JPH05145705A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH05145705A JPH05145705A JP3331390A JP33139091A JPH05145705A JP H05145705 A JPH05145705 A JP H05145705A JP 3331390 A JP3331390 A JP 3331390A JP 33139091 A JP33139091 A JP 33139091A JP H05145705 A JPH05145705 A JP H05145705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- cylindrical bearing
- guide shaft
- image reading
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャリッジが移動するときの振動を低コスト
で防止できるとともに、円筒軸受の内周面が片摩耗しな
いようにする。 【構成】 光学読取機構をキャリッジ１３に搭載し、そ
のキャリッジ１３に円筒軸受１４を固定する。その円筒
軸受１４を貫通するガイドシャフト１２でキャリッジ１
３を支持する。ガイドシャフト１２の外周には、円筒軸
受１４の長さＬより短いピッチｐの螺旋溝１２ａを形成
し、その螺旋溝１２ａ内に円筒軸受１４で圧縮するコイ
ルばね２３を挿入する。そして、そのガイドシャフト１
２で案内してキャリッジ１３を移動しながら前記光学読
取機構で原稿上の画像を読み取る。
で防止できるとともに、円筒軸受の内周面が片摩耗しな
いようにする。 【構成】 光学読取機構をキャリッジ１３に搭載し、そ
のキャリッジ１３に円筒軸受１４を固定する。その円筒
軸受１４を貫通するガイドシャフト１２でキャリッジ１
３を支持する。ガイドシャフト１２の外周には、円筒軸
受１４の長さＬより短いピッチｐの螺旋溝１２ａを形成
し、その螺旋溝１２ａ内に円筒軸受１４で圧縮するコイ
ルばね２３を挿入する。そして、そのガイドシャフト１
２で案内してキャリッジ１３を移動しながら前記光学読
取機構で原稿上の画像を読み取る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ・ファクシ
ミリ・転写機・複写機などに備える画像読取装置に関す
る。詳しくは、光源からの光を読取位置で原稿面に当て
てその原稿面で反射し、レンズを透して光電変換素子に
当ててその光電変換素子で前記原稿面上の情報を読み取
る画像読取装置に関する。
ミリ・転写機・複写機などに備える画像読取装置に関す
る。詳しくは、光源からの光を読取位置で原稿面に当て
てその原稿面で反射し、レンズを透して光電変換素子に
当ててその光電変換素子で前記原稿面上の情報を読み取
る画像読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種画像読取装置は、光学読取
機構をキャリッジに搭載し、そのキャリッジに円筒軸受
を固定し、その円筒軸受を貫通するガイドシャフトで前
記キャリッジを支持し、そのガイドシャフトで案内して
前記キャリッジを移動しながら前記光学読取機構で原稿
上の画像を読み取るようになっており、図７に示すよう
に、キャリッジ１の円筒軸受２とガイドシャフト３との
間に隙間４を設けて、ガイドシャフト３と円筒軸受２間
の摺動時の摩擦抵抗を減らすようにしたものがあった。
ところが、その隙間４があるために、キャリッジ１の移
動が容易となる半面、その隙間４の分だけ振動しやすく
なり、キャリッジ１に搭載した光学読取機構で読み取る
画像の読取品質が低下するという欠点があった。
機構をキャリッジに搭載し、そのキャリッジに円筒軸受
を固定し、その円筒軸受を貫通するガイドシャフトで前
記キャリッジを支持し、そのガイドシャフトで案内して
前記キャリッジを移動しながら前記光学読取機構で原稿
上の画像を読み取るようになっており、図７に示すよう
に、キャリッジ１の円筒軸受２とガイドシャフト３との
間に隙間４を設けて、ガイドシャフト３と円筒軸受２間
の摺動時の摩擦抵抗を減らすようにしたものがあった。
ところが、その隙間４があるために、キャリッジ１の移
動が容易となる半面、その隙間４の分だけ振動しやすく
なり、キャリッジ１に搭載した光学読取機構で読み取る
画像の読取品質が低下するという欠点があった。
【０００３】そこで、図６に示すように、円筒軸受２の
内側に複数のベアリング５を設けて図示しない弾性部材
でベアリング５をガイドシャフト３に密接させ、キャリ
ッジ１が移動するとき、ベアリング５が回転してガイド
シャフト３上を移動し、キャリッジ１が振動する隙間が
できないようにしたものがあった。ところが、この構成
では、ベアリング５を多数使用するため、コスト高とな
る欠点があった。
内側に複数のベアリング５を設けて図示しない弾性部材
でベアリング５をガイドシャフト３に密接させ、キャリ
ッジ１が移動するとき、ベアリング５が回転してガイド
シャフト３上を移動し、キャリッジ１が振動する隙間が
できないようにしたものがあった。ところが、この構成
では、ベアリング５を多数使用するため、コスト高とな
る欠点があった。
【０００４】そこで、コスト高とならないために図５に
示すように、板ばね６に摺動材７を取り付けてこの板ば
ね６をキャリッジ１側に固定し、摺動材７をガイドシャ
フト３に押し当ててキャリッジ１が移動するとき振動す
る隙間ができないようにしたものがあった。
示すように、板ばね６に摺動材７を取り付けてこの板ば
ね６をキャリッジ１側に固定し、摺動材７をガイドシャ
フト３に押し当ててキャリッジ１が移動するとき振動す
る隙間ができないようにしたものがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成で
は、ガイドシャフト３が円筒軸受２の内周面の一方の側
に片当たりするため、円筒軸受２が片摩耗するという欠
点があった。
は、ガイドシャフト３が円筒軸受２の内周面の一方の側
に片当たりするため、円筒軸受２が片摩耗するという欠
点があった。
【０００６】そこで、この発明の目的は、キャリッジが
移動するときの振動を低コストで防止できるとともに、
円筒軸受の内周面が片摩耗しないようにすることにあ
る。
移動するときの振動を低コストで防止できるとともに、
円筒軸受の内周面が片摩耗しないようにすることにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項１に記
載のこの発明は、例えば以下の図示実施例のように、光
学読取機構２５をキャリッジ１３に搭載し、そのキャリ
ッジ１３に円筒軸受１４を固定し、その円筒軸受１４を
貫通するガイドシャフト１２で前記キャリッジ１３を支
持し、そのガイドシャフト１２で案内して前記キャリッ
ジ１３を移動しながら前記光学読取機構２５で原稿２１
上の画像を読み取る画像読取装置において、前記ガイド
シャフト１２の外周に、前記円筒軸受１４の長さＬより
短いピッチｐの螺旋溝１２ａを形成し、その螺旋溝１２
ａ内に前記円筒軸受１４で圧縮する例えばコイル場ね２
３のような弾性部材を挿入してなる、ことを特徴とす
る。
載のこの発明は、例えば以下の図示実施例のように、光
学読取機構２５をキャリッジ１３に搭載し、そのキャリ
ッジ１３に円筒軸受１４を固定し、その円筒軸受１４を
貫通するガイドシャフト１２で前記キャリッジ１３を支
持し、そのガイドシャフト１２で案内して前記キャリッ
ジ１３を移動しながら前記光学読取機構２５で原稿２１
上の画像を読み取る画像読取装置において、前記ガイド
シャフト１２の外周に、前記円筒軸受１４の長さＬより
短いピッチｐの螺旋溝１２ａを形成し、その螺旋溝１２
ａ内に前記円筒軸受１４で圧縮する例えばコイル場ね２
３のような弾性部材を挿入してなる、ことを特徴とす
る。
【０００８】請求項２に記載のこの発明は、例えば以下
の図示実施例のように、請求項１に記載の画像読取装置
において、前記キャリッジ１３を前記ガイドシャフト１
２とガイドレ−ル２２とで支持してなる、ことを特徴と
する。
の図示実施例のように、請求項１に記載の画像読取装置
において、前記キャリッジ１３を前記ガイドシャフト１
２とガイドレ−ル２２とで支持してなる、ことを特徴と
する。
【０００９】また、請求項３に記載のこの発明は、例え
ば以下の図示実施例のように、請求項１に記載の画像読
取装置において、前記軸受１４を、前記キャリッジ１３
の移動方向前後にそれぞれ備えてなる、ことを特徴とす
る。
ば以下の図示実施例のように、請求項１に記載の画像読
取装置において、前記軸受１４を、前記キャリッジ１３
の移動方向前後にそれぞれ備えてなる、ことを特徴とす
る。
【００１０】
【作用】そして、弾性部材が全周にわたって円筒軸受１
４とガイドシャフト１２との間の隙間をなくする。
４とガイドシャフト１２との間の隙間をなくする。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例について説明する。図４は、画像読取装置の全体概略
構成図である。符号１０は、装置本体を示す。装置本体
１０の上面には、原稿ガラス１１を設ける。また、装置
本体１０内には、副走査方向に向けたガイドシャフト１
２を原稿ガラス１１と平行に設ける。そして、そのガイ
ドシャフト１２をキャリッジ１３の移動方向前後に設け
た円筒軸受１４に貫通する。また、装置本体１０内に
は、ガイドレ−ル２２をガイドシャフト１３と平行に設
け、ガイドシャフト１２と、ガイドレ−ル２２の上面と
でキャリッジ１３を支持する。そして、キャリッジ１３
をガイドシャフト１２で案内して副走査方向に移動自在
に支持する。キャリッジ１３内には、原稿ガラス１１面
上の読取位置に向けた光源１５、読取位置からの反射光
を反射するミラ−１６・１７・１８、その反射光を収束
して結像するレンズ１９、その結像を読み取るイメ−ジ
センサ２０よりなる光学読取機構を搭載する。
例について説明する。図４は、画像読取装置の全体概略
構成図である。符号１０は、装置本体を示す。装置本体
１０の上面には、原稿ガラス１１を設ける。また、装置
本体１０内には、副走査方向に向けたガイドシャフト１
２を原稿ガラス１１と平行に設ける。そして、そのガイ
ドシャフト１２をキャリッジ１３の移動方向前後に設け
た円筒軸受１４に貫通する。また、装置本体１０内に
は、ガイドレ−ル２２をガイドシャフト１３と平行に設
け、ガイドシャフト１２と、ガイドレ−ル２２の上面と
でキャリッジ１３を支持する。そして、キャリッジ１３
をガイドシャフト１２で案内して副走査方向に移動自在
に支持する。キャリッジ１３内には、原稿ガラス１１面
上の読取位置に向けた光源１５、読取位置からの反射光
を反射するミラ−１６・１７・１８、その反射光を収束
して結像するレンズ１９、その結像を読み取るイメ−ジ
センサ２０よりなる光学読取機構を搭載する。
【００１２】そして、図示しないモ−タによりキャリッ
ジ１３を、例えばベルトを介して副走査方向に移動す
る。その移動とともに、光学読取機構２５は、光源１５
からの光で原稿ガラス１１上の原稿２１を照射し、その
反射光をミラ−１６・１７・１８で反射してレンズ１９
でイメ−ジセンサ２０に結像して読み取る。
ジ１３を、例えばベルトを介して副走査方向に移動す
る。その移動とともに、光学読取機構２５は、光源１５
からの光で原稿ガラス１１上の原稿２１を照射し、その
反射光をミラ−１６・１７・１８で反射してレンズ１９
でイメ−ジセンサ２０に結像して読み取る。
【００１３】ところで、この発明の画像読取装置では、
下記のように構成する。即ち、また、ガイドシャフト１
２の外周には、図３に示すように、ピッチｐの螺旋溝１
２ａを形成する。この螺旋溝１２ａは、図１に示すよう
に、円筒軸受１４の長さＬより短いピッチｐを有するも
のとしてその螺旋溝１２ａ内にコイルばね２３を、図２
に示すように挿入し、このガイドシャフト１３を円筒軸
受１４に貫通してコイルばね２３を円筒軸受１４の内周
面で圧縮する。尚、前記コイルばね２３の代わりに摺動
性のよいゴム、弾性を有するプラスチックなどを用いて
もよい。
下記のように構成する。即ち、また、ガイドシャフト１
２の外周には、図３に示すように、ピッチｐの螺旋溝１
２ａを形成する。この螺旋溝１２ａは、図１に示すよう
に、円筒軸受１４の長さＬより短いピッチｐを有するも
のとしてその螺旋溝１２ａ内にコイルばね２３を、図２
に示すように挿入し、このガイドシャフト１３を円筒軸
受１４に貫通してコイルばね２３を円筒軸受１４の内周
面で圧縮する。尚、前記コイルばね２３の代わりに摺動
性のよいゴム、弾性を有するプラスチックなどを用いて
もよい。
【００１４】
【発明の効果】従って、この発明によれば、弾性部材が
全周にわたって円筒軸受とガイドシャフトとの間の隙間
をなくするので、キャリッジが移動するときの振動を低
コストで防止できるとともに、円筒軸受の内周面の片摩
耗を防止することができる。
全周にわたって円筒軸受とガイドシャフトとの間の隙間
をなくするので、キャリッジが移動するときの振動を低
コストで防止できるとともに、円筒軸受の内周面の片摩
耗を防止することができる。
【図１】この発明の一実施例である画像読取装置の要部
正面図である。
正面図である。
【図２】その部分側面図である。
【図３】そのガイドシャフトの斜視図である。
【図４】その画像形成装置の全体概略構成図である。
【図５】従来の画像読取装置における円筒軸受付近の一
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図６】従来の画像読取装置における円筒軸受付近の他
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図７】従来の画像読取装置における円筒軸受付近の更
に他例を示す側面図である。
に他例を示す側面図である。
１２ ガイドシャフト １２ａ 螺旋溝 １３ キャリッジ １４ 円筒軸受 ２１ 原稿 ２２ ガイドレ−ル ２３ こいるばね（弾性部材）
Claims (3)
- 【請求項１】 光学読取機構をキャリッジに搭載し、そ
のキャリッジに円筒軸受を固定し、その円筒軸受を貫通
するガイドシャフトで前記キャリッジを支持し、そのガ
イドシャフトで案内して前記キャリッジを移動しながら
前記光学読取機構で原稿上の画像を読み取る画像読取装
置において、前記ガイドシャフトの外周に、前記円筒軸
受の長さより短いピッチの螺旋溝を形成し、その螺旋溝
内に前記円筒軸受で圧縮する弾性部材を挿入してなる、
画像読取装置。 - 【請求項２】 前記キャリッジを前記ガイドシャフトと
ガイドレ−ルとで支持してなる、請求項１に記載の画像
読取装置。 - 【請求項３】 前記軸受を、前記キャリッジの移動方向
前後にそれぞれ備えてなる、請求項１に記載の画像読取
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331390A JPH05145705A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331390A JPH05145705A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05145705A true JPH05145705A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18243162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3331390A Pending JPH05145705A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05145705A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5933406A (en) * | 1994-11-02 | 1999-08-03 | Olympus Optical Co., Ltd. | Linear guide device |
| US6853826B2 (en) | 2001-09-12 | 2005-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Image reader, image forming device, and bearing retaining structure |
| US7804625B2 (en) | 2005-12-27 | 2010-09-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Scanning units and image reading devices |
| US8218204B2 (en) | 2008-11-26 | 2012-07-10 | Kyocera Mita Corporation | Image reading apparatus and image forming apparatus provided with such an image reading apparatus |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3331390A patent/JPH05145705A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5933406A (en) * | 1994-11-02 | 1999-08-03 | Olympus Optical Co., Ltd. | Linear guide device |
| US6853826B2 (en) | 2001-09-12 | 2005-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Image reader, image forming device, and bearing retaining structure |
| US7623813B2 (en) | 2001-09-12 | 2009-11-24 | Ricoh Company, Ltd. | Bearing structure for a drive mechanism including a crimp |
| US7804625B2 (en) | 2005-12-27 | 2010-09-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Scanning units and image reading devices |
| US8218204B2 (en) | 2008-11-26 | 2012-07-10 | Kyocera Mita Corporation | Image reading apparatus and image forming apparatus provided with such an image reading apparatus |
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