JPH0712989Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0712989Y2
JPH0712989Y2 JP13352487U JP13352487U JPH0712989Y2 JP H0712989 Y2 JPH0712989 Y2 JP H0712989Y2 JP 13352487 U JP13352487 U JP 13352487U JP 13352487 U JP13352487 U JP 13352487U JP H0712989 Y2 JPH0712989 Y2 JP H0712989Y2
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lens
image forming
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optical system
light
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JP13352487U
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正文 高木
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、原稿画像を画像形成部上に結像させる画像結
像用光学系内に、拡大画像または縮小画像を形成するた
めに変倍率に応じてレンズの位置が移動されるようにし
た変倍光学系を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、拡大画像または縮小画像を形成するために、原稿
画像を画像形成部上に結像させる画像結像用光学系内
に、画像の変倍率に応じてレンズの位置が移動されるよ
うにした変倍光学系を備えた画像形成装置が広く使用さ
れるようになってきた。また、その拡大率および縮小率
も大きいものが要求されるようになってきた。
上記のような変倍光学系を備えた画像形成装置の一例を
第5図に示す。この図は、原稿画像を感光ドラム上に結
像させる電子写真複写装置の例を示すもので、原稿台1
上に原稿を載置し、その原稿から反射される画像光を画
像結像用光学系2を介して感光ドラム3上に結像させ
て、感光ドラム3上に静電潜像を形成し、これを現像器
4においてトナーで現像し、コピー用紙供給部5から供
給されるコピー用紙に上記のトナー像を転写部6におい
て転写し、このようにしてトナー像を転写された用紙を
定着部7に通して、トナー像を加熱または加圧定着し、
このようにして片面に原稿画像をコピーされた用紙を装
置外に送出する。
図示の装置は、上記の片面コピーの外に、多重コピーお
よび両面コピーの機能をもつものとして示してある。多
重コピーの場合には定着部7から送出される片面コピー
済み用紙を下方に導いて搬送路8を経て中間トレイ9上
に搬送して保留し、ここから再び用紙を感光ドラム3に
向けて給送し、前述のプロセスと同様にして、次のトナ
ー像を多重コピーして装置外に送出する。また両面コピ
ーの場合には定着部7から出る片面コピー済み用紙を下
方に導き、一旦、反転路10に導き、これを逆送して搬送
路8から中間トレイ9上に搬送して保留する。ここから
再び用紙を感光ドラム3に送って、片面コピー済み用紙
の裏面に、別のトナー像を転写し、定着して、両面コピ
ーとして装置外に送出する。
上記の多重コピー、両面コピーの機構自体は公知のもの
であるので、その詳細な説明は省略する。
上記の画像結像用光学系2は原稿を照明する光源11、3
個のミラー12、3個のミラー13、を含み、且つミラー群
12,13の間に変倍光学系14を有していて、これらによっ
て原稿の像を感光ドラム3上に結像させる。
変倍光学系14の詳細を第6図に示す。第6図に示すよう
に、変倍用レンズを収容するレンズフード15を支持する
レンズ支え16の片側に案内部材17がとりつけられ、これ
ら、レンズの移動方向に対して斜めに配置されたスライ
ド軸18にスライド自在に支持されている。また、レンズ
支え16の反対側にはコロ19がとりつけられ、これにより
レンズ支えは支持されている。レンズ支え16をスライド
軸18に沿って移動させるために、レンズ支え16に固定さ
れた金具にワイヤ20がとりつけられ、このワイヤは案内
プーリ21,22間に張設され、その中間部はパルスモータ2
3の回転軸に固定された駆動プーリ24につながってい
る。従って、パルスモータ23を付勢することによってレ
ンズフード15はスライド軸18に沿って前後に移動され
る。
該レンズ支え16にはラック25がレンズ移動方向に対して
直角に摺動可能に支持され、このラック25はレンズフー
ド15内のズームリング(図示せず)に形成されたギアの
歯と噛合っている。さらに、レンズ移動方向に平行にス
ライドカム26が設けられ、上記のラック25に固定された
ピン(図示せず)がこのスライドカム26に摺動自在に嵌
合している。
拡大画像または縮小画像を形成したい時には、操作部
(図示せず)を操作してパルスモータ23を回転させる
と、レンズ支え16がスライド軸18に沿って軸方向に動
く。これにより、ラック25は、スライドカム26と前記の
ピンとの係合によってレンズ移動方向に対し垂直の方向
に移動し、ズームリングを動かしてレンズの倍率が変え
られる。所望の倍率位置に来た時にパルスモータ23の回
転が停止し、所望の拡大または縮小倍率が得られる。拡
大時および縮小時のレンズフードの位置を、第6図にお
いて、それぞれ、鎖線15′および15″によって示す。
上記のような変倍光学系14を含む画像結像用光学系にお
いては、移動するレンズフードの脇を通って画像結像用
光学系のミラー系12,13に迷光が入るのを防止するため
に、レンズフードの脇に遮光部材を設ける必要がある。
然して、上述のようにレンズフードは前後に移動するの
で、レンズフードがどの位置にあっても充分遮光性能を
もつものでなければならない。このような遮光性能を達
成するために、従来、レンズフードの脇に設けた支軸27
の周りに揺動できる揺動板28を設け、この揺動板を常に
矢印で示す方向に付勢するばね29を設け、この揺動板28
の先縁とレンズフード15の側壁との間に遮光幕30が張設
される。揺動板28は、スペースの問題および揺動をスム
ースに行なう為に、ストッパ31,32によってその揺動角
度を規制されている。レンズフード15が等倍位置にある
時には、揺動板28はストッパ32にあたる位置に停められ
その先縁とレンズフード15との間に遮光幕が張られて遮
光機能を達成する。また、レンズフード15が拡大位置1
5′に動かされた時には揺動板28はストッパ31にあたる
位置まで揺動されて、その先縁とレンズフード15との間
に張られた遮光幕30により遮光機能を得る。
レンズフード15が縮小位置15″に動かされた時には、揺
動板28はストッパ32にあたって止められて、遮光幕30は
第6図に2点鎖線で示すようにたわむが、この場合にも
充分な遮光機能を発揮できる。
しかし拡大率、縮小率を大きくしようとするとレンズフ
ードの移動量が大きくなり、これに伴って遮光幕の長さ
が長くなって、下記のような問題が生ずる。すなわち、
縮小時に、遮光幕30が第7図に示すようにたわみすぎ
て、第7図に斜線で示すレンズの光路領域に入り、レン
ズの光路を遮えぎってしまう。また、このように遮光幕
30がレンズの光路に入るのを防ぐためには、揺動板28の
腕の長さを大きくしなければならず、これに伴ってスペ
ースを大きくとる必要が生じ、装置が大型化し、コスト
も高くなるといったことである。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上述のように、拡大画像または縮小画像を形
成するために変倍率に応じてレンズの位置が移動される
ようにした変倍光学系を備えた画像形成装置において、
レンズを収容するレンズフードの脇を通って画像結像用
光学系に入る迷光を遮光することができ、且つ拡大率、
縮小率を大きくするために長い遮光幕を使用しても遮光
幕がたわんでレンズの光路を遮えぎったり、たわんだ遮
光幕がレンズフードの周辺の部材或いはコードにひっか
かって変倍操作に支障をきたすことがないようにした画
像形成装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記のような問題を解決する手段として、本考案は、原
稿画像を画像形成部上に結像する画像結像用光学系内
に、拡大画像または縮小画像を形成するため変倍率に応
じて移動するレンズを有する変倍光学系を備えた画像形
成装置において、上記レンズを収容するレンズフード
と、このレンズフードの脇を通って画像結像用光学系に
入る迷光を遮光する遮光幕と、支軸の周りに揺動自在に
設けられたレンズフードから離れる方向に付勢された揺
動板と、を有し、この遮光幕は一端をレンズフードの側
壁に固定され、他端を揺動板の先端を介し、揺動板に取
り付けられた弾性部材に連結されていることを特徴とす
る画像形成装置を提供するのである。
[実施例] 以下、図面に示す本考案の実施例について説明する。
第1図および第2図は本考案の第1の実施例を示す図
で、第1図は本考案装置の変倍光学系の部分の平面図、
第2図は第1図の矢印Aの方向からみた正面図である。
図中、第6図に示す部分と同様の部分は同じ符号によっ
て指示し、その詳細な説明は省略する。この実施例によ
れば変倍用レンズを収容するレンズフード15の脇を通っ
て画像結像用光学系に入る迷光を遮光するように配置さ
れた遮光幕30は一端においてレンズフード15の側壁に固
定され、その他端は、支軸27の周りに揺動自在に設けら
ればね29によってレンズフード15から離れる方向に付勢
されている揺動板28の先端に連結されているが、遮光幕
30の端部は第6図に示すように揺動板28の先端に固定さ
れずに、揺動板28の先端に巻かれた上、引張ばね33を介
して揺動板28に係止されている。すなわち、遮光幕30
は、ばね29による揺動板28の弾性的回転力およびばね33
による引張力の総合力によってレンズフードと揺動力の
間に張られている。
拡大画像を得る時には、レンズフード15は15′で示す位
置に移動する。この時には揺動板28はストッパ31にあた
って停止するが、その後においては、遮光幕30はばね33
の力に抗して引張られ、ばね33が伸びた状態で遮光幕は
緊張されて、レンズフードの脇を通る迷光を遮光する。
また、縮小画像を得る時には、レンズフード15は15″で
示す位置に移動し、揺動板28はストッパ32にあたる位置
に移動する。この場合には、ばね33は縮んで、遮光幕30
のたるみを吸収し、遮光幕30が第7図に示すように大き
くたるんで、レンズの光路を遮えぎるような事態の発生
を防止する。また、遮光幕30がレンズフード周辺の部材
やコード等にひっかかって、変倍光学系の動作に支障を
きたすことも避けられる。なお、第2図において、34は
遮光幕30を案内するガイドである。
第3図は本考案の他の実施例を示す。この実施例は、第
1図および第2図に示す実施例における引張ばね33の代
りに定荷重ばね35を設けた点で、第1の実施例とは相違
する。定荷重ばねは、一定の曲率をもつ板ばねが円筒形
のボスに巻きつく弾力を利用するもので、常に一定の力
の弾力を得ることができ、このようなばねを利用するこ
とにより、レンズフードが移動しても、常に一定の弾力
で遮光幕を張ることができ、拡大画像位置で遮光幕に過
大な張力が加わることは防止される。
第4図は遮光幕30自体を弾性材料でつくった例を示し、
この場合にも、前記と同様の本考案の効果を達成でき
る。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案は、拡大画像または縮小画像
を形成するために変倍率に応じてレンズの位置が移動す
るようにした画像形成装置において、移動するレンズを
収容するレンズフードの脇を通って、画像結像用光学系
のミラー或いは感光ドラムに迷光が入るのを防止するよ
うに配置された遮光幕と揺動板とを弾性部材を使用して
連結することによって下記のような効果を達成できる。
(1)簡単な構成で確実にレンズの光路を遮光部材がさ
えぎることを防止できる。
(2)遮光幕がレンズの周辺の部材やコードにひっかか
って変倍光学系の動作に支障を生ずることを防止でき
る。
(3)遮光部材を含めて、大きな変倍が可能なレンズ系
をコンパクトにしかも安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像形成装置の変倍光学系の一実
施例を示す平面図、第2図は第1図の矢印Aの方向にみ
た正面図、第3図および第4図は、それぞれ、第1図に
示す変倍光学系の他の実施例を示す正面図、第5図は従
来の変倍光学系を備えた画像形成装置の一例を示す概略
断面図、第6図は従来の変倍光学系を示す平面図、第7
図は第6図に示す変倍光学系の動作を示す説明図であ
る。 1……原稿台、2……画像結像用光学系 3……感光ドラム、4……現像器 5……コピー用紙供給部 6……転写部、7……定着部 8……搬送路、9……中間トレイ 10……反転路、11……光源 12,13……ミラー 14……変倍光学系、15……レンズフード 16……レンズ支え、17……案内部材 18……スライド軸、19……コロ 20……ワイヤ、21,22……案内プーリ 23……パルスモータ 24……駆動プーリ、25……ラック 26……スライドカム 27……支軸、28……揺動板 29……ばね、30……遮光幕 31,32……ストッパ 33……引張ばね、34……ガイド 35……定荷重ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を画像形成部上に結像する画像結
    像用光学系内に、拡大画像または縮小画像を形成するた
    め変倍率に応じて移動するレンズを有する変倍光学系を
    備えた画像形成装置において、上記レンズを収容するレ
    ンズフードと、このレンズフードの脇を通って画像結像
    用光学系に入る迷光を遮光する遮光幕と、支軸の周りに
    揺動自在に設けられたレンズフードから離れる方向に付
    勢された揺動板と、を有し、この遮光膜は一端をレンズ
    フードの側壁に固定され、他端を揺動板の先端を介し、
    揺動板に取り付けられた弾性部材に連結されていること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記弾性部材がばねより成る実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の画像形成装置。
JP13352487U 1987-09-01 1987-09-01 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0712989Y2 (ja)

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JP13352487U JPH0712989Y2 (ja) 1987-09-01 1987-09-01 画像形成装置

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JP13352487U JPH0712989Y2 (ja) 1987-09-01 1987-09-01 画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPS6438655U JPS6438655U (ja) 1989-03-08
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