JPH08110585A - キャリアの支持構造 - Google Patents
キャリアの支持構造Info
- Publication number
- JPH08110585A JPH08110585A JP24530194A JP24530194A JPH08110585A JP H08110585 A JPH08110585 A JP H08110585A JP 24530194 A JP24530194 A JP 24530194A JP 24530194 A JP24530194 A JP 24530194A JP H08110585 A JPH08110585 A JP H08110585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- casing
- mirror
- unit
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】キャリアを駆動手段に連結すると共に、ケーシ
ングの底面をガイド面として摺動自在に支持することに
より、簡単な構造でキャリアを移動可能に支持する。 【構成】キャリア44の一方側の端部にスライダ50を
設け、該スライダ50を介してキャリア44をガイド棒
54にスライド移動自在に支持する。一方、キャリア4
4の他方側の端部の両側下部には、摺動部材56を設
け、該摺動部材56をケーシング18の底面18Bに摺
接する。また、前記スライダ50には、駆動手段とし
て、ラック58Aが形成されたブロック58を取り付
け、該ラック58Aにはモータ62が連結されたピニオ
ンギア60を噛合する。これにより、キャリア44は、
駆動手段から駆動力を伝達されて摺動部材56を介して
ケーシング18の底面18Aに沿ってスライド移動を行
う。従って、簡単な構造でキャリア44を移動可能に支
持することができると共に、ケーシング18に別途レー
ルを形成する必要がないので、部品点数を削減すること
ができる。
ングの底面をガイド面として摺動自在に支持することに
より、簡単な構造でキャリアを移動可能に支持する。 【構成】キャリア44の一方側の端部にスライダ50を
設け、該スライダ50を介してキャリア44をガイド棒
54にスライド移動自在に支持する。一方、キャリア4
4の他方側の端部の両側下部には、摺動部材56を設
け、該摺動部材56をケーシング18の底面18Bに摺
接する。また、前記スライダ50には、駆動手段とし
て、ラック58Aが形成されたブロック58を取り付
け、該ラック58Aにはモータ62が連結されたピニオ
ンギア60を噛合する。これにより、キャリア44は、
駆動手段から駆動力を伝達されて摺動部材56を介して
ケーシング18の底面18Aに沿ってスライド移動を行
う。従って、簡単な構造でキャリア44を移動可能に支
持することができると共に、ケーシング18に別途レー
ルを形成する必要がないので、部品点数を削減すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャリアの支持構造に係
り、特に、複写機等に用いられる画像読み取りユニット
の結像レンズ又は補正ミラーを支持すると共に、倍率調
整時に移動するキャリアの支持構造に関する。
り、特に、複写機等に用いられる画像読み取りユニット
の結像レンズ又は補正ミラーを支持すると共に、倍率調
整時に移動するキャリアの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に用いられる画像読み取
りユニットは、倍率調整を行う際に、結像レンズを光軸
沿って前後移動させることにより焦点距離を変化させて
いる。そして、この焦点距離の変化に伴うピントのズレ
は、補正ミラーを前記結像レンズに連動させて移動させ
ることにより補正している。
りユニットは、倍率調整を行う際に、結像レンズを光軸
沿って前後移動させることにより焦点距離を変化させて
いる。そして、この焦点距離の変化に伴うピントのズレ
は、補正ミラーを前記結像レンズに連動させて移動させ
ることにより補正している。
【0003】ところで、前記結像レンズ及び補正ミラー
は、それぞれ画像読み取りユニットのケーシング内でス
ライド移動自在に支持されたキャリア上に支持され、こ
のキャリアをスライド移動させることにより、結像レン
ズ及び補正ミラーをそれぞれ前後移動させている。そし
て、前記結像レンズを支持するキャリア又は前記補正ミ
ラーを支持するキャリアの支持構造は、一方側の端部
が、キャリアをスライド移動させる駆動手段に連結さ
れ、他方側の端部は、摺動部材が固着され、この摺動部
材をケーシングの側面を切り起こして形成したレールに
摺接させている。
は、それぞれ画像読み取りユニットのケーシング内でス
ライド移動自在に支持されたキャリア上に支持され、こ
のキャリアをスライド移動させることにより、結像レン
ズ及び補正ミラーをそれぞれ前後移動させている。そし
て、前記結像レンズを支持するキャリア又は前記補正ミ
ラーを支持するキャリアの支持構造は、一方側の端部
が、キャリアをスライド移動させる駆動手段に連結さ
れ、他方側の端部は、摺動部材が固着され、この摺動部
材をケーシングの側面を切り起こして形成したレールに
摺接させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如く構成される従来型のキャリアの支持構造では、摺動
部材を摺接させるレールを、ケーシングの側面を切り起
こして形成しているため、レールの形成に手間がかかる
という欠点がある。また、レールをケーシングの側面を
切り起こして形成するため、その切り起こした部分の穴
に遮光部材を取り付けなければならず、部品点数が増加
するという問題がある。
如く構成される従来型のキャリアの支持構造では、摺動
部材を摺接させるレールを、ケーシングの側面を切り起
こして形成しているため、レールの形成に手間がかかる
という欠点がある。また、レールをケーシングの側面を
切り起こして形成するため、その切り起こした部分の穴
に遮光部材を取り付けなければならず、部品点数が増加
するという問題がある。
【0005】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、簡単な構造でキャリアを移動可能に支持する
ことができるキャリアの支持構造を提供することを目的
とする。
たもので、簡単な構造でキャリアを移動可能に支持する
ことができるキャリアの支持構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、プラテンガラスに載置された原稿を走査
する読み取りユニットのケーシング内に、前記プラテン
ガラスに載置された原稿に光を照射する光源と、前記原
稿で反射した光を反射させる反射ミラーと、反射ミラー
で反射された光を集光すると共に倍率調整時に光軸上を
移動する結像レンズと、結像レンズで集光された光を反
射させて印画部へ導くと共に倍率調整時に前記結像レン
ズと連動して移動しピントのズレを補正する補正ミラー
と、が収納された画像読み取りユニットであって、前記
結像レンズ又は前記補正ミラーをスライド移動自在に支
持するキャリアの支持構造に於いて、前記キャリアは、
駆動手段に連結されると共に、前記ケーシングの底面を
ガイド面として摺動自在であることを特徴とする。
成するために、プラテンガラスに載置された原稿を走査
する読み取りユニットのケーシング内に、前記プラテン
ガラスに載置された原稿に光を照射する光源と、前記原
稿で反射した光を反射させる反射ミラーと、反射ミラー
で反射された光を集光すると共に倍率調整時に光軸上を
移動する結像レンズと、結像レンズで集光された光を反
射させて印画部へ導くと共に倍率調整時に前記結像レン
ズと連動して移動しピントのズレを補正する補正ミラー
と、が収納された画像読み取りユニットであって、前記
結像レンズ又は前記補正ミラーをスライド移動自在に支
持するキャリアの支持構造に於いて、前記キャリアは、
駆動手段に連結されると共に、前記ケーシングの底面を
ガイド面として摺動自在であることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、キャリアは、駆動手段からの
駆動力でケーシングの底面をガイド面としてスライド移
動する。従って、簡単な構造でキャリアを移動可能に支
持することができると共に、ケーシングに別途レールを
形成する必要がないので、部品点数を削減することがで
きる。
駆動力でケーシングの底面をガイド面としてスライド移
動する。従って、簡単な構造でキャリアを移動可能に支
持することができると共に、ケーシングに別途レールを
形成する必要がないので、部品点数を削減することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るキャリア
の支持構造の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明に係るキャリアの支持構造が適用された画像
読み取り装置の実施例を示す構造図である。同図に示さ
れるように、画像読み取り装置10は、主として、原稿
の読み取りを行う画像読み取りユニット12、画像読み
取りユニット12の上方に設けられ原稿を載置するプラ
テンガラス14、及びプラテンガラス14の上方に開閉
自在に設けられ、原稿の読み取り時に外光の入射を遮光
する遮光カバー16を主要部材として構成されている。
の支持構造の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明に係るキャリアの支持構造が適用された画像
読み取り装置の実施例を示す構造図である。同図に示さ
れるように、画像読み取り装置10は、主として、原稿
の読み取りを行う画像読み取りユニット12、画像読み
取りユニット12の上方に設けられ原稿を載置するプラ
テンガラス14、及びプラテンガラス14の上方に開閉
自在に設けられ、原稿の読み取り時に外光の入射を遮光
する遮光カバー16を主要部材として構成されている。
【0009】前記画像読み取りユニット12は、ランプ
ユニット20、反射ミラーユニット22、レンズユニッ
ト24、補正ミラーユニット26、及び固定ミラー28
等から構成され、これらは全て遮光構造で形成されたケ
ーシング18内に収納されている。前記ランプユニット
20は、原稿に光を照射する光源ランプ30及び原稿を
走査した光を反射ミラーユニット22向けて反射させる
第1反射ミラー32を備え、原稿の走査方向にスライド
移動自在に支持されている。
ユニット20、反射ミラーユニット22、レンズユニッ
ト24、補正ミラーユニット26、及び固定ミラー28
等から構成され、これらは全て遮光構造で形成されたケ
ーシング18内に収納されている。前記ランプユニット
20は、原稿に光を照射する光源ランプ30及び原稿を
走査した光を反射ミラーユニット22向けて反射させる
第1反射ミラー32を備え、原稿の走査方向にスライド
移動自在に支持されている。
【0010】前記反射ミラーユニット22は、第2反射
ミラー34及び第3反射ミラー36を備え、前記第1反
射ミラー32の反射光を第2反射ミラー34→第3反射
ミラー36を介してレンズユニット24に向けて反射さ
せる。また、反射ミラーユニット22は、原稿の走査方
向にスライド移動自在に支持されると共に、前記ランプ
ユニット20の移動に連動して移動する。
ミラー34及び第3反射ミラー36を備え、前記第1反
射ミラー32の反射光を第2反射ミラー34→第3反射
ミラー36を介してレンズユニット24に向けて反射さ
せる。また、反射ミラーユニット22は、原稿の走査方
向にスライド移動自在に支持されると共に、前記ランプ
ユニット20の移動に連動して移動する。
【0011】前記レンズユニット24は、結像レンズ3
8を備えると共に、光軸沿ってスライド移動自在に支持
されており、前記反射ミラーユニット22からの反射光
を結像レンズ38で集光すると共に、光軸に沿って前後
移動させるこにより焦点距離を変え倍率調整をすること
ができる。前記補正ミラーユニット26は、第1補正ミ
ラー40と第2補正ミラー42を備え、前記結像レンズ
38で集束された光束を第1補正ミラー40→第2補正
ミラー42を介して固定反射ミラー28に向けて反射す
る。また、補正ミラーユニット26は前記レンズユニッ
ト24と同一方向にスライド移動自在に支持されてお
り、変倍時におけるピントのズレを、前記レンズユニッ
ト24と連動して移動することにより補正する。
8を備えると共に、光軸沿ってスライド移動自在に支持
されており、前記反射ミラーユニット22からの反射光
を結像レンズ38で集光すると共に、光軸に沿って前後
移動させるこにより焦点距離を変え倍率調整をすること
ができる。前記補正ミラーユニット26は、第1補正ミ
ラー40と第2補正ミラー42を備え、前記結像レンズ
38で集束された光束を第1補正ミラー40→第2補正
ミラー42を介して固定反射ミラー28に向けて反射す
る。また、補正ミラーユニット26は前記レンズユニッ
ト24と同一方向にスライド移動自在に支持されてお
り、変倍時におけるピントのズレを、前記レンズユニッ
ト24と連動して移動することにより補正する。
【0012】前記固定反射レンズ28は、前記補正ミラ
ーユニット26で反射された光束を反射して図示しない
印画部へと導く。前記の如く構成される画像読み取り装
置10による原稿の走査は次のようになる。先ず、ラン
プユニット20がプラテンガラス14上に載置された原
稿に向けて光源ランプ30の光を照射しながら移動し、
原稿を走査する。そして、走査した光は第1反射ミラー
32で反射ミラーユニット22に向けて反射され、その
反射光は反射ミラーユニット22の第2反射ミラー34
→第3反射ミラー36を介してレンズユニット24に導
かれる。レンズユニット24では、入射した光を結像レ
ンズ38で集光し、集束された光束は、補正ミラーユニ
ット26の第1補正ミラー40→第2補正ミラー42を
介して固定ミラー28で反射され印画部へと導かれる。
ーユニット26で反射された光束を反射して図示しない
印画部へと導く。前記の如く構成される画像読み取り装
置10による原稿の走査は次のようになる。先ず、ラン
プユニット20がプラテンガラス14上に載置された原
稿に向けて光源ランプ30の光を照射しながら移動し、
原稿を走査する。そして、走査した光は第1反射ミラー
32で反射ミラーユニット22に向けて反射され、その
反射光は反射ミラーユニット22の第2反射ミラー34
→第3反射ミラー36を介してレンズユニット24に導
かれる。レンズユニット24では、入射した光を結像レ
ンズ38で集光し、集束された光束は、補正ミラーユニ
ット26の第1補正ミラー40→第2補正ミラー42を
介して固定ミラー28で反射され印画部へと導かれる。
【0013】このように、画像読み取り装置10は、原
稿の読み取り時に、ランプユニット20が光源ランプ3
0の光を原稿に照射しながら移動して原稿を走査する。
そして、このランプユニット20の移動に伴う、結像レ
ンズ38までの光路長の変化を反射ミラーユニット22
がランプユニット20に連動して移動することにより一
定に保っている。
稿の読み取り時に、ランプユニット20が光源ランプ3
0の光を原稿に照射しながら移動して原稿を走査する。
そして、このランプユニット20の移動に伴う、結像レ
ンズ38までの光路長の変化を反射ミラーユニット22
がランプユニット20に連動して移動することにより一
定に保っている。
【0014】ところで、前記画像読み取り装置10にお
いて、倍率調整を行う際は、前記レンズユニット24を
光軸43に沿って前後移動させることにより焦点距離を
変化させている。そして、この焦点距離の変化に伴うピ
ントのズレは、前記補正ミラーユニット26を前記レン
ズユニット24に連動させて移動させることにより補正
している。
いて、倍率調整を行う際は、前記レンズユニット24を
光軸43に沿って前後移動させることにより焦点距離を
変化させている。そして、この焦点距離の変化に伴うピ
ントのズレは、前記補正ミラーユニット26を前記レン
ズユニット24に連動させて移動させることにより補正
している。
【0015】図2及び図3には、前記レンズユニット2
4の移動機構の構造図が示されている。同図に示される
ように、レンズユニット24は、光軸43に沿ってスラ
イド移動自在に支持されたキャリア44上に、結像レン
ズ38の鏡胴46が図示しないボルトを介して固定され
ている。前記キャリア44は矩形状に形成され、その一
方側の端部に、縁部を垂直に折り曲げて形成した折り曲
げ部48が形成されている。この折り曲げ部48の両端
部には、それぞれスライダ50、50が設けられてお
り、このスライダ50、50には、次述するガイド棒5
4が嵌入するガイド穴52、52が形成されている。前
記ガイド棒54は、光軸43に沿って配設されており、
箱状に形成されたケーシング18の内壁面18Aに図示
しないブラケットを介して支持されている。そして、こ
のガイド棒54に前記スライダ50、50のガイド穴5
2、52を嵌入することにより、キャリア44は前記ガ
イド棒44を中心に揺動自在に支持されると共に、ガイ
ド棒54に沿ってスライド移動自在に支持される。
4の移動機構の構造図が示されている。同図に示される
ように、レンズユニット24は、光軸43に沿ってスラ
イド移動自在に支持されたキャリア44上に、結像レン
ズ38の鏡胴46が図示しないボルトを介して固定され
ている。前記キャリア44は矩形状に形成され、その一
方側の端部に、縁部を垂直に折り曲げて形成した折り曲
げ部48が形成されている。この折り曲げ部48の両端
部には、それぞれスライダ50、50が設けられてお
り、このスライダ50、50には、次述するガイド棒5
4が嵌入するガイド穴52、52が形成されている。前
記ガイド棒54は、光軸43に沿って配設されており、
箱状に形成されたケーシング18の内壁面18Aに図示
しないブラケットを介して支持されている。そして、こ
のガイド棒54に前記スライダ50、50のガイド穴5
2、52を嵌入することにより、キャリア44は前記ガ
イド棒44を中心に揺動自在に支持されると共に、ガイ
ド棒54に沿ってスライド移動自在に支持される。
【0016】一方、前記キャリア44の他方側の端部に
は、その両端の下部にそれぞれプラスチック等の合成樹
脂材で成形された半球状の摺動部材56、56がビス5
7、57を介して固着されている。この摺動部材56、
56は、ケーシング18の底面18Bの摺動面18Cに
摺接され、キャリア44を水平に支持すると共に、スラ
イド移動時に前記摺動面18Cに沿って摺動する。この
ように、摺動部材56、56はケーシング18の摺動面
18Cをレールとして利用して摺動するので、前記ケー
シング18の摺動面18Cは平面度を出して形成されて
いる。
は、その両端の下部にそれぞれプラスチック等の合成樹
脂材で成形された半球状の摺動部材56、56がビス5
7、57を介して固着されている。この摺動部材56、
56は、ケーシング18の底面18Bの摺動面18Cに
摺接され、キャリア44を水平に支持すると共に、スラ
イド移動時に前記摺動面18Cに沿って摺動する。この
ように、摺動部材56、56はケーシング18の摺動面
18Cをレールとして利用して摺動するので、前記ケー
シング18の摺動面18Cは平面度を出して形成されて
いる。
【0017】キャリア44は前記の如く支持され、更に
一方側の端部には、駆動手段が次のように連結されてい
る。前記キャリア44の一方側の端部に設けられたスラ
イダ50、50には、光軸43に沿ってラック58Aが
形成されたブロック58が取り付けられている。このブ
ロック58のラック58Aには、ケーシング18の内壁
面18Aに設けられたピニオンギア60に噛合されてお
り、このピニオンギア60は駆動源であるモータ62の
スピンドル62Aに連結されている。
一方側の端部には、駆動手段が次のように連結されてい
る。前記キャリア44の一方側の端部に設けられたスラ
イダ50、50には、光軸43に沿ってラック58Aが
形成されたブロック58が取り付けられている。このブ
ロック58のラック58Aには、ケーシング18の内壁
面18Aに設けられたピニオンギア60に噛合されてお
り、このピニオンギア60は駆動源であるモータ62の
スピンドル62Aに連結されている。
【0018】前記の如く構成される本発明に係るキャリ
アの支持構造の実施例の作用は次の通りである。モータ
62を駆動して、キャリア44をスライド移動させる
と、キャリア44は、ガイド棒54にガイドされて光軸
43に沿ってスライド移動する。これに伴い、摺動部材
56、56は、キャリア44を水平に維持しながら、ケ
ーシング18の摺動面18Cに沿って摺動する。
アの支持構造の実施例の作用は次の通りである。モータ
62を駆動して、キャリア44をスライド移動させる
と、キャリア44は、ガイド棒54にガイドされて光軸
43に沿ってスライド移動する。これに伴い、摺動部材
56、56は、キャリア44を水平に維持しながら、ケ
ーシング18の摺動面18Cに沿って摺動する。
【0019】このように、本実施例のキャリアの支持構
造によれば、キャリア44の一方側の端部を摺動部材5
6、56を介してケーシング18の底面18Aに摺接さ
せたので、簡単な構造でキャリア44を移動可能に支持
することができる。また、従来型のもののようにケーシ
ング18の側面を切り起こして摺動部材56、56のレ
ールを形成する必要がないので、ケーシング18に穴が
開かず、開いた穴を遮光する必要がなくなる。従って、
部品点数を削減することができる。
造によれば、キャリア44の一方側の端部を摺動部材5
6、56を介してケーシング18の底面18Aに摺接さ
せたので、簡単な構造でキャリア44を移動可能に支持
することができる。また、従来型のもののようにケーシ
ング18の側面を切り起こして摺動部材56、56のレ
ールを形成する必要がないので、ケーシング18に穴が
開かず、開いた穴を遮光する必要がなくなる。従って、
部品点数を削減することができる。
【0020】尚、補正ミラーユニット26の第1補正ミ
ラー40及び第2補正ミラー42を支持するキャリア
は、前記したレンズユニット24のキャリア44と同一
構造であるためその説明は省略する。また、前記ケーシ
ング18の摺動面18Cは、必要に応じて鏡面仕上げ等
の滑面に加工することができる。
ラー40及び第2補正ミラー42を支持するキャリア
は、前記したレンズユニット24のキャリア44と同一
構造であるためその説明は省略する。また、前記ケーシ
ング18の摺動面18Cは、必要に応じて鏡面仕上げ等
の滑面に加工することができる。
【0021】また、本実施例では、キャリア44の駆動
手段として、キャリア44に設けたラック58Aをピニ
オンギア60に噛合させて動力を伝達するようにしてい
たが、これに限られるものではなく、例えば、キャリア
44及びモータ62等にプーリを配設し、この配設され
たプーリにベルトを張設することにより、動力を伝達し
てもよい。
手段として、キャリア44に設けたラック58Aをピニ
オンギア60に噛合させて動力を伝達するようにしてい
たが、これに限られるものではなく、例えば、キャリア
44及びモータ62等にプーリを配設し、この配設され
たプーリにベルトを張設することにより、動力を伝達し
てもよい。
【0022】また、本実施例では、摺動部材56、56
をプラスチック等の合成樹脂材で成形したものを用いた
が、これに限られるものではなく、例えば、金属等を用
いてもよい。
をプラスチック等の合成樹脂材で成形したものを用いた
が、これに限られるものではなく、例えば、金属等を用
いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアを駆動手段に連結すると共に、ケーシングの底
面をガイド面として摺動自在に支持させたので、簡単な
構造でキャリアを移動可能に支持することができると共
に、ケーシングに別途レールを形成する必要がないの
で、部品点数を削減することができる。
キャリアを駆動手段に連結すると共に、ケーシングの底
面をガイド面として摺動自在に支持させたので、簡単な
構造でキャリアを移動可能に支持することができると共
に、ケーシングに別途レールを形成する必要がないの
で、部品点数を削減することができる。
【図1】本発明に係るキャリアの支持構造が適用された
画像読み取り装置の実施例の構造図
画像読み取り装置の実施例の構造図
【図2】本発明に係るキャリアの支持構造の実施例の側
面図
面図
【図3】図2の平面図
18…ケーシング 18B…ケーシング底面 18C…摺動面 44…キャリア 50…スライダ 54…ガイド棒 56…摺動部材 58A…ラック 60…ピニオンギア 62…モータ
Claims (1)
- 【請求項1】プラテンガラスに載置された原稿を走査す
る読み取りユニットのケーシング内に、前記プラテンガ
ラスに載置された原稿に光を照射する光源と、前記原稿
で反射した光を反射させる反射ミラーと、反射ミラーで
反射された光を集光すると共に倍率調整時に光軸上を移
動する結像レンズと、結像レンズで集光された光を反射
させて印画部へ導くと共に倍率調整時に前記結像レンズ
と連動して移動しピントのズレを補正する補正ミラー
と、が収納された画像読み取りユニットであって、前記
結像レンズ又は前記補正ミラーをスライド移動自在に支
持するキャリアの支持構造に於いて、 前記キャリアは、駆動手段に連結されると共に、前記ケ
ーシングの底面をガイド面として摺動自在であることを
特徴とするキャリアの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530194A JPH08110585A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | キャリアの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530194A JPH08110585A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | キャリアの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08110585A true JPH08110585A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17131642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24530194A Pending JPH08110585A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | キャリアの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08110585A (ja) |
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1994
- 1994-10-11 JP JP24530194A patent/JPH08110585A/ja active Pending
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