JPH0723331Y2 - 傾斜角調整装置 - Google Patents
傾斜角調整装置Info
- Publication number
- JPH0723331Y2 JPH0723331Y2 JP2405188U JP2405188U JPH0723331Y2 JP H0723331 Y2 JPH0723331 Y2 JP H0723331Y2 JP 2405188 U JP2405188 U JP 2405188U JP 2405188 U JP2405188 U JP 2405188U JP H0723331 Y2 JPH0723331 Y2 JP H0723331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cam
- memory
- bracket
- memory plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば車両のティルトステアリング装置或い
はシートリクライニング装置のように、傾動体(アッパ
シャフト及びステアリングホイール或いはシートバッ
ク)を支持体(メインシャフト及びコラムチューブ或い
はシートクッション)に対して最大傾斜位置(ティルト
ステアリング装置の場合は上方、シートリクライニング
装置の場合は前方)に傾動させて退避させる機能と、退
避状態にある傾動体を退避前の元の状態に復帰させる機
能と、傾動体を支持体に対して所望の位置に調整し得る
機能を必要とする各種の装置に効果的に使用し得る傾斜
角調整装置に関する。
はシートリクライニング装置のように、傾動体(アッパ
シャフト及びステアリングホイール或いはシートバッ
ク)を支持体(メインシャフト及びコラムチューブ或い
はシートクッション)に対して最大傾斜位置(ティルト
ステアリング装置の場合は上方、シートリクライニング
装置の場合は前方)に傾動させて退避させる機能と、退
避状態にある傾動体を退避前の元の状態に復帰させる機
能と、傾動体を支持体に対して所望の位置に調整し得る
機能を必要とする各種の装置に効果的に使用し得る傾斜
角調整装置に関する。
上記した各機能を備えたティルトステアリング装置は、
例えば実公昭61-17890号公報にて提案されている。しか
して、この公報にて提案されている装置においては、元
位置にある操作レバーを中間操作位置まで回動操作する
ことによりステアリングホイールを上方に退避させるこ
とができ、また退避状態にあるステアリングホイールを
単に下方へ傾動させるだけでステアリングホイールを退
避前の元の状態に復帰させることができ更に元位置にあ
る操作レバーを最大操作位置まで回動操作した状態にて
ステアリングホイールを所望の位置に調整できる。
例えば実公昭61-17890号公報にて提案されている。しか
して、この公報にて提案されている装置においては、元
位置にある操作レバーを中間操作位置まで回動操作する
ことによりステアリングホイールを上方に退避させるこ
とができ、また退避状態にあるステアリングホイールを
単に下方へ傾動させるだけでステアリングホイールを退
避前の元の状態に復帰させることができ更に元位置にあ
る操作レバーを最大操作位置まで回動操作した状態にて
ステアリングホイールを所望の位置に調整できる。
上記した従来の装置においては、操作レバーが一つであ
るため操作レバーが二つであるもの(例えば、実願昭61
-84077号公報にて提案されているもの)に比して操作機
構がシンプルであるものの、ステアリングホイールを上
方に退避させるために必要な操作レバーの操作と、ステ
アリングホイールを所望の位置に調整するために必要な
操作レバーの操作が異なるため、操作を誤るおそれが多
分にあり、改善の余地があった。
るため操作レバーが二つであるもの(例えば、実願昭61
-84077号公報にて提案されているもの)に比して操作機
構がシンプルであるものの、ステアリングホイールを上
方に退避させるために必要な操作レバーの操作と、ステ
アリングホイールを所望の位置に調整するために必要な
操作レバーの操作が異なるため、操作を誤るおそれが多
分にあり、改善の余地があった。
また、上記した従来の装置においては、退避状態にある
ステアリングホイールを不用意に下方へ傾動させると、
ステアリングホイールが元の状態に復帰してしまうた
め、乗降に際してステアリングホイールに手を掛けるこ
とができず、ステアリングホイールを退避状態にさせる
効果が半減してしまう。
ステアリングホイールを不用意に下方へ傾動させると、
ステアリングホイールが元の状態に復帰してしまうた
め、乗降に際してステアリングホイールに手を掛けるこ
とができず、ステアリングホイールを退避状態にさせる
効果が半減してしまう。
本考案は、かかる実状に鑑みなされたものであり、その
目的は操作性及び使用性の改善にある。
目的は操作性及び使用性の改善にある。
本考案は、上記した目的を達成するために、当該傾斜角
調整装置を、支持体に対して傾動可能に組付けられた傾
動体の前記支持体に対する傾斜角を調整するための傾斜
角調整装置であり、前記支持体又は傾動体に連結される
第1ブラケットと、前記傾動体又は支持体に連結される
第2ブラケットと、この第2ブラケットと前記第1ブラ
ケット間に介装されて前記傾動体がその最大傾斜位置に
移動すべく付勢する第1ばね手段と、前記第2ブラケッ
トに回動可能に組付けられて前記第1ブラケットに設け
たラチェットに解離可能に噛合するポールと、前記第2
ブラケットに回動可能に組付けられて第1カム手段を介
して前記ポールと連係し回動によって前記ラチェットと
ポールを噛合又は解離させ得るカムプレートと、前記ラ
チェットとポールが噛合する状態に向けて前記カムプレ
ートをその回動方向に付勢する第2ばね手段と、前記傾
動体の傾動中心と同軸的に設けた支持軸に回動可能に組
付けられて第2カム手段を介して前記ポールと連係し同
第2カム手段の第1領域にて前記カムプレートの回動を
許容して前記ラチェットとポールの噛合及び解離を許容
しこの第1領域に連続する第2領域にて前記カムプレー
トを回動位置に保持する第1メモリープレートと、この
第1メモリープレートに組付けられて前記第2カム手段
の第1領域から第2領域への移行及びその逆の移行を弾
撥的に制限するストッパスプリングと、前記支持軸に回
動及び径方向へ移動可能に組付けられて径方向へ移動し
たとき前記第1メモリープレートに一定的に係合される
第2メモリープレートと、この第2メモリープレートと
前記第1メモリープレートの回動量を規定する一対の規
制部材と、前記第2メモリープレートを前記第1メモリ
ープレートから非係合とすべく径方向へ付勢するととも
に前記第2メモリープレートを回動角ゼロとすべく回動
方向に付勢する第3ばね手段と、前記支持軸に回動及び
径方向へ移動可能に組付けられて前記第2メモリプレー
トと径方向へは一体的かつ回動方向には相対回転可能に
係合しまた前記ポールに連結されて同ポールによって移
動される連結プレートと、この連結プレートと前記第1
メモリープレートに係合してこれら両プレートの回転方
向の相対変位をゼロとすべく付勢するトーションスプリ
ングと、前記第2ブラケットに前記カムプレートと同軸
的かつ相対回転可能に組付けられて前記第1ブラケット
に一体的に設けたロックピンに向けて第4ばね手段によ
り付勢され前記傾動体の最大傾斜位置にて前記ロックピ
ンと係合して回動を阻止され前記傾動体の前記第1ばね
手段に抗する回動を阻止するロックプレートと、前記第
2ブラケットに前記カムプレートと同軸的かつ相対回転
可能に組付けられて一方向への回動によって前記カムプ
レートと係合して同カムプレートを前記第2ばね手段に
抗して回動させまた他方向への回動によって前記ロック
プレートの係止部と係合して同ロックプレートを前記第
4ばね手段に抗して回動させる操作レバーを備える構成
とした。
調整装置を、支持体に対して傾動可能に組付けられた傾
動体の前記支持体に対する傾斜角を調整するための傾斜
角調整装置であり、前記支持体又は傾動体に連結される
第1ブラケットと、前記傾動体又は支持体に連結される
第2ブラケットと、この第2ブラケットと前記第1ブラ
ケット間に介装されて前記傾動体がその最大傾斜位置に
移動すべく付勢する第1ばね手段と、前記第2ブラケッ
トに回動可能に組付けられて前記第1ブラケットに設け
たラチェットに解離可能に噛合するポールと、前記第2
ブラケットに回動可能に組付けられて第1カム手段を介
して前記ポールと連係し回動によって前記ラチェットと
ポールを噛合又は解離させ得るカムプレートと、前記ラ
チェットとポールが噛合する状態に向けて前記カムプレ
ートをその回動方向に付勢する第2ばね手段と、前記傾
動体の傾動中心と同軸的に設けた支持軸に回動可能に組
付けられて第2カム手段を介して前記ポールと連係し同
第2カム手段の第1領域にて前記カムプレートの回動を
許容して前記ラチェットとポールの噛合及び解離を許容
しこの第1領域に連続する第2領域にて前記カムプレー
トを回動位置に保持する第1メモリープレートと、この
第1メモリープレートに組付けられて前記第2カム手段
の第1領域から第2領域への移行及びその逆の移行を弾
撥的に制限するストッパスプリングと、前記支持軸に回
動及び径方向へ移動可能に組付けられて径方向へ移動し
たとき前記第1メモリープレートに一定的に係合される
第2メモリープレートと、この第2メモリープレートと
前記第1メモリープレートの回動量を規定する一対の規
制部材と、前記第2メモリープレートを前記第1メモリ
ープレートから非係合とすべく径方向へ付勢するととも
に前記第2メモリープレートを回動角ゼロとすべく回動
方向に付勢する第3ばね手段と、前記支持軸に回動及び
径方向へ移動可能に組付けられて前記第2メモリプレー
トと径方向へは一体的かつ回動方向には相対回転可能に
係合しまた前記ポールに連結されて同ポールによって移
動される連結プレートと、この連結プレートと前記第1
メモリープレートに係合してこれら両プレートの回転方
向の相対変位をゼロとすべく付勢するトーションスプリ
ングと、前記第2ブラケットに前記カムプレートと同軸
的かつ相対回転可能に組付けられて前記第1ブラケット
に一体的に設けたロックピンに向けて第4ばね手段によ
り付勢され前記傾動体の最大傾斜位置にて前記ロックピ
ンと係合して回動を阻止され前記傾動体の前記第1ばね
手段に抗する回動を阻止するロックプレートと、前記第
2ブラケットに前記カムプレートと同軸的かつ相対回転
可能に組付けられて一方向への回動によって前記カムプ
レートと係合して同カムプレートを前記第2ばね手段に
抗して回動させまた他方向への回動によって前記ロック
プレートの係止部と係合して同ロックプレートを前記第
4ばね手段に抗して回動させる操作レバーを備える構成
とした。
本考案による装置においては、傾動体が所定の位置に固
定保持されている状態(傾動体の元の状態)において、
操作レバーを一方向へ回動してカムプレートを第2ばね
手段に抗して回動すれば、ポールが回動して連結プレー
ト及び回動角をゼロに保持されている第2メモリープレ
ートが径方向へ一体的に移動する。このため、第2メモ
リープレートが第1メモリープレートに係合して回動方
向において一体となり、またポールとラチエットの噛合
が解かれて傾動体が傾動可能となる。
定保持されている状態(傾動体の元の状態)において、
操作レバーを一方向へ回動してカムプレートを第2ばね
手段に抗して回動すれば、ポールが回動して連結プレー
ト及び回動角をゼロに保持されている第2メモリープレ
ートが径方向へ一体的に移動する。このため、第2メモ
リープレートが第1メモリープレートに係合して回動方
向において一体となり、またポールとラチエットの噛合
が解かれて傾動体が傾動可能となる。
かかる操作状態において傾動体が第1ばね手段によりそ
の最大傾斜位置に向けて傾動されると、第1メモリープ
レートが一方の規制部材に当接するまでの間は、トーシ
ョンスプリングが連結プレートと第1メモリープレート
の相対回転を弾撥的に規制し、かつストッパスプリング
が第2カム手段の第1領域から第2領域への移行を弾撥
的に制限するため、連結プレート及び両メモリープレー
トは一体的に回動するが、第1メモリープレートが一方
の規制部材に当接して回動を規制された後においては第
1メモリープレート及びこれと一体の第2メモリープレ
ートに対して連結プレートがポール等とともにトーショ
ンスプリング及びストッパスプリングに抗して回動して
第2カム手段の第1領域から第2領域に移行して傾動体
が最大傾斜位置に傾動する。このようにして、傾動体が
最大傾斜位置に傾動すると、ロックプレートが第4ばね
手段により回動されてロックピンと係合し傾動体の第1
ばね手段に抗する回動を阻止する。しかして、このとき
には、第2カム手段が第2領域にあるため、操作レバー
の回動操作を解除してカムプレートをフリーとしても、
カムプレートはその回動位置に保持されてポールとラチ
エットは解離状態に保持され、かつ両メモリープレート
は係合状態に保持されて一体のままである。
の最大傾斜位置に向けて傾動されると、第1メモリープ
レートが一方の規制部材に当接するまでの間は、トーシ
ョンスプリングが連結プレートと第1メモリープレート
の相対回転を弾撥的に規制し、かつストッパスプリング
が第2カム手段の第1領域から第2領域への移行を弾撥
的に制限するため、連結プレート及び両メモリープレー
トは一体的に回動するが、第1メモリープレートが一方
の規制部材に当接して回動を規制された後においては第
1メモリープレート及びこれと一体の第2メモリープレ
ートに対して連結プレートがポール等とともにトーショ
ンスプリング及びストッパスプリングに抗して回動して
第2カム手段の第1領域から第2領域に移行して傾動体
が最大傾斜位置に傾動する。このようにして、傾動体が
最大傾斜位置に傾動すると、ロックプレートが第4ばね
手段により回動されてロックピンと係合し傾動体の第1
ばね手段に抗する回動を阻止する。しかして、このとき
には、第2カム手段が第2領域にあるため、操作レバー
の回動操作を解除してカムプレートをフリーとしても、
カムプレートはその回動位置に保持されてポールとラチ
エットは解離状態に保持され、かつ両メモリープレート
は係合状態に保持されて一体のままである。
また、上述したようにして最大傾斜位置に退避している
傾動体を元の状態に戻す場合には、先ず操作レバーを他
方向へ回動してロックプレートを第4ばね手段に抗して
回動することによりロックピンとの係合を解いた状態に
て傾動体を元の状態に向けて傾動すると、始めに連結プ
レートがトーションスプリングの作用により両メモリー
プレートに対して回動して第2カム手段が第2領域から
第1領域に移行する直前の状態(第2領域である)とな
り、その後は主としてストッパスプリングの作用により
連結プレートと両メモリープレートが一体のまま回動さ
れる。第2カム手段の第2領域においては、ポールとラ
チェットが解離状態に保持されるため、この状態にて操
作レバーの回動操作を解除する。かくして、第2メモリ
ープレートが他方の規制部材と当接して回動角をゼロに
保持されると、ストッパスプリングの作用に抗して第2
カム手段が第2領域から第1領域に移行し、連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第2メモリープレ
ートから係合を解かれる(非係合とされる)とともに、
カムプレートが第2ばね手段により元位置に戻されてポ
ールがラチエットに噛合し、傾動体が退避前の元の状態
に復帰して固定される。
傾動体を元の状態に戻す場合には、先ず操作レバーを他
方向へ回動してロックプレートを第4ばね手段に抗して
回動することによりロックピンとの係合を解いた状態に
て傾動体を元の状態に向けて傾動すると、始めに連結プ
レートがトーションスプリングの作用により両メモリー
プレートに対して回動して第2カム手段が第2領域から
第1領域に移行する直前の状態(第2領域である)とな
り、その後は主としてストッパスプリングの作用により
連結プレートと両メモリープレートが一体のまま回動さ
れる。第2カム手段の第2領域においては、ポールとラ
チェットが解離状態に保持されるため、この状態にて操
作レバーの回動操作を解除する。かくして、第2メモリ
ープレートが他方の規制部材と当接して回動角をゼロに
保持されると、ストッパスプリングの作用に抗して第2
カム手段が第2領域から第1領域に移行し、連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第2メモリープレ
ートから係合を解かれる(非係合とされる)とともに、
カムプレートが第2ばね手段により元位置に戻されてポ
ールがラチエットに噛合し、傾動体が退避前の元の状態
に復帰して固定される。
一方、上述した操作レバーの操作状態、すなわち操作レ
バーを一方向へ回動してカムプレートを第2ばね手段に
抗して回動した状態において、第1メモリープレートが
一方の規制部材又は他方の規制部材と当接する範囲(調
整可能範囲)内で傾動体を新たな所望の位置まで傾動さ
せれば、下記(a),(b)のようにして傾動体の元の
状態を調整することができる。
バーを一方向へ回動してカムプレートを第2ばね手段に
抗して回動した状態において、第1メモリープレートが
一方の規制部材又は他方の規制部材と当接する範囲(調
整可能範囲)内で傾動体を新たな所望の位置まで傾動さ
せれば、下記(a),(b)のようにして傾動体の元の
状態を調整することができる。
(a).第1メモリープレートが一方の規制部材に当接
するまでの範囲で傾動体の元の状態を調整する場合。
するまでの範囲で傾動体の元の状態を調整する場合。
この場合には、操作レバーの操作状態において、傾動体
が退避状態に移動する作動において述べたように、トー
ションスプリングが連結プレートと第1メモリープレー
トの相対回転を弾撥的に規制し、かつストッパスプリン
グが第2カム手段の第1領域から第2領域への移行を弾
撥的に制限するため、連結プレート及び両メモリープレ
ートは一体のままである。したがって、傾動体を所望の
位置で止めて操作レバーの操作を解除しカムプレートが
第2ばね手段により元位置に戻るようにすれば、カムプ
レートが元位置に戻るのに伴なって、始めに連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第1メモリープレ
ートから係合を解かれ、次いで第2メモリープレートの
みが第3ばね手段により他方の規制部材と当接する位置
まで回動されてその回動角をゼロとされるとともに、ポ
ールがラチェットに噛合して傾動体を傾動不能とし、調
整が完了する。
が退避状態に移動する作動において述べたように、トー
ションスプリングが連結プレートと第1メモリープレー
トの相対回転を弾撥的に規制し、かつストッパスプリン
グが第2カム手段の第1領域から第2領域への移行を弾
撥的に制限するため、連結プレート及び両メモリープレ
ートは一体のままである。したがって、傾動体を所望の
位置で止めて操作レバーの操作を解除しカムプレートが
第2ばね手段により元位置に戻るようにすれば、カムプ
レートが元位置に戻るのに伴なって、始めに連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第1メモリープレ
ートから係合を解かれ、次いで第2メモリープレートの
みが第3ばね手段により他方の規制部材と当接する位置
まで回動されてその回動角をゼロとされるとともに、ポ
ールがラチェットに噛合して傾動体を傾動不能とし、調
整が完了する。
(b).第1メモリープレートが他方の規制部材に当接
するまでの範囲で傾動体の元の状態を調整する場合。
するまでの範囲で傾動体の元の状態を調整する場合。
この場合には、操作レバーの操作状態において、第2メ
モリープレートが他方の規制部材と当接しているため調
整したい方向に回動せず、また第1メモリープレートが
第2メモリープレートと係合しているため回動しないも
のの、傾動体の傾動に伴なって連結プレートが支持軸に
対して回動しトーションスプリングをそのばね力を大き
くするように撓ませる。したがって、傾動体を所望の位
置で止めて操作レバーの操作を解除しカムプレートが第
2のばね手段により元位置に戻るようにすれば、カムプ
レートが元位置に戻るのに伴なって、始めに連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第1メモリープレ
ートから係合を解かれ、次いで第1メモリープレートの
みがトーションスプリングにより連結プレートが回動さ
れた量と略同量だけ同方向に回動されるとともに、ポー
ルがラチェットに噛合して傾動体を傾動不能とし、調整
が完了する。
モリープレートが他方の規制部材と当接しているため調
整したい方向に回動せず、また第1メモリープレートが
第2メモリープレートと係合しているため回動しないも
のの、傾動体の傾動に伴なって連結プレートが支持軸に
対して回動しトーションスプリングをそのばね力を大き
くするように撓ませる。したがって、傾動体を所望の位
置で止めて操作レバーの操作を解除しカムプレートが第
2のばね手段により元位置に戻るようにすれば、カムプ
レートが元位置に戻るのに伴なって、始めに連結プレー
トと第2メモリープレートが第3ばね手段により径方向
へ移動されて第2メモリープレートが第1メモリープレ
ートから係合を解かれ、次いで第1メモリープレートの
みがトーションスプリングにより連結プレートが回動さ
れた量と略同量だけ同方向に回動されるとともに、ポー
ルがラチェットに噛合して傾動体を傾動不能とし、調整
が完了する。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本考案による傾斜角調整装置を備えた
車両用ティルトステアリング装置を示していて、このテ
ィルトステアリング装置においては、コラムチューブ10
の上端にロアブラケット11が固着され、このロアブラケ
ット11に支持軸12A,12Bを介してアッパブラケット13が
上下方向へ傾動可能に組付けられている。またアッパブ
ラケット13には上端にステアリングホイール14を一体的
に備えたアッパシャフト15が回転自在に組付けられてお
り、このアッパシャフト15はその下端にてメインシャフ
ト(図示せず)の上端に自在継手(図示せず)を介して
連結されている。なお、自在継手は支持軸12A,12Bと同
軸的に配置されていて、コラムチューブ10及びロアブラ
ケット11に対してアッパブラケット13,ステアリングホ
イール14及びアッパシャフト15が上下方向へ傾動可能と
なっている。
車両用ティルトステアリング装置を示していて、このテ
ィルトステアリング装置においては、コラムチューブ10
の上端にロアブラケット11が固着され、このロアブラケ
ット11に支持軸12A,12Bを介してアッパブラケット13が
上下方向へ傾動可能に組付けられている。またアッパブ
ラケット13には上端にステアリングホイール14を一体的
に備えたアッパシャフト15が回転自在に組付けられてお
り、このアッパシャフト15はその下端にてメインシャフ
ト(図示せず)の上端に自在継手(図示せず)を介して
連結されている。なお、自在継手は支持軸12A,12Bと同
軸的に配置されていて、コラムチューブ10及びロアブラ
ケット11に対してアッパブラケット13,ステアリングホ
イール14及びアッパシャフト15が上下方向へ傾動可能と
なっている。
傾斜角調整装置は、上記した両ブラケット11,13の他
に、両ブラケット11,13間に介装されてステアリングホ
イール14が第1図の仮想線にて示した最大傾斜位置に移
動すべく付勢する圧縮コイルスプリング16と、ロアブラ
ケット11に対するアッパブラケット13の傾動を許容又は
阻止するための左右一対のラチェット17,18、ポール20,
21及びカムプレート22,23を備えている。各ラチェット1
7,18はロアブラケット11の左右両側にそれぞれ固着され
ていて、支持軸12A,12Bを中心とする円弧状の歯部17a,1
8aを有している。
に、両ブラケット11,13間に介装されてステアリングホ
イール14が第1図の仮想線にて示した最大傾斜位置に移
動すべく付勢する圧縮コイルスプリング16と、ロアブラ
ケット11に対するアッパブラケット13の傾動を許容又は
阻止するための左右一対のラチェット17,18、ポール20,
21及びカムプレート22,23を備えている。各ラチェット1
7,18はロアブラケット11の左右両側にそれぞれ固着され
ていて、支持軸12A,12Bを中心とする円弧状の歯部17a,1
8aを有している。
各ポール20,21は、第2図〜第6図にて示したように、
アッパブラケット13にボルト19Aとナット19Bを用いて回
動可能に組付けられていて各ラチェット17,18の歯部17
a,18aに噛合する歯部20a,21aを有している。また各ポー
ル20,21にはピン20b,21bが固着されている。
アッパブラケット13にボルト19Aとナット19Bを用いて回
動可能に組付けられていて各ラチェット17,18の歯部17
a,18aに噛合する歯部20a,21aを有している。また各ポー
ル20,21にはピン20b,21bが固着されている。
各カムプレート22,23は、アッパブラケット13に連結シ
ャフト24を用いて組付けられていて、連結シャフト24を
介して一体回転可能に連結されている。一方のカムプレ
ート22は、第2図,第7図及び第8図にて示したよう
に、連結シャフト24に嵌合される非円形取付孔22a(こ
の取付孔をキー付孔とするとともに、連結シャフト24に
キー溝を設けて、両者を一体回転可能に連結することも
可能)と、ポール20のピン20bが嵌合し同ピン20bとによ
りポール20を回動させるカム手段を構成するカム長孔22
bを有しており、またピン22cが固着されていて、引張コ
イルスプリング25により第2図時計方向へ付勢されてい
る。他方のカムプレート23は、第4図及び第9図にて示
したように、連結シャフト24に嵌合される非円形取付孔
23aとポール21のピン21bが嵌合し同ピン21bとによりポ
ール21を回動させるカム手段を構成するカム長孔23bを
有している。
ャフト24を用いて組付けられていて、連結シャフト24を
介して一体回転可能に連結されている。一方のカムプレ
ート22は、第2図,第7図及び第8図にて示したよう
に、連結シャフト24に嵌合される非円形取付孔22a(こ
の取付孔をキー付孔とするとともに、連結シャフト24に
キー溝を設けて、両者を一体回転可能に連結することも
可能)と、ポール20のピン20bが嵌合し同ピン20bとによ
りポール20を回動させるカム手段を構成するカム長孔22
bを有しており、またピン22cが固着されていて、引張コ
イルスプリング25により第2図時計方向へ付勢されてい
る。他方のカムプレート23は、第4図及び第9図にて示
したように、連結シャフト24に嵌合される非円形取付孔
23aとポール21のピン21bが嵌合し同ピン21bとによりポ
ール21を回動させるカム手段を構成するカム長孔23bを
有している。
なお、カムプレート22のカム長孔22bとカムプレート23
のカム長孔23bは、共に取付孔22a,23aを中心とする円弧
部分と取付孔22a,23aに近づく円弧部分によって構成さ
れているものの、異なる形状に形成されており、ポール
20の歯部20aとラチェット17の歯部17aが噛合を解かれた
後に、ポール21の歯部21aとラチェット18の歯部18aが噛
合を解かれるようになっている。
のカム長孔23bは、共に取付孔22a,23aを中心とする円弧
部分と取付孔22a,23aに近づく円弧部分によって構成さ
れているものの、異なる形状に形成されており、ポール
20の歯部20aとラチェット17の歯部17aが噛合を解かれた
後に、ポール21の歯部21aとラチェット18の歯部18aが噛
合を解かれるようになっている。
また、他方のカムプレート23側においては、操作レバー
26とストッパ27とロックプレート28がカムプレート23と
同軸的に組付けられている。操作レバー26は、第4図,
第10図〜第12図にて示したように、連結シャフト24に回
転可能に嵌合され両動ソレノイド29(アッパブラケット
13に固着されている)によって第4図時計方向又は反時
計方向へ回動されるようになっており、連結シャフト24
に嵌合される円形取付孔26aと、ソレノイド29のロッド2
9aにピン29bを介して係合する爪部26bと、第4図時計方
向への回動時にカムプレート23と係合してカムプレート
23を回動させかつ第4図反時計方向への回動時にロック
プレート28の係止部28aと係合してロックプレート28を
回動させるL形係合突起26cを有している。
26とストッパ27とロックプレート28がカムプレート23と
同軸的に組付けられている。操作レバー26は、第4図,
第10図〜第12図にて示したように、連結シャフト24に回
転可能に嵌合され両動ソレノイド29(アッパブラケット
13に固着されている)によって第4図時計方向又は反時
計方向へ回動されるようになっており、連結シャフト24
に嵌合される円形取付孔26aと、ソレノイド29のロッド2
9aにピン29bを介して係合する爪部26bと、第4図時計方
向への回動時にカムプレート23と係合してカムプレート
23を回動させかつ第4図反時計方向への回動時にロック
プレート28の係止部28aと係合してロックプレート28を
回動させるL形係合突起26cを有している。
ストッパ27は、連結シャフト24に一体回転可能に嵌合さ
れていて、ポール21とラチェット18の噛合時にポール21
の背面に係合してポール21とラチェット18の噛合を保持
する機能を有しており、第4図に示したカムプレート23
の図示時計方向への回動初期においてポール21の背面か
ら外れるようになっている。なお、このストッパ27と同
様の機能を有するストッパはカムプレート22側にも同様
に設けられている。
れていて、ポール21とラチェット18の噛合時にポール21
の背面に係合してポール21とラチェット18の噛合を保持
する機能を有しており、第4図に示したカムプレート23
の図示時計方向への回動初期においてポール21の背面か
ら外れるようになっている。なお、このストッパ27と同
様の機能を有するストッパはカムプレート22側にも同様
に設けられている。
ロックプレート28は、第4図,第13図及び第14図にて示
したように、連結シャフト24に回動可能に嵌合され、ま
たストッパ27に設けたピン27aとの間に介装した引張コ
イルスプリング30により第4図時計方向、すなわちラチ
ェット18に植設したロックピン18bに向けて付勢されて
おり、操作レバー26の係合突起26cと係合する係止部28a
と、連結シャフト24に嵌合される円形取付孔28bと、ス
プリング30を係止するピン28cとを有している。
したように、連結シャフト24に回動可能に嵌合され、ま
たストッパ27に設けたピン27aとの間に介装した引張コ
イルスプリング30により第4図時計方向、すなわちラチ
ェット18に植設したロックピン18bに向けて付勢されて
おり、操作レバー26の係合突起26cと係合する係止部28a
と、連結シャフト24に嵌合される円形取付孔28bと、ス
プリング30を係止するピン28cとを有している。
また、傾斜角調整装置は、ポール20の回動を制御するた
めの第1メモリープレート31,第2メモリープレート32
及び連結プレート33を備えている。第1メモリープレー
ト31は、第2図及び第15図にて示したように、円形取付
孔31aにて支持軸12Aに回動可能に組付けられていて、ラ
チェット17に固着した規制部材としての一対のストッパ
ピン38,39により回動量を規定されており、ポール20の
ピン20bとによりカム手段を構成するカム長孔31bと、第
2メモリープレート32の歯32bと選択的に係合する爪31c
と、後述するトーションスプリング34と係合する屈曲部
31dを有している。カム長孔31bは、取付孔31aを中心と
する円弧状に形成されていて、ラチェット17とポール20
の噛合及び解離を許容する巾広の第1領域31b1と、これ
に連続して形成されラチェット17とポール20の解離を保
持する巾狭な第2領域31b2によって構成されており、第
1領域31b1と第2領域31b2の境界部分にはストッパスプ
リング35が配設されている。ストッパスプリング35は、
第1メモリープレート31に固着された板ばねであり、ポ
ール20のピン20bがカム長孔31bの第1領域31b1から第2
領域31b2へ移行する或いはその逆に移行するのを弾撥的
に制限する機能を有している。
めの第1メモリープレート31,第2メモリープレート32
及び連結プレート33を備えている。第1メモリープレー
ト31は、第2図及び第15図にて示したように、円形取付
孔31aにて支持軸12Aに回動可能に組付けられていて、ラ
チェット17に固着した規制部材としての一対のストッパ
ピン38,39により回動量を規定されており、ポール20の
ピン20bとによりカム手段を構成するカム長孔31bと、第
2メモリープレート32の歯32bと選択的に係合する爪31c
と、後述するトーションスプリング34と係合する屈曲部
31dを有している。カム長孔31bは、取付孔31aを中心と
する円弧状に形成されていて、ラチェット17とポール20
の噛合及び解離を許容する巾広の第1領域31b1と、これ
に連続して形成されラチェット17とポール20の解離を保
持する巾狭な第2領域31b2によって構成されており、第
1領域31b1と第2領域31b2の境界部分にはストッパスプ
リング35が配設されている。ストッパスプリング35は、
第1メモリープレート31に固着された板ばねであり、ポ
ール20のピン20bがカム長孔31bの第1領域31b1から第2
領域31b2へ移行する或いはその逆に移行するのを弾撥的
に制限する機能を有している。
第2メモリープレート32は、第2図及び第16図にて示し
たように、長円形取付孔32aにて支持軸12Aに回動可能か
つ径方向へ移動可能に組付けられていて、第1メモリー
プレート31の爪31cと係合する円弧状の歯32bと、連結プ
レート33に固着した連結ピン36が嵌合する円弧状長孔32
cを有している。この第2メモリープレート32は、第2
図にて示したように、引張コイルスプリング37により図
示時計方向及び図示左方に向けて付勢されていて、通常
はラチェット17に固着した下方のストッパピン38に当接
してその回動角をゼロとされている。
たように、長円形取付孔32aにて支持軸12Aに回動可能か
つ径方向へ移動可能に組付けられていて、第1メモリー
プレート31の爪31cと係合する円弧状の歯32bと、連結プ
レート33に固着した連結ピン36が嵌合する円弧状長孔32
cを有している。この第2メモリープレート32は、第2
図にて示したように、引張コイルスプリング37により図
示時計方向及び図示左方に向けて付勢されていて、通常
はラチェット17に固着した下方のストッパピン38に当接
してその回動角をゼロとされている。
連結プレート33は、第2図及び第17図にて示したよう
に、第2メモリープレート32と同様に、長円形取付孔33
aにて支持軸12Aに回動可能かつ径方向へ移動可能に組付
けられていて、リテーナ40が係合する突起33bと、ポー
ル20のピン20bが嵌合する長孔33cと、トーションスプリ
ング34と係合する屈曲部33dを有している。この連結プ
レート33は、第2図にて示したように、ピン20bを介し
てポール20に連結されていてポール20の回動によって径
方向(長手方向)へ移動されるようになっており、また
連結ピン36とリテーナ40(第18図〜第20図参照)間に張
設した引張コイルスプリング41により図示左方へ付勢さ
れていて、第2メモリープレート32と回動方向には相対
回転可能にまた径方向には一体的に移動可能に係合して
いる。
に、第2メモリープレート32と同様に、長円形取付孔33
aにて支持軸12Aに回動可能かつ径方向へ移動可能に組付
けられていて、リテーナ40が係合する突起33bと、ポー
ル20のピン20bが嵌合する長孔33cと、トーションスプリ
ング34と係合する屈曲部33dを有している。この連結プ
レート33は、第2図にて示したように、ピン20bを介し
てポール20に連結されていてポール20の回動によって径
方向(長手方向)へ移動されるようになっており、また
連結ピン36とリテーナ40(第18図〜第20図参照)間に張
設した引張コイルスプリング41により図示左方へ付勢さ
れていて、第2メモリープレート32と回動方向には相対
回転可能にまた径方向には一体的に移動可能に係合して
いる。
トーションスプリング34は、第2図,第3図及び第21図
にて示したように、支持軸12Aに組付けられていて、第
1メモリープレート31の屈曲部31dと連結プレート33の
屈曲部33dに係合してこれら両プレート31,33の回転方向
の相対変位をゼロとすべく付勢しており、自由状態にお
いては第21図に示したように両先端が近ずくように形成
されている。
にて示したように、支持軸12Aに組付けられていて、第
1メモリープレート31の屈曲部31dと連結プレート33の
屈曲部33dに係合してこれら両プレート31,33の回転方向
の相対変位をゼロとすべく付勢しており、自由状態にお
いては第21図に示したように両先端が近ずくように形成
されている。
上記のように構成した本実施例においては、ソレノイド
29が非作動状態であって引張コイルスプリング25及び30
の作用によりカムプレート22が第2図図示位置(元位
置)にありまたカムプレート23及びストッパ27が第4図
図示位置(元位置)にあれば、カムプレート22によりピ
ン20bを介してポール20が第2図図示位置に保持され、
ポール20の歯部20aとラチェット17の歯部17aは噛合状態
に保持されるとともに、カムプレート23によりピン21b
を介してポール21が第4図図示位置に保持され、ポール
21の歯部21aとラチェット18の歯部18aも噛合状態に保持
される。なお、ポール21の歯部21aとラチェット18の歯
部18aの噛合状態はストッパ27によっても保持される。
したがって、ロアブラケット11に対してアッパブラケッ
ト13が確実に固定され、ステアリングホイール14等が所
定の位置に固定保持される。
29が非作動状態であって引張コイルスプリング25及び30
の作用によりカムプレート22が第2図図示位置(元位
置)にありまたカムプレート23及びストッパ27が第4図
図示位置(元位置)にあれば、カムプレート22によりピ
ン20bを介してポール20が第2図図示位置に保持され、
ポール20の歯部20aとラチェット17の歯部17aは噛合状態
に保持されるとともに、カムプレート23によりピン21b
を介してポール21が第4図図示位置に保持され、ポール
21の歯部21aとラチェット18の歯部18aも噛合状態に保持
される。なお、ポール21の歯部21aとラチェット18の歯
部18aの噛合状態はストッパ27によっても保持される。
したがって、ロアブラケット11に対してアッパブラケッ
ト13が確実に固定され、ステアリングホイール14等が所
定の位置に固定保持される。
しかして、上述したようにしてステアリングホイール14
等が所定の位置に固定保持されている状態(元の状態)
において、ソレノイド29を一方(ロッド29aが突出する
方向)へ作動させて操作レバー26を第4図時計方向へ回
動させると、操作レバー26の係合突起26cによりカムプ
レート23が第4図時計方向へ回動されて連結シャフト24
が同方向に回転され、ストッパ27,カムプレート22がス
プリング30,25に抗して連結シャフト24と一体的に回動
する。このため、カムプレート22側においては、第22図
にて示したように、カムプレート22によりピン20bを介
してポール20が図示反時計方向へ回動されるとともに、
ピン20bによりリテーナ40,スプリング41及びピン36を介
して連結レバー33が径方向に移動され、同時に連結ピン
36を介して第2メモリープレート32が引張コイルスプリ
ング37に抗して径方向に移動される。このため、第2メ
モリープレート32の歯32bが第1メモリープレート31の
爪31cに係合して回動方向において一体的となり、また
ポール20の歯部20aがラチェット17の歯部17aから噛合を
解かれて解離する。このときには、カムプレート23側に
おいて第23図に示すようにカムプレート23によりピン21
bを介してポール21が図示時計方向へ回動されるもの
の、カムプレート22のカム長孔22bとカムプレート23の
カム長孔23bは異なる形状に形成されていて、ポール20
の歯部20aとラチェット17の歯部17aが噛合を解かれた後
にポール21の歯部21aとラチェット18の歯部18aが噛合を
解かれるようになっているため、第2メモリープレート
32の歯部32bが第1メモリープレート31の爪31cに係合を
完了する以前に両ポール20,21が両ラチェット17,18から
解離することはない。なお、第2メモリープレート32の
歯32bが第1メモリープレート31の爪31cに係合を完了し
た後におけるポール20の移動は連結プレート33に移動可
能に設けたリテーナ40と引張コイルスプリング41の協働
作用により許容される。
等が所定の位置に固定保持されている状態(元の状態)
において、ソレノイド29を一方(ロッド29aが突出する
方向)へ作動させて操作レバー26を第4図時計方向へ回
動させると、操作レバー26の係合突起26cによりカムプ
レート23が第4図時計方向へ回動されて連結シャフト24
が同方向に回転され、ストッパ27,カムプレート22がス
プリング30,25に抗して連結シャフト24と一体的に回動
する。このため、カムプレート22側においては、第22図
にて示したように、カムプレート22によりピン20bを介
してポール20が図示反時計方向へ回動されるとともに、
ピン20bによりリテーナ40,スプリング41及びピン36を介
して連結レバー33が径方向に移動され、同時に連結ピン
36を介して第2メモリープレート32が引張コイルスプリ
ング37に抗して径方向に移動される。このため、第2メ
モリープレート32の歯32bが第1メモリープレート31の
爪31cに係合して回動方向において一体的となり、また
ポール20の歯部20aがラチェット17の歯部17aから噛合を
解かれて解離する。このときには、カムプレート23側に
おいて第23図に示すようにカムプレート23によりピン21
bを介してポール21が図示時計方向へ回動されるもの
の、カムプレート22のカム長孔22bとカムプレート23の
カム長孔23bは異なる形状に形成されていて、ポール20
の歯部20aとラチェット17の歯部17aが噛合を解かれた後
にポール21の歯部21aとラチェット18の歯部18aが噛合を
解かれるようになっているため、第2メモリープレート
32の歯部32bが第1メモリープレート31の爪31cに係合を
完了する以前に両ポール20,21が両ラチェット17,18から
解離することはない。なお、第2メモリープレート32の
歯32bが第1メモリープレート31の爪31cに係合を完了し
た後におけるポール20の移動は連結プレート33に移動可
能に設けたリテーナ40と引張コイルスプリング41の協働
作用により許容される。
かかる状態において、ステアリングホイール14の位置を
調整する意思がなくてステアリングホイール14が圧縮コ
イルスプリング16に抗して支えられなければ、圧縮コイ
ルスプリング16によりアッパブラケット13とこれに組付
けられた各部材及びステアリングホイール14等が第24図
及び第25図にて示した最大傾斜位置に向けて傾動される
(所謂、ティルトアウェイされる)。
調整する意思がなくてステアリングホイール14が圧縮コ
イルスプリング16に抗して支えられなければ、圧縮コイ
ルスプリング16によりアッパブラケット13とこれに組付
けられた各部材及びステアリングホイール14等が第24図
及び第25図にて示した最大傾斜位置に向けて傾動される
(所謂、ティルトアウェイされる)。
このときには、カムプレート22側において、第1メモリ
ープレート31が上方のストッパピン39に当接して回動を
規制されるまでの間は、トーションスプリング34が連結
プレート33と第1メモリープレート31の相対回転を弾撥
的に規制し、かつストッパスプリング35がピン20bのカ
ム長孔31bにおける第1領域31b1から第2領域31b2への
移行を弾撥的に制限するため、連結プレート33及び両メ
モリレープレート31,32は一体的に回動するが、第1メ
モリープレート31が上方のストッパピン39に当接して回
動を規制された後においては第1メモリープレート31及
びこれと一体の第2メモリープレート32に対して連結プ
レート33がポール20等とともにトーションスプリング34
及びストッパスプリング35に抗して回動し、ピン20bが
カム長孔31bの第1領域31b1から第2領域31b2に移行し
てステアリングホイール14が最大傾斜位置に傾動する。
また、同時にカムプレート23側において、ロックプレー
ト28が引張コイルスプリング30により引張られて回動し
ロックピン18aとの間に入り込んでアッパブラケット13
等のスプリング16に抗した下方への回動を阻止する。し
たがって、ステアリングホイール14等が最大傾斜位置に
て傾動不能に固定される。
ープレート31が上方のストッパピン39に当接して回動を
規制されるまでの間は、トーションスプリング34が連結
プレート33と第1メモリープレート31の相対回転を弾撥
的に規制し、かつストッパスプリング35がピン20bのカ
ム長孔31bにおける第1領域31b1から第2領域31b2への
移行を弾撥的に制限するため、連結プレート33及び両メ
モリレープレート31,32は一体的に回動するが、第1メ
モリープレート31が上方のストッパピン39に当接して回
動を規制された後においては第1メモリープレート31及
びこれと一体の第2メモリープレート32に対して連結プ
レート33がポール20等とともにトーションスプリング34
及びストッパスプリング35に抗して回動し、ピン20bが
カム長孔31bの第1領域31b1から第2領域31b2に移行し
てステアリングホイール14が最大傾斜位置に傾動する。
また、同時にカムプレート23側において、ロックプレー
ト28が引張コイルスプリング30により引張られて回動し
ロックピン18aとの間に入り込んでアッパブラケット13
等のスプリング16に抗した下方への回動を阻止する。し
たがって、ステアリングホイール14等が最大傾斜位置に
て傾動不能に固定される。
なお、ポール20のピン20bがカム長孔31bの第2領域31b2
にあるときには、ソレノイド29を非作動として操作レバ
ー26の回動操作を解除しても、カムプレート22はその回
動操作位置に保持されてポール20とラチェット17は解離
状態に保持され、かつ両メモリープレート31,32は係合
状態に保持されて一体のままである。またこのときに
は、カムプレート23もその回動操作位置に保持されるた
め、ポール21とラチェット18も解離状態に保持される。
にあるときには、ソレノイド29を非作動として操作レバ
ー26の回動操作を解除しても、カムプレート22はその回
動操作位置に保持されてポール20とラチェット17は解離
状態に保持され、かつ両メモリープレート31,32は係合
状態に保持されて一体のままである。またこのときに
は、カムプレート23もその回動操作位置に保持されるた
め、ポール21とラチェット18も解離状態に保持される。
また、上述したようにして最大傾斜位置に退避している
ステアリングホイール14を元の状態に戻す場合には、先
ずソレノイド29を他方(ロッド29aが引込む方向)へ作
動させて操作レバー26を第25図反時計方向へ回動させ、
操作レバー26の係合突起26cをロックプレート28の係止
部28aと係合させてロックプレート28を図示反時計方向
へ回動させ、ロックプレート28をロックピン18bから係
合を解いた状態にて、ステアリングホイール14を元の状
態に向けて傾動すると、始めに連結プレート33がトーシ
ョンスプリング34の作用により両メモリープレート31,3
2に対して回動してピン20bがカム長孔31bの第2領域31b
2から第1領域31b1に移行する直前の状態となり、その
後は主としてストッパスプリング35の作用により連結プ
レート33と両メモリープレート31,32が一体のまま回動
される。なお、ステアリングホイール14が元の状態に向
けて傾動しているときには、ソレノイド29を非作動とし
てもロックプレート28がロックピン18bとの間に入り込
むことはない。
ステアリングホイール14を元の状態に戻す場合には、先
ずソレノイド29を他方(ロッド29aが引込む方向)へ作
動させて操作レバー26を第25図反時計方向へ回動させ、
操作レバー26の係合突起26cをロックプレート28の係止
部28aと係合させてロックプレート28を図示反時計方向
へ回動させ、ロックプレート28をロックピン18bから係
合を解いた状態にて、ステアリングホイール14を元の状
態に向けて傾動すると、始めに連結プレート33がトーシ
ョンスプリング34の作用により両メモリープレート31,3
2に対して回動してピン20bがカム長孔31bの第2領域31b
2から第1領域31b1に移行する直前の状態となり、その
後は主としてストッパスプリング35の作用により連結プ
レート33と両メモリープレート31,32が一体のまま回動
される。なお、ステアリングホイール14が元の状態に向
けて傾動しているときには、ソレノイド29を非作動とし
てもロックプレート28がロックピン18bとの間に入り込
むことはない。
かくして、第2メモリープレート32が下方のストッパピ
ン38と当接して回動角をゼロに保持されると、ストッパ
スプリング35の作用に抗してピン20bがカム長孔31bの第
2領域31b2から第1領域31b1に移行し、連結プレート33
と第2メモリープレート32が引張コイルスプリング37に
より径方向(第2図左方)へ移動されて第2メモリープ
レート32の歯32bが第1メモリープレート31の爪31cから
係合を解かれる(非係合とされる)とともに、各カムプ
レート22,23が引張コイルスプリング25,30により元位置
に戻されて各ポール20,21の歯部が各ラチエット17,18の
歯部に噛合し、ステアリングホイール14が退避前の元の
状態に復帰して固定される。
ン38と当接して回動角をゼロに保持されると、ストッパ
スプリング35の作用に抗してピン20bがカム長孔31bの第
2領域31b2から第1領域31b1に移行し、連結プレート33
と第2メモリープレート32が引張コイルスプリング37に
より径方向(第2図左方)へ移動されて第2メモリープ
レート32の歯32bが第1メモリープレート31の爪31cから
係合を解かれる(非係合とされる)とともに、各カムプ
レート22,23が引張コイルスプリング25,30により元位置
に戻されて各ポール20,21の歯部が各ラチエット17,18の
歯部に噛合し、ステアリングホイール14が退避前の元の
状態に復帰して固定される。
一方、上述した操作レバー26の第4図時計方向への回動
操作状態(第22図,第23図の状態)において、第1メモ
リープレート31が下方のストッパピン38又は上方のスト
ッパピン39と当接する範囲(調整可能範囲)内でステア
リングホイール14を新たな所望の位置まで傾動させれ
ば、下記(a),(b)のようにしてステアリングホイ
ール14の元の状態を調整することができる。
操作状態(第22図,第23図の状態)において、第1メモ
リープレート31が下方のストッパピン38又は上方のスト
ッパピン39と当接する範囲(調整可能範囲)内でステア
リングホイール14を新たな所望の位置まで傾動させれ
ば、下記(a),(b)のようにしてステアリングホイ
ール14の元の状態を調整することができる。
(a).第1メモリープレート31が上方のストッパピン
39に当接するまでの範囲でステアリングホイール14の元
の状態を調整する場合。
39に当接するまでの範囲でステアリングホイール14の元
の状態を調整する場合。
この場合には、操作レバー26の回動操作状態において、
ステアリングホイール14が退避状態に移動する作動にお
いて述べたように、トーションスプリング34が連結プレ
ート33と第1メモリープレート31の相対回転を弾撥的に
規制し、かつストッパスプリング35がピン20bのカム長
孔31bにおける第1領域31b1から第2領域31b2への移行
を弾撥的に制限するため、連結プレート33及び両メモリ
ープレート31,32は一体のままである。したがって、ス
テアリングホイール14を所望の位置で止めてソレノイド
29を非作動とし操作レバー26及び両カムプレート22,23
等が引張コイルスプリング25,30により元位置に戻るよ
うにすれば、カムプレート22,23が元位置に戻るのに伴
なって、始めに連結プレート33と第2メモリープレート
32が引張コイルスプリング37により径方向(第2図左
方)へ移動されて第2メモリープレート32の歯32bが第
1メモリープレート31の爪31cから係合を解かれ、次い
で第2メモリープレート32のみが引張コイルスプリング
37により下方のストッパピン38と当接する位置まで回動
されてその回動角をゼロとされるとともに、各ポール2
0,21の歯部が各ラチェット17,18の歯部に噛合してステ
アリングホイール14を傾動不能とし、調整が完了する。
ステアリングホイール14が退避状態に移動する作動にお
いて述べたように、トーションスプリング34が連結プレ
ート33と第1メモリープレート31の相対回転を弾撥的に
規制し、かつストッパスプリング35がピン20bのカム長
孔31bにおける第1領域31b1から第2領域31b2への移行
を弾撥的に制限するため、連結プレート33及び両メモリ
ープレート31,32は一体のままである。したがって、ス
テアリングホイール14を所望の位置で止めてソレノイド
29を非作動とし操作レバー26及び両カムプレート22,23
等が引張コイルスプリング25,30により元位置に戻るよ
うにすれば、カムプレート22,23が元位置に戻るのに伴
なって、始めに連結プレート33と第2メモリープレート
32が引張コイルスプリング37により径方向(第2図左
方)へ移動されて第2メモリープレート32の歯32bが第
1メモリープレート31の爪31cから係合を解かれ、次い
で第2メモリープレート32のみが引張コイルスプリング
37により下方のストッパピン38と当接する位置まで回動
されてその回動角をゼロとされるとともに、各ポール2
0,21の歯部が各ラチェット17,18の歯部に噛合してステ
アリングホイール14を傾動不能とし、調整が完了する。
(b).第1メモリープレート31が下方のストッパピン
38に当接するまでの範囲で(アッパブラケット13に設け
た図示しないストッパピンがロアブラケット11に設けた
図示しない円弧状長孔に先に係合するように設定されて
いる場合には、その範囲で)ステアリングホイール14の
元の状態を調整する場合。
38に当接するまでの範囲で(アッパブラケット13に設け
た図示しないストッパピンがロアブラケット11に設けた
図示しない円弧状長孔に先に係合するように設定されて
いる場合には、その範囲で)ステアリングホイール14の
元の状態を調整する場合。
この場合には、操作レバー26の回動操作状態において、
第2メモリープレート32が下方のストッパピン38と当接
しているため調整したい方向(下方)に回動せず、また
第1メモリープレート31がその爪31cにて第2メモリー
プレート32の歯32bと係合しているため回動しないもの
の、ステアリングホイール14の傾動に伴なって連結プレ
ート33が支持軸12Aに対して回動しトーションスプリン
グ34をそのばね力を大きくするように撓ませる。したが
って、ステアリングホイール14を所望の位置で止めてソ
レノイド29を非作動とし操作レバー26及び両カムプレー
ト22,23等が引張コイルスプリング25,30により元位置に
戻るようにすれば、カムプレート22,23が元位置に戻る
のに伴なって、始めに連結プレート33と第2メモリープ
レート32が引張コイルスプリング37により径方向(第2
図左方)へ移動されて第2メモリープレート32の歯32b
が第1メモリープレート31の爪31cから係合を解かれ、
次いで第1メモリープレート31のみがトーションスプリ
ング34により連結プレート33が回動された量と略同量だ
け同方向(下方)に回動されるとともに、各ポール20,2
1の歯部が各ラチェット17,18の歯部に噛合してステアリ
ングホイール14を傾動不能とし、調整が完了する。
第2メモリープレート32が下方のストッパピン38と当接
しているため調整したい方向(下方)に回動せず、また
第1メモリープレート31がその爪31cにて第2メモリー
プレート32の歯32bと係合しているため回動しないもの
の、ステアリングホイール14の傾動に伴なって連結プレ
ート33が支持軸12Aに対して回動しトーションスプリン
グ34をそのばね力を大きくするように撓ませる。したが
って、ステアリングホイール14を所望の位置で止めてソ
レノイド29を非作動とし操作レバー26及び両カムプレー
ト22,23等が引張コイルスプリング25,30により元位置に
戻るようにすれば、カムプレート22,23が元位置に戻る
のに伴なって、始めに連結プレート33と第2メモリープ
レート32が引張コイルスプリング37により径方向(第2
図左方)へ移動されて第2メモリープレート32の歯32b
が第1メモリープレート31の爪31cから係合を解かれ、
次いで第1メモリープレート31のみがトーションスプリ
ング34により連結プレート33が回動された量と略同量だ
け同方向(下方)に回動されるとともに、各ポール20,2
1の歯部が各ラチェット17,18の歯部に噛合してステアリ
ングホイール14を傾動不能とし、調整が完了する。
上記実施例においては、操作レバー26をソレノイド29に
より回動操作するようにして操作し易い所で遠隔操作が
できるようにしたが、操作レバー26にノブを一体的に設
けて手で操作レバー26を回動操作できるように構成する
ことも可能である。
より回動操作するようにして操作し易い所で遠隔操作が
できるようにしたが、操作レバー26にノブを一体的に設
けて手で操作レバー26を回動操作できるように構成する
ことも可能である。
また、カムプレート22の回動時において第2メモリープ
レート32の歯32bが第1メモリープレート31の爪31cに係
合を完了した後においてもポール20が移動できるように
するために連結プレート33に連結ピン36を固着し、また
連結プレート33にリテーナ40を長手方向へ移動可能に装
着し、このリテーナ40と連結ピン36間に引張コイルスプ
リング41を張設したが、上記した構成は、ポール20の歯
部20aがラチェット17の歯部17aから完全に噛合を解かれ
る以前に第2メモリープレート32の歯32bが第1メモリ
ープレート31の爪31cに係合を開始し、かつ第2メモリ
ープレート32の歯部32bが第1メモリープレート31の爪3
1cに係合を完了したときにポール20の歯部20aがラチェ
ット17の歯部17aから完全に噛合を解かれるようにする
ことにより、無くすことが可能である。
レート32の歯32bが第1メモリープレート31の爪31cに係
合を完了した後においてもポール20が移動できるように
するために連結プレート33に連結ピン36を固着し、また
連結プレート33にリテーナ40を長手方向へ移動可能に装
着し、このリテーナ40と連結ピン36間に引張コイルスプ
リング41を張設したが、上記した構成は、ポール20の歯
部20aがラチェット17の歯部17aから完全に噛合を解かれ
る以前に第2メモリープレート32の歯32bが第1メモリ
ープレート31の爪31cに係合を開始し、かつ第2メモリ
ープレート32の歯部32bが第1メモリープレート31の爪3
1cに係合を完了したときにポール20の歯部20aがラチェ
ット17の歯部17aから完全に噛合を解かれるようにする
ことにより、無くすことが可能である。
更に、上記実施例においては、本考案による傾斜角調整
装置を車両用ティルトステアリング装置に実施したが、
本考案による装置は、傾動体を支持体に対して最大傾斜
位置に傾動させて退避させる機能と、退避状態にある傾
動体を退避前の元の状態に復帰させる機能と、傾動体を
支持体に対して所望の位置に調整し得る機能を必要とす
る各種の装置に全て実施でき、車両用リクライニング装
置にも勿論実施できるものである。
装置を車両用ティルトステアリング装置に実施したが、
本考案による装置は、傾動体を支持体に対して最大傾斜
位置に傾動させて退避させる機能と、退避状態にある傾
動体を退避前の元の状態に復帰させる機能と、傾動体を
支持体に対して所望の位置に調整し得る機能を必要とす
る各種の装置に全て実施でき、車両用リクライニング装
置にも勿論実施できるものである。
以上要するに、本考案による装置においては、傾動体を
退避状態とさせるための操作レバーの操作と、傾動体を
所望の位置に調整するための操作レバーの操作が全く同
じであり、操作性を大巾に向上させることができる。
退避状態とさせるための操作レバーの操作と、傾動体を
所望の位置に調整するための操作レバーの操作が全く同
じであり、操作性を大巾に向上させることができる。
また、操作レバーが単一であり、しかもその動きは元位
置から操作位置への動き及びその逆の動きであり、操作
レバーをソレノイド等の電動式アクチュエータを用いて
作動させるようにすることもでき、安価な手動式と高価
ではあるが遠隔操作等が可能で極めて操作性が良好な電
動式の2タイプの装置を基本構成を変えることなく構成
することができる。
置から操作位置への動き及びその逆の動きであり、操作
レバーをソレノイド等の電動式アクチュエータを用いて
作動させるようにすることもでき、安価な手動式と高価
ではあるが遠隔操作等が可能で極めて操作性が良好な電
動式の2タイプの装置を基本構成を変えることなく構成
することができる。
更に、傾動体が最大傾斜位置に傾動したとき、両メモリ
ープレートの係合を保持したまま、ロックプートをロッ
クピンに係合させることができて、傾動体を最大傾斜位
置にて傾動不能に固定することができるため、この状態
にて傾動体に手を掛けても傾動体は動かず、使用性が大
巾に改善される。
ープレートの係合を保持したまま、ロックプートをロッ
クピンに係合させることができて、傾動体を最大傾斜位
置にて傾動不能に固定することができるため、この状態
にて傾動体に手を掛けても傾動体は動かず、使用性が大
巾に改善される。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は同要
部拡大左側面図、第3図は同平面図、第4図は同右側面
図、第5図は第2図に示したポールの部分破断側面図、
第6図は同背面図、第7図は第2図に示したカムプレー
トの正面図、第8図は同側面図、第9図は第4図に示し
たカムプレートの正面図、第10図は第4図に示した操作
レバーの正面図、第11図は同側面図、第12図は同平面
図、第13図は第4図に示したロックプレートの正面図、
第14図は同平面図、第15図は第2図に示した第1メモリ
ープレートの正面図、第16図は第2図に示した第2メモ
リープレートの正面図、第17図は第2図に示した連結ピ
ン,連結プレート,リテーナ及び引張コイルスプリング
等を示す図、第18図、第19図及び第20図は第17図に示し
たリテーナの正面図、側面図及び平面図、第21図は第2
図に示したトーションスプリングの正面図、第22図〜第
25図は要部の作動説明図である。 符号の説明 10……コラムチューブ(支持体)、11……ロフブラケッ
ト、12A……支持軸、13……アッパブラケット、14……
ステアリングホイール(傾動体)、16……圧縮コイルス
プリング(第1ばね手段)、17,18……ラチェット、18b
……ロックピン、20,21……ポール、22,23……カムプレ
ート、20b,22b,21b,23b……ピン,カム長孔(第1カム
手段)、25……引張コイルスプリング(第2ばね手
段)、26……操作レバー、28……ロックプレート、28a
……係止部、30……引張コイルスプリング(第4ばね手
段)、31……第1メモリープレート、20b,31b……ピ
ン,カム長孔(第2カム手段)、31b1……第1領域、31
b2……第2領域、32……第2メモリープレート、33……
連結プレート、34……トーションスプリング、35……ス
トッパスプリング、36……連結ピン、37……引張コイル
スプリング(第3ばね手段)、38,39……ストッパピ
ン。
部拡大左側面図、第3図は同平面図、第4図は同右側面
図、第5図は第2図に示したポールの部分破断側面図、
第6図は同背面図、第7図は第2図に示したカムプレー
トの正面図、第8図は同側面図、第9図は第4図に示し
たカムプレートの正面図、第10図は第4図に示した操作
レバーの正面図、第11図は同側面図、第12図は同平面
図、第13図は第4図に示したロックプレートの正面図、
第14図は同平面図、第15図は第2図に示した第1メモリ
ープレートの正面図、第16図は第2図に示した第2メモ
リープレートの正面図、第17図は第2図に示した連結ピ
ン,連結プレート,リテーナ及び引張コイルスプリング
等を示す図、第18図、第19図及び第20図は第17図に示し
たリテーナの正面図、側面図及び平面図、第21図は第2
図に示したトーションスプリングの正面図、第22図〜第
25図は要部の作動説明図である。 符号の説明 10……コラムチューブ(支持体)、11……ロフブラケッ
ト、12A……支持軸、13……アッパブラケット、14……
ステアリングホイール(傾動体)、16……圧縮コイルス
プリング(第1ばね手段)、17,18……ラチェット、18b
……ロックピン、20,21……ポール、22,23……カムプレ
ート、20b,22b,21b,23b……ピン,カム長孔(第1カム
手段)、25……引張コイルスプリング(第2ばね手
段)、26……操作レバー、28……ロックプレート、28a
……係止部、30……引張コイルスプリング(第4ばね手
段)、31……第1メモリープレート、20b,31b……ピ
ン,カム長孔(第2カム手段)、31b1……第1領域、31
b2……第2領域、32……第2メモリープレート、33……
連結プレート、34……トーションスプリング、35……ス
トッパスプリング、36……連結ピン、37……引張コイル
スプリング(第3ばね手段)、38,39……ストッパピ
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】支持体に対して傾動可能に組付けられた傾
動体の前記支持体に対する傾斜角を調整するための傾斜
角調整装置であり、前記支持体又は傾動体に連結される
第1ブラケットと、前記傾動体又は支持体に連結される
第2ブラケットと、この第2ブラケットと前記第1ブラ
ケット間に介装されて前記傾動体がその最大傾斜位置に
移動すべく付勢する第1ばね手段と、前記第2ブラケッ
トに回動可能に組付けられて前記第1ブラケットに設け
たラチェットに解離可能に噛合するポールと、前記第2
ブラケットに回動可能に組付けられて第1カム手段を介
して前記ポールと連係し回動によって前記ラチェットと
ポールを噛合又は解離させ得るカムプレートと、前記ラ
チェットとポールが噛合する状態に向けて前記カムプレ
ートをその回動方向に付勢する第2ばね手段と、前記傾
動体の傾動中心と同軸的に設けた支持軸に回動可能に組
付けられて第2カム手段を介して前記ポールと連係し同
第2カム手段の第1領域にて前記カムプレートの回動を
許容して前記ラチェットとポールの噛合及び解離を許容
しこの第1領域に連続する第2領域にて前記カムプレー
トを回動位置に保持する第1メモリープレートと、この
第1メモリープレートに組付けられて前記第2カム手段
の第1領域から第2領域への移行及びその逆の移行を弾
撥的に制限するストッパスプリングと、前記支持軸に回
動及び径方向へ移動可能に組付けられて径方向へ移動し
たとき前記第1メモリープレートに一体的に係合される
第2メモリープレートと、この第2メモリープレートと
前記第1メモリープレートの回動量を規定する一対の規
制部材と、前記第2メモリープレートを前記第1メモリ
ープレートから非係合とすべく径方向へ付勢するととも
に前記第2メモリープレートを回動角ゼロとすべく回動
方向に付勢する第3ばね手段と、前記支持軸に回動及び
径方向へ移動可能に組付けられて前記第2メモリープレ
ートと径方向へは一体的かつ回動方向には相対回転可能
に係合しまた前記ポールに連結されて同ポールによって
移動される連結プレートと、この連結プレートと前記第
1メモリープレートに係合してこれら両プレートの回転
方向の相対変位をゼロとすべく付勢するトーションスプ
リングと、前記第2ブラケットに前記カムプレートと同
軸的かつ相対回転可能に組付けられて前記第1ブラケッ
トに一体的に設けたロックピンに向けて第4ばね手段に
より付勢され前記傾動体の最大傾斜位置にて前記ロック
ピンと係合して回動を阻止され前記傾動体の前記第1ば
ね手段に抗する回動を阻止するロックプレートと、前記
第2ブラケットに前記カムプレートと同軸的かつ相対回
転可能に組付けられて一方向への回動によって前記カム
プレートと係合して同カムプレートを前記第2ばね手段
に抗して回動させまた他方向への回動によって前記ロッ
クプレートの係合部と係合して同ロックプレートを前記
第4ばね手段に抗して回動させる操作レバーを備えてな
る傾斜角調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2405188U JPH0723331Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 傾斜角調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2405188U JPH0723331Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 傾斜角調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01126875U JPH01126875U (ja) | 1989-08-30 |
| JPH0723331Y2 true JPH0723331Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31243565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2405188U Expired - Lifetime JPH0723331Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 傾斜角調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723331Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP2405188U patent/JPH0723331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01126875U (ja) | 1989-08-30 |
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