JPH05297476A - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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JPH05297476A
JPH05297476A JP4096723A JP9672392A JPH05297476A JP H05297476 A JPH05297476 A JP H05297476A JP 4096723 A JP4096723 A JP 4096723A JP 9672392 A JP9672392 A JP 9672392A JP H05297476 A JPH05297476 A JP H05297476A
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JP
Japan
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rack gear
light source
pinion
source unit
moving
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4096723A
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English (en)
Inventor
Osamu Fujimoto
修 藤本
Takashi Hori
孝志 堀
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動開始時における光源ユニットの振動を防止
する。 【構成】光源ユニット20の移動路に沿って設けられた
ガイド用ラックギヤ50の各端部に長孔51が設けられ
ており、ガイド用ラックギヤ50が長手方向にスライド
し得る状態で、段付きネジによってフレームに取り付け
られている。ミラーユニット31は、ガイド用ラックギ
ヤ50に沿って配置されて長手方向へ移動可能な可動ラ
ックギヤ60に連結されており、ガイド用ラックギヤ5
0および可動ラックギヤ60にそれぞれ第1ピニオン7
1および第2ピニオン72が噛合している。両ピニオン
71および72の回転軸73は、光源ユニット20に連
結された移動ブロック70に支持されており、可動ラッ
クギヤ60が移動することにより、第2ピニオン72が
回転され、そのときに第1ピニオン71は、ガイド用ラ
ックギヤ50がスライドすることにより正確に噛み合っ
た状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタとい
った画像形成装置のスキャナに使用される光学系駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿台固定型の複写機では、周知の通
り、光源としてのランプおよび第1ミラーを備えた光源
ユニットを往復移動して原稿台上に載置された原稿を走
査し、該原稿からの反射光を可動式のミラーユニットに
搭載された第2、第3ミラー、レンズ、ミラーホルダに
搭載された第4、第5ミラー、および固定配置された第
6ミラーを介して感光体ドラムに露光し、続いて感光体
ドラムの露光面にトナーを供給する現像プロセスを行
い、その後、感光体ドラム上のトナー像を用紙に転写す
る転写プロセスを行って画像形成を行う。
【0003】ここで、ミラーユニットは原稿台からレン
ズ迄の光路長を一定に保つために、光源ユニットの移動
速度の1/2倍の速度で同期駆動されるようになってい
る。光源ユニット及びミラーユニットの駆動装置として
は、従来よりワイヤを用いたものが多用されている。し
かし、ワイヤを用いた駆動装置では、多数のプーリにワ
イヤを複雑に掛け回す構成であるために、各プーリの配
置が複雑になるとともに、ワイヤの掛け回し作業に時間
がかかるという問題がある。また、経時的にワイヤが伸
長して、光源ユニットを正確な速度によって移動できな
くなるおそれもある。
【0004】このような問題を解決するために、ワイヤ
に替えて、ラックギヤおよびピニオンギヤを使用して光
源ユニットおよびミラーユニットを駆動する光学系駆動
装置が提案されている。
【0005】この装置は、光源ユニットの移動路に沿っ
てガイド用ラックギヤが配設されるとともに、該ガイド
用ラックギヤに沿って可動ラックギヤが、その長手方向
に沿っての移動可能に設けられており、ガイド用ラック
ギヤおよび可動ラックギヤにそれぞれ噛み合った第1ピ
ニオンおよび第2ピニオンが同軸状態で支持されてい
る。そして、第1ピニオンおよび第2ピニオンが取り付
けられた回転軸が、ガイド軸にスライド可能に支持され
た移動ブロックに支持されており、該移動ブロックが光
源ユニットに連結されるとともに、前記可動用ラックギ
ヤがミラーユニットに連結されている。第1ピニオンお
よび第2ピニオンのピッチ円の直径比が光源ユニットと
ミラーユニットとの速度比に対応するように、2:1に
設定されており、従って、それぞれのギヤ比も2:1に
なっている。
【0006】このような装置では、可動用ラックギヤが
所定の速度で移動されることにより、ミラーユニットが
所定の速度で移動される。そして、該可動用ラックギヤ
に噛み合った第2ピニオンが、ガイド用ラックギヤに噛
み合った第1ピニオンと一体となって回転することか
ら、該第2ピニオンは可動用ラックギヤ上を該可動用ラ
ックギヤ2倍の速度で移動されてる。その結果、第2ピ
ニオンと一体となった移動ブロックおよび光源ユニット
が、ミラーユニットの2倍の速度で移動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では、
光源ユニットの移動を開始するべく、第1ピニオンが回
転されると、該第1ピニオンがガイド用ラックギヤと正
常に噛み合っていない場合には、第1ピニオンの回転に
伴って両者が正常に噛み合う際に衝撃が発生するおそれ
がある。このような衝撃は、光源ユニットにも伝達され
るために、光源ユニットの走査開始時に該光源ユニット
が振動してしまう。光源ユニットが振動すると、原稿画
像を良好に感光体ドラムに露光することができなくな
る。光源ユニットの振動を防止するためには、第1ピニ
オンが回転を開始した後に、該第1ピニオンがガイド用
ラックギヤに確実に噛み合って光源ユニットが振動しな
くなるまでの間は、光源ユニットによって原稿が露光さ
れないように、助走距離を設ける必要がある。しかし、
このような助走距離を設けると、複写機全体が大型化し
てしまう。
【0008】また、光源ユニットが連結された移動ブロ
ックは、ガイド軸に沿って円滑にスライドし得るよう
に、両者の間には若干の間隙が形成されている。このた
めに、移動ブロックをガイド軸に沿って移動させると、
その移動の間、該移動ブロックが振動するおそれがあ
る。移動ブロックの振動は、光源ユニットに伝達される
ために、この場合にも、該光源ユニットによっては、鮮
明な原稿画像を感光体ドラムに露光できない。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、その目的は、光源ユニットによって原稿画像を露
光走査するに際して、露光走査の開始時および走査時に
おいて光源ユニットの振動を防止し得る光学系駆動装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光学系駆動装置
は、光源ユニットを往復移動させると共に、該光源ユニ
ットと感光体との光路中に設けられたミラーユニット
を、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で移動させ
る光学系駆動装置であって、光源ユニットの移動路に沿
って配設されたガイド用ラックギヤと、該ガイド用ラッ
クギヤとは平行であって該ガイド用ラックギヤに沿って
移動可能に設けられており、前記ミラーユニットが一体
となって移動し得るように該ミラーユニットに連結され
た可動ラックギヤと、該可動ラックギヤを前記光源ユニ
ットの移動方向へ所定の速度で移動させる手段と、前記
ガイド用ラックギヤに噛み合った第1ピニオンと、該第
1ピニオンと同軸状態で一体的に取り付けられた状態で
該可動ラックギヤに噛み合っており、前記可動ラックギ
ヤの移動によってその移動方向と同方向へ所定の速度比
で移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が光源
ユニットとミラーユニットとの速度比に対応して設定さ
れて第2ピニオンと、前記前記第1ピニオンおよび第2
ピニオンと一体となって前記各ラックギヤに沿って移動
されるとともに、前記光源ユニットに連結された移動ブ
ロックと、を具備し、前記ガイド用ラックギヤが、その
長手方向へ所定の範囲にわたって移動可能になっている
ことを特徴としてなり、そのことにより上記目的が達成
される。
【0011】また、本発明の光学系駆動装置は、光源ユ
ニットを往復移動させると共に、該光源ユニットと感光
体との光路中に設けられたミラーユニットを、光源ユニ
ットの移動方向へ所定の速度比で移動させる光学系駆動
装置であって、光源ユニットの移動路に沿って配設され
たガイド用ラックギヤと、該ガイド用ラックギヤとは平
行であって該ガイド用ラックギヤに沿って移動可能に設
けられており、前記ミラーユニットが一体となって移動
し得るように該ミラーユニットに連結された可動ラック
ギヤと、該可動ラックギヤを前記光源ユニットの移動方
向へ所定の速度で移動させる手段と、前記ガイド用ラッ
クギヤに噛み合った第1ピニオンと、該第1ピニオンと
同軸状態で一体的に取り付けられた状態で該可動ラック
ギヤに噛み合っており、前記可動ラックギヤの移動によ
ってその移動方向と同方向へ所定の速度比で移動される
ように、該第1ピニオンとの直径比が光源ユニットとミ
ラーユニットとの速度比に対応して設定されて第2ピニ
オンと、前記前記第1ピニオンおよび第2ピニオンと一
体となって前記各ラックギヤに沿って移動されるととも
に、前記光源ユニットに連結された移動ブロックと、前
記光源ユニットが移動開始位置とされた場合に、前記ガ
イド軸に対する該移動ブロックの振動を防止するべく、
該移動ブロックをガイド軸に対して付勢する手段と、を
備えてなり、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】さらに、本発明の光学系駆動装置は、光源
ユニットを往復移動させると共に、該光源ユニットと感
光体との光路中に設けられたミラーユニットを、光源ユ
ニットの移動方向へ所定の速度比で移動させる光学系駆
動装置であって、光源ユニットの移動路に沿って配設さ
れたガイド用ラックギヤと、該ガイド用ラックギヤとは
平行であって該ガイド用ラックギヤに沿って移動可能に
設けられており、前記ミラーユニットが一体となって移
動し得るように該ミラーユニットに連結された可動ラッ
クギヤと、該可動ラックギヤを前記光源ユニットの移動
方向へ所定の速度で移動させる手段と、前記ガイド用ラ
ックギヤに噛み合った第1ピニオンと、該第1ピニオン
と同軸状態で一体的に取り付けられた状態で該可動ラッ
クギヤに噛み合っており、前記可動ラックギヤの移動に
よってその移動方向と同方向へ所定の速度比で移動され
るように、該第1ピニオンとの直径比が光源ユニットと
ミラーユニットとの速度比に対応して設定されて第2ピ
ニオンと、前記前記第1ピニオンおよび第2ピニオンと
一体となって前記各ラックギヤに沿って移動されるとと
もに、前記光源ユニットに連結された移動ブロックと、
前記ガイド用ラックギヤに平行に配設されたガイド軸
と、前記各ラックギヤに沿って移動される前記前記第1
ピニオンおよび第2ピニオンと一体的に移動されるよう
に該ガイド軸に嵌合されるとともに、前記光源ユニット
と一体的に移動し得るように該光源ユニットに連結され
た移動ブロックと、前記ガイド軸に対する該移動ブロッ
クの振動を防止するべく、該移動ブロックをガイド軸に
対して常時付勢する手段と、を備えてなり、そのことに
より上記目的が達成される。
【0013】
【作用】本発明の光学系駆動装置では、可動用ラックギ
ヤが所定の速度で移動されることにより、ミラーユニッ
トが所定の速度で移動され、可動用ラックギヤの移動に
伴って、該可動用ラックギヤに噛み合った第2ピニオン
が回転する。このとき、第2ピニオンと一体となってガ
イド用ラックギヤに噛み合った第1ピニオンも回転され
るが、該第1ピニオンの回転によってガイド用ラックギ
ヤに加わる力によって、該ガイド用ラックギヤがその長
手方向へと移動し、その移動の間に該ガイド用ラックギ
ヤと第1ピニオンとが確実に噛み合った状態になる。そ
の後に、第1ピニオンがガイド用ラックギヤ上を回転す
る。第1ピニオンと一体となった第2ピニオンは、第1
ピニオンに対する直径比が、光源ユニットとミラーユニ
ットの速度比に対応して設定されているために、第2ピ
ニオンは可動ラックギヤ上を該可動ラックギヤの移動速
度に対して、所定の速度比で移動される。その結果、第
2ピニオンに移動ブロックを介して取り付けられた光源
ユニットが、可動ラックギヤに取り付けられたミラーユ
ニットに対して所定の速度比で移動される。
【0014】また、光源ユニットの移動開始時におい
て、ガイド軸に沿って移動される移動ブロックが、該ガ
イド軸に対して振動することを防止するように付勢され
ているために、移動ブロックは振動することなく、円滑
に移動される。
【0015】さらに、移動ブロックが常時ガイド軸に対
して付勢されているために、移動ブロックは、移動開始
時のみならず、ガイド軸に沿って移動する場合にも振動
するおそれがない。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例について説明する。本
発明の光学系駆動装置は、例えば、原稿台固定型複写機
のスキャナとして使用される。
【0017】スキャナは、図1に示すように、原稿台1
0上の原稿を走査するように該原稿台10の下方に配置
された光源ユニット20を備えている。光源ユニット2
0は、走査方向の全長にわたって移動可能になった可動
ベース21を有しており、移動開始位置(ホームポジシ
ョン)から走査方向へと往復移動される。可動ベース2
1は、走査方向に対して直交する方向に延びる平板状を
しており、該可動ベース21には、ランプ22、反射板
23および第1ミラー24等が搭載されている。ランプ
22から発せられた光は、原稿台10上に載置された原
稿に照射されて、該原稿によって反射される。原稿から
の反射光は、可動ベース21上に搭載された第1ミラー
24を介して、該光源ユニット20の走査方向に配置さ
れた可動式のミラーユニット31に導かれる。
【0018】ミラーユニット31には第2ミラー32お
よび第3ミラー33がそれぞれ搭載されており、該ミラ
ーユニット31に導かれた反射光は、第2ミラー32、
第3ミラー33により、光路を反転される。そして、第
3ミラー33にて反射された光は、光源ユニット20と
ミラーユニット31との間に設けられたレンズ34を通
って、光源ユニット20のホームポジション近傍に設け
られたミラーホルダ40へと導かれる。
【0019】ミラーホルダ40には、第4ミラー41お
よび第5ミラー42が搭載されている。第4ミラー41
および第5ミラー42は、導かれた反射光の光路を反転
させて、複写機内における走査方向の中程に固定配置さ
れた第6ミラー43へと導く。第6ミラー43は、この
反射光の光路を下方へと向けて、図示しない感光体ドラ
ム上に露光する。これにより、感光体ドラム上に潜像が
形成され、以下、公知の画像形成プロセスが行われる。
【0020】ミラーユニット31は、光源ユニット20
がホームポジションに位置する状態では、移動路の中央
に位置しており、その中央から移動路の他方の端部まで
移動可能になっている。ミラーユニット31は、以下に
説明する光学系駆動装置により、光源ユニット20の移
動方向と同方向へ、該光源ユニット20の移動速度の1
/2の速度で同期して移動される。従って、ミラーユニ
ット31の移動速度は、光源ユニット20の移動速度の
2倍になっている。
【0021】光学系駆動装置は、図2および図3に示す
ように、光源ユニット20の移動路における一方の側縁
部の下方に沿って、その移動路の全長にわたって配設さ
れたガイド用ラックギヤ50と、ガイド用ラックギヤ5
0の上方において、該ガイド用ラックギヤ50に平行に
なっており、該ガイド用ラックギヤ50の長手方向への
移動可能になった、該ガイド用ラックギヤ50のほぼ半
分の長さのミラーベース61と、該ミラーベース61上
にガイド用ラックギヤ50と同方向に延びた状態で取り
付けられた可動ラックギヤ60と、を備えている。
【0022】ガイド用ラックギヤ50は、図4に示すよ
うに、両端部に長孔51を有しており、該長孔51に段
付きネジ52がスライド可能に嵌合されている。該段付
きネジ52は、先端部に配設された小径ネジ部54と、
小径ネジ部54よりも大径になって頭部側に配設された
円柱部53とを有している。そして、該小径ネジ部54
が複写機本体のフレームにねじ込まれている。これによ
り、ガイド用ラックギヤ50は、歯面を上方に向けた状
態で、長孔51の長さ分だけ長手方向へのスライドし得
る状態になっている。
【0023】ミラーベース板61は、図2および図3に
示すように、光源ユニット20の全光路長さの1/2の
長さとなった水平状の下面部80と、該下面部80の各
端部にてそれぞれ上方へ直角に延出するブラケット62
および62とを有している。各ブラケット62は、ミラ
ーベース板61の下面部80と平行に配置されたガイド
軸64に、軸受63によって、スライド可能に取り付け
られている。可動ラックギヤ60は、ミラーベース板6
1の下面部80上に、歯面を上方に向けて、ガイド用ラ
ックギヤ50と平行な姿勢で固定されている。
【0024】ミラーベース板61の下面部80の下面に
は、図3に示すように、歯面を下方に向けた入力用ラッ
クギヤ90が、該ミラーベース板61の長手方向に沿っ
て固定されており、この入力用ラックギヤ90には、駆
動用ピニオンギヤ91が噛み合っている。該駆動用ピニ
オンギヤ91は、複写機のフレームに回転可能に取り付
けられており、該駆動用ピニオンギヤが回転駆動される
ことによって、ミラーベース板61が、ガイド軸64に
沿って移動される。
【0025】また、ミラーベース板61は、光源ユニッ
ト20取付側の各ブラケット62間を覆う壁面81と、
該壁面81上端面から光源ユニット20の走査方向に沿
って順次広がった上面部82とを有している。
【0026】可動ラックギヤ60の長さは、ガイド用ラ
ックギヤ50の略1/2になっており、ガイド用ラック
ギヤ50に沿って往復移動可能になっている。また、ミ
ラーベース板61における下面部80の端部に設けられ
た一方のブラケット62には、ミラーユニット31のミ
ラー固定板35が連結されており、該ミラー固定板35
に、前述の第2および第3ミラー32および33が装着
されている。
【0027】ガイド軸64には、移動ブロック70が、
軸受74による軸方向へのスライド可能に嵌合されてお
り、該移動ブロック70に、光源ユニット20における
可動ベース21の一方の端部が連結されている。該移動
ブロック70には、ガイド軸64とは直交する方向に延
びる回転軸73が回転可能に支持されている。そして、
該回転軸73の端部に、ガイド用ラックギヤ50および
可動ラックギヤ60にそれぞれ噛合する第1ピニオン7
1および第2ピニオン72が一体となって取り付けられ
ている(図4参照)。第1ピニオン71は第2ピニオン
72よりも大径になっており、第1ピニオン71と第2
ピニオンとのピッチ円の直径比は、光源ユニット20と
ミラーユニット31との速度比2:1に対応するよう
に、2:1に設定されており、また、それぞれのギヤ比
も2:1に設定されている。
【0028】光源ユニット20は、スキャン開始位置で
あるホームポジションに位置されると、ミラーベース板
61におけるミラーユニット31連結側とは反対側に位
置された状態になり、従って、光源ユニット20が取り
付けられた移動ブロック70は、ミラーベース板61に
取り付けられた可動ラックギヤ60のミラーユニット3
1連結側とは反対側の端部に位置されており、第2ピニ
オン72は、該可動ラックギヤ60の端部に噛み合って
いる。従って、ミラーベース板61に連結されたミラー
ユニット31は、光源ユニット20の光路長における中
程に位置している。
【0029】このような構成の本発明の光学系駆動装置
によれば、光源ユニット20およびミラーユニット31
は以下のようにして同期駆動される。
【0030】光源ユニット20がスキャン開始位置であ
るホームポジションに位置された状態では、ミラーユニ
ット31は、光源ユニット20の移動路の中程に位置し
ている。このような状態で、駆動用ピニオンギヤが所定
の回転速度で回転駆動されると、ミラーベース板61に
固定された入力用ラックギヤが長手方向に駆動され、入
力用ラックギヤと一体となった該ミラーベース板61が
同方向へと所定速度で移動される。その結果、該ミラー
ベース板61の端部に取り付けられたミラーユニット3
1が図1に矢印Aで示す方向へと、所定の速度で移動さ
れる。そして、ミラーベース板61に固定された可動ラ
ックギヤ60が該ミラーベース板61と一体となって移
動することにより、一体回転する第1ピニオン71およ
び第2ピニオン72が、図1に矢印aで示す方向へと回
転される。
【0031】大径の第1ピニオン71が回転を開始する
際には、該第1ピニオン71に噛み合ったガイド用ラッ
クギヤ50に、第1ピニオン71の回転力が伝達される
ものの、ガイド用ラックギヤ50は、端部に形成された
長孔51の範囲内で長手方向にスライドし得るために、
第1ピニオン71の回転開始当初においては、第1ピニ
オン71はガイド用ラックギヤ50に沿っては移動され
ない。そして、ガイド用ラックギヤ50の長孔51が段
付きネジ52に当接して停止されると、第1ピニオン7
1がa方向へ回転することにより、該第1ピニオン71
は矢印A方向へと移動する。第1ピニオン71は、移動
ブロック70に連結されているために、第1ピニオン7
1の矢印A方向への移動に伴って、移動ブロック70が
ガイド軸64に沿って移動され、該移動ブロック70に
連結された光源ユニット20が同方向へと移動される。
【0032】このように、第1ピニオン71の回転当初
に、ガイド用ラックギヤ50がスライドするために、該
第1ピニオン71とガイド用ラックギヤ50とが正確に
噛み合っていない場合にも、ガイド用ラックギヤ50が
スライドする間に、第1ピニオン71とガイド用ラック
ギヤ50とが確実に噛み合った状態になり、その後に、
第1ピニオン71がガイド用ラックギヤ50上を移動さ
れる。その結果、第1ピニオン71がガイド用ラックギ
ヤ50に沿って移動される際に、第1ピニオン71がガ
イド用ラックギヤ50と正確に噛み合っていないことに
よる衝撃が発生せず、従って、光源ユニット20の移動
開始時に該光源ユニット20が振動するおそれがない。
【0033】第1ピニオン71と一体となった第2ピニ
オン72は、該第1ピニオン71に対してギヤ数が1/
2になっているために、該第2ピニオン72は2倍の速
度で回転し、所定速度にて移動されているミラーベース
板61に取り付けられた可動ラックギヤ60上を、ミラ
ーベース板61の移動方向と同方向へ、該ミラーベース
板61の2倍の速度で移動する。その結果、該第2ピニ
オン72に回転軸73を介して連結された移動ブロック
70が、ミラーベース板61の移動方向と同方向へ、該
ミラーベース板61の2倍の速度で移動する。従って、
該移動ブロック70に連結された光源ユニット20は、
ミラーベース板61に連結されたミラーユニット31の
2倍の速度で、同方向へと移動される。
【0034】このようにして、光源ユニット20が走査
方向の終端位置に達すると、ミラーユニット31は、該
光源ユニット20に隣接して位置された状態になる。こ
のような状態になると、ミラーベース板61が図1に矢
印Bで示す方向へと移動されて、ミラーユニット31が
同方向へと移動されるとともに、第1ピニオン71およ
び第2ピニオン72は、矢印b方向へ回転される。これ
により、光源ユニット20は、ミラーユニット31の移
動速度の2倍の速度で矢印B方向へと移動する。そし
て、光源ユニット20がホームポジションに復帰する
と、ミラーユニット31も、図1に示される移動路の中
央位置に復帰される。
【0035】このように往復移動される光学系は、往動
走査時に原稿画像を感光体ドラムに露光する。光源ユニ
ット20は、走査開始時に振動するおそれがないため
に、感光体ドラムには、良好な原稿画像が露光される。
しかも、光源ユニット20移動開始当初から振動するこ
となく移動されるために、振動されている間は露光しな
いようにするための特別な助走距離を必要とせず、従っ
て、光源ユニット20の移動距離が短くなって、複写機
が小型化することができる。
【0036】図5は本発明の光学系駆動装置の第2実施
例を示している。本実施例では、ガイド用ラックギヤ5
0の各端部は、ネジ56によって固定されている。ま
た、ミラーベース板61におけるミラーユニット31が
連結された端部とは反対側の端部に位置するブラケット
62に、移動ブロック70側へ延出するように、圧縮バ
ネ65がガイド軸64と平行に取り付けられている。該
圧縮バネ65の先端部は、図6に示すように、光源ユニ
ット20がホームポジションに位置された場合に、移動
ブロック70の端面に圧接されるようになっている。
【0037】本実施例では、スキャンが開始される前に
おいて、光源ユニット20がホームポジションに位置さ
れていると、図6に示すように、移動ブロック70の端
面に圧縮バネ65が圧接されて該圧縮バネ65は圧縮状
態になる。このとき、移動ブロック70とガイド軸64
との間に介装された各軸受74は、ガイド軸64との間
に、数10μm程度の間隙66が設けられているために、
移動ブロック70は水平面内で傾斜した状態とされ、移
動ブロック70はガイド軸64に対して高摩擦力が作用
している。このような状態で、ミラーベース板61が移
動されて、移動ブロック70が第2ピニオン72と可動
ラックギヤ60とのラックおよびピニオン機構によりガ
イド軸64に沿って移動される。移動ブロック70が移
動を開始する際には、該移動ブロック70は圧縮バネ6
5によってガイド軸64に対して傾斜姿勢とされている
ために、各軸受63とガイド軸64との間のに間隙66
が設けられていても、移動ブロック70はガイド軸64
に対して摩擦力が増加した状態になっている。その結
果、移動ブロック70は、振動することなく滑らかに起
動される。
【0038】このように、移動ブロック70が滑らかに
起動されると、スキャン開始時に光源ユニット20に伝
達される振動が低減されることになり、光源ユニット2
0を滑らかに起動させるための助走距離が短縮されると
共に、光源ユニット20を駆動するための動力も低減さ
れる。
【0039】図7および図8は本発明の光学例駆動装置
の第3実施例を示す。本実施例では、ミラーベース板6
1における壁面部81と移動ブロック70との対向面と
の間に、該移動ブロック70をガイド軸64と直交する
方向へと付勢する板バネ85が設けられている。該板バ
ネ85は、例えば、ステンレス鋼により構成されてお
り、移動ブロック70に基端部が取り付けられている。
そして、該板バネ85の先端部の押圧面86がミラーベ
ース板61の壁面部81に向かって付勢されている。そ
して、該押圧面86の壁面部81との対向面に、コルク
製のブレーキシート87が貼り付けられており、このブ
レーキシート87が、図8に矢印Fで示す板バネ85の
バネ力によって壁面部81に圧接されている。
【0040】本実施例でも、板バネ85の押圧面86に
設けられたブレーキシート87が、ミラーベース板61
の壁面部81に圧接されることにより、移動ブロック7
0がガイド軸64に対して、常時、傾斜した状態にな
り、ガイド軸64に対する移動ブロック70の振動が防
止される。その結果、光源ユニット20を滑らかに起動
させることができるとともに、光源ユニット20の走行
中においても、ブレーキシート87と壁面部81とが摺
接することにより、移動ブロック20の振動が抑制され
て、光源ユニット20が一層滑らかに走行される。
【0041】
【発明の効果】本発明の光学系駆動装置は、このよう
に、2組のラックギヤおよびピニオンを使用して、光源
ユニットおよびミラーユニットを所定の速度比となるよ
うにしているにもかかわらず、光源ユニットの起動時に
おける振動の発生が防止される。その結果、光源ユニッ
トは安定した露光走査が可能になるとともに、振動を抑
制するための助走距離が不要になって、装置全体を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学系駆動装置の第1実施例の全体構
造を示す断面図。
【図2】本発明の光学系駆動装置の第1実施例における
要部の斜視図。
【図3】本発明の光学系駆動装置の第1実施例における
全体の斜視図。
【図4】その光学系駆動装置に使用される第1および第
2ピニオンとガイドラックギヤとを示す斜視図。
【図5】本発明の光学系駆動装置の第2実施例を示す斜
視図。
【図6】図5に示す装置の要部の断面図。
【図7】本発明の光学系駆動装置の第3実施例における
要部の断面図。
【図8】その光学系駆動装置の要部の斜視図。
【符号の説明】
10 原稿台 20 光源ユニット 21 可動ベース 22 ランプ 31 ミラーユニット 40 ミラーホルダ 50 ガイド用ラックギヤ 51 長孔 52 段付きネジ 60 可動ラックギヤ 61 ミラーベース板 64 ガイド軸 65 圧縮バネ 70 移動ブロック 71 第1ピニオン 72 第2ピニオン 73 回転軸 81 壁面部 85 板バネ 87 ブレーキシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源ユニットを往復移動させると共に、
    該光源ユニットと感光体との光路中に設けられたミラー
    ユニットを、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で
    移動させる光学系駆動装置であって、 光源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラッ
    クギヤと、 該ガイド用ラックギヤとは平行であって該ガイド用ラッ
    クギヤに沿って移動可能に設けられており、前記ミラー
    ユニットが一体となって移動し得るように該ミラーユニ
    ットに連結された可動ラックギヤと、 該可動ラックギヤを前記光源ユニットの移動方向へ所定
    の速度で移動させる手段と、 前記ガイド用ラックギヤに噛み合った第1ピニオンと、 該第1ピニオンと同軸状態で一体的に取り付けられた状
    態で該可動ラックギヤに噛み合っており、前記可動ラッ
    クギヤの移動によってその移動方向と同方向へ所定の速
    度比で移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が
    光源ユニットとミラーユニットとの速度比に対応して設
    定されて第2ピニオンと、 前記前記第1ピニオンおよび第2ピニオンと一体となっ
    て前記各ラックギヤに沿って移動されるとともに、前記
    光源ユニットに連結された移動ブロックと、を具備し、 前記ガイド用ラックギヤが、その長手方向へ所定の範囲
    にわたって移動可能になっていることを特徴とする光学
    系駆動装置。
  2. 【請求項2】 光源ユニットを往復移動させると共に、
    該光源ユニットと感光体との光路中に設けられたミラー
    ユニットを、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で
    移動させる光学系駆動装置であって、 光源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラッ
    クギヤと、 該ガイド用ラックギヤとは平行であって該ガイド用ラッ
    クギヤに沿って移動可能に設けられており、前記ミラー
    ユニットが一体となって移動し得るように該ミラーユニ
    ットに連結された可動ラックギヤと、 該可動ラックギヤを前記光源ユニットの移動方向へ所定
    の速度で移動させる手段と、 前記ガイド用ラックギヤに噛み合った第1ピニオンと、 該第1ピニオンと同軸状態で一体的に取り付けられた状
    態で該可動ラックギヤに噛み合っており、前記可動ラッ
    クギヤの移動によってその移動方向と同方向へ所定の速
    度比で移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が
    光源ユニットとミラーユニットとの速度比に対応して設
    定されて第2ピニオンと、 前記前記第1ピニオンおよび第2ピニオンと一体となっ
    て前記各ラックギヤに沿って移動されるとともに、前記
    光源ユニットに連結された移動ブロックと、 前記光源ユニットが移動開始位置とされた場合に、前記
    ガイド軸に対する該移動ブロックの振動を防止するべ
    く、該移動ブロックをガイド軸に対して付勢する手段
    と、 を具備する光学系駆動装置。
  3. 【請求項3】 光源ユニットを往復移動させると共に、
    該光源ユニットと感光体との光路中に設けられたミラー
    ユニットを、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で
    移動させる光学系駆動装置であって、 光源ユニットの移動路に沿って配設されたガイド用ラッ
    クギヤと、 該ガイド用ラックギヤとは平行であって該ガイド用ラッ
    クギヤに沿って移動可能に設けられており、前記ミラー
    ユニットが一体となって移動し得るように該ミラーユニ
    ットに連結された可動ラックギヤと、 該可動ラックギヤを前記光源ユニットの移動方向へ所定
    の速度で移動させる手段と、 前記ガイド用ラックギヤに噛み合った第1ピニオンと、 該第1ピニオンと同軸状態で一体的に取り付けられた状
    態で該可動ラックギヤに噛み合っており、前記可動ラッ
    クギヤの移動によってその移動方向と同方向へ所定の速
    度比で移動されるように、該第1ピニオンとの直径比が
    光源ユニットとミラーユニットとの速度比に対応して設
    定されて第2ピニオンと、 前記前記第1ピニオンおよび第2ピニオンと一体となっ
    て前記各ラックギヤに沿って移動されるとともに、前記
    光源ユニットに連結された移動ブロックと、 前記ガイド用ラックギヤに平行に配設されたガイド軸
    と、 前記各ラックギヤに沿って移動される前記前記第1ピニ
    オンおよび第2ピニオンと一体的に移動されるように該
    ガイド軸に嵌合されるとともに、前記光源ユニットと一
    体的に移動し得るように該光源ユニットに連結された移
    動ブロックと、 前記ガイド軸に対する該移動ブロックの振動を防止する
    べく、該移動ブロックをガイド軸に対して常時付勢する
    手段と、 を具備する光学系駆動装置。
JP4096723A 1992-04-16 1992-04-16 光学系駆動装置 Withdrawn JPH05297476A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7253930B2 (en) 2002-07-19 2007-08-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Scanner drive system
KR102669144B1 (ko) * 2023-03-02 2024-05-24 ㈜고려바이오플랜트 축분발효건조기용 주행장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7253930B2 (en) 2002-07-19 2007-08-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Scanner drive system
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