行および旋回を不能にするストップ機
    構を備えたものであり、 しかも、 前記天板の近傍に設けられたレバーと、 該レバーが揺動されていない状態においては前記ストッ
    プ機構を作動させ、該レバーが揺動されるに連動して、
    前記ストップ機構を解除する連動機構と、 前記レバーが操作されていない状態においては、該レバ
    ーを、揺動されていない姿勢に戻すレバー復帰手段と 前記 天板を前記軸の回りに回動させて水平にすると、自
    動的に作動して該天板をその姿勢から回動不能にする天
    板ロック機構と、 該天板ロック機構を解除して前記天板を回転可能にする
    アンロック機構と、 を備え、前記レバーを揺動させると、前記アンロック機
    構が作動するように構成されていることを特徴とする移
    動机。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の移動机において、 前記レバーを、前記ストップ機構が解除されるまで揺動
    させ、更に揺動させると、前記アンロック機構が作動す
    るように構成されていることを特徴とする移動机。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の移動机におい
    て、 前記天板を前記軸の回りに回動させて起立させると、そ
    の姿勢から回動不能な状態が自動的に創出され、かつ予
    め定められた値以上のトルクが、前記天板が起立した状
    態において該天板を水平姿勢に戻す方向に掛かると該回
    動不能の状態が解除されることを特徴とする移動机。
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