JPS62169140A - 原稿露光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機、プリンタ等における原稿露光走査装
置に関する。

従来技術 複写機、プリンタ等の原稿露光走査装置としては、第４
図に示す如く、機器の頂板に設けられたコンタクトガラ
スｌ上に載置された原稿２を光源ランプ３でスリット照
明し、その反射光を図の如く配置された第１ミラー４、
第２ミラー５、第３ミラー６、結像レンズ７及び第４ミ
ラー８を介して感光体ドラム９上に所定の位置で結像さ
せるようにし、光源ランプ３と第１ミラー４とを一体的
に速度Ｖで原稿面に平行に移動させ、これと同期して第
２ミラー５と第３ミラー６とを一体的に前記の光源及び
ミラーと同一方向に速度ｖ４で移動させ、感光体ドラム
９を周速Ｖで回転させることによシ、原稿２の画像を感
光体ドラム９０周面にスリット露光し、原稿画像に対応
した静電潜像を形成するようにした原稿固定、光学系移
動型の原稿露光走査装置が広く採用されている。

上記の如く、光源ランプ３と第１ミラー４とを一体に速
度Ｖで移動させ、第２ミラー５と第３ミラー６とを一体
に速度Ｖ２で移動させる手段としては、光源ランプ３と
第１ミラー４とｉｌつの走行部材（以下第１スキャナと
云う）ＩＩＫ担持させ、第２、第３ミラー５，６を別の
走行部材（以下第２スキャナと云う）１２に担持させ、
上記２つのスキャナ１１，１２ｔ−ワイヤロープ駆動装
置等によシ同期して■とＶ２の速度で移動させるのが一
般的である。第５図はそのワイヤロープ原動装置の１例
を示す図であり、駆動モータ１３によシ駆動される駆動
グーリ１４に巻掛けられ几２本のワイヤロープ１５　、
１６を機枠の四隅に取付けられたコーナプーリ１７ヲ介
して、２つのスキャナ１１　、１２の手前側と奥側とに
導びき、第１スキャナ１１０両端をワイヤロープ１５　
、１６に固着し、第２スキャナ１２０両端に回動自在に
取付けられた動プーリ１８に両側からＵ字形に巻回し、
ワイヤロープの両端を機枠に固着し、駆動モータ１３　
ｔｌ−駆動することにより、ワイヤ１５　、１６に固着
された第１スキャナ１１ｆ：ワイヤの巻取速度と同速度
で、第２スキャナ１２ヲ動滑車の原理によりワイヤの巻
取速度の１／２で移動させるようにされている０スキャ
ナの駆動方法にはこの例の他に種々のものがあり、スキ
ャナの片側だけをワイヤロープで駆動するようにしたも
のもあるが、第５図に示す如く両側で原動する方が走行
が安定し、高速化に対応しやすく、またスキャナの構造
も簡単になり、軽量、小型化しやすい。

スキャナは手前側と奥側とに機枠に固定して設けたガイ
ド部材により移動可能に支持される０第５図は、スキャ
ナを駆動する友めのワイヤロープの配置を示すことを目
的としておシ、慎重を避ける次め、スキャナを支持する
ガイド部材及びその上を移動する支持走行部材は省略さ
れている０片側駆動の場合は駆動側を円形断面のガイド
ロッドを囲むスリーブ状の摺動部とし、他方をガイドレ
ール上に転接するコロとするのが一般的であるが、両側
駆動の場合はガイドレール上を走行する支持走行部材を
スキャナの少くとも片側には２個、すなわち片側２個、
他の側にｌｌＩ！ｔ−設けるか、両側とも２個設けるこ
とが多い０第４図にはガイドレール１０上を転動するコ
ロ１９　、２０によシスキャナを支持した例を示す。い
ずれにしても、スキャナの走行を安定させ、振動、送り
ムラを少なくするためには、スキャナ支持部の２点間の
長さをできるだけ長くすることが望ましい。

さて、第１スキャナ、第２スキャナの双方を３点支持し
た露光走査装置では、従来は両スキャナの２点支持側が
同一側に来るように配置されていたので、両スキャナの
支持走行部材（例えばコロ〕がガイドレール上の同一線
上を走行する場合は各スキャナの支点間距離を充分長く
とることができず、走行安定性が悪くなシ、充分の長さ
をとろうとすれば光学系の走査方向の長さが長くなり、
装置が大型化する欠点があった。

これを避けるために、第６図（ａ）　、　（ｂ）に示す
如く、第１スキャナ１１と第２スキャナ１２の走行支持
部材２１　、２２の走行レーンを別にし、内側の走行支
持部材２２の一方が外側の走行支持部材２１で支持され
るスキャナ１１の下にもぐシ込めるようにして、支持部
の２点間の長さを長くするようにし友ものが知られてい
るｏしかしこの場合はガイドレールｌＯの幅を広くする
必要がある０この例では、第２スキャナ１２の走行支持
部材２２ヲ第１スキャナ１１の下にもぐらせるため第１
スキャナ１１の走行支持部材２１の取付位置をスキャナ
本体の下方に設けているが、第７図に示す如く、ガイド
レール１０の走折面を２段にすることも行なわれている
。いずれの場合も、ガイドレールの幅が広くなシ、その
下方に取付けられる部品の組立て、メンテナンスが困難
になシ、装置が大型化し、駆動系が複雑になる等の欠点
があった。

目　　　　　的 本発明は、上記構成の光学系移動走査方式の原稿露光装
置の従来のスキャナ支持走行方式の上記の欠点にかんが
み、簡単な構成で、ガイドレールの幅を広くすることな
く支持間隔を長くすることができる原稿露光走査装置を
提供することを目的とする。

構　　　成 本発明は、上記の目的を達成させるため、第１図（功に
示す如く、２つのスキャナ１１　、１２の一方のスキャ
ナの１点支持側に他方のスキャナの２点支持側がくるよ
うに各スキャナが配置されたこと′（＋−特徴とする。

その場合、第１図（ｂ）に示す如く、第１スキャナ１１
の支持走行部材２１と第２スキャナ１２の支持走行部材
２２のスキャナへの取付高さを変えることによシ、両ス
キャナの支持走行部材のガイドレール上の同一レーンを
走行させる場合にも、一方の支持走行部材を他方のスキ
ャナの下にもぐらせ、支持間１９１長くとることができ
る。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。図中第４，５図により説明した従来の装置と同一部材
には同一の符号が付されている。

光源ランプ３と第１ミラー４とを担持する第１スキャナ
１１の奥側で２つのコロ１９によシ後ガイドレール１０
ａ上に２点で支持され、手前側で１個のコロ１９によシ
前ガイドレールｌｏｂ　ｉＣ１点で支持されている。一
方、第２ミラー５と第３ミラー６とを担持する第２スキ
ャナ１２Ｖｉ奥側で１個の摺動部材２２　Ｋよシ後ガイ
ドレール１０ａ上に１点支持され、手前側で２個の摺動
部材２２によシ前ガイドレール１０ｂに２点支持されて
いる。第１スキャナｌｌｆ：支持するコロ１９と第２ス
キャナ１２ヲ支持する摺動部材２゛２は同じガイトレー
Ａ／１０の同一レーン上を転勤又は摺動して走行する。

摺動部材２２ハガイドレール１０の上面に摺接する面が
欠球面をなす、摩擦係数の低い材料で作られ次高さの低
い部材である０ 以上の如く構成したことによシ、第２スキャナ１２’を
支持する摺動部材２２のスキャナへの取付位置を下げる
ことができ、摺動部材２２の取付は部を第１スキャナ１
１の下にもぐらせて第１、第２ミラーを互いに近接させ
ることが可能となるので光学系の走査方向の長さを増大
することなく、支持間隔を大きくすることができる０又
ガイドレール１０ａ。

１０ｂ　ｉ夫々ル−ンにすることができ、レールの幅を
拡げ几シ、２段にする必要もなくなる。従来のようにガ
イドレールの幅が広い場合はその下部の部品の組立性、
メインテナンス性を良くするため、ガイドレールを機械
のフレームと分割していたが、本発明によれば、ガイド
レールの幅は狭くすることができ、ガイドレールを前後
のフレーム２３と一体化することができ、構造を簡単に
することができる。

上記の実施例では、２つのスキャナの支持走行部材の高
さを互いに変えるため、一方をコロにし、他方を摺動部
材にしたが、両方ともコロ、又は摺動部材の互いに高さ
の異るものとしてもよい。

効　　　果 以上の如く、本発明によれば、スキャナ支持部の支持点
間隔を長くとることができるので、走行が安定し、振動
、送りムラが小さくなシ、高速化に対応できる。又、ガ
イドレールの幅を広げることなく、第１ミラーと第２ミ
ラーを接近させることができるので、光学系の走査方向
の長さが増大せず、又ガイドレールの幅も狭くでき、装
置を小型にすることができ、さらにガイドノールを機枠
と一体化することも可能となり、構造が簡素化され、コ
スト低減にも効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は夫々本発明の構成を概念的
に示す平面図及び側面図、第２図及び第３図は夫々本発
明の実施例の平面図及び正面図、第４図は公知の原稿露
光走査装置の構成を示す正面図、第５図はそのワイヤロ
ーブＷ動装置の一例を示す斜視図、第６図（→、（ｂ）
は夫々従来の露光走査装置のスキャナの一例の平面図及
び側面図、第７図（ａ）　、　（ｂ）ｆｌ夫々他の従来
の露光走査装置のスキャナの一例の同様の図である。 １・・・コンタクトガラス　２・・・原稿３・・・光源
ランプ　　　　４・・−第１ミ２−５・・・第２ミラー
　　　　　６・・・第３ミラー１０・・・ガイドレール
　　　１１・・・第１スキャナ１２・・・第２スキャナ １９・・・コロ（支持走行部材〕 ２２・・・摺動部材（支持走行部材） ２３・・・フレーム 崩３図 冷４図 崩５図 尾６図 ′ｓ５７　図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンタクトガラス上に載置された原稿面を照射す
   る光源ランプ及びミラーを担持し原稿面に平行に所定速
   度で往復動する第１スキャナと、光路方向を変えるため
   のミラーを担持し第１スキャナの半分の速度で同期して
   同方向に往復動する第２スキャナとを有し、各スキャナ
   は夫々一方の側は２点で他方の側は１点で支持走行部材
   を介してガイドレール上に走行可能に支持された電子写
   真複写機等の原稿露光走査装置において、一方のスキャ
   ナの１点支持側に他方のスキャナの２点支持側がくるよ
   うに各スキャナを配置したことを特徴とする原稿露光走
   査装置。
2. （２）上記の支持走行部材の高さを第１スキャナと第２
   スキャナとで変え、夫々の支持走行部材が同一平面でガ
   イドレール上面に接するように、両スキャナで支持走行
   部材の取付部材の高さを変えたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の原稿露光走査装置。
3. （３）上記の支持走行部材の高さを第１スキャナと第２
   スキャナとで変える手段として、一方のスキャナの支持
   走行部材を摺動部材とし、他方のそれを転動部材とした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の原稿露
   光走査装置。
4. （４）上記の支持走行部材を支持するガイドレールを装
   置の前後フレームと一体化させて設けたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の原稿露光走査装置。