JP3673444B2 - メモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置 - Google Patents

メモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チルト調節およびテレスコ調節されたステアリングホイールの位置を記憶しておき、ホップアップ状態のステアリングホイールを下降させたときに、自動的に記憶された位置に復帰させることができるメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの高さを変えられるようにしたチルトステアリング装置において、ステアリングホイールが乗降の妨げとならないように、レバーの操作によりステアリングホイールを最上位置まで跳ね上げて(チルトアップして)、乗降を容易にするための装置が提供されている。
【0003】
この種の装置において、チルトアップ前にチルト調節されたステアリングホイールの高さ位置を記憶しておくメモリを設けたものがある。すなわち、ばねの弾力でステアリングホイールをチルトアップした状態で乗降した後、ステアリングホイールを下降させると、メモリされた高さ位置に自動的に復帰させることができるわけである。
例えば、ステアリングコラムをアッパチューブとロアチューブで構成し、アッパチューブの下端に固定されたチルトブラケットを、ロアチューブの上端に固定された固定ブラケットに設けられたチルト中心軸の回りに揺動可能に連結するようにした、いわゆる中折れ式のチルトステアリング装置がある。この種の中折れ式のものでは、チルトブラケットに組み付けられたポールを固定ブラケットに設けたラチェットに係合させてチルトロックを達成する。また、メモリ機構としては、チルトブラケットに組み付けられたチルトカムを、ラチェットに固着されたメモリピンにチルトブラケットの下方への揺動時に係合させるようにするものがある(例えば特開平5−116634号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の装置では、チルトロック及びその解除は、チルト中心軸の回りに回動自在なチルトレバーの操作により行われ、メモリ機構のメモリ位置の変更は、チルトレバーとは別個に設けられた位置決め機構によりチルトカムの回動位置を変更操作することにより行われる。このようにチルト調整とメモリ調整を別々の操作部材で行うので、構造が複雑となり、またコンパクト化の妨げともなる。
【0005】
一方、簡易チルト式とも呼ばれるいわゆる足元折れチルト方式のチルトステアリング装置では、フリクションロック式のチルトロックを採用していてチルト角度が無段に制御されるため、所望のチルト角度でメモリロックするようなメモリ機構を設けることが非常に困難であり、実際上、そのような装置は実現化されていない。ところが、この種の簡易チルト式のチルトステアリング装置においても、メモリ機構の装着が要望されている。
【0006】
ところで、トラック等ではチルトアップした状態でドライバが運転席に乗り降りする際に、ステアリングホイールを手で持って乗り降りするのが普通である。この場合、ステアリングホイールが最上位置でロックされていないと、ステアリングホイールがチルトダウンしてしまう。そこで、ステアリングホイールを最上位置にロックするロック機構とこれを操作するレバーを設けているが、乗り降りの前後のレバー操作が面倒であるという問題がある。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、いわゆる簡易チルト式において、構造が簡単で操作が容易なメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するための課題解決手段として、請求項1記載の発明は、車両に固定された固定ブラケットの側板およびコラムに固定されたチルトブラケットの側板を貫通する筒軸並びに、この筒軸内に挿通されて筒軸に対して軸方向に相対移動可能な支軸を含む軸ユニットと、支軸の軸線の回りに回動するように操作される被回動部材と、この被回動部材の回動に伴って、両ブラケットの側板同士を互いに押圧してチルトロックおよびテレスコロックを達成させるカム機構と、被回動部材を支軸の軸線の回りに回動させることができ且つ筒軸と支軸を軸方向に相対移動させることができる操作部材と、操作部材が筒軸と支軸を軸方向に相対移動させることに伴って、筒軸の端部に設けられた端部材によって支軸の軸方向への、孔形成部材の移動が規制された状態で、支軸の縦孔および孔形成部材の縦孔が支軸の軸方向にずれることにより、チルトメモリ軸が支軸の縦孔に固定されるようにしてあることを特徴とするものである。
【0009】
操作部材の操作により、チルトメモリおよびテレスコメモリの固定を解除した状態で、チルト調整した後、チルトロックおよびテレスコロックを達成すモリ位置に固定することによりメモリ位置を記憶しておく。以降、運転者が乗降する際には、操作部材の操作で、ホップアップした後、ステアリングホイールを押し下げると、メモリ位置に復帰するので、この位置で操作部材を操作してチルトロックおよびテレスコロックを達成する。単一の操作部材の操作で簡便にチルトロックおよびテレスコロック並びにチルトメモリ軸の固定を達成できる。
また、支軸に形成された縦孔を摺動自在に挿通するチルトメモリ軸と、支軸を挿通させる横孔およびチルトメモリ軸を挿通させる縦孔を有する孔形成部材とを備えるので、筒軸と支軸を軸方向に相対移動させることにより、両軸の縦孔を貫くチルトメモリ軸を両軸に固定することができる。
【0012】
請求項記載の発明は、請求項において、上記チルトメモリ軸は、支軸の縦孔内の起伏部に凹凸係合することのできる起伏部を有することを特徴とするものである。本発明では、調整後のチルトメモリ軸を摩擦係合ではなく、凹凸係合により固定するので、調整後のチルトメモリ軸の位置がずれるようなことがない。
請求項記載の発明は、請求項1又は2において、上記テレスコメモリは、支軸を挿通させる長孔を有し、筒軸と支軸の軸方向の相対移動に伴って筒軸の上記端部材と孔形成部材との間に挟持されて軸ユニットに固定される部材からなることを特徴とするものである。本発明では、筒軸と支軸の相対移動に伴って、テレスコメモリを筒軸の上記端部材と孔形成部材との間で挟持し或いは挟持を解除することにより、テレスコメモリのロックおよびその解除を達成することができる。また、単一の操作部材の操作で簡便にチルトロックおよびテレスコロック並びにチルトメモリ軸およびテレスコメモリの固定を達成できる。
【0013】
請求項記載の発明は、請求項3において、上記テレスコメモリは、筒軸の上記端部材および孔形成部材の一方に形成される起伏部に凹凸係合することのできる起伏部を有することを特徴とするものである。本発明では、調整後のテレスコメモリを摩擦係合ではなく、凹凸係合により固定するので、調整後のテレスコメモリの位置がずれるようなことがない。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4において、上記筒軸および被回動部材の何れか一方に設けられ、支軸の軸線と直交する方向に平行な連結軸をさらに備え、上記操作部材は連結軸の回りに回動可能であるとともに、連結軸を介して筒軸および被回動部材の何れか一方と一体回動可能であり、上記操作部材は、連結軸の回りに回動することに伴って支軸を筒軸に対して軸方向に進退させる駆動部を含むことを特徴とするものである。本発明では、チルト調整やテレスコ調整を実施する場合には、操作部材を支軸の周りに回動させ、またチルトメモリ軸およびテレスコメモリの固定や解除を実施する場合には、操作部材を連結軸の周りに回動させる。これにより、単一の操作部材の操作で各調整やロックを達成することが実質的に可能となる。
請求項記載の発明は、請求項において、上記支軸は筒軸に対して軸方向に相対移動して、チルトメモリおよびテレスコメモリのロックに対応する第1の位置と、チルトメモリおよびテレスコメモリのロック解除に対応する第2の位置とに変位可能であり、筒軸に対して支軸を第2の位置に付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗して、支軸が第1の位置にある状態で操作部材を連結軸の周りに回動不能に止定するロック手段とをさらに備えることを特徴とするものである。
【0014】
本発明では、ロック手段によるロックを解除すると、付勢手段によって支軸が軸方向に移動されてチルトメモリおよびテレスコメモリのロックが自動的に解除される。一方、ロック手段によって操作部材を止定しておくと、チルトメモリおよびテレスコメモリのロック状態が保持される。
請求項記載の発明は、請求項5又は6において、上記カム機構は、上記被回動部材の回動に伴って被回動部材を支軸の軸方向に移動させることにより当該被回動部材によって一方のブラケットの側板を他方のブラケットの側板に押圧するためのねじ伝動機構を含むことを特徴とするものである。ねじ伝動機構であれば、構造が簡単であると共に、回動力を軸力に変換する動作が確実である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置の分解斜視図であり、図2は装置の要部の斜視図であり、図3はチルト調整する際の装置の縦断面図であり、図4はチルトメモリおよびテレスコメモリのロックを解除した状態の装置の縦断面図である。
【0016】
図1を参照して、本メモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置(以下では、単にステアリング装置ともいう)は、上端にステアリングホイール1が固定されるステアリングシャフトを回動可能に支承するステアリングコラム2を備えている。
ステアリングコラム2の下端に固定されたブラケット3には、ステアリングコラム2の長手方向に延びる長孔4が形成されている。この長孔4には、固定ブラケット5の丸孔からなる支持孔6により支持されるチルト中心軸7が挿通される。これにより、ステアリングコラム2の下端はチルト中心軸7の回りに揺動自在に支持されている。また、チルト中心軸7を、ステアリングコラム2の長孔4内で前後に変位させることにより、テレスコピック調整が可能となっている。
【0017】
ステアリングコラム2は、ステアリングシャフトを回動自在に支承するチューブ8と、このチューブ8に固定されたチルトブラケット9とを含む。このチルトブラケット9の両側板10,11には、ステアリングコラム2の長手方向に延びる横長孔12が形成されている。図示していないが、所要時にステアリングホイールをステアリングコラム2と共に最上位置まではね上げるチルトアップばねが、固定ブラケット5とチルトブラケット9との間に介在している。
【0018】
固定ブラケット5は車両に固定されるものであり、相対向する一対の側板13,14と、これら側板13,14の上端の中間部を互いに連結する上板15とを備えて下方に開放する溝形をなしている。各側板13,14には円弧状の縦長孔16が形成されている。17,18は各側板13,14の一部の上縁を外向きに折り曲げて形成された取付ステーであり、各取付ステー17,18に形成されたねじ挿通孔を挿通するボルトにより、固定ブラケット5が車両に固定されるようになっている。
【0019】
19は固定ブラケット5の側板13に形成された孔に進退するロックピンであり、このロックピン19は、チルトブラケット9の対応する側板10に形成されたロック孔20に係合されることにより、ステアリングホイールをチルトアップ位置(ホップアップ位置)にロックする。21は一端22が側板13に固定された片持ち状の板ばねからなるロック解除ボタンである。ロック解除ボタン21はロックピン19を側板13の孔に押し込む方向に弾性的に付勢している。このため、チルトアップさせると、自動的にロックピン19がロック孔20に係合され、ステアリングホイールをチルトアップ位置にロックすることが可能である。一方、手動でロック解除ボタン21を操作することにより、ロックピン19をロック孔20から引き抜いてロックを解除させる。
【0020】
23は固定ブラケット5およびチルトブラケット9の各側板10,11;13,14を一体的に挿通する筒軸である。筒軸23は、縦長孔16に案内されて固定ブラケット5に対して上下方向の揺動のみを許容される。一方、横長孔12は、筒軸23に対して、チルトブラケット9を含むステアリングコラム2が前後に移動することを許容する。
図1および図2を参照して、筒軸23の相対向する端部には、固定ブラケット5の対応する側板13,14の外面に沿う第1および第2の端部材24,25がそれぞれ設けられている。第1の端部材24は、筒軸23の外周面に形成されたねじ部26にねじ結合するナット27と、ナット27に延設された一対のステー28とを含み、被回動部材を構成している。すなわち、この被回動部材としての第1の端部材24は、筒軸23に対して、カム機構としてのねじ伝動機構Tを介して相対回動可能に連結されている。ねじ伝動機構Tは筒軸23のねじ部26とナット27により構成される。
【0021】
筒軸23の第2の端部材25は、筒軸23に一体に形成された大径の環状フランジからなる。29は第2の端部材25に連続する、これより小径の角形フランジからなる回動規制部であり、回動規制部29は、図3に示すように固定ブラケット5の側板14の縦長孔16に嵌め入れられており、筒軸23が回動できないようにしている。したがって、第1の端部材24がナット27と共に筒軸23の周りに回動されると、両端部材24,25間の間隔が増減する。これにより、各端部材24,25によって固定ブラケット5の側板13,14が対応するチルトブラケット9の側板10,11に押圧されてチルトロックおよびテレスコロックが達成されたり、或いはチルトロックおよびテレスコロックが解除されたりする。
【0022】
図3を参照して、筒軸23を軸方向に貫く挿通孔23aには、筒軸23に対して軸方向に相対移動自在な支軸30が同軸に挿通されて、筒軸23の両側へ突出している。筒軸23と支軸30と第1の端部材24とで軸ユニットUが構成されている。
一方、図1、図2および図3を参照して、第1の端部材24の一対のステー28には、操作部材としての操作レバー31を回動自在に支持する連結軸32が取り付けられている。連結軸32は、支軸30の軸線33と直交する方向に平行である。操作レバー31は、レバー主体34の一端に握り部35を有し、他端に支軸30を軸方向に駆動するための駆動部36を有している。駆動部36は支軸30の端部に形成された周溝37に嵌め入れられ、支軸30の周方向に移動自在な円弧状の腕部からなる。
【0023】
また、操作レバー31のレバー主体34の中間部から中間腕38が延設されている。この中間腕38は、第1の端部材24の一対のステー28間に挟持され、連結軸32を介してステー28に連結される。これにより、第1の端部材24と操作レバー31が支軸30の軸線33の周りに一体回動できるようになっている。また、図2および図4に示すように、連結軸32の軸線32aの周りに操作レバー31を回動させると、駆動部36が支軸30を筒軸23に対して軸方向に進退させるようになっている。
【0024】
また、図4に示すように、操作レバー31の駆動部36が支軸30の周方向に対して傾斜することを許容するために、周溝37の相対向する壁面には中央部が膨らむようにクラウニングが施されている。
また、図1、図2および図3を参照して、各ステー28には操作レバー31の中間腕38を両側から挟持するための樋状の弾性押圧部39が設けられている。中間腕38には、樋状の弾性押圧部39に係合する凹部60が形成されており、係合を確実にしている。
【0025】
第2の端部材25に対応する支軸30の端部には、大径部40が形成され、この大径部40には、チルトメモリとしてのチルトメモリ軸41を摺動自在に挿通させる縦孔42が形成されている。この縦孔42は支軸30の軸線33の方向に沿って扁平な長孔となっており、チルトメモリ軸41が縦孔42内で支軸30の軸線33の方向に所定距離移動することを許容するようになっている。
一方、この大径部40を含む支軸30の端部を摺動自在に挿通させる横孔43と、上記チルトメモリ軸41を摺動自在に挿通させる縦孔44とを交差させた十字孔45を有する孔形成部材としてのスリーブ46が設けられている。
【0026】
チルトメモリ軸41の下端には大径の環状フランジからなるばね受け部53が一体に形成されており、このばね受け部53とスリーブ46の外周面との間に、チルトメモリ軸41に遊嵌される圧縮コイルばねからなる付勢ばね54が介在している。チルトメモリ軸41は付勢ばね54により下方へ付勢されている。したがって、チルトメモリ軸41の固定を解除した状態では常に、チルトメモリ軸41のばね受け部53が固定ブラケット5の側板14の縁部49の上面に当接することになる。
【0027】
図1および図2を参照して、47はテレスコメモリであり、このテレスコメモリ47は、固定ブラケット5の側板14に平行な長尺板からなる主体部48と、主体部48の端部に設けられ固定ブラケット5の側板14の縁部49の端部55(図1参照)に係合するストッパ50とを備えている。主体部48は、横長孔12に平行に延びる横長孔51を有しており、この横長孔51を支軸30の中間部が貫通している。図示していないが、固定ブラケット5とテレスコメモリ47との間に介在する付勢ばねがテレスコメモリ47をそのストッパ50が側板14の縁部49の端部55に当接する方向に付勢している。
【0028】
図3を参照して、テレスコメモリ47の主体部48は、第2の端部材25の端面25aとスリーブ46の対向端面46aとの間に介在しており、さらに、テレスコメモリ47の主体部48とスリーブ46の対向端面46aとの間には、例えば皿ばねからなる付勢ばね52が介在している。
筒軸23と支軸30の軸方向の相対移動に伴ってテレスコメモリの主体部48および付勢ばね52が、第2の端部材25の端面25aとスリーブ46の対向端面46aの間で挟持されて、テレスコロックが達成されるようになっている。
【0029】
具体的には、上記支軸30は筒軸23に対して軸方向に相対移動して、チルトメモリおよびテレスコメモリのロックに対応する図3に示す第1の位置と、チルトメモリおよびテレスコメモリのロック解除に対応する図4に示す第2の位置とに変位可能である。上記の付勢ばね52は筒軸23に対して支軸30を第2の位置に付勢する働きをする。一方、第1の端部材24のステー28の弾性押圧部39は、付勢ばね52に抗して、支軸30が第1の位置にある状態で操作レバー31を止定するロック手段を構成する。
【0030】
本実施の形態では、図3に示すように、弾性押圧部39が操作レバー31の凹部60に係合して、操作レバー31の連結軸32周りの回動が規制された状態で、操作レバー31を支軸30の軸線33の回りに回動すると、チルトメモリ軸41およびテレスコメモリ47に対するロックは維持したままで、チルト調整やテレスコ調整を実施することができる。また、ホップアップからステアリングホイールを下ろすと、チルトメモリ軸41のばね受け部53が固定ブラケット5の側板14の縁部49の上面に当接し、また、テレスコメモリ47のストッパ50が固定ブラケット5の側板14の縁部49の端部55に当接することにより、それぞれチルトおよびテレスコのメモリ位置に復帰することになる。
【0031】
一方、図4に示すように、操作レバー31を連結軸32の回りに回動して操作レバー31を傾倒し、支軸30と筒軸23とを軸方向に相対移動させると、スリーブ46によるチルトメモリ軸41やテレスコメモリ47に対するロックが解除されるので、操作レバー31を支軸30の軸線33の回りに回動してチルト調整やテレスコ調整を実施した後、再び図3の状態に操作レバー31を切り換えることにより、チルトメモリ軸41やテレスコメモリ47を新たな調整位置にてロックすることができる。
【0032】
このように、単一の操作レバー31の操作で、チルト調整とチルトメモリ位置調整、およびテレスコ調整とテレスコメモリ位置調整を達成することができるので、操作性が非常に良いと共に、構造も非常に簡単となる。
しかも、これを、支軸30を軸方向に駆動する駆動部37を設けた操作レバー31を被回動部材としての第1の端部材24に対して傾倒可能に連結するという簡単な構造にて実現することができる。
【0033】
なお、上記の実施の形態では、筒軸23の第1の端部材24が筒軸23に対して相対回動可能であり、第2の端部材25は筒軸23に一体に形成されていたが、これに限らず、第2の端部材25を筒軸23に対して相対回動可能とし、第1の端部材24を筒軸23と一体に形成するようにしても良い。この場合、第2の端部材25が筒軸23との間にねじ伝動機構を設けて被回動部材を構成することになる。
【0034】
次いで、図5〜図7は本発明の他の実施の形態を示している。図5〜図7を参照して、本実施の形態が図3の実施の形態と主に異なるのは、下記の1)〜5)である。すなわち、
1)図3の実施の形態では、調整後のチルトメモリ軸41およびテレスコメモリ47がそれぞれ摩擦係合によりその位置を固定されるのに対して、本実施の形態では、ノッチ67,83;68,84による凹凸係合により固定され、確実な固定を実現する。
【0035】
2)本実施の形態では、操作レバー94を連結軸32の回りに回動させることに伴って支軸70を筒軸69に対して進退させる駆動部として、板ばね101を用いており、この点も図3の実施の形態とは異なる。
3)図3の実施の形態では筒軸23と支軸30を軸方向に相対移動させるのに、ねじ伝動機構Tを用いていたが、本実施の形態では、一対のカム部97,98を含むカム機構Kを用いている。
【0036】
4)本実施の形態では、図3の実施の形態のスリーブ46に代えて、チャンネル形断面をなす孔形成部材56を設けている。
5)図3の実施の形態では、チルトロックおよびテレスコロックを達成するために、操作レバー31が筒軸23と被回動部材としての第1の端部材24とを相対回動させていたが、本実施の形態では、筒軸69に対する軸方向移動が規制され且つ筒軸69に対して相対回動自在な操作レバー支持体91を、固定ブラケット5の側板14により回動規制された第2の端部材72に対して回動させる。
【0037】
より具体的に説明すると、主に図6を参照して、上記の孔形成部材56は、それぞれ縦孔57を有する上下のフランジ58,59と、これらフランジ58,59を互いに連結する側板61とを有し、この側板61には横孔62が形成されている。各フランジ58,59の縦孔57はチルトメモリ軸63を挿通させる。チルトメモリ軸63には、チルト調整後にチルトメモリ軸63を凹凸係合により止定するための起伏部としての横溝からなるノッチ67が形成されている。
【0038】
64,65は側板61の左右の端部にそれぞれ上下一対で形成されたガイドフランジであり、これらのガイドフランジ64,65は、テレスコ調整時のテレスコメモリ66の移動を案内する。テレスコメモリ66には、テレスコ調整後にテレスコメモリ66を凹凸係合により止定するための起伏部としての縦溝からなるノッチ68が形成されている。テレスコメモリ66の一端部には、図7に示すように、チルトブラケット9の側板10に摺接する筒状筒起からなるストッパ85が86により固定されている。
【0039】
図5および図6を参照して、69は固定ブラケット5およびチルトブラケット9の各側板10,11;13,14を一体的に挿通する筒軸であり、この筒軸69内を支軸70が挿通している。この筒軸69の相対向する端部には、固定ブラケット5の対応する側板13,14の外面に沿う第1および第2の端部材が71,72が設けられている。
第1の端部材71は、固定ブラケット5の側板13の外面に接する多角形形状の主体部73と、この主体部73から突出して、孔形成部材56の側板61の横孔62およびテレスコメモリ66の横長孔51を貫通する突出部74とを備える。75は第1の端部材71の主体部73と突出部74を貫いて筒軸69を挿通させるねじ孔である。
【0040】
突出部74の周面に形成された周溝76に嵌め入れられるC形の止め輪77と、主体部73の突出部74側の端面との間に、孔形成部材56の側板61およびテレスコメモリ66が配置され、止め輪77によって側板61およびテレスコメモリ66の突出部74からの脱落が防止されている。
78は第1の端部材71に対応して筒軸69の端部に設けられたねじ部であり、このねじ部78が第1の端部材71のねじ孔75にねじ込まれることにより、筒軸69と第1の端部材71の軸方向相対移動が規制されている。
【0041】
支軸70の孔形成部材56に対応する端部には、円板状の大径部40が形成され、この大径部40の外側面には、略矩形の端板79がねじ80により締結固定されている。大径部40の外側面には、縦溝81が形成されており、大径部40の外側面が端板79で塞がれることにより、両者間にチルトメモリ軸54を挿通させる図5に示すような縦孔82が形成されるようになっている。
端板79の背面には、チルトメモリ軸63のノッチ67に凹凸係合することのできる起伏部としてのノッチ83が形成されている。また、大径部40の背面には、テレスコメモリ66のノッチ68と凹凸係合することのできる起伏部としてのノッチ84が形成されている。
【0042】
一方、図5を参照して、筒軸69の側板14側の端部には、径方向に延びる環状フランジ87が形成され、この環状フランジ87の外周部から延びて筒軸69と同心の円筒部88が形成されている。円筒部88に相対回転可能に外嵌される円筒部89と環状フランジ87に対向する環状フランジ90とを有する、被回動部材としての操作レバー支持体91が設けられている。92は操作レバー支持体91と円筒部88との軸方向相対移動を規制するべく、円筒部89の内周溝に嵌め入れられて円筒部88の端面に当接する止め輪である。
【0043】
また、被回動部材としての操作レバー支持体91の外周の一部には平坦なリブ状をなす操作レバー支持部93が突出形成されており、この操作レバー支持部93を貫く連結軸32によって、操作レバー94の基端部が軸線32aの回りに回動できるように連結されている。また、連結軸32を介して、操作レバー94と操作レバー支持体91が支軸70の回動軸線33の回りに一体回動できるようになっている。
【0044】
第2の端部材72は、固定ブラケット5の側板14の外面に沿う円板部95と、円板部95から突出形成され側板14の縦長孔16に嵌め入れられる回動規制部96とを有している。そして、操作レバー支持体91の環状フランジ90およよび第2の端部材72の円板部95の互いの対向面には、相係合する一対のカム部97,98がそれぞれ形成され、これらカム部97,98によりカム機構Kが構成されている。一対のカム部97,98は操作レバー支持体91と第2の端部材72の相対回転に伴って互いに相手方を軸方向に押す。その結果、第1および第2の端部材71,72がそれぞれ固定ブラケット5の側板13,14を対応するチルトブラケット9の側板10,11に押圧する。
【0045】
操作レバー94を回動軸線33の回りに回動させると、回動規制されている第2の端部材72に対して、被回動部材としての操作レバー支持体91が回動し、これにより、カム機構Kが筒軸69を支軸70に対して軸方向に移動させ、チルトロックおよびテレスコロックが達成されたり、解除されたりする。
支軸70の側板14側の端部には、小径部99が設けられ、小径部99には、スラストワッシャ100、駆動部としての板ばね101の第1の固定端102の貫通孔103、ナット104およびロックナット105が順次に嵌め入れられている。ナット104およびロックナット105は支軸70の小径部99の先端のねじ部に止定されている。
【0046】
スラストワッシャ100は、支軸70の小径部99の基端の段付き部106に当接しており、スラストワッシャ100とナット104との間で板ばね101の第1の固定端102が挟持されて、板ばね101の第1の固定端102が支軸70と軸方向に一体移動できるようになっている。板ばね101の第2の固定端107は操作レバー94の連結軸32から所定距離離れた部位にねじ108により固定されている。
【0047】
本実施の形態によれば、操作レバー94を軸線32aを中心として図5において時計回りに回動させて傾倒させると、板ばね101が屈曲し筒軸69に対して支軸70を軸方向に押すことにより、チルトメモリ軸63およびテレスコメモリ66を調整後の位置にロックすることができる。しかも、これらのロックは対応するノッチ67,83;68,84どうしの結合を介して強固に達成され、調整後のチルトメモリ軸63およびテレスコメモリ66が位置ずれすることがない。
【0048】
そして、このように操作レバー94を傾倒させた状態、すなわち、チルトメモリ軸63およびテレスコメモリ66のロックをノッチ67,83;68,84により強固に達成した状態で、操作レバー94を支軸69の回動軸線33の回りに回動させると、チルトメモリ軸63およびテレスコメモリ66の強固なロックを維持したままで、チルト調整やテレスコ調整を行うことができる。また、ホップアップからステアリングホイールを下ろすと、チルトメモリ軸63のばね受け部53が固定ブラケット5の側板13の縁部49の上面に当接すると共に、テレスコメモリ66のストッパ85が側板13の縁部49の端部に当接し、それぞれチルトおよびテレスコのメモリ位置に復帰することになる。
【0049】
一方、図5において、操作レバー94を連結軸32の軸線32aを中心として反時計回りに回動させると、板ばね101を介して支軸70が筒軸69に対して軸方向に移動される。これにより、端板79のノッチ83によるチルトメモリ軸63に対する押圧が解除されるとともに、大径部40のノッチ84によるテレスコメモリ66に対する押圧が解除され、チルトメモリ軸63およびテレスコメモリ66が自由に変位できる状態となる。
【0050】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置の一部破断分解斜視図である。
【図2】装置の要部の斜視図である。
【図3】チルト調整する際の装置の縦断面図である。
【図4】チルトメモリおよびテレスコメモリのロックを解除した状態の装置の縦断面図である。
【図5】本発明の別の実施の形態としてのメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置の一部破断分解斜視図である。
【図6】支軸の軸線を含む縦断面で切断した図5の装置の要部の縦断面図である。
【図7】支軸の軸線を含む横断面で切断した図5の装置の要部の横断面図である。
【符号の説明】
2 ステアリングコラム
5 固定ブラケット
7 チルト中心軸
9 チルトブラケット
10,11 側板
12 横長孔
13,14 側板
16 縦長孔
23 筒軸
24 第1の端部材(被回動部材)
25 第2の端部材
25a 端面
26 ねじ部
27 ナット
T ねじ伝動機構(カム機構)
30 支軸
U 軸ユニット
31 操作レバー(操作部材)
32 連結軸
36 駆動部
39 弾性押圧部(ロック手段)
41 チルトメモリ軸
42 縦孔
43 横孔
44 縦孔
45 十字孔
46 スリーブ(孔形成部材)
46a 対向端面
47 テレスコメモリ
50,53 ストッパ
52,54 付勢ばね
56 孔形成部材
57 縦孔
62 横孔
63 チルトメモリ軸
66 テレスコメモリ
67,68,83,84 ノッチ(起伏部)
69 筒軸
70 支軸
71 第1の端部材
72 第2の端部材
82 縦孔
91 操作レバー支持体(被回動部材)
94 操作レバー
97,98 カム部
K カム機構

Claims (7)

  1. 車両に固定された固定ブラケットの側板およびコラムに固定されたチルトブラケットの側板を貫通する筒軸並びに、この筒軸内に挿通されて筒軸に対して軸方向に相対移動可能な支軸を含む軸ユニットと、
    支軸の軸線の回りに回動するように操作される被回動部材と、
    この被回動部材の回動に伴って、両ブラケットの側板同士を互いに押圧してチルトロックおよびテレスコロックを達成させるカム機構と、
    被回動部材を支軸の軸線の回りに回動させることができ且つ筒軸と支軸を軸方向に相対移動させることができる操作部材と、
    支軸に形成された縦孔を摺動自在に挿通するチルトメモリ軸と、
    支軸を挿通させる横孔およびチルトメモリ軸を挿通させる縦孔を有する孔形成部材とを備え、
    操作部材が筒軸と支軸を軸方向に相対移動させることに伴って、筒軸の端部に設けられた端部材によって支軸の軸方向への、孔形成部材の移動が規制された状態で、支軸の縦孔および孔形成部材の縦孔が支軸の軸方向にずれることにより、チルトメモリ軸が支軸の縦孔に固定されるようにしてあることを特徴とするメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  2. 上記チルトメモリ軸は、支軸の縦孔内の起伏部に凹凸係合することのできる起伏部を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  3. 上記支軸を挿通させる長孔を有するテレスコメモリを備え、
    テレスコメモリは、筒軸と支軸の軸方向の相対移動に伴って筒軸の上記端部材と孔形成部材との間に挟持されて軸ユニットに固定される部材を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  4. 上記テレスコメモリは、筒軸の上記端部材および孔形成部材の一方に形成される起伏部に凹凸係合することのできる起伏部を有することを特徴とする請求項3に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  5. 上記筒軸および被回動部材の何れか一方に設けられ、支軸の軸線と直交する方向に平行な連結軸をさらに備え、
    上記操作部材は連結軸の回りに回動可能であるとともに、連結軸を介して筒軸および被回動部材の何れか一方と一体回動可能であり、
    上記操作部材は、連結軸の回りに回動することに伴って支軸を筒軸に対して軸方向に進退させる駆動部を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  6. 上記支軸は、筒軸に対して軸方向に相対移動して、チルトメモリ軸およびテレスコメモリのロックに対応する第1の位置と、チルトメモリ軸およびテレスコメモリのロック解除に対応する第2の位置とに変位可能であり、
    筒軸に対して支軸を第2の位置に付勢する付勢手段と、
    この付勢手段に抗して、支軸が第1の位置にある状態で操作部材を連結軸の周りに回動不能に止定するロック手段とをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
  7. 上記カム機構は、上記被回動部材の回動に伴って被回動部材を支軸の軸方向に移動させることにより当該被回動部材によって一方のブラケットの側板を他方のブラケットの側板 に押圧するためのねじ伝動機構を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のメモリ機構付きチルトテレスコステアリング装置。
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