JPH06242514A - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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Publication number
JPH06242514A
JPH06242514A JP3037893A JP3037893A JPH06242514A JP H06242514 A JPH06242514 A JP H06242514A JP 3037893 A JP3037893 A JP 3037893A JP 3037893 A JP3037893 A JP 3037893A JP H06242514 A JPH06242514 A JP H06242514A
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JP
Japan
Prior art keywords
variable power
lens
unit
gear
rack gear
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Pending
Application number
JP3037893A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kono
智 河野
Osamu Fujimoto
修 藤本
Shuichi Yoshinaka
秀一 吉中
Hiroshi Takahira
宏 高平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH06242514A publication Critical patent/JPH06242514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光学系駆動装置であって、クラッチ変倍カム
によって摺動されるレンズ変倍連結板24と、この連結
板24に連結されるレンズユニット9と、レンズ変倍連
結板24に変倍カム35等を介してスキャナをガイドす
るガイドラックギヤが連接されてなるものである。 【効果】 原稿とレンズ間との光路長を変化させ変倍さ
せることにより、従来設けていた第4,第5ミラーを搭
載したミラーユニットの移動保持手段をなくすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタ等の
画像形成装置のスキャナに使用される光学系駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿台固定型の複写機では、周知の通
り、光源としてのランプおよび第1ミラーを備えた光源
ユニットをガイドラックギヤとピニオンギヤとで往復移
動して原稿台上に載置された原稿が光源で走査され、こ
の原稿からの反射光は、第2,第3ミラーを搭載した可
動式ミラーユニット、レンズユニット、第4,第5ミラ
ーを搭載したミラーユニット、および固定配置した第6
ミラーを介して感光体ドラムに露光され、続いて感光体
ドラムの露光面にトナーが供給される現像プロセスを経
て、その後、感光体ドラム上のトナー像が用紙に転写さ
れるプロセスを経て画像形成が行われている。
【0003】従来の上記のような光学系駆動装置におい
ては、ワイヤがプーリに懸架され、光源ユニットと可動
式ミラーユニットとが一定間隔で上記ワイヤに装着され
ているため、この間隔を変化させることはできなかっ
た。そのため、原稿とレンズユニット間の光路長を変化
させる手段としては、このレンズユニットの移動に連動
させて、第4,第5ミラーを搭載したミラーユニットを
移動させる方法がとられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような光学系駆
動装置の構成では、第4,第5ミラーを搭載したミラー
ユニット自体は移動手段を有していないため、レンズユ
ニットの移動に連動して上記ミラーユニットを移動させ
る移動保持手段を別に設ける必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】ガイドラックギヤとピニ
オンギヤにより、光源ユニットを往復移動させると共
に、該光源ユニットと感光体との光路中に設けられたミ
ラーユニットを、光源ユニットの移動方向へ所定の速度
比で移動させる光学系駆動装置であって、クラッチユニ
ットのクラッチ変倍カムによって摺動されるレンズ変倍
連結板と、該レンズ変倍連結板に連結されるレンズユニ
ットと、上記レンズ変倍連結板に上記ガイドラックギヤ
が連接される変倍手段とからなることを特徴とするもの
である。
【0006】また、上記変倍手段は、レンズ変倍連結板
に設けられた変倍ラックギヤ,該変倍ラックギヤに噛合
する変倍ギヤ,該変倍ギヤに設けた変倍カム等からなる
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の光学系駆動装置は、上記のような構成
であるから、レンズユニットの変倍動作に連動させてガ
イド用ラックギヤをスライドさせ、原稿とレンズユニッ
ト間との光路長を変え変倍させ得るものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について、原稿台固定
型複写機に基づいて図面と共に説明する。
【0009】図1は、本装置を備えた複写機の概略構成
を示す縦断面図である。複写機本体1の上面には原稿台
2が形成されている。複写機本体1の内部において原稿
台2の下方には、光源としてのランプ3及び第1ミラー
4を備えた光源ユニット5が図示しないガイドラックギ
ヤとピニオンギヤにより往復移動を可能にして設けられ
ている。光源ユニット5からの入射光を反対方向に反射
する第2ミラー6,第3ミラー7を搭載したミラーユニ
ット8が配設され、このミラーユニット8で反射された
反射光の光路中に、上記光源ユニット5に連動して往復
移動するレンズユニット9が設けられている。レンズユ
ニット9を通過した光を反対方向に反射する第4ミラー
10,第5ミラー11を搭載したミラーユニット12が
配設され、このミラーユニット12からの入射光を感光
体ドラム14に照射するミラー13が備えられている。
【0010】即ち、上記ランプ3の光は、原稿台2に載
置された原稿の画像に照射され、この反射光が順次矢印
方向にミラーユニット8,レンズユニット9,ミラーユ
ニット12及びミラー13を経由してA方向に回転する
感光体ドラム14の感光面に露光されることになる。こ
の場合、光源ユニット5とミラーユニット8等でスキャ
ナを構成する。尚、符号15は現像器、16は転写器、
17は廃トナーボックス、18は帯電器、19は給紙
部、20は搬送部、21は定着部である。
【0011】図2は、本装置の構成を示す要部斜視図で
ある。複写機において、原稿を露光するフィード方向と
露光スタート位置まで戻るリターン方向に往復移動する
ように、ズームレンズ22を保持したレンズユニット9
を、固定したロッド23に摺動自在に枢着され、このレ
ンズユニット9の側部に例えば断面コ字状のレンズ変倍
連結板24がビス止めで固定されている。一方、レンズ
変倍連結板24の下方には、図示しない光学台板に取付
けられているクラッチユニット25に、図3に示すよう
な形状のクラッチ変倍カム26が回転軸27に一定のD
方向に回転するように固着され、クラッチ変倍カム26
のカム面に突部28が当接しB方向に摺動するクラッチ
連結板29が設けられ、このクラッチ連結板29の上部
に連結ビス30が固着され、この連結ビス30が上記レ
ンズ変倍連結板24の端部に固着され、レンズ変倍連結
板24とクラッチ連結板29とが連結され、一体に摺動
自在に移動されることになる。
【0012】また、上記断面コ字状のレンズ変倍連結板
24の外側面に所要長さのラックギヤ部31が設けられ
ており、このラックギヤ部31に噛合するA変倍ギヤ3
2が枢着され、このA変倍ギヤ32の下部に図示しない
小径のギヤが固着され、この小径ギヤに噛合するB変倍
ギヤ33が枢着され、次にB変倍ギヤ33に噛合するC
変倍ギヤ34が枢着され、このC変倍ギヤ34に同軸的
に変倍カム35が固着されている。
【0013】また一方、スキャナをモータで駆動し往復
移動させるガイドラックギヤ36が、複写機本体に或る
範囲で長手方向に往復移動されるように配設されてお
り、このガイドラックギヤ36の側面にガイドラック連
結板37がビス38で装着され、このラック連結板37
の上部に長手方向に長孔39,39が穿設され、この長
孔39,39を介して図示しない固定板にビス40,4
0で摺動自在にビス止めされる。上記ラック連結板37
の中央部に舌片41が設けられ、この舌片41にボス4
2が垂下される如く設けられている。また、連結板37
は、図示しない例えばコイルスプリング等でC方向に常
時付勢されている。従って上記舌片41のボス42は、
上記変倍カム34のカム面に当接されているため、変倍
カム35の往復回転により、ガイドラック連結板37
が、即ちガイドラックギヤ36が長孔39の長さの範囲
内で所要の距離(長さ)だけ移動されることになる。
尚、変倍カム35は、上記光源ユニット9の各倍率の移
動距離に応じた形状に構成されている。
【0014】図4は、スキャナの変倍機構を示す斜視図
である。ミラーユニット12は、光源ユニット5がホー
ムポジションに位置する状態では移動路の中央に位置し
ており、その移動路の他方の端部まで移動可能になって
いる。また、ミラーユニット31は、光源ユニット20
の移動方向と同方向へ、この光源ユニット20の移動速
度の1/2の速度で同期して移動される。
【0015】光学系駆動装置は、図3に示すように、光
源ユニット5の移動路における一方の側縁部の下方に沿
って、その移動路の全長に亘って配設されたガイドラッ
クギヤ36と、ガイドラックギヤ36の上方において、
このガイドラックギヤ36に平行になっており、ガイド
ラックギヤ36の長手方向への移動可能になった、ほぼ
半分の長さのミラーベース板43と、ミラーベース板4
3上にガイドラックギヤ36と同方向に延びた状態で取
付けられた可動ラックギヤ44とを備えている。
【0016】上記ミラーベース板43は、光源ユニット
5の全光路長の1/2の長さとなった水平状の下面部4
5と、この下面部45の両端部にてそれぞれ上方へ直角
に延出するブラケット46および47とを有している。
各ブラケット46,47は、ミラーベース板43の下面
部45と平行に配置されたガイド軸48に、軸受49,
50によって、スライド可能に取付けられている。可動
ラックギヤ44は、ミラーベース板43の下面部45上
に、歯面を上方向に向けて、ガイドラックギヤ36と平
行な姿勢で固定されている。
【0017】上記ガイド軸48には、移動ブロック51
が軸受52による軸方向へのスライド可能に嵌合されて
おり、この移動ブロック51に、光源ユニット5におけ
る図示しない可動ベースの一方の端部が連結されてい
る。移動ブロック51には、ガイド軸48と直交する方
向に延びる回転軸52が回転可能に支持アーム53で支
持されている。そしてこの回転軸52にガイドラックギ
ヤ36および可動ラックギヤ44にそれぞれ噛合する第
1ピニオンギヤ54及び第2ピニオンギヤ55が一体と
なって取付けられている。第1ピニオンギヤ54は第2
ピニオンギヤ55より大径になっており、第1ピニオン
ギヤ54と第2ピニオンギヤ55とのピッチ円の直径比
は、光源ユニット5とミラーユニット8との速度比2:
1に対応するように、2:1に設定されており、また、
それぞれのギヤ比も2;1に設定されている。
【0018】本発明の光学系駆動装置の上記のような構
成において、複写機での複写の倍率を選定キーで選定
し、スタートキーが押されたとすると、図2,図3に示
すように、クラッチ変倍カム26が或る回転角だけD方
向に回転され、クラッチ連結板29がB方向に摺動さ
れ、レンズ変倍連結板24がA方向に摺動され、このレ
ンズ変倍連結板24に設けられたラックギヤ部31に噛
合するA変倍ギヤ32,順次B変倍ギヤ33,C変倍ギ
ヤ34がそれぞれ矢印方向に回転され、変倍カム35に
当接したボス42部分の径が漸次小さくなり、従ってガ
イドラックギヤ36が或る距離だけC方向に移動され停
止される。
【0019】上記ガイドラックギヤ36がC方向に移動
されると、図4に示すように、ガイドラックギヤ36に
噛合している第1ピニオンギヤ54がE方向に回転さ
れ、移動ブロック51に装着された光源ユニット5がF
方向に移動される。
【0020】図5は、本装置による基本光路図である。
原稿台2に載置された原稿から反射された光は、光源ユ
ニット5の第1ミラー4,ミラーユニット8の第2ミラ
ー6,第3ミラー7を経由し、レンズユニット9を通過
し、ミラーユニット12の第4ミラー10,第5ミラー
11、及び第6ミラー13を経由して感光体ドラム14
の感光面に露光されるが、複写の倍率において、等倍の
ときは光源ユニット5の第1ミラー4が4S,レンズユ
ニット9が9Sに位置され、拡大のときは第1ミラー4
が4E,レンズユニット9が9Eに位置され、縮小のと
きは第1ミラー4が4R,レンズユニット9が9Rに位
置されることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明の光学系駆動装置は、叙上のよう
な構成及び動作をなすものであるから、スキャナである
光源ユニット及びミラーユニットの走行のための移動手
段を利用し、レンズユニットの変倍動作に連動させてガ
イドラックギヤをスライドさせ、原稿とレンズ間との光
路長を変化させ変倍させることにより、従来設けていた
第4,第5ミラーを搭載したミラーユニットの移動保持
手段をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学系駆動装置を備えた複写機の概略
構成を示す縦断面図である。
【図2】本装置の要部斜視図である。
【図3】本装置のクラッチ変倍カム等を示す要部側面図
である。
【図4】本装置のスキャナの変倍機構を示す斜視図であ
る。
【図5】本装置による基本光路図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 5 光源ユニット 8,12 ミラーユニット 9 レンズユニット 14 感光体ドラム 24 レンズ変倍連結板 26 クラッチ変倍カム 29 クラッチ連結板 31 クラッチギヤ部 35 変倍カム 36 ガイドラックギヤ 54,55 ピニオンギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高平 宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドラックギヤとピニオンギヤによ
    り、光源ユニットを往復移動させると共に、該光源ユニ
    ットと感光体との光路中に設けられたミラーユニット
    を、光源ユニットの移動方向へ所定の速度比で移動させ
    る光学系駆動装置であって、クラッチユニットのクラッ
    チ変倍カムによって摺動されるレンズ変倍連結板と、該
    レンズ変倍連結板に連結されるレンズユニットと、上記
    レンズ変倍連結板に上記ガイドラックギヤが連結される
    変倍手段とからなることを特徴とする光学系駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記変倍手段は、レンズ変倍連結板に設
    けられた変倍ラックギヤ,該変倍ラックギヤに噛合する
    変倍ギヤ,該変倍ギヤに設けた変倍カム等からなること
    を特徴とする、請求項1に記載の光学系駆動装置。
JP3037893A 1993-02-19 1993-02-19 光学系駆動装置 Pending JPH06242514A (ja)

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JP3037893A JPH06242514A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 光学系駆動装置

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JP3037893A JPH06242514A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 光学系駆動装置

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JPH06242514A true JPH06242514A (ja) 1994-09-02

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JP3037893A Pending JPH06242514A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 光学系駆動装置

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