JPH10136160A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10136160A
JPH10136160A JP8282779A JP28277996A JPH10136160A JP H10136160 A JPH10136160 A JP H10136160A JP 8282779 A JP8282779 A JP 8282779A JP 28277996 A JP28277996 A JP 28277996A JP H10136160 A JPH10136160 A JP H10136160A
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JP
Japan
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Application number
JP8282779A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Ito
喜也 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密着イメージセンサの位置制御を正確に行う
ことにより画像の読取精度を良くし、かつ、密着イメー
ジセンサの位置制御用のセンサを1個にして低コスト化
を図る。 【解決手段】 密着イメージセンサ5の位置を検出する
1個の位置制御用センサ11と、原稿読取開始時に密着
イメージセンサ5をその待機位置からスタートして位置
制御用センサ11による検出位置を通過した後に再度待
機位置に戻るイニシャライズさせるイニシャライズ制御
手段とを設ける。使用する位置制御用センサ11が1個
でも、密着イメージセンサ5をイニシャライズさせるこ
とにより、移動原稿読取時と静止原稿読取時とにおける
密着イメージセンサ5の位置制御を確実に行え、画像の
読取精度を良くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動原稿及び静止
原稿の画像を一つの密着イメージセンサで読取るフラッ
トベッドタイプの画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような画像読取装置では、移
動原稿の画像読取時には密着イメージセンサを所定の停
止位置で停止させ、静止原稿の読取時には密着イメージ
センサを読取スタート位置から読取終了位置まで移動さ
せる。
【0003】また、画像の読取精度を高めるためには、
画像の読取りを行う毎にシェーディング補正を行うこと
が望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像読取時やシェーデ
ィング補正時における密着イメージセンサの位置制御
は、画像の読取精度に大きな影響を及ぼす。つまり、画
像読取時に密着イメージセンサの位置が狂うと、画像の
読取範囲がずれてしまい、読取精度が悪くなる。また、
シェーディング補正時に密着イメージセンサの位置が狂
うと、正しい補正値が得られず、シェーディング補正の
精度が悪くなり、最終的には画像の読取精度が悪くな
る。
【0005】そこで、画像読取時やシェーディング補正
時における密着イメージセンサの位置制御を正確に行う
ため、従来の画像読取装置では、移動原稿読取時におけ
る密着イメージセンサの停止位置を検出するための第一
位置制御用センサと、静止原稿読取時における密着イメ
ージセンサの読取スタート位置を検出するための第二位
置制御用センサとを設けている。さらに、密着イメージ
センサの停止位置と読取スタート位置とに対応する位置
に、シェーディング補正用の白シートをそれぞれ別個に
設けている。従って、位置制御用センサや白シートがぞ
れぞれ2つずつ必要となり、部品点数が増えてコストが
高くなる。
【0006】なお、シェーディング補正用の白シートと
しては、密着イメージセンサを使用した場合には、コン
タクトガラスから離反させて設置する従来のADF用の
白シートを用いることができない。それは、密着イメー
ジセンサは焦点距離が短いため、コンタクトガラスから
離れた位置に設置される白シートでは正確な補正値が得
られないからである。一方、この白シートをコンタクト
ガラスに近接させて配置すると、白シートと移動原稿と
が接触して白シートが汚れ、次第にシェーディング補正
の精度が悪くなる。
【0007】そこで本発明は、画像読取時における密着
イメージセンサの位置制御の精度を良くして画像の読取
精度を良くし、かつ、密着イメージセンサの位置を制御
するための位置制御用センサやシェーディング補正用の
白シートを移動原稿読取時と静止原稿読取時とで同じも
のを使用することにより部品点数の少ない安価な画像読
取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ADF装置により搬送される移動原稿の読取位置と静止
原稿の読取領域とが隣合わせに位置するコンタクトガラ
スと、このコンタクトガラスの裏面に近接させて往復移
動自在及び所定位置で停止自在に配置された密着イメー
ジセンサとを有する画像読取装置において、前記密着イ
メージセンサの位置を検出する1個の位置制御用センサ
と、原稿読取開始時に前記密着イメージセンサをその待
機位置からスタートして前記位置制御用センサによる検
出位置を通過した後に再度待機位置に戻るイニシャライ
ズさせるイニシャライズ制御手段とを設けた。
【0009】従って、静止原稿読取時には、密着イメー
ジセンサが待機位置からスタートして位置制御用センサ
による検出位置を通過した後に再度待機位置に戻るイニ
シャライズを行うため、最初の待機位置が正しい待機位
置からずれていても、イニシャライズ後には密着イメー
ジセンサが正しい待機位置に位置する。このため、密着
イメージセンサを、イニシャライズ後の正しい待機位置
から静止原稿の読取を開始する読取スタート位置へ移動
させることにより、静止原稿の画像読取範囲が正確にな
り、読取精度が良くなる。
【0010】また、移動原稿読取時には、密着イメージ
センサが待機位置からスタートして位置制御用センサに
よる検出位置を通過した後に再度待機位置に戻るイニシ
ャライズを行うため、最初の待機位置が正しい待機位置
からずれていても、イニシャライズ後には密着イメージ
センサが正しい待機位置に位置する。このため、密着イ
メージセンサをイニシャライズ後の正しい待機位置から
移動原稿を読取る停止位置へ移動させることにより、密
着イメージセンサを正しい停止位置に停止させることが
でき、移動原稿の画像読取範囲が正確になり、読取精度
が良くなる。
【0011】さらに、使用する位置制御用センサが1個
でも、密着イメージセンサをイニシャライズさせること
により、移動原稿読取時と静止原稿読取時とにおける密
着イメージセンサの位置制御を確実に行える。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、シェーディング補正用の白シートを、密着
イメージセンサの待機位置と位置制御用センサによる検
出位置との間に配置してコンタクトガラスの表面に密着
させた。従って、イニシャライズ時における位置制御用
センサによる密着イメージセンサの検知結果に基づいて
シェーディング補正を行うことができ、シェーディング
補正時には密着イメージセンサを正しいシェーディング
補正位置に位置させることができ、シェーディング補正
の精度が良くなり、それによって画像の読取精度が良く
なる。また、1枚の白シートを用いて、移動原稿と静止
原稿とについてシェーディング補正を行える。さらに、
白シートがコンタクトガラスの表面に密着されているた
め、焦点距離の短い密着イメージセンサを用いても正確
なシェーディング補正を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は、移動原稿及び静止原稿の画像
を一つの密着イメージセンサで読取るフラットベッドタ
イプの画像読取装置の要部を示す縦断側面図であり、図
2はその平面図である。この画像読取装置の本体ケース
1の上面部には移動原稿読取用及び静止原稿読取用の単
一のコンタクトガラス2が固定され、本体ケース1内に
はコンタクトガラス2と平行にリードシャフト3が設け
られている。リードシャフト3には、リードシャフト3
の軸方向に沿って往復移動自在及び所定位置で停止自在
に走行体4が取付けられ、この走行体4には密着イメー
ジセンサ5が載置されている。この密着イメージセンサ
5は、コンタクトガラス2の裏面に近接させて配置され
ている。また、この密着イメージセンサ5を走行体4と
共に往復動させる機構としては、本体ケース1に取付け
られてモータ(図示せず)により回転駆動される駆動プ
ーリ6、本体ケース1に取付けられた従動プーリ7、駆
動プーリ6と従動プーリ7との間に巻回されて一部が前
記走行体4に固定された駆動ワイヤ8が設けられてい
る。
【0014】前記コンタクトガラス2上には、ブック原
稿(本を開いた見開きページをそのまま読取原稿とした
もの)やシート状原稿などの静止原稿をコンタクトガラ
ス2上に載置したときにその静止原稿を覆う圧板9が開
閉自在に取付けられている。さらに、コンタクトガラス
2上の一端側の上部にはADF装置10が取付けられて
いる。そして、コンタクトガラス2上における圧板9で
覆われた領域が静止原稿の読取領域とされ、ADF装置
10で覆われた領域内に移動原稿の読取位置が設けら
れ、これらの読取領域と読取位置とが隣合わせに位置し
ている。
【0015】前記画像読取装置には、前記密着イメージ
センサ5の位置を検出する1個の位置制御用センサ11
と、シェーディング補正用の1枚の白シート12とが設
けられている。これらの位置制御用センサ11と白シー
ト12とは、移動原稿の読取位置と静止原稿の読取領域
との間に配置され、白シート12はコンタクトガラス2
の表面に密着して配置されている。
【0016】また、前記画像読取装置には、原稿読取時
に前記密着イメージセンサ5をその待機位置からスター
トさせて前記位置制御用センサ11による検出位置を通
過させた後に再度待機位置に戻すイニシャライズさせる
イニシャライズ制御手段が設けられている。このイニシ
ャライズ制御手段は、本体ケース1に内蔵された図示し
ないマイクロコンピュータにより行われる制御である。
その制御内容を図3ないし図5に基づいて説明する。
【0017】図3は、密着イメージセンサ5による画像
読取位置や画像読取範囲及びシェーディング補正領域等
を説明する模式図である。A点は、移動原稿の読取位置
である。B点は、密着イメージセンサ5の待機位置であ
る。B点〜C点は、シェーディング補正の領域である。
D点は、位置制御用センサ11による検出位置である。
位置制御用センサ11は、密着イメージセンサ5がこの
D点を右側(静止原稿の読取領域側)へ通過したときに
オフとなり、密着イメージセンサ5がこのD点を左側
(移動原稿の読取位置側)へ通過したときにONとな
る。E点は、静止原稿の読取スタート位置である。な
お、白シート12におけるシェーディング補正用に用い
られる領域(B点〜C点)は、密着イメージセンサ5の
待機位置(B点)と位置制御用センサ11の検出位置
(D点)との間にある。
【0018】図4は、静止原稿読取時の動作の説明図で
ある。読取スタートキーが押されることにより密着イメ
ージセンサ5のイニシャライズが行われる。このイニシ
ャライズは、モータの駆動により駆動プーリ6を回転さ
せ、待機位置(B点)に位置している密着イメージセン
サ5を位置制御用センサ11側へスタートさせ、位置制
御用センサ11の箇所を通過したことを位置制御用セン
サ11で検知した後に逆向きに移動させ、位置制御用セ
ンサ11の箇所を逆向きに通過させて待機位置へ再度戻
す動作である。従って、密着イメージセンサ5がイニシ
ャライズにより再度待機位置へ戻る場合には、その待機
位置は位置制御用センサ11の検知結果に基づいて制御
されるため、密着イメージセンサ5を正しい待機位置へ
戻すことができる。そして、密着イメージセンサ5が正
しい待機位置に位置するため、この密着イメージセンサ
5を静止原稿の読取を開始する読取スタート位置(E
点)へ正しく移動させることができ、静止原稿の画像読
取範囲が正確になり、読取精度が良くなる。
【0019】さらに、イニシャライズにより密着イメー
ジセンサ5を正しい待機位置に戻した後、この密着イメ
ージセンサ5を読取スタート位置(E点)へ移動させる
途中で、シェーディング補正を行う。従って、このシェ
ーディング補正を密着イメージセンサ5が白シート12
に正しく対向した位置で行うことができ、正しい補正値
を得ることができるためにシェーディング補正の精度が
良くなる。
【0020】図5は、移動原稿読取時に動作の説明図で
ある。読取スタートキーが押されることにより密着イメ
ージセンサ5のイニシャライズが行われる。このイニシ
ャライズは、モータの駆動により駆動プーリ6を回転さ
せ、待機位置(B点)に位置している密着イメージセン
サ5を位置制御用センサ11側へスタートさせ、位置制
御用センサ11の箇所を通過したことを位置制御用セン
サ11で検知した後に逆向きに移動させ、位置制御用セ
ンサ11の箇所を逆向きに通過させて待機位置へ再度戻
す動作である。従って、密着イメージセンサ5がイニシ
ャライズにより再度待機位置へ戻る場合には、その位置
は位置制御用センサ11の検知結果に基づいて制御され
るため、密着イメージセンサ5を正しい待機位置へ戻す
ことができる。そして、密着イメージセンサ5が正しい
待機位置に位置するため、この密着イメージセンサ5を
移動原稿の読取位置(A点)へ正しく移動させることが
でき、移動原稿の画像読取範囲が正確になり、読取精度
が良くなる。
【0021】さらに、イニシャライズ中に、位置制御用
センサ11の箇所を通過した密着イメージセンサ5が待
機位置(B点)へ戻る直前にシェーディング補正を行
う。従って、このシェーディング補正を密着イメージセ
ンサ5が白シート12に正しく対向した位置で行うこと
ができ、正しい補正値が得られてシェーディング補正の
精度が良くなる。
【0022】このような構成において、静止原稿の画像
を読取る場合には、圧板9を開き、原稿面を下向きにし
た静止原稿をコンタクトガラス2上に載置し、圧板9を
閉じて静止原稿を覆った後に操作パネル(図示せず)上
に設けられている読取スタートキーを押す。すると、図
4で説明したように、密着イメージセンサ5を正しい待
機位置(B点)に戻すイニシャライズが行われ、つい
で、シェーディング補正を行いつつ密着イメージセンサ
5が静止原稿の読取スタート位置(E点)に移動する。
【0023】従って、読取スタートキーを押したときに
は、本体ケース1に加えられた振動などにより密着イメ
ージセンサ5が正しい待機位置からずれていた場合で
も、イニシャライズ後には密着イメージセンサ5を正し
い待機位置(B点)に位置させることができる。このた
め、密着イメージセンサ5を読取スタート位置(E点)
へ正しく移動させることができ、静止原稿の画像読取範
囲が正確になり、読取精度が良くなる。
【0024】さらに、密着イメージセンサ5を正しい待
機位置(B点)から読取スタート位置(E点)へ移動さ
せる途中でシェーディング補正を行うため、密着イメー
ジセンサ5を白シート12に正しく対向させた状態でシ
ェーディング補正を行うことができ、正しい補正値を得
ることができるためにシェーディング補正の精度が良く
なる。
【0025】移動原稿の画像を読取る場合には、圧板9
上に形成した原稿載置部13に移動原稿をセットした
後、読取スタートキーを押す。すると、図5で説明した
ように、密着イメージセンサ5を正しい待機位置(B
点)に戻すイニシャライズが行われ、かつ、このイニシ
ャライズの途中でシェーディング補正が行われ、つい
で、密着イメージセンサ5が移動原稿の読取位置(A
点)に移動する。
【0026】従って、読取スタートキーを押したときに
は、本体ケース1に加えられた振動などにより密着イメ
ージセンサ5が正しい待機位置からずれていた場合で
も、イニシャライズ後には密着イメージセンサ5を正し
い待機位置(B点)に位置させることができる。このた
め、密着イメージセンサ5を読取位置(A点)へ正しく
移動させることができ、移動原稿の画像読取範囲が正確
になり、読取精度が良くなる。
【0027】さらに、このイニシャライズ中にシェーデ
ィング補正を行い、このシェーディング補正は、位置制
御用センサ11の検出結果に基づいて密着イメージセン
サ5が白シート12に対向したタイミングで行う。従っ
て、このシェーディング補正を密着イメージセンサ5が
白シート12に正しく対向した位置で行うことができ、
正しい補正値を得ることができるためにシェーディング
補正の精度が良くなる。
【0028】ここで、本実施の形態では、密着イメージ
センサ5の位置制御のための位置制御用センサ11を1
個とし、静止原稿の画像読取時と移動原稿の画像読取時
とで共有するようにしたので、使用する位置制御用セン
サ11の数が少なくなり、コストが安くなる。しかも、
位置制御用センサ11が1個であっても、イニシャライ
ズを行わせることにより、静止原稿の読取時と移動原稿
の読取時との双方において、密着イメージセンサ5の位
置制御を正確に行える。
【0029】さらに、本実施の形態では、シェーディン
グ補正用の白シート12を1枚とし、静止原稿の画像読
取時と移動原稿の画像読取時とで共有するようにしたの
で、使用する白シート12の数が少なくなり、コストが
安くなる。さらに、移動原稿読取時にもコンタクトガラ
ス2の表面に密着されている白シート12を利用してシ
ェーディング補正を行うため、焦点距離の短い密着イメ
ージセンサ5を用いても、移動原稿のシェーディング補
正の精度が良くなる。また、この白シート12は、移動
原稿の搬送経路外に設けられているため、移動原稿と接
触して汚れるということがない。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、密着イメ
ージセンサの最初の待機位置が正しい待機位置からずれ
ていても、原稿読取開始時にイニシャライズを行うこと
によって密着イメージセンサを正しい待機位置に位置さ
せることができ、従って、原稿読取時には密着イメージ
センサを正しい待機位置から読取位置又は読取スタート
位置へ正確に移動させることができるために画像読取の
精度を高めることができ、さらに、使用する位置制御用
センサが1個でも、密着イメージセンサをイニシャライ
ズさせることにより、移動原稿読取時と静止原稿読取時
とにおける密着イメージセンサの位置制御を確実に行う
ことができ、密着イメージセンサの位置制御のために使
用する位置制御用のセンサの数が少なくなるためにコス
トを安くできる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、原稿読取開
始時のイニシャライズ時における位置制御用センサによ
る密着イメージセンサの検知結果に基づいたタイミング
でシェーディング補正を行うため、シェーディング補正
時には密着イメージセンサを白シートに正しく対向させ
ることによってシェーディング補正の精度を良くするこ
とができ、さらに、移動原稿読取時と静止原稿読取時と
のシェーディング補正を1枚の白シートを利用して行う
ことができ、使用する白シートの数が少なくなるために
コストを安くでき、また、この白シートがコンタクトガ
ラスの表面に密着されているため、焦点距離の短い密着
イメージセンサを用いた場合でもシェーディング補正の
精度が良くなり、特に、移動原稿読取時におけるシェー
ディング補正の精度を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断正面図であ
る。
【図2】その平面図である。
【図3】密着イメージセンサによる画像読取位置や画像
読取範囲及びシェーディング補正領域等を説明する模式
図である。
【図4】静止原稿読取時における密着イメージセンサの
イニシャライズを示す説明図である。
【図5】移動原稿読取時における密着イメージセンサの
イニシャライズを示す説明図である。
【符号の説明】
2 コンタクトガラス 5 密着イメージセンサ 10 ADF装置 11 位置制御用センサ 12 白シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ADF装置により搬送される移動原稿の
    読取位置と静止原稿の読取領域とが隣合わせに位置する
    コンタクトガラスと、このコンタクトガラスの裏面に近
    接させて往復移動自在及び所定位置で停止自在に配置さ
    れた密着イメージセンサとを有する画像読取装置におい
    て、前記密着イメージセンサの位置を検出する1個の位
    置制御用センサと、原稿読取開始時に前記密着イメージ
    センサをその待機位置からスタートして前記位置制御用
    センサによる検出位置を通過した後に再度待機位置に戻
    るイニシャライズさせるイニシャライズ制御手段とを設
    けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 シェーディング補正用の白シートを、密
    着イメージセンサの待機位置と位置制御用センサによる
    検出位置との間に配置してコンタクトガラスの表面に密
    着させたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
JP8282779A 1996-10-25 1996-10-25 画像読取装置 Pending JPH10136160A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251797A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像処理装置およびプログラム
JP2007279256A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置

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Effective date: 20040309