JPH0640946U - インスタント写真式複写装置 - Google Patents
インスタント写真式複写装置Info
- Publication number
- JPH0640946U JPH0640946U JP7597792U JP7597792U JPH0640946U JP H0640946 U JPH0640946 U JP H0640946U JP 7597792 U JP7597792 U JP 7597792U JP 7597792 U JP7597792 U JP 7597792U JP H0640946 U JPH0640946 U JP H0640946U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- carrier
- shielding
- shielding curtain
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻取りパイプのパイプ径寸法の誤差に左右さ
れず、光学手段を有するキャリアが安定走行をするイン
スタント写真式複写装置を提供することを目的とする。 【構成】 遮光幕4には光学手段6の光を通過させる開
口部とキャリア5との連結部となる長穴4a,4bが設
けられている。遮光幕4は押え板バネ2と遮光板3を介
してキャリア5の凹部5bと押え板の凸部1bの嵌合に
より長穴部4bでキャリア5と連結される。このため
に、遮光幕4はキャリア5の走査方向にスライド自在と
なっている。
れず、光学手段を有するキャリアが安定走行をするイン
スタント写真式複写装置を提供することを目的とする。 【構成】 遮光幕4には光学手段6の光を通過させる開
口部とキャリア5との連結部となる長穴4a,4bが設
けられている。遮光幕4は押え板バネ2と遮光板3を介
してキャリア5の凹部5bと押え板の凸部1bの嵌合に
より長穴部4bでキャリア5と連結される。このため
に、遮光幕4はキャリア5の走査方向にスライド自在と
なっている。
Description
【0001】
本考案は、原稿、原画、写真等を複写するインスタント写真式複写装置に関す るものである。
【0002】
例えば、特願平1−331617号公報に開示されているような従来のインス タント写真式複写装置では、図4に示すように図示しないインスタント写真感光 材の感光面に不要光が到達するのを防止するため、遮光幕104が設けられてい る。インスタント写真感光材の両端部の下方に設けてある一対の巻取りパイプ1 0の両端軸部13は軸受14により回転自在に軸支してある。前記軸13の一端 部に固着した一対のプーリー12はベルト11を介して遮光幕104を巻取る。 前記一対のプーリー12の間に巻回されるタイミングベルト11は前記キャリア 5に連結され、キャリア5を介して前記一対の巻取りパイプ10の間に張設して ある遮光幕104を作動する。また、図5、6に示されるように遮光幕104は 、中央部104a、104bを押え板1とキャリア5によって挟み込んで固定さ れている。
【0003】 原画を複写するとき図示しない駆動手段によりプーリー12が作動され、タイ ミングベルト11を介してキャリア5が一定速度で移動する。原画からの反射光 が光学手段6を通して入射し感光面上で結像して潜像が形成されていく。この時 、一対の巻取りパイプ10はプーリー12とともに回転し、キャリア5の移動に つれて一方の巻取りパイプ10から遮光幕104が引き出されると共に、他方の 巻取りパイプ10に遮光幕104が巻取られる。
【0004】
キャリア5の移動速度は一定速度であるが、遮光幕104の一対の巻取りパイ プ10に巻回された部分の周速は、遮光幕104の巻回数により巻取り径が変化 する事によって、送りだし側、巻取り側共に変化する。
【0005】 ところが、巻取りパイプ10のパイプ径の寸法誤差等によって、キャリア5が L/2の位置にあったときにでも両巻取り径がプ−リ−ピッチ径D2に等しくな らない場合が生じる。このためL/2前後の位置で遮光幕104のたわみ量のバ ランスが崩れキャリア5の走行に影響を与え、結果として複写写真に露出ムラが 生じることになる。
【0006】 そこで、本考案は巻取りパイプ10のパイプ径の寸法の誤差に影響されずにキ ャリア5の安定走行が可能なインスタント写真式複写装置を提供することを目的 としている。
【0007】
前記の目的を達成するために本考案では、遮光手段の速度変化が光学手段に対 して影響を与えないように、光学手段と略一緒に移動する遮光手段と、前記光学 手段及び前記遮光手段を連結する連結手段とを有し、前記連結手段は前記光学手 段と前記遮光手段とが走査方向にスライド自在に連結することにある。
【0008】
光学手段と遮光手段とが走査方向にスライド自在に連結されているので、光学 手段と遮光手段とが独立して作動することが可能となる。
【0009】
以下、本考案の詳細を添付図面に示した実施例に沿って説明する。図1はキャ リア5と遮光幕4の連結を示す断面図であり、図2は遮光幕連結部の平面図であ る。押え板1には光学手段(例えば、ロッドレンズアレイ)6による光を通過さ せる開口部1aとキャリア5に固定させるための凸部1bが設けられている。押 え板バネ2には、前記押え板1と同様の開口部2aと取付穴2b及びバネ部2c が設けられている。遮光板3には、前記押え板1と同様開口部3aと取付穴3b とが設けられている。遮光幕4には前記押え板1と同様の開口部4aとキャリア 5との連結部となる長穴4bとが設けられている。キャリア5には光学手段6を 保持する開口部5aと前記押え板の凸部と嵌合する凹部5bとを有している。押 え板1は押え板バネ2と遮光板3と遮光幕4を介してキャリア5を連結する。即 ち、キャリア5の凹部5bと押え板1の凸部1bの嵌合により、遮光幕4は長穴 部4bでキャリア5と連結される。このため図3に示すように遮光幕4の連結部 はキャリア5の走査方向にスライド自在となる。
【0010】 巻取りパイプ10のパイプ径の寸法誤差によりたわみのバランスが崩れること により、キャリア5と遮光幕4の間に引っ張り力が生じる。しかし、遮光幕4と キャリア5が走査方向にスライドが可能であるので、遮光幕4がスライドするこ とにより、キャリア5の走行に悪影響を与えない。即ち、図3(b)に示す様に キャリア5が遮光幕4の連結部の長穴4a,4bの中央部にある状態から、図3 (a)に示す位置まで遮光幕4とキャリア5とが相対的に移動可能となる。スラ イド寸法、即ち遮光幕4の連結部長穴4a、4bの寸法は巻取りパイプ10のパ イプ径の寸法誤差等を考慮して決定すれば良い。
【0011】
本考案によれば、遮光幕4の連結部を長穴にしスライド自在にしたため、キャ リア5はタイミングベルト11のみによって動かされ、又、遮光幕4は巻取りパ イプ10のみによって動かされる。従って、キャリア5と遮光幕4との動きが互 いに独立し、キャリア5と遮光幕4との速度差が生じて、キャリア5の走行速度 に影響を及ぼすことがなくなる。即ち、巻取りパイプ径のパイプ径寸法の誤差に 関係なく安定した光学手段の走行が可能になり、複写写真に露出ムラが生じなく なる等の効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す連結部の断面図
【図2】本考案の遮光幕のキャリア連結部形状の平面図
【図3】本考案のキャリアと遮光幕の連結部の状態を示
す断面図
す断面図
【図4】従来例の遮光幕の取付状態の概略図
【図5】従来例の連結部の断面図
【図6】従来例の遮光幕のキャリア連結部形状の平面図
1 押え板 1a、2a、3a、4a、104a 開口部 2 押え板バネ 2b 取付穴 3 遮光板 4、104 遮光幕 5 キャリア 6 光学手段 10 巻取りパイプ 11 タイミングベルト 12 プーリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 泉 裕之 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式会 社精工舎千葉事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体を照らす照明手段と、被写体の細
領域をインスタント写真感光材の感光面に結像する光学
手段と、前記光学手段を被写体平面に対して平行に走査
する駆動手段と、前記光学手段の光路以外への周囲光を
遮光し前記駆動手段により駆動され前記光学手段と略一
緒に移動する遮光手段と、前記光学手段及び前記遮光手
段を連結する連結手段とを有し、前記連結手段は前記光
学手段と前記遮光手段とが走査する方向にスライド自在
に連結することを特徴とするインスタント写真式複写装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7597792U JPH0640946U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | インスタント写真式複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7597792U JPH0640946U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | インスタント写真式複写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640946U true JPH0640946U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13591823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7597792U Pending JPH0640946U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | インスタント写真式複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640946U (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP7597792U patent/JPH0640946U/ja active Pending
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