JP2010221837A - シートレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォークインの操作とテーブルへの操作とを2つのレバーで独立して行なう。
【解決手段】ばねにより前倒しされるバック側ブラケット2と、操作アーム5を回動させバック側ブラケット2をロックするリクライナ4と、操作アーム5に連結されたウォークインレバー6と、バック側ブラケット2の押圧部の回転軌道上であって第1固定軸9を中心とする第1ウォークイン長孔1eと下方への第1テーブル長孔1dとからなるガイド孔1cと、操作アーム5に係合するテーブルレバー15の係合部15aと、第1クランクレバー10の上端部に形成されテーブルレバー15に連結された第2クランクレバー17の第2ウォークイン長孔10aとガイド孔1cとに挿通された被押圧軸部11と、該被押圧軸部11をガイド孔1cのコーナー部に保持するばね12と、第1クランクレバー10の他方の端部に連結されスライドをロック解除するケーブル13とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、高精度な設定を必要としない車両用シートのシートレバー装置に関する。
従来のシートレバー装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1の図1に示すように、シートバックを略水平のテーブル位置まで前倒しさせるための上部のリクライニング操作レバー1と、ウォークインのためにシートバックを少し前側へ傾斜した乗降位置まで前倒しさせるための下部のウォークイン操作レバー2とが設けられている。
特許文献1の図9に示すようにリクライニング操作レバー1を上に引くと、リンクブラケット15の先端に設けた貫通ピン13cが回動して第2のリンクプレート13を右斜め下へ押すことで第2のリンクプレート13の下端に設けた遊動ピン11aを介して第3のリンクプレート14が引かれ、第3のリンクプレート14の一端に設けた支持ピン10bを介して第1の揺動アーム10を反時計方向へ回動させる。すると、第1の揺動アーム10と一体の作動軸5が回動してリクライニングロックが外れるため、渦巻きばね6の作用によりバックブラケット4が時計方向へ回動する一方、前記貫通ピン13cに一端が連結された第2のリンクプレート13が右斜め下へ押されるので、第2のリンクプレート13の他端の遊動ピン11aが、クッションブラケット3のガイド孔3d内で移動して、バックブラケット4の張り出し片4bの円弧の回転軌道から外れ、バックブラケット4が時計方向へ回動する際にその張り出し片4bが遊動ピン11aに干渉しないので、バックブラケット4は水平位置近くまで回動し、バネ掛け片6bがフランジ部3bに当接して停止する。また、遊動ピン11aの右斜め下への移動により、第2の揺動アーム11が時計方向へ回動しながら下方へ移動するので、ワイヤケーブル18が弛み、スライドロックされた状態が維持される。
次に、特許文献1の図11に示すようにウォークイン操作レバー2を上に引くと、第2のリンクプレート12を介して第1の揺動アーム10が反時計方向へ回動する。このため、支持ピン10bは図1の位置から図11の位置まで反時計方向へ回動する。すると、第1の揺動アーム10の回動により作動軸5が回動してリクライニングロックが外れるため、渦巻きばね6の作用によりバックブラケット4が時計方向へ回動し、バックブラケット4の回動によりバックブラケット4の張り出し片4bが、円弧の回転軌道上の遊動ピン11aを時計方向へ押圧し、遊動ピン11aが第3のリンクプレート14の長孔14bの左内壁に当接すると、バックブラケット4の回動が止まる。そして、遊動ピン11aが時計方向へ押圧されることから、第2の揺動アーム11が反時計方向へ回動し、ワイヤケーブル18が引かれ、スライドロックがロック解除される。
特開2008−74149号公報
ところが、特許文献1に記載のシートレバー装置は、理論上では成り立つものの現実に設計した場合は2つの問題が生じる。
一つ目の問題は、特許文献1の図9に示すようにリクライニング操作レバー1を上に引いたときに貫通ピン13cが第2のリンクプレート13を介して遊動ピン11aを右下へ押し、遊動ピン11aがクッションブラケット3のガイド孔3d内で移動してバックブラケット4の張り出し片4bの円弧の回転軌道から外れるまで押すことになるため、リクライニング操作レバー1を大きく回動操作する必要がある。そのため、リクライニング操作レバー1の回動角度を40度前後に小さく設定したい場合には、バックブラケット4の張り出し片4bの円弧の回転軌道から外れるまで押し切れない虞がある。
また、二つ目の問題は、前記のように特許文献1ではリクライニングロックの解除に必要な第1の揺動アーム10の回転角度よりも、リクライニング操作レバー1の回動角度が大きいため、リクライニング操作レバー1で第1の揺動アーム10を直接に押すことができない。そのため、特許文献1では第3のリンクプレート14を設けているが、第1の揺動アーム10に結合される部品数が増えて慣性質量が大きくなる。また、特許文献1の図11に示すようにウォークイン操作レバー2を上に引いたときに、支持ピン10bが図1の位置から図11の位置まで例えば角度(α)だけ反時計方向へ回動するとし、その後にバックブラケット4の張り出し片4bが、円弧の回転軌道上の遊動ピン11aを時計方向へ押圧し、該遊動ピン11aが角度(β)だけ移動してクッションブラケット3のガイド穴3dの左内壁に当接するまで移動してバックブラケット4の回動が止まる。このため、実際には第3のリンクプレート14の長孔14bの長さは角度(α+β)と対応する長さが必要になり、第3のリンクプレート14を大きくする必要が生じる。ここで、角度(α)は第1の揺動アーム10の回動した角度であるからリクライニングロックを外すに足りる大きさが必要であり、角度(β)は第2の揺動アーム11を反時計方向へ回動させてワイヤケーブル19を引いてスライドロックをロック解除するに足りる大きさが必要であり、いずれの角度が小さくても機能しないので、レイアウトの設定に困難が伴う。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、2つのレバーによる動きが独立していて設定が容易なシートレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体にシートスライド機構を介してスライド可能に載置されたシートクッション側のクッション側ブラケットと、該クッション側ブラケットに回動自在に設けられると共に着座可能角度とウォークイン角度とテーブル角度とを占めることができるシートバック側のバック側ブラケットと、該バック側ブラケットを前倒し方向へ付勢する第1付勢手段と、前記バック側ブラケットの回動をロックあるいはロック解除するリクライナと、該リクライナの操作軸に基端部が固着された操作アームと、前記クッション側ブラケットの下部に回動自在に結合されたウォークインレバーと、該ウォークインレバーの先端部と前記操作アームの先端部とを連結する第1リンクと、前記バック側ブラケットの下部に突出形成された押圧部と、該押圧部が移動する回転軌道から離れる下方へ向って前記クッション側ブラケットに形成された第1テーブル長孔と該第1テーブル長孔の下方に配置した第1固定軸を中心として円弧状に形成されると共に前記押圧部の回転軌道に重なるように形成された第1ウォークイン長孔とを逆L字形状に形成したガイド孔と、前記第1固定軸を介して中間部が前記クッション側ブラケットに回動自在に支持されると共に前記第1テーブル長孔と略平行に移動できるように支持された略L字形の第1クランクレバーと、該第1クランクレバーの上端部に軸方向へ突出形成されると共に前記ガイド孔の内部に移動自在に嵌め込まれた被押圧軸部と、該被押圧軸部を逆L字形状の前記ガイド孔のコーナー部へ向かって移動するように前記第1クランクレバーを付勢する第2付勢手段と、前記第1クランクレバーの他方の端部に一端が連結され他端が前記シートスライド機構に連結されたケーブルと、前記操作軸の近傍に回動自在に設けられたテーブルレバーと、該テーブルレバーに設けられ前記操作アームに係合して前記操作軸を回動させる係合部と、前記第1ウォークイン長孔の略延長線上に第2固定軸を介して中間部が回動自在に結合された略L字形の第2クランクレバーと、該第2クランクレバーの一方の端部と前記テーブルレバーとを連結する第2リンクと、前記第2クランクレバーの他方の端部近傍に前記第1ウォークイン長孔に重ねて形成され前記押圧軸部が嵌め込まれた円弧状の第2ウォークイン長孔とを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、下部のウォークインレバーの取手を引くと第1リンクを介して操作レバーが回動され、該操作レバーが回動されると操作軸が回動することから、リクライナがロック解除され、第1付勢手段によりバック側ブラケットが前倒しされ、バック側ブラケットの下部に形成された押圧部が、第2付勢手段の作用によりガイド孔のコーナー部に位置決めされている被押圧軸部を第1ウォークイン長孔および第2ウォークイン長孔に沿って水平方向へ押圧する。被押圧軸部はこれらの長孔の末端で停止することから、シートバックは倒れ角度の小さいウォークイン角度で停止すると同時に第1クランクレバーが第1固定軸を中心として回動されてケーブルが引かれ、シートスライド機構のロックが解除される。このため、シートはばね等の作用により車体前方へ移動する。また、ウォークインレバーを引いた状態で第1付勢手段の付勢力に抗してシートバックを後倒しすると、リクライニング角度を調節することができる。
一方、上部のテーブルレバーを引くと、係合部が操作アームに係合して操作軸を回動させることからリクライナがロック解除され、第1付勢手段によりバック側ブラケットが前倒しされる一方、第2リンクを介して第2クランクレバーの一方の端部が引かれることから、第2クランクレバーの他方の端部が下方へ向って回動し、第2付勢手段の作用によりガイド孔のコーナー部に位置決めされている被押圧軸部が第2クランクレバーの他方の端部に押されて第1テーブル長孔に沿って下方へ移動する。このため、被押圧軸部は押圧部の回転軌道上から外れて下方へ移動してしまい、該被押圧軸部にバック側ブラケットの下部に形成された押圧部が干渉せず、シートバックは倒れ角度の大きいテーブル角度まで前倒れし、しかも被押圧軸部が第1テーブル長孔に沿って移動するため第1クランクレバーの他方の端部も下方へ移動してケーブルが緩み、シートスライド機構のロックが解除されることはない。また、テーブルレバーを引いた状態で第1付勢手段の付勢力に抗してシートバックを後倒しすると、リクライニング角度を調節することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシートレバー装置において、第1クランクレバーの中間部に前記第1テーブル長孔と略同一方向の第2テーブル長孔を形成し、該第2テーブル長孔に前記第1固定軸を挿通させたことを特徴とする。
この発明によれば、第2クランクレバーの回動により第1クランクレバーが下方へ押圧された際に第1固定軸が第2テーブル長孔に沿って相対的に移動することができ、第1クランクレバーの上端に設けられた被押圧軸部が第1テーブル長孔に沿って下方へ移動することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のシートレバー装置において、前記第1リンクの下部に逃げ長孔を形成する一方、前記ウォークインレバーの先端部に移動軸を設け、該移動軸を前記逃げ長孔に挿通させたことを特徴とする。
この発明によれば、上部のテーブルレバーを引くと回動する係合部が操作アームに係合して操作軸を回動させリクライナがロック解除され、このとき第1リンクが下方へ押されることから下部のウォークインレバーも回動してしまうことになるが、逃げ長孔に対して移動軸が相対的に移動するので、ウォークインレバーが回動することはない。
請求項1に係るシートレバー装置によれば、下部のウォークインレバーを引いて第1リンクと操作アームとにより操作軸を回動操作する際に、テーブルレバー,第2リンクおよび第2クランクレバーが回動あるいは移動することがなく、操作が独立して行われる。そして、シートバックが前倒れしてバック側ブラケットの下部に形成された押圧部が被押圧軸部を押圧する際に被押圧軸部が第1ウォークイン長孔だけでなく第2ウォークイン長孔に沿って移動するため、第1クランクレバーによるケーブルの引き動作が確実に行われる。また、テーブルレバーと第2リンクを介して連結された第2クランクレバーの回動により被押圧軸部を押圧部の回転軌道上から下方へ移動させるので、被押圧軸部を下方へ移動させるのに必要なテーブルレバーの回転角度を小さくすることができる。従って、テーブルレバーを操作アームに直接係合させて回動操作することが可能であり、従来のようにリンク結合する必要がなく、部品点数が削減できる。また、従来のような高精度な設定を行うことなく、リクライナのロック解除とシートスライド機構のロック解除とを確実に行うことができ、レイアウトの自由度が向上する。
請求項2に係るシートレバー装置によれば、第1クランクレバーの中間部に第2テーブル長孔を形成し、該第2テーブル長孔に第1固定軸を挿通させて構成したので、構成が簡単である。
請求項3に係るシートレバー装置によれば、第1リンクの下部に逃げ長孔を形成する一方、ウォークインレバーの先端部に移動軸を設け、該移動軸を逃げ長孔に挿通させたので、テーブルレバーを引いたときにウォークインレバーが回動するのが回避される。
シートレバー装置の斜視図(実施の形態)。 シートレバー装置を軸直角方向から見た構成図(実施の形態)。 (a)はシートバックが着座可能角度である場合を示す構成図、(b)はシートバックがウォークイン角度である場合を示す構成図、(c)はシートバックがテーブル角度である場合を示す構成図(実施の形態)。 シートバックが着座可能角度である場合の説明図(実施の形態)。 下方のウォークインレバーを引き上げてシートバックをウォークイン角度にした場合の説明図(実施の形態)。 上方のテーブルレバーを引き上げてシートバックをテーブル角度にした場合の説明図(実施の形態)。 図4と対応し、シートバックが着座可能角度である場合の押圧部と被押圧軸部との関係を示す説明図(実施の形態)。 図5と対応し、シートバックがウォークイン角度である場合の押圧部と被押圧軸部との関係を示す説明図(実施の形態)。 図6と対応し、シートバックがテーブル角度である場合の押圧部と被押圧軸部との関係を示す説明図(実施の形態)。
以下、本発明によるシートレバー装置の実施の形態を説明する。
(構成)
図1,図4に示すようにクッション側ブラケット1が設けられており、該クッション側ブラケット1は、図示しないシートスライド機構を介して前後方向へスライド可能に車体に結合されている。該クッション側ブラケット1は、図3に示すシートクッション1a側に設けられている。該クッション側ブラケット1の後方立設部1bの上部にはリクライナ4を介してバック側ブラケット2が回動自在に設けられている。該バック側ブラケット2には、図3に示すシートバック2aが一体に設けられている。シートバック2aは、図3(a)に示す着座可能角度と図3(b)に示すウォークイン角度と図3(c)に示すテーブル角度とを占めることができる。
クッション側ブラケット1に対してバック側ブラケット2を図4の時計方向である前倒し方向へ付勢する第1付勢手段としての図示しないばねが設けられている。また、クッション側ブラケット1に対してバック側ブラケット2をロックあるいはロック解除するリクライナ4がクッション側ブラケット1とバック側ブラケット2との間に設けられている。リクライナ4は図示しないばねにより操作軸3がロック方向へ付勢されており、ばねの付勢力に抗して操作軸3をロック解除方向へ回動させることによりロック解除することができる。
図4に示すように、リクライナ4をロック解除するため、操作軸3に操作アーム5の基端部が固着され、該操作アーム5の先端部が車体前方へ伸びている。一方、前記クッション側ブラケット1の後方立設部1bの下部にウォークインレバー6の中間部がウォークイン軸7を介して回動自在に支持されており、該ウォークインレバー6の一方の端部が車体前方へ伸びて取手となっている。該ウォークインレバー6の他方の端部と前記操作アーム5の先端部とが第1リンク8を介して連結されている。
即ち、以下のように構成されている。第1リンク8の上部と操作アーム5の先端部とがピン8aを介して回動自在に結合されている。第1リンク8の下部とウォークインレバー6の他方の端部とは、第1リンク8の下部に逃げ長孔8bが形成される一方、ウォークインレバー6の他方の端部に移動軸6aが設けられ、該移動軸6aが逃げ長孔8bに挿通されている。
ウォークインレバー6の取手が下方へ下がるのを止めるストッパ部1fがクッション側ブラケット1の下縁部を水平方向へ略直角に曲げ形成され、該ストッパ部1fとウォークインレバー6との間にはウォークインレバー6の取手を下方へ付勢するばね6bが設けられている。
シートバック2aの前倒れを、倒れ角度の小さいウォークイン角度に規制するため、図7に示すように前記バック側ブラケット2の下部には前記操作軸3(バック側ブラケット2の回動中心)に対して半径方向外側へ突出する押圧部2bが形成されている。また、図6に示すように前記後方立設部1bには逆L字形状のガイド孔1cが形成されている。このガイド孔1cは、操作軸3を中心として回動する前記押圧部2bの回転軌道から離れるように下方へ向って形成された第1テーブル長孔1dと、該第1テーブル長孔1dの延長線上の下方に配置した第1固定軸9を中心とする円弧に沿って形成されると共に前記押圧部2bの回転軌道に重なるように略水平方向へ向って形成された第1ウォークイン長孔1eとによって構成されている。
前記第1固定軸9には、略L字形であって上端部と第1固定軸9との間に伸縮機構を有する第1クランクレバー10の中間部が回動自在に支持されている。前記伸縮機構として、第1クランクレバー10には前記第1テーブル長孔1dと略同一方向の第2テーブル長孔10aが形成され、該第2テーブル長孔10aに前記第1固定軸9が挿通されている。該第1クランクレバー10の上端部には被押圧軸部11が軸方向へ突出形成されており、該被押圧軸部11は前記ガイド孔1cの内部に移動自在に嵌め込まれている。そして、被押圧軸部11がガイド孔1cから抜けないように、図2,図7に示すように被押圧軸部11の先端部には抜け止め11aとしてワッシャを嵌合してカシメ固定している。なお、プッシュナットやEリングを用いて固定してもよい。該被押圧軸部11を逆L字形状の前記ガイド孔1cのコーナー部へ向けて移動するように付勢して位置決めする第2付勢手段としてのばね12が第1クランクレバー10と後方立設部1bとの間に設けられており、外力が作用しない状態では被押圧軸部11はガイド孔1cのコーナー部に保持される。被押圧軸部11は、シートバック2aを前倒し方向へ回動させた場合は、第1テーブル長孔1dに沿って下方へ押されて移動した場合を除き、回転軌道上を移動する前記押圧部2bに押されて第1ウォークイン長孔1eの左端まで移動することになる。
第1クランクレバー10の他方の端部には、シートスライド機構のロックを解除するためのケーブル13の一端が結合されている。即ち、第1クランクレバー10の他方の端部には挿通孔を有するガイド13bが固定され、該挿通孔にケーブル13が挿通され、該ケーブル13の上端部には球状のストッパ13aが形成されている。このため、ウォークインの際にシートバック2aが前倒しされると、押圧部2bが被押圧軸部11を第1ウォークイン長孔1eに沿って押圧し、これにより図5に示すように第1クランクレバー10が第1固定軸9を中心として反時計方向へ回動される。このため、ケーブル13が引かれ、シートスライド機構のロックが解除され、シートの車体前方への移動が可能となる。
後方立設部1bには、前記操作軸3の近傍に配置したテーブル軸14を介して回動自在にテーブルレバー15が設けられている。該テーブルレバー15の上端部には、前記操作アーム5に係合して操作軸3を前記ロック解除方向へ回動させるための係合部15aが突出形成されている。テーブルレバー15を時計方向へ付勢するため、テーブル軸14を囲繞するばね15bの一端がテーブルレバー15に掛けられ、他端が後方立設部1bに掛けられている。
後方立設部1bの前記第1ウォークイン長孔1eの略延長線上に第2固定軸16を介して略L字形の第2クランクレバー17の中間部が回動自在に結合されている。該第2クランクレバー17の上方へのびる一方の端部に設けたピン17cと、前記テーブルレバー15上であって前記テーブル軸14から所定の長さだけ離れた位置に配置したピン15cとが、第2リンク18を介して連結されている。第2クランクレバー17の他方の端部には第2固定軸16へ向って円弧状の第2ウォークイン長孔17aが前記第1ウォークイン長孔1eに重ねて形成されている。該第2ウォークイン長孔17aにも前記被押圧軸部11は挿通されており、前記のように被押圧軸部11は、ガイド孔1cから後方立設部1bの裏側へ前記押圧部2bの回転軌道を通るように突出している。
シートバック2aの前傾斜をウォークイン角度で止めるため、図5のように被押圧軸部11の左方への移動が、第1ウォークイン長孔1eの左内壁で止まるように構成されている。シートバック2aを最前傾および最後傾の位置で止めるため、以下のように構成されている。図1に示すようにバック側ブラケット2におけるリクライナ4の上方には、当接部2cが溶接またはピンにより結合されている。一方、後方立設部1bの上部であって車体前方と車体後方とには、シートバック2aを前倒し角度の大きなテーブル角度で止めるための前ストッパ部1gと、リクライニング角度で止めるための後ストッパ部1hとが、後方立設部1bの縁部をフランジ状に略90度曲げ形成することにより構成されている。
(作用)
次に、シートレバー装置の作用を説明する。
図3(a)に示すようにシートバック2aが着座可能角度である状態から、図3(b)に示すようにシートバック2aをウォークイン角度の状態にして車体前方へシート全体を移動させるまでの作用と、3(c)に示すようにシートバック2aをテーブル角度の状態にするまでの作用とを説明する。
この発明によれば、図3(a)の状態を示す図4,図7の状態から、下部のウォークインレバー6の取手を上方へ引くと、図5,図8のようになる。即ち、ウォークインレバー6の他方の端部が下動し、第1リンク8を介して操作アーム5が回動され、該操作アーム5が回動されると操作軸3が時計方向へ回動することから、リクライナ4がロック解除される。このため、第1付勢手段としての図示しないばねにより、図3(b)に示すようにシートバック2aと共にバック側ブラケット2が前倒しされ、バック側ブラケット2の下部に形成された押圧部2bが、ばね12の付勢によりガイド孔1cのコーナー部に位置決めされている被押圧軸部11を第1ウォークイン長孔1eおよび第2ウォークイン長孔17aに沿って略水平方向へ押圧して移動させる。図8に示すように被押圧軸部11は第1ウォークイン長孔1eの長孔の末端で停止することから、シートバック2aは倒れ角度の小さいウォークイン角度で停止すると同時に第1クランクレバー10が第1固定軸9を中心として反時計方向へ回動されてケーブル13が引かれ、図示しないシートスライド機構のロックが解除される。このため、シート全体がばね等の作用により車体前方へ移動する。また、ウォークインレバー6は通常のリクライニング調整のための操作レバーを兼ねており、ウォークインレバー6を引いた状態で図示しないばねの付勢力に抗してシートバック2aを後倒しすると、シートバック2aのリクライニング角度を調整することができる。
一方、上部のテーブルレバー15を上方へ引くと、図6,図9のようになる。係合部15aがテーブル軸14を中心として回動し、係合部15aが操作アーム5に係合して操作軸3を回動させることから、リクライナ4がロック解除される。このため、図示しないばねの付勢力により図3(c)に示すようにシートバック2aと共にバック側ブラケット2が前倒しされる一方、第2リンク18を介して第2クランクレバー17の上端部が引かれることから、第2クランクレバー17の他方の端部が下方へ押圧され、ばね12の付勢によりガイド孔1cのコーナー部に位置決めされている被押圧軸部11が第1テーブル長孔1dに沿って下方へ移動する。このため、被押圧軸部11は押圧部2bの回転軌道上から外れて下方へ移動してしまい、図9に示すようにバック側ブラケット2の下部に形成された押圧部2bが該被押圧軸部11に干渉せず、図3(c)に示すようにシートバック2aは倒れ角度の大きいテーブル角度まで前倒れし、しかも被押圧軸部11が第1テーブル長孔1dに沿って移動するため第1クランクレバー10の他方の端部も下方へ移動してケーブル13aが緩み、図示しないシートスライド機構のロックが解除されることはない。また、テーブルレバー15を引いた場合にも図示しないばねの付勢力に抗してシートバック2aを後倒しすることで、シートバック2aのリクライニング角度を調節することができる。
このシートレバー装置によれば、下部のウォークインレバー6を引いて第1リンク8と操作アーム5とにより操作軸3を回動操作する際に、テーブルレバー15,第2リンク18および第2クランクレバー17が回動あるいは移動することがなく、操作が独立して行われる。そして、シートバック2aが前倒れしてバック側ブラケット2の下部に形成された押圧部2bが被押圧軸部11を押圧する際に被押圧軸部11が第1ウォークイン長孔1eだけでなく第2ウォークイン長孔17aに沿って移動するため、第1クランクレバー10によるケーブル13の引き動作が確実に行われる。また、テーブルレバー15と第2リンク18を介して連結された第2クランクレバー17の回動により被押圧軸部11を押圧部2bの回転軌道上から下方へ移動させるので、被押圧軸部11を下方へ移動させるのに必要なテーブルレバー15の回転角度を小さくすることができる。従って、テーブルレバー15を操作アーム5に直接係合させて回動操作することが可能であり、従来のようにリンク結合する必要がなく、部品点数が削減できる。また、従来のような高精度な設定を行うことなく、リクライナのロック解除とシートスライド機構のロック解除とを確実に行うことができ、レイアウトの自由度が向上する。
この発明によれば、第2クランクレバー17の回動により第1クランクレバー10が下方へ押圧された際に第1固定軸9が第2テーブル長孔10aに沿って相対的に移動することができ、第1クランクレバー10の上端に設けられた被押圧軸部11が第1テーブル長孔1dに沿って下方へ移動する。そして、第1クランクレバー10の中間部に第2テーブル長孔10aを形成し、該第2テーブル長孔10aに第1固定軸9を挿通させて構成したので、構成が簡単である。
この発明によれば、上部のテーブルレバー15を引くとテーブル軸14を中心として回動する係合部15aが操作アーム5に係合して操作軸3を回動させリクライナ4がロック解除され、このとき第1リンク8が下方へ押されることから下部のウォークインレバー6も回動してしまうことになるが、逃げ長孔8bに対して移動軸6aが相対的に移動するので、ウォークインレバー6が回動することはない。
なお、本実施の形態では、テーブルレバー15の操作方向が図4において反時計方向であり、操作軸3の解除方向が時計方向であり、相互に反対方向であるため、テーブル軸14を操作軸3から離して別個に設けたが、テーブルレバー15の操作方向と操作軸3の解除方向とが同じ場合には、特許文献1と同様にテーブルレバー15の回動軸を操作軸3の同一軸線上に配置することができる。
1…クッション側ブラケット
1a…シートクッション
1c…ガイド孔
1d…第1テーブル長孔
1e…第1ウォークイン長孔
2…バック側ブラケット
2a…シートバック
2b…押圧部
3…操作軸
4…リクライナ
5…操作アーム
6…ウォークインレバー
6a…移動軸
8…第1リンク
8b…逃げ長孔
9…第1固定軸
10…第1クランクレバー
10a…第2テーブル長孔
11…被押圧軸部
12…第2付勢手段
13…ケーブル
15…テーブルレバー
15a…係合部
16…第2固定軸
17…第2クランクレバー
17a…第2ウォークイン長孔
18…第2リンク

Claims (3)

  1. 車体にシートスライド機構を介してスライド可能に載置されたシートクッション側のクッション側ブラケットと、該クッション側ブラケットに回動自在に設けられると共に着座可能角度とウォークイン角度とテーブル角度とを占めることができるシートバック側のバック側ブラケットと、該バック側ブラケットを前倒し方向へ付勢する第1付勢手段と、前記バック側ブラケットの回動をロックあるいはロック解除するリクライナと、
    該リクライナの操作軸に基端部が固着された操作アームと、前記クッション側ブラケットの下部に回動自在に結合されたウォークインレバーと、該ウォークインレバーの先端部と前記操作アームの先端部とを連結する第1リンクと、
    前記バック側ブラケットの下部に突出形成された押圧部と、該押圧部が移動する回転軌道から離れる下方へ向って前記クッション側ブラケットに形成された第1テーブル長孔と該第1テーブル長孔の下方に配置した第1固定軸を中心として円弧状に形成されると共に前記押圧部の回転軌道に重なるように形成された第1ウォークイン長孔とを逆L字形状に形成したガイド孔と、
    前記第1固定軸を介して中間部が前記クッション側ブラケットに回動自在に支持されると共に前記第1テーブル長孔と略平行に移動できるように支持された略L字形の第1クランクレバーと、該第1クランクレバーの上端部に軸方向へ突出形成されると共に前記ガイド孔の内部に移動自在に嵌め込まれた被押圧軸部と、該被押圧軸部を逆L字形状の前記ガイド孔のコーナー部へ向かって移動するように前記第1クランクレバーを付勢する第2付勢手段と、前記第1クランクレバーの他方の端部に一端が連結され他端が前記シートスライド機構に連結されたケーブルと、
    前記操作軸の近傍に回動自在に設けられたテーブルレバーと、該テーブルレバーに設けられ前記操作アームに係合して前記操作軸を回動させる係合部と、前記第1ウォークイン長孔の略延長線上に第2固定軸を介して中間部が回動自在に結合された略L字形の第2クランクレバーと、該第2クランクレバーの一方の端部と前記テーブルレバーとを連結する第2リンクと、前記第2クランクレバーの他方の端部近傍に前記第1ウォークイン長孔に重ねて形成され前記押圧軸部が嵌め込まれた円弧状の第2ウォークイン長孔とを備えていることを特徴とするシートレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシートレバー装置において、
    第1クランクレバーの中間部に前記第1テーブル長孔と略同一方向の第2テーブル長孔を形成し、該第2テーブル長孔に前記第1固定軸を挿通させたことを特徴とするシートレバー装置。
  3. 請求項1または2に記載のシートレバー装置において、
    前記第1リンクの下部に逃げ長孔を形成する一方、前記ウォークインレバーの先端部に移動軸を設け、該移動軸を前記逃げ長孔に挿通させたことを特徴とするシートレバー装置。

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