JP2598030Y2 - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

Info

Publication number
JP2598030Y2
JP2598030Y2 JP1992038889U JP3888992U JP2598030Y2 JP 2598030 Y2 JP2598030 Y2 JP 2598030Y2 JP 1992038889 U JP1992038889 U JP 1992038889U JP 3888992 U JP3888992 U JP 3888992U JP 2598030 Y2 JP2598030 Y2 JP 2598030Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
pair
light
emitting unit
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992038889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0593162U (ja
Inventor
隆 綾部
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP1992038889U priority Critical patent/JP2598030Y2/ja
Publication of JPH0593162U publication Critical patent/JPH0593162U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598030Y2 publication Critical patent/JP2598030Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、原稿を照射する光源を
有する発光ユニットとセンサ部に光を受光させるミラー
ユニットとを同時に移動走査させる原稿固定型の光学読
取装置に関し、特に発光ユニットとミラーユニットとを
駆動させる駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の光学読取り装置において
は、発光ユニットとミラーユニットとの移動走査の速度
比を2:1の固定比率で駆動することにより、光源から
センサ部までの光路長を一定に保っている。そして、そ
の固定比率で駆動させるために、従来の光学的読取装置
における移動走査の駆動機構は、駆動源のモータの回転
を固定比率と同率の変速率を有する2系列の減速歯車列
に分岐させ、一方で発光ユニットを駆動させ、他方でミ
ラーユニットを駆動させ、これにより発光ユニットとミ
ラーユニットとを固定比率で同期させて同時に移動走査
させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上記した従
来の2系列の減速歯車列に分岐させて発光ユニットとミ
ラーユニットとを移動させる方法では、それぞれの系列
の減速歯車列のバックラッシに相違が生じるために、発
光ユニットとミラーユニットとが固定比率で同期せず
に、このために光路長の変動が大きく読取りが安定しな
いといった欠点があった。また、2系列の減速歯車列に
分岐させるために、歯車の数が増加して、装置が大型化
するといった問題もあった。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の欠点あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、光路長の変動を低減して読取りを
安定させかつ小型化を図った光学読取装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る光学読取装置は、原稿を照射する光源
と原稿からの光を反射するミラーとからなる発光ユニッ
トと、この発光ユニットからの光を反射するミラーユニ
ットと、このミラーユニットから反射した光を受光して
光学的信号に変換するセンサ部と、前記発光ユニットと
ミラーユニットとの移動走査をガイドするガイド部とか
らなり、前記発光ユニットとミラーユニットとを相対的
に固定比率の速度で移動走査する光学読取装置におい
て、移動走査の駆動源となるモータと、このモータの回
転が伝達され同軸上に軸支される一体形成された上下一
対のギヤと、これらギヤとそれぞれ噛合し同軸上に個別
に軸支され前記ギヤと前記固定比率を形成する一対のプ
ーリギヤと、これら一対のプーリギヤとそれぞれ一体回
転する一対のプーリと、これら一対のプーリのそれぞれ
に調節されると共にそれぞれが前記発光ユニットとミラ
ーユニットに固着された一対の移動ベルトとを備えたも
のである。
【0006】
【作用】本考案によれば、一対のギヤおよび一対のプー
リギヤとがそれぞれ同軸上に軸支されるので、ギヤの平
面方向に装置が大型化することがない。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る光学読取装置の平面図、図2
は同じく駆動部の拡大平面図、図3は図2のIII-III 線
断面図、図4は図2のIV-IV 線断面図である。これらの
図において、符号2は光学読取装置の本体、3は共用の
ガイドシャフト、4aおよび4b(4bは図示を省略)
は紙面手前と奥方にそれぞれ配設された後述する発光ユ
ニット6およびミラーユニット7をガイドするガイドシ
ャフト、5は光電変換素子からなるセンサ部5aと集束
レンズ5bとを有し本体2に固定された受光ユニットで
ある。
【0008】発光ユニット6には、図示を省略してある
が、原稿面を照射するLEDと原稿面からの反射光を入
射する第1のミラーとが備えられ、一側面に前記共用の
ガイドシャフト3上に載置されたローラ6aが回転自在
に支持され、他側面には、前記ガイドシャフト4aによ
りガイドされる支持部材6bが取付けられている。ミラ
ーユニット7には、前記発光ユニット6の第1のミラー
からの反射光が入射し前記集束レンズ5bを通過させて
センサ部5aに受光させる図示を省略した第2、第3の
ミラーが備えられ、一側面に前記共用のガイドシャフト
3上に載置されたローラ7aが回転自在に支持され、他
側面には、前記ガイドシャフト4bによりガイドされる
支持部材7bが取付けられている。
【0009】前記支持部材6bは、本体2の一側方に相
対向するようにして回転自在に支持された駆動プーリ1
0aと従動プーリ11に張設された移動ベルト12aに
固着され、移動ベルト12aの移動と一体的にガイドシ
ャフト4aを移動する。同様に、前記支持部材7bは、
駆動プーリ10aの下方に配設された駆動プーリ10b
と従動プーリ11に張設された移動ベルト12bに固着
され、移動ベルト12bの移動と一体的にガイドシャフ
ト4bを移動する。
【0010】15はモータ17を駆動源として前記一対
の駆動プーリ10a、10bを相対的に固定比率2:1
で変速して駆動する駆動ユニットである。この駆動ユニ
ット15は、本体2にリング16aを介して取付けられ
た取付板16を備えている。取付板16には、モータ1
7が取付けられ、モータギヤ17aの回転を減速する減
速ギヤ列を構成する6個のギヤ18、19、20、2
1、22および23が回転自在に支持されている。
【0011】最終ギヤ23を構成する大径ギヤ23aと
小径ギヤ23bには、それぞれプーリギヤ24aと24
bが歯合している。これら一対のプーリギヤ24aと2
4bはシャフト25に同軸上でかつ個別に回転自在に支
持されており、ギヤ24aと前記駆動プーリ1aとが
一体化され、ギヤ24bと駆動プーリ1bとが一体化
されている。そして、24a、24bへの回転伝達比率
が2:1となるように23a、24aおよび23b、2
4bの歯数が決められている。
【0012】換言すれば、モータ17からの回転はシャ
フト25の同軸上で、回転比率が2:1の固定比率で一
対のプーリギヤ24aと24bとに伝達され、一対の駆
動プーリ10aと10bも2:1の比率で回転する。し
たがって、これら駆動プーリ10aと10bのそれぞれ
に張設された移動ベルト12aと12bも、モータ17
の回転にともなって2:1の比率で移動し、発光ユニッ
ト6とミラーユニット7とは、2:1の比率で共に図1
中左右方向に搬送され、原稿面を走査する。
【0013】このように、モータ17の回転を減速ギヤ
列の最終のギヤ23と同軸上に個別に回転自在に支持し
た一対のギヤ24aと24bとで回転比率を変えたの
で、一対の駆動プーリ10aと10bとを駆動させる駆
動経路が同一となり、このため、駆動経路が簡素化され
ると共に、バックラッシによる駆動プーリ10aと10
bとの相対的な回転のズレを防止できるので、発光ユニ
ット6からミラーユニット7を経由した受光ユニット5
への光路長に変動が少なく、安定した読取りが可能とな
る。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、発
光ユニットとミラーユニットとの移動走査の駆動源とな
るモータと、このモータの回転が伝達され同軸上に軸支
される一体形成された上下一対のギヤと、これらギヤと
それぞれ噛合し同軸上に個別に軸支され前記ギヤと前記
固定比率を形成する一対のプーリギヤと、これら一対の
プーリギヤとそれぞれ一体回転する一対のプーリと、こ
れら一対のプーリのそれぞれに調節されると共にそれぞ
れが前記発光ユニットとミラーユニットに固着された一
対の移動ベルトとを備えて発光ユニットとミラーユニッ
トとを相対的に固定比率で移動させるようにし、モータ
から一対のプーリまでの駆動経路を同一としたことによ
り、バックラッシによる一対の駆動プーリの相対的な回
転のズレを防止できるので、発光ユニットからミラーユ
ニットを経由したセンサ部への光路長の変動が低減され
て安定した読取りが可能となる。また、一対のギヤおよ
び一対のプーリギヤをぞれぞれ同一軸上に軸支したこと
により、ギヤの径方向の収納空間が拡がることがなくギ
ヤの厚み方向のデッドスペースを利用できるので、装置
の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光学読取装置の平面図である。
【図2】本考案に係る光学読取装置における駆動部を示
す要部平面図である。
【図3】図2のIII-III線断面図である。
【図4】図2のIV-IV線断面図である。
【符号の説明】
5 センサ部 6 発光ユニット 7 ミラーユニット 10a 駆動プーリ 10b 駆動プーリ 12a 移動ベルト 12b 移動ベルト 17 モータ 24a ギヤ 24b ギヤ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照射する光源と原稿からの光を反
    射するミラーとからなる発光ユニットと、この発光ユニ
    ットからの光を反射するミラーユニットと、このミラー
    ユニットから反射した光を受光して光学的信号に変換す
    るセンサ部と、前記発光ユニットとミラーユニットとの
    移動走査をガイドするガイド部とからなり、前記発光ユ
    ニットとミラーユニットとを相対的に固定比率の速度で
    移動走査する光学読取装置において、移動走査の駆動源
    となるモータと、このモータの回転が伝達され同軸上に
    軸支される一体形成された上下一対のギヤと、これらギ
    ヤとそれぞれ噛合し同軸上に個別に軸支され前記ギヤと
    前記固定比率を形成する一対のプーリギヤと、これら一
    対のプーリギヤとそれぞれ一体回転する一対のプーリ
    と、これら一対のプーリのそれぞれに調節されると共に
    それぞれが前記発光ユニットとミラーユニットに固着さ
    れた一対の移動ベルトとを備えたことを特徴とする光学
    読取装置。
JP1992038889U 1992-05-15 1992-05-15 光学読取装置 Expired - Lifetime JP2598030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992038889U JP2598030Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 光学読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992038889U JP2598030Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 光学読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0593162U JPH0593162U (ja) 1993-12-17
JP2598030Y2 true JP2598030Y2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=12537778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992038889U Expired - Lifetime JP2598030Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 光学読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598030Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4396651B2 (ja) 2006-02-27 2010-01-13 ブラザー工業株式会社 画像読取装置で用いられる駆動装置、及び、画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0593162U (ja) 1993-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3302746B2 (ja) 走行体駆動装置
US5717503A (en) Actuating mechanism for optical scanner
JP2598030Y2 (ja) 光学読取装置
US6134978A (en) Transmission mechanism for a scanner
US5816969A (en) Driving apparatus for a flatbed scanner
US6081363A (en) Optical length adjusting device
US5724173A (en) Optical scanning device
JP3385178B2 (ja) スキャナ装置
JP2761732B2 (ja) 変倍光学装置
US5959745A (en) Transmission mechanism for an image information reading apparatus
CN2241358Y (zh) 平台式光学图像读取装置
JPH04248536A (ja) 光学ユニットの往復駆動装置
JPH03135161A (ja) 光学読取装置
US4854672A (en) Optical system for copier
JP2755629B2 (ja) 画像情報読み取り装置
JP2989404B2 (ja) 差動プリー変速機構
JP2000250146A (ja) 画像読取装置
JPH0630201A (ja) 画像読取装置
JP3113505B2 (ja) 原稿固定型の両面画像読取装置
JPH06289502A (ja) 光学系駆動装置
JP2716801B2 (ja) 走行体駆動装置
JP2611023B2 (ja) 光学系駆動装置
JPH06250292A (ja) 走査装置
JP2000184141A (ja) 画像読取り装置
JP2000253214A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 16