JP3622319B2 - 寝台におけるキャスターのロック操作構造 - Google Patents

寝台におけるキャスターのロック操作構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、寝台におけるキャスターのロック操作構造に係わり、更に詳しくはキャスター車輪の回転又は旋回を不能にするロック状態とこれを解除するロック解除状態とに切替え可能な寝台におけるキャスターのロック操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記寝台におけるキャスターのロック操作構造として、例えば図5に示すように(図では前方右側のキャスターC1のみ示している)、キャスターの制動装置3を操作する制動操作軸4に、両端にアーム部5A,5Bをそれぞれ備える作動部材5を一体回動自在に取付け、これら前後に位置する作動部材5,5(後方側は図示せず)の下方側アーム部5Bの遊端部同士を前後方向の連結部材8によりそれぞれ枢支連結し、前記左右に位置する作動部材5,5(左側は図示せず)を同時に揺動操作する揺動式の足踏み操作部材6の回動軸芯Yを前記制動操作軸4の直下方に配置し、前記左右に位置する作動部材5,5の上方側アーム部5A,5Aの遊端部と前記足踏み操作部材6を構成する揺動アーム部6bの回動軸芯Y寄り箇所とを連動部材7を介してそれぞれ枢支連結して、足踏み操作部材6を踏み込み操作することによって、4つの制動装置3・・・を一挙に操作できるようにしている。尚、図に示す1は、寝台の下部を構成する基台フレームであり、又1aは、前記基台フレーム1の端部に固定のボス部であり、又、6aは、前記左右の揺動アーム部6b,6bを連結する足踏み用横杆である。
【0003】
上記構成によれば、ロック操作構造に必要な部材類を作動部材5の回動軸芯X付近に集中させることができるから、ロック操作構造の小型化を実現することができるものの、作動部材5の回動軸芯Xよりも下方に位置する下方側アーム部5B,5B同士を前後方向の連結部材8により連結する構成であるため、下方側アーム部5Bと連結部材8との連結位置が基台フレーム1の下端面よりも下方に位置することから、それら部材5B,8の連結作業時には、非常に低い姿勢になる、又は寝ころんだ姿勢にならなければならず、その連結作業が手間のかかる面倒な作業になっていた。ところで、前記部材類が寝台の移動時に他物と接当することがないように基台フレーム1よりも内方側に配置されることが多く、この場合、基台フレーム1の下端面1Bと床面Fとの間から基台フレーム1の内側下方に潜り込んで作業を行わなければならず、前記不都合をさらに顕著にするものであった。尚、前記基台フレーム1は寝台を構成する部材の中でも、できるだけ下方側に位置させて基台フレーム1の上方側に配設される床部上に敷かれる敷布団に容易に着座して横になることができるように、敷布団の上下高さを低く抑えるようにしている。
【0004】
また、足踏み操作部材6と作動部材5の上方側アーム部5Aの遊端部とが連動部材7を介して枢支連結され、且つ、連結部材8が作動部材5の下方側アーム部5Bの遊端部に連動連結された構成、つまり連動部材7と作動部材5との枢支連結部及び連結部材8と作動部材5との枢支連結部が作動部材5の回動軸芯Xを挟んで作動部材5の両端に位置するため、足踏み操作部材5を踏み込み操作したときに、連動部材7が引っ張り操作され、この引っ張り操作力により作動部材5が回転操作され、この回転力が連結部材8の押し移動力に変換され、後方に位置する作動部材5(図示せず)を回転操作するようにしている。このため、特にギアの噛み合いを行わせるロック側への操作力がロック解除側への操作力よりも大であることから、作動部材5と連結部材8との枢支連結部で押し移動による拗れ等が発生することがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ロック操作構造に必要な部材類の組付け作業をできるだけ上方の楽な姿勢で行えるようにしながらも、ロック操作を拗れ等のないスムーズな状態で行えるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、寝台の下部を構成する略矩形状の基台フレームの4つの角部に、キャスターを備えさせるとともに、前記各キャスターに備えさせた制動装置を操作する制動操作軸に、作動部材を枢着し、且つ、これら前後に位置する作動部材同士を前後方向の連結部材によりそれぞれ枢支連結し、前記左右に位置する1組の作動部材を同時に揺動操作する揺動式の足踏み操作部材の回動軸芯を前記制動操作軸の直下方に配置し、前記左右に位置する1組の作動部材と前記足踏み操作部材とをそれぞれ連動部材を介して枢支連結してある寝台におけるキャスターのロック操作構造において、前記作動部材の枢着部とは反対側の端部と前記連結部材の端部とを枢支連結し、この枢支連結部を前記基台フレームの下端面よりも上方で、且つ、前記制動操作軸よりも上方に位置させるとともに、前記足踏み操作部材の踏み込み操作に伴って前記連動部材が引っ張り操作され、その引っ張り操作力により前記連結部材を引っ張り操作するために、該足踏み操作部材の足踏み操作部側箇所と前記作動部材の前記制動操作軸よりも上方に位置する箇所とを連動部材にて枢支連結してある。作動部材と連結部材の枢支連結部及び作動部材と連動部材の枢支連結部、つまりロック操作構造に必要な部材類の枢支連結部を制動操作軸よりも上方に集中させて配置させることができるから、それら部材の連結作業時に、非常に低い姿勢になる、又は寝ころんだ姿勢にならなくても、腰をあげかけた中腰姿勢で作業を行うことができる。また、足踏み操作部材を踏み込み操作することによって、連動部材が引っ張り操作され、その引っ張り操作力により連結部材が引っ張り操作されるのである。
【0007】
前記作動部材、連結部材、連動部材を、前記基台フレームを構成する左右フレーム部の内方側箇所に配置するとともに、前記足踏み操作部材の回動軸芯を、前記基台フレームの下端面よりも上方に位置させてある。つまり、寝台の移動時において、作動部材、連結部材、連動部材に他物が接当することを左右フレーム部が阻止することができる。しかも、足踏み操作部材の回動軸芯をも、基台フレームの下端面よりも上方に位置させることによって、作動部材、連結部材、連動部材、足踏み操作部材の連結作業を、基台フレームの下端面と床面との間から基台フレームの内方下側に潜り込んで作業を行わなくても、基台フレームの上方開口部から行うことができるのである。
【0008】
前記基台フレームの4辺のうちの互いに平行な左右2辺同士間に保持部材を架設するとともに、前記基台フレーム下端面と床面との間から挿入して前記保持部材にアンダーロッカーを保持させてある。上述のように、ロック操作構造に必要な部材類の枢支連結部を制動操作軸よりも上方に集中配置することによって、基台フレーム下端面と床面との間に発生するスペースを利用して、アンダーロッカーを取付けることができるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に、キャスターのロック操作構造を備えた寝台の下部の基台フレーム1を構成する前後姿勢の左右一対の左右フレーム部2,2(図では左側のフレーム部のみ)を示しており、前記左右フレーム部2,2の前端部同士及び後端部同士を図示しない杆体によって連結し、前記左右フレーム部2,2と杆体とからなる基台フレーム1の上に床部(図示せず)を載置するとともに、前記左右フレーム部2,2の前端部及び後端部に固定のボス部1aにそれぞれキャスターC1〜C4を取付けて、移動可能な寝台を構成している。
【0010】
図2に示すように、寝台に備えさせるキャスターC1〜C4(図ではC2のみ示している)に、車輪の回転と旋回とを同時に不能にするロック状態とこれを解除するロック解除状態とに切替え可能な制動装置3を内装するとともに、この各制動装置3を切替え操作する制動操作軸4を前記ボス部1aに回動自在に貫通して寝台内方側へ突出させている。そして、前記4つの前記制動操作軸4にそれぞれ、略三角形状の作動部材5の一端を一体回動自在に取り付け、前記作動部材5の回動軸芯Xの直下方位置に配置した回動軸芯Yを有する足踏み操作部材6を前記ボス部1aに回動自在に取り付けるとともに、前記足踏み操作部材6と前記作動部材5の前記制動操作軸4よりも上方に位置する箇所、つまり三角形状の作動部材5の3つの角部のうちの中間に位置する角部とを板状の連動部材7にて枢支連結して、左右の制動操作軸4,4を一体的に回動操作できるようにしている。
【0011】
前記前後に位置する作動部材5それぞれの3つの角部のうちの最も上方に位置する角部同士を、前後方向の連結部材としての連結ロッド8によりそれぞれ連動連結してあり、図2で2点鎖線で示すように、足踏み操作部材6を踏み込み操作することによって、前後左右の4つの制動操作軸4・・・を一体的に回動操作できるようにしている。図2では、足踏み操作部材6を踏み込み操作することによって、連結ロッド8を上方側に移動させるようにしたが、連結ロッド8を下方側に移動させるようにしてもよいし、又連結ロッド8の上下の高さを一定にして前後にのみ移動させるようにしてもよく、要するに連結ロッド8が基台フレーム1の下端面1Bよりも下方に移動しないようにすればどのような移動経路を取ってもよい。
【0012】
前述のように、作動部材5、連結ロッド8、連動部材7を、前記基台フレーム1を構成する左右フレーム部2,2の内方側箇所に配置することによって、寝台の移動時において、作動部材5、連結ロッド8、連動部材7に他物が接当することを左右フレーム部2,2が阻止するのである。また、前記作動部材5、連結ロッド8、連動部材7の連結部及び前記足踏み操作部材6の回動軸芯Yを、前記基台フレーム1の下端面よりも上方に位置させてあるから、作動部材5、連結ロッド8、連動部材7、足踏み操作部材6の連結作業を、基台フレーム1の下端面1Bと床面Fとの間から基台フレーム1の内方下側に潜り込んで作業を行わなくても、基台フレーム1の上方開口部1Kから行うことができるのである。
【0013】
前記足踏み操作部材6を踏み込み操作することによって、キャスターC1〜C4の車輪の回転と旋回とを同時に不能にする構成にしたが、キャスターC1〜C4の車輪の回転と旋回のいずれか一方のみを不能にする構成にしてもよい。
【0014】
前記ロック操作構造の構成によれば、足踏み操作部材6の踏み込み操作に伴っ て左右の連動部材7,7が引っ張り操作され、その引っ張り操作力により作動部材5,5を制動作用側へ回動操作するとともに、連結ロッド8,8を引っ張り操作し、これに連動して後方側の左右の作動部材5,5を制動作用側へ回動操作するのである。このように、足踏み操作部材6の踏み込み操作に伴って全ての部材を引っ張り操作する構成にすることによって、連結ロッド8,8を押し操作する構成にした場合に、足踏み操作部材5の踏み込み操作に伴い作動部材5と連結ロッド8,8との連結部で押し操作力による拗れ等が発生することを確実に回避することができ、拗れ等に起因して発生するガタ付きや騒音のないスムーズな踏み込み操作が行えるのである。
【0015】
前記足踏み操作部材6を、上方に脹らみを有する湾曲形状で、かつ、足踏み操作部6が最下方に位置するように形成することによって、足踏み操作部材6を踏み込み操作した時、足踏み操作部材6の回動軸芯側部位が寝台を構成する各種部材に接当することがないようにしながらも、足を大きく上げることなく安定姿勢で足踏み操作部材6の踏み込み操作を行うことができる。
【0016】
次に、前記キャスターのロック操作構造の動作について詳述すれば、図2に示す状態において、足踏み操作部材6の足踏み用横杆6aに片足を載せ、足踏み操作部材6を図2に仮想線で示す下方位置まで揺動操作すると、前方側の左右の連動部材7,7を介して作動部材5,5が回転し、これに対応する制動操作軸4,4が一体的に回転して、前側のキャスターC1,C2の車輪の回転と旋回とを同時に不能にする。これに伴って、連結ロッド8,8が図2に仮想線で示す上方位置まで引っ張り操作されると同時に、後方側の左右の作動部材5,5が前方側の左右の作動部材5,5と同一方向に一体的に回転し、これに対応する制動操作軸4,4が一体的に回転して、後側のキャスターC3,C4の車輪の回転と旋回とを同時に不能にするのである。
【0017】
そして、前記キャスターC1〜C4のロック解除を行う場合には、前記足踏み操作部材6を、図2に実線で示す位置に戻すと、前方側の左右の連動部材7,7を介して作動部材5,5が回転し、これに対応する制動操作軸4,4が一体的に回転して、前側のキャスターC1,C2の車輪の回転と旋回のロックが解除される。これに伴って、連結ロッド8,8が図2に実線で示す下方位置に戻され、後方側の左右の作動部材5,5が前方側の左右の作動部材5,5と同一方向に一体的に回転し、これに対応する制動操作軸4,4が一体的に回転して、後側のキャスターC3,C4の車輪の回転と旋回のロックが解除されるのである。
【0018】
前述したように、ロック操作構造に必要な部材類の枢支連結部を、制動操作軸4よりも上方に集中配置することによって、基台フレーム1下端面1aと床面Fとの間に発生するスペースを利用して、アンダーロッカー9,9を取付けることができるようにしている。具体的には、図1、図3及び図4に示すように、左右フレーム部2,2間に2つの保持部材10,10を架設し、これら保持部材10,10にアンダーロッカー9,9をそれぞれ保持させてある。
【0019】
前記各保持部材10は、前記左右フレーム部2,2の内面に複数のビス16(図では1個ずつ示している)により固定される左右一対の略L型の支持枠体11,11と、これら支持枠体11,11の前後端部同士を連結し、且つ、アンダーロッカー9を摺接案内及び載置支持するための案内面12Aを有する案内枠体12,12と、これら枠体11,11、12,12の内部に形成される開口を閉塞する平板13と、前記一方の案内枠体12の下部2ヶ所にブラケット14を介して揺動自在に取付けてあるロック部材15,15とから構成している。前記平板13の上面には、保形強度を高めるための複数の凸部13Aが形成されている。前記支持枠体11,11に形成された複数のビス孔11Aに対応する左右フレーム部2,2の内面に、ビス孔2A,2Aが形成されている。
【0020】
前記各アンダーロッカー9は、矩形状の底板部17と、この底板17の周縁部の4ヶ所に立設した前後一対の第1縦板部18,18及び左右一対の第2縦板部19,19とから構成してある。前記各第1縦板部18の上端部に90度外方側に折り曲げ形成したL字型の鍔部18A,18Aを溶接して、これら鍔部18A,18Aの一端を前記案内枠体12,12に挿入したのち、鍔部18A,18Aの下面を案内枠体12,12の案内面12A,12Aにて摺接案内させながら、アンダーロッカー9を所定位置まで押し込み移動させる。こののち、図3に示すように、アンダーロッカー9押し込み方向手前側に位置するロック部材15を下方側に揺動操作することによって、前記第1縦板部18に突設した2つのピン20,20のうちの一方のピン20に、ロック部材15の切欠き15Aが係止して、アンダーロッカー9を固定するのである。又、アンダーロッカー9を手前に引き出す場合には、前記ロック部材15を上方側に揺動操作することによって、ロック部材15とピン20との係止を解除したのち、前記手前側の第2縦板部19の把手部19Aの内部空間19B内に手を入れて、手前側に移動させるのである。前記第1縦板部18,18それぞれには、案内枠体12,12の案内移動中に、案内枠体12,12の上端面と点接当案内するための凸部18aが2ヶ所に突出形成されている。この場合、図3のように、寝台を壁面に寄せて配置する場合等において、壁面から離れた側に位置するロック部材15のロック操作及びロック解除操作のみでアンダーロッカー9を固定及び固定解除が容易迅速に行えるようにしている。尚、前記ロック部材15を自重またはスプリングの付勢力等により下方側に揺動付勢し、アンダーロッカー9を所定位置まで押し込み移動させると、ロック部材15の切欠き15Aがピン20に係止して、アンダーロッカー9を固定するようにしてもよい。尚、この場合、アンダーロッカー9押し込み方向奥側に位置するロック部材15が、これに対応するピン20に係止作用しないように、該ロック部材15を係止解除位置に移動させておく、又は奥側の該ロック部材15とピン20との係止位置が、手前側のロック部材15とピン20との係止位置よりもアンダーロッカー9押し込み方向奥側に位置するように、ロック部材15とピン20との位置関係を設定しておくことになる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1により、ロック操作構造に必要な部材類を制動操作軸よりも上方に集中配置させることができるから、従来のように、非常に低い姿勢になる、又は寝ころんだ姿勢にならなくても、腰をあげかけた楽な中腰姿勢で作業を迅速に行うことができ、組付け作業面において有利である。しかも、連動部材の引っ張り操作力により、連結部材を引っ張り操作する構成にすることによって、連結部材を押し操作する場合に発生する拗れ等を吸収するための特別な融通機構等を設けなくても済み、ガタ付や騒音等の発生のないロック操作構造を必要となる部材の連結を変更するだけで安価に構成することができる。
【0022】
請求項2により、寝台の移動時において、作動部材、連結部材、連動部材に他物が接当することを、従来同様に左右フレーム部により阻止することができながらも、足踏み操作部材の回動軸芯をも、基台フレームの下端面よりも上方に位置させることによって、作動部材、連結部材、連動部材、足踏み操作部材の連結作業を、基台フレームの下端面と床面との間から基台フレームの内方下側に潜り込んで作業を行わなくても、基台フレームの上方開口部から行うことができ、ロック操作構造に必要な部材類の連結作業を容易迅速に行うことができる。
【0023】
請求項3により、ロック操作構造に必要な部材類の枢支連結部を制動操作軸よりも上方に集中配置することによって、基台フレーム下端面と床面との間に発生するスペースを、アンダーロッカー取付用空間として有効利用することができ、使用面において便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】寝台の一部省略縦断側面図
【図2】キャスターのロック操作構造を示す縦断側面図
【図3】アンダーロッカーの取付部を示す縦断正面図
【図4】アンダーロッカーの取付構造を示す概略斜視図
【図5】キャスターのロック操作構造の従来例を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 基台フレーム
1a ボス部
1B 下端面
1K 上方開口部
2 左右フレーム部
2A ビス孔
3 制動装置
4 制動操作軸
5 作動部材
5A,5B アーム部
6 足踏み操作部材
6a 足踏み用横杆
6b 揺動アーム部
7 連動部材
8 連結ロッド(連結部材)
9 アンダーロッカー
10 第1距離
11 第2距離
12 案内枠体
12A 案内面
13 平板
13A 凸部
14 ブラケット
15 ロック部材
15A 切欠き
16 ビス
17 底板
18 第1縦板部
18A 鍔部
18a 凸部
19 第2縦板部
19A 把手
19B 内部空間
20 ピン
X 回動軸芯
Y 回動軸芯
C1 キャスター
C2 キャスター
C3 キャスター
C4 キャスター

Claims (3)

  1. 寝台の下部を構成する略矩形状の基台フレームの4つの角部に、キャスターを備えさせるとともに、前記各キャスターに備えさせた制動装置を操作する制動操作軸に、作動部材を枢着し、且つ、これら前後に位置する作動部材同士を前後方向の連結部材によりそれぞれ枢支連結し、前記左右に位置する1組の作動部材を同時に揺動操作する揺動式の足踏み操作部材の回動軸芯を前記制動操作軸の直下方に配置し、前記左右に位置する1組の作動部材と前記足踏み操作部材とをそれぞれ連動部材を介して枢支連結してある寝台におけるキャスターのロック操作構造において、前記作動部材の枢着部とは反対側の端部と前記連結部材の端部とを枢支連結し、この枢支連結部を前記基台フレームの下端面よりも上方で、且つ、前記制動操作軸よりも上方に位置させるとともに、前記足踏み操作部材の踏み込み操作に伴って前記連動部材が引っ張り操作され、その引っ張り操作力により前記連結部材を引っ張り操作するために、該足踏み操作部材の足踏み操作部側箇所と前記作動部材の前記制動操作軸よりも上方に位置する箇所とを連動部材にて枢支連結してある寝台におけるキャスターのロック操作構造。
  2. 前記作動部材、連結部材、連動部材を、前記基台フレームを構成する左右フレーム部の内方側箇所に配置するとともに、前記足踏み操作部材の回動軸芯を、前記基台フレームの下端面よりも上方に位置させてある請求項1記載の寝台におけるキャスターのロック操作構造。
  3. 前記基台フレームの4辺のうちの互いに平行な左右2辺同士間に保持部材を架設するとともに、前記基台フレーム下端面と床面との間から挿入して前記保持部材にアンダーロッカーを保持させてある請求項1又は2記載の寝台におけるキャスターのロック操作構造。
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