JP2001042453A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001042453A
JP2001042453A JP11219308A JP21930899A JP2001042453A JP 2001042453 A JP2001042453 A JP 2001042453A JP 11219308 A JP11219308 A JP 11219308A JP 21930899 A JP21930899 A JP 21930899A JP 2001042453 A JP2001042453 A JP 2001042453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
pulley
rail
vibration
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP11219308A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Hara
栄治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立における作業性を悪化させることなく、
且つ駆動モータへの負荷を増大させず、キャリッジの走
行時に発生する振動を低減し、高品質の読取りが行なえ
る画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 可動プーリ14の外周には、防振部材1
5(プーリと同じく円形)か設けられており、その防振
部材15の上部がレール20の内面20bに当接して、
第2キャリッジ4は摺動部材19を介してレール20の
摺動面20aに押圧される。防振部材15の下部が、レ
ール20の摺動面20aに接しないよう可動プーリ14
の高さを決めている。防振部材15は、弾性体からな
り、可動プーリ14に接着固定されている。防振部材1
5は可動プーリ14と一体となっており、可動プーリ1
4はキャリッジの走行時に回転するので、防振部材15
も同様に回転し、摺動抵抗がなくキャリッジの振動を低
減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動プーリを第2
キャリッジに有し、第1および第2キャリッジがレール
上を副走査方向に移動して原稿の情報を読み取る画像読
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機では、原稿台上に載置さ
れた原稿を下面に配置された走査体を移動させることに
より、当該原稿を走査して読み取る画像読取装置が広く
用いられている。このような画像読取装置では、走査体
を振動させることなく、可能な限り正確且つ滑らかに移
動させることが安定した画像を得るうえで重要である。
そこで、特開平6−67315号記載の原稿走査装置で
は、図5に示すように、当接部材56が付勢体57によ
り案内部材49に押し付けられることにより、案内部材
49を当接部材51、52、56で挟みこみ、キャリッ
ジ41の振動を防止して安定した往復動ができ、結果的
に歪みのない画像読み取りが可能な技術が開示されてい
る。また、図6(A)(B)に示す技術では、板ばね1
6にて保持されたローラ17をレール20に押圧するこ
とで、キャリッジ4の振動を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
6−67315号の技術では、案内部材を上下から当接
部材で摺動することになるため、摺動抵抗が増加し、そ
れにより駆動モータへの負荷も増大してしまう。また、
案内部材(レール)を挟みこむように組付けることは、
極めて作業性が悪化してしまう。また、図6(A)
(B)に示す技術では、単に当接部材をレールに押圧し
ているのではなく、ローラを用いているので、摺動抵抗
が増え駆動モータへの負荷が増大してしまうことは解決
されるが、レールを上下から挟みこむ構造であるので、
組立における作業性が悪化することは避けられない。そ
こで、本発明の目的は、組立における作業性を悪化させ
ることなく、且つ駆動モータへの負荷を増大させず、キ
ャリッジの走行時に発生する振動を低減し、高品質の読
取りが行なえる画像読取装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、副走査方向に移動可能となるよう支持部材に支持さ
れ、所定のレールに沿って移動する第1キャリッジおよ
び第2キャリッジと、この第1キャリッジに一部が固定
されたワイヤと、このワイヤの一部が巻回された駆動プ
ーリと、この駆動プーリから引き出された前記ワイヤに
より前記第1キャリッジおよび第2キャリッジを副走査
方向に移動させるよう配置され前記ワイヤが掛け回され
たアイドラプーリと、第2キャリッジの移動方向に直交
する方向の両端に可動プーリとを備えた画像読取装置に
おいて、前記可動プーリ一部の外周に防振部材を設け、
この防振部材が支持部材に当接することで第2キャリッ
ジを前記レールに付勢して、第2キャリッジの振動を防
止することにより、前記目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記可動プーリの一部の外周に設けられ
る防振部材は、弾性部材からなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1は本
実施の形態に係る画像読取装置の構成を示した図であ
る。原稿ガラス2に置載された原稿1は、光源5により
照射され、その反射光が第1キャリッジ3に保持固定さ
れた第1ミラー6および第2キャリッジ4に保持固定さ
れた第2ミラー7、第3ミラー8にて反射されレンズ9
にて受光素子(CCD)10に結像される。この時、図
示されないモータ、および駆動ワイヤにより図1の左か
ら右に第1キャリッジおよび第2キャリッジが移動して
原稿全体を読み取るようになっている。第1ミラー6を
搭載した第1キャリッジ3と第2、3ミラー7、8を搭
載した第2キャリッジ4は移動速度の比が2:1になっ
ており、原稿1から受光素子10の受光位置までの光路
長が常に一定となるようにになっている。
【0007】図2は、この実施の形態におけるキャリッ
ジの動きを説明する図である。この図に示すように第1
および第2キャリッジ3、4は、ワイヤ13により駆動
される。第1キャリッジ3の移動方向に直交する方向に
設けられた支軸11の両端部に駆動プーリ12がそれぞ
れ設けられ、これら駆動プーリ12にはワイヤ13がそ
れぞれ巻回されている。駆動プーリ12に巻回された各
ワイヤ13の一方は、アイドラプーリ21に張設され、
第1キャリッジ3の移動方向に直交する方向の両端に固
定した後、第2キャリッジ4の移動方向に直交する方向
の両端に設けられた可動プーリ14に張設されている。
その端部は、スプリング(図示しない)を介して台板
(図示しない)等に固定されている。駆動プーリ12に
巻回された各ワイヤ13の他方は、アイドラプーリ22
に張設された後、可動プーリ14に張設され、その端部
はそれぞれ台板(図示しない)等に固定されている。支
軸11は、タイミングプーリ26、27を介して駆動モ
ータ18により回転駆動される。
【0008】図3は、本実施の形態に係る第2キャリッ
ジの詳細を示した図である。可動プーリ14の外周に
は、防振部材15(プーリと同じく円形)か設けられて
おり、その防振部材15の上部がレール(案内部材)2
0の内面20bに当接して、第2キャリッジ4は摺動部
材19を介してレール20の摺動面20aに押圧され
る。防振部材15の下部が、レール20の摺動面20a
に接しないよう可動プーリ14の高さを決めている。防
振部材15は、ゴム・スポンジ・ウレタンフォーム等の
弾性体からなり、可動プーリ14に接着固定されてい
る。この例では、接着固定とするが一体成形されたもの
でもよい。このように、防振部材15は可動プーリ14
と一体となっており、可動プーリ14はキャリッジの走
行時に回転するので、防振部材15も同様に回転し、滑
り摩擦による摺動抵抗がないため、駆動モータに対する
負荷を増大させることなく、走行時に発生するキャリッ
ジの振動を低減することができる。この実施の形態によ
れば、レールを挟みこむことでキャリッジをレール20
に押圧するのではなく、防振部材14の弾性力によりキ
ャリッジをレール20に押圧する構造としているので、
組み立て作業を容易に行うことができる。
【0009】上記例では、レール20の内面20bに防
振部材である弾性部材を当接させているが、図4に示す
ように、レールの内面ではなく、構造体23や外装の内
面(図示しない)に当接させるようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、可動プー
リの一部に設けられた防振部材が構造体に当接し、キャ
リッジがレールに押圧されるので、それによりキャリッ
ジの振動が低減され、高品質の画像の読み取りを行うこ
とができる。請求項2記載の発明によれば、当接部材と
付勢体、または板ばねとローラのように複雑な構成では
なく、可動プーリに弾性部材を設けるだけなので、より
安価に走行時に発生するキャリッジの振動を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像読取装置の構成を示し
た図である。
【図2】本実施の形態におけるキャリッジの動きを説明
する図である。
【図3】本実施の形態に係る第2キャリッジの詳細を示
した図である。
【図4】防振部材である弾性部材を構造体に当接させる
例を示した図である。
【図5】従来技術の原稿走査装置の例を示した図であ
る。
【図6】従来技術の原稿走査装置の振動を防止の例を示
した図である。
【符号の説明】
1 原稿 2 原稿ガラス 5 光源 3 第1キャリッジ 4 第2キャリッジ 10 受光素子(CCD) 13 ワイヤ 12 駆動プーリ 14 可動プーリ 15 防振部材 19 摺動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副走査方向に移動可能となるよう支持部
    材に支持され、所定のレールに沿って移動する第1キャ
    リッジおよび第2キャリッジと、この第1キャリッジに
    一部が固定されたワイヤと、このワイヤの一部が巻回さ
    れた駆動プーリと、この駆動プーリから引き出された前
    記ワイヤにより前記第1キャリッジおよび第2キャリッ
    ジを副走査方向に移動させるよう配置され前記ワイヤが
    掛け回されたアイドラプーリと、第2キャリッジの移動
    方向に直交する方向の両端に可動プーリとを備えた画像
    読取装置において、 前記可動プーリ一部の外周に防振部材を設け、この防振
    部材が支持部材に当接することで第2キャリッジを前記
    レールに付勢して、第2キャリッジの振動を防止するこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記可動プーリの一部の外周に設けられ
    る防振部材は、弾性部材からなることを特徴とする請求
    項1記載の画像読取装置。
JP11219308A 1999-08-02 1999-08-02 画像読取装置 Pending JP2001042453A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107954361A (zh) * 2017-11-15 2018-04-24 南宁晟景工程咨询有限公司 一种手摇式提升机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107954361A (zh) * 2017-11-15 2018-04-24 南宁晟景工程咨询有限公司 一种手摇式提升机
CN107954361B (zh) * 2017-11-15 2019-10-11 南宁晟景工程咨询有限公司 一种手摇式提升机

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