JPH06289502A - 光学系駆動装置 - Google Patents
光学系駆動装置Info
- Publication number
- JPH06289502A JPH06289502A JP7921093A JP7921093A JPH06289502A JP H06289502 A JPH06289502 A JP H06289502A JP 7921093 A JP7921093 A JP 7921093A JP 7921093 A JP7921093 A JP 7921093A JP H06289502 A JPH06289502 A JP H06289502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack gear
- mirror
- light source
- source unit
- unit
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ガイド用ラックギヤ17に平行したガイドレ
ール19a,19bを介してミラーベースホルダ21を
摺動自在に設ける。このミラーベースホルダ21に可動
ラックギヤ22を設けると共にガイドシャフト24を配
設する。ギヤ17,22に噛合う第1ピニオン28,第
2ピニオン29を同軸に一体に上記ガイドシャフト28
上を摺動する移動ブロック25に枢設する。移動ブロッ
ク25に光源ユニット3を設け、ミラーベースホルダ2
1の一端にミラーユニット8を設けることを特徴とす
る。 【効果】 光源ユニットとミラーユニットはガイドシャ
フトを介してユニット化できることにより、組立時の光
軸調整が容易となる。
ール19a,19bを介してミラーベースホルダ21を
摺動自在に設ける。このミラーベースホルダ21に可動
ラックギヤ22を設けると共にガイドシャフト24を配
設する。ギヤ17,22に噛合う第1ピニオン28,第
2ピニオン29を同軸に一体に上記ガイドシャフト28
上を摺動する移動ブロック25に枢設する。移動ブロッ
ク25に光源ユニット3を設け、ミラーベースホルダ2
1の一端にミラーユニット8を設けることを特徴とす
る。 【効果】 光源ユニットとミラーユニットはガイドシャ
フトを介してユニット化できることにより、組立時の光
軸調整が容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタとい
った画像形成装置のスキャナに使用される光学系駆動装
置に関するものである。
った画像形成装置のスキャナに使用される光学系駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿台固定型の複写機では、周知の通
り、光源としてのランプおよび第1ミラーを備えた光源
ユニットを往復移動して原稿台上に載置された原稿を光
走査し、該原稿からの反射光を可動式のミラーユニット
に搭載された第2,第3ミラー、レンズ、ミラーホルダ
に搭載された第4,第5ミラー、および固定配置された
第6ミラーを介して感光体ドラムに露光し、続いて感光
体ドラムの露光面にトナーを供給する現像プロセスを経
由し、その後、感光体ドラム上のトナー像を用紙に転写
するプロセスを経て画像形成を行う。
り、光源としてのランプおよび第1ミラーを備えた光源
ユニットを往復移動して原稿台上に載置された原稿を光
走査し、該原稿からの反射光を可動式のミラーユニット
に搭載された第2,第3ミラー、レンズ、ミラーホルダ
に搭載された第4,第5ミラー、および固定配置された
第6ミラーを介して感光体ドラムに露光し、続いて感光
体ドラムの露光面にトナーを供給する現像プロセスを経
由し、その後、感光体ドラム上のトナー像を用紙に転写
するプロセスを経て画像形成を行う。
【0003】ここで、上記ミラーユニットは原稿台から
レンズ迄の光路長を一定に保つために、光源ユニットの
移動速度の1/2倍の速度で同期駆動されるようになっ
ている。光源ユニット及びミラーユニットの駆動装置と
しては、従来よりワイヤを用いたものが多用されてい
る。しかし、ワイヤを用いた駆動装置では、多数のプー
リにワイヤを複雑に懸架する構成であるために、各プー
リの配置が複雑になるとともに、ワイヤの懸架作業に時
間がかかるという問題がある。また、経時的にワイヤが
伸長して、光源ユニットを正確な速度によって移動でき
なくなるおそれもある。
レンズ迄の光路長を一定に保つために、光源ユニットの
移動速度の1/2倍の速度で同期駆動されるようになっ
ている。光源ユニット及びミラーユニットの駆動装置と
しては、従来よりワイヤを用いたものが多用されてい
る。しかし、ワイヤを用いた駆動装置では、多数のプー
リにワイヤを複雑に懸架する構成であるために、各プー
リの配置が複雑になるとともに、ワイヤの懸架作業に時
間がかかるという問題がある。また、経時的にワイヤが
伸長して、光源ユニットを正確な速度によって移動でき
なくなるおそれもある。
【0004】このような問題を解決するために、ワイヤ
に替えて、ラックギヤおよびピニオンギヤを使用して光
源ユニットおよびミラーユニットを駆動する光学系駆動
装置が提案されている。
に替えて、ラックギヤおよびピニオンギヤを使用して光
源ユニットおよびミラーユニットを駆動する光学系駆動
装置が提案されている。
【0005】上記のような装置は、光源ユニットの移動
路に沿ってガイド用ラックギヤが配設されるとともに、
該ガイド用ラックギヤに沿って可動ラックギヤが、その
長手方向に沿って移動可能に設けられており、ガイド用
ラックギヤおよび可動ラックギヤにそれぞれ噛合った第
1ピニオンおよび第2ピニオンが同軸状態で支持されて
いる。そして、第1ピニオンおよび第2ピニオンが取り
付けられた回転軸が、ガイド軸にスライド可能に支持さ
れた移動ブロックに支持されており、該移動ブロックが
光源ユニットに連結されるとともに、前記可動用ラック
ギヤがミラーユニットに連結されている。第1ピニオン
および第2ピニオンのピッチ円の直径比が光源ユニット
とミラーユニットとの速度比に対応するように、2:1
に設定されており、従って、それぞれのギヤ比も2:1
になっている。
路に沿ってガイド用ラックギヤが配設されるとともに、
該ガイド用ラックギヤに沿って可動ラックギヤが、その
長手方向に沿って移動可能に設けられており、ガイド用
ラックギヤおよび可動ラックギヤにそれぞれ噛合った第
1ピニオンおよび第2ピニオンが同軸状態で支持されて
いる。そして、第1ピニオンおよび第2ピニオンが取り
付けられた回転軸が、ガイド軸にスライド可能に支持さ
れた移動ブロックに支持されており、該移動ブロックが
光源ユニットに連結されるとともに、前記可動用ラック
ギヤがミラーユニットに連結されている。第1ピニオン
および第2ピニオンのピッチ円の直径比が光源ユニット
とミラーユニットとの速度比に対応するように、2:1
に設定されており、従って、それぞれのギヤ比も2:1
になっている。
【0006】上記装置では、可動用ラックギヤが所定の
速度で移動されることにより、ミラーユニットが所定の
速度で移動される。そして、該可動用ラックギヤに噛合
った第2ピニオンが、ガイド用ラックギヤに噛合った第
1ピニオンと一体となって回転することから、該第2ピ
ニオンは可動用ラックギヤ上を該可動用ラックギヤの2
倍の速度で移動されている。その結果、第2ピニオンと
一体となった移動ブロックおよび光源ユニットが、ミラ
ーユニットの2倍の速度で移動される。
速度で移動されることにより、ミラーユニットが所定の
速度で移動される。そして、該可動用ラックギヤに噛合
った第2ピニオンが、ガイド用ラックギヤに噛合った第
1ピニオンと一体となって回転することから、該第2ピ
ニオンは可動用ラックギヤ上を該可動用ラックギヤの2
倍の速度で移動されている。その結果、第2ピニオンと
一体となった移動ブロックおよび光源ユニットが、ミラ
ーユニットの2倍の速度で移動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の光
学系駆動装置では、第2,第3ミラーを搭載したミラー
ユニットおよび光源ユニットを軸支するガイドシャフト
が光学台板に固定されるものであるため、光学台板ユニ
ット内で光学系のそれぞれのユニットを組立てる際、こ
のユニットの軸受を介してガイドシャフトに通さなけれ
ばならなかった。従って、全体組立て時の光軸調整に時
間がかかり、またガイドシャフト上を移動する各ユニッ
トの軸受部からしばしば異音が発生するものであった。
学系駆動装置では、第2,第3ミラーを搭載したミラー
ユニットおよび光源ユニットを軸支するガイドシャフト
が光学台板に固定されるものであるため、光学台板ユニ
ット内で光学系のそれぞれのユニットを組立てる際、こ
のユニットの軸受を介してガイドシャフトに通さなけれ
ばならなかった。従って、全体組立て時の光軸調整に時
間がかかり、またガイドシャフト上を移動する各ユニッ
トの軸受部からしばしば異音が発生するものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光学系駆動装置
は、上記の課題を解決するため、光源ユニットを往復移
動させると共に該光源ユニットと感光体との光路中に設
けられたミラーユニットを、光源ユニットの移動方向へ
所定の速度比で移動させる光学系駆動装置であって、光
源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラック
ギヤと、該ガイド用ラックギヤとは平行に近接して設け
たガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動可能に
設けられたミラーユニットに連結されたミラーベースホ
ルダと、該ミラーベースホルダに上記ガイド用ラックギ
ヤとは平行に設けた可動ラックギヤと、該ミラーベース
ホルダの両端間に設け光源ユニットを摺動自在に移動せ
しめるガイドシャフトと、該可動ラックギヤを上記光源
ユニットの移動方向へ所定の速度で移動させる手段と、
上記ガイド用ラックギヤに噛合った第1ピニオンと、該
第1ピニオンと同軸状態で一体的に取付けられた状態で
該可動ラックギヤに噛合っており、上記可動ラックギヤ
の移動によってその移動方向と同方向へ所定の速度比で
移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が光源ユ
ニットとミラーユニットとの速度比に対応して設定され
た第2ピニオンと、を具備することを特徴とするもので
ある。
は、上記の課題を解決するため、光源ユニットを往復移
動させると共に該光源ユニットと感光体との光路中に設
けられたミラーユニットを、光源ユニットの移動方向へ
所定の速度比で移動させる光学系駆動装置であって、光
源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラック
ギヤと、該ガイド用ラックギヤとは平行に近接して設け
たガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動可能に
設けられたミラーユニットに連結されたミラーベースホ
ルダと、該ミラーベースホルダに上記ガイド用ラックギ
ヤとは平行に設けた可動ラックギヤと、該ミラーベース
ホルダの両端間に設け光源ユニットを摺動自在に移動せ
しめるガイドシャフトと、該可動ラックギヤを上記光源
ユニットの移動方向へ所定の速度で移動させる手段と、
上記ガイド用ラックギヤに噛合った第1ピニオンと、該
第1ピニオンと同軸状態で一体的に取付けられた状態で
該可動ラックギヤに噛合っており、上記可動ラックギヤ
の移動によってその移動方向と同方向へ所定の速度比で
移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が光源ユ
ニットとミラーユニットとの速度比に対応して設定され
た第2ピニオンと、を具備することを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の光学系駆動装置は、光源ユニットと第
2,第3ミラーユニットがユニット化でき、また光源ユ
ニットと第2,第3ミラーユニットで光軸調整し得るも
のである。
2,第3ミラーユニットがユニット化でき、また光源ユ
ニットと第2,第3ミラーユニットで光軸調整し得るも
のである。
【0010】
【実施例】本発明の光学系駆動装置を、例えば原稿台固
定型複写機のスキャナの実施例について説明する。
定型複写機のスキャナの実施例について説明する。
【0011】上記スキャナは、図1に示すように、原稿
台板1には、原稿台2上の原稿を走査するようにこの原
稿台2の下方に配置された光源ユニット3を備えてい
る。光源ユニット3は、走査方向の全長にわたって移動
可能になった可動ベース4を有しており、移動開始位置
(ホームポジション)から走査方向へとA方向及びB方
向に往復移動される。可動ベース4は、走査方向に対し
て直交する方向に延びる平板状をしており、該可動ベー
ス4には、ランプ5、反射板6および第1ミラー7等が
搭載されている。ランプ5から発せられた光は、原稿台
2上に載置された原稿に照射されて、該原稿によって反
射される。原稿からの反射光は、可動ベース4上に搭載
された第1ミラー7を介して、光源ユニット3の走査方
向に配置された可動式のミラーユニット8に導かれる。
台板1には、原稿台2上の原稿を走査するようにこの原
稿台2の下方に配置された光源ユニット3を備えてい
る。光源ユニット3は、走査方向の全長にわたって移動
可能になった可動ベース4を有しており、移動開始位置
(ホームポジション)から走査方向へとA方向及びB方
向に往復移動される。可動ベース4は、走査方向に対し
て直交する方向に延びる平板状をしており、該可動ベー
ス4には、ランプ5、反射板6および第1ミラー7等が
搭載されている。ランプ5から発せられた光は、原稿台
2上に載置された原稿に照射されて、該原稿によって反
射される。原稿からの反射光は、可動ベース4上に搭載
された第1ミラー7を介して、光源ユニット3の走査方
向に配置された可動式のミラーユニット8に導かれる。
【0012】ミラーユニット8には第2ミラー9および
第3ミラー10がそれぞれ搭載されており、このミラー
ユニット8に導かれた反射光は、第2ミラー9、第3ミ
ラー10により光路を反転される。そして第3ミラー1
0にて反射された光は、光源ユニット3とミラーユニッ
ト8との間に設けられたレンズ11を通って、光源ユニ
ット3のホームポジション近傍に設けられたミラーホル
ダ12へと導かれる。ミラーホルダ12には、第4ミラ
ー13および第5ミラー14が搭載されている。
第3ミラー10がそれぞれ搭載されており、このミラー
ユニット8に導かれた反射光は、第2ミラー9、第3ミ
ラー10により光路を反転される。そして第3ミラー1
0にて反射された光は、光源ユニット3とミラーユニッ
ト8との間に設けられたレンズ11を通って、光源ユニ
ット3のホームポジション近傍に設けられたミラーホル
ダ12へと導かれる。ミラーホルダ12には、第4ミラ
ー13および第5ミラー14が搭載されている。
【0013】第4ミラー13および第5ミラー14は、
導かれた反射光の光路を反転させて、複写機内における
走査方向の中程に固定配置された第6ミラー15へと導
かれる。第6ミラー15は、この反射光の光路を下方へ
と向けて、図示しない感光体上に露光される。これによ
り、感光体上に潜像が形成され、その後、公知の画像形
成プロセスに移る。
導かれた反射光の光路を反転させて、複写機内における
走査方向の中程に固定配置された第6ミラー15へと導
かれる。第6ミラー15は、この反射光の光路を下方へ
と向けて、図示しない感光体上に露光される。これによ
り、感光体上に潜像が形成され、その後、公知の画像形
成プロセスに移る。
【0014】ミラーユニット8は、光源ユニット3がホ
ームポジションに位置する状態では、移動路の中央に位
置しており、その中央から移動路の他方の端部まで移動
可能になっている。ミラーユニット8は、以下に説明す
る光学系駆動装置により、光源ユニット3の移動方向と
同方向へ、該光源ユニット3の移動速度の1/2の速度
で同期して移動される。
ームポジションに位置する状態では、移動路の中央に位
置しており、その中央から移動路の他方の端部まで移動
可能になっている。ミラーユニット8は、以下に説明す
る光学系駆動装置により、光源ユニット3の移動方向と
同方向へ、該光源ユニット3の移動速度の1/2の速度
で同期して移動される。
【0015】光学系駆動装置は、図2(図1の背面)に
示すように、光源ユニット3の移動路における一方の側
縁部の下方に沿って、その移動路の全長に亙って配設さ
れビス16で図1に示す光学台板1にガイド用ラックギ
ヤ17が固定され、このガイド用ラックギヤ17の内方
に近接して平行にビス18でU字状のガイドレール19
aが固定され、このガイドレール19aに長手方向に摺
動するガイドレール19bが嵌合され、このガイドレー
ル19bの上部に、両端が上方に折曲したブラケット2
0a,20bと、光源ユニット3の全光路長の1/2の
長さとした平面部20cとを有したミラーベースホルダ
21が装着され、このミラーベースホルダ21の平面部
20cに上記ガイド用ラックギヤ17と平行となるよう
に可動ラックギヤ22が固定され、また上記ブラケット
20a,20b間にビス23でガイドシャフト24が配
設されている。
示すように、光源ユニット3の移動路における一方の側
縁部の下方に沿って、その移動路の全長に亙って配設さ
れビス16で図1に示す光学台板1にガイド用ラックギ
ヤ17が固定され、このガイド用ラックギヤ17の内方
に近接して平行にビス18でU字状のガイドレール19
aが固定され、このガイドレール19aに長手方向に摺
動するガイドレール19bが嵌合され、このガイドレー
ル19bの上部に、両端が上方に折曲したブラケット2
0a,20bと、光源ユニット3の全光路長の1/2の
長さとした平面部20cとを有したミラーベースホルダ
21が装着され、このミラーベースホルダ21の平面部
20cに上記ガイド用ラックギヤ17と平行となるよう
に可動ラックギヤ22が固定され、また上記ブラケット
20a,20b間にビス23でガイドシャフト24が配
設されている。
【0016】可動ラックギヤ22の長さは、ガイド用ラ
ックギヤ17の長さの略1/2になっており、ガイド用
ラックギヤ17に沿って往復移動可能になっている。ま
た、ミラーベースホルダ21における平面部20cの端
部に設けられた一方のブラケット20aには、ミラーホ
ルダ12が連結されており、該ミラーホルダ12に、第
4ミラー13および第5ミラー14が装着されている。
ックギヤ17の長さの略1/2になっており、ガイド用
ラックギヤ17に沿って往復移動可能になっている。ま
た、ミラーベースホルダ21における平面部20cの端
部に設けられた一方のブラケット20aには、ミラーホ
ルダ12が連結されており、該ミラーホルダ12に、第
4ミラー13および第5ミラー14が装着されている。
【0017】ガイドシャフト24には、移動ブロック2
5が摺動自在に嵌挿されており、この移動ブロック25
に光源ユニット3における可動ベース4の一方の端部が
連結されている。この移動ブロック25には、ガイドシ
ャフト24とは直交する方向に延びる回転軸26が回転
可能に支持片27で支持されている。そして、この回転
軸26にガイド用ラックギヤ17および可動ラックギヤ
22にそれぞれ噛合する第1ピニオン28および第2ピ
ニオン29が一体となって取付けられている。第1ピニ
オン28は第2ピニオン29よりも大径になっており、
第1ピニオン28と第2ピニオン29とのピッチ円の直
径比は、光源ユニット3とミラーユニット8との速度比
2:1に対応するように、2:1に設定されており、ま
た、それぞれのギヤ比も2:1に設定されている。
5が摺動自在に嵌挿されており、この移動ブロック25
に光源ユニット3における可動ベース4の一方の端部が
連結されている。この移動ブロック25には、ガイドシ
ャフト24とは直交する方向に延びる回転軸26が回転
可能に支持片27で支持されている。そして、この回転
軸26にガイド用ラックギヤ17および可動ラックギヤ
22にそれぞれ噛合する第1ピニオン28および第2ピ
ニオン29が一体となって取付けられている。第1ピニ
オン28は第2ピニオン29よりも大径になっており、
第1ピニオン28と第2ピニオン29とのピッチ円の直
径比は、光源ユニット3とミラーユニット8との速度比
2:1に対応するように、2:1に設定されており、ま
た、それぞれのギヤ比も2:1に設定されている。
【0018】
【発明の効果】本発明の光学系駆動装置は、叙上のよう
な構成であるから、光源ユニットと第2,第3ミラーか
らなるミラーユニットは、ミラーベースホルダ及びガイ
ドシャフト等を介在して1つにユニット化できることに
よって、総合組立て時の光軸調整が容易となり、従って
調整時間を短くすることができる。また、従来のミラー
ユニットは光学台板の両端に配設された長いガイドシャ
フトに連設しており画像ブレ対応に細心の注意をはらわ
ねばならなかったが、この点でも調整が容易となり、ミ
ラーユニットの移動時に軸受部から発生する異音をおさ
えることができる。
な構成であるから、光源ユニットと第2,第3ミラーか
らなるミラーユニットは、ミラーベースホルダ及びガイ
ドシャフト等を介在して1つにユニット化できることに
よって、総合組立て時の光軸調整が容易となり、従って
調整時間を短くすることができる。また、従来のミラー
ユニットは光学台板の両端に配設された長いガイドシャ
フトに連設しており画像ブレ対応に細心の注意をはらわ
ねばならなかったが、この点でも調整が容易となり、ミ
ラーユニットの移動時に軸受部から発生する異音をおさ
えることができる。
【図1】本発明の光学系駆動装置の全体構造を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の光学系駆動装置の一実施例の要部斜視
図である。
図である。
1 光学台板 2 原稿台 3 光源ユニット 8 ミラーユニット 11 レンズ 12 ミラーホルダ 17 ガイド用ラックギヤ 19a,19b ガイドレール 21 ミラーベースホルダ 22 可動ラックギヤ 24 ガイドシャフト 28 第1ピニオン 29 第2ピニオン
Claims (1)
- 【請求項1】 光源ユニットを往復移動させると共に、
該光源ユニットと感光体との光路中に設けられたミラー
ユニットを、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で
移動させる光学系駆動装置であって、 光源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラッ
クギヤと、該ガイド用ラックギヤとは平行に近接して設
けたガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動可能
に設けられたミラーユニットに連結されたミラーベース
ホルダと、該ミラーベースホルダに上記ガイド用ラック
ギヤとは平行に設けた可動ラックギヤと、該ミラーベー
スホルダの両端間に設け光源ユニットを摺動自在に移動
せしめるガイドシャフトと、該可動ラックギヤを上記光
源ユニットの移動方向へ所定の速度で移動させる手段
と、上記ガイド用ラックギヤに噛合った第1ピニオン
と、該第1ピニオンと同軸状態で一体的に取付けられた
状態で該可動ラックギヤに噛合っており、上記可動ラッ
クギヤの移動によってその移動方向と同方向へ所定の速
度比で移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が
光源ユニットとミラーユニットとの速度比に対応して設
定された第2ピニオンとを具備することを特徴とする光
学系駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7921093A JPH06289502A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 光学系駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7921093A JPH06289502A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 光学系駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06289502A true JPH06289502A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13683583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7921093A Pending JPH06289502A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 光学系駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06289502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100355465B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2002-10-11 | 최동순 | 철도터널용 조명등의 이동장치 |
US7253930B2 (en) | 2002-07-19 | 2007-08-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Scanner drive system |
US11821065B2 (en) | 2016-10-27 | 2023-11-21 | Novelis Inc. | High strength 6XXX series aluminum alloys and methods of making the same |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP7921093A patent/JPH06289502A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100355465B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2002-10-11 | 최동순 | 철도터널용 조명등의 이동장치 |
US7253930B2 (en) | 2002-07-19 | 2007-08-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Scanner drive system |
US11821065B2 (en) | 2016-10-27 | 2023-11-21 | Novelis Inc. | High strength 6XXX series aluminum alloys and methods of making the same |
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