JP2000078363A - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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JP2000078363A
JP2000078363A JP10256037A JP25603798A JP2000078363A JP 2000078363 A JP2000078363 A JP 2000078363A JP 10256037 A JP10256037 A JP 10256037A JP 25603798 A JP25603798 A JP 25603798A JP 2000078363 A JP2000078363 A JP 2000078363A
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pulley
mirror
mirror base
wire
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Toshihiko Kudo
俊彦 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した走査性能を可能とした信頼性に優れ
た走査装置を提供する。 【解決手段】 第1ミラー台1の端部1bに係止固定さ
れた駆動ワイヤー20の一方は第2ミラー台4に回動自
在に保持された第2ミラープーリー4cに卷回されてU
ターンし、その末端部20aは装置本体に固定され、駆
動ワイヤー20のもう一方は、下方に傾斜させるように
配置されたV字状の溝を有するガイドプーリー24aの
上面に巻回され、さらに傾斜角を大きくしながらプーリ
ー16に巻回された後、ワイヤードラム10に数回巻き
付けられた後、プーリー14から上方に傾斜しながら、
第2ミラープーリー4cに順次巻回され、その末端部は
テンション調整バネ22を介して固定部22aで本体に
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を走査し
て画像を読み取るための走査装置に関するものであり、
例えば、複写機やイメージリーダー等に適用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の走査装置(原稿走査
装置)は、たとえば、複写機やイメージリーダー等に適
用されている。
【0003】すなわち、原稿を照明して、その反射光を
撮像レンズ等の光学系を介して、光電変換素子に導いて
画像信号を送る画像読取装置(複写機やイメージリーダ
ー等)、あるいは原稿を照明して、その反射光を撮像レ
ンズ等の光学系を介して、感光体に導いて静電潜像を形
成する画像形成装置(複写機)等に走査装置は適用され
る。
【0004】つまり、走査装置は、原稿面の前面に光を
照射し、その反射光を導くために、これらの画像読取装
置あるいは画像形成装置に組み込まれるものである。
【0005】このような走査装置には、原稿を載せた原
稿台を移動させる原稿移動型原稿走査装置と、原稿は移
動させず、照明部材や他の光学系を移動させる光学系移
動型原稿走査装置が存在するが、本発明は、光学系移動
型原稿走査装置に関するものであり、以下、図5および
図6を参照して、従来技術に係る光学系移動型原稿走査
装置について説明する。
【0006】図5および図6は従来技術に係る走査装置
(光学系移動型原稿走査装置)の概略構成図であり、図
5は斜視図を示し、図6は断面図を示す。
【0007】原稿台ガラス30上に載せられた原稿31
を照明する照明部材1dを保持し、原稿31からの反射
光像を変向する第1ミラー1aを有する第1の移動体
(第1走査体)である第1ミラー台1と、第1ミラー1
aにより変向された光像を更に所定位置(光電変換素子
あるいは感光体(図示せず))に導くべく変向する第2
ミラー4a,第3ミラー4bを有する第2の移動体(第
2走査体)である第2ミラー台4とが1対1/2の速度
比で走行するものである。
【0008】そして、この速度比とすることにより撮像
レンズまでの光路長を一定となるようにしている。
【0009】第1ミラー台1および第2ミラー台4は、
それぞれ第1ミラー台スライド脚102,103に設け
られたスライダー102a,102b,103a,10
3b、第2ミラー台スライド脚105,106に設けら
れたスライダー105a,105b,106a,106
bを介して、レール7,8に図6中左右方向に往復摺動
移動可能に載っている。
【0010】第1ミラー台1の両端1b,1cにはそれ
ぞれ一対の駆動ワイヤー20,21が係止されている。
【0011】第1ミラー台1の端部1bに係止された駆
動ワイヤー20の一方は第2ミラー台4に回動自在に保
持された第2ミラープーリー4cに巻回されてUターン
し、その末端部20aは装置本体に固定されている。
【0012】また、第1ミラー台1の端部1bに係止さ
れた駆動ワイヤー20のもう一方は図6中下方に傾斜さ
せるように配置されたプーリー16を介しワイヤードラ
ム10に数回巻き付けられた後、本体に回転自在に保持
されたプーリー14から上方に傾斜しながら前記第2ミ
ラープーリー4cに順次巻回され、その末端部はテンシ
ョン調整バネ22を介して固定部22aで本体に固定さ
れている。
【0013】このように駆動ワイヤー20が一部山形に
引き回されることにより、第1ミラー台1、第2ミラー
台4はレール7に押し付けられ往復運動時の上下振動を
抑えるようになっている。
【0014】尚、第2ミラープーリー4cに対する前記
2つの巻回しは、第2ミラー台4を引張る方向が逆方向
になっている。
【0015】第1ミラー台1のもう一方の端部1cに係
止された駆動ワイヤー21も全く同様(図中対称)であ
る。
【0016】前記駆動のワイヤー20,21を巻き付け
るワイヤードラム10,11は本体に回転自在に保持さ
れた駆動軸9に固定されており、駆動軸9と一体となっ
て回転する。
【0017】駆動軸9はモーター13に対し、ギアやベ
ルト12等で連結され回転駆動力を与えられる。
【0018】なお、駆動ワイヤー20,21はワイヤー
ドラム10,11との巻き付け部において相互の位置ズ
レを防止する係合手段を有している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0020】上述した従来技術の構成の場合には、第1
ミラー台と第2ミラー台の走行性を安定させるためスラ
イド脚の長さを大きくしてスライダーの走査方向に対す
る間隔を大きくとろうとすると、第1ミラー台に関して
は、その重心位置がスライダー間の中心近傍に配するこ
とが容易であるが、第2ミラー台では、図6中左方向に
は本体の枠体が接近しているため、スライド脚を伸ばせ
るのは第1ミラー台側にしか伸ばすことしかできない。
【0021】したがって、そのようにすると、第2ミラ
ー台の重心が走査方向後方に偏ってしまうことになり、
安定性が悪くなり、例えば走査開始時の衝撃によって、
重心から遠いスライダー側が浮き上がったり、スライド
脚が弓なりに振動して第1ミラー台の一部に接触した
り、第2・第3ミラー台の光軸が変化するなどの欠点が
あった。
【0022】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、安定
した走査性能を可能とした信頼性に優れた走査装置を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、原稿上を走査しながら原稿画像の
画像光を得る第1走査体と、該第1走査体により得られ
た画像光を光路長を一定に保ちながら所定位置まで導く
第2走査体と、前記第1走査体に固定されるワイヤと、
前記第2走査体に設けられて前記ワイヤが巻回されるプ
ーリーと、前記ワイヤを巻き取り駆動して各走査体を移
動走査させる駆動手段と、を備えた走査装置において、
前記プーリーは、前記第2走査体の走査方向の先端付近
および後端付近にそれぞれ配置されることを特徴とす
る。
【0024】したがって、第2走査体は、走査方向の先
端付近および後端付近それぞれに設けられたプーリーに
ワイヤが巻回されて走査されるため、安定性が向上す
る。
【0025】前記第2走査体は、装置本体上に設けられ
たレール上をスライドするスライド部材を有すると共
に、該スライド部材の走査方向の先端付近および後端付
近に前記プーリーがそれぞれ配置されるとよい。
【0026】したがって、スライド部材を長くした場合
でも、スライド部材の走査方向の先端付近および後端付
近に設けられたプーリーにワイヤが巻回されて走査され
るため、安定性が向上する。
【0027】前記第1走査体および第2走査体は、いず
れも装置本体上に設けられたレール上をスライドするス
ライド部材を有するとよい。
【0028】前記プーリーは第1走査体の移動領域より
も幅方向の外側に配置されると共に、第2走査体本体と
プーリーとを連結する連結部材は、第1走査体に設けら
れたスライド部材が出入りするトンネル部が形成される
とよい。
【0029】したがって、トンネル部が形成されること
で、第1走査体に設けられたスライド部材を長くするこ
とができ、第1走査体の安定性が向上する。
【0030】前記第1走査体は第2走査体の設けられた
スライド部材上をスライド可能に配置されるとよい。
【0031】前記第1走査体は、該第1走査体に固定さ
れたワイヤにより、装置本体方向に押し付けられるとよ
い。
【0032】したがって、第1走査体の浮きが防止され
る。
【0033】前記第2走査体は、前記プーリーに巻回さ
れたワイヤにより、装置本体方向に押し付けられるとよ
い。
【0034】したがって、第2走査体の浮きが防止され
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0036】なお、本発明の実施の形態に係る走査装置
は、上述したように、複写機やイメージリーダーなどの
画像読取装置あるいは画像形成装置に適用されるもので
あるが、これら画像読取装置や画像形成装置については
公知技術であるので、その説明は省略する。
【0037】(第1の実施の形態)図1および図2を参
照して、本発明の第1の実施の形態に係る走査装置につ
いて説明する。
【0038】なお、基本的な構成は上述した、図5およ
び図6を参照して説明した従来技術の構成と同一である
ので、同一の構成部分については同一の符号を付して説
明する。
【0039】図1および図2は本発明の第1の実施の形
態に係る走査装置の概略構成図であり、図1は斜視図を
示し、図2は断面図を示す。
【0040】図中、1は原稿台ガラスに載せられた原稿
を照明する照明部材1dを保持し、原稿からの反射光像
(原稿画像の画像光)を変向する第1ミラー1aを有す
る第1の移動体(第1走査体)である第1ミラー台であ
る。
【0041】4は第1ミラー1aにより変向された光像
を更に所定位置(光電変換素子あるいは感光体(図示せ
ず))に導くべく変向する第2ミラー4a、第3ミラー
4bを有する第2の移動体(第2走査体)である第2ミ
ラー台である。
【0042】第1ミラー台1には、長手方向の両端(走
査方向と垂直な方向(幅方向)の両端)に、それぞれ、
スライド脚2およびスライド脚3が設けられており、ス
ライド脚2にはスライダー2a,2bが、また同じくス
ライド脚3にはスライダー3a,3bが、各スライド脚
の両端(走査方向の先端および後端)付近に配置してあ
る。
【0043】また、同様に、第2ミラー台4には、長手
方向の両端(走査方向と垂直な方向(幅方向)の両端)
に、それぞれ、スライド脚5およびスライド脚6が設け
られており、スライド脚5にはスライダー5a,5b
が、また同じくスライド脚6にはスライダー6a,6b
が、各スライド脚の両端(走査方向の先端および後端)
付近に配置してある。
【0044】さらに、第2ミラー台4には、第2ミラー
台4のスライド脚5,6のスライダー5a,6aの近傍
に一対のガイドプーリー24a,24bが回転自在に保
持されている。
【0045】第1ミラー台1のスライド脚2,3の両端
部は、スライダー2a,2bと3a,3bの間隔を広げ
るため、第2ミラー台4と第2ミラープーリー4c,4
dおよびガイドプーリー24a,24bを接続する連結
部材としてのアーチ部4e,4f,4g,4hに入り込
めるようにしてある。
【0046】すなわち、アーチ部4e,4f,4g,4
hは、スライド脚2,3が出入り可能となるようにトン
ネル部を形成させたことで、スライド脚2,3を長くし
て安定性を向上させることができる。
【0047】この状態で第1ミラー台1と第2ミラー台
4は、本体に設けられたレール7,8の上を走査動作が
行なえるよう往復移動可能に載っている。
【0048】第1ミラー台1の両端部1b,1cにはそ
れぞれ一対の駆動ワイヤー20,21が係止固定されて
いる。
【0049】第1ミラー台1の端部1bに係止固定され
た駆動ワイヤー20の一方は第2ミラー台4に回動自在
に保持された第2ミラープーリー4cに卷回されてUタ
ーンし、その末端部20aは装置本体に固定されてい
る。
【0050】第1ミラー台1の端部1bの両側(走査方
向における先端および後端)付近に第2ミラープーリ4
cとガイドプーリー24aを配することにより、第1ミ
ラー台1の端部1bに係止された駆動ワイヤー20のも
う一方は、図2中下方に傾斜させるように配置されたV
字状の溝を有するガイドプーリー24aの上面に巻回さ
れ、さらに傾斜角を大きくしながらプーリー16に巻回
された後、ワイヤードラム10に数回巻き付けられた
後、本体に回転自在に保持されたプーリー14から上方
に傾斜しながら、前記第2ミラープーリー4cに順次巻
回され、その末端部はテンション調整バネ22を介して
固定部22aで本体に固定されている。
【0051】このように、駆動ワイヤー20が一部2段
階山形に引き回されることにより第1ミラー台1および
第2ミラー台4はレール7に向かって押し付けられ往復
運動時の上下振動をおさえるようになっている。
【0052】尚、第2ミラープーリー4cに対する前記
2つの卷回しは、第2ミラー台4を引張る方向が逆方向
になっている。
【0053】第1ミラー台1のもう一方の端部1cに係
止固定された駆動ワイヤー21も全く同様(図中対称)
である。
【0054】前記駆動ワイヤー20,21を巻きつける
ワイヤードラム10,11は本体に回転自在に保持され
た駆動軸9に固定されており、駆動軸9と一体となって
回転する(駆動軸9,ワイヤードラム10,11などに
より駆動手段を構成する)。
【0055】駆動軸9はモーター13に対しギアやベル
ト12等で連結され回転駆動力を与えられる。
【0056】なお、駆動ワイヤー20,21はワイヤー
ドラム10,11との巻き付け部において相互の位置ズ
レを防止する係合手段を有している。
【0057】このように構成された原稿走査装置が組み
込まれた画像形成装置や画像形成装置(不図示)が原稿
の読み取りを開始すると、駆動信号がモーター13に加
えられ、モーター13はベルト12を介し駆動軸9とワ
イヤードラム10,11を回転させ駆動ワイヤー20,
21を巻き込むことにより、第1ミラー台1と第2ミラ
ー台4を図2中右の方に移動させる。
【0058】この時、第1ミラー台1と第2ミラー台4
は1対1/2の速度比で走行し、第1ミラー台1に内含
された照明部材1dにより照明された原稿の反射光像
(画像光)をレンズ(不図示)を介して所定位置(光電
変換素子や感光体)に導いて像を読み込んだりあるいは
像を形成する。
【0059】その後、原稿長に対応した所定の距離を走
査した後に、モーター13に逆転の制御が行なわれて、
第1ミラー台1と第2ミラー台4は初期の位置に戻り、
停止して、次の走査動作に備えることで一連の原稿走査
動作が完了する。
【0060】以上のように、第2ミラー台4のスライド
脚5,6のスライダー5a,6aが設置された先端部
は、2段階の山形形状に張られた駆動ワイヤー20,2
1によりガイドプーリー24a,24bを介してレール
7,8に押し付けられ、スライダー5a,6aの浮きを
防止する効果がある。
【0061】また、スライド脚5,6の先端部が駆動軸
9の長手方向に振動しようとしてもガイドプーリー24
a,24bの溝に巻回された駆動ワイヤー20,21の
張力により振動が抑えられる効果がある。
【0062】したがって、第2ミラー台4のスライド脚
5,6を長く伸ばして例え重心が偏ったとしても、走査
方向の先端および後端に設けられたプーリー(第2ミラ
ープーリーおよびガイドプーリー)により浮き等が防止
されるため、スライド脚5,6を十分に長くすることが
でき走行安定性を向上させることができる。
【0063】したがって、読取画像の精度も向上する。
【0064】(第2の実施の形態)図3および図4に
は、本発明の第2の実施の形態が示されている。上記第
1の実施の形態では、装置本体上に設けたレール上で、
第1ミラー台および第2ミラー台のいずれも往復動する
構成を示したが、本実施の形態では、第1ミラー台は第
2ミラー台上に設けたレール上で往復動する構成を示し
ている。
【0065】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0066】図3および図4は本発明の第2の実施の形
態に係る走査装置の概略構成図であり、図3は斜視図を
示し、図4は断面図を示す。
【0067】本実施の形態では、上述した第1の実施の
形態で示した構成に対し、第2ミラー台4のスライド脚
5,6の上に第1ミラー台1のスライダー2a,2b,
3a,3bが載り、第1ミラー台1が第2ミラー台4に
保持された状態で走査動作を行なうよう構成されてい
る。
【0068】すなわち、第2ミラー台4のスライド脚
5,6が、第1ミラー台1のためのレールとしての機能
も有することになる。
【0069】その他の構成は同一である。
【0070】以上のように構成したことにより、第1ミ
ラー台1の重量が第2ミラー台4のスライダー5a,5
b,6a,6bに付加されることになり、スライダー5
a,5b,6a,6bの浮きや振動を防止する効果がよ
り一層向上する効果がある。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第2走
査体は、走査方向の先端付近および後端付近それぞれに
設けられたプーリーにワイヤが巻回されて走査されるた
め、安定した走査性能が可能となり、信頼性が向上す
る。
【0072】第2走査体は、装置本体上に設けられたレ
ール上をスライドするスライド部材を有すると共に、こ
のスライド部材の走査方向の先端付近および後端付近に
プーリーがそれぞれ配置されることで、スライド部材を
長くした場合でも、スライド部材の走査方向の先端付近
および後端付近に設けられたプーリーにワイヤが巻回さ
れて走査されるため、スライド部材を長くすることが可
能となり走査安定性が向上する。
【0073】第1走査体および第2走査体は、いずれも
装置本体上に設けられたレール上をスライドするスライ
ド部材を有するようにし、プーリーは第1走査体の移動
領域よりも幅方向の外側に配置されると共に、第2走査
体本体とプーリーとを連結する連結部材は、第1走査体
に設けられたスライド部材が出入りするトンネル部が形
成されるようにすれば、第1走査体に設けられたスライ
ド部材を長くすることができ、第1走査体の安定性が向
上する。
【0074】第2走査体は、装置本体上に設けられたレ
ール上をスライドするスライド部材を有すると共に、第
1走査体は第2走査体の設けられたスライド部材上をス
ライド可能に配置されるようにすれば、第2走査体は。
第1走査体と、装置本体に挟持され、一層走査性能が向
上する。
【0075】第1走査体は、この第1走査体に固定され
たワイヤにより、装置本体方向に押し付けられることで
浮きが防止され、走査性が向上する。
【0076】第2走査体は、プーリーに巻回されたワイ
ヤにより、装置本体方向に押し付けられることで浮きが
防止され、走査性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る走査装置の概
略構成斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る走査装置の概
略構成断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る走査装置の概
略構成斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る走査装置の概
略構成断面図である。
【図5】従来技術に係る走査装置の概略構成斜視図であ
る。
【図6】従来技術に係る走査装置の概略構成断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1ミラー台 2 スライド脚 2a,2b スライダー 3 スライド脚 3a,3b スライダー 4 第2ミラー台 4c 第2ミラープーリー 5 スライド脚 5a,5b スライダー 6 スライド脚 6a,6b スライダー 7,8 レール 9 駆動軸 10,11 ワイヤードラム 20,21 駆動ワイヤー 24a,24b ガイドプーリー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿上を走査しながら原稿画像の画像光を
    得る第1走査体と、 該第1走査体により得られた画像光を光路長を一定に保
    ちながら所定位置まで導く第2走査体と、 前記第1走査体に固定されるワイヤと、 前記第2走査体に設けられて前記ワイヤが巻回されるプ
    ーリーと、 前記ワイヤを巻き取り駆動して各走査体を移動走査させ
    る駆動手段と、を備えた走査装置において、 前記プーリーは、前記第2走査体の走査方向の先端付近
    および後端付近にそれぞれ配置されることを特徴とする
    走査装置。
  2. 【請求項2】前記第2走査体は、装置本体上に設けられ
    たレール上をスライドするスライド部材を有すると共
    に、該スライド部材の走査方向の先端付近および後端付
    近に前記プーリーがそれぞれ配置されることを特徴とす
    る請求項1に記載の走査装置。
  3. 【請求項3】前記第1走査体および第2走査体は、いず
    れも装置本体上に設けられたレール上をスライドするス
    ライド部材を有することを特徴とする請求項2に記載の
    走査装置。
  4. 【請求項4】前記プーリーは第1走査体の移動領域より
    も幅方向の外側に配置されると共に、第2走査体本体と
    プーリーとを連結する連結部材は、第1走査体に設けら
    れたスライド部材が出入りするトンネル部が形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の走査装置。
  5. 【請求項5】前記第1走査体は第2走査体の設けられた
    スライド部材上をスライド可能に配置されることを特徴
    とする請求項2に記載の走査装置。
  6. 【請求項6】前記第1走査体は、該第1走査体に固定さ
    れたワイヤにより、装置本体方向に押し付けられること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の走査
    装置。
  7. 【請求項7】前記第2走査体は、前記プーリーに巻回さ
    れたワイヤにより、装置本体方向に押し付けられること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の走査
    装置。
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JP (1) JP2000078363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252268A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Ricoh Co Ltd 露光走査装置、画像読取装置および画像形成装置

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