JP3150037B2 - キャリアの駆動機構 - Google Patents

キャリアの駆動機構

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JP3150037B2
JP3150037B2 JP24755394A JP24755394A JP3150037B2 JP 3150037 B2 JP3150037 B2 JP 3150037B2 JP 24755394 A JP24755394 A JP 24755394A JP 24755394 A JP24755394 A JP 24755394A JP 3150037 B2 JP3150037 B2 JP 3150037B2
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英一 林
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャリアの駆動機構に係
り、特に、複写機等に用いられる画像読み取りユニット
の結像レンズ又は補正ミラーを支持するキャリアを、倍
率調整時に光軸に沿って前後移動させるキャリアの駆動
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に用いられる画像読み取
りユニットは、倍率調整を行う際に、結像レンズを光軸
沿って前後移動させることにより焦点距離を変化させて
いる。そして、この焦点距離の変化に伴うピントのズレ
は、補正ミラーを前記結像レンズに連動させて移動させ
ることにより補正している。
【0003】ところで、前記結像レンズ及び補正ミラー
は、それぞれ画像読み取りユニットのケーシング内でス
ライド移動自在に支持されたキャリア上に支持され、こ
のキャリアをスライド移動させることにより、前記結像
レンズ及び補正ミラーをそれぞれ光軸に沿って前後移動
させている。そして、このキャリアをスライド移動させ
る機構は、ラックが形成されたブロックをキャリアに設
け、このラックにピニオンを噛合させて、ピニオンから
の駆動力によりキャリアをスライド移動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如く構成される従来型のキャリアの駆動機構では、ラッ
クが形成されたブロックを別途キャリアに設けなければ
ならず、部品点数が増加する欠点がある。本発明は、こ
のような事情を鑑みてなされたもので、簡単な構造でキ
ャリアを駆動することができるキャリアの駆動機構を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、プラテンガラスに載置された原稿を走査
する読み取りユニットのケーシング内に、前記プラテン
ガラスに載置された原稿に光を照射する光源と、前記原
稿で反射した光を反射させる反射ミラーと、反射ミラー
で反射された光を集光すると共に倍率調整時に光軸上を
移動する結像レンズと、結像レンズで集光された光を反
射させて印画部へ導くと共に倍率調整時に前記結像レン
ズと連動して移動しピントのズレを補正する補正ミラー
と、が収納された画像読み取りユニットを有し、前記結
像レンズ又は前記補正ミラーを支持するキャリアを光軸
に沿って前後移動させるキャリアの駆動機構に於いて、
前記キャリアはプレート状の板金部材で形成されるとと
もに、該板金部材の一方側の端部には折曲部と該折曲部
に近接して一対の支持部が折曲形成され、前記折曲部の
端部には光軸に沿ってラックが直接形成され、前記一対
の支持部にはガイド穴が形成され、前記ガイド穴に嵌入
させたガイド棒により前記キャリアを光軸に沿ってスラ
イド自在に支持するとともに、前記ラックに噛合させた
ピニオンからの駆動力により前記キャリアを前後移動さ
せたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、キャリアは、ピニオンがキャ
リアに一体形成したラックに噛合し、ピニオンの回転に
より前後移動する。このように、ラックをキャリアに一
体形成することにより、駆動機構を簡素化することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るキャリア
の駆動機構の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明に係るキャリアの駆動機構が適用された画像
読み取り装置の実施例を示す構造図である。同図に示さ
れるように、画像読み取り装置10は、主として、原稿
の読み取りを行う画像読み取りユニット12、画像読み
取りユニット12の上方に設けられ原稿を載置するプラ
テンガラス14、及びプラテンガラス14の上方に開閉
自在に設けられ、原稿の読み取り時に外光の入射を遮光
する遮光カバー16を主要部材として構成されている。
【0008】前記画像読み取りユニット12は、ランプ
ユニット20、反射ミラーユニット22、レンズユニッ
ト24、補正ミラーユニット26、及び固定ミラー28
等から構成され、これらは全て遮光構造で形成されたケ
ーシング18内に収納されている。前記ランプユニット
20は、原稿に光を照射する光源ランプ30及び原稿を
走査した光を反射ミラーユニット22向けて反射させる
第1反射ミラー32を備え、原稿の走査方向にスライド
移動自在に支持されている。
【0009】前記反射ミラーユニット22は、第2反射
ミラー34及び第3反射ミラー36を備え、前記第1反
射ミラー32の反射光を第2反射ミラー34→第3反射
ミラー36を介してレンズユニット24に向けて反射さ
せる。また、反射ミラーユニット22は、原稿の走査方
向にスライド移動自在に支持されると共に、前記ランプ
ユニット20の移動に連動して移動する。
【0010】前記レンズユニット24は、結像レンズ3
8を備えると共に、光軸沿ってスライド移動自在に支持
されており、前記反射ミラーユニット22からの反射光
を結像レンズ38で集光すると共に、光軸に沿って前後
移動させるこにより焦点距離を変え倍率調整をすること
ができる。前記補正ミラーユニット26は、第1補正ミ
ラー40と第2補正ミラー42を備え、前記結像レンズ
38で集束された光束を第1補正ミラー40→第2補正
ミラー42を介して固定反射ミラー28に向けて反射す
る。また、補正ミラーユニット26は前記レンズユニッ
ト24と同一方向にスライド移動自在に支持されてお
り、変倍時におけるピントのズレを、前記レンズユニッ
ト24と連動して移動することにより補正する。
【0011】前記固定反射レンズ28は、前記補正ミラ
ーユニット26で反射された光束を反射して図示しない
印画部へと導く。前記の如く構成される画像読み取り装
置10による原稿の走査は次のようになる。先ず、ラン
プユニット20がプラテンガラス14上に載置された原
稿に向けて光源ランプ30の光を照射しながら移動し、
原稿を走査する。そして、走査した光は第1反射ミラー
32で反射ミラーユニット22に向けて反射され、その
反射光は反射ミラーユニット22の第2反射ミラー34
→第3反射ミラー36を介してレンズユニット24に導
かれる。レンズユニット24では、入射した光を結像レ
ンズ38で集光し、集束された光束は、補正ミラーユニ
ット26の第1補正ミラー40→第2補正ミラー42を
介して固定ミラー28で反射され、印画部へと導かれ
る。
【0012】このように、画像読み取り装置10は、原
稿の読み取り時に、ランプユニット20が光源ランプ3
0の光を原稿に照射しながら移動して原稿を走査する。
そして、このランプユニット20の移動に伴う、結像レ
ンズ38までの光路長の変化を反射ミラーユニット22
がランプユニット20に連動して移動することにより一
定に保っている。
【0013】ところで、前記画像読み取り装置10にお
いて、倍率調整を行う際は、前記レンズユニット24を
光軸43に沿って前後移動させることにより焦点距離を
変化させている。そして、この焦点距離の変化に伴うピ
ントのズレは、前記補正ミラーユニット26を前記レン
ズユニット24に連動させて移動させることにより補正
している。
【0014】図2乃至図4には、前記レンズユニット2
4の駆動機構の構造図が示されている。同図に示される
ように、レンズユニット24は、光軸43に沿ってスラ
イド移動自在に支持されたキャリア44上に、結像レン
ズ38の鏡胴46が支持されている。前記キャリア44
はプレート状の板金部材48を矩形状に形成し、その板
金部材48の略中央部に前記結像レンズ38の鏡胴46
を図示しないボルトを介して固定している。
【0015】前記板金部材48は、その一方側の端部の
両側に、板金部材48の突片を垂直に折り曲げて形成し
た支持部50、50が形成されている。この支持部5
0、50には、ガイド穴50A、50Aが形成されてお
り、このガイド穴50A、50Aに次述するガイド棒5
2を嵌入することにより、キャリア44はガイド棒52
を中心に揺動自在に支持されると共に、ガイド棒52に
沿ってスライド移動自在に支持される。前記ガイド棒5
2は、光軸に沿って配設されており、箱状に形成された
ケーシング18(図示せず)の内壁面18Aに図示しな
いブラケットを介して支持されている。従って、キャリ
ア44は、スライド移動時に、このガイド棒52にガイ
ドされて光軸に沿って移動する。
【0016】一方、前記キャリア44の他方側の端部に
は、その両側の下部にそれぞれ半球状の摺動部材54、
54がビス56、56を介して固着されている。この摺
動部材54、54は、ケーシング18の側面18Bを切
り起こして形成したレール部18Cに摺接され、キャリ
ア44を水平に支持すると共に、スライド移動時にレー
ル部18Cに沿って摺動する。
【0017】キャリア44は前記の如く支持され、更に
一方側の端部には、駆動手段が次のように連結されてい
る。前記板金部材48は、その一方側の端部に、縁部を
折り曲げて形成した折曲部58が形成されている。この
折曲部58の上端部には、光軸に沿ってラック58Aが
直接形成されており、このラック58Aには、ケーシン
グ18の内壁面18Aに設けられたピニオン60が噛合
されている。そして、このピニオン60は正逆回転可能
なモータ62のスピンドル62Aに連結されている。
【0018】前記の如く構成される本発明に係るキャリ
アの駆動機構の実施例の作用は次の通りである。モータ
62を駆動してピニオン60を回転させると、ピニオン
60が噛合するラック58Aは、キャリア44に一体形
成されているため、キャリア44は直線方向に駆動され
て移動する。この際、キャリア44は、ガイド棒52に
よって光軸に沿ってガイドされると共に、摺動部材5
4、54によって水平に維持されてスライド移動する。
【0019】このように、本実施例のキャリアの駆動機
構によれば、ラック58Aをキャリア44に一体形成し
たので、従来のようにラック部材をキャリア44に取り
付ける必要がなく、キャリア44の駆動機構を簡素化す
ることができる。前記実施例では、レンズユニット24
のキャリア44について説明したが、本実施例は、補正
ミラーユニット26の第1補正ミラー40及び第2補正
ミラー42を支持するキャリアにも同様に適用すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアにラックを一体形成し、該ラックにピニオンを
噛合させ、ピニオンからの駆動力によりキャリアを前後
移動させるので、キャリアの駆動機構を簡素化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャリアの駆動機構が適用された
画像読み取り装置の実施例の構造図
【図2】本発明に係るキャリアの駆動機構の実施例の側
面図
【図3】図2のA─A断面図
【図4】本発明に係るキャリアの駆動機構の要部拡大図
【符号の説明】
44…キャリア 48…板金部材 50…支持部 52…ガイド棒 54…摺動部材 58…折曲部 58A…ラック 60…ピニオン 62…モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンガラスに載置された原稿を走査
    する読み取りユニットのケーシング内に、前記プラテン
    ガラスに載置された原稿に光を照射する光源と、前記原
    稿で反射した光を反射させる反射ミラーと、反射ミラー
    で反射された光を集光すると共に倍率調整時に光軸上を
    移動する結像レンズと、結像レンズで集光された光を反
    射させて印画部へ導くと共に倍率調整時に前記結像レン
    ズと連動して移動しピントのズレを補正する補正ミラー
    と、が収納された画像読み取りユニットを有し、前記結
    像レンズ又は前記補正ミラーを支持するキャリアを光軸
    に沿って前後移動させるキャリアの駆動機構に於いて、前記キャリアはプレート状の板金部材で形成されるとと
    もに、該板金部材の一方側の端部には折曲部と該折曲部
    に近接して一対の支持部が折曲形成され、前記折曲部の
    端部には光軸に沿ってラックが直接形成され、前記一対
    の支持部にはガイド穴が形成され、前記ガイド穴に嵌入
    させたガイド棒により前記キャリアを光軸に沿ってスラ
    イド自在に支持するとともに、前記ラックに噛合させた
    ピニオンからの駆動力により前記キャリアを前後移動さ
    せたことを特徴とするキャリアの駆動機構。
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