JP2001245114A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、白色基準板に読み取り基準を決め
る黒色の印刷を必要としない画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る画像読取装置の代表的な構
成は、画像を読み取られれ原稿Ｐを載置するプラテンガ
ラス２と、画像を読み取るセンサユニット４と、センサ
ユニット４を走査する駆動伝達手段５と、プラテンガラ
ス２を覆うカバー３とを有する画像読取装置において、
カバー３のプラテンガラス２と接する部分でセンサユニ
ット４のホームポジションＸｓ近傍の走行域Ｓ１かつ原
稿読み取り範囲Ｓ２外にセンサユニット４の位置検知手
段19を設けたことを特徴とする。
る黒色の印刷を必要としない画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る画像読取装置の代表的な構
成は、画像を読み取られれ原稿Ｐを載置するプラテンガ
ラス２と、画像を読み取るセンサユニット４と、センサ
ユニット４を走査する駆動伝達手段５と、プラテンガラ
ス２を覆うカバー３とを有する画像読取装置において、
カバー３のプラテンガラス２と接する部分でセンサユニ
ット４のホームポジションＸｓ近傍の走行域Ｓ１かつ原
稿読み取り範囲Ｓ２外にセンサユニット４の位置検知手
段19を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、複写機等の装置に備えられ、読み取りセンサによっ
て原稿を読み取る画像読取装置に関するものである。
ナ、複写機等の装置に備えられ、読み取りセンサによっ
て原稿を読み取る画像読取装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】今日、複写機やイメージスキャナ等にお
いては装置上面に配されたプラテンガラスにセットした
原稿や記録媒体を走査光学系を走査し原稿を読み取るた
めの画像読取装置、あるいは画像入力装置が広く使用さ
れている。
いては装置上面に配されたプラテンガラスにセットした
原稿や記録媒体を走査光学系を走査し原稿を読み取るた
めの画像読取装置、あるいは画像入力装置が広く使用さ
れている。
【０００３】このような画像読取装置にあっては、図11
乃至図13に示すように、一般にほぼ装置全体を覆うよう
に配置されたカバー53上面に開口部53ａが設けてあり、
その開口部にはプラテンガラス54が位置し、そのプラテ
ンガラス54に原稿Ｐをセットするように構成されてい
る。そして走査光学系は駆動源から駆動力をギア、ベル
ト、ワイヤ等の駆動力伝達手段により伝達され、案内レ
ールに従ってプラテンガラス54の下を副走査方向（矢印
Ｘ方向）に走査されながらプラテンガラス54に載置され
た原稿を読み取っている。
乃至図13に示すように、一般にほぼ装置全体を覆うよう
に配置されたカバー53上面に開口部53ａが設けてあり、
その開口部にはプラテンガラス54が位置し、そのプラテ
ンガラス54に原稿Ｐをセットするように構成されてい
る。そして走査光学系は駆動源から駆動力をギア、ベル
ト、ワイヤ等の駆動力伝達手段により伝達され、案内レ
ールに従ってプラテンガラス54の下を副走査方向（矢印
Ｘ方向）に走査されながらプラテンガラス54に載置され
た原稿を読み取っている。
【０００４】通常、原稿Ｐを読み取る際には、副走査方
向の任意の位置を読み取り開始の基準位置（以下、ホー
ムポジションという）として決めているが、一般的に
は、ホームポジション近傍のガラス若しくはカバーには
図11乃至図13に示すような白色基準板50が貼り付けられ
ている。副走査方向の濃度が均一な原稿をセンサで読み
取った場合、光源の光量の不均一性、セルフォックレン
ズの透過光量の違い、光センサの感度のばらつき等によ
って画像信号は均一の値とはならない。このばらつきを
補正(以下、シェーディングという)するために白色基準
板50の裏面(センサ側)は白色になっている。白色基準板
50にはこの白色基準板50と副走査方向に隣接するように
黒色印刷51が施されており、シェーディングに用いる白
色部分と、この黒色印刷51とのエッジ52を光学系を駆動
させながらセンサ出力の差により検出している(図12の
位置)。こうすることですべての動作の基準となる副走
査方向のホームポジションを決めている。
向の任意の位置を読み取り開始の基準位置（以下、ホー
ムポジションという）として決めているが、一般的に
は、ホームポジション近傍のガラス若しくはカバーには
図11乃至図13に示すような白色基準板50が貼り付けられ
ている。副走査方向の濃度が均一な原稿をセンサで読み
取った場合、光源の光量の不均一性、セルフォックレン
ズの透過光量の違い、光センサの感度のばらつき等によ
って画像信号は均一の値とはならない。このばらつきを
補正(以下、シェーディングという)するために白色基準
板50の裏面(センサ側)は白色になっている。白色基準板
50にはこの白色基準板50と副走査方向に隣接するように
黒色印刷51が施されており、シェーディングに用いる白
色部分と、この黒色印刷51とのエッジ52を光学系を駆動
させながらセンサ出力の差により検出している(図12の
位置)。こうすることですべての動作の基準となる副走
査方向のホームポジションを決めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような画像読取装置はプラテンガラスやカバーに貼
りつける白色基準板に黒色の印刷を施す必要があり、コ
ストがかかるという問題点があった。
来のような画像読取装置はプラテンガラスやカバーに貼
りつける白色基準板に黒色の印刷を施す必要があり、コ
ストがかかるという問題点があった。
【０００６】そこで本発明は、白色基準板に読み取り基
準を決める黒色の印刷を必要としない画像読取装置を提
供することを目的とする。
準を決める黒色の印刷を必要としない画像読取装置を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る画像読取装置の代表的な構成は、画像を
読み取られれ原稿を載置するプラテンガラスと、画像を
読み取る読み取り光学系と、読み取り光学系を走査する
駆動伝達手段と、前記プラテンガラスを覆うカバーとを
有する画像読取装置において、前記カバーのプラテンガ
ラスと接する部分で読み取り光学系の読み取り開始位置
近傍の走行域かつ原稿読み取り範囲外に前記読み取り光
学系の位置検知手段を設けたことを特徴とする。
に本発明に係る画像読取装置の代表的な構成は、画像を
読み取られれ原稿を載置するプラテンガラスと、画像を
読み取る読み取り光学系と、読み取り光学系を走査する
駆動伝達手段と、前記プラテンガラスを覆うカバーとを
有する画像読取装置において、前記カバーのプラテンガ
ラスと接する部分で読み取り光学系の読み取り開始位置
近傍の走行域かつ原稿読み取り範囲外に前記読み取り光
学系の位置検知手段を設けたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画像
読取装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図１は本施形態に係る画像読取装置の上視図、図２
は画像読取装置の正面図、図３は画像読取装置の右側面
図、図４は原稿面上副走査照度分布図、図５は主走査方
向センサ出力図、図６は主走査方向センサ出力図、図７
は主走査方向センサ出力図、図８は副走査方向の読み取
り基準位置の設定を説明する図である。
読取装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図１は本施形態に係る画像読取装置の上視図、図２
は画像読取装置の正面図、図３は画像読取装置の右側面
図、図４は原稿面上副走査照度分布図、図５は主走査方
向センサ出力図、図６は主走査方向センサ出力図、図７
は主走査方向センサ出力図、図８は副走査方向の読み取
り基準位置の設定を説明する図である。
【０００９】図１乃至図３に示すように、本実施形態に
係る画像読取装置は、コンピュータ等に原稿画像を取り
込むイメージスキャナ１であってプラテンガラス２、セ
ンサユニット４及び駆動伝達手段５、カバー３から構成
される。
係る画像読取装置は、コンピュータ等に原稿画像を取り
込むイメージスキャナ１であってプラテンガラス２、セ
ンサユニット４及び駆動伝達手段５、カバー３から構成
される。
【００１０】プラテンガラス２は、イメージスキャナ１
の上部に設けられ、画像を読み取られる原稿Ｐを載置す
る。
の上部に設けられ、画像を読み取られる原稿Ｐを載置す
る。
【００１１】カバー３は、プラテンガラス２を覆い、こ
のプラテンガラス２と接し、センサユニット４の走行域
Ｓ１内かつ原稿読み取り範囲Ｓ２外で、原稿Ｐの読み取
り開始位置であるホームポジションＸｓ近傍にセンサユ
ニット４の位置検知手段19(くぼみ又は貫通した穴）を
設けている。また、カバー３は、位置検知手段19の原稿
読み取り範囲Ｓ２側に隣接するように白色基準板９を設
け、シェーディングを行なうよう構成されている。
のプラテンガラス２と接し、センサユニット４の走行域
Ｓ１内かつ原稿読み取り範囲Ｓ２外で、原稿Ｐの読み取
り開始位置であるホームポジションＸｓ近傍にセンサユ
ニット４の位置検知手段19(くぼみ又は貫通した穴）を
設けている。また、カバー３は、位置検知手段19の原稿
読み取り範囲Ｓ２側に隣接するように白色基準板９を設
け、シェーディングを行なうよう構成されている。
【００１２】センサユニット４は、読み取り光学系であ
り、プラテンガラス２の下面に配置され、プラテンガラ
ス２に載置された原稿Ｐを読み取る。図４乃至図７に示
すようにセンサユニット４は、ＬＥＤ６、セルフォック
レンズアレイ７、光センサー素子８とを一体的にユニッ
ト化したものであり、光源であるＬＥＤ６により原稿Ｐ
を照明し、原稿Ｐの反射画像光をセルフォックレンズア
レイ７で結像してこの結像を光センサー素子８により光
電変換することにより原稿Ｐを読み取るよう構成されて
いる。また、センサユニット４は、突起部４ａ、４ｂを
有し、突起部４ａ、４ｂがプラテンガラス２に当接する
ことにより、センサユニット４とプラテンガラス２との
距離を一定に保っている。
り、プラテンガラス２の下面に配置され、プラテンガラ
ス２に載置された原稿Ｐを読み取る。図４乃至図７に示
すようにセンサユニット４は、ＬＥＤ６、セルフォック
レンズアレイ７、光センサー素子８とを一体的にユニッ
ト化したものであり、光源であるＬＥＤ６により原稿Ｐ
を照明し、原稿Ｐの反射画像光をセルフォックレンズア
レイ７で結像してこの結像を光センサー素子８により光
電変換することにより原稿Ｐを読み取るよう構成されて
いる。また、センサユニット４は、突起部４ａ、４ｂを
有し、突起部４ａ、４ｂがプラテンガラス２に当接する
ことにより、センサユニット４とプラテンガラス２との
距離を一定に保っている。
【００１３】また、センサユニット４は、上述した原稿
Ｐを読み取る構成でホームポジションＸｓを決めてい
る。図４に示すように、ＬＥＤ６は、プラテンガラス２
上で読み取り位置Ｘｒをピークとした照度分布を有する
ように光を放射する。読み取り位置Ｘｒは副走査方向上
のセルフォックレンズアレイ７に対向する位置であり、
センサユニット４の走査と共に移動する。
Ｐを読み取る構成でホームポジションＸｓを決めてい
る。図４に示すように、ＬＥＤ６は、プラテンガラス２
上で読み取り位置Ｘｒをピークとした照度分布を有する
ように光を放射する。読み取り位置Ｘｒは副走査方向上
のセルフォックレンズアレイ７に対向する位置であり、
センサユニット４の走査と共に移動する。
【００１４】図５に示すように、ＬＥＤ６から放出され
た光は白色基準板９あるいはプラテンガラス２に載置さ
れた原稿Ｐにより乱反射する。この乱反射した乱反射光
の一部が、セルフォックレンズアレイ７を介して光セン
サー素子８に入って出力される。図６に示すように、位
置検知手段19がある場合には、光センサー素子８に乱反
射光がほとんど入らず、白色基準板９あるいは原稿Ｐと
比してセンサ出力が著しく低下する。
た光は白色基準板９あるいはプラテンガラス２に載置さ
れた原稿Ｐにより乱反射する。この乱反射した乱反射光
の一部が、セルフォックレンズアレイ７を介して光セン
サー素子８に入って出力される。図６に示すように、位
置検知手段19がある場合には、光センサー素子８に乱反
射光がほとんど入らず、白色基準板９あるいは原稿Ｐと
比してセンサ出力が著しく低下する。
【００１５】したがって、図７に示すように、センサユ
ニット４が走査されて、位置検知手段19が読み取り位置
Ｘｒにあるときはセンサ出力は低く、白色基準板９や原
稿Ｐが読み取り位置Ｘｒにあるときはセンサ出力は高く
なる。
ニット４が走査されて、位置検知手段19が読み取り位置
Ｘｒにあるときはセンサ出力は低く、白色基準板９や原
稿Ｐが読み取り位置Ｘｒにあるときはセンサ出力は高く
なる。
【００１６】このセンサ出力の違いにより位置検知手段
19のエッジや白色基準板９のエッジを検出する。これに
より、白色基準板９のエッジを検出するために黒色印刷
を使う必要がなくなり、製造工程を減らすことができる
とともにコストを下げることができる。
19のエッジや白色基準板９のエッジを検出する。これに
より、白色基準板９のエッジを検出するために黒色印刷
を使う必要がなくなり、製造工程を減らすことができる
とともにコストを下げることができる。
【００１７】図１乃至図３に示すように、駆動伝達手段
５は、センサ保持枠10、移動保持枠11、駆動モータ15、
プーリ16、17、ベルト18から構成され、センサユニット
４を走査する。センサ保持枠10は、センサユニット４を
固定して保持している。
５は、センサ保持枠10、移動保持枠11、駆動モータ15、
プーリ16、17、ベルト18から構成され、センサユニット
４を走査する。センサ保持枠10は、センサユニット４を
固定して保持している。
【００１８】移動保持枠11は、その両端に軸11ａ、11ｂ
を有し、センサ保持枠10の長手方向両端に設けられた孔
10ａ、10ｂに軸11ａ、11ｂを通してセンサ保持枠10を回
動可能に保持している。また、移動保持枠11に設けられ
たコイルバネ12ａ、12ｂによりセンサ保持枠10をプラテ
ンガラス２の方向に付勢している。また、移動保持枠11
は、下面に摺動部11ｃ、11ｄを有し、イメージスキャナ
１に固定されている案内レール13にガイドされて副走査
方向に往復走査するよう構成されている。
を有し、センサ保持枠10の長手方向両端に設けられた孔
10ａ、10ｂに軸11ａ、11ｂを通してセンサ保持枠10を回
動可能に保持している。また、移動保持枠11に設けられ
たコイルバネ12ａ、12ｂによりセンサ保持枠10をプラテ
ンガラス２の方向に付勢している。また、移動保持枠11
は、下面に摺動部11ｃ、11ｄを有し、イメージスキャナ
１に固定されている案内レール13にガイドされて副走査
方向に往復走査するよう構成されている。
【００１９】孔10ｂと軸11ｂの間には、圧縮コイルバネ
14が設けられており、センサ保持枠10を付勢してセンサ
保持枠10と移動保持枠11との回動軸のスラストガタを吸
収している。
14が設けられており、センサ保持枠10を付勢してセンサ
保持枠10と移動保持枠11との回動軸のスラストガタを吸
収している。
【００２０】イメージスキャナ１の一端に設けられた駆
動モータ15は、回転軸15ａを有し、この回転軸15ａには
プーリ16が固定されている。イメージスキャナ１の他端
には、プーリ17が設けられ、プーリ16とプーリ17とでベ
ルト18を張架している。ベルト18の一部は、移動保持枠
11の下部に設けられたベルト保持部11ｅに固定されてい
る。
動モータ15は、回転軸15ａを有し、この回転軸15ａには
プーリ16が固定されている。イメージスキャナ１の他端
には、プーリ17が設けられ、プーリ16とプーリ17とでベ
ルト18を張架している。ベルト18の一部は、移動保持枠
11の下部に設けられたベルト保持部11ｅに固定されてい
る。
【００２１】上記構成において、イメージスキャナ１に
よる原稿Ｐの読み取り動作について説明する。まず、読
み取る面をプラテンガラス側にして原稿Ｐをプラテンガ
ラス２上にセットする。
よる原稿Ｐの読み取り動作について説明する。まず、読
み取る面をプラテンガラス側にして原稿Ｐをプラテンガ
ラス２上にセットする。
【００２２】図８に示すように、位置検知手段19の内側
で停止しているセンサユニット４（図８(ａ)）は、副走
査方向に走査し、読み取り位置Ｘｒが位置検知手段19の
エッジにきたとき（図８(ｂ)）、センサ出力が高くなり
位置検知手段19のエッジを検出する。そしてこのエッジ
からパルス数に対応する距離進んだところ（図８(ｃ)）
をホームポジションＸｓとして待機している。不図示の
コンピュータ等からイメージスキャナ１に画像読み込み
信号が入ると、センサユニット４は原稿の画像を読み込
み始める。
で停止しているセンサユニット４（図８(ａ)）は、副走
査方向に走査し、読み取り位置Ｘｒが位置検知手段19の
エッジにきたとき（図８(ｂ)）、センサ出力が高くなり
位置検知手段19のエッジを検出する。そしてこのエッジ
からパルス数に対応する距離進んだところ（図８(ｃ)）
をホームポジションＸｓとして待機している。不図示の
コンピュータ等からイメージスキャナ１に画像読み込み
信号が入ると、センサユニット４は原稿の画像を読み込
み始める。
【００２３】これと同時に、駆動モータ15が駆動し、ベ
ルト18が副走査方向に動くことにより、移動保持枠11、
センサ保持枠10、センサユニット４を一体的に副走査方
向に走査する。このようにして、画像を読み込みながら
センサユニット４は画像読み込み終端位置Ｘｅ（図１参
照）まで駆動され、原稿全域の画像がコンピュータに取
りこまれる。画像読み取り動作が終了すると、駆動モー
タ15が逆回転し、センサユニット４はホームポジション
Ｘｓに戻る。
ルト18が副走査方向に動くことにより、移動保持枠11、
センサ保持枠10、センサユニット４を一体的に副走査方
向に走査する。このようにして、画像を読み込みながら
センサユニット４は画像読み込み終端位置Ｘｅ（図１参
照）まで駆動され、原稿全域の画像がコンピュータに取
りこまれる。画像読み取り動作が終了すると、駆動モー
タ15が逆回転し、センサユニット４はホームポジション
Ｘｓに戻る。
【００２４】[他の実施形態]次に発明に係るインクジェ
ット記録装置の他の実施形態について図を用いて説明す
る。図９及び図10は位置検知手段の説明図である。上記
第一実施形態と同一の機能を有する部分については、同
一の符号を付して説明を省略する。
ット記録装置の他の実施形態について図を用いて説明す
る。図９及び図10は位置検知手段の説明図である。上記
第一実施形態と同一の機能を有する部分については、同
一の符号を付して説明を省略する。
【００２５】図９に示すように、本実施形態にかかるイ
メージスキャナは、位置検知手段19に代えて位置検知手
段19に傾斜を設けた位置検知手段30としたものである。
これにより、光センサー素子８に乱反射光がほとんど入
らないようにすることができ、検知制度を向上させるこ
とができる。
メージスキャナは、位置検知手段19に代えて位置検知手
段19に傾斜を設けた位置検知手段30としたものである。
これにより、光センサー素子８に乱反射光がほとんど入
らないようにすることができ、検知制度を向上させるこ
とができる。
【００２６】また図10に示すように、位置検知手段19に
代えて位置検知手段19を階段状の形状とした位置検知手
段31としてもよい。さらに、位置検知手段19、30、31に
鏡面仕上を施すことによっても、同様に検知制度を向上
させることができる。
代えて位置検知手段19を階段状の形状とした位置検知手
段31としてもよい。さらに、位置検知手段19、30、31に
鏡面仕上を施すことによっても、同様に検知制度を向上
させることができる。
【００２７】このように、位置検知手段19は、くぼみや
貫通した穴等の形状に限定するものではなく、位置検知
手段30、31、鏡面仕上を施した位置検知手段19、30、31
等、光センサー素子８への反射光の入射光量が他の部分
より少なくるものであればよい。
貫通した穴等の形状に限定するものではなく、位置検知
手段30、31、鏡面仕上を施した位置検知手段19、30、31
等、光センサー素子８への反射光の入射光量が他の部分
より少なくるものであればよい。
【００２８】なお、光センサー素子８は密着センサ、Ｃ
ＣＤを用いた一体光学系、１：１/２光学系を用いても
よい。
ＣＤを用いた一体光学系、１：１/２光学系を用いても
よい。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、カバーのプラテン
ガラスと接する部分で読み取り光学系の読み取り開始位
置近傍の走行域かつ原稿読み取り範囲外に位置検知手段
を設けたことにより、位置検知手段のエッジや白色基準
板のエッジを検出するために黒色印刷を使う必要がなく
なり、製造工程を減らすことができるとともにコストを
下げることができる。
ガラスと接する部分で読み取り光学系の読み取り開始位
置近傍の走行域かつ原稿読み取り範囲外に位置検知手段
を設けたことにより、位置検知手段のエッジや白色基準
板のエッジを検出するために黒色印刷を使う必要がなく
なり、製造工程を減らすことができるとともにコストを
下げることができる。
【図１】第一実施形態に係る画像読取装置の上視図であ
る。
る。
【図２】画像読取装置の正面図である。
【図３】画像読取装置の右側面図である。
【図４】原稿面上副走査照度分布図である。
【図５】主走査方向センサ出力図である。
【図６】主走査方向センサ出力図である。
【図７】主走査方向センサ出力図である。
【図８】副走査方向の読み取り基準位置の設定を説明す
る図である。
る図である。
【図９】他の実施形態に係る位置検知手段の説明図であ
る。
る。
【図10】位置検知手段の説明図である。
【図11】従来の画像記録装置の斜視図である。
【図12】読み取り基準位置の決定を説明する図である。
【図13】プラテンガラスの側面図及び正面図である。
Ｐ …原稿 Ｓ１ …走行域 Ｓ２ …原稿読み取り範囲 Ｘｅ …画像読み込み終端位置 Ｘｒ …読み取り位置 Ｘｓ …ホームポジション １ …イメージスキャナ ２ …プラテンガラス ３ …カバー ４ …センサユニット ４ａ、４ｂ …突起部 ５ …駆動伝達手段 ６ …ＬＥＤ ７ …セルフォックレンズアレイ ８ …光センサー素子 ９ …白色基準板 10 …センサ保持枠 10ａ、10ｂ …孔 11 …移動保持枠 11ａ、11ｂ …軸 11ｃ、11ｄ …摺動部 11ｅ …ベルト保持部 12ａ、12ｂ …コイルバネ 13 …案内レール 14 …圧縮コイルバネ 15 …駆動モータ 15ａ …回転軸 16、17 …プーリ 18 …ベルト 19、30、31 …位置検知手段
Claims (6)
- 【請求項１】 画像を読み取られ原稿を載置するプラテ
ンガラスと、 画像を読み取る読み取り光学系と、 読み取り光学系を走査する駆動伝達手段と、 前記プラテンガラスを覆うカバーとを有する画像読取装
置において、 前記カバーのプラテンガラスと接する部分で読み取り光
学系の読み取り開始位置近傍の走行域かつ原稿読み取り
範囲外に前記読み取り光学系の位置検知手段を設けたこ
とを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項２】 前記位置検知手段はくぼみであることを
特徴とする請求項１記載の画像読取装置。 - 【請求項３】 前記位置検知手段は孔であることを特徴
とする請求項１記載の画像読取装置。 - 【請求項４】 前記位置検知手段に鏡面仕上げを施した
ことを特徴とする請求項１記載の画像読取装置。 - 【請求項５】前記位置検知手段に隣接して白色基準板を
設けたことを特徴とする請求項１記載の画像読取装置。 - 【請求項６】 前記位置検知手段及び白色基準板は走査
域全域に渡っていることを特徴とする請求項１記載の画
像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000050812A JP2001245114A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000050812A JP2001245114A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001245114A true JP2001245114A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18572560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000050812A Pending JP2001245114A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001245114A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1971126A1 (en) | 2007-03-13 | 2008-09-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Device and method for controlling copying operation of document with use of barcode |
| JP2009211015A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Seiko Epson Corp | 画像読取装置 |
| CN109413296A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 原稿读取装置 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000050812A patent/JP2001245114A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1971126A1 (en) | 2007-03-13 | 2008-09-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Device and method for controlling copying operation of document with use of barcode |
| JP2009211015A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Seiko Epson Corp | 画像読取装置 |
| CN109413296A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 原稿读取装置 |
| US10536605B2 (en) | 2017-08-17 | 2020-01-14 | Kyocera Document Solutions Inc. | Document reading apparatus that reads document images of documents by image sensors |
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