JP2000184141A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2000184141A
JP2000184141A JP10375014A JP37501498A JP2000184141A JP 2000184141 A JP2000184141 A JP 2000184141A JP 10375014 A JP10375014 A JP 10375014A JP 37501498 A JP37501498 A JP 37501498A JP 2000184141 A JP2000184141 A JP 2000184141A
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JP
Japan
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traveling body
differential mechanism
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running body
traveling
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JP10375014A
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Inventor
Takuji Takahashi
卓二 高橋
Tetsuya Hiruma
哲也 蛭間
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の走行体を第1の走行体の1/2の速度
で移動させるためにワイヤとプーリを用いた差動機構に
おいて、作動機構の部品数低減、構造簡略化、駆動力伝
達系の小型簡略化等を実現することができる画像読取り
装置を提供する。 【解決手段】 原稿面に光を照射する光源と、原稿反射
光を所定方向に導く為の光学部品を支持して移動する第
1の走行体15と、光学部品を支持して第1の走行体の
1/2の速度で移動する第2の走行体16と、を備えた
画像読取り装置において、第2の走行体を上記1/2の
速度で差動させるための差動機構を第2の走行体に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置、スキャナ等に用いられる画像読取り装置の改良
に関し、特に光源、ミラーを支持して移動する第1の走
行体と、光学部品を支持して第2の走行体の1/2の速
度で同方向に差動する第2の走行体とを備えた画像読取
り装置において、差動機構を小型、簡素化する等の利点
を備えた画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトガラス等の原稿台上にセット
された原稿の画像面に光源から光を照射することによっ
て得た原稿反射光をミラー等の光学部品を用いて所定方
向に導くための構成を備えた画像読取り装置は、複写機
等の画像形成装置や、スキャナにおいて使用されてい
る。例えば複写機に使用される画像読取り装置は、光源
とミラーを備えて所定方向に走行する第1の走行体と、
ミラーを備えると共に第1の走行体と同方向に所要の速
度で走行する第2の走行体等を備えており、各走行体
(走査ユニット)は画像読取り装置の筐体に設けたガイ
ド部材(ガイドレール)に沿って進退するように構成さ
れると共に、モータからの駆動源によって駆動するプー
リ、ベルト等の駆動力伝達手段からの駆動力によって進
退動作する。第1及び第2の走行体が夫々所要の速度で
安定走行することは画像読取り精度を維持する上で絶対
的に必要な要件であるため、筐体やガイド部材の精度、
筐体に対するガイド部材の取り付け精度等については最
大限な配慮が必要である。また、第2の走行体を第1の
走行体の1/2の速度にて移動させるための差動機構は
装置筐体側に設けられており、この差動機構の精度も画
像読取り精度を確保する上で重要な要素である。上記従
来の差動機構の一例として、図P1に示すように第1の
走行体50と、第2の走行体51とを備え、第1の走行
体の両端部をワイヤ52、53に止着すると共に、第2
の走行体51の両端に設けたプーリ54にワイヤ52、
53を巻付け、更に筐体側に設けた多数のプーリ54に
ワイヤを複雑な配廻し経路を経て巻付ける等して、駆動
モータ55からの駆動力を両走行体50、51に伝達す
るようにしている。この駆動力伝達機構は、動滑車の原
理により差動を実現しており、第2の走行体51は第1
の走行体50の1/2の速度にて進退することができ
る。しかし、従来の差動機構は、図示した構造からも明
らかなように、部品点数が多く、ワイヤが長尺化し、構
造が複雑大型化するばかりでなく、ワイヤ等の駆動力伝
達系の配廻しに多くの手間と時間がかかるという欠点が
あった。更に、他の差動機構として、ベルトにより各走
行体を駆動するタイプがあり、このタイプにあっては、
ベルトを駆動するギヤ比を1/2とすることにより差動
を実現していた。しかし、このタイプの差動機構にあっ
ては、ギヤのギヤ山とベルトとの噛合部のガタに起因し
てベルト駆動時に差動機構全体に振動が発生したり、更
に各ギヤについての外径精度のバラツキが累積して走査
精度を悪化させる等の不具合が発生する。従って、ワイ
ヤとプーリを用いた駆動力伝達機構、差動機構の方が、
部品公差に起因した走査精度の悪化を防止するという点
では優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、第2の走行体を第1の走行体の1/2の速
度で移動させるためにワイヤ(ベルト)とプーリを用い
た差動機構において、差動機構の部品数低減、構造簡略
化、駆動力伝達系の小型簡略化等を実現することができ
る画像読取り装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿面に光を照射する光源と、
原稿反射光を所定方向に導く為の光学部品を支持して移
動する第1の走行体と、光学部品を支持して第1の走行
体の1/2の速度で移動する第2の走行体と、を備えた
画像読取り装置において、第2の走行体を上記1/2の
速度で差動させるための差動機構を第2の走行体に設け
たことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1にお
いて上記差動機構をループ状伝達部材により構成したこ
とを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記ループ状伝達部材の一部を第1の走行体に
固定し、他の部位を装置筐体により固定したことを特徴
とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例によって詳細に説明する。図1は本発明の一形態例と
しての画像読取り装置の筐体内部の斜視図であり、図2
はその要部斜視図、図3は駆動力伝達機構の一例の説明
図、図4は差動機構の一例の略図である。図1は上面に
位置するコンタクトガラスその他の部品類を図示省略
し、本発明と関わりのある部分だけを図示してある。即
ち、符号1は上面が開口した箱形の筐体であり、筐体1
の側壁2〜5のうち対向し合う2つの側壁2、3の内側
面にはガイド部材10、11が配置されており、この両
ガイド部材10、11によって第1走行体15、及び第
2の走行体16の各両端部が夫々矢印で示す走査方向に
進退可能に支持されている。符号17は結像用レンズを
含んだ画像読取りユニットである。第1走行体15は、
光源18と、ミラー19、反射板20等の光学部品をキ
ャリッジ21上に搭載した状態で進退する。第2走行体
16はミラー22等の光学部品をキャリッジ23上に搭
載した状態で第1走行体とは別個に進退する。一方のガ
イド部材10は例えばリニアボール転がりスライドレー
ルであり、側壁3に対して直接、又はホルダ50を介し
て固定される。両走行体15、16を構成するキャリッ
ジ21、23の一端部はいずれもこのガイド部材10に
よって進退可能に支持されている。また、両走行体1
5、16を構成するキャリッジ21、23の他端部は側
壁2に固定されたスライドレールとしてのガイド部材1
1によって進退可能に支持されている。
【0006】図2、図3に示すように側壁3にはプーリ
31、32が回転自在に支持されており、これらプーリ
31、32にはベルト、或はワイヤ(駆動伝達部材)3
0がエンドレスに張設されている。例えばいずれかのプ
ーリをモータによって駆動することによりベルトが正逆
両方向に走行する。第1の走行体15のキャリッジ21
の一端はこのベルト30の適所に固定されることによ
り、ベルト30の移動によって第1の走行体15はベル
ト30と同じ速度で進退移動する。図4(a) 及び(b) は
第1の走行体15の移動速度Vに対して、第2の走行体
16をV/2の移動速度で移動させる為の差動機構の一
例の略図を示しており、筐体2の側壁3により支持され
たプーリ31、32によりエンドレスに張設されたベル
ト30の下側走行部には第1走行体15のキャリッジ2
1の一端が固定されている為、第1走行体15はベルト
30の走行速度によって進退する。
【0007】次に、第2走行体16のキャリッジ23の
一端部は走査方向に長尺でありその両端部にはプーリ3
1、32と同径のプーリ40、41が回転自在に軸支さ
れている。つまり、全てのプーリ31、32、40、4
1は、同径である。更に、両プーリ40、41にはベル
ト、ワイヤ等の差動部材42がエンドレスに張設されて
いる。更に、この差動部材42の適所(上側走行部)に
は第1走行体15のキャリッジ21が固定されるととも
に、該キャリッジ21の固定位置と対向する下側の差動
部材部分には筐体から延びる固定部材45が固定されて
いる。つまり、第2走行体16は動滑車の原理により、
ベルト30を駆動した時に、第1走行体15の移動速度
Vの1/2の速度で同方向へ進退移動することとなる。
このように本発明では、第2の走行体16のキャリッジ
23に差動機構を構成するプーリ40、41、差動部材
42を組み込んだので、部品点数の削減、構成の簡略
化、差動部材(ベルト、ワイヤ)42の配廻し作業の簡
素化を実現できる。
【0008】更に、差動機構をベルト、ワイヤ等のエン
ドレスの長尺体、即ちループ状伝達部材にて構成するこ
とにより、第2の走行体16に対する差動機構の取り付
け作業が容易化し、第2の走行体を筐体1に取り付ける
作業が容易化する。更に、画像読取り装置における駆動
系の構成を簡略化することができる。また、上記ループ
状伝達部材(差動部材)42の一部を第1の走行体15
に固定する一方で、該一部と対向する他の一部を装置筐
体によって固定するように構成したことにより動滑車の
原理によって第1の走行体に移動速度の1/2の速度で
第2の走行体を進退移動させることが可能となる。更
に、ループ状伝達部材を筐体にクランプさせることによ
り、第2の走行体16のみならず第1の走行体15の振
動も緩和される。この結果、読取り画質を向上すること
ができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2の走
行体を第1の走行体の1/2の速度で移動させるために
ワイヤとプーリを用いた差動機構において、差動機構の
部品数低減、構造簡略化、駆動力伝達系の小型簡略化等
を実現することができる画像読取り装置を提供すること
ができる。即ち、請求項1の発明は、原稿面に光を照射
する光源と、原稿反射光を所定方向に導く為の光学部品
を支持して移動する第1の走行体と、光学部品を支持し
て第1の走行体の1/2の速度で移動する第2の走行体
と、を備えた画像読取り装置において、第2の走行体を
上記1/2の速度で差動させるための差動機構を第2の
走行体に設けた。このため、部品点数の削減、構成の簡
略化、差動部材(ベルト、ワイヤ)の配廻し作業の簡素
化を実現できる。請求項2の発明は、上記差動機構をベ
ルト、ワイヤ等のエンドレスの長尺体、即ちループ状伝
達部材により構成した。このため、第2の走行体に対す
る差動機構の取り付け作業が容易化し、第2の走行体を
筐体に取り付ける作業が容易化する。更に、画像読取り
装置における駆動系の構成を簡略化することができる。
請求項3の発明は、上記ループ状伝達部材の一部を第1
の走行体に固定し、他の部位を装置筐体により固定した
ことにより動滑車の原理によって第1の走行体に移動速
度の1/2の速度で第2の走行体を進退移動させること
が可能となる。更に、ループ状伝達部材を筐体にクラン
プさせることにより、第2の走行体のみならず第1の走
行体の振動も緩和される。この結果、読取り画質を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例としての画像読取り装置の筐
体内部の斜視図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】駆動力伝達機構の一例の説明図。
【図4】(a) 及び(b) は差動機構の一例の略図及び要部
説明図。
【図5】(a) 及び(b) は第1の走行体の構成を示す正面
図、及び側面図。
【図6】第2の走行体の側面図。
【図7】従来例の説明図。
【符号の説明】 1 筐体、2〜5 側壁、10、11 ガイド部材、1
5 第1走行体、16第2の走行体、17 画像読取り
ユニット、18 光源、19 ミラー(光学部品)、2
0 反射板(光学部品)、21 キャリッジ、22 ミ
ラー(光学部品)、23 キャリッジ、30 駆動伝達
部材、31、32 プーリ、40、41 プーリ、42
差動部材、45 固定部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿面に光を照射する光源と、原稿反射
    光を所定方向に導く為の光学部品を支持して移動する第
    1の走行体と、光学部品を支持して第1の走行体の1/
    2の速度で移動する第2の走行体と、を備えた画像読取
    り装置において、 第2の走行体を上記1/2の速度で差動させるための差
    動機構を第2の走行体に設けたことを特徴とする画像読
    取り装置。
  2. 【請求項2】 上記差動機構をループ状伝達部材により
    構成したことを特徴とする請求項1記載の画像読取り装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ループ状伝達部材の一部を第1の走
    行体に固定し、他の部位を装置筐体に固定したことを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像読取り装置。
JP10375014A 1998-12-10 1998-12-10 画像読取り装置 Pending JP2000184141A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6836633B2 (en) 2001-04-27 2004-12-28 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device and image forming apparatus including the optical scanning device
JP2010124019A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Kyocera Mita Corp 画像読み取り装置及びこれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6836633B2 (en) 2001-04-27 2004-12-28 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device and image forming apparatus including the optical scanning device
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